JP2017001290A - 感圧接着体作成用シート、および感圧接着体の作成方法 - Google Patents

感圧接着体作成用シート、および感圧接着体の作成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 感圧接着剤が塗布された感圧接着体作成用シートが連接された連続シートが巻き取られた際、ブロッキングが生じるおそれを低減することが可能な感圧接着体作成用シート、および感圧接着体の作成方法を提供する。
【解決手段】 折り畳むことにより感圧接着させる感圧接着体を作成するためのシートであって、基材1の一方の面に感圧接着剤が塗布されており、基材1の他方の面にインキが塗布されて印刷層が形成されており、印刷層を覆って、感圧接着体の第1基材片1aから本体外部分1cに渡ってインキの転写を抑制する転写抑制部4が形成されており、感圧接着体の本体外部分1cにおける転写抑制部4に重ねて、厚さを調整するための厚さ調整部2aが形成されていることを特徴とする感圧接着体作成用シート。
【選択図】 図2

Description

本発明は、接着後1度剥離すると再接着困難になるように、圧力を加えて接着する感圧接着体を作成するための技術に関する。
内面を隠蔽して郵送することができ、郵送後は、受取人が容易に剥がすことにより内面を確認することが可能な隠蔽ハガキ(「圧着ハガキ」などとも呼ばれる)が利用されている。このような隠蔽ハガキの中には、A4サイズ等の所定の大きさのカット紙に対して加工を行って作成されるものや、連続シートに対して加工を行って作成されるものがある。連続シートに対して加工を行う場合、所定の情報の印刷を行った後、剥離可能な感圧接着剤の塗布を行い、連続シートを巻取って一旦保管する。その後、連続シートから各シートへの分離、折加工を行うことにより隠蔽ハガキが作成される。
上述のように、印刷後の連続シートは、巻き取られた状態で保管されるため、対向するシートの感圧接着剤側にインキが転写してしまうという問題があった。これを解決するため、印刷されたインキの上に重ねて透明ニスを塗布するという技術も提案されている(特許文献1参照)。
特開2013−000975号公報
上記特許文献1に記載の発明により、インキが対向するシートの感圧接着剤側に転写してしまうという問題は大きく改善された。しかしながら、上記特許文献1に記載の発明では、連続シートを巻き取った際に、感圧接着剤の塗布面全面と透明ニスの塗布面全面が接触するため、重なるシート間の摩擦力が大きくなり、ブロッキングが生じるという問題がある。ブロッキングとは、シート間に過大な圧力が加わることにより、シート同士がくっついてしまう現象を意味する。
そこで、本発明は、感圧接着剤が塗布された感圧接着体作成用シートが連接された連続シートが巻き取られた際、ブロッキングが生じるおそれを低減することが可能な感圧接着体作成用シート、および感圧接着体の作成方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明では、
折り畳むことにより感圧接着させる感圧接着体を作成するためのシートであって、
本体部分と両側の本体外部分に区分される基材の一方の面に感圧接着剤が塗布されており、
前記基材の他方の面にインキが塗布されて印刷層が形成されており、
前記印刷層を覆って、前記本体部分から一方の本体外部分に渡ってインキの転写を抑制する転写抑制部が形成されており、
前記両側の本体外部分には、それぞれ厚さ調整部が形成されており、
転写抑制部が形成された側の本体外部分においては、前記厚さ調整部が、前記転写抑制部に重ねて形成されていることを特徴とする感圧接着体作成用シートを提供する。
本発明の感圧接着体作成用シートによれば、折り畳むことにより感圧接着させる感圧接着体を作成するためのシートであって、本体部分と両側の本体外部分に区分される基材の一方の面に感圧接着剤が塗布されており、基材の他方の面にインキが塗布されて印刷層が形成されており、印刷層を覆って、前記本体部分から一方の本体外部分に渡ってインキの転写を抑制する転写抑制部が形成されており、両側の本体外部分には、それぞれ厚さ調整部が形成されており、転写抑制部が形成された側の本体外部分においては、厚さ調整部が、転写抑制部に重ねて形成されているので、感圧接着剤が塗布された感圧接着体作成用シートが連接された連続シートが巻き取られた際、ブロッキングが生じるおそれをより低減することが可能となる。
