JP6921495B2 - 圧着葉書,圧着葉書の印刷方法および圧着葉書印刷装置 - Google Patents

圧着葉書,圧着葉書の印刷方法および圧着葉書印刷装置 Download PDF

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Description

本発明は,圧着葉書,圧着葉書の印刷方法および圧着葉書印刷装置に関する。
情報を伝達する手段として,古くから葉書が用いられているが,近年では,折り畳むことによって葉書状に形成可能な圧着葉書の利用頻度も高くなってきている。圧着葉書は,情報が記載された面を折り畳むことができるので,情報量を増やすことができるとともに,伝達すべき情報が露出する面には存在しないので,個人情報保護の観点からも利用されることが多い。そのため,圧着葉書は,ダイレクトメールのほか,個人情報が記載された通知など,さまざまな用途に用いられている。
圧着葉書では圧着面に伝達すべき情報が印字され,露出面のうち一つに送付先の郵便番号,住所,氏名などが印字される。
圧着葉書は,図21,図22に示すように,一枚の長方形の紙片が所定の折り線に沿って折り畳まれて形成される。圧着葉書にはV折,Z折などの折り方があり,これらが一般的な折り方である。図21はV折における,印刷時における表面(図21(a))と裏面(図21(b)),折り畳まれたときの各面の位置関係(図21(c))を示す。また,図22はZ折における,印刷時における表面(図22(a))と裏面(図22(b)),折り畳まれたときの位置関係(図22(c))を示す。なお,折り方はこれに限定されるものではない。
圧着葉書の圧着面を圧着する方法には主に3種類あり,糊方式,フィルム方式,ニス方式がある。糊方式は圧着面に感圧糊を塗布して,圧力を加えることで圧着面を圧着する方法である(特許文献1,特許文献2)。フィルム方式は,圧着面に圧着用の特殊フィルムをラミネート加工して,圧力を加えることで圧着面を圧着する方法である(特許文献3,特許文献4)。ニス方式は圧着面に圧着ニスを塗布して,紫外線や圧力を加えることで圧着面を圧着する方法である(特許文献5)。
特開2009−297898号公報 特開2014−40057号公報 特開2010−12761号公報 特開2010−30262号公報 特開2012−71560号公報
糊方式やニス方式による圧着方法を用いた場合,圧着葉書が雨などによって濡れると,圧着面に水分が浸透することで圧着面を剥離しにくくなり,圧着葉書が乾燥するまでは剥離するのが容易ではない。また,圧着葉書が乾燥したとしても綺麗な状態で剥離はできない。そのため,糊方式やニス方式による圧着方法を用いた圧着葉書には,露出面に,濡れた場合に十分に乾燥させてから剥離させることの注意書きを記載している場合もある。しかし,かかる注意書きを見落とす可能性は否定できない。また,乾燥するまでは剥離できないことから,受け取った者がすぐに内容を確認できない問題点もある。
一方,フィルム方式の場合には,圧着葉書が濡れた場合であっても,上記2つの方式よりは綺麗に剥離することができるが,圧着面に特殊フィルムをラミネート加工しなければならないので,製造コストが高くなってしまう。
そのため従来,価格を重視する場合には,糊方式やニス方式による圧着葉書が利用されてきたが,上記問題点を解決するには至っていない。
本発明者は上記課題に鑑み,本発明をした。
第1の発明は,紙片を折り畳んで剥離可能として葉書状に形成した圧着葉書であって,前記圧着葉書は,圧着剤を塗布する圧着面と,前記圧着面を圧着して剥離可能に葉書状に形成した状態において外部に露出する露出面と,を備えており,前記露出面の一部または全部に耐水化剤が塗布されている,圧着葉書である。
本発明のように構成することで,圧着葉書の露出面には耐水化剤が塗布されている。そのため,圧着面に水分が浸透しにくくなり,圧着面を剥離しにくくなる問題点を解決することができる。
上述の発明において,前記圧着葉書は,前記露出面のうち,前記圧着面を剥離するための境界部の辺縁部領域に前記耐水化剤が塗布されている,圧着葉書のように構成することができる。
