JP2017001176A - 工業用ワイパーおよびその製造方法ならびにワイピング方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた掻き取り性および耐摩耗性ならびに低い摺動抵抗を備え、簡単な構成で製造が容易であるとともに、厚みを薄くでき、しかも軽量化およびコストダウンが可能であり、使い易い工業用ワイパーおよびその製造方法ならびにワイピング方法を提供することである。【解決手段】ゴム層11および繊維層12の積層体10からなるリップ部2を備え、側面視において、リップ部2は、繊維層12側が凸となるように湾曲しているとともに、摺動部100に接触するリップ部2の先端部2aが繊維層12からなる、工業用ワイパー1であり、その製造方法である。工業用ワイパー1を使用して摺動部を掻き取る、ワイピング方法である。【選択図】図1

Description

本発明は、工業用ワイパーおよびその製造方法ならびにワイピング方法に関する。
工作機械のベッドなどに使用されている工業用ワイパーとしては、特許文献1〜3に記載されているような構成のものが知られている。
しかし、特許文献1〜3に記載されているような従来の工業用ワイパーは、掻き取り性などを確保するうえで構成が複雑であった。また、従来の工業用ワイパーは、厚みが大きく、重く、コストも掛かる構成であった。
特開2007−83344号公報 特許第3193361号公報 特許第4745636号公報
本発明の課題は、優れた掻き取り性および耐摩耗性ならびに低い摺動抵抗を備え、簡単な構成で製造が容易であるとともに、厚みを薄くでき、しかも軽量化およびコストダウンが可能であり、使い易い工業用ワイパーおよびその製造方法ならびにワイピング方法を提供することである。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、以下の構成からなる解決手段を見出し、本発明を完成するに至った。
(1)ゴム層および繊維層の積層体からなるリップ部を備え、側面視において、前記リップ部は、前記繊維層側が凸となるように湾曲しているとともに、摺動部に接触する前記リップ部の先端部が前記繊維層からなる、工業用ワイパー。
(2)前記積層体は、前記ゴム層を形成する未加硫ゴム層および前記繊維層を積層して前記未加硫ゴム層を加硫成形したものである、前記(1)に記載の工業用ワイパー。
(3)前記ゴム層の厚さが、前記繊維層の厚さよりも大きい、前記(1)または(2)に記載の工業用ワイパー。
(4)前記繊維層が、帆布からなる、前記(1)〜(3)のいずれかに記載の工業用ワイパー。
(5)前記繊維層が、弾性材料を含浸させた繊維からなる、前記(1)〜(4)のいずれかに記載の工業用ワイパー。
(6)前記リップ部の後端部に連続しており前記積層体からなる取付部をさらに備える、前記(1)〜(5)のいずれかに記載の工業用ワイパー。
(7)前記取付部は、前記リップ部と一体に成形されている、前記(6)に記載の工業用ワイパー。
(8)前記取付部を機械に取り付けて側面視したとき、前記リップ部の前記先端部は、前記取付部における前記ゴム層および前記繊維層の境界部の仮想延長線に対して略垂直な部位を含む、前記(6)または(7)に記載の工業用ワイパー。
(9)ゴム層および繊維層の積層体からなるリップ部を備え、側面視において、前記リップ部は、前記繊維層側が凸となるように湾曲しているとともに、摺動部に接触する前記リップ部の先端部が前記繊維層からなる、工業用ワイパーの製造方法であって、前記ゴム層を形成する未加硫ゴム層および前記繊維層を積層して前記未加硫ゴム層を加硫成形することによって平板状積層体を得る工程と、前記平板状積層体のうち前記加硫成形後の収縮率の差によって前記繊維層側が凸となるように湾曲変形している部位の端部を前記リップ部として備えるように、前記平板状積層体を加工して前記工業用ワイパーを得る工程と、を備える、工業用ワイパーの製造方法。
(10)ゴム層および繊維層の積層体からなるリップ部を備え、側面視において、前記リップ部は、前記繊維層側が凸となるように湾曲しているとともに、摺動部に接触する前記リップ部の先端部が前記繊維層からなる、工業用ワイパーを使用して前記摺動部を掻き取る、ワイピング方法。
本発明によれば、優れた掻き取り性および耐摩耗性ならびに低い摺動抵抗を発揮することができ、かつ簡単な構成で製造が容易であるとともに、厚みを薄くでき、しかも軽量化およびコストダウンが可能であり、使い易いという効果がある。
本発明の一実施形態に係る工業用ワイパーを示す側面図である。 (a)〜(c)は、本発明の一実施形態に係る工業用ワイパーの製造方法を示す工程図である。