また、本発明に係る感圧接着体作成用シートは、前記転写抑制部が形成されていない側の本体外部分においては、前記厚さ調整部は、前記転写抑制部と同一組成の厚さ調整基礎部に重ねて形成されていることを特徴とする。
本発明の感圧接着体作成用シートによれば、転写抑制部が形成されていない側の本体外部分においては、厚さ調整部が、転写抑制部と同一組成の厚さ調整基礎部に重ねて形成されているので、転写抑制部と同時に厚さ調整基礎部を形成した後、2箇所の厚さ調整部を同時に形成することができ、効率的に厚さ調整部を形成することが可能となる。
また、本発明では、
折り畳まれて内面を隠蔽した感圧接着体の作成方法であって、
連続シート状の基材に所定の情報を印刷して印刷層を形成する工程(S1)と、
前記基材に感圧接着剤を塗布する工程(S2)と、
前記印刷層を覆って、前記基材の本体部分から本体外部分に渡ってインキの転写を抑制する転写抑制部を形成する工程(S3)と、
前記感圧接着体の本体外部分における前記転写抑制部に重ねて、厚さを調整するための厚さ調整部を形成する工程(S4)と、
前記基材をロール状に巻取る工程(S5)と、
前記ロール状に巻き取られた状態から基材を送出して前記厚さ調整部を含む本体外部分を本体から分離する工程(S6)と、
連続シート状の基材を各単体シートに分離する工程(S7)と、
前記感圧接着剤が塗布された面を折り畳んで各単体シートを圧着する工程(S8)と、
を有することを特徴とする感圧接着体の作成方法を提供する。
本発明の感圧接着体の作成方法によれば、連続シート状の基材に所定の情報を印刷して印刷層を形成する工程(S1)と、基材に感圧接着剤を塗布する工程(S2)と、印刷層を覆って、基材の本体部分から本体外部分に渡ってインキの転写を抑制する転写抑制部を形成する工程(S3)と、感圧接着体の本体外部分における転写抑制部に重ねて、厚さを調整するための厚さ調整部を形成する工程(S4)と、基材をロール状に巻取る工程(S5)と、ロール状に巻き取られた状態から基材を送出して前記厚さ調整部を含む本体外部分を本体から分離する工程(S6)と、連続シート状の基材を各単体シートに分離する工程(S7)と、感圧接着剤が塗布された面を折り畳んで各単体シートを圧着する工程(S8)と、を有するので、途中で巻取り状態により保管する必要が生じたとしても、保管時にブロッキングが生じるおそれを低減することができ、安定したシート供給を行うことが可能となる。
本発明によれば、感圧接着剤が塗布された感圧接着体作成用シートが連接された連続シートが巻き取られた際、ブロッキングが生じるおそれを低減することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る感圧接着体作成用シートの平面図である。 本発明の一実施形態に係る感圧接着体作成用シートの断面図である。 隠蔽ハガキ作成用シートの具体的なサイズの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る感圧接着体の作製方法を示すフローチャートである。 感圧接着体として作成された隠蔽ハガキの一例を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<1.感圧接着体作成用シートの構成>
本実施形態では、感圧接着体の一例として、内面を感圧接着して隠蔽した隠蔽ハガキについて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る隠蔽ハガキ作成用シート(感圧接着体作成用シート)の平面図である。図1において、1は基材、1aは第1基材片、1bは第2基材片、1c、1dは本体外部分、2a、2bは厚さ調整部、3は接着剤塗布部、L1は折り畳み予定線、L2、L3は境界線である。第1基材片1a、第2基材片1bの表面、裏面には、それぞれ印刷インキによる印刷層が形成されている。
また、図1のうち、図1(a)は隠蔽ハガキ作成用シートの表面側平面図、図1(b)は隠蔽ハガキ作成用シートの裏面側平面図である。図1(b)は、図1(a)とは左右を逆にした状態で示されている。そのため、図1(a)では、図面左側に第1基材片1aが存在し、図面右側に第2基材片1bが存在するが、図1(b)では、図面左側に第2基材片1bが存在し、図面右側に第1基材片1aが存在する。図1(a)、図1(b)のどちらの面を表面、裏面と定義してもよいが、本実施形態においては、第2基材片1bの宛先が印刷される予定の面(図1(a))を表面、他方の面(図1(b))を裏面として説明することにする。図1(a)(b)のいずれにおいても、隠蔽ハガキ作成用シート単体の状態で示しているが、実際には、図面上下方向に隠蔽ハガキ作成用シートが連接された連続シートの形態となっている。
