関連出願
[0001]本願は、米国特許法第119条(e)に基づき、2013年9月10日出願の米国仮出願第61/876,188号及び2013年9月10日出願の米国仮出願第61/876,199号の優先権を主張し、各々の内容全体を参照としてここに組み込む。また本願は、米国特許法第120条に基づき、2014年4月1日出願の米国特許出願第14/242,459号及び2014年7月21日出願の米国特許出願第14/336,758号の優先権を主張し、各々の内容全体を参照としてここに組み込む。
[0002]本開示は、インタラクティブテレビ及びグラフィカルユーザインタフェースの分野に関連する。
背景
[0003]デジタルメディア再生能力は、いわゆる「スマート」テレビを含むデジタルテレビ、ラップトップコンピュータ又はデスクトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、eブックリーダー、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、デジタル記録デバイス、デジタルメディアプレーヤー、ビデオゲームデバイス、デジタルカメラ、いわゆる「スマート」フォンを含むセルラー方式無線電話又は衛星方式無線電話、専用ビデオストリーミングデバイス等、幅広いデバイスに組み込まれてもよい。デジタルメディアコンテンツは、例えば、無線テレビプロバイダー、衛星テレビプロバイダー、ケーブルテレビプロバイダー、オンラインメディアストリーミング及びダウンローディングサービスを含むオンラインメディア共有サービス、ピアデバイス等を含む複数のソースを起源としてもよい。さらに、デジタルメディア再生能力を備えたデバイスは、デジタルメディアを超高解像度ディスプレイに出力してもよい。
[0004]コンテンツは幅広く、ユーザはデジタルメディア再生能力を備えたデバイス上でアクセスする場合もあり、利用可能なコンテンツの選択肢を整理、分類、及び表示する従来の技術では、特にテレビや二次的接続デバイスで理想的に機能しない場合もある。さらに従来の電子プログラミングガイドは、現在利用可能であるか、又は将来的に利用可能となる、より大型且つ高解像度のディスプレイよりも比較的小型且つ低解像度のディスプレイ上で表示されることを意図されている場合もある。
概要
[0005]以下の簡単な概要は、本発明のすべての特徴及び様態を含むことを意図するものでなく、本発明は、この概要で議論されるすべての特徴及び様態を含まなければならないことを暗示するものでもない。本開示は、グラフィカルユーザインタフェース分野に係り、より具体的には、ユーザに動的インタラクティブグラフィカルユーザインタフェースを提示する技術を説明するものである。特に、本開示は、コンテンツ選択を可能にする技術を説明するものである。いくつかの例において、この技術は、例えば、ラップトップコンピュータ又はデスクトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、スマートフォン、セットトップボックス、及びテレビを含む、デジタルメディア再生能力を備えたデバイスに実装されてもよい。
[0006]本開示の一例によると、コンテンツ選択を可能にする方法であって、コンテンツカテゴリー内に含まれる1つ以上のコンテンツサブカテゴリーを表示するステップを備え、前記1つ以上のコンテンツサブカテゴリーを表示するステップには、前記1つ以上のコンテンツサブカテゴリーの各々に含まれるコンテンツの項目を示すアイコンをスタック構造で表示するステップが含まれ、前記1つ以上のコンテンツサブカテゴリーは、サブカテゴリー種別と関連付けられ、ユーザがサブカテゴリー種別を変更できるようにするステップをさらに備える。
[0007]本開示の他の一例によると、1つ以上のプロセッサを備えたコンテンツ選択を可能にするデバイスであって、前記1つ以上のプロセッサは、コンテンツカテゴリー内に含まれる1つ以上のコンテンツサブカテゴリーを表示するステップを実施し、前記1つ以上のコンテンツサブカテゴリーを表示するステップには、前記1つ以上のコンテンツサブカテゴリーの各々に含まれるコンテンツの項目を示すアイコンをスタック構造で表示するステップが含まれ、前記1つ以上のコンテンツサブカテゴリーは、サブカテゴリー種別と関連付けられ、ユーザがサブカテゴリー種別を変更できるようにするステップをさらに実施する。
[0008]本開示の他の一例によると、コンテンツ選択を可能にする装置であって、コンテンツカテゴリー内に含まれる1つ以上のコンテンツサブカテゴリーを表示するステップを実施する手段を備え、前記1つ以上のコンテンツサブカテゴリーを表示するステップには、前記1つ以上のコンテンツサブカテゴリーの各々に含まれるコンテンツの項目を示すアイコンをスタック構造で表示するステップが含まれ、前記1つ以上のコンテンツサブカテゴリーは、サブカテゴリー種別と関連付けられ、ユーザがサブカテゴリー種別を変更できるようにするステップを実施する手段をさらに備える。
[0009]本開示の他の一例によると、指示を記憶した持続性コンピュータ可読記憶媒体であって、実行にあたり、デバイスの1つ以上のプロセッサに、コンテンツカテゴリー内に含まれる1つ以上のコンテンツサブカテゴリーを表示するステップを実行させ、前記1つ以上のコンテンツサブカテゴリーを表示するステップには、前記1つ以上のコンテンツサブカテゴリーの各々に含まれるコンテンツの項目を示すアイコンをスタック構造で表示するステップが含まれ、前記1つ以上のコンテンツサブカテゴリーは、サブカテゴリー種別と関連付けられ、ユーザがサブカテゴリー種別を変更できるようにするステップをさらに実行させる。
[0010]本開示の一例によると、コンテンツ選択を可能にする方法であって、コンテンツカテゴリー内に含まれる1つ以上のコンテンツサブカテゴリーを表示するステップを備え、前記1つ以上のコンテンツサブカテゴリーを表示するステップには、前記1つ以上のコンテンツサブカテゴリーの各々に含まれるコンテンツの項目を示すアイコンをスタック構造で表示するステップが含まれ、ユーザが前記1つ以上のスタック構造のうちの1つを選択できるようにするステップをさらに備える。
[0011]本開示の他の一例によると、1つ以上のプロセッサを備えたコンテンツ選択を可能にするデバイスであって、前記1つ以上のプロセッサは、コンテンツカテゴリー内に含まれる1つ以上のコンテンツサブカテゴリーを表示するステップを実施し、前記1つ以上のコンテンツサブカテゴリーを表示するステップには、前記1つ以上のコンテンツサブカテゴリーの各々に含まれるコンテンツの項目を示すアイコンをスタック構造で表示するステップが含まれ、ユーザが前記1つ以上のスタック構造を選択できるようにするステップをさらに実施する。
[0012]本開示の他の一例によると、コンテンツ選択を可能にする装置であって、コンテンツカテゴリー内に含まれる1つ以上のコンテンツサブカテゴリーを表示するステップを実施する手段を備え、前記1つ以上のコンテンツサブカテゴリーを表示するステップには、前記1つ以上のコンテンツサブカテゴリーの各々に含まれるコンテンツの項目を示すアイコンをスタック構造で表示するステップが含まれ、ユーザが前記1つ以上のスタック構造のうちの1つを選択できるようにするステップをさらに備える。
[0013]本開示の他の一例によると、指示を記憶した持続性コンピュータ可読記憶媒体であって、実行にあたり、デバイスの1つ以上のプロセッサに、コンテンツカテゴリー内に含まれる1つ以上のコンテンツサブカテゴリーを表示するステップを実行させ、前記1つ以上のコンテンツサブカテゴリーを表示するステップには、前記1つ以上のコンテンツサブカテゴリーの各々に含まれるコンテンツの項目を示すアイコンをスタック構造で表示するステップが含まれ、ユーザが前記1つ以上のスタック構造のうちの1つを選択できるようにするステップをさらに実行させる。
[0014]添付の図面及び以下の説明中に、1つ以上の例の詳細を記す。他の特徴、目的、及び効果は、説明、図面、及び請求項から明らかになるであろう。
[0015]図1は、本開示の1つ以上の技術を実装してもよい一例としてのシステムを示すブロック図である。
[0016]図2Aは、本開示の1つ以上の技術を実装してもよい一例としてのコンピューティングデバイスを示すブロック図である。
[0017]図2Bは、本開示の1つ以上の技術を実装してもよい一例としての入力/出力デバイスを示す概念図である。
[0018]図3は、本開示の1つ以上の技術に係る一例としてのグラフィカルユーザインタフェースを示す概念図である。
[0019]図4Aは、本開示の1つ以上の技術に係る例としてのグラフィカルユーザインタフェースを示す概念図である。
[0019]図4Bは、本開示の1つ以上の技術に係る例としてのグラフィカルユーザインタフェースを示す概念図である。
[0019]図4Cは、本開示の1つ以上の技術に係る例としてのグラフィカルユーザインタフェースを示す概念図である。
[0019]図4Dは、本開示の1つ以上の技術に係る例としてのグラフィカルユーザインタフェースを示す概念図である。
[0020]図5は、本開示の1つ以上の技術に係る一例としてのグラフィカルユーザインタフェースを示す概念図である。
[0021]図6は、本開示の1つ以上の技術に係る一例としてのグラフィカルユーザインタフェースを示す概念図である。
[0022]図7は、本開示の1つ以上の技術に係る一例としてのグラフィカルユーザインタフェースを示す概念図である。
[0023]図8は、本開示の1つ以上の技術に係る一例としてのグラフィカルユーザインタフェースを示す概念図である。
[0024]図9は、本開示の1つ以上の技術に係る一例としてのグラフィカルユーザインタフェースを示す概念図である。
[0025]図10は、本開示の1つ以上の技術に係る一例としてのグラフィカルユーザインタフェースを示す概念図である。
[0026]図11は、本開示の技術に係るコンテンツ選択を可能にする一例としての方法を示すフローチャートである。
詳細な説明
[0027]本明細書中、コンテンツ選択を可能にするシステム及び方法を説明する。いくつかの実施形態は、機械による実行時、本明細書に記載の方法論のうちのいずれか1つ以上をその機械に実施させる指示を具体化した機械可読媒体に拡張される。添付の図面及び以下の詳細な説明から他の特徴が明らかとなるであろう。例は、採り得るバリエーションを単に典型化したものである。明示的な指摘のない限り、構成要素及び機能は選択的であり、組み合わせ又は細分化されてもよく、動作は順に変更してもよく、若しくは組み合わせ又は細分化されてもよい。以下の記述では、説明を目的として、例としての実施形態を完全に理解できるように多数の具体的詳細を記す。しかしながら、当業者にとって、本主題がこれらの具体的詳細を伴うことなく実践されてもよいことは明白であろう。
[0028]例えば、テレビ、セットトップボックス、及びモバイルデバイスを含むデジタルメディア再生能力を備えたデバイスは、そのユーザにコンテンツ選択を可能にするグラフィカルユーザインタフェースを提供してもよい。いくつかの例において、これらのグラフィカルユーザインタフェースは、電子プログラムガイド(EPC)と称されてもよい。従来の電子プログラムガイドは、テレビプロバイダーを通じて利用可能なコンテンツの表示のみを行うように設計される場合があった。さらに、従来の電子プログラミングガイドは、現在利用可能であるか、又は将来的に利用可能となるより大型且つ高解像度のディスプレイよりも比較的小型且つ/又は低解像度のディスプレイに合わせて設計される場合があった。すなわち、従来の電子プログラムガイドは、最大スクリーンサイズが32”である標準精細度ディスプレイ(576i解像度)が通常であったときに設計される場合があった。一方で、現在商業上利用可能なディスプレイは、100”を上回る場合もあり、3840画素×2160画素相当の高い解像度を有する場合もある。さらに、より高解像度でより大型のディスプレイが将来的に商業上利用可能となることが予想される。標準精細度又は高精細度のディスプレイを上回る解像度を備えたディスプレイを超高解像度ディスプレイと称する場合もある。超高解像度テレビ等の超高解像度ディスプレイは、視聴者がより多くの画素を見ることができ、より多くのコンテンツを効率的に表示できるので、スクリーンリアルエステートを増加させる。さらにタブレットコンピュータ等のより小型のデバイスが超高解像度ディスプレイを備える場合もある。従来の電子プログラムガイドは、超高解像度ディスプレイとともに用いると理想的に機能しない場合もある。本明細書に記載の技術により、ユーザが、コンテンツを複数の多様なソースから効率的に選択できるようにしてもよい。
[0029]本明細書に記載の一例としての実施形態により、コンテンツからズームバックし、関連の特徴及びデータでそのコンテンツを囲むことにより、グラフィカルユーザインタフェースとのより自然なインタラクションを行えるようにしてもよい。これは、ユーザが実際に現実世界で対象の整理及び相互作用を行う方法を模倣するものである。さらに、本明細書に記載の技術により、超高解像度ディスプレイを利用して、サムネイルナビゲーションを使用することにより、テキストとコンテンツの混乱を最少化してもよい。サムネイルナビゲーションにより、ユーザが、コンテンツを示すアイコンを使用するだけで、コンテンツ間を迅速かつシームレスに移動できるようにしてもよい。本明細書に記載の一例としての実施形態では、クラッターを低減し、コンテンツの大型カタログをより簡便に閲覧グできるようにするため、テキスト形式で示された標準データを高解像度グラフィックに置き換えてもよい。そしてこれらの特徴は、テレビを超えて他の多くのデバイスに移されてもよく、ユーザ経験を向上するシームレスインタフェースを作り出してもよい。すなわち、本明細書に記載のグラフィカルユーザインタフェースは、一次ディスプレイ(例えば、超高解像度テレビ)への表示に連携して、二次ディスプレイ(例えば、スマートフォンのディスプレイ)に表示されてもよい。
[0030]図1は、本開示の1つ以上の技術を実装してもよい一例としてのシステムを示すブロック図である。システム100は、本明細書に記載の技術によるコンテンツ選択を可能にしてもよい。図1に示す例において、システム100は、1つ以上のコンピューティングデバイス102A〜102N、通信ネットワーク104、テレビサービスプロバイダーサイト110、メディアサービスプロバイダーサイト118、ウェブページコンテンツ配信サイト120、アプリケーション配信サイト122、ソーシャルメディアサイト124、及び検索エンジンサイト126を備える。システム100は、1つ以上のサーバ上で動作するソフトウェアモジュールを備えてもよい。ソフトウェアモジュールは、メモリに記憶され、プロセッサにより実行されてもよい。サーバは、1つ以上のプロセッサと、複数の内部及び/又は外部メモリデバイスを備えてもよい。メモリデバイスの例として、ファイルサーバ、FTPサーバ、ネットワークアタッチストレージ(NAS)デバイス、ローカルディスクドライブ、又はその他の種別のデータ記憶が可能なデバイス又は記憶媒体が挙げられる。記憶媒体には、Blu−ray(登録商標)ディスク、DVD、CD−ROM、フラッシュメモリ、又はその他の種別の好適なデジタル記憶媒体が含まれてもよい。本明細書に記載の技術が部分的にソフトウェアに実装される場合、デバイスは、好適な持続性コンピュータ可読媒体にソフトウェア用の指示を記憶し、1つ以上のプロセッサを使用してハードウェアでその指示を実行してもよい。