境界部は,圧着面同士が圧着している領域と,圧着面の剥離のため一つの圧着面の一部が外部に露出している領域との境界であることから,圧着面に水分が浸透しやすい箇所である。そのため,境界部の辺縁部の領域に耐水化剤を塗布することによって,圧着面への水分の浸透を抑止することができる。また,耐水化剤を露出面の全部に塗布する場合よりも,耐水化剤の使用量を抑えることができる。
上述の発明において,前記圧着葉書は,前記露出面の各辺のうち,折線とならない一部または全部の辺の辺縁部領域に前記耐水化剤が塗布されている,圧着葉書のように構成することができる。
圧着葉書の周縁部からも圧着面に水分は浸透しやすい。そのため,露出面の折線ではない辺の辺縁部の領域に耐水化剤を塗布することによって,圧着面への水分の浸透を抑止することができる。また,耐水化剤を露出面の全部に塗布する場合よりも,耐水化剤の使用量を抑えることができる。
上述の発明において,前記耐水化剤がOPニスである,圧着葉書のように構成することができる。
耐水化剤としてはさまざまなものを用いることができるが,OPニスは安価であり,印刷にも用いられていることから,OPニスを用いることが好ましい。
第5の発明は,紙片を折り畳んで剥離可能として葉書状に形成した圧着葉書の印刷装置であって,前記印刷装置は,圧着葉書の紙片が印刷される用紙を給紙する給紙装置と,前記用紙にインキで印刷または塗布材料を塗布する印刷ユニットと,を備えており,前記印刷ユニットは,前記用紙にインキで圧着葉書の紙片の印刷をするインキ印刷ユニットと,前記用紙に印刷された圧着葉書の紙片における露出面に相当する領域の一部または全部に耐水化剤を塗布する耐水化剤塗布ユニットと,前記用紙に印刷された圧着葉書の紙片における圧着面に相当する領域の一部または全部に圧着剤を塗布する圧着剤塗布ユニットと,を備える,圧着葉書の印刷装置である。
圧着葉書は本発明の印刷装置を用いることで印刷することができる。このような印刷装置によって,露出面に耐水化剤を塗布し,圧着面に圧着剤を塗布することができるので,圧着面を圧着して圧着葉書を形成した場合に,圧着面への水分の浸透を抑止する圧着葉書ができる。
第6の発明は,紙片を折り畳んで剥離可能として葉書状に形成した圧着葉書の印刷方法であって,圧着葉書の紙片が印刷される用紙を給紙装置で印刷装置に給紙する第1の工程と,前記給紙装置から給紙された用紙に,前記印刷装置において,インキで圧着葉書の紙片の印刷をする第2の工程と,前記印刷装置において,前記用紙に印刷された圧着葉書の紙片における露出面に相当する領域の一部または全部に耐水化剤を塗布する第3の工程と,前記印刷装置において,前記用紙に印刷された圧着葉書の紙片における圧着面に相当する領域の一部または全部に圧着剤を塗布する第4の工程と,を備える圧着葉書の印刷方法である。
圧着剤の上にほかの薬剤がのると圧着効果を低減させてしまう。そのため,露出面への耐水化剤の塗布を,圧着面への圧着剤の塗布の前に行うことで,圧着剤の圧着効果の低減を防止することができる。
本発明の圧着葉書によって,圧着葉書が濡れた場合であっても,圧着面に水分が浸透しにくくなり,圧着面が剥離しにくくなる問題を解決することができる。また,その印刷方法,印刷装置によって,本発明の圧着葉書を効率的に印刷することができる。
本発明におけるV折の圧着葉書の展開図および圧着した状態を模式的に示す図である。 本発明におけるV折の圧着葉書の圧着面を剥離した状態を模式的に示す図である。 本発明におけるZ折の圧着葉書の展開図および圧着した状態を模式的に示す図である。 本発明におけるZ折の圧着葉書の圧着面を剥離した状態を模式的に示す図である。 境界部の一例を模式的に示す図である。 ズラシタイプの圧着葉書の境界部の辺縁部にOPニスを塗布した状態を示す図である。 コーナーカットタイプの圧着葉書の境界部の辺縁部にOPニスを塗布した状態を示す図である。 ズラシタイプの圧着葉書の展開時における辺の辺縁部にOPニスを塗布した状態を示す図である。 コーナーカットタイプの圧着葉書の展開時における辺の辺縁部にOPニスを塗布した状態を示す図である。 本発明の圧着葉書を製造する圧着葉書の印刷装置の一例を模式的に示す図である。 印刷ユニットの拡大図を模式的に示す図である。 オフセット印刷の版胴周辺を模式的に示す図である。 本発明の印刷装置を用いた圧着葉書の印刷処理を示すフローチャートである。 