図1(a)(b)に示すように、隠蔽ハガキ作成用シートの基材1の天地方向(図面上下方向)に沿って、折り畳み予定線L1、境界線L2、L3が存在する。境界線L2、L3は、隠蔽ハガキの本体、すなわち隠蔽ハガキという製品部分となる第1基材片1a、第2基材片1bと、隠蔽ハガキの本体外、すなわち隠蔽ハガキという製品外の部分となる本体外部分1c、1dとの境界を規定する線である。本体外部分1c、1dは、いわゆる「ドブ」と呼ばれる部分であり、隠蔽ハガキの作成工程において切断分離される部分である。第1基材片1a、第2基材片1bは、隠蔽ハガキの本体部分となる。そして、基材1は、本体部分と、その両側の本体外部分に区分されていることになる。
折り畳み予定線L1は、第1基材片1aと第2基材片1bを区分する線である。本実施形態では、折り畳み予定線L1、境界線L2、L3は、いずれも現実に形成された線ではなく、位置だけが規定された線である。図1においては、図示の都合上、折り畳み予定線L1を二点鎖線、境界線L2、L3を一点鎖線で示している。折り畳み予定線L1、境界線L2、L3のいずれか1つ以上が現実にミシン目加工等により形成されていてもよい。
図1(a)(b)に示すように、隠蔽ハガキの本体となる第1基材片1a、第2基材片1bの両外側(図面左側および右側)には、本体外部分1c、1dが存在する。本体外部分1c、1dには、マージナルパンチと呼ばれる貫通孔が多数形成されており、ピントラクタのピンに係合され、連続シートの図面上下方向への搬送を可能にしている。
図1(a)に示すように基材1の表面側では、本体外部分1c、1dに、厚さ調整部2a、2bがそれぞれ形成されている。厚さ調整部2a、2bは、連続シートを巻き取った際、重ね合されたシート同士が密着しないように、厚さを調整するためのものである。厚さ調整部2a、2bの形成には、様々なものを用いることができるが、本実施形態では、UVインキ(紫外線硬化型インキ)を用いて形成している。
図1(a)において、厚さ調整部2a、2bを斜線の網掛けで示す。厚さ調整部2a、2bは、所定の幅で連続シートの搬送方向(図面上下方向)に平行に形成されている。厚さ調整部2a、2bの所定の幅(図面左右方向)としては、5mm〜9mm程度であり、より好ましくは6mm〜8mmである。本実施形態では、幅7mmとなっている。厚さ調整部2a、2bは、搬送方向や境界線L2、L3と完全に平行でなくてもよく、搬送方向や境界線L2、L3に沿った方向であればよい。また、厚さ調整部2a、2bが形成される位置としては、第1基材片1a、第2基材片1b、およびマージナルパンチと重ならない位置であればよい。したがって、厚さ調整部2aの端部(図1(a)で右端側)が境界線L2に接していても良いし、厚さ調整部2bの端部(図1(a)で左端側)が境界線L3に接していても良い。
厚さ調整部2a、2bの厚さは、1μm〜10μmであり、好ましくは4μm〜5μmである。厚さ調整部2a、2bの厚さが薄すぎると、ブロッキングが発生するおそれが高まる。厚さ調整部2a、2bの厚さが厚すぎると、連続シートをロール状に巻き取る際または巻き取った後に、巻きズレが生じてしまう。
図1(b)に示すように基材1の裏面側では、第1基材片1a、第2基材片1bの全面と、本体外部分1c、1dの一部に渡って接着剤塗布部3が形成されている。接着剤塗布部3は、第1基材片1a、第2基材片1bの裏面を内面側として貼り合せるためのものであり、感圧接着剤が塗布されることにより形成される。本体外部分1c、1dにまで感圧接着剤を塗布するのは、巻き取り時に連続シートを重ねた際に、表面に形成された厚さ調整部2a、2bと重なるようにするためである。したがって、図1(b)に示した接着剤塗布部3の右端、左端の位置は、接着剤塗布部3が厚さ調整部2a、2bと重なる位置か、または接着剤塗布部3が厚さ調整部2a、2bを完全に覆う位置とする必要がある。ただし、接着剤塗布部3は、マージナルパンチと重ならない位置に形成する。なお、図1(a)においては、図面が繁雑になるため、図示を省略しているが、基材1の第1基材片1aの表面には、印刷層に重ねて転写抑制部4が形成されている。転写抑制部4の詳細については、図2を用いて後述する。
