JP2016539829A - インキブレードを有するインキ供給部を運転する装置及び方法並びにインキブレードを更新する組立装置及び方法 - Google Patents

インキブレードを有するインキ供給部を運転する装置及び方法並びにインキブレードを更新する組立装置及び方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、インキブレード(26)を備えるインキ供給装置(17)、インキブレードを所定の通り組み付ける組立装置(61)、インキ供給装置(17)と組立装置(61)とを備える、印刷インキを供給かつ調量するシステム、並びにインキブレード(26)の、インキ調量のために働く調量エッジ(27,27′)を更新する方法、及びインキブレード(26)を有するインキ供給装置(17)を運転する方法に関する。

Description

インキブレードを備えるインキ供給装置
本発明は、請求項1の上位概念部に記載の、インキブレードを備えるインキ供給装置、請求項13の上位概念部に記載の、インキブレードを所定の通り組み付ける組立装置、請求項24の上位概念部に記載の、インキ供給装置と組立装置とを備える、印刷インキを供給かつ調量するシステム、並びに請求項28の上位概念部に記載の、インキブレードの、インキ調量のために働く調量エッジを更新する方法、及び請求項32の上位概念部に記載の、インキブレードを有するインキ供給装置を運転する方法に関する。
独国特許第602005002142号明細書は、インキつぼとして形成されるインキ供給装置であって、幅にわたって一貫して延びる調量エッジを備え、インキブレードの下に相並んで作動手段により可動の、調量間隙を領域毎に調整する区分が設けられているインキ供給装置に関する。この種のインキ装置は、主として凹版印刷において使用される。このインキ供給装置では、インキブレードは、好ましくは1〜3mm厚の鋼から構成されており、セラミックの被覆が施されている。課題は、損耗時の要素の簡単な交換である。
独国特許出願公開第4240642号明細書において、インキブレード支持体を備えるインキつぼが開示されており、インキブレード支持体は、相並んで複数のインキブレード薄片を収容し、ブレード薄片を取り外すことなく全体としてインキつぼフレームから着脱可能である。摩耗した調量エッジを交換すべく、ブレード支持体全体又はブレード支持体内のブレード薄片は、回転可能であり、その結果、4つのエッジを調量エッジとして利用可能である。
独国実用新案第6901424号明細書は、凹版印刷版シリンダに宛がうべきワイピングドクタを調整する装置に関する。ドクタの形状付与は、作動要素により、払拭すべきシリンダの例えば湾曲した表面に適合可能である。
国際公開第2011/077350号により、インキつぼを有するショートタイプのインキ装置(Kurzfarbwerk)を備える鋼凹版印刷機械が公知である。
独国特許出願公開第3613806号明細書は、インキブレードアッセンブリであって、複数の薄片状のインキブレードが相並んでねじにより1つの収容部に固定されており、この収容部は、ねじを介してインキつぼの桁に固定されているインキブレードアッセンブリを開示している。シムを介して収容部に結合されるカバーは、カバーとともにクランプ間隙を形成しており、クランプ間隙内には、インキブレードがクランプされている。この場合、後方の端部は、クランプ間隙内で、収容部とカバーとの間に存在するシムまでは達していない。
独国特許出願公開第3613806号明細書は、インキブレードアッセンブリであって、複数の薄片状のインキブレードが相並んでねじにより1つの収容部に固定されており、この収容部は、ねじを介してインキつぼの桁に固定されているインキブレードアッセンブリを開示している。シムを介して収容部に結合されるカバーは、カバーとともにクランプ間隙を形成しており、クランプ間隙内には、インキブレードがクランプされている。この場合、後方の端部は、クランプ間隙内で、収容部とカバーとの間に存在するシムまでは達していない。
欧州特許出願公開第0453872号明細書により、インキブレードを備えるインキブレードアッセンブリが開示されており、インキブレードは、支持体要素と、シム金属薄板と、支持体要素とシム金属薄板との間において第1のねじにより固定されている複数の舌片とにより形成されている。インキブレードは、第2のねじによりインキつぼに固定されている。舌片が損耗した際には、インキブレードが解体され、舌片は、第1のねじを緩解した後、舌片の前縁が再び初期位置にあるように調整される。
独国実用新案第9109785号明細書は、紙に塗工を施すドクタ装置に関する。このドクタ装置は、塗工ブレードを有しており、塗工ブレードは、保持装置内で2つのジョー間にクランプされ、かつ後縁でもって保持部内で自由端となっており、すなわち、行程が制限されるように突き当てられていない。
独国特許出願公開第2834932号明細書により、ドクタ装置が、ドクタエッジを有する薄いドクタの両側に、ドクタを支持する支持ドクタを有するようになったドクタ保持部及びドクタが開示されている。ドクタを可能な限り大部分利用することができるように、摩耗した際には、ドクタに形状結合を介して着脱自在に結合可能な下側の支持ドクタの位置が、ドクタホルダ内で印刷ローラに向かって調節可能である。付加的に、上側の支持ドクタは開放可能であり、これにより、1つのドクタエッジが摩耗した後、ドクタを180°回転させ、再び形状結合により装入することができる。
インキ装置のインキつぼローラにインキを調量する装置には、1つの調量ストリップが、相並んで配置される、ローラに向かって可動の複数のベースプレートにより形成されており、ベースプレート上には、それぞれ複数の、それぞれのベースプレート上をローラに向かって可動のスライダ要素が配置されている。スライダ要素の動きは、前方及び後方に向かって、凹欠部内に係合したストッパにより制限されている。
本発明の根底にある課題は、インキブレードを備えるインキ供給装置、インキブレードを所定の通り組み付ける組立装置、インキ供給装置と組立装置とを備える、印刷インキを供給かつ調量するシステム、並びにインキブレードの、インキ調量のために働く調量エッジを更新する方法、及びインキブレードを有するインキ供給装置を運転する方法を提供することである。
上記課題は、本発明により請求項1、13、24、28あるいは32の特徴により解決される。
この場合、特別な利点は、提案する解決手段が、ワンピース又はマルチピースのあるいは1つ又は複数の部分からなるインキブレードを有する領域毎に調整可能なインキ供給装置の、迅速なかつ/又は簡単なかつ/又は低コストの取り扱いを提供することにある。
例えば鋼凹版における特に研磨性の高いインキの一般的な使用は、インキブレードあるいはインキブレード区分において従来使用されている硬質金属製の刃の使用にもかかわらず、調量エッジにおける摩耗に至らしめる。このことは、インキブレードの絶え間ない新規調節あるいは交換を意味している。交換時、従来は、極めて正確な適合の必要性、すなわち、極端に時間を要し、往々にして顧客自身では実施不能な、個々の領域をゼロにセットする必要性があった。
好ましくは、1つの部分からなる一体のインキブレードであって、このインキブレードと協働する作動手段とは異なるインキブレードが装入されることにより、作動要素は、作動手段あるいはその駆動装置のゼロポジションがブレード交換時に毎回新規に調整される必要がないように予め調整可能である。さらに、このことは、場合によっては比較的高価な作動手段自体の摩耗を防止する。
インキブレードが作動手段から分離可能であることにより、ブレードは、ブレードの複数あるエッジの複数において調量エッジとして利用可能である。
インキブレードを収容するクランプ間隙は、好ましくは、クランプ間隙の長さに関して余裕、つまり過剰寸法をもって構成されており、その結果、インキブレードは、運転準備の整った状態に組み付けられているとき、端部側で、すなわち、調量エッジ27とは反対側の端部でもって、クランプ間隙内で突き当たらない。これにより、例えば正確な位置に装入可能なブレードホルダ内での、ブレードの長さ方向でのブレードの正確かつ簡単な新規調整が、いつでも、場合によっては新たな研磨により短くなってしまった後でも可能である。
インキブレードの簡単に再現可能な配置を可能にするために、インキブレードは、インキつぼ内において、インキつぼから着脱可能なブレードホルダに配置されている。ブレードホルダは、正確に嵌合するように組立装置に装入可能である。これにより、新品のインキブレード、回転されたインキブレード又は再研磨されたインキブレードの、ブレードホルダ内での組み付けは、正確かつエラーなしに、続いてインキつぼ内に装入可能であるように実施可能である。単一の組立装置により、同型式かつ同構成の印刷機械のすべてのインキつぼのための複数の又はすべてのインキブレードが調整可能であり、場合によっては、同じインキつぼ型式を有する他の機械のための複数の又はすべてのインキブレードも調整可能である。
一態様において、インキブレードが、作動手段外の領域、すなわち、呼び幅外の領域に張り出し、両側で、位置調節不能な案内ストリップ上に載置されていることにより、簡単に側方のシールが形成されている。
好ましい態様において、作動手段は、間隙の運転上の開閉のために必ず必要であるよりも顕著に大きい可能な総調節行程を有している。反転されたインキブレード、再研磨されたインキブレード又は新品のインキブレードの使用の枠内での相応のゼロ調整の際に、印刷運転中の位置調節には使用されない調節行程は、例えばインキブレードエッジの損耗の際に必要となるゼロ位置の後調整のために使用可能である。これにより、ゼロ位置の後調節は、ダイレクトに作動手段の作動モータにより実施可能である。全作動範囲が完全に消尽されて初めて、該当するインキブレードは、回転あるいは反転、あるいは新しいブレード又は新しく研磨されたブレードに交換されればよい。加えて、その後に、作動手段の元来のゼロセットポジションへの移動がなされる。
インキブレードを簡単にブレードホルダとともに取り外し、正確に嵌合するように再び装入することができることで、インキブレードのクリーニングは、インキつぼ外で、例えば特別な洗浄キャビネット内で可能である。
インキブレード及び/又はその調量エッジが好ましくは1つの部分からなるかつ/又は一貫して延びる形態により、一方では、インキブレードが複数の部分からなる又はインキブレードにスリットが入れられた形態において起こり得るような、スリット状の中断部を通した通り抜けが、完全に排除される。他方では、切断されたブレード区分の不連続的な有段のプロフィールとは異なり、一貫して延びる調量エッジにより、より穏やかな移行部を伴う、領域毎に調整されるインキプロフィールの延びが形成される。
印刷機械のインキ装置用の特に好ましいインキ供給装置において、インキ供給装置は、1つ又は複数の部分からなるフレームと、フレームに配置される又は配置可能なブレードホルダと、組み付けられた状態でその幅に関して全体的にインキ供給装置の少なくとも1つの呼び幅にわたって延在する1つ又は複数の部分からなるインキブレードであって、組み付けられた状態でブレードホルダのクランプ間隙内に収容され、ブレードホルダに着脱自在に結合されており、長さ方向でホルダ側の端部からホルダ遠位の端部まで延在しており、ホルダ遠位の端部に、全体的に少なくとも呼び幅にわたって一貫して延びる又は区分毎に中断された調量エッジを有するインキブレードとを備えている。さらに、この特に好ましいインキ供給装置は、端面側の側壁であって、側方でインキ受け室を画定する又は画定可能であり、インキ受け室は、インキ供給装置の運転状態で、下側の領域において、ブレードホルダ内に又はブレードホルダに沿って配置されるインキブレードにより画定されている側壁と、インキブレードの幅で見て相並んで配置される複数の作動手段であって、1つ又は複数の部分からなるインキブレード(26)を区分毎に少なくとも調量エッジの領域で、インキ供給装置により着色すべきインキ装置ローラの周囲に対する間隔に関して変更するかつ/又は変更可能とする作動手段と、を備え、クランプ間隙は、インキブレードの動きを制限する長さに関して余裕をもって構成されており、その結果、インキブレードは、運転準備の整った状態に組み付けられているとき、端部側で、すなわち、調量エッジとは反対側の端部でもって、クランプ間隙内で、ブレードホルダ固定の強固な行程制限部に突き当たらず、フレームには、調量エッジ及び/又はインキ装置ローラに向かう動き方向でブレードホルダを制限するストッパ装置が設けられており、ストッパ装置は、調量エッジ及び/又はインキ装置ローラに向かう動き方向で特にブレードホルダを制限するフレーム固定のストッパを有し、ストッパは、ブレードホルダ固定のストッパ面と協働し、ブレードホルダは、ブレードホルダの運転位置を占めるべく、固定装置に含まれる固定機構の操作によりストッパに向かって可動であるかつ/又は付勢され得る。特に好ましい態様において、ブレードホルダの固定及び解除のために、インキ供給装置のフレームに可動に支持されるクランプ要素が設けられている。これにより、例えば、調量エッジに向かうブレードホルダの動きが、このために他方向での位置変化がなされることなく可能となる。クランプ要素の動きにより、例えば、第2のクランプ要素及び/又は装入されるブレードホルダの、少なくとも一動き成分を有する、好ましくは正確に又は実質的に(すなわち、長さ方向から精々±10°の方向偏差をもった)調量ブレードの長さ方向での調量エッジに向かう動きが引き起こされる。
