JP2016534547A5 - - Google Patents
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Description
発明によるレーザーデバイスの好ましい態様を、図1〜3を参照しながら以下に定義する。
そのような第一コンテナ1の典型的な外形寸法は10×10×10ミリメートルであってよく、そのため内部空間3は、約1立法センチメートルまたはそれ以下であってよい。当然のことながら、より大きいまたはより小さい第一コンテナもまた考え得る。
図1において、板状の封止部25が第一コンテナ1の外部表面に取り付けられる。一般に、封止部25は、(直接または間接に(上記を参照))第一コンテナ1の外部または内部表面に取り付けることができ、または少なくとも一部で、貫通開口部24に適合するように成形することができる。好ましくは、封止板25は第一コンテナ1に接着される(他の技術を使用することもできる)。
活性領域または活性層51を光学的にポンピングするために、発光ダイオードを備える光学的ポンプデバイス55が提供される。発光ダイオードは安価であり、信頼性があるポンプ光源である。光学的ポンプデバイス55は、本体56と、ダイオード自体(図には示されていない)と、導光手段としての焦点レンズ57とを含む。本体56は第一コンテナ1に直接に取り付けられる。光学的ポンプデバイス55は第一コンテナ1に対して、焦点レンズ57が活性層51(内部空間3にある)までの距離(これが焦点レンズ57の焦点距離と実質的に同じであるように)を有するように配置され、後者の長さは、好ましくは0.4〜0.6である焦点レンズの開口数に対応して、約0.5〜3ミリメートルの範囲にある。
ポンプデバイス55および第二コンテナ10は図示していない。先と同様に、励起ビーム7は第一貫通開口部23を通って入ることができ、一方で、レーザー放射ビーム8は第二貫通開口部24を通って出ていく。
本願発明は以下の態様を含む。
(態様1)
垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)を収容するための内部空間(3)を備える第一コンテナ(1)であって、
該第一コンテナ(1)は外部空間(4)から該内部空間(3)を密封し、
該第一コンテナ(1)は少なくとも1つの第一貫通開口部(23)を備える少なくとも1つのコンテナ壁を含み、
該少なくとも1つの第一貫通開口部(23)は:
外部空間(4)から内部空間(3)への光学的励起ビーム(7)の通過および/または、
内部空間(3)から外部空間(4)へのレーザー放射ビーム(8)の通過
に適応され、
該第一コンテナ(1)がシーリングミラー(21)を含み、該少なくとも1つの第一貫通開口部(23)は該シーリングミラー(21)により密封され、および該シーリングミラー(21)が内部空間(3)で垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)の外部共振器(2)の一部を構成するように適応されることを特徴とする、第一コンテナ(1)。
(態様2)
第一コンテナ(1)が、少なくとも1つの第二貫通開口部(24)を有し、該少なくとも1つの第二貫通開口部(24)が封止部(25)で密封され、および
外部空間(4)から内部空間(3)への光学的励起ビーム(7)の通過または
内部空間(3)から外部空間(4)へのレーザー放射ビーム(8)の通過
に適応される、態様1に記載の第一コンテナ(1)。
(態様3)
冷却デバイス(6)が内部空間(3)内に収容され、該冷却デバイス(6)が内部空間(3)を、好ましくはシーリングミラー(21)を含め、好ましくは垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)を含め、20℃を下回る温度まで、好ましくは5℃を下回る温度まで、最も好ましくは0℃以下まで冷却するように適応され、冷却デバイス(6)が好ましくはペルチェ素子(60)を含む、態様1または2に記載の第一コンテナ(1)。
(態様4)
態様1〜3のいずれか1つに記載の第一コンテナ(1)と、
該第一コンテナ(1)の内部空間(3)内に収容された、少なくとも1つの活性領域(51)を備える垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)と
を含むレーザーデバイス(5)であって、
垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)の外部共振器(2)が、シーリングミラー(21)と少なくとも1つの第二ミラー(22)とによって部分的に構成され、
シーリングミラー(21)が、少なくとも1つの第一貫通開口部(23)を密封する、レーザーデバイス(5)。
(態様5)
垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)からレーザー放射ビーム(8)を
シーリングミラー(21)と少なくとも1つの第一貫通開口部(23)とを通して;または