V折の圧着葉書が印刷された用紙の露出面に相当する領域に,OPニスを塗布した状態の一例を模式的に示す図である。 Z折の圧着葉書の場合に,第4の印刷ユニットから供給された用紙の表面と裏面の一例を模式的に示す図である。 Z折の圧着葉書が印刷された用紙の露出面に相当する領域に,OPニスを塗布した状態の一例を模式的に示す図である。 Z折の圧着葉書が印刷された用紙の露出面の一部に相当する領域に,OPニスを塗布した状態の一例を模式的に示す図である。 V折の圧着葉書が印刷された用紙の圧着面に相当する領域に,圧着剤を塗布した状態の一例を模式的に示す図である。 Z折の圧着葉書が印刷された用紙の圧着面に相当する領域に,圧着剤を塗布した状態の一例を模式的に示す図である。 Z折の圧着葉書が印刷された用紙の圧着面に相当する領域に,圧着剤を塗布した状態の別の一例を模式的に示す図である。 従来のV折の圧着葉書の一例を模式的に示す図である。 従来のZ折の圧着葉書の一例を模式的に示す図である。
圧着葉書1は,長方形の紙片が折線で折り畳まれ,重なる面同士を圧着し,剥離可能に形成するとともに,圧着時において全体が葉書状に形成されている葉書である。そして折り畳まれて重なる面を圧着面,外部に露出する面を露出面という。圧着面には通常,圧着剤として,後述する感圧糊や圧着ニスなどが塗布されており,紙片を折線で折り畳み,圧着面同士を圧着している。
まず本発明の圧着葉書1の構成を模式的に示す。本発明の以下の説明では,圧着葉書1の一例としてV折およびZ折の場合を説明するが,ほかにもL折,観音折,内三つ折り(C折),W折などがあり,本発明は圧着葉書1の折り方に限定されず,いかなる折り方の圧着葉書1であっても適用することができる。
図1はV折による圧着葉書1aの一例である。図1(a)は圧着葉書1aの表面の展開図,図1(b)は圧着葉書1aの裏面の展開図である。図1(c)は圧着葉書1aにおける圧着面を圧着した状態を示す図である。V折の圧着葉書1aの場合,面11a,12aが外部に露出する露出面となり,面13a,14aに情報を印字するとともに,圧着する圧着面となる。V折の圧着葉書1aでは,長方形の紙片の中心または略中心付近に折線(以下,各図では破線で示す)が設けられ,折線で圧着面13a,14a側に折り畳まれることで,V折の圧着葉書1aが形成される。
また図2は,V折の圧着葉書1aの圧着面13a,14aを剥離した状態を模式的に示す図である。図2(a)は剥離した圧着葉書1aを露出面11a側から見た状態を示す図であり,図2(b)は視点1から図2(a)の状態の圧着葉書1aを見た状態を示す図であり,図2(c)は視点2から図2(a)の状態の圧着葉書1aを見た状態を示す図である。
図3はZ折の圧着葉書1bの一例である。図3(a)は圧着葉書1bの表面の展開図,図3(b)は圧着葉書1bの裏面の展開図である。図3(c)は圧着葉書1bにおける圧着面13b,14b,15b,16bを圧着した状態を示す図である。Z折の圧着葉書1bの場合,面11b,12bが外部に露出する露出面となり,面13b,14b,15b,16bが情報を印字するとともに,圧着する圧着面となる。Z折の圧着葉書1bでは,長方形の紙片の1/3または1/3付近に折線が設けられ,折線で圧着面13bと圧着面14b,圧着面15bと圧着面16bとが互いに折り畳まれることで,Z折の圧着葉書1bが形成される。
また図4は,Z折の圧着葉書1bの圧着面13b,14b,15b,16bを剥離した状態を模式的に示す図である。図4(a)は剥離した圧着葉書1bを露出面11b側から見た状態を示す図であり,図4(b)は視点1から図4(a)の圧着葉書1bを見た状態を示す図であり,図4(c)は視点2から図4(a)の状態の圧着葉書1bを見た状態を示す図である。
本発明の圧着葉書1においては,露出面の一部または全部に,耐水性を有する塗布材料(以下,「耐水化剤」という),たとえばOPニスを塗布する。OPニス(Over Printニス)とは無色でほぼ透明な樹脂であり,たとえば透明な油性ニスなどが該当する。OPニスの一例として,株式会社T&K TOKAの販売する「ベストキュアー UV OFS K−HSシリーズ」を用いることができる。