それ自体単独で見て、又は好ましい態様では、上述の好ましいインキ供給装置と関連して、調量エッジを有するインキブレードを印刷機械のインキ装置用のインキ供給装置のブレードホルダに所定の通り組み付ける特に好ましい組立装置は、保持区分であって、保持区分に沿って又は保持区分内に、ブレードホルダ、又は複数の部分からなるブレードホルダの少なくとも一部が、所定の位置で、ストッパ面でもって、組み付けたいインキブレードに向かう動きを制限するフレーム固定のホルダストッパに向かって装入可能である保持区分と、1つ又は複数の部分からなるフレームを介して保持区分に強固に結合された当接区分であって、当接区分に沿って又は当接区分内に、組み付けたい1つ又は複数の部分からなるインキブレードが、インキブレードの調量エッジでもって、ブレードストッパに当接可能である当接区分と、を備え、ホルダストッパとブレードストッパとの間の形状付与及び相対位置は、保持装置内に装入されたブレードホルダ、又は複数の部分からなるブレードホルダの一部と、ブレードストッパに当接されたブレードとが互いに、非結合状態で既に、少なくともインキブレードの、調量エッジに対して垂直に延びる長さ方向で見て、組立に関して所望の、組立装置により規定される相対位置を占めるように、組立治具(Montagelehre)の形態で確定されている。
印刷機械のインキ装置内に印刷インキを供給かつ調量する特に好ましいシステムにおいて、システムは、インキ供給装置を備え、インキ供給装置は、ブレードホルダが着脱自在に配置されるフレームを有し、ブレードホルダは、組み立てられた状態で、1つ又は複数の部分からなるインキブレードを支持し、インキブレードの前側の端部は、ブレードホルダから突出し、一貫して延びる又は中断された調量エッジを形成し、ブレードホルダは、ストッパ装置により所定の位置及びポジションで着脱自在にフレームに配置可能である。さらに、この好ましいシステムは、インキブレードを組み付けるブレードホルダを着脱自在に配置可能なフレームを有する組立装置を備え、ブレードホルダは、ストッパ装置により、調量エッジ側のブレードストッパに対する所定の相対位置及びポジションで着脱自在にフレームに配置可能であり、組立装置のためのストッパ装置とブレードストッパとの間の形状付与及び相対位置は、ブレードホルダとインキブレードとが互いに、未結合状態で所定の再現可能な相対位置を占め、この相対位置で続いて互いに結合可能であるように、組立治具の形態で確定されており、かつブレードホルダとインキブレードとの間の、結合状態で占められる相対位置は、インキブレードが、インキ供給装置内に装入されてストッパ装置に対して突き当てられた状態で、組立装置により予め規定された再現可能な位置を占めるように寸法設定されている。
特に好ましい方法では、印刷機械のインキ供給装置内の1つ又は複数の部分からなるインキブレードの、インキ調量のために働く調量エッジが更新され、インキブレードは、その幅に関して全体的にインキ供給装置の少なくとも1つの呼び幅にわたって延在しており、まず、インキブレードを支持するブレードホルダを、インキブレードとともにインキ供給装置から取り外し、まだブレードホルダに配置されている又はブレードホルダから既に分離されたインキブレードを、調量エッジを有する端部において再研磨し、これにより、この端部の領域に、再生により更新された調量エッジを形成することで、インキ調量のために働く調量エッジを更新し、ブレードホルダを装入する前に、ブレードホルダとインキブレード、特にこのように再研磨したインキブレードとの間の相対位置を、新しい調量エッジの位置に関して、結合部が解除されているときに新規に調整し、調整した相対位置で結合部を形成し、最終的にブレードホルダをインキブレードとともに所定のポジション及び位置でインキ供給装置内に再び装入し、インキ供給装置内に固定する。
特に凹版印刷機械として形成される印刷機械のインキ装置のインキ供給装置を運転する特に好ましい方法において、インキ供給装置は、1つ又は複数の部分からなるインキブレードを有し、インキブレードは、区分毎に、対応する作動手段により、インキ間隙を形成すべく、間隙寸法、すなわち、対応するインキ装置ローラの表面に対する、運転位置において占められる間隔に関して可変であり、まず、インキ間隙を、作動手段に割り当てられた領域において、閉鎖された位置を表す間隙寸法に向かって例えば手動でゼロにし、このとき、この間隙寸法をゼロにすることは、ブレード区分のこのゼロ位置において、該当する作動手段が、作動手段‐作動範囲の両作動範囲終端に対して、特に顕著に、すなわち、例えば作動手段‐作動範囲の少なくとも20%離間しているゼロポジションにあるように行い、少なくとも1つの生産期間後、作動手段がゼロポジションにあるときのブレード区分における間隙寸法の検査を行い、ブレード区分のうちの1つ又は複数のブレード区分が、ゼロ位置のために所望される間隙寸法から偏差していれば、該当するブレード区分に対応する作動手段を、後調整の目的で、所望の閉鎖された位置を表す間隙寸法を再形成すべく操作し、最終的に、作動手段の、後調整後に占めたポジションを、作動手段の新しいゼロポジションとして確定する。好ましい態様において、1つ又は複数のインキブレード区分を1回又は複数回後調整した後、1つ又は複数の部分からなるインキブレードの、インキ調量のために働く調量エッジの更新を、上述の特に好ましい更新方法にしたがって行ってもよい。
インキ供給装置及び/若しくは組立装置又は調量エッジを更新する方法及び/若しくはインキ供給装置を運転する方法に関する上述の特に好ましい実施変化形態及び/又は態様をさらに発展させる、引用形式請求項に記載するような特徴及び/又は以下に実施の形態を参照しながら説明するような特徴は、好ましい形態を形成するために単独で用いられても、複数が組み合わされて用いられてもよい。
本発明の実施の形態を図面に示し、以下に詳細に説明する。
印刷機械に関する一実施の形態を示す図である。 インキ装置フレーム内に支持されるインキ装置の拡大図である。 ブレードホルダなしのインキつぼフレームを、a)は正面側から、b)は背面側から見た斜視図である。 ブレードホルダを装入したインキつぼフレームを、a)は正面側から、b)は背面側から見た斜視図である。 インキ装置フレームに支持され、ブレードホルダが装入されたインキつぼフレームを正面側から見た図である。 運転位置でインキ装置ローラに当接されたインキつぼの概略断面図である。 一貫して延びる調量エッジを有する1つの部分からなるインキブレードを支持するブレードホルダの拡大図である。 区分毎に中断された調量エッジを有する1つ又は複数の部分からなるインキブレードを支持するブレードホルダの拡大図である。 協働するインキ装置ローラとともに示す、インキブレードを支持するブレードホルダの概略断面図である。 協働する作動手段とともに示す、1つ又は複数の部分からなるインキブレードの一部の断面を正面側から見た図である。 ブレードホルダなしのインキつぼフレームを後方から見た斜視図である。 ブレードホルダを装入したインキつぼフレームを後方から見た斜視図である。 インキつぼフレーム内に装入したブレードホルダの、偏心体式駆動装置を切断するように延びる切断線に沿った拡大図である。 一貫して延びるインキブレードとともに示す組立装置の斜視図である。 側方ストッパなしで示す図14の断面図である。 区分毎に中断された調量エッジを有する1つ又は複数の部分からなるインキブレードとともに示す組立装置の斜視図である。 側壁の領域におけるインキブレードの側方の末端を示す、第1の形態のインキつぼの断面を正面側から見た図である。 図17の側方の末端の斜視図である。 側壁の領域におけるインキブレードの側方の末端を示す、第2の形態のインキつぼの断面を正面側から見た図である。 図19の側方の末端の斜視図である。 a)は、幅方向で延びる体軸周りの、b)は、長さ方向で延びる体軸周りの、インキブレードの回転を示す概略図である。 a)は、様々な調整時の1つのブレード区分の間隙寸法を示す概略図であり、b)は、I)基本調整時及びII)後調整後の作動範囲内での作動手段の対応するポジションを示す概略図である。
印刷機械01、例えば輪転印刷機械又は好ましくはシート印刷機械として構成される印刷機械01は、印刷部02、例えば印刷ユニット02を有している。印刷部02あるいは印刷ユニット02には、入口側で供給装置03により、好ましくはシート状又は場合によってはウェブ状の被印刷体04が供給され、印刷部02により被印刷体04は、片面又は両面で単色又は多色に印刷される。さらに印刷機械01は、製品デリバリ06を有している。製品デリバリ06では、印刷された製品又は中間製品がパイル状に又は連続的に排出される(例えば図1参照)。図面に示した好ましい形態において、印刷機械01は、証券印刷用の印刷機械01として、例えばウェブ状の被印刷体04、例えば被印刷ウェブを印刷するために、しかし好ましくはシート状の被印刷体04、例えば被印刷体シート04を印刷するために構成されている。この場合、供給装置03は、例えばシートフィーダ03として形成されている。シートフィーダ03内には、供給して印刷すべき被印刷体シート04のパイルが配置されているかつ/又は配置可能である。製品デリバリ06は、1つ又は複数のパイルを形成するシートデリバリ06として構成されていてもよい。
好ましくは証券印刷機械01として形成される印刷機械の印刷部02は、原則、任意の印刷法に基づく印刷部02として形成されていることができる。印刷部02は、少なくとも2つの印刷装置シリンダ07;08を有している。印刷装置シリンダの少なくとも一方07は、印刷版シリンダ07として形成されており、印刷版シリンダ07は、印刷版シリンダ07の周囲に、印刷すべき印刷画像の印刷版を支持し、間接的又は直接的に、すなわち、ダイレクトに又は1つ又は複数の別のシリンダ09;11の列を介して、少なくとも1つのインキ装置12により少なくとも1つの色調の印刷インキで着色可能である。この場合、印刷版は、平版印刷、凸版印刷又は好ましくは凹版印刷用の版として構成され、ダイレクトにシリンダ側面の一部としてか、又はしかし、好ましくは、印刷版シリンダ07に着脱自在に固定すべき印刷プレートとして形成されていてもよい。印刷版シリンダ07は、凹版印刷用に形成される印刷部02の形態では、図示しないワイピングシリンダあるいはワイピングローラと協働する。ワイピングシリンダにより、余剰インキが印刷版から取り除かれ、その結果、インキは、グラビアの凹部内にのみ残留する。
印刷すべき被印刷体04は、最も好ましくは、テキスタイル、リネン又はヘンプの繊維を含んで形成されているかつ/又は好ましくは未印刷状態で凸及び/又は凹のすき入れを有している紙として構成されている。
シート印刷機械の最も好ましい態様で存在する被印刷体シート04は、パイルとして、シートフィーダ03として形成される供給装置03内に予め収納されており、供給装置03から被印刷体シート04は、例えば吸い口を有する詳細には図示しない把持装置11により個々にピックアップされて個別化され、搬送区間12、例えばベルトシステムとして形成され、1つ又は複数のベルト区分を有する搬送システム及び/又は印刷部02の入口領域近傍の少なくとも1つのテーブルを有する搬送区間12を介して、印刷部02への入口に搬送される。印刷部02への入口において被印刷体シート04は、印刷部02に対応する搬送区間、例えば印刷部02に対応する搬送システムに引き渡される。この搬送区間を通して被印刷体シート04、略してシート04は、シート04の搬送経路に沿って1つ又は場合によっては複数の印刷箇所を通過し、その後、印刷部02に対応する搬送区間から第3の搬送区間13、例えば、ベルトシステムとして形成される搬送システムを有する第3の搬送区間13に引き渡され、第3の搬送区間13を通して製品デリバリ06、例えば、パイル形成用の1つ又は複数のシート積み台を有する製品デリバリ06まで搬送される。印刷部02に対応する搬送区間は、シート印刷機械の好ましい態様では、例えばグリッパシステムとして形成されている。グリッパシステムにおいて被印刷体シート02は、搬送方向で連続する1つ又は複数のドラム及び/又はシリンダ、例えば搬送ドラム及び/又は搬送シリンダを介して、搬送経路に沿って印刷部02を通して搬送される。本態様において、インプレッションシリンダ08として形成される印刷版シリンダ08は、搬送シリンダとしても有効であり、周囲領域にここでは図示しない把持装置を有している。
図示の好ましい形態において、印刷部02は、オルロフ法での少なくとも片面の印刷用及び/又は凹版印刷法での少なくとも片面の印刷用、特に鋼凹版印刷用の印刷ユニット02として形成されている(例えば図1参照)。印刷部02は、印刷版シリンダ07として形成される印刷装置シリンダ07の他に、上流(この表現は、印刷インキの実際の搬送方向に関する。)に、印刷版シリンダ07を着色するインキ集合シリンダ又はオルロフシリンダ09と、例えば好ましいシート印刷の態様のために把持装置を有するインプレッションシリンダ09とを有している。インプレッションシリンダ09は、印刷版シリンダ07とともに印刷箇所を形成している。原則、インプレッションシリンダ09は、被印刷体04の他面を印刷する印刷装置、特にオフセット印刷装置の印刷装置シリンダ09として構成されていてもよく、この場合は反対に、印刷版シリンダ07がインプレッションシリンダとして用いられる。インプレッションシリンダ09は、印刷機械01を輪転印刷機械として構成した場合、把持装置なしに形成されていてもよい。