[0031]システム100は、例えば、音楽、ビデオ、画像、ウェブページ、メッセージ、ボイスコミュニケーション、及びアプリケーション等、コンピューティングデバイス102A〜102N等の複数のコンピューティングデバイスに配信され、アクセスされるデジタルコンテンツを可能にしてもよいシステムの一例を示している。図1に示す例において、コンピューティングデバイス102A〜102Nには、通信ネットワーク104との間でデータの送信及び/又は受信を行う任意のデバイスが含まれてもよい。例えば、コンピューティングデバイス102A〜102Nは、有線通信及び/又は無線通信用に装備されてもよく、セットトップボックス、デジタルビデオレコーダー、テレビ、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、例えば「スマート」フォンを含むモバイルデバイス、ゲーム機、セルラー電話、及びパーソナルゲームデバイスを含んでもよい。一例としてのシステム100は弁別的サイトを有するものとして図示したが、この図示は説明を目的とするものであり、システム100を特定の物理的アーキテクチャに限定するものでないことに留意しなければならない。システム100及びそこに含まれるサイトの機能は、ハードウェア、ファームウェア、及び/又はソフトウェアの実装を任意に組み合わせることにより実現されてもよい。
[0032]通信ネットワーク104は、無線及び/又は有線の通信媒体の任意の組み合わせを備えてもよい。通信ネットワーク104には、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペアケーブル、無線送受信機、ルータ、スイッチ、リピータ、基地局、又は種々のデバイス及びサイト間の通信を促進するのに有用な他の任意の装備が含まれてもよい。通信ネットワーク104は、1つ以上のテレコミュニケーションプロトコルの組み合わせに応じて動作してもよい。テレコミュニケーションプロトコルには、独自的側面が含まれてもよく、且つ/又は、標準化テレコミュニケーションプロトコルが含まれてもよい。標準化テレコミュニケーションプロトコルの例として、デジタルビデオ放送(DVB)規格、高度テレビシステム委員会(ATSC)規格、統合デジタル放送サービス(ISDB)規格、ケーブルによるデータサービスインタフェース標準(DOCSIS)規格、グローバルシステムモバイルコミュニケーション(GSM(登録商標))規格、符号分割多重接続(CDMA)規格、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)規格、欧州通信規格協会(ETSI)規格、インターネットプロトコル(IP)規格、ワイヤレスアプリケーションプロトコル(WAP)規格、及び例えば802規格のうちの1つ以上等のIEEE規格が挙げられる。
[0033]図1に示すとおり、通信ネットワーク104内には、異なる種別のネットワークが規定されてもよい。ネットワークは、物理様態及び/又は論理様態に応じて規定されてもよい。例えば、同一の物理インフラ(例えば、同軸ケーブル)を共有するネットワークは、一次サービス種別(例えば、ウェブページアクセス又はテレビサービス)に基づいて区別されてもよい。ネットワークの物理様態及び論理様態は、階層モデルに応じて説明されてもよい。例えば、モデルの階層は、各々、通信システムにおける物理信号送信、アドレス指定、チャンネルアクセス制御、パケット特性、及びデータ処理を規定してもよい。一例としての階層モデルは、オープンシステムインターコネクション(OSI)モデルである。図1に示す例において、通信ネットワーク104には、テレビプロバイダーネットワーク106及び公共ネットワーク108が含まれる。テレビプロバイダネットワーク106及び公共ネットワーク108は弁別的に図示されているが、テレビプロバイダネットワーク106及び公共ネットワーク108は物理様態及び/又は論理様態を共有してもよいことに留意しなければならない。
[0034]テレビプロバイダネットワーク106は、ユーザにテレビサービスを提供する一例としてのネットワークである。例えば、テレビプロバイダネットワーク106には、公共テレビネットワーク、公共又は定額課金方式の衛星テレビサービスプロバイダーネットワーク、及び公共又は定額課金方式のケーブルテレビプロバイダーネットワークが含まれてもよい。いくつかの例において、テレビプロバイダーネットワーク106は、主としてテレビサービスの提供に使用されてもよいが、テレビプロバイダーネットワーク106は、本明細書に記載のテレコミュニケーションプロトコルの任意の組み合わせに応じて他の種別のデータ及びサービスの提供も行ってもよいことに留意しなければならない。
[0035]公共ネットワーク108は、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、及びサービスに基づくワールドワイドウェブをユーザに提供するインターネット等のグローバルネットワーク等、一例としてのパケット方式ネットワークである。公共ネットワーク108は、インターネットプロトコル(IP)規格に応じて動作してもよい。いくつかの例において、公共ネットワーク108は、主として、ハイパーテキストウェブページへのアクセスを提供するために使用されてもよいが、公共ネットワーク108は、本明細書に記載のテレコミュニケーションプロトコルに任意の組み合わせに応じて他の種別のメディアコンテンツも提供してもよいことに留意しなければならない。
[0036]再び図1を参照すると、テレビサービスプロバイダー110は、一例としてのテレビサービスプロバイダーサイトを示す。テレビサービスプロバイダー110は、コンピューティングデバイス102A〜102Nにテレビサービスを提供してもよい。例えば、テレビサービスプロバイダー110は、公共放送局、ケーブルテレビプロバイダー、又は衛星テレビプロバイダーであってもよく、アナログ方式及び/又はデジタル方式のテレビやセットトップボックスにテレビサービスを提供してもよい。図1に示す例において、テレビサービスプロバイダー110には、生放送配信エンジン112及びオンデマンドエンジン114が含まれる。生放送配信エンジン112は、複数の生中継を受信し、テレビプロバイダーネットワーク106を通じてコンピューティングデバイス102A〜102Nにこの中継を配信してもよい。例えば、生放送配信エンジン112は、衛星アップリンク/ダウンリンクを介して1つ以上のテレビ放送を受信し、1人以上の定額課金方式ケーブルテレビサービスのユーザにこのテレビ放送を配信してもよい。
[0037]オンデマンドエンジン114は、マルチメディアライブラリにアクセスし、テレビプロバイダーネットワーク106を通じてコンピューティングデバイス102A〜102Nのうちの1つ以上にマルチメディアコンテンツを配信してもよい。例えば、オンデマンドエンジン114は、マルチメディアデータベース116Aに記憶されたマルチメディアコンテンツ(例えば、音楽、映画、及びテレビショー)にアクセスし、ケーブルテレビサービスの加入者に番組有料視聴制(PPV)で映画を提供してもよい。マルチメディアデータベース116Aは、マルチメディアコンテンツを記憶する記憶デバイスであってもよい。オンデマンドエンジン114を通じてアクセスされるマルチメディアコンテンツは、システム100内の種々のサイトに配置されてもよい(例えば、ピア間配信)ことに留意しなければならない。
[0038]メディアサービスプロバイダーサイト118は、一例としてのマルチメディアサービスプロバイダーを示す。メディアサービスプロバイダーサイト118は、マルチメディアライブラリにアクセスし、公共ネットワーク108を通じてコンピューティングデバイス102A〜102Nのうちの1つ以上にマルチメディアコンテンツを配信してもよい。例えば、メディアサービスプロバイダーサイト118は、マルチメディアデータベース116Bに記憶されたマルチメディア(例えば、音楽、映画、及びテレビショー)にアクセスし、メディアサービスのユーザにマルチメディアを提供してもよい。マルチメディアデータベース116Bは、マルチメディアコンテンツを記憶する記憶デバイスであってもよい。一例において、メディアサービスプロバイダーサイト118は、インターネットプロトコル一式を使用してコンピューティングデバイス102A〜102Nのうちの1つ以上にコンテンツを提供してもよい。いくつかの例において、メディアサービスは、ストリーミングサービスと称されてもよい。商業上利用可能なメディアサービスの例として、Hulu、YouTube(登録商標)、Netflix、及びAmazon Primeが挙げられる。上述のとおり、テレビプロバイダーネットワーク106及び公共ネットワーク108は、物理様態及び論理様態を共有してもよい。従って、メディアサービスプロバイダーサイト118を通じてコンピューティングデバイス102A〜102Nのうちの1つ以上によってアクセスされるコンテンツは、テレビプロバイダーネットワーク106の物理要素を通じて送信されてもよい。例えば、コンピューティングデバイスのユーザは、インターネットにアクセスし、ケーブルテレビプロバイダーによって維持される同軸ネットワークに接続されたケーブルモデルを通じてメディアサービスによって提供されるマルチメディアコンテンツにアクセスしてもよい。
[0039]ウェブページコンテンツ配信サイト120は、一例としてのウェブページサービスプロバイダーを示す。ウェブページコンテンツ配信サイト120は、公共ネットワーク108を通じてコンピューティングデバイス102A〜102Nのうちの1つ以上にハイパーテキスト方式コンテンツを提供してもよい。ハイパーテキスト方式コンテンツには、オーディオコンテンツ及びビデオコンテンツが含まれてもよいことに留意しなければならない。ハイパーテキストコンテンツは、例えば、ハイパーテキストマークアップ言語(HTML)、動的HTML、及び拡張可能マークアップ言語(XML)等のプログラミング言語に従って規定されてもよい。ウェブページコンテンツ配信サイトの例として、Wikipediaウェブサイト、売国特許商標庁ウェブサイト等が挙げられる。
[0040]アプリケーション配信サイト122は、一例としてのアプリケーション配信サービスを示す。アプリケーション配信サイト122は、コンピューティングデバイス102A〜102Nのうちの1つ以上に展開したソフトウェアアプリケーションを配信してもよい。一例において、ソフトウェアアプリケーションには、コンピューティングデバイス上で動作可能なゲーム及びプログラムが含まれてもよい。他の例において、ソフトウェアアプリケーションにより、コンピュータデバイスに、そのコンピューティングデバイス専用のサイトで提供されるコンテンツにアクセスさせてもよい。例えば、ソフトウェアアプリケーションは、モバイルデバイス又はセットトップボックスに、ウェブページの機能を拡大又は縮小して提供してもよい。ソフトウェアアプリケーションは、専用プログラミング言語を使用して展開されてもよい。プログラミング言語の例として、Java(登録商標)、Jini(登録商標)、C、C++、Perl、UNIX(登録商標) Shell、Visual Basic、及びVisual Basic Scriptが挙げられる。いくつかの例において、開発者は、デバイス製造者又はサービスプロバイダーによって提供されるソフトウェア展開キット(SDK)を使用してソフトウェアアプリケーションを記述してもよい。コンピューティングデバイス102A〜102Nのうちの1つ以上がモバイルデバイスである例において、アプリケーション配信サイト122は、モバイルデバイス製造者、サービスプロバイダー、及び/又はモバイルデバイスオペレーティングシステムプロバイダーによって維持されてもよい。コンピューティングデバイス102A〜102Nのうちの1つ以上がセットトップボックスである例において、アプリケーション配信サイト108は、セットトップボックス製造者、サービスプロバイダー、及び/又はオペレーティングシステムプロバイダーによって維持されてもよい。いくつかの例において、アプリケーション配信サイトは、アプリストアと称されてもよい。商業上利用可能なアプリケーション配信サイトの例として、Google Play、Apple App Store、BlackBerry World、Windows(登録商標) Phone Store、及びAmazon Appstoreが挙げられる。
[0041]ソーシャルメディアサイト124は、一例としてのソーシャルメディアサービスを示す。ソーシャルメディアサイト124により、コンピューティングデバイス102A〜102Nのユーザを互いに通信させてもよい。ソーシャルメディアサイト124は、コンピューティングデバイス102A〜102Nのユーザに対応するプロフィールページのホストとなってもよい。例えば、ソーシャルメディアサイト124は、コンピューティングデバイス102A〜102Nのユーザが、ユーザのプロフィールページにメッセージの表示、写真、ビデオ、及びその他のメディアのアップロードを行うことができるように構成されてもよい。商業上利用可能なソーシャルメディアサイトの例として、Facebook、YouTube、Linkedin、Google Plus、Twitter、Flickr、及びInstagramが挙げられる。ソーシャルメディアサイト124は、ユーザにプロフィールページを維持させることに加え、ユーザプロフィールページ及び/又はユーザのアクティビティに含まれる情報に基づく分析データの生成を行ってもよい。例えば、ソーシャルメディアサイト124は、コンピューティングデバイス102A〜102Nのユーザによって提供されるコメントに基づき、ニュースストーリーの人気度を追跡してもよい。以下に詳述するとおり、本明細書に記載の技術により、コンピューティングデバイス102A〜102Nのユーザに、ソーシャルメディアサイトの機能を組み込ませることにより、他のユーザとコンテンツ及び推薦を共有させてもよい。例えば、ユーザは、他のユーザに支持されたコンテンツを発見してもよい。
[0042]検索エンジンサイト126は、一例としてのコンテンツ検索サービスを示す。検索エンジンサイト126は、コンピューティングデバイス102A〜102Nのユーザに通信ネットワーク104を通じて利用可能なコンテンツを検索させるサービスであってもよい。検索エンジンサイト126は、コンピューティングデバイス102A〜102Nからの問い合わせを受け取り、コンピューティングデバイス102A〜102Nに検索結果一覧を提供してもよい。例えば、検索エンジンサイト126は、コンピューティングデバイス102A〜102Nのユーザに検索問い合わせフィールドウェブページを提供し、ユーザがキーワードに基づくコンテンツ検索を行うことができるように構成されてもよい。商業上利用可能な検索エンジンサイトの例として、Google、Bing、及びYahoo!が挙げられる。さらに検索エンジンサイト126は、検索問い合わせに含まれる情報に基づいて分析データの生成を行ってもよい。例えば、検索エンジンサイト126は、コンピューティングデバイス102A〜102Nのユーザによってある女優に関連の問い合わせが行われた回数に基づき、その女優の人気度を追跡してもよい。