圧着葉書1の圧着面には,各面を接着する圧着剤を塗布する。圧着剤としては公知のさまざまな溶剤を用いることができるが,たとえば感圧糊や圧着ニスなどがある。圧着ニスとは,印刷工程時に,接着面に圧着加工をするために塗布するニスである。圧着ニスとしてはUVニス(紫外線を照射して乾燥させながら圧着加工をすることで圧着させるニス)および水性ニス(熱および圧力で圧着させるニス)を用いることもできる。UVニスの一例として,サカタインクス株式会社の販売する「キユアスター XUV−K3AP(18KG)」を用いることができる。
V折の圧着葉書1aの場合,面11a,12aが外部に露出する露出面となるので,面11a,12aの一部または全部に耐水化剤を塗布し,面13a,14aの一部または全部に圧着剤を塗布することとなる。Z折の圧着葉書1bの場合,面11b,12bが外部に露出する露出面となるので,面11b,12bの一部または全部に耐水化剤を塗布し,面13b,14b,15b,16bに圧着剤を塗布することとなる。
なお,圧着葉書1の折り方によって,露出面,圧着面が変わるので,各種の折り方によって露出面に相当する面に耐水化剤を,圧着面に相当する面に圧着剤を塗布すればよい。
圧着葉書1においては,圧着面を剥離しやすくなるように,圧着面の大きさを若干ずらしたり,一つの隅を欠落させるなどの方法がある。本明細書ではこれを境界部3という。図5に境界部3の一例を模式的に示す。図5(a)はズラシタイプの圧着葉書1における境界部3aであり,図5(b)はコーナーカットタイプの圧着葉書1における境界部3bである。
圧着面は感圧糊,圧着ニスなどによって圧着されているが,感圧糊や圧着ニスに水分が付着すると,上述のように圧着面の剥離が困難となるが,境界部3や圧着葉書1の周縁からの水分の浸透の可能性が高い。そのため,耐水化剤は露出面の全体ではなく,境界部3や圧着葉書1の周縁部から一定範囲の領域に塗布をすることでも良い。特に境界部3は剥離しやすくなっているので,境界部3から一定範囲の領域には塗布することが好ましい。
境界部3は,圧着面同士が圧着している領域と,一つの圧着面の一部が外部に露出している領域との境界であることから,圧着面に水分が浸透しやすい箇所である。そのため,露出面のうち,少なくとも境界部3の辺縁部の領域4a,4bには耐水化剤を塗布してもよい。これを模式的に示すのが図6および図7である。図6は圧着葉書1がズラシタイプの場合であり,図6(a)は圧着した状態における耐水化剤を境界部の辺縁部領域4aに塗布した場合を示した図である。図6(b)は図6(a)の展開図である。また,図7は圧着葉書1がコーナーカットタイプの場合であり,図7(a)は圧着した状態における耐水化剤を境界部3の辺縁部領域4bに塗布した場合を示した図である。図7(b)は図7(a)の展開図である。
図6および図7に示すように,境界部3の辺縁部領域4に耐水化剤を塗布することによって,外部からの水分の浸透を抑止することができる。また露出面の全部に耐水化剤を塗布する場合よりも,耐水化剤を塗布する面積を減らすことができるので,耐水化剤の使用量を抑えることができる。
また,境界部3の辺縁部のみならず,圧着葉書1における露出面の各辺のうち,折線とならない辺の一部または全部の辺の辺縁部領域4c,4dにOPニスを塗布するようにしてもよい。これを模式的に示すのが図8および図9である。図8は圧着葉書1がズラシタイプの場合であり,図8(a)は圧着した状態における耐水化剤を辺縁部領域4cに塗布した場合を示した図である。図8(b)は図8(a)の展開図である。また,図9は圧着葉書1がコーナーカットタイプの場合であり,図9(a)は圧着した状態における耐水化剤を辺縁部領域4dに塗布した場合を示した図である。図9(b)は図9(a)の展開図である。
図8および図9に示すように,圧着葉書1における露出面の各辺のうち,折線とならない辺の一部または全部の辺の辺縁部領域4に耐水化剤を塗布することによって,図6および図7の場合よりも,外部からの水分の浸透を抑止することができる。また露出面の全部に耐水化剤を塗布する場合よりも,耐水化剤を塗布する面積を減らすことができるので,耐水化剤の使用量を抑えることができる。
なお,各辺について,一辺の全てにわたって耐水化剤が塗布されていなくてもよく,一辺のうちの一部に耐水化剤が塗布されているのでもよい。