他のサイズであってもよいが、胴入れ時に互いに転動するインプレッションシリンダ、印刷版シリンダ及びインキ集合シリンダ08;07;09は、本実施の形態では、一回転で印刷可能な印刷長さ又は有効面(Nutzen)の数に関して、例えばそれぞれ3倍のサイズ(3:3:3)に形成されている。変化態様において、これらのシリンダは、すべて2倍又は4倍のサイズに構成されていても、互いに異なるサイズ、例えば上述の順序で2:2:4又は2:3:3又は3:3:4又は3:4:4に構成されていてもよい。
ここに示した形態において、印刷版シリンダ07は、運転中、印刷版シリンダ07の周囲に相前後して、有効面の数に相当する数の、着脱自在の印刷プレートとして形成される印刷版を支持している。それぞれの印刷版は、印刷版の外面に印刷画像の印刷パターン、例えばグラビアを担持している。
印刷版シリンダ07により、印刷運転中、多色で着色するインキ集合シリンダ08は、例えば弾性変形可能かつ/又は圧縮変形可能な表面、例えばゴムを有する表面を有している。印刷区分あるいは有効面は、周方向で一貫して延びる周面、例えばスリーブ状のゴムブランケット上、略全周を取り巻くように延在する単一の有端のゴムブランケット上、又は複数の、例えば図1に略示するように好ましくは有効面毎に1つの印刷ブランケット、つまり、本実施の形態では3つの印刷ブランケット上に設けられていてもよい。
インキ集合シリンダ08の上流で、インキ集合シリンダ08は、胴入れ時にあるいは当接位置において、インキ集合シリンダ08の多色の着色のために、好ましくはインキ選択シリンダ11(シャブロンシリンダ(Schablonenzylinder)11ともいう)として形成される複数のシリンダ11と協働する。これらのシリンダ11は、シリンダ11の着色のために、複数の、例えばシリンダ11の数に相当する数の、シリンダ11を単色又は場合によっては2色(レインボー印刷)で着色するインキ装置12と協働する。シャブロンシリンダ11は、シャブロンシリンダ11の表面に、「シャブロン(Schablone)」、例えば、該当するインキあるいはインキ組み合わせに相当する輪郭であって、このインキあるいはインキ組み合わせに該当する印刷画像区分のインキパターンのための輪郭のレリーフを有する凸版印刷用の版としてのシャブロンを有している。シャブロンシリンダ11は、好ましくは、上述の意味で単倍のサイズの周囲を有して形成されている。
シャブロンシリンダ11が、以下に説明する、インキ取り込みに関して領域毎に調整可能なそれぞれ少なくとも1つのインキ供給装置17、例えば、インキ装置ローラ18と協働するインキつぼ17を有している限りにおいて、シャブロンシリンダ11には、シャブロンシリンダ11の着色のために、原則、それぞれ任意に形成されるインキ装置12が配設され得る。インキつぼ17と、協働するインキ装置ローラ18とを合わせてインキ供給兼調量装置19と見なすことができる。インキ供給兼調量装置19により、インキ装置12及び/又は印刷装置に取り込みたい印刷インキの量が、領域毎に調整可能である。インキつぼ17とシャブロンシリンダ11との間には、インキ転移のために、原則、任意の単列又は複列のローラシステムが設けられていてもよい。インキ供給兼調量装置19を、本明細書では、好ましくは凹版印刷部02として形成される印刷ユニット02の印刷装置との関連で説明しているが、この形態は、任意に構成されたインキ装置12及び印刷装置あるいは印刷ユニット02に転用可能である。
しかし、本明細書での好ましい形態において、インキ装置12は、いわゆるショートタイプのインキ装置(Kurzfarbwerke)12として構成されており、シャブロンシリンダ11は、上流において、胴入れ時に、1つのインキ装置ローラ21により、又は好ましくは並列に、複数の、例えば2つのインキ装置ローラ21、特にインキ着けローラ21により着色される。インキ装置ローラ21自体は、インキを、例えば介在する別のローラなしに、上述のインキ装置ローラ18、例えばドクタローラ18から受け取る。ドクタローラ18の周囲には、付加的に少なくとも1つの横振り可能なローラ22、例えば摩擦ローラ22が設けられていてもよい。
ドクタローラ18は、ドクタローラ18を調量された形で着色するために、好ましくはインキつぼ17として形成されるインキ供給装置17と、以下に説明するように協働する。
インキ供給装置17は、1つ又は複数の部分からなるフレーム23、例えばインキつぼフレーム23を有している。フレーム23は、位置固定に又は好ましくは旋回可能に、インキ装置ローラ18;21;22を適当な軸受装置を介して支持するフレーム24、例えばサイドフレーム24に支持されているかつ/又は支持可能であるが、支持についての詳細な説明は省略する。好ましくは旋回可能に支持されるインキ装置フレーム24は、例えば旋回軸線A周りに、インキつぼ17が作業位置にある運転位置と、インキつぼ17が例えば洗浄され得る保守位置との間で旋回可能である。
第1の形態(例えば図8参照)において、インキブレード26は、少なくとも調量エッジ27の領域で中断されて構成されていてよい。第1の変化形態では、呼び幅bにわたって一体的に一貫して延びるインキブレード26が、複数の舌状の区分29、例えばブレード区分29を有して形成されている。区分29は、例えば調量エッジから実施された切り込みにより形成されている。第1の形態の第2の変化形態では、インキブレード26が、略間隙なしに相並んで配置される複数の個々の区分29、例えばブレード区分29から形成されていてもよい。
第2の好ましい形態(例えば図7参照)では、インキつぼ17が、インキつぼ17の呼び幅b全体にわたって、すなわち、インキつぼ17の、協働するインキローラ18への調量されたインキ放出が運転に関して予定されている幅にわたって達するインキブレード26であって、少なくともこの呼び幅b上に、一貫して延びる調量エッジ26を有するインキブレード26を有している。調量エッジ26は、インキブレード26の、運転中にインキローラ18の最も近くに位置し、インキローラ18とともに調量間隙42を形成するエッジである。本形態では、一方では、インキブレード26の第1の形態において生じ得るようなスリット状の中断部を通した通り抜けが完全に排除可能である。他方では、個々のブレード区分29の不連続的な有段のプロフィールとは異なり、一貫して延びる調量エッジ27により、より穏やかな移行部を有する、領域毎に調整されるインキプロフィールの延びが形成される。これにより、臨界的なグラフア領域(Grafurbereich)における印刷品質が改善される。
「呼び幅」bとは、本明細書では、インキ供給装置17の、生産者側で利用可能な着色幅というべき幅及び/又は構造に由来して運転に関してインキ装置ローラ18への管理されたインキ塗布が実施され得るかつ/又は実施されるはずの幅のことをいう。この場合、一貫して延びる又は中断された調量エッジ27は、例えば少なくとも又はちょうどこの呼び幅bを有しており、この場合、呼び幅bは、インキブレードの「有効幅」とも解され得る。場合によっては側方の領域が、例えば固定、搬送又は案内の目的で、調量エッジ幅を側方に越えるはずのものであったとしても、疑わしい場合は、インキブレード26の幅b26の概念を、インキブレード26の有効幅、つまり、有効な調量エッジ27の幅と解すべきである。
インキブレード26の幅に沿って、インキつぼ17の呼び幅bの方向で見て相並んで配置される複数の作動手段31、例えば作動レバー31が設けられており、これにより、1つ又は複数の部分からなるインキブレード26の区分29を、少なくとも調量エッジ27の領域で、インキ供給装置17により着色すべきインキ装置ローラ18の周囲に対する、運転位置で占められるそのときそのときの間隔aに関して変化させるかつ/又は可変とすることができる。この間隔aは、存在する間隙寸法aを形成する。一貫して延びる調量エッジ27を有するインキブレード26の図示の形態の場合、作動すべき区分29は、具体的な幅のある個々の区分29又は領域29ではなく、幾何学的に作動手段31の配置及び構成を介して規定されてそれぞれの作動手段31に対応する、一貫して延びるインキブレード26における転義した意味での区分29又は領域である。転義した意味での区分29又は領域は、例えば架空又は合成の区分29又は領域ともいえる。これらの架空又は合成の区分29は、例えば、縁部側においては、呼び幅bの端面側の端部のところで終わっており、さもなければ、それぞれ、2つの隣接する作動手段31の作用中心間の半分のところで終わっているブレード区分29と見なされ得る。中断された形態であるか、中断されていない形態であるかにかかわらず、これらのブレード区分29は、以下では、同じ転義した意味で同様に、作動手段31に対応する区分29又は領域29と称する。これらの区分29により、インキ装置ローラ18へのインキ供給あるいはインキ放出は、領域毎に調整可能であり、このとき、これらの「軟性」の合成区分29は、第1のブレード形態29の、現に互いに分離された区分29と比較して、より穏やかな移行部を生じる。一貫して延びる調量エッジ27を有して形成されたインキブレード26の、作動手段31に対する割り当てにより規定されるブレード区分26の場合、例えば、上で規定した架空区分29の幅にわたっての幾何平均により形成される実効間隙寸法aが、間隙寸法aと見なされ得る。しかし、間隙寸法の小さな値のために、好ましくは、作動行程の制限がなされており、その結果、区分幅のいずれの箇所でも、例えば0.02mmの最低間隔を下回ることはない。
一貫して延びるインキブレード26は、金属から、好ましくは全体的に又は少なくとも調量エッジ27の領域において、硬さが少なくとも55、好ましくは少なくとも60HRCの鋼から形成されている。少なくとも、調量エッジ27を有する端部の領域において、インキブレード26は、例えば付加的なコーティングを一切有しないかつ/又は均質に一様な材料により形成されている。これによりインキブレード26は、これらの端部の領域で、その作用及び/又は特性を変化させることなく、再研磨可能である。インキブレード26は、インキブレード26の全幅及び全長において、又は少なくとも、調量エッジ27に続いていて作動手段31と協働する領域及び場合によっては反対側の端部に位置するエッジ領域において、0.5〜4mm、特に1〜3mmの材料厚さを有している。この材料厚さは、使用される材料の曲げ弾性及び/若しくは硬さ、並びに/又は作動手段31の数及び分布により結果として生じる区分幅あるいは領域幅の寸法設定、並びに/又は調量エッジ27あるいは呼び幅bに対して横方向で延びる長さ方向でのインキブレード26の自由長さ、すなわち、締め付けその他の方法による固定により変形が妨げられない長さに左右され得る。インキブレード26の厚さは、インキブレード26の固定部との関連で、例えば、ある作動手段31から隣接する作動手段まで、可能なかつ/又は許容される作動手段‐作動範囲ΔS、すなわち、機構及び/又は制御により電子的に制限される作動手段‐作動範囲ΔS(例えば図22参照)であって、例えば0.20〜0.50mm、好ましくは0.25〜0.35mmである作動手段‐作動範囲ΔSの50%にわたって調整可能であり、インキブレードがこの調節になおも問題なくしたがって変形することができるように、すなわち、隣接する作動手段31においてまだ少なくとも点状に作動手段31とインキブレード26との間の接触が存在するように、構成されている。ある作動手段31から又隣の作動手段31にかけて、作動範囲ΔSの100%の調節が、例えば3つの作動手段31のうち、インキブレード26から最も遠く離れて位置する作動手段31が、作動手段に対する接触を失うことなく、実施可能である。この場合、中間の作動要素31は、無接触に又は結果として生じる曲げ線の高さ辺りに調整されていることが望ましい。
作動手段31は、原則、純然たる手動式に例えばレバー及び/又は作動ねじを介して操作すべき作動手段31として形成されていても、又はしかし、好ましくは遠隔操作可能な作動駆動装置32により、場合によっては同様に、例えばレバー及び/又は作動ねじ等の伝動装置部分を介して操作すべき作動手段31として形成されていてもよい。概略的にのみ示した駆動装置は、好ましくは、電動モータとして形成される作動駆動装置32を有していることができる。
作動手段31は、作動手段31の、インキブレード26あるいは該当する区分29と協働する端部において、原則、任意に形成されていてよい。しかし、好ましいのは、作動手段31が、区分29に面し、これに最も近くに存在する表面を有し、この表面の、調量エッジ27に対して平行に延びるプロフィールが、区分29の幅の少なくとも3分の1、好ましくは少なくとも半分、好ましくは少なくとも3分の2に相当する幅上にて、精々0.30、好ましくは精々0.20mmの分だけ、区分29あるいは最も高い箇所に対する間隔に関して変化する形態である。好ましくは、この幅上にて凸面状のプロフィールが設けられており、この凸面状のプロフィールは、縁部領域において、区分29の最も近くに位置する又は最初に接触する最も高い箇所から離れる方向で下降している。好ましい形態において、この種の凸面状のプロフィールは、可動性のために必要な間隙状の中間スペースを除いて完全に、すなわち、区分幅の少なくとも99%に相当する幅にわたって延在し、縁部領域において少なくとも0.10mm、最高で0.30mmの分だけ、区分29の最も近くに位置する又は最初に接触する最も高い箇所から離れる方向に下降している(例えば図10参照)。