第二ミラー(22)と、存在する場合には、少なくとも1つの第二貫通開口部(24)とを通して
内部空間(3)から外部空間(4)へ供給するように適応される、態様4に記載のレーザーデバイス(5)。
(態様6)
垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)が、光学的ポンプデバイス(55)により光学的に励起されるように適応され、光学的ポンプデバイス(55)が外部空間(4)に収容され、好ましくは第一コンテナ(1)に取り付けられ、および光学的励起ビーム(7)が:
第二ミラー(22)および、存在する場合には、少なくとも1つの第二貫通開口部(24);または
シーリングミラー(21)および少なくとも1つの第一貫通開口部(23)
を通して供給される、態様4または5に記載のレーザーデバイス(5)。
(態様7)
光学的ポンプデバイス(55)が発光ダイオードを含み、発光ダイオードの、焦点レンズ(57)の焦点面から垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)の活性領域(51)まで及ぶ焦点距離が、0.5〜3ミリメートルの範囲にある、態様6に記載のレーザーデバイス(5)。
(態様8)
シーリングミラー(21)と少なくとも1つの第一貫通開口部(23)とを通過する光学的励起ビーム(7)を有するように適応され、および/または第二ミラー(22)と少なくとも1つの第二貫通開口部(24)とを通過するレーザー放射ビーム(8)を有するように適応される、態様6または7に記載のレーザーデバイス(5)。
(態様9)
レーザーデバイス(5)が、少なくとも垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)の活性領域(51)を、実質的に0℃以下に冷却するように適応される冷却デバイス(6)を含み、
該冷却デバイス(6)は少なくとも1つの冷却素子(60)を含み、この冷却素子(60)は好ましくはペルチェ素子であり、および該冷却素子(60)は垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)の上または第一コンテナ(1)の内部表面の上に配置され、後者の場合には、好ましくは、冷却素子(60)と垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)との間にコールドフィンガが配置され、および/または
冷却デバイス(6)の、垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)または第一コンテナ(1)へのよりよい冷却接触を生じさせるために、追加の金属層(61)が冷却素子(60)の上に配置される、態様4〜8のいずれか一つに記載のレーザーデバイス(5)。
(態様10)
外部共振器(2)の共振器長さ(20)が単一モード発光に適する長さか、またはマルチモード発光に適する長さを有し、好ましくは、外部共振器(2)を所定の発光モードに、好ましくは単一モード発光に調節するために、追加の光学的素子が設けられる、態様4〜9のいずれか一つに記載のレーザーデバイス(5)。
(態様11)
外部共振器(2)の共振器長さ(20)を変更するために、長さ変更デバイス(9)が第一コンテナ(1)内に配置され、好ましくは、該長さ変更デバイス(9)が少なくとも長さ変更素子(91)を含み、長さ変更素子が好ましくは圧電素子であり、
および/または
該長さ変更デバイス(9)が、好ましくは、シーリングミラー(21)と第一コンテナ(1)との間、または第二ミラー(22)と第一コンテナ(1)との間に配置される、態様4〜10のいずれか一つに記載のレーザーデバイス(5)。
(態様12)
ミラー(21,22)、貫通開口部封止部および/または活性領域(51)が、くさび形状を有するように構成され、1つのミラー(21;22)、貫通開口部(23;24)、または活性領域(51)の対向する表面が、互いに対して好ましくは実質的に0.5〜2°傾き、および/または、くさび形素子(21;22;23;24;51)が、他の1つに対して、それぞれの表面に実質的に垂直な軸の周りに、好ましくは実質的に90°回転される、態様4〜11のいずれか一つに記載のレーザーデバイス(5)。
(態様13)
レーザーデバイス(5)が第二コンテナ(10)を含み、該第二コンテナ(10)に第一コンテナ(1)が完全に収容され、好ましくは、該第二コンテナ(10)が水分フリーの雰囲気を含み、および/または、該第二コンテナ(10)内の温度が所定の温度に、好ましくは実質的に20℃に対して安定化される、態様4〜12のいずれか一つに記載のレーザーデバイス(5)。
(態様14)
態様4〜13のいずれか一つに記載のレーザーデバイス(5)の組立て方法であって、工程:
a) 活性領域(51)と第二ミラー(22)とを含む少なくとも1つのレーザーチップを挿入すること、およびさらに、第一コンテナ(1)の内部空間(3)にシーリングミラー(21)、存在する場合には冷却デバイス(6)、および存在する場合には長さ変更デバイス(9)、および存在する場合には機械的部材を挿入すること;および