つぎに,本発明の圧着葉書1を製造する圧着葉書1の印刷装置30の一例を図10に模式的に示す。本発明の圧着葉書1の印刷装置30は,従来,オフセット印刷に用いる印刷装置を利用することで実現することができる。なおオフセット印刷に用いる印刷装置としては,マンローランド GmbH社の「manroland700Hi−Print」を用いることができるが,それに限定されるものではない。
本発明の圧着葉書1の印刷装置30(以下,単に「印刷装置30」という)では,給紙装置31と複数の印刷ユニット32と排紙装置33とを備えている。給紙装置31は印刷をする用紙を供給する装置である。印刷ユニット32は,給紙装置31から供給された用紙(給紙装置31から後述のインラインフォイラー装置34を介して供給された用紙を含む)に対して印刷をし,また露出面に耐水化剤,圧着面に圧着剤を塗布する装置である。印刷ユニット32は,印刷装置30において複数存在しており,好ましくは,6以上備えていることが好ましい。すなわち,図10に示すように,第1から第4の印刷ユニット32a〜32dは色を印刷するユニットである。一般的に,色の印刷は暗い色から明るい色の順で行われるので,第1の印刷ユニット32aがブラック,第2の印刷ユニット32bがシアン,第3の印刷ユニット32cがマゼンダ,第4の印刷ユニット32dがイエローであることが好ましいが,それに限定されない。また4色のみならず,5色以上を印刷してもよい。この場合,色数に応じた数の印刷ユニット32を備えている。
第5の印刷ユニット32eは耐水化剤を塗布する印刷ユニット,第6の印刷ユニット32fは圧着剤を塗布する印刷ユニットとして用いる。排紙装置33は,印刷ユニットで印刷され,搬送されてきた用紙を積み上げる装置である。なお,インキによって印刷をする第1から第4の印刷ユニット32a〜32dをインキ印刷ユニットとよび,耐水化剤を塗布する第5の印刷ユニット32eを耐水化剤塗布ユニットとよび,圧着剤を塗布する第6の印刷ユニット32fを圧着剤塗布ユニットとよぶこととする。
図11に印刷ユニット32の拡大図を示す。また図12にオフセット印刷の版胴周辺の模式図を示す。印刷ユニット32には,材料貯留タンクとインキローラと水ローラとを備えたインキングユニット321と,刷り版を表面に巻き付けた版胴322と,ブランケット胴323と,用紙を表面に巻き付ける圧胴324と,送り胴325とを備えている。
材料貯留タンクは,インキ,耐水化剤,圧着剤などの用紙に印刷または塗布する材料を貯留している。インキローラは材料貯留タンクから供給された印刷または塗布材料を版胴322の表面に巻き付けている刷り版に供給する。水ローラは版胴322の表面に巻き付けている刷り版に水を供給する。すなわち,インキングユニット321は,材料貯留タンクから供給された印刷または塗布材料をインキローラで版胴322の刷り版に供給するとともに,水ローラで水を刷り版に供給する。
版胴322は回転することによって,版胴322に巻き付けられた刷り版が回転して,インキングユニット321から供給された印刷または塗布材料をブランケット胴323に転写する。ブランケット胴323は回転することによって,圧胴324の表面に巻き付けている用紙に印刷または塗布材料を転写する。送り胴325は回転することによって,印刷または塗布材料が転写された用紙を,つぎの印刷ユニット32に搬送する。インキローラ,水ローラ,版胴322,ブランケット胴323,圧胴324,送り胴325の回転はいずれも連動している。
本発明の印刷ユニット32においては,第5の印刷ユニット32eの材料貯留タンクに塗布材料としてOPニスなどの耐水化剤を,第6の印刷ユニット32fの材料貯留タンクに塗布材料として圧着ニスなどの圧着剤を,それぞれ貯留しておき,それらの印刷ユニット32e,32fにおいて,インキの場合と同様に塗布を行う。