インキブレード26がワンピースのあるいは1つの部分からなる形態であるか、又はマルチピースのあるいは複数の部分からなる形態であるかにかかわらず、ここでは、呼び幅bの方向、すなわち、一貫して延びる又は中断された調量エッジ27に対して平行な方向でのインキブレード26の延在寸法をインキブレード26の幅b26といい、これに対して垂直の延在寸法をインキブレード26の長さl26という。
1つ又は複数の部分からなるインキブレード26は、組み付けられた状態ではブレードホルダ28により収容され、ブレードホルダ28に着脱自在に結合されている。インキブレード26とブレードホルダ28との間の結合は、原則、摩擦結合(kraftschluessig:力による束縛、例えばクランプによる)及び/又は形状結合(formschluessig:形状による束縛、例えば対応する形状付与又は保持手段による)により実施可能である。好ましくは、インキブレード26は、間にクランプ間隙45を形成する2つのクランプ脚片間にクランプされている。クランプ間隙45は、背面側で例えば結合区分又は結合手段により制限されている。クランプ間隙45あるいはその間隙長さl45とは、間隙の、インキブレード26が最大で進入可能な長さと解される。
好ましい形態において、ブレードホルダ28に運転準備の整った状態、すなわち、使用準備の整った状態に組み付けられたインキブレード26は、ブレードホルダ28内で摩擦結合を介してのみ、インキブレード26の長さ方向での動き、すなわち、ブレードホルダ28内にさらに進み入る方向及びブレードホルダ28から進み出る方向での動きに抗して保持されている。インキブレード26のホルダ側の端部は、ブレードホルダ28との、長さ方向の動きに対抗する形状結合なしに形成されているかつ/又は長さ方向の動きに対抗するストッパとの接触なしに配置されている。クランプ間隙45は、例えば、運転準備の整った状態に組み付けられたインキブレード26を収容するのに必要であるよりも大きな長さl45を有して構成されている。
調量エッジ27に沿ったインキブレード26の延在寸法は、ホルダ側の端部から調量エッジ側の端部までのインキブレード26の延在寸法より大きくてもよいが、ここでは、前者の延在寸法を、幅方向でのインキブレード26の延在寸法あるいはインキブレード26の幅b26といい、後者の延在寸法を、長さ方向でのインキブレード26の延在寸法あるいは長さl26という。インキブレード26の厚さを表す延在寸法は、厚さともいう。
ブレードホルダ28は、一方では、形状結合及び/又は摩擦結合を介した結合部33を介して着脱自在にインキつぼフレーム23に配置されているかつ/又は配置可能である。組み付けられたブレードホルダ28内に又は組み付けられたブレードホルダ28に沿って配置されるインキブレード26は、場合によってはブレードホルダ上面の一部を含めて、端面側の側壁41(例えば図5参照)及び着色すべきインキ装置ローラ18の周囲区分と相俟って、例えばインキ装置12内に調量すべき印刷インキのためのインキ受け室を画定する。
結合部33の解除後、ブレードホルダ28は、ブレードホルダに収容されたインキブレード26とともに全体として、すなわち、インキブレード26の予めの取り外しなしに、フレーム23から分離可能に形成されているとともに、選択的に(例えば、好ましくは、洗浄及び/又は反転及び/又は研磨をした後の同じインキブレード26であることもあれば、又はしかし、場合によっては新品のインキブレード26であることもある)組み付けられたインキブレード26と一緒に、再びフレーム23に配置可能かつフレーム23に結合可能に形成されている。
インキブレード26を、それが処理された又は反転された同じインキブレードであるか、又はしかし、新品のインキブレードであるかにかかわらず、支持するブレードホルダ28を再現可能な形でフレーム及び/又はインキローラ18に対して相対的に装入することができるように、ブレードホルダ28を調量エッジ27に向かう動き方向で制限する、フレーム固定のストッパ34、例えばホルダストッパ34を有するストッパ装置が設けられており、ストッパ34は、ブレードホルダ固定のストッパ面36と協働する(例えば略示した図9を図6とともに参照)。
原則、ブレードホルダ28とインキつぼフレーム23との間の解除可能な結合部33は、任意の形式で、例えばねじ止め又はその他の種類の形状結合により構成されていることができる。
しかし、好ましくは固定装置37が設けられている。固定装置37によりブレードホルダ28は、フレーム固定の、好ましくはブレードホルダ28に関して正面側に配置されるストッパ34に向かって可動かつ/又はストッパ34に固定可能である。
好ましくは、この種の結合部33は、好ましくはばねによりプリロードが加えられたクランプ装置37の形態の固定装置37を有しており、固定装置37によりブレードホルダ28は、提供されたストッパ34に確実に宛がわれる。クランプ装置には、ばねによりプリロードが加えられた形態の場合、好ましくは、クランプ作用が働く方向でプリロードが加えられている。ばねプリロードは、原則、任意に形成されるばね要素により形成され得るが、図示の形態では、圧縮ばねとして形成されている。
解除可能な結合部33の好ましい態様において、固定装置37は、機構38、特にくさび式駆動装置38、好ましくはばねによりプリロードが加えられたくさび式駆動装置38を有しており、機構38によりブレードホルダ28には、フレーム固定の正面側のストッパ34に向かって、同時に少なくとも、ブレードホルダ28を例えばカバー側又はベース側において所定の通り支持する別のフレーム部分39に向かって力が加えられることができ、その結果、ブレードホルダ28は、運転状態でフレーム23に関して所定のかつ/又は任意に再現可能な位置を占める。ストッパ34と、フレーム部分39の支持面とは、結合部33が閉鎖されているとき、例えばくさび式駆動装置38に荷重がかかっているとき、調量エッジ27の向きに対して垂直に延びるあらゆる方向でのブレードホルダ28の動きを阻止するように配置されている。くさび式駆動装置38は、例えばフレーム23に属すべき第1のくさび38.1によって、フレーム側でフレーム固定の受け44に、調量エッジ27から離れる方向で後退しないように支持され得る。ここで、「フレームに属する」なる表現は、第1のくさび38.1が、作動運動又はクランプ運動を実施するために可動にフレーム23に支持されていることができるあるいは支持されているにしても、第1のくさび38.1が、構造的にフレーム23に配設、すなわち、フレーム23に配置されていること意味している。例えば図9に看取可能であるように、第1のクランプ要素38.1としてのこの第1のくさび38.1は、第1のくさび38.1の好ましくはくさび形の作用面の側で、第2のクランプ要素38.2としての第2のくさび38.2の好ましくはくさび状の作用面と、くさび式駆動装置38として形成されるクランプ装置として協働する。この場合、第2のクランプ要素38.2は、原則、同様にフレーム23に属すべきものではあるが、特に少なくとも1つの構成要素により調量間隙に向かって可動に支持されていることができ、第2のクランプ要素38.2は、ブレードホルダ28に押し付けられる。しかし、第2のクランプ要素38.2は、その代わりに、ブレードホルダ38.2に設けられていてもよく、この場合、ブレードホルダ28の一部として構成されていても、ブレードホルダ28の付設物として構成されていてもよい。クランプ要素38.1;39.2の少なくとも一方、好ましくは両方の協働する作用面は、くさび形に構成されていることができる。好ましい形態において、ブレードホルダ28は、インサートの形態で構成されており、インサートは、少なくとも1つの下側の部分でもって、1つ又は複数の部分からなるフレーム23の、それ以外の部分では例えば実質的に閉鎖された上面に設けられた、対応する凹部43内に装入可能である。調量エッジ27に向かう方向では、例えばストッパ34が、凹部の境界を形成し、逆方向では、例えばくさび式駆動装置38を支持する受け44が、凹部の境界を形成している。受け44は、接続するフレーム部分の、相応に形成された部分として形成されていても、背面ストリップ44の形態で、場合によっては着脱可能なフレーム部分を形成していてもよい。この場合、支持面を形成するかつ/又は少なくとも有するフレーム部分39は、正面側及び背面側でストッパ34及び受け44により画定される凹部43内に設けられている。
取り外し及び装着のために、例えばクランプ装置37として形成される固定装置37、特に、例えばくさび式駆動装置38として形成される機構38のための、不必要に大きな作動行程を回避すべく、かつ/又はブレードホルダ28がフレーム23から意図せず分離してしまわないように安全性を向上すべく、固定装置37は、横方向ロック、例えばバヨネット継手の形態の横方向ロックを有していることができ、横方向ロックは、取り外し前、かつ/又は場合によっては横方向ロックが最後に占める位置次第では、ブレードホルダ28の装入前に、まず、クロスバー46の横方向の動き、すなわち、調量エッジ27に対して略平行な動きを必要とする。くさび式駆動装置38としての機構38の構成と組み合わせた横方向ロックの好ましい形態において、くさび式駆動装置38の、フレーム23に割り当てられた1つ又は複数のくさび38.1は、クロスバー46に結合されており、これにより横方向の動きにより選択的に、ブレードホルダ固定の1つ又は複数のくさび38.2に係合されたり、係合解除されたりする。例えばストリップ46として形成されるクロスバー46の移動のために、オペレータがアクセス可能な相応の介入又は操作装置46.1が設けられていてもよい。
原則、横方向でのストリップ46の移動可能性にかかわらず、しかし好ましくは、これとの関連で、これは、複数のくさび式駆動装置38あるいはくさび対38.1;38.2を有する形態にとって、これらのくさび式駆動装置38を、横方向に対して垂直な構成要素による一方向でのストリップ46の動きにより同時に操作するために、原則、有利であり得る。
くさび式駆動装置38を介して形成されるくさび結合部の解除及び閉鎖のために、例えば、フレーム固定のかつ/又はストリップ46に間接的又は直接的に結合されるくさびを選択的に昇降させる駆動装置54が設けられている。駆動装置54は、原則、任意の形式で、例えばねじ式駆動装置として、しかし好ましくは、偏心体式駆動装置54として構成されていてもよい。例えばフレーム部分39内、特にフレーム部分39の、受け44を形成する部分内に旋回可能に支持される1つ又は複数の部分からなる軸54.1であって、間接的又は直接的に複数あるくさび式駆動装置38の1つ又は複数のくさび式駆動装置38、特に複数のくさび式駆動装置38に対応するストリップ46と協働する偏心部54.2を有する軸54.1の回動により。この偏心部54.2は、軸54.1自体の形状付与により又は軸54.1に結合される偏心体ディスク54.2により形成可能である。1つ又は複数の部分からなる軸54.1は、例えば、フレーム部分39の外部からアクセス可能な領域に、操作装置54.3を有している。操作装置54.3は、例えばハンドルの形態で直接的に、又は工具、例えば対応する連行プロフィールに係合する六角棒レンチを介して旋回可能である。
原則、固定装置37及び/又は駆動装置54に関する形態の詳細にかかわらず、しかし好ましくは、くさび結合部を有する固定装置37及び/又は偏心体式駆動装置54として形成される駆動装置54と関連して、これにより、第1のクランプ要素38.1は、フレーム23に設けられており、固定装置37を閉鎖すべく第1のクランプ要素38.1が、第1のクランプ要素38.1の動きにより、調量エッジ27に向かう少なくとも1つの動き成分を有する第2のクランプ要素38.2及び/又は装入されるブレードホルダ28の動きを引き起こすように、可動にフレーム23に配置されて、駆動機構54により可動であり、このとき、例えば第2のクランプ要素38.2は、単にブレードホルダ28の一部又は付設物にすぎないか、又はしかし、同様に可動にフレーム23に配置されていて、ブレードホルダ28が装入された状態でブレードホルダ28と協働するように配置されていてもよい。反対に、固定装置37あるいはそのクランプを解除すべく、第1のクランプ要素38.1は、駆動機構54により、調量エッジ27から離れる少なくとも1つの動き成分で可動であり、これにより、第1のクランプ要素38.1と第2のクランプ要素38.2及び/又は装入されるブレードホルダ28との間のクランプ結合部の荷重は、解消される。
クランプを開閉するクランプ要素38.1のその駆動装置とは異なる形態が有利であるが、クランプ要素38.1は、簡単化された形態において、駆動機構54自体の一部によって、例えばねじ式駆動装置54として構成される駆動機構54の、ブレードホルダと協働するねじ山部分、ねじ足又はねじ頭によって形成されていてもよい。