図2は、本発明の一実施形態に係る隠蔽ハガキ作成用シートの断面図である。図2に示した断面図は、隠蔽ハガキ作成用シートが連接された連続シートをロール状に巻き取った際のものであり、図1(a)のA−A線に対応している。図2の例では、巻き取られて多数の隠蔽ハガキ作成用シートが重ねられた連続シートの中から、3シート分を抽出して示している。図2の上側が各シートの表面側であり、図2の下側が各シートの裏面側となっている。なお、説明の便宜上、図2においては、図面左右方向の幅と図面上下方向の厚さの縮尺が現実とは異なり、厚さを増した状態で示している。現実には、2つ折りの隠蔽ハガキを作成する際に、基材1として上質紙を採用した場合、図2の左右方向の基材1の幅は、254mm(10インチ)であり、図2の上下方向の基材1の厚さは、80〜240μm程度である。
図1(a)では図が繁雑になるため省略したが、図2に示すように、各基材1の表面においては、第1基材片1aから本体外部分1cに渡って、転写抑制部4が形成されている。第1基材片1a、第2基材片1bの表面、裏面には、それぞれ絵柄や個人情報を印刷することができ、印刷層が形成される。転写抑制部4は、第1基材片1aの表面に形成された図示しない印刷層を覆って形成されている。転写抑制部4は、第1基材片1aの表面の印刷を保護し、第1基材片1aの表面からのインキの転写を抑制する役割を果たしている。転写抑制部4の厚さは、1μm〜10μmであり、好ましくは1μm〜2μmである。転写抑制部4の厚さは、厚さ調整部2a、2bよりも薄くする必要がある。また、本体外部分1dの表面には、厚さ調整基礎部4´が形成されている。厚さ調整基礎部4´は、転写抑制部4と同一組成であり、厚さも転写抑制部4と同等である。
図2に示すように、厚さ調整部2aは、本体外部分1c(図1(a)、図2において、境界線L2の左側の部分)に、転写抑制部4に重ねて形成されている。また、厚さ調整部2bは、本体外部分1d(図1(a)、図2において、境界線L3の右側の部分)に、厚さ調整基礎部4´に重ねて形成されている。厚さ調整基礎部4´は、厚さ調整部2bの基礎とし、厚さ調整部2bと一体となって厚さを調整するためのものであるため、平面方向においては、厚さ調整部2bと同一パターンで同一面積となるように形成されている。したがって、厚さ調整基礎部4´は、所定の幅で連続シートの搬送方向(図面奥行方向)に平行に形成されている。厚さ調整基礎部4´の所定の幅(図面左右方向)としては、5mm〜9mm程度であり、より好ましくは6mm〜8mmである。本実施形態では、幅7mmとなっている。厚さ調整基礎部4´は、搬送方向や境界線L2、L3と完全に平行でなくてもよく、搬送方向や境界線L2、L3に沿った方向であればよい。また、厚さ調整基礎部4´が形成される位置としては、第2基材片1b、およびマージナルパンチと重ならない位置であればよい。したがって、厚さ調整基礎部4´の端部(図2で左端側)が境界線L3に接していても良い。
また、図2に示すように、接着剤塗布部3は、本体外部分1c、1dの一部に渡り、接着剤塗布部3の一部が厚さ調整部2a、2bと重なるように形成されている。このため、複数の基材1が重なった際に、下側の基材1の厚さ調整部2a、2bは、上側の基材1の接着剤塗布部3と接することになる。このため、下側の基材1の印刷面(表面側)と、上側の基材1の接着剤塗布部3(裏面側)が直接接することはなく、図2に示すように隙間ができる。上側に重なった基材1と下側に重なった基材1は、厚さ調整部2a、2bの狭い面積においてのみ接しているため、巻取り状態から、シートを供給する際、ブロッキングが生じるおそれが低減される。
折り畳み予定線L1は、上述のように位置だけが定まった仮想の線であってもよいが、折加工を行い易いように加工がなされていてもよい。例えば、ミシン目加工を施すことができる。ミシン目加工は、貫通孔であるミシン孔であるカット部と、加工が施されていないアンカット部が交互に連続したものであるが、例えば、折り畳み予定線L1においては、カット部をそのライン方向(図1(a)(b)の上下方向)に4mm以上の長さで形成し、アンカット部をそのライン方向に1mmの長さとすることができる。