はんだ付けおよび/または接着技術を用いて、それらをアタッチメント(22,21,50;6;9)として第一コンテナ(1)に直接または間接に取り付けること;および
b) 組立ての目的のためにのみ必要な任意の機械的部材を、必要であれば第一コンテナ(1)の追加の専用の開口部を通して、取り除くこと
c) 第一コンテナ(1)の内部空間(3)から、好ましくは加熱により、水分を取り除き、乾燥空気または乾燥ガスを充填し、および全ての貫通開口部(23;24)と、存在する場合には追加の専用の開口部とを密封すること;および
d) 光学的ポンプデバイス(55)を外部空間(4)に、好ましくは第一コンテナ(1)の上に、配置及び取り付けすることであり、ここで該取り付けは、好ましくは接着工程により、好ましくは特定の温度で、好ましくは実質的に20℃で実施されること;および
e) 全ての該アタッチメント(22,21,50;6;9)を備える第一コンテナ(1)を、存在する場合には、第二コンテナ(10)に組み入れることであり、ここで第二コンテナ(10)は好ましくは第一コンテナ(1)を水分フリー雰囲気に保持し、および/または該特定の温度に、より好ましくは0℃〜20℃の間の温度に保持すること
を含むか、またはこれらの工程から成る方法。
本願発明は以下の態様を含む。
(態様1)
垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)を収容するための内部空間(3)を備える第一コンテナ(1)であって、
該第一コンテナ(1)は外部空間(4)から該内部空間(3)を密封し、
該第一コンテナ(1)は少なくとも1つの第一貫通開口部(23)を備える少なくとも1つのコンテナ壁を含み、
該少なくとも1つの第一貫通開口部(23)は:
外部空間(4)から内部空間(3)への光学的励起ビーム(7)の通過および/または、
内部空間(3)から外部空間(4)へのレーザー放射ビーム(8)の通過
に適応され、
該第一コンテナ(1)がシーリングミラー(21)を含み、該少なくとも1つの第一貫通開口部(23)は該シーリングミラー(21)により密封され、および該シーリングミラー(21)が内部空間(3)で垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)の外部共振器(2)の一部を構成するように適応されることを特徴とする、第一コンテナ(1)。
(態様2)
第一コンテナ(1)が、少なくとも1つの第二貫通開口部(24)を有し、該少なくとも1つの第二貫通開口部(24)が封止部(25)で密封され、および
外部空間(4)から内部空間(3)への光学的励起ビーム(7)の通過または
内部空間(3)から外部空間(4)へのレーザー放射ビーム(8)の通過
に適応される、態様1に記載の第一コンテナ(1)。
(態様3)
冷却デバイス(6)が内部空間(3)内に収容され、該冷却デバイス(6)が内部空間(3)を、好ましくはシーリングミラー(21)を含め、好ましくは垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)を含め、20℃を下回る温度まで、好ましくは5℃を下回る温度まで、最も好ましくは0℃以下まで冷却するように適応され、冷却デバイス(6)が好ましくはペルチェ素子(60)を含む、態様1または2に記載の第一コンテナ(1)。
(態様4)
態様1〜3のいずれか1つに記載の第一コンテナ(1)と、
該第一コンテナ(1)の内部空間(3)内に収容された、少なくとも1つの活性領域(51)を備える垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)と
を含むレーザーデバイス(5)であって、
垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)の外部共振器(2)が、シーリングミラー(21)と少なくとも1つの第二ミラー(22)とによって部分的に構成され、
シーリングミラー(21)が、少なくとも1つの第一貫通開口部(23)を密封する、レーザーデバイス(5)。
(態様5)
垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)からレーザー放射ビーム(8)を
シーリングミラー(21)と少なくとも1つの第一貫通開口部(23)とを通して;または
第二ミラー(22)と、存在する場合には、少なくとも1つの第二貫通開口部(24)とを通して
内部空間(3)から外部空間(4)へ供給するように適応される、態様4に記載のレーザーデバイス(5)。
(態様6)
垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)が、光学的ポンプデバイス(55)により光学的に励起されるように適応され、光学的ポンプデバイス(55)が外部空間(4)に収容され、好ましくは第一コンテナ(1)に取り付けられ、および光学的励起ビーム(7)が:
第二ミラー(22)および、存在する場合には、少なくとも1つの第二貫通開口部(24);または