既に上述したように、インキブレード26とブレードホルダ28との間の解除可能な結合部は、原則、任意に構成されていてもよいが、好ましくは、クランプ結合部57の形態で構成されている。例えばインキブレード26を、結合部が開放されているときに、長さ方向で、すなわち、調量エッジ27に向かって延びる動き方向に沿って少なくとも僅かに、すなわち、例えば少なくとも1mm、好ましくは少なくとも3mmの分だけ調整すべく往復可動とするために、かつ/又は例えばすり減ったことにより短くなってしまったインキブレード26を使用可能とするために、結合部は、好ましくは以下のように構成されている。すなわち、インキブレード28、特にインキブレード28の、調量エッジ27とは反対側の端部が、長さ方向で顕著に、すなわち、例えば少なくとも1mm、好ましくは少なくとも3mmの分だけ互いに間隔を置いた2つの相対位置の少なくとも1つの範囲内で、ブレードホルダ28において連続的にポジショニング可能かつこのポジションでクランプ可能であるように、インキブレード26と、保持手段及び/又はクランプ手段を有するブレードホルダ28とが、互いに対応するように形成されている。これにより、インキブレード28の、調量エッジ27とは反対側の端部、すなわち、インキブレード28の後縁は、長さ方向で見て、上述の作動範囲の枠内で、連続的に様々な位置でブレードホルダ28に配置可能かつ固定可能である。
クランプ間隙45及びクランプ結合部57は、原則、ブレードホルダ28の同一のクランプ体の2つの脚片間に形成されていても、ブレードホルダ28の2つのクランプ体47;48のそれぞれのクランプ脚片間に形成されていてもよく、これらの脚片は、例えばセルフロック型の形態では、操作手段49の操作により、内部応力により生じるより狭いクランプ位置から、開放された位置へ移行可能であるか、又は本実施の形態のように反対に、無応力の状態で開いた位置から、クランプ位置へ移行可能である。
例えばクランプストリップ47として形成されるクランプ体47が設けられている。クランプ体47には、インキブレード26が、例えばブレード長さ方向で延びる長穴又は後縁側に設けられたスリットを通して係合するねじ式駆動装置、例えばねじ(例えばクランプディスク、例えばワッシャの使用下でのねじ)により、所望の相対位置でクランプされているあるいはクランプされる。図示の好ましい形態において、インキブレード26は、カバーストリップ48として構成されるクランプ体48のクランプ脚片により、このクランプ脚片が例えば1つのねじ式駆動装置49、例えばねじ49によりクランプストリップ47のクランプ脚片に向かって締め付けられることで、クランプされている。適当な形状付与により、クランプストリップ47及びカバーストリップ48の両クランプ脚片は、両者間にクランプ間隙45を形成している。
ブレードホルダ28の、クランプストリップ47及びカバーストリップ48を有する形態において、クランプストリップ47は、上述の凹部43内に配置されていることができる、かつ/又はブレードホルダ側のくさびを有していることができる。
クランプ結合部57が、ホルダ側の端部の領域においてクランプ間隙45の長さに関して余裕、つまり過剰寸法をもって上述の形態で形成されていることにより、インキブレード26は、長さ方向で可変の位置でブレードホルダ28にポジショニング可能である。
クランプ間隙45は、好ましくはその長さに関して余裕をもって構成されているので、インキブレード26は、運転準備の整った状態に組み付けられているとき、端部側において、すなわち、調量エッジ27とは反対側の端部でもって、クランプ間隙45内で突き当たらない。特にインキブレード26は、例えば摩擦結合が緩解されたときの、間隙内へのさらなる動きのすべてを強硬に阻止しかねない、少なくとも片側の形状結合の形態の、ブレードホルダ固定の強固な行程制限部に突き当たらないことが望ましい。しかし、この中に、例えば柔軟な、例えばばねにより付勢された又は弾性的に形成された後縁支持部が含まれると解すべきではない。このような後縁支持部は、例えば、インキブレード26が運転準備の整った状態に組み付けられた状態での接触にもかかわらず、それでもなお、強固な形状結合式の行程制限部を形成せず、形状結合が開放あるいは緩解されると、例えば場合によっては提供されている支持部の弾性力に抗して、少なくとも僅かにクランプ間隙45内へのさらなる動きを許容する。
「クランプ間隙」45とは、本明細書では、幅b26の広範な部分にわたる延在寸法と、横断面で見て実際に略間隙状の幾何学形状とを有する例示的に説明した形態に対して拡張して、より広義の意味で、間にインキブレード26が差し込まれてこれをクランプする、対向するクランプ面の一対又は複数対の配置により形成されるあらゆる形態とも解され得る。この場合、クランプ間隙45の「長さ」l45とは、この拡張された意味において、インキブレード26がそのホルダ側の端部でもってクランプ面間においてブレードホルダ26内にインキブレード26の長さ方向で、端部側でブレードホルダ28に突き当たることなく、長さと解され得る。背面側のストッパが全くなければ、クランプ間隙45のこの長さは、いわば無限であり、これによりいずれにしても、運転上、組み付けられたインキブレード26のために必要であるよりも大きい。ただし、この長さは、幅方向に拡がる又は多重のクランプ面対の場合、この長さ方向で動く時に、インキブレード26の全幅b26のいずれかの箇所で、最初の突き当たりが行われるときの長さに関する。つまり、この長さは、逆にいえば、クランプ面対の間において妨げられることなく導入される長さである。
インキつぼ17、あるいはインキつぼ17のフレーム23は、着色すべきインキローラ18に面したインキつぼ側に正面ストリップ52を有していることができ、正面ストリップ52は、例えばそれ自体、例えば弾性かつ/又は圧縮性の材料からなるシールを支持していることができる。さらに横桁56が設けられていてもよい。横桁56は、上述の形式で堅固に又は旋回可能にサイドフレーム24に軸支されており、インキつぼ17あるいはフレーム23のその他の部分を支持している。
ブレードホルダ28には、簡単な取り扱いのために、少なくとも1つの把手58、例えば2つの把手58が設けられていてもよい。把手58は、不動に配置されていてもよいし、好ましい形態において、保持要素を相応に準備された空所59内に宛がい、係合させることで選択的に取り付け可能であってもよい。
全体として取り外し可能なブレードホルダ28の上述の構成が、上述の形態の1つにおいて、既にそれ自体、大きな利点を取り扱い及び保守に関して提供し、それ自体、特別な意義を有するものの、このことは、以下に説明するような組立装置61と組み合わされたときに特に当てはまる。
組立装置61は、好ましくは上述の形態で形成されていてもよい、調量エッジ27を有するインキブレード28を、好ましくは上述の形態で形成されていてもよいブレードホルダ28に所定の通り組み付けるために形成されている。組立装置61は、保持装置を有する保持区分62を有しており、保持装置に沿って又は保持装置内には、ブレードホルダ28又は複数の部分からなるブレードホルダ28の少なくとも一部、例えば上述のクランプストリップ47が所定の位置で、例えば上述の形式で形成されるブレードホルダ側のストッパ面36でもって、組み付けたいインキブレード26に向かうブレードホルダ28の動きを制限する、組立装置61に関してフレーム固定のホルダストッパ63に向かって装入可能である。
さらに組立装置61は、組立装置61の1つ又は複数の部分からなるフレーム64を介して保持区分62の保持装置に強固に結合された当接区分66を有しており、当接区分66に沿って又は当接区分66内には、組み付けたい1つの部分からなるインキブレード28(例えば図14参照)又は複数の部分からなるインキブレード28(例えば図16参照)が、その調量エッジ27;27でもって、ブレードストッパ67に当接可能である。ホルダストッパ63を有する保持装置と、ブレードストッパ67を有する当接区分66との間の形状付与及び相対位置は、保持装置内に装入されたブレードホルダ28と、ブレードストッパ67に当接されたインキブレード26とが互いに、非結合状態で既に、少なくともインキブレード26の、調量エッジ27に対して垂直に延びる長さ方向で見て、組立に関して所望の、組立装置61により規定される再現可能な相対位置を占めるように、組立治具(Montagelehre)の形態で確定されている。ブレードストッパ76は、好ましくはホルダストッパ63に対する間隔に関して可変、特に少なくとも調整可能に形成されている、かつ/又はフレーム64に配置されている。
ブレードホルダ28は、上述の1つ又は複数の部分からなるブレードホルダ28に相当する、かつ/又は上述の形式に相当する形式で、1つ又は複数の部分からなるインキブレード26を固定する保持手段、特に、例えばクランプストリップ及びカバーストリップ57;58を有する、クランプ間隙45を有する上述のクランプ結合部57の形態の保持手段を有している。
この場合、インキブレード26と、保持手段を有するブレードホルダ28とは、再び上述の形式で、インキブレード28が、長さ方向で顕著に、すなわち、例えば少なくとも3mmの分だけ互いに間隔を置いた2つの相対位置の少なくとも1つの範囲内で、ブレードホルダ28において長さ方向で連続的に配置可能かつクランプ可能であるように、クランプ間隙長さに関して余裕をもって、互いに対応するように形成されている。これについての上述の説明がここでも相応に当てはまる。ブレードホルダ28は、好ましくは複数の部分から形成されており、2つのストリップ57;58、例えばクランプストリップ57及びカバーストリップ58を有している。ストリップ57;58間には、好ましくは長さ方向で余裕をもって形成されたクランプ間隙45が形成されている。1つ又は複数の部分からなるインキブレード26は、組み付けられた状態でクランプ間隙45内にクランプされている。
ここでもインキブレード26は、インキブレード26の横方向で互いに間隔を置いた、それぞれインキブレード26の長さ方向で延びる複数の長穴又は端部側のスリットを有していてもよく、長穴又はスリットを通して、クランプされた状態では、それぞれ保持手段、例えばスリーブ又はねじ49が係合している。しかし、インキブレード26は、組み付けられた状態で保持手段が貫くスリット又は長穴を有することなく、クランプされるだけであるのが好ましい。この場合、例えばねじ49として形成される保持手段49は、好ましくはインキブレード26のホルダ側の端部の外側で、1つ又は好ましくは複数の部分からなるブレードホルダ26の両脚片に作用し、これにより、組み付けられた状態でインキブレード26を両脚片間においてクランプすることができる。
組立装置61は、ブレードホルダ28、又は複数の部分から形成されるブレードホルダ28の一部、例えばカバーストリップ若しくは好ましくはクランプストリップ57と、組立装置61との間での、組立装置61の保持区分62の領域における解除可能な結合のために、固定装置68、好ましくはクランプ装置68を有しており、固定装置68により、ブレードホルダ28、又は複数の部分から形成されるブレードホルダ28の一部、例えばカバーストリップ若しくは好ましくはクランプストリップ57は、組立装置61に関してフレーム固定の、ブレードホルダ28あるいはその一部をブレードストッパ67に向かう動き方向で制限するストッパ63に当接可能かつ/又はストッパ63に固定可能である。
ブレードホルダ28又はクランプストリップ57若しくはカバーストリップ58と、組立装置61との間の解除可能な結合部の好ましい態様において、固定装置68は、機構69、特にくさび式駆動装置69を有している。機構69によりブレードホルダ28には、フレーム固定の正面側のストッパ63に向かって、かつ同時に、少なくとも、ブレードホルダ28を例えばカバー側又はベース側で所定の通り支持する別のフレーム部分71に向かって、力が加えられることができ、その結果、ブレードホルダ28は、固定された状態でフレーム64に関して所定のかつ/又は任意に再現可能な位置を占める。位置の再現性は、クランプストリップ57又はカバーストリップ58間の相対的な横方向の動きを阻止又は少なくとも強く制限するストッパ装置、例えばストリップの一方57;58に設けられた対応する空所内に係合する、他方のストリップ58;57の位置決めピン65により向上可能である。この場合、位置決めピン65は、カバーストリップ58又は好ましくはクランプストリップ57内に設けられていることができる(例えば図13)。
ストッパ63と、フレーム部分71の支持面とは、結合部が閉鎖されているとき、例えばくさび式駆動装置69に荷重がかかっているとき、調量エッジ27の向きに対して垂直に延びるあらゆる方向でのブレードホルダ28あるいはその一部、例えば好ましくはクランプストリップ57の動きを阻止するように配置されている。くさび式駆動装置69は、例えばブレードホルダ28に配設されたくさびを有しており、このくさびは、組立装置61に属すべきくさび72と協働する。組立装置61に属すべきくさび72は、例えば円錐台形のディスク72の形態で形成されていてもよく、ねじ式駆動装置73により軸方向で可動である。これに加え、例えばフレーム64、特にフレーム部分71内に設けられたねじ山内にねじが係合している。ねじは、相対回動不能に又は場合によっては回転運動可能に同軸にディスク72が配置されている。ねじには、ねじを旋回させるために例えば少なくとも1つのハンドル74に結合されている。インキブレード26の正確かつ再現可能な側方位置を保証すべく、場合によっては調整可能な側方ストッパ76が、一方の側に設けられていてもよい。側方ストッパ76に対してインキブレード26が、反対側に配置された駆動装置77、例えばクランプ駆動装置及び/又はくさび式駆動装置77により固定可能である。フレーム64は、堅固な基礎又は台座78に組み付けられていてよい。