<工業用ワイパー>
以下、本発明の一実施形態に係る工業用ワイパー(以下、「ワイパー」と言うことがある。)について、図1を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態のワイパー1は、リップ部2を備えている。本実施形態のリップ部2は、面状の摺動部100に付着した切粉などを掻き取る部位として機能し、ゴム層11および繊維層12の積層体10からなる。
ゴム層11を構成するゴムとしては、例えば、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、エチレン−プロピレンゴム、ブチルゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、アクリルゴム、エピクロロヒドリンゴム、塩素化ポリエチレンゴム、シリコーンゴム、ウレタンゴム、フッ素ゴム、ニトリルブタジエンゴム(NBR)、水素添加ニトリルブタジエンゴム(H−NBR)などが挙げられる。例示したこれらのゴムは、1種または2種以上を混合して使用することができる。
繊維層12を構成する繊維としては、例えば、脂肪族ポリアミド繊維、芳香族ポリアミド繊維、アラミド繊維、ポリエステル繊維、ウレタン繊維、アセテート繊維、フッ素繊維などの合成繊維、木綿、絹、麻などの天然繊維、レーヨン、ガラス繊維、比較的硬度の低い金属繊維などが挙げられる。例示したこれらの繊維は、1種または2種以上を混合して使用することができる。繊維層12の形態としては、例えば、織布、不織布、編布などが挙げられる。織布は、帆布を含む。繊維層12の形態としては、帆布が好ましい。
繊維層12は、弾性材料を含浸(ディップ)させた繊維からなるのが好ましい。弾性材料としては、例えば、ゴム、エラストマーなどが挙げられる。ゴムとしては、上述したゴム層11で例示したのと同じものが挙げられる。エラストマーとしては、例えば、ポリエステル系エラストマー、ポリアミド系エラストマー、ポリオレフィン系エラストマーなどの熱可塑性エラストマーが挙げられる。例示したこれらの弾性材料は、1種または2種以上を混合して使用することができる。含浸に代えて、弾性材料を塗布することによって、繊維の隙間に弾性材料を含有させることもできる。弾性材料を含浸または塗布するときには、これらの処理をスムーズに行ううえで、弾性材料を溶剤などで溶解して液状にするのが好ましい。なお、液状の樹脂接着剤などを含浸または塗布することもできる。
ここで、本実施形態のリップ部2は、側面視において、繊維層12側が凸となるように湾曲しているとともに、摺動部100に接触するリップ部2の先端部2aが繊維層12からなる。このような構成によれば、リップ部2が、掻き取り性に優れるリップ形状を有し、柔軟であるが摩擦係数が低く、それゆえ摺動部100に対する摺動抵抗が低く、しかも耐摩耗性を高い状態に保つことができる。したがって、リップ部2の先端部2aを摺動部100に押し付けた状態でワイパー1を矢印A方向に往復移動させて摺動部100上を摺動させると、摺動部100のうねりなどの変形に対してリップ部2が十分に追従して優れた掻き取り性を発揮し、耐摩耗性ならびに摺動抵抗低減においても優れた性能を発揮することができる。また、リップ部2の構成が簡単であることから、製造が容易であり、コストダウンが可能となる。さらに、上述した構成によれば、比較的重量の軽い部材によって構成されており、しかもリップ部2の厚みを薄くできることから、ワイパー1を軽量化することができ、結果として使い易く、ワイパー1の取り付け作業時における作業者の負担を軽減することができる。なお、上述した側面視とは、ワイパー1の側面4側からワイパー1を見た状態を意味するものとする。
リップ部2を構成する本実施形態の積層体10は、後述する図2(a)に示すように、ゴム層11を形成する未加硫ゴム層111と、繊維層12とを積層し、未加硫ゴム層111を加硫成形することによって得られる。言い換えれば、積層体10は、未加硫ゴム層111と、繊維層12とを積層し、未加硫ゴム層111を加硫成形したものである。なお、繊維層12が、上述した弾性材料を含浸または塗布したゴム引き繊維からなる場合には、繊維層12およびゴム層11を強固に積層一体化することができる。繊維層12およびゴム層11は、例えば、接着剤を使用して積層一体化することもできる。