なお,図10の印刷装置30では,上記各装置に加え,インラインフォイラー装置34を備えている。インラインフォイラー装置34とは,金箔や銀箔などの箔貼りなどの特殊加工をする装置である。インラインフォイラー装置34は印刷装置30のいずれの装置の場所に備えられていてもよいが,図10では,給紙装置31と印刷ユニット32との間に設置されている。そのため,図10の印刷装置30では,給紙装置31から給紙された用紙はインラインフォイラー装置34を介して印刷ユニット32に送られる。インラインフォイラー装置34は,用紙の箔を貼る位置に接着剤を塗布するユニット34aと,箔を転写するユニット34bと,印刷ユニット32のブランケットに用紙が接着したときに箔が取られることを防止するために水分を塗布するユニット34cとを備えているが,ユニット34cは使用しない場合もある。また,インラインフォイラー装置34は,印刷装置30に備えていても,箔貼りを行わない場合には,給紙装置31から給紙された用紙を印刷ユニット32に送る機能を果たすだけであってもよい。この場合,箔貼りの機能は果たさない。また,インラインフォイラー装置34を備えず,給紙装置31から印刷ユニット32に直接,用紙が給紙されてもよい。
つぎに本発明の印刷装置30を用いた圧着葉書1の印刷処理を図13のフローチャートを用いて説明する。
まず給紙装置31に圧着葉書1を作成するための用紙をセットする。そして印刷装置30で印刷が開始されると,給紙装置31からインラインフォイラー装置34を介して,用紙が第1の印刷ユニット32aに給紙され(S100),材料貯留タンクに貯留しているブラックのインキが供給され,用紙にブラックが印刷される。そして印刷後の用紙を,第1の印刷ユニット32aの送り胴325aが,第2の印刷ユニット32bに搬送する。
第2の印刷ユニット32bでは第1の印刷ユニット32aと同様に,第1の印刷ユニット32aから搬送された用紙にシアンを印刷し,第2の印刷ユニット32bの送り胴325bが,第3の印刷ユニット32cに搬送する。このように,第1の印刷ユニット32aから第4の印刷ユニット32dまで,順に,ブラック,シアン,マゼンダ,イエローの各色を用紙に印刷する(S110)。
このように,給紙装置31から給紙された用紙に,インキ印刷ユニット(第1の印刷ユニット32a〜第4の印刷ユニット32d)が,折り畳まれる前の圧着葉書1の紙片を印刷する。印刷装置30で印刷する用紙のサイズは大きいので,通常は,一枚の用紙に複数の圧着葉書1の紙片が印刷されている。
第5の印刷ユニット32eの材料貯留タンクには,耐水化剤,たとえばOPニスを貯留しており,それが供給されることで,第4の印刷ユニット32dから搬送された用紙に対して,第5の印刷ユニット32eが,耐水化剤を,用紙に印刷されている圧着葉書1の紙片における露出面に相当する領域のうち,耐水化剤を塗布する領域4に塗布する(S120)。
たとえば第4の印刷ユニット32dから搬送された用紙が図14(a)に示すように,V折の圧着葉書1aの紙片が複数印刷された用紙であったとする。露出面11a,12aの全部に耐水化剤を塗布する場合,図14(b)に示すように,第5の印刷ユニット32eは,圧着葉書1aの露出面11a,12aが印刷されている領域に耐水化剤を塗布する。また,圧着葉書1aの露出面11a,12aの一部,たとえば境界部3の辺縁部領域4a(図6)に耐水化剤を塗布する場合には,図14(c)のように,圧着葉書1aの露出面11aが印刷されている領域のうち,境界部3の辺縁部領域4aに耐水化剤を塗布する。耐水化剤を塗布する領域4は,版胴322に巻き付ける刷り版によって適宜調整できる。
なお,V折の圧着葉書1aの場合,露出面11a,12aはすべて用紙の表面で,用紙の裏面は圧着面13a,14aのみである。そのため,第5の印刷ユニット32eは,露出面11a,12aを含む用紙の表面のみに耐水化剤を塗布し,用紙の裏面には何ら塗布をしない。
また,第4の印刷ユニット32dから搬送された用紙が図15に示すように,Z折の圧着葉書1bの紙片が複数印刷された用紙であったとする。図15(a)は搬送された用紙の表面であり,図15(b)は搬送された用紙の裏面である。露出面11b,12bの全部に耐水化剤を塗布する場合,図16(a),図16(b)に示すように,第5の印刷ユニット32eは,圧着葉書1bの露出面11b,12bが印刷されている領域に耐水化剤を塗布する。図16(a)は搬送された用紙の表面に印刷された露出面11bに耐水化剤を塗布する領域を示したものであり,図16(b)は搬送された用紙の裏面に印刷された露出面12bに耐水化剤を塗布する領域を示したものである。また,圧着葉書1bの露出面11b,12bの一部,たとえば境界部3の辺縁部領域4a(図6)に耐水化剤を塗布する場合には,図17(a),図17(b)のように,圧着葉書1bの露出面11bが印刷されている領域のうち,境界部3の辺縁部領域4a耐水化剤を塗布する。