まず、インキブレード26の1つ又は複数の部分からなる形態にかかわらず、印刷インキを印刷機械のインキ装置12に供給かつ調量するシステムは、これにより、インキ供給装置19と組立装置61とを有していることができ、インキ供給装置19は、フレーム23を有し、フレーム23には、ブレードホルダ28が着脱自在に配置されており、ブレードホルダ28は、組み立てられた状態で、1つ又は複数の部分からなるインキブレード26を支持し、インキブレード26の前側の端部は、ブレードホルダ28から突出し、一貫して延びる又は中断された調量エッジ27を形成し、ブレードホルダ28は、ストッパ装置により所定の位置及びポジションで着脱自在にフレーム23に配置可能である。組立装置61は、上述のようにフレーム64を有し、フレーム64には、ブレードホルダ28が、インキブレード26の組み付けのために着脱自在に配置可能であり、ブレードホルダ28は、ストッパ装置により、ブレードストッパ67に対する所定の相対位置及びポジションで着脱自在にフレーム61に配置可能であり、組立装置61のためのストッパ装置とブレードストッパ67との間の形状付与及び相対位置は、ブレードホルダ28とインキブレード26とが互いに、未結合状態で所定の再現可能な相対位置を占め、この相対位置で続いて互いに結合可能であるように、組立治具の形態で確定されている。このシステムのインキ供給装置19と組立装置61とは、詳細には上述のように形成されていることができる。
1つ又は複数の部分からなるインキブレード26は、例えば図17及び図18に示すように、呼び幅bに等しい幅b26を有していることができ、一貫して延びる又は複数の部分からなるインキブレード26の区分26は、相俟って、領域毎に調整可能なインキ装置幅を形成する。側壁に向かってシールを提供すべく、しかし、インキブレード26の装入は可能とすべく、インキブレード26の両側に、例えばL字形のシール要素79、例えばLレール79が設けられていてもよい。シール要素79の上面は、ゼロ位置にある隣接するブレード区分26の上面と実質的に面一になっており、シール要素79は、インキ装置ローラ18とともに運転位置において、例えば精々0.08mm、好ましくは精々0.06mmの僅かにすぎない間隙を形成する。シール部材79は、例えば図18に双方向矢印により略示するように、例えばインキ供給装置17の呼び幅bの方向で少なくとも僅かに可動であり、例えば1つ又は複数の部分からなる側壁41の装入により相応のクランプ機構を介して側方にインキブレード26の方向でインキブレード26に向かって可動である。ここでは図示しないクランプ機構は、例えば、1つ又は複数の部分からなる側壁が、インキ供給装置に装入されたときに、側壁の外面においてフレーム23の外側のフレーム部分81に支持され、インキブレード26に向かう内向きの力を受けるように形成されている。側壁41が装入されているとき、インキブレード26は、こうしてシール要素79を介して側壁41に対して側方でシールされている。本実施変化形態において、インキブレード26を有するブレードホルダ28は、横方向可動のシール要素の結果として、側方で噛んで動かなくなってしまう虞なしに、取り付け可能かつ取り外し可能である。
択一的な、特にインキブレード26が一貫して延びる1つの部分からなっている場合に有利な実施変化形態において、インキブレード26は、少なくとも調量エッジ27の領域で、呼び幅bNより大きな幅B26を有して、例えば両側で2〜10mmの分だけ幅広に形成されていることができ、組み付け位置でそれぞれの縁部領域において突出分でもってフレーム固定の台82、例えば案内ストリップ82上に載置可能である(例えば図19及び図17参照)。この場合、案内ストリップ82は、堅固に外側のフレーム部分81に結合されていることができる、かつ/又はインキブレード26の載置されている部分がインキ供給装置17の運転位置でインキ装置ローラ18とともに、例えば精々0.08mm、好ましくは精々0.06mmの僅かにすぎない間隙を形成するように配置されていることができる。本実施変化形態において、インキブレード26を有するブレードホルダ28は、特に簡単に、側方で噛んで動かなくなってしまう虞なしに、取り付け可能かつ取り外し可能である。
そこで、まず上述の実施変化形態のうちのある特定の実施変化形態によらず、インキ調量のために働く調量エッジ27を更新すべきときには、例えばまず、インキブレード26を支持するブレードホルダ28を、インキブレード26とともにインキ供給装置19から取り外す。次に、ブレードホルダ238をインキ供給装置17から取り外した後、まだブレードホルダ28に配置されている又はブレードホルダ28から既に分離されたインキブレード26を、調量エッジ27を有する端部において再研磨し、これにより、この端部の領域に、再生により更新された調量エッジ27′を形成することで、インキ調量のために働く調量エッジ27を例えば更新することができる。例えば端部は、10回まで、好ましくは20回まで、例えば少なくとも0.5mm、特に0.5〜1.5mm分ずつ再研磨可能である。
付加的に、これとは異なるシーケンスで、ブレードホルダ28とインキブレード26との間の摩擦結合かつ/又は形状結合を介した結合部を解除し、インキブレード26をブレードホルダ28から取り外し、インキブレード26の幅b26方向で延びる体軸周りに180°回転させ(例えば図21aの概略図参照)、かつ/又はインキブレード26の長さl26方向で延びる体軸周りに180°回転させ、次に、このように回動させた状態で再び装入し、ブレードホルダ28に再び結合する(例えば図21bの概略図参照)ことにより、更新を実施してもよい。1つ又は複数の部分からなるインキブレード26が全体として、例えば幅b26にわたって延びる4つのエッジを有するフラットな直方体として形成されている場合、これにより、回転により4つの調量エッジ27;27′が形成可能である。
回転と再研磨とは、調量エッジの更新のために組み合わされてもよく、例えば回転により提供される可能性を消尽した後に、一方又は両方の端部において研磨を実施してもよい。その後、まず、再び回転させることで調量エッジ27を更新することができる。
ブレードホルダ28を装入する前に、ブレードホルダ28とインキブレード26との間の相対位置を、新しい調量エッジ27′の位置に関して、結合部が解除されているときに新規に調整し、次に、この調整した相対位置で結合部を形成する。最終的にブレードホルダ28をインキブレード26とともに所定のポジション及び位置でインキ供給装置19内に再び装入し、インキ供給装置19内に固定する。
好ましくは、ブレードホルダ28とインキブレード26との間の相対位置は、新しい調量エッジ27′の位置に関して、結合部が解除されているときに、組立治具の形態で働く組立装置の使用、特に、上で詳述したような組立装置61の使用により調整される。
インキブレード26を調整するには、ブレードホルダ28を、ストッパ装置を介してポジション及び位置に関して正確に組立装置61に固定し、ブレードホルダ28に未結合のインキブレード26をブレードストッパ67に当接させる。当接後、1つ又は複数の部分からなるインキブレード26と、ブレードホルダ28とを形状結合及び/又は摩擦結合を介して互いに結合する。
上述のインキ供給装置17の好ましい形態において、作動手段31は、ゼロ位置と、所望の最大位置、すなわち、インキ供給装置17により着色すべきインキ装置ローラ18の周囲に対する最大の間隙寸法あるいは間隔aiMとの間の最大の作動行程Sの分だけ該当するブレード区分26を作動させるために必要となるよりも顕著に、例えば少なくとも20%大きい作動手段‐作動範囲ΔSを有している。
これにより、インキ供給装置17の運転時、例えば摩滅により、ゼロ位置において存在する間隙寸法が変化したときに、ゼロ位置の後調整が可能である。インキ供給装置17の1つ又は複数の部分からなるインキブレード26が、それぞれ対応する作動手段31により、インキ間隙を形成すべく、間隙寸法としての間隔a、つまり、対応するインキ装置ローラ18の表面に対する、運転位置において占められる間隔a、特に調量エッジ27として働く直近のエッジに対する間隔aに関して可変となっているインキ供給装置17の運転時、まず、例えば手動でインキ間隙を、作動手段31に割り当てられた領域において、閉鎖された位置を表す間隙寸法ai0に向かってゼロにする。ここで、間隙寸法をゼロにすることは、ブレード区分29のこのゼロ位置において、該当する作動手段31がゼロポジションP0にあるように行う。ゼロポジションP0は、作動手段‐作動範囲ΔSの両作動範囲終端s1;s2に対して顕著に、例えば作動手段‐作動範囲の少なくとも20%離間している。1つ又は複数の生産期間後、作動手段31がゼロポジションP0にあるときのブレード区分29における間隙寸法の検査を行う。複数あるブレード区分29のうちの1つ又は複数のブレード区分29が、ゼロ位置のために所望される間隙寸法ai0から例えば摩耗に起因して偏差していることを認めると、後調整の目的で、該当するブレード区分29に対応する作動手段31を、所望の、閉鎖された位置を表す間隙寸法ai0が再形成されるような方向で操作する。最終的に、作動手段31の、後調整後に占めたポジションPを、作動手段31の新しいゼロポジションP0′として確定する。閉鎖された位置を表す間隙寸法ai0は、好ましくは、不必要に強い摩滅を回避するために、0.00mmより大きい。好ましくは、この間隙寸法ai0は、少なくとも0.02、最高で0.08mm、好ましくは0.04〜0.06mmである。
1つ又は複数のインキブレード区分aiを1回又は複数回後調整した後、上述の実施変化形態の一変化形態に係る1つ又は複数の部分からなるインキブレード26の、インキ調量のために働く調量エッジ27の、回転及び/又は再研磨による更新が実施可能である。
01 印刷機械、証券印刷機械、コンパクト凹版印刷機械
02 印刷部、印刷ユニット
03 供給装置、シートフィーダ
04 被印刷体、被印刷体シート、シート
05 ‐
06 製品デリバリ
07 印刷装置シリンダ、版胴、印刷版シリンダ
08 印刷装置シリンダ、インプレッションシリンダ、圧胴
09 シリンダ、印刷装置シリンダ、インキ集合シリンダ、オルロフシリンダ
10 ‐
11 シリンダ、インキ選択シリンダ、シャブロンシリンダ
12 インキ装置
13 把持装置
14 搬送区間、供給区間
15 ‐
16 搬送区間、排出区間
17 インキ供給装置、インキつぼ
18 インキ装置ローラ
19 インキ供給兼調量装置
20 ‐
21 インキ装置ローラ、インキ着けローラ
22 インキ装置ローラ、摩擦ローラ
23 フレーム、インキつぼフレーム
24 フレーム、サイドフレーム
25 ‐
26 インキブレード
27 調量エッジ
27′ 調量エッジ、新
28 ブレードホルダ
29 区分、ブレード区分、(i=1,2,3,....n,n∈N)
30 ‐
31 作動手段
32 作動駆動装置
33 結合部
34 ストッパ、ホルダストッパ
35 ‐
36 ストッパ面
37 固定装置、クランプ装置
38 機構、くさび式駆動装置
38.1 クランプ要素、くさび、第1
38.2 クランプ要素、くさび、第2
39 フレーム部分(23)
40 ‐
41 側壁
42 調量間隙
43 凹部
44 受け、背面ストリップ
45 クランプ間隙
46 クロスバー、ストリップ
47 クランプ体、クランプストリップ
48 クランプ体、カバーストリップ
49 固定手段、ねじ式駆動装置、ねじ
50 ‐
51 ばね要素、圧縮ばね
52 正面ストリップ
53 シール
54 駆動装置、偏心体式駆動装置
54.1 軸
54.2 偏心部、偏心体ディスク
54.3 操作装置
55 ‐
56 横桁
57 クランプ結合部
58 把手
59 空所
60 ‐
61 組立装置
62 保持区分
63 ホルダストッパ
64 フレーム
65 位置決めピン
66 当接区分
67 ブレードストッパ
68 固定装置
69 くさび式駆動装置
70 ‐
71 フレーム部分
72 くさび
73 ねじ式駆動装置
74 ハンドル
75 ‐
76 側方ストッパ
77 駆動装置、クランプ駆動装置及び/又はくさび式駆動装置
78 台座
79 シール要素、Lレール
80 ‐
81 フレーム部分(23)
82 台架、案内ストリップ
83
A 旋回軸線
間隔
iM 間隔、最大
i0 間隙寸法、閉鎖された位置
呼び幅
b26 幅(26)
l26 長さ(26)
l45 長さ、クランプ間隙長さ
P ポジション
P0 ゼロポジション
P0′ ゼロポジション、新
ΔS 作動範囲
s1 作動範囲終端
s2 作動範囲終端
作動行程、最大
インキブレードを備えるインキ供給装置
本発明は、請求項1の上位概念部に記載の、インキブレードを備えるインキ供給装置、請求項1の上位概念部に記載の、インキブレードを所定の通り組み付ける組立装置、請求項24の上位概念部に記載の、インキ供給装置と組立装置とを備える、印刷インキを供給かつ調量するシステム、並びに請求項28の上位概念部に記載の、インキブレードの、インキ調量のために働く調量エッジを更新する方法、及び請求項32の上位概念部に記載の、インキブレードを有するインキ供給装置を運転する方法に関する。