[0043]図2Aは、本開示の1つ以上の技術を実装してもよい一例としてのコンピューティングデバイスを示すブロック図である。コンピューティングデバイス200は、通信ネットワークに対してデータの送受信を行い、ユーザにマルチメディアコンテンツへのアクセスを行わせ、1つ以上のアプリケーションを実行してもよい一例としてのコンピューティングデバイスである。コンピューティングデバイス200は、静的コンピューティングデバイス(例えば、デスクトップコンピュータ、テレビ、セットトップボックス、ゲーム機、専用マルチメディアストリーミングデバイス、又はデジタルビデオレコーダー)、ポータブルコンピューティングデバイス(例えば、モバイルフォン、ラップトップ、パーソナルデータアシスタント(PDA)、又はタブレットデバイス)、又はその他の種別のコンピューティングデバイスからなってもよく、またその一部であってもよい。図2Aに示す例において、コンピューティングデバイス200は、例えば、上述のテレビネットワーク106等のテレビネットワークを介してデータの送受信を行い、例えば、公共ネットワーク108等の公共ネットワークを介してデータの送受信を行う。他の例において、コンピューティングデバイス200は、テレビネットワーク106又は公共ネットワーク108の一方を通じてデータの送受信を行ってもよいことに留意しなければならない。本明細書に記載の技術は、通信ネットワークに任意の組み合わせ及びすべての組み合わせを使用して通信を行うデバイスによって利用されてもよい。
[0044]図2Aに示すとおり、コンピューティングデバイス200は、中央処理部202、システムメモリ204、システムインタフェース210、モデム212、トランスポートモジュール214、AVデマルチプレクサ216、ネットワークインタフェース218、記憶デバイス220、I/Oデバイス222、オーディオデコーダ224、オーディオプロセッサ226、ビデオデコーダ228、グラフィック処理部230、表示プロセッサ232を備える。図2に示すとおり、システムメモリ106は、オペレーティングシステム206及びアプリケーション208を備える。プロセッサ202、システムメモリ204、システムインタフェース210、モデム212、トランスポートモジュール214、AVデマルチプレクサ216、ネットワークインタフェース218、記憶デバイス220、I/Oデバイス222、オーディオデコーダ224、オーディオプロセッサ226、ビデオデコーダ228、グラフィック処理部230、及び表示プロセッサ232の各々は、要素間通信を行うために(物理的に通信可能且つ/又は動作可能に)相互接続され、1つ以上のマイクロプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、アプリケーション専用集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、個別論理、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組み合わせ等、種々の好適な回路として実装されてもよい。一例としてのコンピューティングデバイス200が弁別的機能ブロックを有するものとして図示されているが、この図示は説明を目的とするものであり、コンピューティングデバイス200を特定のハードウェアアーキテクチャに限定するものでないことに留意しなければならない。コンピューティングデバイス200の機能は、ハードウェア、ファームウェア、及び/又はソフトウェア実装の任意の組み合わせを使用して実現されてもよい。
[0045]CPU202は、機能を実装し、且つ/又は、コンピューティングデバイス200で実行される指示を処理してもよい。CPU202は、本明細書に記載の技術のうちの1つ以上を実装する指示、コード、及び/又はデータ構造を検索及び処理することができてもよい。指示は、システムメモリ204又は記憶デバイス220等のコンピュータ可読媒体に記憶されてもよい。CPU202は、マルチコア中央処理部を備えてもよい。
[0046]システムメモリ204は、持続性又は有形のコンピュータ可読記憶媒体として説明されてもよい。いくつかの例において、システムメモリ204は、一時的及び/又は長期の記憶を提供してもよい。システムメモリ204又はその一部が不揮発性メモリとして説明されてもよい例もあり、システムメモリ204の一部が揮発性メモリとして説明されてもよい例もある。揮発性メモリの例として、ランダムアクセスメモリ(RAM)、動的ランダムアクセスメモリ(DRAM)、及び静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)が挙げられる。不揮発性メモリの例として、磁気ハードディスク、光学ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、フラッシュメモリ、又は電気的プログラマブルメモリ(EPROM)若しくは電気的消去可能プログラマブルメモリ(EEPROM)の形態が挙げられる。
[0047]システムメモリ204は、動作中、コンピューティングデバイス200によって使用されてもよい情報を記憶してもよい。システムメモリ204は、CPU202で実行されるプログラム指示を記憶してもよく、コンピューティングデバイス200上で稼働するソフトウェア又はアプリケーションによって使用されることにより、プログラム実行中、情報を一時的に記憶してもよい。例えば、システムメモリ204は、オペレーティングシステム206及びアプリケーション208に関連付けられた指示を記憶してもよい。アプリケーション208は、コンピューティングデバイス200内に実装されるか、又はコンピューティングデバイス200によって実行されるアプリケーションを含んでもよく、コンピューティングデバイス200内の構成要素内へ実装又は内蔵されるか、構成要素によって動作可能であるか、実行されるか、且つ/又は、構成要素に対して動作可能/通信可能に接続されてもよい。アプリケーション208は、コンピューティングデバイス200のCPU202に特定の機能を実施させてもよい指示を含んでもよい。アプリケーション208は、forループ、whileループ、if記述、doループ等のコンピュータプログラミング記述で表現されるアルゴリズムを含んでもよい。アプリケーション208は、例えば、上述のアプリケーション配信サイト122等のアプリケーション配信サイトを通じてコンピューティングデバイス200に配信されてもよい。
[0048]さらに図2Aに示すとおり、アプリケーション208は、オペレーティングシステム206との連携で実行を行ってもよい。すなわち、オペレーティングシステム206は、アプリケーション208とCPU202及びコンピューティングデバイス200のその他のハードウェア要素とのインタラクションを促進してもよい。いくつかの例において、オペレーティングシステム206の構成要素と、オペレーティングシステム206との連携で動作する構成要素とは、ミドルウェアと称されてもよいことに留意しなければならない。本明細書に記載の技術は、ソフトウェアアーキテクチャの任意の組み合わせ及びすべての組み合わせを使用して動作するデバイスによって利用されてもよい。オペレーティングシステム206は、ラップトップ、デスクトップ、スマートフォン、タブレット、セットトップボックス、デジタルビデオレコーダー、テレビ、及び/又はゲームデバイスに搭載されるよう設計されたオペレーティングシステムであってもよい。一例において、オペレーティングシステム206は、OpenTV、Windows(登録商標)オペレーティングシステム、Linux(登録商標)オペレーションシステム、Macオペレーティングシステム、Android(登録商標)オペレーティングシステム、及びそれらのうちの任意の組み合わせ及びすべての組み合わせによって開発された、オペレーティングシステム、すなわちミドルウェア要素のうちの1つ以上を含んでもよい。
[0049]システムインタフェース210は、コンピューティングデバイス200の構成要素間の通信を可能にしてもよい。一例において、システムインタフェース210は、ピアデバイスから他のピアデバイス又は記憶媒体へデータを転送することができる構造を備える。例えば、システムインタフェース210には、アクセラレイティッドグラフィックスポート(「AGP」)方式プロトコル、例えば、Peripheral Component Interconnect Special Interest Groupによって維持されるPCI Express(登録商標)(「PCIe」)バス仕様等の周辺要素相互接続(PCI)バス方式プロトコル、又はピアデバイスの相互接続に使用されてもよいその他の形態の構造をサポートするチップセットが含まれてもよい。
[0050]記憶デバイス220は、システムメモリ204に比して比較的長期間、比較的大量の情報を記憶してもよいコンピューティングデバイス200のメモリを示す。例えば、コンピューティングデバイス200がデジタルビデオレコーダの一部として含まれる例において、記憶デバイス220は、多数のビデオファイルを記憶してもよい。記憶デバイス220には、システムメモリ204と同様に、1つ以上の持続性又は有形のコンピュータ可読記憶媒体も含まれてもよい。記憶デバイス220には、内部及び/又は外部のメモリデバイスが含まれてもよく、いくつかの例において、揮発性及び不揮発性の記憶要素が含まれてもよい。メモリデバイスの例として、ファイルサーバ、FTPサーバ、ネットワークアタッチストレージ(NAS)デバイス、ローカルディスクドライブ、又はデータを記憶することのできるその他の種別のデバイス又は記憶媒体が挙げられる。記憶媒体には、Blu−rayディスク、DVD、CD−ROM、フラッシュメモリ、又はその他の好適なデジタル記憶媒体が含まれてもよい。
[0051]I/Oデバイス222は、コンピューティングデバイス200の動作中、入力を受け取り、出力を提供してもよい。入力は、例えば、プッシュボタンリモートコントロール、モーションベースリモートコントロール、タッチスクリーンを含むデバイス、トラックパッドを含むデバイス、マウス、キーボード、マイク、ビデオカメラ、動きセンサー、又はユーザ入力を受け取るその他の種別のデバイス等の入力デバイスで生成されてもよい。一例において、入力デバイスには、スマートフォン又はタブレットコンピューティングデバイス等の高度ユーザ入力デバイスが含まれてもよい。例えば、入力デバイスは、二次コンピューティングデバイスであってもよく、タッチジェスチャー、二次コンピューティングデバイス上のボタン、及び/又は音声コントロールを介したユーザ入力を受け取ってもよい。さらにいくつかの例において、入力デバイスには、本明細書に記載のグラフィカルユーザインタフェースを表示するディスプレイが含まれてもよい。例えば、コンピューティングデバイス200にテレビが含まれる場合、入力デバイスには、このテレビと通信するスマートフォンが含まれてもよい。本例において、ユーザは、スマートフォン上に表示されたグラフィカルユーザインタフェースの一部を起動することにより、テレビにコマンドを送ってもよい。出力は、例えば、内部スピーカー、一体型ディスプレイデバイス、及び/又は、二次コンピューティングデバイス等の外部構成要素等の出力デバイスに提供されてもよい。いくつかの例において、I/Oデバイス222は、例えば、ユニバーサルシリアルバスプロトコル(USB)、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、又は、例えば専用赤外通信プロトコル等の専用通信プロトコル等、標準化通信プロトコルを使用して、コンピューティングデバイス200に対して動作可能に接続されてもよい。
[0052]図2Bは、本開示の1つ以上の技術を実装してもよい一例としての入力/出力デバイスを示す概念図である。図2Bに示す例において、I/Oデバイス222は、プッシュボタンリモートコントロールとして示されている。図2Bに示す例では、I/Oデバイス222はプッシュボタンリモートコントロールとして示されているものの、他の例において、I/Oデバイス222の機能は、例えば一次コンピューティングデバイスと通信する二次コンピューティングデバイス等、他のI/Oデバイスを使用して実装されてもよいことに留意しなければならない。さらに、他の例において、I/Oデバイス222のボタンの起動によって達成される機能は、他の種別のユーザ入力を通じて達成されてもよい。例えば、I/Oデバイスがタッチスクリーン、ジェスチャー認識、及び/又は音声認識を備える場合、タッチスクリーン上に仮想ボタンが表示され、I/Oデバイス222上のボタンの起動によって達成される機能が、仮想ボタンの起動、動きジェスチャー、及び/又は音声コマンドの任意の組み合わせ及びすべての組み合わせによって達成されてもよい。一例において、I/Oデバイスは、音声認識能力を有してもよく、分類ボタン291の起動によって達成される機能は、ユーザが「分類」「分類順変更」「ジャンル別分類」又は同様のフレーズを言うことによって達成されてもよい。
[0053]図2Bに示す例において、I/Oデバイス222は、基本テレビ制御260、再生制御270、ナビゲーション制御280、及びスタック構造制御290を備える。基本テレビ制御260により、ユーザが、視聴テレビプログラミングに関連付けられた基本チューニング及びボリューム制御の機能を実施できるようにしてもよい。図2Bに示すとおり、基本テレビ制御260は、数字キーパッド261、エンターボタン262、チャンネル戻りボタン263、チャンネル変更ボタン264、及びボリューム制御ボタン265を備える。数字キーパッド261、エンターボタン262、チャンネル戻りボタン263、及びチャンネル変更ボタン264により、ユーザが、特定のアナログチャンネル及び/又はデジタルチャンネルにチューニングできるようにしてもよい。ユーザが数字キーパッド261を使用して数字列を入力し、任意で、さらにエンターキー262を駆動すると、チューナーが特定チャンネルにチューニングを行ってもよい。チャンネル戻りボタン263を起動すると、チューナーは、前回チューニングしたチャンネルにチューニングを行ってもよい。「+」及び「−」のチャンネルボタン264の起動により、各々、チューナーに、チャンネルシーケンスの隣のチャンネルへのチューニングを行わせてもよい。「+」及び「−」のボリューム制御ボタン265の起動により、各々、オーディオシステムの出力を上げたり下げたりしてもよい。基本テレビ制御260により、ユーザが、テレビに関連付けられた基本チューニング及びボリューム制御の機能を実施できるようにしてもよいが、いくつかの例において、基本テレビ制御260を使用して、コンピューティングデバイスに関連付けられた他の機能を実施してもよいことに留意しなければならない。例えば、グラフィカルユーザインタフェースをユーザに示す場合、「+」及び「−」のチャンネルボタン264の起動により、スクロールアップ及びスクロールダウンの機能を各々実施してもよい。