図17(a)は搬送された用紙の表面に印刷された露出面11bの境界部3の辺縁部領域4aに耐水化剤を塗布する場合であり,図17(b)は搬送された用紙の裏面を示すものである。なお,図17では,境界部が露出面11bに存在するので,露出面11bの辺縁部領域4aに耐水化剤を塗布し,裏面の露出面12bには耐水化剤を塗布しない場合を示している。V折の圧着葉書1aと異なり,Z折の圧着葉書1bの場合,露出面11b,12bは,用紙の表面と裏面の双方に存在する。そのため表面と裏面の双方の露出面11b,12bに,第5の印刷ユニット32eは耐水化剤を塗布することとなる。
以上のようにして第5の印刷ユニット32eで耐水化剤を塗布した用紙が,送り胴325eによって,第6の印刷ユニット32fに搬送される。第6の印刷ユニット32fの材料貯留タンクには,圧着剤,たとえば圧着ニスを貯留しており,それが供給されることで,第5の印刷ユニット32eから搬送された用紙に対して,第6の印刷ユニット32fが圧着剤を,用紙に印刷されている圧着葉書1の紙片における圧着面に相当する領域のうち,圧着剤を塗布する領域5に塗布する(S130)。
V折の圧着葉書1aの場合,図14(b),(c)に示すように,露出面11a,12aと圧着面13a,14aとは,用紙の表面と裏面で分かれている。そのため,第5の印刷ユニット32eから搬送された用紙が図14(b),(c)の場合には,表面には圧着剤を塗布しない。一方,第5の印刷ユニット32eから搬送された用紙が図18(a)のように裏面であったとすると,第6の印刷ユニット32fは,図18(b)に示すように,圧着葉書1aの圧着面13a,14aが印刷されている領域の一部または全部に圧着剤を塗布する。
またZ折の圧着葉書1bの場合,図16または図17のように耐水化剤が露出面11b,12bの一部または全部に塗布された用紙が,第5の印刷ユニット32eから第6の印刷ユニット32fに搬送されてくる。そこで,圧着面13b,14b,15b,16bの一部または全部に対して圧着剤を塗布する。図19に,図16の用紙が搬送されてきた場合に,第6の印刷ユニット32fで圧着面13b,14b,15b,16bに圧着剤を塗布する場合を示す。図19(a)は用紙の表面に印刷された圧着面13b,14bの領域に対して圧着剤を塗布する領域5を示したものであり,図19(b)は用紙の裏面に印刷された圧着面15b,16bに対して圧着剤を塗布する領域5を示したものである。また,図20に,図17の用紙が搬送されてきた場合に,第6の印刷ユニット32fで圧着面13b,14b,15b,16bに圧着剤を塗布する場合を示す。図20(a)は用紙の表面に印刷された圧着面13b,14bに対して圧着剤を塗布する領域5を示したものであり,図20(b)は用紙の裏面に印刷された圧着面15b,16bに対して圧着剤を塗布する領域5を示したものである。
このように,圧着剤を塗布する領域5は,第6の印刷ユニット32fの版胴322に巻き付ける刷り版によって塗布領域5を調整でき,圧着面の一部または全部に圧着剤を塗布することができる。
以上のようにして第6の印刷ユニット32fで圧着剤の塗布を行うと,第6の印刷ユニット32fの送り胴325fが排紙装置33に排紙をし,排紙装置33で,印刷された用紙を貯留する。
なお,表面と裏面の双方が同時に印刷できる印刷装置30の場合には,一度で両面に耐水化剤を塗布可能であるが,片面ずつ印刷をする印刷装置30の場合には,S100乃至S130の処理によって表面または裏面を印刷した後,排紙装置33で貯留された用紙の表面と裏面とを反対にし,反対側の面についてS100乃至S130の処理を行うことで,両面の印刷が可能である。
以上のような印刷装置30を用いることで,本発明の圧着葉書1を印刷することが可能となる。また,排紙装置33で排紙された,圧着葉書1の紙片が複数印刷された用紙は,適宜,裁断されることで,圧着葉書1の形状に形成する。また裁断した圧着葉書1の紙片を折り畳み,その圧着面を,適宜,圧着機で圧着することで,葉書状に形成することができる。