折り畳み予定線L1にミシン目加工を行う場合、カット部が基材を貫通しない程度に加工されたハーフカットミシンの形態としてもよい。この場合、折り畳み予定線L1のカット部が、表面側(図面上側)から基材1を貫通しないように形成する。すなわち、折り畳み予定線L1であるハーフカットミシンは、厚さが80〜240μmの基材1よりも浅い深さで加工が施される。ハーフカットミシンは、折り加工時に山となる部分、谷となる部分のどちらから刃を入れても問題はないが、折り加工時に山となる部分から刃を入れて加工することが好ましい。そのため、折り畳み予定線L1にハーフカットミシンを形成する場合は、接着剤塗布部3が形成されていない表面側に加工する。折り畳み予定線L1にハーフカットミシンを形成する場合も、カット部を、そのライン方向(図1(a)(b)の上下方向)に4mm以上の長さで形成し、アンカット部を、そのライン方向に1mmの長さとすることができる。
折り畳み予定線L1全体をハーフカット状の切込みとしてもよい。この場合も、折り加工時に山となる部分、谷となる部分のどちらから刃を入れても問題はないが、折り加工時に山となる部分から刃を入れて加工することが好ましい。そのため、折り畳み予定線L1をハーフカット状の切込みとする場合は、接着剤塗布部3が形成されていない表面側に加工する。
接着剤塗布部3は、感圧接着剤が第1基材片1aおよび第2基材片1bの裏面全面に塗布されることにより形成されている。なお、接着剤塗布部3における感圧接着剤の塗布態様は、必ずしも全面でなく、上記折り畳み予定線L1に対応する位置で折り畳んで重ね合わせた際に、対向する面同士が確実に接着されるような態様であればよい。ただし、連続シートを巻き取った際に、厚さ調整部2a、2bと重なる位置まで、一体の接着剤塗布部3として連続して形成される必要がある。
転写抑制部4は、第1基材片1aの表面から本体外部分1dの表面に渡って、透明ニスを塗布することにより形成されている。また、厚さ調整基礎部4´は、本体外部分1dの表面に、透明ニスを塗布することにより形成されている。転写抑制部4、厚さ調整基礎部4´には、透明ニスがベタ印刷により塗布されていてもよいし、網点印刷により塗布されていてもよい。
基材1としては、コンピュータ等の情報処理装置からの出力データを印刷する市販のカット紙プリンタ、すなわち版を作成しない印刷方式である無版印刷で使用可能な印刷適性及び搬送適性を有し、郵便ハガキとして利用するために充分な強度を有するものであれば使用でき、例えば、上質紙、クラフト紙、複写用紙、グラシン紙、パーチメント紙、レーヨン紙、コート紙、合成紙等の紙が好適に用いられる。
厚さ調整部2a、2bの形成には、厚さを付加することができるものであれば、様々なものを用いることができる。本実施形態では、UVインキを用いているが、接着剤塗布部3に塗布される感圧接着剤と同一の感圧接着剤や、転写抑制部4に塗布される透明ニスと同一の透明ニスを用いることもできる。
接着剤塗布部3に塗布される感圧接着剤としては、公知の種々のものを採用することができる。接着剤塗布部3は、個人情報等を印刷した箇所に形成されるため、基材1を破損せずに剥離可能な接着力とする必要がある。剥離可能な感圧接着剤は、「擬似接着剤」などとも呼ばれることがある。接着力の調整は、感圧接着剤の塗布量を調整することにより行うことができる。
図3は、隠蔽ハガキ作成用シートにおける具体的なサイズの一例を示す図である。図3においては、図3(a)に示した厚さ調整部2a、2bの幅のみmm単位で示しているが、その他はインチ単位で示している。
<2.感圧接着体作成用シートの作成>
次に、本実施形態に係る感圧接着体の作成方法について説明する。図4は、本実施形態に係る感圧接着体の作成方法を示すフローチャートである。まず、インクジェットプリンタを使用し、連続シートの状態の基材1の表面に絵柄および個人情報(文字・罫線など)等の印刷を行う(S1)。これにより印刷層が形成される。基材1としては、市販の上質紙を使用することができる。本実施形態では、基材1として、三菱製紙IJ−S−G用紙110kg/四六を使用した。第1基材片1a、第2基材片1bの表面、裏面の任意の位置に印刷を行うことができる。インクジェットプリンタとしては、大日本スクリーン社製のインクジェットプリンタTruepressJet520を用いることができる。なお、インクジェットインキは、水性顔料タイプのものを用いるのが好ましい。印刷後は、80℃の熱ローラーでインキを乾燥させる。