本実施形態では、後述する図2(b)に示すように、ゴム層11の厚さT11が、繊維層12の厚さT12よりも大きい。このような構成によれば、上述したリップ部2の効果が向上する傾向にある。ゴム層11の厚さT11および繊維層12の厚さT12の比は、ゴム層11の厚さT11:繊維層12の厚さT12=1.3〜2.0:1であるのが好ましい。また、ゴム層11の厚さT11としては、0.65〜2.0mmであるのが好ましく、繊維層12の厚さT12としては、0.5〜1.0mmであるのが好ましく、これらの数値範囲内で、ゴム層11の厚さT11が、繊維層12の厚さT12よりも大きくなるように構成するのが好ましい。
一方、本実施形態のワイパー1は、図1に示すように、取付部3をさらに備えている。取付部3は、摺動部100に対して相対的に矢印A方向に往復移動する機械101に取り付けられる部位である。
本実施形態の取付部3は、上述したリップ部2の後端部2bに連続しているとともに、リップ部2と同様に積層体10からなる。このような構成によれば、取付部3が、積層体10に起因する柔軟性を備えていることから、摺動部100のうねりなどの変形に対してリップ部2を十分に追従させることができる。また、ワイパー1を軽量化することもできる。
本実施形態の取付部3は、リップ部2と一体に成形されている。このような構成によれば、成形が1回で済むことから、製造が容易であり、しかもリップ部2と取付部3の接続強度を向上させることができる。なお、取付部3は、必要に応じてリップ部2と別部材で構成することもできる。
上述した取付部3を取り付ける機械101としては、例えば、工作機械、半導体製造装置、ロボット、その他の産業機械または直動案内部材などが挙げられるが、ワイパー1を使用できる限り、これらに限定されるものではない。
機械101は、ワイパー1の取付部3を取り付ける取付手段を備えている。取付手段としては、ワイパー1が上述のとおり厚みが薄くて軽量であることから、簡単な構成のものを採用することができる。本実施形態では、機械101が取付部3の取付手段として、一対のプレート102、102、スペーサー103およびボルト104を備えている。取付部3は、スペーサー103を介して互いに対向している一対のプレート102、102の間に挟み込まれ、ボルト104で締め付けられることによって、機械101に取り付けられる。なお、プレート102としては、例えば、厚みの薄い鋼板などを採用することができる。
機械101に取り付けられた取付部3は、摺動部100に対して略垂直な状態になる。本実施形態では、取付部3を機械101に取り付けて側面視したとき、リップ部2の先端部2aが、取付部3におけるゴム層11および繊維層12の境界部13の仮想延長線Lに対して略垂直な部位21を含む。このような構成によれば、摺動部100に対するリップ部2のシール性が向上し、結果として優れた掻き取り性を発揮することができる。本実施形態では、リップ部2の先端部2aのうち一部が、部位21によって構成されている。なお、リップ部2の先端部2aの全てが、部位21によって構成されていてもよい。
<工業用ワイパーの製造方法>
次に、本発明の一実施形態に係る工業用ワイパーの製造方法について、上述したワイパー1を製造する場合を例にとって、図2を参照して詳細に説明する。
本実施形態のワイパー1の製造方法は、以下の(I)および(II)の工程を含む。
(I)まず、図2(a)および図2(b)に示すように、ゴム層11を形成する未加硫ゴム層111および繊維層12を積層し、未加硫ゴム層111を加硫成形することによって平板状積層体20を得る工程。
(II)次に、図2(c)に示すように、平板状積層体20のうち加硫成形後の収縮率の差によって繊維層12側が凸となるように湾曲変形している部位の端部20aをリップ部2として備えるように、平板状積層体20を加工してワイパー1を得る工程。
(I)の工程で得られる平板状積層体20の厚さとしては、1.15〜3.0mmであるのが好ましい。このような構成によれば、得られるワイパー1の厚みを薄くしてワイパー1を軽量化することができる。
また、(I)の工程で得られる平板状積層体20は、加硫成形によってゴム層11および繊維層12が積層一体化している。ここで、平板状積層体20を構成するゴム層11および繊維層12は、加硫成形後の収縮率が互いに異なる。具体的には、ゴム層11の収縮率が繊維層12の収縮率よりも大きい。それゆえ、平板状積層体20は、(II)の工程で記載のとおり、加硫成形後に繊維層12側が凸となるように湾曲変形(撓み変形)する。湾曲変形量は、例えば、ゴム層11の厚み、繊維層12の構成、またはこれらを組み合わせることなどによって制御することができる。湾曲変形量を制御することによって、摺動部100に応じた掻き取り性に優れるリップ形状を確保することができる。