本発明の圧着葉書によって,圧着葉書が濡れた場合であっても,圧着面に水分が浸透しにくくなり,圧着面が剥離しにくくなる問題を解決することができる。また,その印刷方法,印刷装置によって,本発明の圧着葉書を効率的に印刷することができる。
1:圧着葉書
1a:V折の圧着葉書
1b:Z折の圧着葉書
3:境界部
3a:ズラシタイプの圧着葉書の境界部
3b:コーナーカットタイプの圧着葉書の境界部
4:耐水化剤の塗布領域
4a:ズラシタイプの圧着葉書の境界部の辺縁部に,耐水化剤を塗布する領域
4b:コーナーカットタイプの圧着葉書の境界部の辺縁部に,耐水化剤を塗布する領域
4c:ズラシタイプの圧着葉書の周縁部の各辺の辺縁部に,耐水化剤を塗布する領域
4d:コーナーカットタイプの圧着葉書の周縁部の各辺の辺縁部に,耐水化剤を塗布する領域
5:圧着剤の塗布領域
11a:V折の圧着葉書の第1の露出面
11b:Z折の圧着葉書の第1の露出面
12a:V折の圧着葉書の第2の露出面
12b:Z折の圧着葉書の第2の露出面
13a:V折の圧着葉書の第1の圧着面
13b:Z折の圧着葉書の第1の圧着面
14a:V折の圧着葉書の第2の圧着面
14b:Z折の圧着葉書の第2の圧着面
15b:Z折の圧着葉書の第3の圧着面
16b:Z折の圧着葉書の第4の圧着面
30:圧着葉書の印刷装置
31:給紙装置
32:印刷ユニット
32a:第1の印刷ユニット
32b:第2の印刷ユニット
32c:第3の印刷ユニット
32d:第4の印刷ユニット
32e:第5の印刷ユニット
32f:第6の印刷ユニット
321:インキングユニット
322:版胴
323:ブランケット胴
324:圧胴
325:送り胴
33:排紙装置
34:インラインフォイラー装置

Claims (5)

  1. 紙片を折り畳んで剥離可能として葉書状に形成した圧着葉書であって,
    前記圧着葉書は,
    圧着剤が塗布された圧着面と,
    前記圧着面を圧着して剥離可能に葉書状に形成した状態において外部に露出する露出面と,を備えており,
    前記露出面の全体ではなく、前記露出面のうち,前記圧着面を剥離するための境界部の辺縁部領域に耐水化剤が塗布されている,
    ことを特徴とする圧着葉書。
  2. 前記圧着葉書は,
    更に、前記露出面の全体ではなく、折線とならない一部または全部の辺の辺縁部領域に前記耐水化剤が塗布されている,
    ことを特徴とする請求項1に記載の圧着葉書。

  3. 前記耐水化剤がOPニスである,
    ことを特徴とする請求項1から請求項2のいずれかに記載の圧着葉書。
  4. 紙片を折り畳んで剥離可能として葉書状に形成した圧着葉書の印刷装置であって,
    前記印刷装置は,
    圧着葉書の紙片が印刷される用紙を給紙する給紙装置と,
    前記用紙にインキで印刷または塗布材料を塗布する印刷ユニットと,を備えており,
    前記印刷ユニットは,
    前記用紙にインキで圧着葉書の紙片の印刷をするインキ印刷ユニットと,
    前記用紙に印刷された圧着葉書の紙片において、該紙片を葉書状に形成したときに露出する露出面の全体ではなく、該露出面のうち,圧着面を剥離するための境界部の辺縁部領域に耐水化剤を塗布する耐水化剤塗布ユニットと,
    前記用紙に印刷された圧着葉書の紙片における圧着面に相当する領域の一部または全部に圧着剤を塗布する圧着剤塗布ユニットと,を備える,
    ことを特徴とする圧着葉書の印刷装置。
  5. 紙片を折り畳んで剥離可能として葉書状に形成した圧着葉書の印刷方法であって,
    圧着葉書の紙片が印刷される用紙を給紙装置で印刷装置に給紙する第1の工程と,
    前記給紙装置から給紙された用紙に,前記印刷装置において,インキで圧着葉書の紙片の印刷をする第2の工程と,
    前記印刷装置において,前記用紙に印刷された圧着葉書の紙片において、該紙片を葉書状に形成したときに露出する露出面の全体ではなく、該露出面のうち,圧着面を剥離するための境界部の辺縁部領域に耐水化剤を塗布する第3の工程と,
    前記印刷装置において,前記用紙に印刷された圧着葉書の紙片における圧着面に相当する領域の一部または全部に圧着剤を塗布する第4の工程と,
    を備える圧着葉書の印刷方法。
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