[0054]一例において、「+」及び「−」のチャンネルボタン264を起動することにより、以下に詳述する選択ナビゲーション項目304を変化させてもよい。例えば、メニューバー302がアクティブであるとき、「+」チャンネルボタンを起動することにより、選択ナビゲーション項目の左側のナビゲーション項目を選択させ、「−」チャンネルボタンを起動することにより、選択ナビゲーション項目の右側のナビゲーション項目を選択させてもよい。一例において、「+」及び「−」のチャンネルボタン264を起動することにより、以下に詳述する選択スタック構造を変化させてもよい。例えば、スタック構造選択がアクティブであるとき、「+」チャンネルボタンを起動することにより、選択スタック構造の左側のスタック構造を選択させ、「−」チャンネルボタンを起動することにより、選択スタック構造の右側のスタック構造を選択させてもよい。
[0055]再生制御270により、ユーザが、マルチメディアコンテンツの再生制御及び記録を行うことができるようにしてもよい。例えば、再生制御270により、ユーザが、メディアサービスプロバイダーサイト、オンデマンドエンジン、及び/又はパーソナルビデオレコーダー(PVR)に由来するビデオの再生を制御できるようにしてもよい。図2Bに示すとおり、再生制御270は、逆再生ボタン271、通常再生ボタン272、送り再生ボタン273、停止再生ボタン274、一時停止再生ボタン275、及び記録ボタン276を備える。逆再生ボタン271により、ユーザが、マルチメディアシーケンス中の過去のポイントにナビゲートできるようにしてもよい。通常再生ボタン272は、起動時、マルチメディアコンテンツの項目の通常再生を開始又は再開させてもよい。送り再生ボタン273により、ユーザが、マルチメディアシーケンスの先のポイントにナビゲートできるようにしてもよい。停止再生ボタン274は、起動時、マルチメディアコンテンツの項目の再生を停止させてもよい。一時停止再生ボタン275は、起動時、マルチメディアコンテンツの項目の再生を一時停止させてもよい。記録ボタン276により、ユーザが、マルチメディアコンテンツの項目を記憶デバイスに記憶できるようにしてもよい。一例において、記録ボタン276により、ユーザが、コンテンツを記憶デバイスに記録できるようにしてもよい。再生制御270により、ユーザが、マルチメディアコンテンツの再生制御及び/又はマルチメディアコンテンツの記録を行うことができるようにしてもよいものの、いくつかの例において、再生制御270を使用して、コンピューティングデバイスに関連付けられた他の機能が実施されてもよいことに留意しなければならない。例えば、グラフィカルユーザインタフェースがユーザに示される場合、記録ボタン276を起動することにより、記録のスケジューリングを行うグラフィカルユーザインタフェースを表示するようにしてもよい。
[0056]一例において、逆再生ボタン271及び送り再生ボタン273を起動することにより、以下に詳述する選択ナビゲーション項目304を変化させてもよい。例えば、メニューバー302がアクティブであるとき、逆再生ボタン271を起動することにより、選択ナビゲーション項目の左側のナビゲーション項目を選択させ、送り再生ボタン273を起動することにより、選択ナビゲーション項目の右側のナビゲーション項目を選択させてもよい。一例において、逆再生ボタン271及び送り再生ボタン273を起動することにより、以下に詳述する選択スタック構造を変化させてもよい。例えば、スタック構造選択がアクティブであるとき、逆再生ボタン271を起動することにより、選択スタック構造の左側のスタック構造を選択させ、送り再生ボタン273を起動することにより、選択スタック構造の右側のスタック構造を選択させてもよい。
[0057]上述のとおり、例えば、テレビ、セットトップボックス、及びモバイルデバイスを含むデジタルメディア再生能力を備えたデバイスは、そのユーザに、コンテンツ選択を可能にするグラフィカルユーザインタフェースを提供してもよい。ナビゲーション制御280により、ユーザが、グラフィカルユーザインタフェースをナビゲートし、グラフィカルユーザインタフェースを使用してコンテンツを選択できるようにしてもよい。一例において、ナビゲーション制御280により、ユーザが、グラフィカルユーザインタフェースをナビゲートし、以下、図3〜図10を参照して説明する例としてのグラフィカルユーザインタフェースのうちの1つ以上を使用してコンテンツを選択できるようにしてもよい。
[0058]図2Bに示す例において、ナビゲーション制御280は、ナビゲーション矢印ボタン281、選択ボタン282、情報ボタン283、メニューボタン284、ガイドボタン285、戻るボタン286、及び終了ボタン287を備える。ナビゲーション矢印ボタン281は、グラフィカルユーザインタフェースに関連付けられたカーソルの位置を移動し、且つ/又はグラフィカルユーザインタフェースに含まれる項目の選択を変更してもよい。例えば、ナビゲーション矢印ボタン281により、ユーザが、テレビプログラムを示す電子プログラミングガイドにおけるアイコン選択を変更できるようにしてもよい(例えば、グリッドガイドにおける選択項目を変更できるようにしてもよい)。以下に詳述するとおり、一例において、ナビゲーション矢印ボタン281により、選択ナビゲーション項目304及び/又は選択スタック構造を変化させてもよい。
[0059]選択ボタン282により、ユーザが、コンテンツの項目をさらに選択できるようにしてもよい。以下に詳述するとおり、コンテンツの項目を示すアイコンは、多数の選択レベルに関連付けられてもよい。一例において、選択ボタン282を連続的に起動することにより、各選択レベルを発生させてもよい。情報ボタン283により、コンテンツの項目に関連付けられた追加情報を表示させてもよい。例えば、コンテンツの項目を示す項目が最初に選択されたとき、情報ボタン283を起動することにより、コンテンツに関連付けられた情報(例えば、キャストやクルーの情報)を表示させてもよい。
[0060]メニューボタン284、ガイドボタン285、戻るボタン286、及び終了ボタン287により、ユーザが、異なるグラフィカルユーザインタフェースを表示できるようにしてもよい。メニューボタン284は、起動されると、ハイレベルメニューを含むグラフィカルユーザインタフェースを表示させてもよい。一例において、ハイレベルメニューには、ユーザが、コンピューティングデバイスの動作に関連付けられた設定を変更できるようにするメニューが含まれてもよい。一例において、ハイレベルメニューには、ユーザが、ユーザプロフィール(例えば、ログイングラフィカルユーザインタフェース)を選択できるようにするメニューが含まれてもよい。ガイドボタン285は、起動されると、ユーザがコンテンツを選択できるようにするグラフィカルユーザインタフェースを提供してもよい。一例において、ガイドボタン285を起動すると、図3を参照して以下に説明するグラフィカルユーザインタフェース300がユーザに表示されてもよい。
[0061]戻るボタン286により、ユーザが、以前のグラフィカルユーザインタフェースに戻ることができるようにしてもよい。例えば、以下に図8を参照して説明するグラフィカルユーザインタフェース800が表示されるとき、最後のボタン286を起動することにより、以下に図7を参照して説明するグラフィカルユーザインタフェース700が表示されてもよい。さらに一例において、以下に詳述するとおり、戻るボタン286を起動することにより、メニューバー302を表示し、アクティブにしてもよい。終了ボタン287により、ユーザがフルスクリーン視聴モードに戻れるようにしてもよい。例えば、グラフィカルユーザインタフェースが表示されるとき、グラフィカルユーザインタフェースは、終了ボタン287を起動することにより「消えて」、フルスクリーンコンテンツ視聴モードをユーザに表示してもよい。
[0062]図4A〜図7を参照して以下に詳述するとおり、コンテンツの項目を表示するアイコンは、スタック構造を使用して整理され、ユーザに提示される。スタック構造制御290により、ユーザがスタック構造をナビゲート及び/又は分類できるようにしてもよい。図2Bに示すとおり、スタック構造制御290は、分類ボタン291と、スタック構造ナビゲーションボタン292とを備える。分類ボタン291及びスタック構造ナビゲーションボタン292については、以下に詳述する。
[0063]図2Aを再び参照すると、コンピューティングデバイス200は、例えば、上述のテレビネットワーク106等のテレビネットワークを介してデータの送受信を行い、例えば、公共ネットワーク108等の公共ネットワークを介してデータを送受信する。上述のとおり、通信ネットワークは、例えば、通信システムにおける物理信号送信、アドレス指定、チャンネルアクセス制御、パケット特性、及びデータ処理等の通信特性を規定する階層を含んだモデルに基づいて説明されてもよい。図2Aに示す例において、モデム212、トランスポートモジュール214、及びAVデマルチプレクサ216は、テレビネットワーク106に関連付けられた低階層処理を実施してもよく、ネットワークインタフェース218は、公共ネットワーク108に関連付けられた低階層処理を実施してもよい。
[0064]一例において、モデム212は、例えば、テレビプロバイダーネットワーク106等のテレビプロバイダーネットワークで利用される物理MAC階層に応じた物理信号送信、アドレス指定、及びチャンネルアクセス制御を実施してもよい。一例において、モデム212は、同軸ケーブルから、及び/又は、エアーシグナルを通じて信号を受信し、低階層信号処理(例えば、復調)を実施してもよい。一例において、モデム212は、同軸ケーブルから受信した信号よりトランスポートストリームを抽出してもよい。一例において、トランスポートストリームは、Moving Pictures Experts Group(MPEG)で規定されたトランスポートストリームに基づくものであってもよい。一例において、トランスポートストリームには、各々がテレビネットワークから利用可能なプログラムに対応した複数のプログラムストリームが含まれてもよい。さらにトランスポートストリームには、複数のデータストリーム(例えば、プログラムマップテーブル及びEPGデータ)が含まれてもよい。
[0065]トランスポートモジュール214は、モデム212からデータを受け取り、データを処理してもよい。例えば、トランスポートモデム214は、複数のプログラムストリームを含むトランスポートストリームを受け取り、受け取ったトランスポートストリームから個別のプログラムストリームを抽出してもよい。一例において、プログラムストリームには、ビデオストリーム、オーディオストリーム、及びデータストリームが含まれてもよい。AVデマルチプレクサ216は、トランスポートモジュール214からデータを受け取り、受け取ったデータを処理してもよい。例えば、AVデマルチプレクサ216は、トランスポートモジュール214からプログラムストリームを受け取り、オーディオパケット、ビデオパケット、及びデータパケットを抽出してもよい。すなわち、AVデマルチプレクサ216は、プログラムストリームからの別々のビデオストリーム、オーディオストリーム、及びデータストリームに逆多重化技術を適用してもよい。一例において、AVデマルチプレクサ216は、MPEG−2パート1で規定されたトランスポートストリームから、パケット化された基本ビデオストリーム及び基本オーディオストリームのカプセル除去を行ってもよい。モデム212、トランスポートモジュール214、及びAVデマルチプレクサ216は弁別機能ブロックを有するものとして示したが、モデム212、トランスポートモジュール214、及びAVデマルチプレクサ216によって実施される機能は、ハードウェア、ファームウェア、及び/又はソフトウェアの実装の任意の組み合わせを使用して高度に一体化されて実現されてもよいことに留意しなければならない。
[0066]ネットワークインタフェース218により、コンピューティングデバイス200が公共ネットワークを介してデータを送受信できるようにしてもよい。上述のとおり、公共ネットワークを介して送受信されたデータには、例えば、音楽、ビデオ、画像、ウェブページ、メッセージ、音声通信、及びアプリケーション等、デジタルコンテンツに関連のデータが含まれてもよい。ネットワークインタフェース218は、イーサネット(登録商標)カード等のネットワークインタフェースカード、光学送受信機、無線周波数送受信機、又は情報の送受信を行う他の種別のデバイスを備えてもよい。ネットワークインタフェース218は、例えば、公共ネットワーク108等の公共ネットワークにおいて利用される物理MAC階層に応じた物理信号送信、アドレス指定、及びチャンネルアクセス制御を実施してもよい。さらに、ネットワークインタフェース218は、トランスポートモジュール214及びAVデマルチプレクサ216を参照して上述したのと同様に、データストリームからオーディオパケット、ビデオパケット、及びデータパケットを抽出してもよい。例えば、ネットワークインタフェース218は、インターネットプロトコル(IP)、トランスポートコントロールプロトコル(TCP)、リアルタイムストリーミングプロトコル(RTSP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、リアルタイムプロトコル(RTP)、MPEGトランスポートストリームプロトコル、及びIPTVプロトコルのうちの1つ以上に従って、ビデオパケット、オーディオパケット、及びデータパケットを抽出してもよい。本明細書に記載の技術は、通常、デジタルコンテンツ配信のいずれかの方法及びすべての方法に適用可能であるが、特定の通信ネットワーク実装に限定されるものでないことに留意しなければならない。例えば、本明細書に記載の技術は、ブロードキャスト、マルチキャスト、ユニキャスト、オーバーザトップコンテンツソース、パーソナルビデオレコーダー(PVR)、及びピア間コンテンツソースのうちの1つ以上に由来するデジタルコンテンツに適用可能であってもよい。
[0067]再び図2Aを参照すると、例えば、音楽、ビデオ、画像、ウェブページ、メッセージ、音声通信、及びアプリケーション等のデジタルコンテンツに関連付けられたデータが、例えば、システムメモリ204及び記憶デバイス220等のコンピュータ可読媒体に記憶されてもよい。メモリデバイスに記憶されたデータは、CPU202、オーディオデコーダ224、オーディオプロセッサ226、ビデオデコーダ228、グラフィック処理部230、及び表示プロセッサ232によって検索及び処理されてもよい。上述のとおり、CPU202は、本明細書に記載の技術のうちの1つ以上を実装するための指示、コード、及び/又はデータ構造を検索及び処理できてもよい。オーディオデコーダ224、オーディオプロセッサ226、ビデオデコーダ228、グラフィック処理部230、及びディスプレイプロセッサ232の各々はまた、本明細書に記載の技術のうちの1つ以上を実装するための指示、コード、及び/又はデータ構造を検索及び処理できてもよい。