次に、ミシン目加工機を使用し、折り畳み予定線L1に沿ってミシン目、ハーフミシン等のミシン目加工を行う。ミシン目加工は、ミシン胴を備えた加工機や、ピナクル刃を装着したマグネットシリンダーを備えた加工機により行うことができる。折り畳み予定線L1として特に加工を行わない場合は、この工程は省略することができる。
次に、フレキソ印刷機を使用して、感圧接着剤を第1基材片1a、第2基材片1bの裏面全面に塗布する(S2)。そして、塗布された感圧接着剤に対して、紫外線ランプから紫外線を照射して、UV乾燥することにより感圧接着剤を硬化させる。この結果、図1(b)に示すように、第1基材片1a、第2基材片1bの裏面全面を覆うように、接着剤塗布部3が形成される。上述のように、接着剤塗布部3が厚さ調整部2a、2bと重なる位置か、または接着剤塗布部3が厚さ調整部2a、2bを完全に覆う位置まで形成されることになる。本実施形態では、感圧接着剤として、UV硬化型の感圧接着剤である互応化学製プラスサイズOP−5250を使用した。
次に、第1基材片1aの表面の印刷層に重ねて、転写抑制部4を形成する(S3)。具体的には、まず、オフセット印刷機を使用して、透明ニスを第1基材片1aの表面全面と本体外部分1cの表面の一部に渡って塗布する。さらに、本体外部分1dの表面の一部にも塗布する。そして、塗布された透明ニスに対して、紫外線ランプから紫外線を照射して、UV乾燥することにより透明ニスを硬化させる。この結果、図2に示すように、第1基材片1aの表面全面と本体外部分1cの表面の一部に渡って、転写抑制部4が形成される。また、本体外部分1dの表面の一部に厚さ調整基礎部4´が形成される。本実施形態では、透明ニスとして、UV硬化型の透明ニスであるDICグラフィック社製ダイキュアクリヤーUV−1601EMを使用した。
続いて、厚さ調整部2a、2bを形成する(S4)。具体的には、オフセット印刷機を使用して、UVインキを本体外部分1c、1dの表面の所定の位置に塗布する。そして、塗布されたUVインキに対して、紫外線ランプから紫外線を照射して、UVインキを硬化させる。本実施形態では、UVインキとして、DICグラフィック社製UV BF SGインキ(UV硬化タイプ)を使用した。この結果、図1(a)、図2に示すように、本体外部分1c、1dの表面において、境界線L2、L3に平行に、厚さ調整部2a、2bが形成される。
厚さ調整部2a、2b、接着剤塗布部3、転写抑制部4が形成されることにより隠蔽ハガキ作成用シートが得られる。この時点では、作成された各隠蔽ハガキ作成用シートは、連接された連続シートの形態となっている。次に、各隠蔽ハガキ作成用シートが連接された連続シートを巻き取る(S5)。これにより、隠蔽ハガキ作成用シートの連続シートは、巻取りロールとして得られる。巻取りロール状となった隠蔽ハガキ作成用シートの連続シートは、切断加工および折加工が開始されるまで保管される。図4に示したフローチャートのうち、S1〜S5の工程により、巻取りロール状の隠蔽ハガキ作成用シートの連続シートが得られることになる。
<3.感圧接着体の作成>
図4に示したフローチャートのうち、S6〜S8の工程により、巻取りロール状の隠蔽ハガキ作成用シートの連続シートから、隠蔽ハガキが作成される。まず、切断加工および折加工の開始時には、巻取りロール状の連続シートが給紙部にセットされた後、加工部に対して隠蔽ハガキ作成用シートを供給する。給紙部では、巻取りロール状の状態から連続シートを送り出していくが、この際、図2に示したように、重なり合う基材1同士において、一方の基材1の表面が他方の基材1の裏面に接していないため、ブロッキングが生じることがない。基材1等の重さにより重なる基材1同士が互いに接することがあったとしても、接する面積が小さくなるため、ブロッキングが生じるおそれを低減することができる。
次に、供給された連続シートに対して、本体外部分の除去を行う(S6)。具体的には、連続シート状の基材1を供給部から送出し、連続シートの幅方向に2つ設置され、連続シートの搬送方向に平行に切断を行うスリッターにより、境界線L2、L3をそれぞれカットし、本体外部分1c、1dを分離除去する。