シーリングミラー(21)および少なくとも1つの第一貫通開口部(23)
を通して供給される、態様4または5に記載のレーザーデバイス(5)。
(態様7)
光学的ポンプデバイス(55)が発光ダイオードを含み、発光ダイオードの、焦点レンズ(57)の焦点面から垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)の活性領域(51)まで及ぶ焦点距離が、0.5〜3ミリメートルの範囲にある、態様6に記載のレーザーデバイス(5)。
(態様8)
シーリングミラー(21)と少なくとも1つの第一貫通開口部(23)とを通過する光学的励起ビーム(7)を有するように適応され、および/または第二ミラー(22)と少なくとも1つの第二貫通開口部(24)とを通過するレーザー放射ビーム(8)を有するように適応される、態様6または7に記載のレーザーデバイス(5)。
(態様9)
レーザーデバイス(5)が、少なくとも垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)の活性領域(51)を、実質的に0℃以下に冷却するように適応される冷却デバイス(6)を含み、
該冷却デバイス(6)は少なくとも1つの冷却素子(60)を含み、この冷却素子(60)は好ましくはペルチェ素子であり、および該冷却素子(60)は垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)の上または第一コンテナ(1)の内部表面の上に配置され、後者の場合には、好ましくは、冷却素子(60)と垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)との間にコールドフィンガが配置され、および/または
冷却デバイス(6)の、垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)または第一コンテナ(1)へのよりよい冷却接触を生じさせるために、追加の金属層(61)が冷却素子(60)の上に配置される、態様4〜8のいずれか一つに記載のレーザーデバイス(5)。
(態様10)
外部共振器(2)の共振器長さ(20)が単一モード発光に適する長さか、またはマルチモード発光に適する長さを有し、好ましくは、外部共振器(2)を所定の発光モードに、好ましくは単一モード発光に調節するために、追加の光学的素子が設けられる、態様4〜9のいずれか一つに記載のレーザーデバイス(5)。
(態様11)
外部共振器(2)の共振器長さ(20)を変更するために、長さ変更デバイス(9)が第一コンテナ(1)内に配置され、好ましくは、該長さ変更デバイス(9)が少なくとも長さ変更素子(91)を含み、長さ変更素子が好ましくは圧電素子であり、
および/または
該長さ変更デバイス(9)が、好ましくは、シーリングミラー(21)と第一コンテナ(1)との間、または第二ミラー(22)と第一コンテナ(1)との間に配置される、態様4〜10のいずれか一つに記載のレーザーデバイス(5)。
(態様12)
ミラー(21,22)、貫通開口部封止部および/または活性領域(51)が、くさび形状を有するように構成され、1つのミラー(21;22)、貫通開口部(23;24)、または活性領域(51)の対向する表面が、互いに対して好ましくは実質的に0.5〜2°傾き、および/または、くさび形素子(21;22;23;24;51)が、他の1つに対して、それぞれの表面に実質的に垂直な軸の周りに、好ましくは実質的に90°回転される、態様4〜11のいずれか一つに記載のレーザーデバイス(5)。
(態様13)
レーザーデバイス(5)が第二コンテナ(10)を含み、該第二コンテナ(10)に第一コンテナ(1)が完全に収容され、好ましくは、該第二コンテナ(10)が水分フリーの雰囲気を含み、および/または、該第二コンテナ(10)内の温度が所定の温度に、好ましくは実質的に20℃に対して安定化される、態様4〜12のいずれか一つに記載のレーザーデバイス(5)。
(態様14)
態様4〜13のいずれか一つに記載のレーザーデバイス(5)の組立て方法であって、工程:
a) 活性領域(51)と第二ミラー(22)とを含む少なくとも1つのレーザーチップを挿入すること、およびさらに、第一コンテナ(1)の内部空間(3)にシーリングミラー(21)、存在する場合には冷却デバイス(6)、および存在する場合には長さ変更デバイス(9)、および存在する場合には機械的部材を挿入すること;および
はんだ付けおよび/または接着技術を用いて、それらをアタッチメント(22,21,50;6;9)として第一コンテナ(1)に直接または間接に取り付けること;および
b) 組立ての目的のためにのみ必要な任意の機械的部材を、必要であれば第一コンテナ(1)の追加の専用の開口部を通して、取り除くこと
c) 第一コンテナ(1)の内部空間(3)から、好ましくは加熱により、水分を取り除き、乾燥空気または乾燥ガスを充填し、および全ての貫通開口部(23;24)と、存在する場合には追加の専用の開口部とを密封すること;および