[0068]オーディオデコーダ224は、符号化オーディオデータを検索及び処理してもよい。例えば、オーディオデコーダ224は、オーディオコーデックの様態の実装に使用されるハードウェア及びソフトウェアの組み合わせであってもよい。オーディオデータは、Dolby及びDigital TheAter Systemsで開発されたもの等、マルチチャンネルフォーマットを使用して符号化されてもよい。オーディオデータは、圧縮フォーマット又は非圧縮フォーマットを使用して符号化されてもよい。圧縮オーディオフォーマットの例として、MPEG−1、2 Audio Layers II及びIII、AC−3、AAC、及びOgg Vorbisが挙げられる。非圧縮オーディオフォーマットの例として、パルス符号変調(PCM)オーディオフォーマットが挙げられる。オーディオプロセッサ226は、取得したオーディオサンプルを検索し、オーディオシステム(図示せず)への出力用にオーディオデータを処理してもよい。いくつかの例において、オーディオプロセッサ226は、デジタル−アナログ変換器を備えてもよい。オーディオシステムは、ヘッドフォン、シングルスピーカーシステム、マルチスピーカーシステム、又はサラウンドサウンドシステム等の種々のオーディオ出力デバイスのいずれかからなってもよい。
[0069]ビデオデコーダ228は、符号化ビデオデータを検索及び処理してもよい。例えば、ビデオデコーダ228は、ビデオコーデックの様態の実装に使用されるハードウェア及びソフトウェアの組み合わせであってもよい。一例において、ビデオデコーダ228は、ITU−T H.261、ISO/IEC MPEG−1 Visual、ITU−T H.262又はISO/IEC MPEG−2 Visual、ITU−T H.263、ISO/IEC MPEG−4 Visual、ITU−T H.264(ISO/IEC MPEG−4 AVCとしても既知)、VP8、及びHigh−Efficiency Video Coding(HEVC)等、任意の数のビデオ圧縮規格に従って符号化されたビデオデータの復号化を行ってもよい。
[0070]上述のとおり、メディア再生能力を備えたデバイスは、ユーザが、コンテンツを選択できるようにするグラフィカルユーザインタフェース(例えば、EPG)を提供してもよい。グラフィカルユーザインタフェースには、ビデオコンテンツとの連携で表示される画像及びグラフィック(例えば、ビデオに重ねられる再生アイコン)が含まれてもよい。グラフィック処理部230は、本明細書に記載のグラフィカルユーザインタフェースを含むグラフィカルユーザインタフェースを生成してもよい、一例としての専用処理部である。すなわち、グラフィック処理部230は、コマンド及びコンテンツデータを受け取り、画素データを出力してもよい。グラフィック処理部230は、グラフィックパイプラインプロセス(例えば、入力アセンブラ、頂点シェーダ、ジオメトリシェーダ、ラスタライザ、ピクセルシェーダ、及び出力合成段)に従って動作してもよい。グラフィック処理部230は、多数の処理コアを備えてもよく、OpenGL(Khronos Groupにより管理されるOpen Graphic Library)及び/又はDirect3D(Microsoft,Inc.により管理)に従って動作してもよい。
[0071]表示プロセッサ232は、表示用に画素データの検索及び処理を行ってもよい。例えば、処理プロセッサ232は、ビデオデコーダ228及び/又はグラフィック処理部230から画素データを受け取り、表示用にデータを出力してもよい。表示プロセッサ232は、標準化通信プロトコル(例えば、HDMI(登録商標)、DVI、DisplayPort、component video、composite video、及び/又はVGA)を使用して、ディスプレイ250(図1には不図示)等のディスプレイに接続されてもよい。ディスプレイ250は、液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ、有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイ、又はユーザにビデオデータを示すことのできる他の種別のディスプレイデバイス等、種々のディスプレイデバイスのうちの1つからなってもよい。ディスプレイ250には、標準精細度テレビ、高精細度テレビ、又は上述の超高解像度ディスプレイが含まれてもよい。さらにディスプレイ250には、ポータブルコンピューティングデバイス(例えば、モバイルフォン、ラップトップ、パーソナルデータアシスタント(PDA)、又はタブレットデバイス)の一体型ディスプレイが含まれてもよい。上述のとおり、いくつかの例において、ポータブルコンピューティングデバイスは、静的コンピューティングデバイス用のI/Oデバイスとして動作してもよい。
[0072]上述のとおり、従来の電子プログラムガイド(EPG)は、複数の多様なソースからの利用可能なコンテンツを表示するのに理想的に機能しない場合もあり、超高解像度ディスプレイには理想的に機能しない場合もあった。さらに従来のEPGは、ユーザによるコンテンツの分類方法が限定された。例えば、ユーザは、チャンネル及び時間による放送中のテレビプログラムの分類に限定される場合もあり、ジャンル及びアルファベット順による映画及びストリーミングコンテンツの分類に限定される場合もあった。さらに従来のEPGによると、ユーザは、コンテンツの分類方法をカスタマイズすることができず、動的分類技術を提供するものでなかった。コンピューティングデバイス200は、本明細書に記載のグラフィカルユーザインタフェースのうちの1つ以上を提供することにより、コンテンツの選択を可能にしてもよい。本明細書に記載のグラフィカルユーザインタフェースは、コンピューティングデバイス及び/又はコンピューティングデバイスと通信するI/Oデバイスに提供されてもよい。図3〜図10は、本開示の1つ以上の技術に係るコンピューティングデバイスによって生成されてもよい例としてのグラフィカルユーザインタフェースを示す概念図である。
[0073]図3は、本開示の1つ以上の技術を実装するため、コンピューティングデバイスによって生成されてもよい一例としてのグラフィカルユーザインタフェースである。グラフィカルユーザインタフェース300は、ユーザがコンテンツの選択を行うことができるようにしてもよい一例としてのグラフィカルユーザインタフェースを示す。一例において、グラフィカルユーザインタフェース300は、メディア再生能力を備えたデバイスの動作中、最初に表示されるグラフィカルユーザインタフェースであってもよい。例えば、グラフィカルユーザインタフェース300は、ユーザが再生アプリケーションを開け、ユーザプロフィールを選択したとき、ユーザに最初に表示されてもよい。ユーザがユーザプロフィールを選択した後、ユーザにグラフィカルユーザインタフェース300を表示する例において、グラフィカルユーザインタフェース300は、特定のユーザにパーソナル化されてもよい。上述のとおり、一例において、グラフィカルユーザインタフェース300は、ガイドボタン285の起動時にユーザに表示されてもよい。以下、特定のユーザにグラフィカルユーザインタフェースをパーソナル化する技術をさらに詳述する。
[0074]図3に示すとおり、グラフィカルユーザインタフェース300は、メニューバー302と、複数のアイコンとを備える。メニューバー302は、複数のナビゲーション項目304とナビゲーション項目306とを備え、ナビゲーション項目のうちの1つが選択され、他のナビゲーション項目の選択も可能である。図3に示す例において、ホームナビゲーション項目が選択されたナビゲーション項目304である。図3に示すとおり、ホームナビゲーション項目は、放送中TV、オンデマンド、写真、音楽、アプリ、ソーシャル、及びマイスタッフのナビゲーション項目より大きく現されることにより、選択中のナビゲーション項目であることを示す。
[0075]ホーム、放送中TV、オンデマンド、写真、音楽、アプリ、ソーシャル、及びマイスタッフのナビゲーション項目は、コンテンツの異なるソース、種別、及び/又はカテゴリーを示す。以下に詳述するとおり、選択されたナビゲーション項目に基づき、異なるグラフィカルユーザインタフェースがユーザに表示されてもよい。図3に示す例において、放送中TVのナビゲーション項目に関連付けられたコンテンツには、現在放送が予定されているテレビコンテンツ(例えば、図1を参照して上述した生中継)が含まれ、オンデマンドのナビゲーション項目に関連付けられたコンテンツには、メディアサービスプロバイダー及び/又はテレビサービスプロバイダーサイトを通じて利用可能であってもよいオンデマンドコンテンツが含まれ、写真のナビゲーション項目に関連付けられたコンテンツには、写真コレクションに関連付けられたコンテンツが含まれ、音楽のナビゲーション項目に関連付けられたコンテンツには、音楽コレクションに関連付けられたコンテンツが含まれ、アプリのナビゲーション項目に関連付けられたコンテンツには、ユーザの利用可能なアプリケーションが含まれ、ソーシャルのナビゲーション項目に関連付けられたコンテンツには、ユーザの利用可能なソーシャルメディアアプリケーションが含まれ、マイスタッフのナビゲーション項目に関連付けられたコンテンツには、多様なソースに由来するコンテンツが含まれ、ユーザに応じてパーソナル化されてもよい。放送中TVのナビゲーション項目に関連付けられたコンテンツについては、以下に、図4A〜図4D及び図5を参照してより詳細に説明する。マイスタッフのナビゲーション項目に関連付けられたコンテンツについては、以下に、図6を参照してより詳細に説明する。オンデマンドのナビゲーション項目に関連付けられたコンテンツについては、以下に、図7〜図10を参照してより詳細に説明する。
[0076]図3に示す例において、ホームのナビゲーション項目が選択され、対応のグラフィカルユーザインタフェース300が表示されている。アイコン308、アイコン310、アイコン312、アイコン314、及びアイコン316は各々、異なる種別のコンテンツを示す。アイコン318は、現在プロフィールの選択されているユーザを識別してもよい。アイコン320は、現在時刻を識別してもよい。いくつかの例において、アイコン318及びアイコン320は表示されなくてもよく、又は最初に表示されてから所定時間経過後に消えてもよいことに留意しなければならない。アイコン308、アイコン310、アイコン312、アイコン314、及びアイコン316には各々、コンテンツを示す画像(例えば、映画ポスター又はロゴ)が含まれてもよい。一例において、アイコンは、コンテンツ種別に基づくアスペクト比を有してもよい。例えば、4×3のアスペクト比のアイコンで標準精細度のコンテンツを示し、16×9のアスペクト比のアイコンで高精細度のコンテンツを示してもよい。さらに一例において、アイコンは正方形であってもよく、3×4のアスペクト比(例えば、映画ポスターのアイコン)を有してもよい。アイコン308は、視聴可能なテレビショーを示す。アイコン310は、視聴可能な映画を示す。アイコン312は、視聴可能な音楽アルバムを示す。アイコン308で示されるテレビショー、アイコン310で示される映画、及びアイコン312で示される音楽アルバムには、各々、テレビプロバイダー及び/又はメディアサービスプロバイダーを通じて利用可能なテレビショー、映画、及びアルバムが含まれてもよい。さらにアイコン308で示されるテレビショー、アイコン310で示される映画、及びアイコン312に示される音楽アルバムには、各々、コンピューティングデバイスで局所記憶されたテレビショー、映画、及びアルバムが含まれてもよい。
[0077]一例において、アイコン308で示される個別のテレビショー、アイコン310で示される個別のムービー、及びアイコン312で示される個別の音楽アルバムは、ユーザが特定のコンテンツを選択する尤度を決定するアルゴリズムに基づき、ユーザに表示されてもよい。例えば、コンピューティングデバイス200は、消費、挙動、及び環境の任意の組み合わせ及びすべての組み合わせに基づき、個々のコンテンツを提示してもよい。一例において、消費には、ユーザがアクセスしたコンテンツ、又はユーザがアクセスしているコンテンツが含まれてもよい。一例において、挙動には、例えば、ユーザがチャンネルを変える速さ、ユーザがコマーシャルをスキップする頻度、ユーザがコンピューティングデバイスを通じてコンテンツにアクセスする頻度等、ユーザの使用情報が含まれてもよい。一例において、環境には、コンピューティングデバイスの時刻(例えば、年月日時間)及び場所(例えば、家、車、又は空港)が含まれてもよい。例えば、アルゴリズムで、ユーザが金曜夜には犯罪ドラマを見るのを好むことを判定し、グラフィカルユーザインタフェース300で中央位置に犯罪ドラマテレビショーを示すアイコンを提示し、且つ/又は、このアイコンを他のアイコンより大きくしてもよい。さらに、一例において、グラフィカルユーザインタフェース300は、選択の尤度に基づき、アイコンが前景又は背景に配置されて現れるように、3D効果を組み込んでもよい。
[0078]上述のとおり、アプリケーションには、コンピューティングデバイス上で動作可能なゲーム及びプログラムが含まれてもよい。さらに上述したとおり、アプリケーションは、コンピューティングデバイスに、そのコンピューティングデバイスに特有の方法でサイトにより提供されるコンテンツにアクセスさせてもよい。再び図3を参照すると、アイコン314及びアイコン316はアプリケーションを示す。図3に示す例において、アイコン314はアプリケーションの種別を示し、アイコン316はソーシャルメディアアプリケーションを示す。アプリケーションを示すアイコンは、ユーザが特定種別のアプリケーションにアクセスする頻度に基づき、種別ごとに区別されてもよい。例えば、ユーザは、バンキングサービス又はニュースアプリケーションよりも、ソーシャルネットワークアプリケーションに頻繁にアクセスする場合もある。従って、ソーシャルネットワークアプリケーションは、弁別的アイコンで示されてもよい。一例において、ソーシャルメディアアプリケーションにより、セットトップボックス等のコンピューティングデバイスのユーザがソーシャルメディアサービスにアクセスできるようにしてもよい。テレビショー、映画、音楽アルバムを参照して上述したのと同様に、ユーザが特定のアプリケーションを選択する尤度に基づく方法で、アプリケーションを示すアイコンをユーザに提示してもよい。
[0079]図3に示す例において、アイコン308、アイコン310、アイコン312、アイコン314、及びアイコン316は各々、アニメーション方式で提示されてもよい。例えば、アイコン308、アイコン310、アイコン312、アイコン314、及びアイコン316は各々、浮遊しているように現されてもよい。一例において、アイコン308、アイコン310、アイコン312、アイコン314、及びアイコン316は各々、1つのアイコンが「上に」動いて他のアイコンを「カバーする」ように、異なる平面に浮遊しているように現されてもよい。さらにアイコンに関連付けられたモーションは、ユーザが特定のアイコンを選択する尤度に基づいていてもよい。例えば、アイコンは、ユーザの挙動及び/又は特定のコンテンツ項目がユーザによって選択される尤度を予測するアルゴリズムに基づき、最初の位置から中央位置に移動してもよく、又は背景位置から前景位置に移動してもよい。この動きは、上述の消費、挙動、及び環境のうちの1つ以上に基づいてもよい。