そして、本体外部分が除去された連続シートに対してシートカットを行う(S7)。これにより、各単体シートに分離される。続いて、折加工機により折り畳み予定線L1でV字状に折り畳んで圧着する。具体的には、図1(a)の視点で、折り畳み予定線L1に相当する位置を山折りして折り畳む(S8)。これにより、第1基材片1aと第2基材片1bの裏面同士が重なって接着される。この結果、ブロッキングによる基材の破損を生じていない隠蔽ハガキが得られる。
作成された隠蔽ハガキの一例を図5に示す。図5(a)は、第1基材片1a側から見た図であり、図5(b)は、第2基材片1b側から見た図である。作成された隠蔽ハガキにおいては、第1基材片1aの表面には、転写抑制部4が形成されているが、第2基材片1bの表面には、印刷以外の加工は特に行われていない。このため、第2基材片1bの表面には、追加で印刷を行うことが可能になっている。このため、作成された隠蔽ハガキは、業者に納入された後、その業者が第2基材片1bの表面に任意の情報を印刷することができる。例えば、郵便番号と住所を記録したカスタマーバーコード等を印刷することができる。
隠蔽ハガキは、印刷された宛先に従って、各受取人に配送される。上述のように、個人情報が印刷された第1基材片1aと第2基材片1bの裏面同士は、接着剤塗布部3が再剥離可能な比較的弱い接着力を有するため、隠蔽ハガキの受取人は、基材1を破損せずに剥離することが可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、透明ニスを第1基材片1aの表面に塗布して転写抑制部4を形成し、第2基材片1bの表面には透明ニスを塗布していないが、第1基材片1aの表面に後に印刷を行う予定がある場合には、逆に、透明ニスを第2基材片1bの表面に塗布して転写抑制部を形成し、第1基材片1aの表面に透明ニスを塗布しないようにしてもよい。
また、上記実施形態では、UVインキを用いて厚さ調整部2a、2bを形成したが、厚さを調整できる材料であれば、UVインキ以外のものを用いても良い。例えば、接着剤塗布部3を形成するために用いられた感圧接着剤や、転写抑制部4を形成するために用いられた透明ニスを用いて厚さ調整部2a、2bを形成するようにしてもよい。
1・・・基材
1a・・・第1基材片
1b・・・第2基材片
1c、1d・・・本体外部分
2a、2b・・・厚さ調整部
3・・・接着剤塗布部
4・・・転写抑制部
4´・・・厚さ調整基礎部
L1・・・折り畳み予定線
L2、L3・・・境界線

Claims (3)

  1. 折り畳むことにより感圧接着させる感圧接着体を作成するためのシートであって、
    本体部分と両側の本体外部分に区分される基材の一方の面に感圧接着剤が塗布されており、
    前記基材の他方の面にインキが塗布されて印刷層が形成されており、
    前記印刷層を覆って、前記本体部分から一方の本体外部分に渡ってインキの転写を抑制する転写抑制部が形成されており、
    前記両側の本体外部分には、それぞれ厚さ調整部が形成されており、
    転写抑制部が形成された側の本体外部分においては、前記厚さ調整部が、前記転写抑制部に重ねて形成されていることを特徴とする感圧接着体作成用シート。
  2. 前記転写抑制部が形成されていない側の本体外部分においては、前記厚さ調整部は、前記転写抑制部と同一組成の厚さ調整基礎部に重ねて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の感圧接着体作成用シート。
  3. 折り畳まれて内面を隠蔽した感圧接着体の作成方法であって、
    連続シート状の基材に所定の情報を印刷して印刷層を形成する工程と、
    前記基材に感圧接着剤を塗布する工程と、
    前記印刷層を覆って、前記基材の本体部分から本体外部分に渡ってインキの転写を抑制する転写抑制部を形成する工程と、
    前記感圧接着体の本体外部分における前記転写抑制部に重ねて、厚さを調整するための厚さ調整部を形成する工程と、
    前記基材をロール状に巻取る工程と、
    前記ロール状に巻き取られた状態から基材を送出して前記厚さ調整部を含む本体外部分を本体から分離する工程と、
    連続シート状の基材を各単体シートに分離する工程と、
    前記感圧接着剤が塗布された面を折り畳んで各単体シートを圧着する工程と、
    を有することを特徴とする感圧接着体の作成方法。
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