独国特許出願公開第2834932号明細書により、ドクタ装置が、ドクタエッジを有する薄いドクタの両側に、ドクタを支持する支持ドクタを有するようになったドクタ保持部及びドクタが開示されている。ドクタを可能な限り大部分利用することができるように、摩耗した際には、ドクタに形状結合を介して着脱自在に結合可能な下側の支持ドクタの位置が、ドクタホルダ内で印刷ローラに向かって調節可能である。付加的に、上側の支持ドクタは開放可能であり、これにより、1つのドクタエッジが摩耗した後、ドクタを180°回転させ、再び形状結合により装入することができる。
国際公開第0216138号には、個々のインキブレードが、ねじにより後側の端部からブレードホルダ固定のストッパに対して締め付け可能であることにより、それぞれ1つのブレード支持体に固定されているインキ供給装置が開示されている。
欧州特許出願公開第1057629号明細書により、インキ槽アタッチメントが、複数のインキブレードを支持する基体上に取り外し可能に配置されているようになったインキ供給装置が開示されている。このためにインキ槽アタッチメントは、端面側の端部の領域にハンドルを有している。
独国特許出願公開第2709194号明細書は、ドクタホルダ内にドクタを装入する装置を開示している。この装置において、保持部が開放され、ドクタが上下の保持部部分間において調量エッジでもってドクタストッパに当接され、最終的に保持部が閉鎖される。次に、装着すべき開放されたドクタホルダは、当接ストッパの領域で当接するように保持部に向かって接近させられる。最後に、ドクタとドクタホルダとの間のこの相対位置で、ドクタホルダは閉鎖される。
独国特許出願公開第3834932号明細書において、ドクタが薄く構成され、上下の支持ドクタ間にクランプされているようになった、ドクタを備えるドクタ保持部が開示されている。ドクタは、前側の端部においてローラとの摩擦によりすり減ると、上下の支持ドクタから前方に十分な突出分を再形成するように後調整可能である。ドクタは、クランプ装置が開放されているときに、後ろ前に回転されることもでき、その結果、前縁が後に、後縁が前に位置するようになる。反対側の縁部領域の研磨により比較的厚い材料から製造されているドクタを使用した場合、後調整時、この反対側の縁部領域は、研磨により後加工されねばならない。
上記課題は、本発明により請求項1、1、24、28あるいは32の特徴により解決される。
くさび式駆動装置38を介して形成されるくさび結合部の解除及び閉鎖のために、例えば、フレーム固定のかつ/又はストリップ46に間接的又は直接的に結合されるくさびを選択的に昇降させる駆動装置54が設けられている。駆動装置54は、原則、任意の形式で、例えばねじ式駆動装置として、しかし好ましくは、偏心体式駆動装置54として構成されていてもよい。駆動は、例えばフレーム部分39内、特にフレーム部分39の、受け44を形成する部分内に旋回可能に支持される1つ又は複数の部分からなる軸54.1であって、間接的又は直接的に複数あるくさび式駆動装置38の1つ又は複数のくさび式駆動装置38、特に複数のくさび式駆動装置38に対応するストリップ46と協働する偏心部54.2を有する軸54.1の回動により実施される。この偏心部54.2は、軸54.1自体の形状付与により又は軸54.1に結合される偏心体ディスク54.2により形成可能である。1つ又は複数の部分からなる軸54.1は、例えば、フレーム部分39の外部からアクセス可能な領域に、操作装置54.3を有している。操作装置54.3は、例えばハンドルの形態で直接的に、又は工具、例えば対応する連行プロフィールに係合する六角棒レンチを介して旋回可能である。

Claims (34)

  1. 印刷機械(01)のインキ装置(12)用のインキ供給装置(17)であって、
    1つ又は複数の部分からなるフレーム(23)と、
    前記フレーム(23)に配置される又は配置可能なブレードホルダ(26)と、
    組み付けられた状態でその幅(b26)に関して全体的に前記インキ供給装置(17)の少なくとも1つの呼び幅(b)にわたって延在する1つ又は複数の部分からなるインキブレード(26)であって、組み付けられた状態で前記ブレードホルダ(28)のクランプ間隙(45)内に収容され、前記ブレードホルダ(28)に着脱自在に結合されており、長さ方向でホルダ側の端部からホルダ遠位の端部まで延在しており、前記ホルダ遠位の端部に、全体的に少なくとも前記呼び幅(b)にわたって一貫して延びる又は区分毎に中断された調量エッジ(27)を有するインキブレード(26)と、
    端面側の側壁(41)であって、側方でインキ受け室を画定する又は画定可能であり、前記インキ受け室は、前記インキ供給装置の運転状態で、下側の領域において、前記ブレードホルダ(28)内に又は前記ブレードホルダ(28)に沿って配置される前記インキブレード(26)により画定されている側壁(41)と、
    インキブレード(26)の前記幅(b26)で見て相並んで配置される複数の作動手段(31)であって、前記1つ又は複数の部分からなるインキブレード(26)を区分毎に少なくとも前記調量エッジ(27)の領域で、前記インキ供給装置(17)により着色すべきインキ装置ローラ(18)の周囲に対する間隔(a)に関して変更するかつ/又は変更可能とする作動手段(31)と、
    を備え、
    前記クランプ間隙(45)は、前記インキブレード(26)の動きを制限する長さに関して余裕をもって構成されており、その結果、前記インキブレード(26)は、運転準備の整った状態に組み付けられているとき、端部側で、すなわち、前記調量エッジ(27)とは反対側の端部でもって、前記クランプ間隙(45)内で、ブレードホルダ固定の強固な行程制限部に突き当たらない、
    インキ供給装置(17)において、
    前記フレーム(23)には、前記調量エッジ(27)及び/又は前記インキ装置ローラ(18)に向かう動き方向で前記ブレードホルダ(28)を制限するストッパ装置が設けられており、前記ストッパ装置は、前記調量エッジ(27)及び/又は前記インキ装置ローラ(18)に向かう動き方向で前記ブレードホルダ(28)を制限するフレーム固定のストッパ(34)を有し、前記ストッパ(34)は、ブレードホルダ固定のストッパ面(36)と協働し、前記ブレードホルダ(28)は、前記ブレードホルダ(28)の運転位置を占めるべく、固定装置(37)に含まれる固定機構(38)の操作により前記ストッパ(34)に向かって可動であるかつ/又は付勢され得る、
    ことを特徴とする、インキ供給装置。
  2. 前記ブレードホルダ(28)は、前記固定装置(37)の前記固定機構(38)により、前記調量エッジ(27)及び/又は前記インキ装置ローラ(18)に向かう動き方向を制限する前記フレーム固定のストッパ(34)に向かって可動であるかつ/又は前記フレーム固定のストッパ(34)に固定可能である、請求項1に記載のインキ供給装置(17)。
  3. 前記フレーム(23)に第1のクランプ要素(38.1)が設けられており、前記第1のクランプ要素(38.1)は、可動に前記フレーム(23)に配置されて、駆動機構(54)により可動であり、前記固定装置(37)を閉鎖すべく、前記第1のクランプ要素(38.1)は、前記第1のクランプ要素(38.1)の動きにより、前記ブレードホルダ(28)に対して支持される又は前記ブレードホルダ(28)に一部又は付設物として含まれる第2のクランプ要素(38.2)及び/又は装入された前記ブレードホルダ(28)の、前記調量エッジ(27)に向かう少なくとも1つの動き成分を有する動きを引き起こすようになっている、請求項1又は2に記載のインキ供給装置(17)。
  4. 前記固定機構(38)として、フレーム固定の、すなわち、前記フレーム(23)に属すべきくさび(38.1)を有するくさび式駆動装置(38)を備え、前記くさび式駆動装置(38)を介して形成されるくさび結合部の解除及び閉鎖用に、前記フレーム固定のくさびを選択的に下降及び上昇又は選択的に下降又は上昇させる駆動機構(54)を備える、請求項1、2又は3に記載のインキ供給装置(17)。
  5. 前記ブレードホルダ(28)は、形状結合及び/又は摩擦結合を介した結合部(33)を介して着脱自在に前記フレーム(23)に配置され、かつ固定されており、前記ブレードホルダ(28)は、前記形状結合及び/又は摩擦結合を介した結合部(33)の解除後、前記ブレードホルダ(28)に収容されたインキブレード(26)とともに構成ユニットとして、すなわち、前記インキブレード(26)の予めの取り外しなし及び前記フレーム(23)に配置される前記作動手段(31)なしに前記フレーム(23)から分離可能に形成されている、請求項1に記載のインキ供給装置(17)。
  6. 運転準備の整った状態に前記ブレードホルダ(26)に組み付けられた前記インキブレード(26)は、前記ブレードホルダ(28)内に摩擦結合を介してのみ前記インキブレード(26)の長さ方向での動きに抗して保持されており、
    かつ/又は運転準備の整った状態に前記ブレードホルダ(26)に組み付けられた前記インキブレード(26)は、前記インキブレード(26)のホルダ側の端部で、長さ方向の動きに対抗する、前記ブレードホルダ(28)との形状結合なしに、かつ/又は長さ方向の動きに対抗するストッパとの接触なしに配置されており、
    かつ/又は前記インキブレード(26)を収容するクランプ間隙(45)は、運転準備の整った状態に組み付けられた前記インキブレード(26)を収容するのに必要であるよりも大きな長さ(l45)を有して構成されており、
    かつ/又は前記クランプ間隙(45)は、前記クランプ間隙(45)の長さに関して余裕をもって構成されており、前記インキブレード(26)は、運転準備の整った状態に組み付けられているとき、端部側で、すなわち、前記調量エッジ(27)とは反対側の端部でもって、前記クランプ間隙(45)内で突き当たらない、
    請求項1、2、3、4又は5に記載のインキ供給装置(17)。
  7. 前記固定装置(37)は、クランプ装置(37)又はばねによりプリロードが加えられたクランプ装置(37)の形態で設けられており、かつ/又は前記ストッパ(34)は、前記ブレードホルダ(28)に関して正面側に配置されている、請求項1、2、3、4、5又は6に記載のインキ供給装置(17)。
  8. 前記固定装置(37)は、機構(38)を有し、前記機構(38)により前記ブレードホルダ(28)には、前記フレーム固定の正面側のストッパ(34)に向かって、かつ少なくとも、前記ブレードホルダを所定の通り支持する別のフレーム部分(39)に向かって力が加えられることができ、その結果、前記ブレードホルダ(28)は、運転状態で前記フレーム(23)に関して所定のかつ/又は任意に再現可能な位置を占める、請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載のインキ供給装置(17)。
  9. 前記固定装置(37)は、機構(38)としてくさび式駆動装置(38)又はばねによりプリロードが加えられたくさび式駆動装置(38)を有する、請求項2、7又は8に記載のインキ供給装置(17)。
  10. 前記ブレードホルダ(28)には、前記ブレードホルダをカバー側又はベース側で所定の通り支持するフレーム部分(39)に向かって力が加えられ得る、請求項8又は9に記載のインキ供給装置(17)。
  11. 前記インキブレード(26)は、前記インキ供給装置(17)の、少なくとも前記呼び幅(b)全体にわたって一貫して延びる調量エッジ(27)を有して形成されている、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10に記載のインキ供給装置(17)。
  12. 前記インキ供給装置(17)は、インキ取り込みを領域毎に調整するインキつぼ(17)として形成されており、前記ブレードホルダ(28)内に又は前記ブレードホルダ(28)に沿って配置される前記インキブレード(26)は、端面側の側壁(41)及び着色すべき前記インキ装置ローラ(18)の周囲区分と相俟って前記インキ受け室を画定する、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10又は11に記載のインキ供給装置(17)。
  13. 調量エッジ(27)を有するインキブレード(26)を印刷機械のインキ装置(12)用のインキ供給装置(17)のブレードホルダ(28)に所定の通り組み付ける組立装置(61)であって、
    保持区分(62)であって、前記保持区分(62)に沿って又は前記保持区分(62)内に、前記ブレードホルダ(28)、又は複数の部分からなるブレードホルダ(28)の少なくとも一部が、所定の位置で、ストッパ面(36)でもって、組み付けたい前記インキブレード(26)に向かう動きを制限するフレーム固定のホルダストッパ(63)に向かって装入可能である保持区分(62)と、
    1つ又は複数の部分からなるフレーム(64)を介して前記保持区分(62)に強固に結合された当接区分(66)であって、前記当接区分(66)に沿って又は前記当接区分(66)内に、組み付けたい1つ又は複数の部分からなる前記インキブレード(26)が、前記インキブレード(26)の調量エッジ(27)でもって、ブレードストッパ(67)に当接可能である当接区分(66)と、
    を備え、