[0080]一例において、グラフィカルユーザインタフェース300は、中央位置に情報ウィンドウ又はプレビューウィンドウ(図3には不図示)を表示することにより、推薦コンテンツを表示してもよい。以下、図9及び図10を参照して、例としての情報ウィンドウ及びプレビューウィンドウを詳細に説明する。一例において、プレビューウィンドウは、コンテンツが選択されるまでユーザに入力を要求することなく、使用に基づく推薦で、サイクルを継続してもよい。すなわち各推薦について、次の提案表示まで、コンテンツに関連した短時間のプレビュービデオを表示するウィンドウを表示してもよい。一例において、プレビューウィンドウの表示中にエンターボタン262、再生ボタン272、及び選択ボタン282のうちの1つ以上を起動することにより、プレビューに関連のコンテンツを選択させるようにしてもよい。一例において、コンテンツを選択すると、そのコンテンツがフルスクリーン視聴モードで表示されてもよい。
[0081]さらに、一例において、コンピューティングデバイスにより、ユーザがI/Oデバイスを使用して複数のアイコンのうちの1つを選択できるようにしてもよい。上述のとおり、I/Oデバイスには、プッシュボタンリモートコントロール、モーションベースリモートコントロール、タッチスクリーンを備えたデバイス、トラックパッドを備えたデバイス、マウス、キーボード、マイク、ビデオカメラ、動きセンサー、及び/又はスマートフォンやタブレットコンピューティングデバイス等の高度ユーザ入力デバイスが含まれてもよい。例えば、コンピューティングデバイス200のユーザは、I/Oデバイス222を使用してアイコンの選択を行うことができてもよい。グラフィカルユーザインタフェース300は、各アイコンが複数レベル選択できるように構成されてもよい。例えば、ユーザは、I/Oデバイスを使用して、可視又は不可視であってもよいカーソルをアイコンの位置に移動させることができてもよく、そのアイコンを所定時間そのままにすることで1つのレベルの選択と関連付けられるようにしてもよく、I/Oデバイス上の1つ以上の制御の起動(例えば、タッチディスプレイ上へのシングルタップ又はダブルタップ)が他のレベルの選択(例えば、情報表示又はプレビュー提供)に関連付けられてもよい。
[0082]一例において、グラフィカルユーザインタフェース300により、各アイコンについて4つのレベルの選択を可能にしてもよい。つまり、アイコンを拡大又はハイライトするレベル、コンテンツに関連の情報(例えば、キャスト及びクルーの情報)を提供するレベル、アイコンに関連のコンテンツプレビュー(例えば、次回予告)を提供するレベル、及びアイコンに関連のコンテンツへのフルアクセス(例えば、映画又はテレビショーの再生、又はアプリケーションの始動)を提供するレベルである。以下、これらのレベルの選択について図8〜図10を参照してより詳細に説明する。このように、グラフィカルユーザインタフェース300により、ユーザが、複数の多様なソースから利用可能なコンテンツを選択できるようにする。
[0083]グラフィカルユーザインタフェース300は、ユーザがアイコンを選択できるようにすることに加え、ユーザがナビゲーション項目306のうちの1つを選択できるようにしてもよい。一例において、ユーザは、カーソルを対応位置に移動させることにより、且つ/又は、I/Oデバイス上の他のナビゲーションボタンを起動することにより、放送中TV、オンデマンド、写真、音楽、アプリ、ソーシャル、及びマイスタッフのうちの1つを選択できてもよい。上述のとおり、「+」及び「−」のチャンネルボタン264、逆再生ボタン271及び送り再生ボタン273、並びにナビゲーション矢印ボタン281のうちの1つ以上を起動することにより、選択ナビゲーション項目304が変更されるようにしてもよい。一例において、ユーザは、最初にナビゲーション矢印ボタン281を使用してナビゲーション項目306のうちの1つを選択し、選択ボタン282を使用して最初に選択されたナビゲーション項目306をさらに選択してもよい。一例において、選択ボタン282が起動されると、グラフィカルユーザインタフェース300以外のグラフィカルユーザインタフェースが提示され(例えば、放送中TVが選択された場合はグラフィカルユーザインタフェース400)、メニューバー302が非アクティブになってもよい。一例において、メニューバー302が非アクティブになると、ナビゲーション矢印ボタン281を使用して各グラフィカルユーザインタフェースにナビゲートしてもよいため、ユーザは、このナビゲーション矢印ボタン281を使用して選択ナビゲーション項目を変更することができなくてもよい。ユーザは、ナビゲーション矢印ボタン281を使用してナビゲーション項目306を選択する前に、メニューバー302を再度アクティブにする必要があってもよい。一例において、メニューバー302は、ユーザが戻るボタン286を起動すると、再度アクティブになってもよい。
[0084]図2Bを参照して上述したとおり、I/Oデバイス222はスタックナビゲーションボタン292を備えてもよい。一例において、スタックナビゲーションボタン292のうちの1つを起動することにより、ナビゲーション項目306を選択ナビゲーション項目304としてもよい。例えば、放送中TVが選択ナビゲーション項目304である場合、左側のスタックナビゲーションボタンを起動することにより、ホームを選択させてもよく、右側のスタックナビゲーションボタンを起動することにより、オンデマンドを選択させてもよい。一例において、スタックナビゲーションボタン292を起動することにより、グラフィカルユーザインタフェース及び/又は現在ユーザに提示中のコンテンツに関わらず、ナビゲーション項目を変更するようにしてもよい。このように、スタックナビゲーションボタン292により、ユーザがグラフィカルユーザインタフェースのシーケンスを進行/逆行することなく、選択ナビゲーション項目を変更することができるようにしてもよい。
[0085]図4A〜図4Dは、本開示の1つ以上の技術に係る例としてのグラフィカルユーザインタフェースを示す概念図である。グラフィカルユーザインタフェース400は、本開示の1つ以上の技術を実装するため、コンピューティングデバイスによって提供されてもよい一例としてのグラフィカルユーザインタフェースである。一例において、グラフィカルユーザインタフェース400は、選択ナビゲーション項目304が放送中TVである場合に表示されるグラフィカルユーザインタフェースであってもよい。上述のとおり、放送中TVナビゲーション項目に関連付けられたコンテンツには、現在放送が予定されているテレビコンテンツが含まれる。図4A中、メニューバー302が表示されているものとして含まれているが、いくつかの例において、メニューバー302は隠れているか、非アクティブであってもよく、ユーザのアクション(例えば、ユーザがカーソルをディスプレイの底部に向かって移動させる、且つ/又は戻るボタン286を起動する)に基づいて現れ、アクティブとなってもよいことに留意しなければならない。
[0086]図4A〜図4Dに示すとおり、放送中TVが選択ナビゲーション項目304であるとき、テレビショーを示す複数のアイコンが表示される。テレビショーを示す複数のアイコンは各々、上述のアイコン308と同様であってもよく、一例において、テレビショーを示す画像を含んでもよい。図4A〜図4Dに示すとおり、グラフィカルユーザインタフェース400に含まれる複数のアイコンは、スタック構造402及びスタック構造404に整理される。スタック構造402及びスタック構造404は各々、ナビゲーション項目の放送中TVに関連付けられたコンテンツのサブカテゴリーを示してもよい。図4Aに示す例において、スタック構造は、スタック構造402が現在視聴可能な(例えば、テレビネットワークで現在オンエア中、すなわち放送中である)放送中テレビショーを示すアイコンを含み、スタック構造404が午後9時に視聴可能となる放送中テレビプログラムを示すアイコンを含む時間サブカテゴリーに基づいて整理される。
[0087]図4A〜図4Dの例にはテレビショーのみが表示されているが、アイコンは、スポーツイベント、映画、及び特定のテレビネットワークから利用可能な他の番組も示してもよいことに留意しなければならない。スタック構造内のアイコンの位置は、ユーザが特定のアイコンを選択する尤度を判定するアルゴリズムに基づいてもよい。例えば、図3を参照して上述したのと同様に、金曜夜の場合、スタック構造内のユーザに選択を促進する位置(例えば、中央位置)に犯罪ドラマテレビショーを配置してもよい。
[0088]コンピューティングデバイスにより、ユーザが、I/Oデバイスを使用してアイコンのうちの1つを選択できるようにしてもよい。例えば、コンピューティングデバイス200のユーザが、I/Oデバイス222を使用してアイコンを選択できてもよい。グラフィカルユーザインタフェース300を参照して上述した、アイコンで利用可能な選択レベルと同様に、グラフィカルユーザインタフェース400により、各アイコンにつき、多数レベルの選択が行えるようにしてもよい。図4A〜図4Dに示す例において、特定のテレビショーが現在放送中であるかに基づき、ユーザには異なる種別の選択が可能とされてもよい。例えば、特定のテレビショーが現在視聴可能である場合、ユーザが対応アイコンを選択することにより、進行中のテレビショーを表示してもよい。特定のテレビショーが後から放送予定である場合、対応アイコンを選択することにより、ユーザにプレビューを見せ、リマインダを設定させ、且つ/又はそのテレビショーの録画を予定させてもよい。
[0089]グラフィカルユーザインタフェース400は、ユーザがスタック構造402及びスタック構造404内の個別のアイコンを選択できるようにすることに加え、ユーザがスタック構造を選択できるようにしてもよい。図4A〜図4Dに示す例において、スタック構造402が選択されており、スタック構造404が選択可能なスタック構造を示す。一例において、ユーザは、I/Oデバイスを使用して右方向パンのコマンド/ジェスチャーを実施し、且つ/又は、I/Oデバイス上の右側矢印ボタン(例えば、ナビゲーション矢印281の右側矢印、右側スタックナビゲーションボタン292、及び/又は再生送りボタン273)を押下することにより、選択スタック構造をスタック構造402からスタック構造404へと変更してもよい。図4A〜図4Dに示す例において、選択スタック構造402はハイライトされており、他のレベルの選択が可能である。スタック構造に対して可能な他のレベルの選択の例については、以下、図7〜図10を参照して説明する。
[0090]図5は、本開示の1つ以上の技術に係る一例としてのグラフィカルユーザインタフェースを示す概念図である。グラフィカルユーザインタフェース500は、本開示の1つ以上の技術を実装するためにコンピューティングデバイスによって提供されてもよい一例としてのグラフィカルユーザインタフェースである。グラフィカルユーザインタフェース500は、図4Aに示すスタック構造404が選択されたときに表示されるグラフィカルユーザインタフェースであってもよい。図5に示すとおり、スタック構造404はハイライトされ、選択中であることを示している。
[0091]図5に示すとおり、グラフィカルユーザインタフェース500は、スタック構造402及びスタック構造404に加えてスタック構造502を含み、スタック構造502は、午後9時30分に利用可能な放送中テレビプログラムを示すアイコンを含む。スタック構造404は、グラフィカルユーザインタフェース500の中央位置に配置され、スタック構造502はグラフィカルユーザインタフェース500の最も右の位置に配置される。従って、スタック構造402及びスタック構造404は、ユーザによる右スクロールコマンドに基づき、左側に有効に移動する。グラフィカルユーザインタフェース500は、スタック構造が各々、左スクロールコマンド及び右スクロールコマンドに基づき、左右に移動するように構成されてもよい。例えば、スタック構造404及びスタック構造502が左側に移動し、ユーザが右スクロールコマンドを始動させると、午後10時に視聴可能となる放送中のテレビプログラムを示すアイコンを含んだ新たなスタック構造が最も右の位置に現れてもよい。図2Bを参照して上述したとおり、ユーザは、チャンネルボタン264、逆再生ボタン271及び送り再生ボタン273、ナビゲーション矢印ボタン281、及びスタックナビゲーション矢印292のうちの1つ以上を使用して、左スクロールコマンド及び右スクロールコマンドを実行してもよい。このように、コンピューティングデバイスにより、グラフィカルユーザインタフェース400が表示されているとき、右方向パンのコマンド/ジェスチャー及び/又はI/Oデバイス上の右矢印ボタンの起動を受け取った後、次いでグラフィカルユーザインタフェース500を表示させることで、ユーザがコンテンツ種別のサブカテゴリー間をスクロールできるようにする。
[0092]図4A及び図5に示す例において、グラフィカルユーザインタフェース400及びグラフィカルユーザインタフェース500の連続的表示により、ユーザが、時系列にテレビプログラムを閲覧できるようにする。グラフィカルユーザインタフェースは、各々が28のアイコンを含む3つのスタック構造を含んでいるが、これらのスタック構造は、各カテゴリーに対するコンテンツの量とスクリーンリアルエステートの利用可能性に基づいて動的に表示されてもよいことに留意しなければならない。例えば、より大型のディスプレイにはより多くのスタック構造が表示されてもよい。このように、グラフィカルユーザインタフェース400及びグラフィカルユーザインタフェース500がコンピューティングデバイスによって表示されることにより、ユーザが、複数の多様なソースから利用可能なコンテンツを選択できるようにしてもよい。他の例において、コンピューティングデバイスは、ユーザが他のサブカテゴリーに応じたコンテンツを閲覧できるようにするグラフィカルユーザインタフェースを示してもよい。例えば、放送中TVのナビゲーション項目に関連付けられたコンテンツに対するサブカテゴリーには、ネットワーク、ジャンル、タイトル、俳優、監督、及び/又は人気度ランキングが含まれてもよい(例えば、スタック構造の1〜50及びスタック構造の51〜100)。
[0093]図4B〜図4Dに示す例としてのグラフィカルユーザインタフェースは、ユーザが、利用時間以外のサブカテゴリーに応じた放送中のナビゲーション項目に関連のコンテンツを閲覧できるようにするグラフィカルユーザインタフェースを示している。図4Bに示す例において、スタック構造は、ネットワークサブカテゴリーに基づいて整理され、スタック構造内の各アイコンは、テレビネットワーク(例えば、ABC、NBC等)に関連付けられている。図4Cに示す例において、スタック構造は、タイトルサブカテゴリーに基づいてアルファベット順に整理されている。図4Dに示す例において、スタック構造は、人気度サブカテゴリーに基づいて整理されている。人気度は、今最も視聴されているもの、友人間で最も人気の高いもの、最もトレンドのショー(例えば、人気度が最も変化するもの)のうちの1つであってもよい。