d) 光学的ポンプデバイス(55)を外部空間(4)に、好ましくは第一コンテナ(1)の上に、配置及び取り付けすることであり、ここで該取り付けは、好ましくは接着工程により、好ましくは特定の温度で、好ましくは実質的に20℃で実施されること;および
e) 全ての該アタッチメント(22,21,50;6;9)を備える第一コンテナ(1)を、存在する場合には、第二コンテナ(10)に組み入れることであり、ここで第二コンテナ(10)は好ましくは第一コンテナ(1)を水分フリー雰囲気に保持し、および/または該特定の温度に、より好ましくは0℃〜20℃の間の温度に保持すること
を含むか、またはこれらの工程から成る方法。
Claims (15)
- 垂直外部共振器面発光レーザーデバイスと、
垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)を収容する内部空間(3)を備える第一コンテナ(1)であって、
該第一コンテナ(1)は外部空間(4)から該内部空間(3)を密封し、
該第一コンテナ(1)は少なくとも1つの第一貫通開口部(23)を備える少なくとも1つのコンテナ壁を含み、
該少なくとも1つの第一貫通開口部(23)は:
外部空間(4)から内部空間(3)への光学的励起ビーム(7)の通過
に適応されている、第一コンテナ(1)と
を含むレーザーデバイスであって、
該第一コンテナ(1)がシーリングミラー(21)を含み、該少なくとも1つの第一貫通開口部(23)は、シーリングミラーを備える該第一貫通開口部が該光学的励起ビームの入口となるように、該シーリングミラー(21)により密封され、および該シーリングミラー(21)が内部空間(3)で垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)の外部共振器(2)の一部を構成するように適応されることを特徴とする、レーザーデバイス。 - 第一コンテナ(1)が、少なくとも1つの第二貫通開口部(24)を有し、該少なくとも1つの第二貫通開口部(24)が封止部(25)で密封され、および
外部空間(4)から内部空間(3)への光学的励起ビーム(7)の通過または
内部空間(3)から外部空間(4)へのレーザー放射ビーム(8)の通過
に適応される、請求項1に記載のレーザーデバイス。 - 冷却デバイス(6)が内部空間(3)内に収容され、該冷却デバイス(6)が内部空間(3)を、好ましくはシーリングミラー(21)を含め、好ましくは垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)を含め、20℃を下回る温度まで、好ましくは5℃を下回る温度まで、最も好ましくは0℃以下まで冷却するように適応され、冷却デバイス(6)が好ましくはペルチェ素子(60)を含む、請求項1または2に記載のレーザーデバイス。
- 垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)が少なくとも1つの活性領域(51)を有し、
垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)の外部共振器(2)が、シーリングミラー(21)と少なくとも1つの第二ミラー(22)とによって部分的に構成されている、請求項1に記載のレーザーデバイス(5)。 - 垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)からレーザー放射ビーム(8)を
シーリングミラー(21)と少なくとも1つの第一貫通開口部(23)とを通して;または
第二ミラー(22)と、存在する場合には、少なくとも1つの第二貫通開口部(24)とを通して
内部空間(3)から外部空間(4)へ供給するように適応される、請求項4に記載のレーザーデバイス(5)。 - 垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)が、光学的ポンプデバイス(55)により光学的に励起されるように適応され、光学的ポンプデバイス(55)が外部空間(4)に収容され、好ましくは第一コンテナ(1)に取り付けられ、および光学的励起ビーム(7)が:
第二ミラー(22)および、存在する場合には、少なくとも1つの第二貫通開口部(24);または
シーリングミラー(21)および少なくとも1つの第一貫通開口部(23)
を通して供給される、請求項4または5に記載のレーザーデバイス(5)。 - 光学的ポンプデバイス(55)が発光ダイオードを含み、発光ダイオードの、焦点レンズ(57)の焦点面から垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)の活性領域(51)まで及ぶ焦点距離が、0.5〜3ミリメートルの範囲にある、請求項6に記載のレーザーデバイス(5)。
- シーリングミラー(21)と少なくとも1つの第一貫通開口部(23)とを通過する光学的励起ビーム(7)を有するように適応され、および/または第二ミラー(22)と少なくとも1つの第二貫通開口部(24)とを通過するレーザー放射ビーム(8)を有するように適応される、請求項6または7に記載のレーザーデバイス(5)。