    ホルダストッパ(63)とブレードストッパ(67)との間の形状付与及び相対位置は、前記保持装置(61)内に装入された前記ブレードホルダ(28)、又は前記複数の部分からなるブレードホルダ(28)の一部と、前記ブレードストッパに当接された前記ブレードとが互いに、非結合状態で既に、少なくとも前記インキブレード(26)の、前記調量エッジ(27)に対して垂直に延びる長さ方向で見て、組立に関して所望の、前記組立装置(61)により規定される相対位置を占めるように、組立治具の形態で確定されている、
    ことを特徴とする組立装置。
  14. 前記ブレードホルダ(28)は、前記インキブレード(26)を固定する保持手段、特に前記インキブレード(26)をクランプする手段を有する、請求項13に記載の組立装置。
  15. 前記インキブレード(26)と、前記保持手段を有する前記ブレードホルダ(28)とは、前記インキブレード(28)の後縁が、長さ方向で顕著にかつ/又は少なくとも1mm又は少なくとも3mmの分だけ互いに間隔を置いた2つの相対位置の少なくとも1つの範囲内で連続的に前記ブレードホルダ(28)にクランプ可能であるように、互いに対応するように形成されている、請求項14に記載の組立装置。
  16. 前記インキブレード(26)は、クランプされた状態でそれぞれ1つのスリーブ又はねじが貫く、前記インキブレード(26)の長さ方向で延びる少なくとも2つの長穴又は端部側のスリットを有する、請求項15に記載の組立装置。
  17. 前記ブレードホルダ(28)は、複数の部分から形成されており、2つのストリップ(57;58)、すなわち、クランプストリップ(57)及びカバーストリップ(58)を有し、前記ストリップ(57;58)間には、クランプ間隙(45)が形成されており、前記クランプ間隙(45)内には、前記1つ又は複数の部分からなるインキブレードが、運転準備の整った状態に組み付けられた状態でクランプされている、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11又は12に記載のインキ供給装置(17)又は請求項13、14、15又は16に記載の組立装置。
  18. 前記ブレードホルダ(28)、又は前記複数の部分から形成されるブレードホルダ(28)の前記一部を、前記組立装置(61)に関してフレーム固定の、前記ブレードホルダ(28)あるいは前記一部を前記ブレードストッパ(67)に向かう動き方向で制限する前記ストッパ(63)に当接可能かつ/又は前記ストッパ(63)に固定可能とする、好ましくはクランプ装置(68)として構成される固定装置(68)を備える、請求項13、14、15、16又は17に記載の組立装置。
  19. 前記固定装置(68)としてクランプ装置(68)を備える、請求項18に記載の組立装置。
  20. 前記固定装置(68)は、機構(69)を有し、前記機構(69)により、前記ブレードホルダ(28)、又は前記ブレードホルダ(28)の、保持部内に又は保持部に沿って配置される部分には、前記フレーム固定のホルダストッパ(63)に向かって、かつ前記保持区分(62)の少なくとも1つの別の、前記ブレードホルダ(28)を所定の通り支持する部分に向かって、力が加えられることができ、前記ブレードホルダ(28)は、固定された状態で前記フレーム(64)に関して所定のかつ/又は任意に再現可能な位置を占める、請求項18又は19に記載の組立装置。
  21. 前記固定装置(68)は、前記機構(69)としてくさび式駆動装置(69)を有し、かつ/又は前記ホルダストッパ(63)は、前記ブレードホルダに関して正面側に配置されている、請求項20に記載の組立装置。
  22. 前記ブレードホルダ(28)に少なくとも1つの把手(58)が設けられている又は着脱自在に配置可能である、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12又は17に記載のインキ供給装置(17)又は請求項13、14、15、16、17、18、19、20又は21に記載の組立装置(61)。
  23. 前記インキブレード(26)は、少なくとも前記インキブレード(26)の調量エッジ(27)の領域で、少なくとも55HRCの硬さの鋼からかつ/又はコーティングされずにかつ/又は厚さ全体にわたって均質に形成されている、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、11、12、17又は22に記載のインキ供給装置(17)又は請求項13、14、15、16、17、18、19、20、21又は22に記載の組立装置(61)。
  24. 印刷機械のインキ装置(12)内に印刷インキを供給かつ調量するシステムであって、
    インキ供給装置(17)を備え、前記インキ供給装置(17)は、ブレードホルダ(28)が着脱自在に配置されるフレーム(23)を有し、前記ブレードホルダ(28)は、組み立てられた状態で、1つ又は複数の部分からなるインキブレード(26)を支持し、前記インキブレード(26)の前側の端部は、前記ブレードホルダ(28)から突出し、一貫して延びる又は中断された調量エッジ(27)を形成し、前記ブレードホルダ(28)は、ストッパ装置により所定の位置及びポジションで着脱自在に前記フレーム(23)に配置可能である、
    システムにおいて、
    前記システムはさらに、前記インキブレード(26)を組み付ける前記ブレードホルダ(28)を着脱自在に配置可能なフレーム(64)を有する組立装置(61)を備え、前記ブレードホルダ(28)は、ストッパ装置により、調量エッジ側のブレードストッパ(67)に対する所定の相対位置及びポジションで着脱自在に前記フレーム(64)に配置可能であり、前記組立装置(61)のための前記ストッパ装置と前記ブレードストッパ(67)との間の形状付与及び相対位置は、前記ブレードホルダ(28)と前記インキブレード(26)とが互いに、未結合状態で所定の再現可能な相対位置を占め、前記相対位置で続いて互いに結合可能であるように、組立治具の形態で確定されており、かつブレードホルダ(26)とインキブレード(26)との間の、結合状態で占められる相対位置は、前記インキブレード(26)が、前記インキ供給装置(17)内に装入されて前記ストッパ装置に対して突き当てられた状態で、前記組立装置(61)により予め規定された再現可能な位置を占めるように寸法設定されている、
    ことを特徴とするシステム。
  25. 請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、11、12、17、22又は23のいずれか1項又は複数項に記載のインキ供給装置(17)及び/又は請求項13、14、15、16、17、18、19、20、21、22又は23のいずれか1項又は複数項に記載の組立装置(61)を備える、請求項24に記載のシステム。
  26. 前記インキ供給装置(17)は、凹版印刷用印刷機械として形成される印刷機械(01)内にかつ/又は凹版印刷用に形成される印刷ユニット(02)内にかつ/又は間接凹版印刷用の印刷装置のインキ選択シリンダ(11)と協働するインキ装置(12)内に配置されているかつ/又は配置可能である、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、11、12、17、22又は231、2、3、4、5、6、7、8、16又は17のいずれか1項又は複数項に記載のインキ供給装置(17)、請求項13、14、15、16、17、18、19、20、21、22又は23のいずれか1項又は複数項に記載の組立装置(61)又は請求項24又は25のいずれか1項又は複数項に記載のシステム。
  27. 前記インキ供給装置(17)は、鋼凹版印刷用に形成される印刷ユニット(02)内にかつ/又はオルロフ凹版印刷用印刷装置のインキ選択シリンダ(11)と協働するインキ装置(12)内に配置されている又は配置可能である、請求項26に記載のインキ供給装置(17)。
  28. 印刷機械(01)のインキ供給装置(17)内の1つ又は複数の部分からなるインキブレード(26)の、インキ調量のために働く調量エッジ(27)を更新する方法であって、前記インキブレード(26)は、その幅(b26)に関して全体的に前記インキ供給装置(17)の少なくとも1つの呼び幅(b)にわたって延在しており、
    まず、前記インキブレード(26)を支持するブレードホルダ(28)を、前記インキブレード(26)とともに前記インキ供給装置(17)から取り外し、
    まだ前記ブレードホルダ(28)に配置されている又は前記ブレードホルダ(28)から既に分離された前記インキブレード(26)を、前記調量エッジ(27)を有する端部において再研磨し、これにより、この端部の領域に、再生により更新された調量エッジ(27′)を形成することで、前記インキ調量のために働く調量エッジ(27)を更新し、
    前記ブレードホルダ(28)を装入する前に、ブレードホルダ(28)と再研磨した前記インキブレード(26)との間の相対位置を、新しい調量エッジ(27′)の位置に関して、結合部が解除されているときに新規に調整し、調整した相対位置で前記結合部を形成し、
    最終的に前記ブレードホルダ(28)を前記インキブレード(26)とともに所定のポジション及び位置で前記インキ供給装置(17)内に再び装入し、前記インキ供給装置(17)内に固定する、
    ことを特徴とする方法。
  29. ブレードホルダ(28)とインキブレード(26)との間の相対位置を、新しい調量エッジ(27)の位置に関して、結合部が解除されているときに、組立治具の形態で働く組立装置、特に請求項9から17までのいずれか1項又は複数項に記載の組立装置(61)の使用により調整する、請求項28に記載の方法。
  30. 調整のために前記ブレードホルダ(28)を、ストッパ装置を介してポジション及び位置に関して正確に前記組立装置(61)に固定し、前記ブレードホルダ(28)に未結合の前記インキブレード(26)をブレードストッパ(67)に当接させ、当接後、前記インキブレード(26)と前記ブレードホルダ(28)とを形状結合及び/又は摩擦結合を介して互いに結合する、請求項28又は29に記載の方法。
  31. 前記再研磨による前記調量エッジ(27)の更新前又は後のシーケンスで、ブレードホルダ(28)とインキブレード(26)との間の前記結合部を解除し、前記インキブレード(26)を前記ブレードホルダ(28)から取り外し、前記インキブレード(26)の幅(b26)方向で延びる体軸周りに180°回転させ、かつ/又は前記インキブレード(26)の長さ(l26)方向で延びる体軸周りに180°回転させ、再び装入し、前記ブレードホルダ(28)に再び結合し、これにより、前記インキブレード(27)の、当初の前記調量エッジ(27)とは異なるエッジが、新たに有効な調量エッジ(27′)を形成することで、前記再研磨による更新とは異なる前記調量エッジ(27)の更新を行う、請求項28、29又は30に記載の方法。
  32. 印刷機械(01)のインキ装置(12)のインキ供給装置(17)を運転する方法であって、前記インキ供給装置(17)は、1つ又は複数の部分からなるインキブレード(26)を有し、前記インキブレード(26)は、区分毎に、対応する作動手段(31)により、インキ間隙を形成すべく、間隙寸法(a)、すなわち、対応するインキ装置ローラ(18)の表面に対する、運転位置において占められる間隔(a)に関して可変であり、
    まず、前記インキ間隙を、前記作動手段(31)に割り当てられた領域において、閉鎖された位置を表す間隙寸法(ai0)に向かってゼロにし、このとき、前記間隙寸法(a)をゼロにすることは、前記ブレード区分(29)のこのゼロ位置において、該当する前記作動手段(31)が、前記作動手段‐作動範囲(ΔS)の両作動範囲終端(s1;s2)に対して離間しているゼロポジション(P0)にあるように行い、
    少なくとも1つの生産期間後、作動手段(31)がゼロポジション(P0)にあるときの前記ブレード区分(29)における前記間隙寸法の検査を行い、
    前記ブレード区分(29)のうちの1つ又は複数のブレード区分(29)が、前記ゼロ位置のために所望される間隙寸法(ai0)から偏差していれば、該当する前記ブレード区分(29)に対応する作動手段(31)を、後調整の目的で、所望の前記閉鎖された位置を表す間隙寸法(ai0)を再形成すべく操作し、
    最終的に、前記作動手段(31)の、後調整後に占めたポジション(P)を、前記作動手段(31)の新しいゼロポジション(P0′)として確定する、
    ことを特徴とする方法。
  33. 1つ又は複数のインキブレード区分を1回又は複数回後調整した後、請求項28から31までのいずれか1項又は複数項に記載の、前記1つ又は複数の部分からなるインキブレード(26)の、インキ調量のために働く前記調量エッジ(27)の更新を行う、請求項32に記載の方法。
  34. 凹版印刷、特に鋼凹版印刷用に形成される印刷ユニット(02)、及び/又は
    間接凹版印刷用の印刷装置、特にオルロフ凹版印刷用印刷装置のインキ選択シリンダ(11)と協働するインキ装置、
    を有する、凹版印刷機械(01)として形成される印刷機械(01)において実施する、請求項28、29、30、31、32又は33のいずれか1項又は複数項に記載の方法。
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