[0094]図2Bを参照して上述したとおり、I/Oデバイス222は、分類ボタン291を備えてもよい。一例において、分類ボタン291を起動することにより、スタック構造402及びスタック構造404のサブカテゴリーへの整理方法を変化させてもよい。例えば、分類ボタン291を起動することにより、サブカテゴリー種別を変更してもよい(例えば、利用可能時間からネットワークへの変更)。さらに一例において、分類ボタン291を連続起動することにより、コンピューティングデバイスが、サブカテゴリー種別分類サイクルを進行し、各グラフィカルユーザインタフェースを表示するようにしてもよい。例えば、ユーザは、ソートボタン291を連続的に起動することにより、時間、ネットワーク、アルファベット順、及び人気度によってスタック構造の整理を進めてもよく、図4A〜図4Dのグラフィカルユーザインタフェースが各々表示されてもよい。すなわち、スタックボタン291により、ユーザが、サブカテゴリー種別を変更できるようにしてもよい。一例において、ユーザがサブカテゴリー種別を変更したい旨を示す入力を提供すると、1つのサブカテゴリー種別に関連のスタック構造がディスプレイから「なくなり」(例えば、背景に消える)、他のサブカテゴリー種別に関連のスタック構造がディスプレイに「現れる」という視覚的変遷が発生してもよい。
[0095]図4A〜図4Dに示す例は、時間、ネットワーク、タイトルのアルファベット順、及び人気度によって放送中のナビゲーション項目に関連のコンテンツの分類サイクルを行う例を示したが、コンピューティングデバイスは、他の分類サイクルを実施してもよいことに留意しなければならない。一例において、分類サイクルは、上述の消費、挙動、及び環境のうちの1つ以上に基づいてもよい。例えば、分類サイクルは、金曜夜に発生する視聴セッションに対して、土曜朝に発生する視聴セッションと異なってもよい。
[0096]他の例において、分類サイクルは、サブカテゴリー種別の選択頻度に基づいても変化してもよい。例えば、ユーザにより、コンテンツの閲覧に最もよく使用されるサブカテゴリー種別を、分類サイクル中、最初に表示し、使用頻度の低いサブカテゴリー種別を、分類サイクル中、後に表示してもよい。一例において、コンピューティングデバイスは、コンテンツに関連のメタデータを解析し、ユーザの利用可能な分類サイクルのランク付け一覧を提供してもよい。例えば、図4A〜4Dを参照して上述した例としての分類サイクルによると、放送中TVのナビゲーション項目コンテンツに関連のコンテンツに対する時間、ネットワーク、アルファベット順、及び人気度による分類サイクルは、ユーザによる実際のコンテンツ分類方法に基づいて、ネットワーク、人気度、時間、及びアルファベット順による分類サイクルへと変更されてもよい。さらに一例において、コンピューティングデバイスにより、ユーザが分類サイクルを設定できるようにしてもよい。例えば、ユーザは、ネットワーク及び時間のみに基づく分類を希望してもよい。本例において、コンピューティングデバイスは、ユーザが分類サイクルを設定することができるようにユーザにグラフィカルユーザインタフェースを提示してもよい。
[0097]放送中TVのナビゲーション項目を参照して上述したサブカテゴリー種別に加え、他のサブカテゴリー種別が他のナビゲーション項目に関連付けられてもよい。オンデマンドのナビゲーション項目に関連付けられたコンテンツに対するサブカテゴリー種別には、サービスプロバイダー、ジャンル、タイトル、俳優、監督、及び/又は人気度ランキングが含まれてもよい。オンデマンドのナビゲーション項目に関連付けられたコンテンツに対するサブカテゴリー種別については、以下、図7を参照してさらに詳述する。写真のナビゲーション項目に関連付けられたコンテンツに対するサブカテゴリー種別には、撮影日、場所、及び/又は識別された個人が含まれてもよい。音楽のナビゲーション項目に関連付けられたコンテンツに対するサブカテゴリー種別には、アーティスト、ジャンル、リリース年、及び/又は人気度ランキングが含まれてもよい。アプリナビゲーション項目に関連付けられたコンテンツに対するサブカテゴリー種別には、アプリケーション種別(例えば、ビデオ、音楽、写真、ソーシャル)及び人気度ランキングが含まれてもよい。ソーシャルのナビゲーション項目に関連付けられたコンテンツに対するサブカテゴリー種別には、ソーシャルネットワーク種別及び/又はコネクションが含まれてもよい。マイスタッフのナビゲーション項目に関連付けられたコンテンツに対するサブカテゴリー種別は、ユーザによってカスタマイズされてもよく、以下に、図6を参照してさらに詳細に説明する。さらに、ユーザは、コンテンツソース、アルファベット順、推薦、ジャンル、チャンネル、メディアデバイス、友人のコンテンツ、及びお気に入りが含まれるがこれに限定されないサブカテゴリー種別に基づいてスタック構造の整理を選んでもよい。
[0098]放送中TVのナビゲーション項目を参照して上述したのと同様に、コンピューティングデバイスにより、ユーザが、サブカテゴリー種別を変更し、引いては、オンデマンドのナビゲーション項目、写真のナビゲーション項目、音楽のナビゲーション項目、アプリのナビゲーション項目、ソーシャルのナビゲーション項目、及びマイスタッフのナビゲーション項目の各々に関連付けられたコンテンツに対するカテゴリー内のコンテンツの整理方法を変更できるようにしてもよい。さらに、コンピューティングデバイス200により、ユーザが、ナビゲーション項目の各々に対する分類サイクルを進行できるようにしてもよい。
[0099]一例において、コンピューティングデバイス200は、放送中TVに関しては、利用可能時間、ネットワーク、タイトルのアルファベット順、今最もよく視聴されているもの、友人の間で最も人気の高いもの、及び/又は最もトレンドのショー、オンデマンドに関しては、ジャンル及び/又はサブジャンル、タイトルのアルファベット順、時系列のリリース日、及び/又は人気度、写真に関しては、ファイル名のアルファベット順、時系列の撮影日、写真アルバム名のアルファベット順、地理的位置、写真の主題又は顔、及び/又は写真のソース、音楽に関しては、歌のタイトルのアルファベット順、アルバム名称のアルファベット順、グループ名又はアーティスト名のアルファベット順、時系列のリリース日、ジャンル、人気度、及び/又は音楽のソース、アプリに関しては、ジャンル、価格、リリース日、及び/又は人気度といった、各ナビゲーション項目に関連付けられたコンテンツに対する以上の分類サイクルのうちの1つ以上を使用してもよい。放送中TVに関連付けられたコンテンツに対して上述した方法と同様に、これらの分類サイクルは各々、消費、挙動、及び環境のうちの1つ以上に基づいて修正されてもよく、且つ/又は、ユーザによって設定されてもよい。これらの分類サイクルは、例としての分類サイクルを単に典型化したものであり、例としての分類サイクルは各々、ユーザの好む分類技術を判定することによってさらにパーソナル化可能であることに留意しなければならない。このように、各個別ユーザは、自身の分類選好を有し得る。
[0100]簡潔さのため、選択ナビゲーション項目である写真、音楽、アプリ、及びソーシャルに対応のグラフィカルユーザインタフェースは、図面中に個別に示されていないことに留意しなければならない。しかしながら、写真、音楽、アプリ、及びソーシャルのうちの1つが選択されると、上述のサブカテゴリーのいずれかに基づいて関連コンテンツに関連付けられたナビゲーション項目がスタック構造に整理され、図4A〜図4D及び図5を参照して上述したのと同様に、ユーザがスタック構造及びアイコンを選択できてもよい。一例において、ユーザは、サブカテゴリー種別を選ぶことができてもよい。例えば、ユーザは、ジャンルに基づいて音楽コンテンツの閲覧を選ぶことができ、対応のスタック構造が表示されてもよい。他の例では、消費、挙動、及び環境のうちの任意の組み合わせ及びすべての組み合わせに基づいてサブカテゴリーが選択されてもよい。
[0101]図6は、本開示の1つ以上の技術に係る一例としてのグラフィカルユーザインタフェースを示す概念図である。グラフィカルユーザインタフェース600は、本開示の1つ以上の技術を実装するためにコンピューティングデバイスによって提供されてもよい一例としてのグラフィカルユーザインタフェースである。一例において、グラフィカルユーザインタフェース600は、選択ナビゲーション項目304がマイスタッフであるときに表示されるグラフィカルユーザインタフェースであってもよい。図6にはメニューバー302が表示されているものとして含まれているが、いくつかの例において、メニューバー302は隠されてもよいことに留意しなければならない。
[0102]上述のとおり、マイスタッフのナビゲーション項目に関連付けられたコンテンツには、ユーザに対してパーソナル化されたコンテンツが含まれる。図6に示す例において、グラフィカルユーザインタフェース600には、スタック構造602、スタック構造604、及びスタック構造606が含まれる。スタック構造602には、ユーザの友人を示すアイコンが含まれ、ユーザの友人には、1つ以上のソーシャルネットワークを通じてユーザに結び付けられた個人が含まれてもよい。スタック構造604には、ユーザの写真コレクションに含まれる写真を示すアイコンが含まれる。写真コレクションには、コンピューティングデバイスに局所記憶されたデジタル画像及び/又はメディア共有サイトを通じて利用可能な写真が含まれてもよい。スタック構造606には、ユーザの音楽コレクションに含まれる音楽アルバムを示すアイコンが含まれる。音楽コレクションには、コンピューティングデバイスに局所記憶された音楽及び/又はメディア共有サイトを通じて利用可能な音楽が含まれてもよい。
[0103]従って、図6に示すとおり、スタック構造602、スタック構造604、及びスタック構造606は各々、異なる種別のコンテンツを示す。すなわち、スタック構造602はソーシャルコンテンツに対応し、スタック構造604は写真コンテンツに対応し、スタック構造606は音楽コンテンツに対応している。一例において、ユーザは、マイスタッフのナビゲーション項目に関連付けられたスタック構造にいずれの種別のコンテンツを含むかを選択するようにグラフィカルユーザインタフェース600を構成してもよい。さらに一例において、ユーザは、所望の方法でスタック構造内のアイコンを整理してもよい。例えば、ユーザは、お気に入りのアルバムをスタック構造の最上部に配置してもよい。従って、グラフィカルユーザインタフェース600を表示するコンピューティングデバイスにより、ユーザが、多様なソースから動的にコンテンツを選択できるようにする。
[0100]上述のとおり、コンピューティングデバイスのユーザは、I/Oデバイス222等のI/Oデバイスを使用してスタックを選択できてもよい。スタックについて利用可能な追加の利用可能選択レベルの例について、以下、図7〜図10を参照して説明する。図7は、本開示の1つ以上の技術に係る一例としてのグラフィカルユーザインタフェースを示す概念図である。一例において、グラフィカルユーザインタフェース700は、選択ナビゲーション項目304がオンデマンドのナビゲーション項目であるときに表示されるグラフィカルユーザインタフェースであってもよい。上述のとおり、オンデマンドのナビゲーション項目に関連付けられたコンテンツは、メディアサービスプロバイダー及び/又はテレビサービスプロバイダーサイトを通じて利用可能なオンデマンドコンテンツを示す。図7には、メニューバー302が表示されているものとして含まれているが、いくつかの例において、メニューバー302は隠されてもよいことに留意しなければならない。
[0101]図7に示す例において、オンデマンドが選択ナビゲーション項目304であるとき、映画を示す複数のアイコンが表示される。他の例において、他の種別のオンデマンドコンテンツ(例えば、テレビショー、スポーツイベント等)が表示されてもよいことに留意しなければならない。映画を示す複数のアイコンは各々、上述のアイコン310と同様であってもよく、一例において、映画を示す画像を含んでもよい。グラフィカルユーザインタフェース700において、複数のアイコンは、スタック構造702、スタック構造704、及びスタック構造706に整理される。スタック構造702、スタック構造704、及びスタック構造706は各々、オンデマンドのナビゲーション項目に関連付けられたコンテンツのサブカテゴリーを示してもよい。図7に示す例において、スタック構造702には、A〜Dの文字のいずれかで始まるタイトルの映画を示すアイコンが含まれ、スタック構造704には、EからFの文字のいずれかで始まるタイトルの映画を示すアイコンが含まれ、スタック構造706には、G〜Lの文字のいずれかで始まるタイトルの映画を示すアイコンが含まれる。このように、ユーザは、アルファベット順でオンデマンドの映画を閲覧することができるようにしてもよい。
[0102]スタック内のアイコンの位置は、ユーザが特定のアイコンを選択する尤度を判定するアルゴリズムに基づいてもよい。例えば、スタック内において、ユーザによる選択を促進する位置(例えば、中央位置)に推薦の映画を配置してもよい。図4及び図5を参照して上述したのと同様に、ユーザは、I/Oデバイスを使用して、コンテンツ種別のサブカテゴリー間をスクロールし、対応のグラフィカルユーザインタフェースが表示されてもよい。例えば、ユーザは、I/Oデバイスを使用してパンのコマンド/ジェスチャーを実施し、且つ/又は、I/Oデバイス上の矢印ボタンを押下することにより、選択されたスタック及び表示されたタイトル範囲を変更してもよい。
[0103]図7に示す例において、スタック構造702が選択され、追加の選択レベルが可能とされている。一例において、ユーザは、IOデバイス上の1つ以上の制御を起動すること(例えば、タッチディスプレイ上のシングルタップ又はダブルタップ、及び/又は選択ボタン282の起動)により、スタック構造704に対するさらなる選択レベルを指定してもよい。図8は、本開示の1つ以上の技術に係る一例としてのグラフィカルユーザインタフェースを示す概念図である。グラフィカルユーザインタフェース800は、ユーザがスタック構造704のさらなる選択レベルを指定したときに表示されてもよい一例としてのグラフィカルユーザインタフェースである。図8に示すとおり、グラフィカルユーザインタフェース800には、選択アイコン802、選択可能アイコン804、スタックメニューバー806、選択スタック構造アイコン808、選択可能スタック構造810が含まれる。いくつかの例において、スタックメニューバー806は隠されてもよいことに留意しなければならない。