- レーザーデバイス(5)が、少なくとも垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)の活性領域(51)を、実質的に0℃以下に冷却するように適応される冷却デバイス(6)を含み、
該冷却デバイス(6)は少なくとも1つの冷却素子(60)を含み、この冷却素子(60)は好ましくはペルチェ素子であり、および該冷却素子(60)は垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)の上または第一コンテナ(1)の内部表面の上に配置され、後者の場合には、好ましくは、冷却素子(60)と垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)との間にコールドフィンガが配置され、および/または
冷却デバイス(6)の、垂直外部共振器面発光レーザーデバイス(50)または第一コンテナ(1)へのよりよい冷却接触を生じさせるために、追加の金属層(61)が冷却素子(60)の上に配置される、請求項4〜8のいずれか一項に記載のレーザーデバイス(5)。 - 外部共振器(2)の共振器長さ(20)が単一モード発光に適する長さか、またはマルチモード発光に適する長さを有し、好ましくは、外部共振器(2)を所定の発光モードに、好ましくは単一モード発光に調節するために、追加の光学的素子が設けられる、請求項4〜9のいずれか一項に記載のレーザーデバイス(5)。
- 外部共振器(2)の共振器長さ(20)を変更するために、長さ変更デバイス(9)が第一コンテナ(1)内に配置され、好ましくは、該長さ変更デバイス(9)が少なくとも長さ変更素子(91)を含み、長さ変更素子が好ましくは圧電素子であり、
および/または
該長さ変更デバイス(9)が、好ましくは、シーリングミラー(21)と第一コンテナ(1)との間、または第二ミラー(22)と第一コンテナ(1)との間に配置される、請求項4〜10のいずれか一項に記載のレーザーデバイス(5)。 - ミラー(21,22)、貫通開口部封止部および/または活性領域(51)が、くさび形状を有するように構成され、1つのミラー(21;22)、貫通開口部(23;24)、または活性領域(51)の対向する表面が、互いに対して好ましくは実質的に0.5〜2°傾き、および/または、くさび形素子(21;22;23;24;51)が、他の1つに対して、それぞれの表面に実質的に垂直な軸の周りに、好ましくは実質的に90°回転される、請求項4〜11のいずれか一項に記載のレーザーデバイス(5)。
- レーザーデバイス(5)が第二コンテナ(10)を含み、該第二コンテナ(10)に第一コンテナ(1)が完全に収容され、好ましくは、該第二コンテナ(10)が水分フリーの雰囲気を含み、および/または、該第二コンテナ(10)内の温度が所定の温度に、好ましくは実質的に20℃に対して安定化される、請求項4〜12のいずれか一項に記載のレーザーデバイス(5)。
- 請求項4〜13のいずれか一項に記載のレーザーデバイス(5)の組立て方法であって、工程:
a) 活性領域(51)と第二ミラー(22)とを含む少なくとも1つのレーザーチップを挿入すること、およびさらに、第一コンテナ(1)の内部空間(3)にシーリングミラー(21)、存在する場合には冷却デバイス(6)、および存在する場合には長さ変更デバイス(9)、および存在する場合には機械的部材を挿入すること;および
はんだ付けおよび/または接着技術を用いて、それらをアタッチメント(22,21,50;6;9)として第一コンテナ(1)に直接または間接に取り付けること;および
b) 組立ての目的のためにのみ必要な任意の機械的部材を、必要であれば第一コンテナ(1)の追加の専用の開口部を通して、取り除くこと
c) 第一コンテナ(1)の内部空間(3)から、好ましくは加熱により、水分を取り除き、乾燥空気または乾燥ガスを充填し、および全ての貫通開口部(23;24)と、存在する場合には追加の専用の開口部とを密封すること;および
d) 光学的ポンプデバイス(55)を外部空間(4)に、好ましくは第一コンテナ(1)の上に、配置及び取り付けすることであり、ここで該取り付けは、好ましくは接着工程により、好ましくは特定の温度で、好ましくは実質的に20℃で実施されること;および
e) 全ての該アタッチメント(22,21,50;6;9)を備える第一コンテナ(1)を、存在する場合には、第二コンテナ(10)に組み入れることであり、ここで第二コンテナ(10)は好ましくは第一コンテナ(1)を水分フリー雰囲気に保持し、および/または該特定の温度に、より好ましくは0℃〜20℃の間の温度に保持すること
を含む、方法。 - 該少なくとも1つの第一貫通開口部(23)が、内部空間(3)から外部空間(4)へのレーザー放射ビーム(8)の通過に適応されている、請求項1〜14のいずれか一項に記載のレーザーデバイス(5)。
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