(II)の工程では、上述のとおり、繊維層12側が凸となるように湾曲変形している部位の端部20aをリップ部2として備えるように、平板状積層体20を加工してワイパー1を得ることから、簡単かつ効率よくワイパー1を得ることができる。なお、平板状積層体20からワイパー1を得るときの加工方法としては、端部20aをリップ部2として備えることができる限り、特に限定されない。具体例を挙げると、カッターなどの切断手段を使用して、平板状積層体20から摺動部100に応じたワイパー1の形状を切り出せばよい。
<ワイピング方法>
次に、本発明の一実施形態に係るワイピング方法について、ワイパー1を使用する場合を例にとって説明する。
本実施形態のワイピング方法は、ワイパー1を使用して摺動部100を掻き取る(ワイピングする)方法である。このような構成によれば、上述したワイパー1による効果が得られることから、摺動部100を長期にわたり安定して掻き取ることができる。
以上、本発明に係る好ましい実施形態について例示したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限り任意のものとすることができることは言うまでもない。
例えば、上述の実施形態では、ゴム層11および繊維層12を積層しているが、繊維層12に代えて、フィラー含有ゴム層を積層してもよい。言い換えれば、積層体10を、ゴム層11およびフィラー含有ゴム層の積層体で構成してもよい。フィラー含有ゴム層を構成するゴムとしては、上述したゴム層11で例示したのと同じゴムが挙げられる。フィラー(短繊維)としては、例えば、アラミド繊維、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、ウレタン繊維、アセテート繊維、フッ素繊維、木綿、絹、麻、レーヨンなどが挙げられる。フィラー含有ゴム層において、フィラーの含有量は、特に限定されるものではない。
1 工業用ワイパー
2 リップ部
2a 先端部
2b 後端部
21 部位
3 取付部
4 側面
10 積層体
11 ゴム層
111 未加硫ゴム層
12 繊維層
13 境界部
20 平板状積層体
20a 端部
100 摺動部
101 機械
102 プレート
103 スペーサー
104 ボルト

Claims (10)

  1. ゴム層および繊維層の積層体からなるリップ部を備え、
    側面視において、前記リップ部は、前記繊維層側が凸となるように湾曲しているとともに、摺動部に接触する前記リップ部の先端部が前記繊維層からなる、工業用ワイパー。
  2. 前記積層体は、前記ゴム層を形成する未加硫ゴム層および前記繊維層を積層して前記未加硫ゴム層を加硫成形したものである、請求項1に記載の工業用ワイパー。
  3. 前記ゴム層の厚さが、前記繊維層の厚さよりも大きい、請求項1または2に記載の工業用ワイパー。
  4. 前記繊維層が、帆布からなる、請求項1〜3のいずれかに記載の工業用ワイパー。
  5. 前記繊維層が、弾性材料を含浸させた繊維からなる、請求項1〜4のいずれかに記載の工業用ワイパー。
  6. 前記リップ部の後端部に連続しており前記積層体からなる取付部をさらに備える、請求項1〜5のいずれかに記載の工業用ワイパー。
  7. 前記取付部は、前記リップ部と一体に成形されている、請求項6に記載の工業用ワイパー。
  8. 前記取付部を機械に取り付けて側面視したとき、前記リップ部の前記先端部は、前記取付部における前記ゴム層および前記繊維層の境界部の仮想延長線に対して略垂直な部位を含む、請求項6または7に記載の工業用ワイパー。
  9. ゴム層および繊維層の積層体からなるリップ部を備え、
    側面視において、前記リップ部は、前記繊維層側が凸となるように湾曲しているとともに、摺動部に接触する前記リップ部の先端部が前記繊維層からなる、工業用ワイパーの製造方法であって、
    前記ゴム層を形成する未加硫ゴム層および前記繊維層を積層して前記未加硫ゴム層を加硫成形することによって平板状積層体を得る工程と、
    前記平板状積層体のうち前記加硫成形後の収縮率の差によって前記繊維層側が凸となるように湾曲変形している部位の端部を前記リップ部として備えるように、前記平板状積層体を加工して前記工業用ワイパーを得る工程と、を備える、工業用ワイパーの製造方法。
  10. ゴム層および繊維層の積層体からなるリップ部を備え、
    側面視において、前記リップ部は、前記繊維層側が凸となるように湾曲しているとともに、摺動部に接触する前記リップ部の先端部が前記繊維層からなる、工業用ワイパーを使用して前記摺動部を掻き取る、ワイピング方法。
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