[0104]図8に示す例において、選択アイコン802及び選択可能アイコン804は各々、スタック構造704内の選択可能コンテンツの個別の項目を示す。この場合、E〜Fの文字で始まるタイトルの映画である。いくつかの例において、グラフィカルユーザインタフェース700からグラフィカルユーザインタフェース800への移行は、アニメーション方式で発生してもよい。例えば、スタック構造704に含まれるアイコンが、グラフィカルユーザインタフェース800を形成するように「動き回って」もよい。例えば、スタック構造704は、時計回りに収まるように現れてもよく、スタック構造704の左下隅のアイコンが、選択アイコン802としてグラフィカルユーザインタフェース800に現れてもよい。さらに、グラフィカルユーザインタフェース800に含まれるアイコンは、ユーザによる選択をさらに促進するように整理されてもよい。例えば、アイコンは、スタック構造704内にアルファベット順に整理されてもよく、グラフィカルユーザインタフェース800内にユーザの格付けに基づいて再整理されてもよい。上述のとおり、コンテンツは、アルファベット順一覧表示、推薦、お気に入り、ユーザによる格付けのうちの1つ以上に基づいてスタック構造内に整理されてもよく、グラフィカルユーザインタフェース800内に整理されたアイコンは、アルファベット順一覧表示、推薦、お気に入り、ユーザによる格付けのうちの1つ以上に基づいて整理されてもよい。さらに、グラフィカルユーザインタフェース800内のアイコンは、グラフィカルユーザインタフェース700内に現れるアイコンとは異なるサイズであってもよいことに留意しなければならない。例えば、グラフィカルユーザインタフェース800に含まれるアイコンは、グラフィカルユーザインタフェース700に含まれるアイコンに比して大きくてもよい。一例において、コンピューティングデバイス200は、ディスプレイ250の特性に基づいてアイコンのサイズを動的に調整してもよい。
[0105]再び図8を参照すると、一例としてのグラフィカルユーザインタフェース800は、ユーザによる選択をさらに促進するように、スタック構造704内に含まれるコンテンツの項目を示す。グラフィカルユーザインタフェース800が提示されるとき、ユーザは、I/Oデバイスを使用して選択アイコンを変更してもよく、さらに選択アイコンを選択してもよい。一例において、ユーザは、カーソル(可視又は不可視)を所望のアイコンに移動させることによって選択アイコンを変更してもよい。一例において、ユーザは、I/Oデバイス上の1つ以上の制御を起動すること(例えば、タッチディスプレイ上のシングルタップ又はダブルタップ、及び/又は選択ボタン282の起動)により、さらなる選択レベルを指定してもよい。このように、グラフィカルユーザインタフェース800がコンピューティングデバイスによって表示されることにより、ユーザがコンテンツを選択できるようにしてもよい。
[0106]図9及び図10は、本開示の1つ以上の技術に係る例としてのグラフィカルユーザインタフェースを示す概念図である。グラフィカルユーザインタフェース900及びグラフィカルユーザインタフェース1000は、本開示の1つ以上の技術を実装するためにコンピューティングデバイスによって提供されてもよい例としてのグラフィカルユーザインタフェースである。一例において、グラフィカルユーザインタフェース900は、アイコン802が追加レベルで選択されたときに表示されるグラフィカルユーザインタフェースであってもよく、またグラフィカルユーザインタフェース900は、アイコン802がさらなる追加レベルで選択されたときに表示されるグラフィカルユーザインタフェースであってもよい。図9に示すとおり、グラフィカルユーザインタフェース900は、選択アイコン802、選択可能アイコン804、スタックメニューバー806、選択スタックアイコン808、選択可能スタック810に加えて、情報ウィンドウ902を備える。図10に示すとおり、グラフィカルユーザインタフェース1000は、選択アイコン802、選択可能アイコン804、スタックメニューバー806、選択スタックアイコン808、選択可能スタック810に加えて、プレビューウィンドウ1002を備える。
[0107]図9及び図10に示すとおり、情報ウィンドウ902及びプレビューウィンドウ1002には、タイトル識別子904及びソース906が含まれる。タイトル識別子904は、コンテンツの項目のタイトルを識別してもよい(例えば、映画のタイトル)。ソース識別子906は、コンテンツのソースを識別してもよい。例えば、ソース識別子906は、メディアサービスプロバイダー又はテレビジョンネットワークを識別してもよい。さらに、オンデマンドコンテンツがテレビサーバープロバイダから利用可能な番組有料視聴制コンテンツであり、ソース識別子906には、そのコンテンツの視聴価格が含まれてもよい。情報ウィンドウ902及びプレビューウィンドウ1002は、情報ウィンドウ902が単にコンテンツの項目の高解像度画像を提供し、プレビューウィンドウ1002がコンテンツ項目の動画プレビューを提供するなど、弁別的であってもよい。さらに、弁別的な追加の選択レベルが、情報ウィンドウ902及びプレビューウィンドウ1002に関連付けられてもよい。例えば、情報ウィンドウ902が表示されるときに、キャスト及びクルーの情報がユーザによってアクセス可能であってもよく、プレビューウィンドウ1002が表示されるときに、フルスクリーンモードでコンテンツを視聴するオプションが利用可能であってもよい。他の例において、選択アイコン802の追加選択により、情報ウィンドウを提供することなく、プレビューウィンドウ1002を提供してもよい。このように、グラフィカルユーザインタフェース900及びグラフィカルユーザインタフェース1000は各々、コンピューティングデバイスによって表示されることにより、ユーザがコンテンツを選択できるようにしてもよい。
[0108]コンピューティングデバイスは、図3〜図10に示すグラフィカルユーザインタフェースの任意の組み合わせ及びすべての組み合わせを表示してもよく、グラフィカルユーザインタフェースがユーザに提示される方法の例示は、説明を目的とするものであることに留意しなければならない。図11は、本開示に係るコンテンツ入力の選択を可能にする一例としての方法を示すフローチャートである。
[0109]フローチャート1100は、本明細書に記載のグラフィカルユーザインタフェースをユーザに提示する一例としての方法を示している。コンピューティングデバイス200を参照してフローチャート1100を説明するが、フローチャート1100を参照して説明する技術は、コンピューティングデバイス200の構成要素の任意の組み合わせ及びすべての組み合わせによって実施されてもよいことに留意しなければならない。コンピューティングデバイス200は、ユーザに最初のグラフィカルユーザインタフェースを提供する(1102)。一例において、最初のグラフィカルユーザインタフェースには、グラフィカルユーザインタフェース300が含まれてもよく、ユーザがプロフィールにログインした後、且つ/又は、ユーザによるガイドボタン285の起動に際して、ユーザに提示されてもよい。コンピューティングデバイス200は、カテゴリー選択を受け取る(1104)。一例において、コンピューティングデバイス200は、I/Oデバイスからカテゴリー選択を受け取ってもよく、ユーザは、メニューバーに含まれるナビゲーション項目を選択することによってカテゴリー選択を指定してもよい。一例において、ユーザは、スタック構造のナビゲーションボタン292を使用することにより、ナビゲーション項目を選択してもよい。コンピューティングデバイス200は、サブカテゴリースタック構造に応じたカテゴリー内にコンテンツを表示する(1106)。例えば、コンピューティングデバイス200は、グラフィカルユーザインタフェース400、グラフィカルユーザインタフェース500、グラフィカルユーザインタフェース600、及びグラフィカルユーザインタフェース700のうちの1つを各々表示してもよい。上述のとおり、ユーザは、サブカテゴリー種別を変更することにより、グラフィカルユーザインタフェース400、グラフィカルユーザインタフェース500、グラフィカルユーザインタフェース600、及びグラフィカルユーザインタフェース700に関連付けられたコンテンツを整理することができてもよい。一例において、コンピューティングデバイス200により、ユーザが、連続的に分類ボタン291を起動することにより、分類サイクルを進行できるようにしてもよい。
[0110]コンピューティングデバイス200は、スタック構造の選択を受け取る(1108)。一例において、コンピューティングデバイス200は、I/Oデバイス222からスタック構造の選択を受け取り、ユーザは、カーソルでスタック構造をハイライトし、I/Oデバイス制御を起動することにより、スタック構造の選択を指定してもよい。フローチャート1100に示す例において、コンピューティングデバイス200は、モザイクに応じたサブカテゴリー内にコンテンツを表示する。一例において、コンピューティングデバイス200は、グラフィカルユーザインタフェース800を表示してもよい。コンピューティングデバイス200は、ユーザによるコンテンツ選択を受け取る(1112)。一例において、コンピューティングデバイス200は、図8〜図10を参照して上述した技術に係る、ユーザによるコンテンツ選択を受け取ってもよい。コンピューティングデバイス200は、ユーザ選択に応じたコンテンツを表示する(1114)。一例において、コンピューティングデバイス200は、情報ウィンドウ又はプレビューウィンドウを表示するか、フルスクリーンモードでマルチメディアを再生するか、又はアプリケーションを始動してもよい。このように、コンピューティングデバイス200は、コンテンツの選択を可能にする一例としてのデバイスを示す。
[0111]本開示の実施形態及び他の実施形態、本明細書に記載のモジュール及び機能動作は、デジタル電子回路、本明細書に記載の構造及びその構造的同等物を含むコンピュータソフトウェア、ファームウェア、又はハードウェア、又はそれらのうちの1つ以上の組み合わせにおいて実装することができる。本開示の実施形態及び他の実施形態は、1つ以上のコンピュータプログラム製品として、すなわち、データ処理装置により実行されるか、又はデータ処理装置の動作を制御するために実行される、コンピュータ可読媒体上に符号化されたコンピュータプログラム指示の1つ以上のモジュールとして、実装することができる。コンピュータ可読媒体は、機械可読記憶デバイス、機械可読記憶基板、メモリデバイス、機械可読伝達信号に効果を有する組成、又はそれらのうちの1つ以上の組み合わせとすることができる。「データ処理装置」という用語は、例えば、プログラマブルプロセッサ、コンピュータ、若しくは複数のプロセッサ又はコンピュータを含む、すべての装置、デバイス、及びデータ処理機械を包含する。装置は、ハードウェアに加えて、問題のコンピュータプログラムの実行環境を生成するコード、例えば、プロセッサファームウェア、プロトコルスタック、データベース管理システム、オペレーティングシステム、又はそれらのうちの1つ以上の組み合わせを構成するコードを備え得る。伝達信号は、人為的に生成した信号、例えば、好適な受信機装置への送信用に情報を符号化するために生成された、機械生成の電気信号、光信号、又は電子磁気信号である。
[0112]コンピュータプログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、スクリプト、又はコードとしても既知)は、コンパイル言語又は翻訳言語を含む、任意の形態のプログラミング言語で記述することができ、スタンドアロンプログラムを含む任意の形態で、又はモジュール、要素、サブルーチン、またはコンピューティング環境での使用に好適な他の単位として展開できる。コンピュータプログラムは、ファイルシステム内のファイルに必ずしも対応しない。プログラムは、他のプログラム又はデータを保持するファイルの一部(例えば、マークアップ言語文書に記憶された1つ以上のスクリプト)、問題とされるプログラムの専用単一ファイル、又は複数の調整ファイル(例えば、1つ以上のモジュール、サブプログラム、又はコードの一部を記憶するファイル)に記憶することができる。コンピュータプログラムは、1つのコンピュータ、又は1つのサイトに配置されるか、複数のサイトにまたがって分散されて通信ネットワークで相互接続された多数のコンピュータで実行されるように展開できる。
[0113]本明細書に記載のプロセス及び論理フローは、入力データを動作させて出力を生成することで機能を実施するように1つ以上のコンピュータプログラムを実行する1つ以上のプログラマブルプロセッサで実施できる。またこのプロセス及び論理フローは、例えば、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)又はASIC(アプリケーション専用一体回路)等、特殊用途論理回路でも実施でき、装置は、このような特殊用途論理回路として実装することができる。
[0114]コンピュータプログラムの実行に好適なプロセッサには、例えば、汎用マイクロプロセッサ及び特殊用途マイクロプロセッサの双方と、任意の種別のデジタルコンピュータの1つ上のプロセッサとが含まれる。通常、プロセッサは、リードオンリーメモリ、ランダムアクセスメモリ、又はその双方から指示及びデータを受け取るであろう。コンピュータの必須要素は、指示を実施するプロセッサと、指示及びデータを記憶する1つ以上のメモリデバイスとである。通常、コンピュータはまた、例えば、磁気ディスク、光磁気ディスク、又は光学ディスク等、データを記憶する1つ以上のマスストレージデバイスを備えるか、これらにデータの送受信を行うように動作可能に連結されるか、又はその双方であろう。しかしながら、コンピュータは、このようなデバイスを備えている必要はない。コンピュータプログラム指示及びデータを記憶するのに好適なコンピュータ可読媒体には、例えば、EPROM、EEPROM、及びフラッシュメモリデバイス等の半導体メモリデバイス、内部ハードディスク又はリムーバブルディスク等の磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROMディスク、及びDVD−ROMディスクを含む、すべての形態の不揮発性メモリ、媒体、及びメモリデバイスが含まれる。プロセッサ及びメモリは、特殊用途論理回路で補完されるか、特殊用途論理回路内に組み込むことができる。
[0115]本特許文書には、多数の具体例が含まれるが、これらは主張される発明の範囲又は主張されてもよい主題の範囲を限定するものと理解されてはならず、むしろ、特定の実施形態に特有の特徴を説明するものと理解されなければならない。本明細書中、別の実施形態の文脈で説明した特定の特徴は、単一の実施形態において組み合わせて実装することもできる。反対に、単一の実施形態の文脈で説明した種々の特徴は、多数の実施形態で別々に実装することもでき、又は何等かの好適な部分的組み合わせで実装することもできる。さらに、特徴は特定の組み合わせで動作するものとして上述する場合もあり、最初にそのように主張した場合もあったが、主張の組み合わせにおける1つ以上の特徴は、場合によってはその組み合わせから削除することもでき、請求の組み合わせは、部分的組み合わせ又は部分的組み合わせの変形例を対象としてもよい。同様に、図面中、特定の順序で動作を描いたが、望ましい結果を得るために、これらの動作が図示の特定順序又は発生順に実施されなければならないと理解してはならず、また図示の動作がすべて実施されなければならないと理解してはならない。
[0116]いくつかの例及び実装についてのみ開示した。本開示に基づき、記載の例、実装、及びその他の実装に変形、修正、及び改善を施すことができる。