JP2019046829A - 光モジュールおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
最初に本願発明の実施態様を列記して説明する。本願の光モジュールは、光半導体素子を含む本体部と、本体部を取り囲む保護部材と、を備える。保護部材は、本体部を支持する支持面を有するベース部と、光半導体素子の光路となる貫通孔を有し、本体部を覆い、支持面に溶接されているキャップと、を含む。キャップは、支持面との間に間隔をおいて支持面に対向するように配置された上壁部と、上壁部の外周に沿って上壁部に接続され、上壁部と交差するように延びる側壁部と、側壁部の、上壁部に接続された側とは反対側に接続され、上壁部側から平面的に見て上壁部の周方向全周にわたって上壁部の外周側を取り囲むように延在し、支持面に溶接されているフランジ部と、を含む。
次に、本発明にかかる光モジュールの一実施の形態を、図1〜図7を参照しつつ説明する。図1は光モジュールの構造を示す概略斜視図である。図2は光モジュールの構造を示す概略斜視図である。図3は光モジュールの構造を示す概略平面図である。図4はキャップの上壁部側から平面的に見た光モジュールの構造を示す概略平面図である。図5はキャップのフランジ部の部分拡大図である。図6は線分VI−VIに沿う断面を矢印の向きに見た状態において、キャップおよびベース部としてのステムのみを示した概略断面図である。図7はキャップとステムとの間の接合状態を示す部分拡大断面図である。以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰返さない。
図1〜図3を参照して、本実施の形態における光モジュール1は、光半導体素子としてのレーザダイオード81,82,83を含む本体部20と、本体部20を取り囲む保護部材とを備える。保護部材は、ベース部としてのステム10と、キャップ40と、透過部材41を含む。ベース部としてのステム10は平板状の形状を有し、本体部20を支持する。
次に図1および図4〜図7を参照してキャップの構造について説明する。キャップ40は、上壁部38と、側壁部39と、フランジ部43とを有する。上壁部38は、支持面であるステム10の主面10Aとの間に間隔をおいて主面10Aに対向するように配置されている。図1および図4を参照して、上壁部38は、矢印D1の向きに見た平面形状が矩形状、より具体的には角丸長方形である。
次に、本実施の形態における光モジュール1の動作について説明する。図3を参照して、赤色レーザダイオード81から出射された赤色の光は、光路L1に沿って進行して第1レンズ91のレンズ部91Aに入射し、光のスポットサイズが変換される。具体的には、たとえば赤色レーザダイオード81から出射された赤色の光がコリメート光に変換される。第1レンズ91においてスポットサイズが変換された赤色の光は、光路L2に沿って進行し、第1フィルタ97に入射する。第1フィルタ97は赤色の光を透過するため、赤色レーザダイオード81から出射された光は光路L3に沿ってさらに進行し、第2フィルタ98に入射する。そして、第2フィルタ98は赤色の光を透過するため、赤色レーザダイオード81から出射された光は光路L4に沿ってさらに進行し、キャップ40の透過部材41を通って光モジュール1の外部へと出射する。
次に図1〜図7とともに、図8〜図13を参照して本実施の形態に係る光モジュール1の製造方法について説明する。図8は光モジュール1の製造方法の手順を示すフローチャートである。図9は支持面上に本体部が配置されたステムの構造を示す概略斜視図である。図10は溶接前のキャップ単体の構造を示す概略斜視図である。図11は線分XI−XIに沿う断面を矢印の向きに見た状態に対応する概略断面図である。図12はキャップとステムとの間の溶接時の状態を示す概略断面図である。図13はキャップとステムとの間の溶接時の状態を示す概略断面図である。
10 ステム
10A 主面
10B 主面
20 本体部
30 電子冷却モジュール
31 吸熱板
32 放熱板
33 半導体柱
38 上壁部
38a 外周
39 側壁部
39A,39B,39C,39D 外側面
40 キャップ
41 透過部材
42 低融点ガラス
43 フランジ部
43A 面
44 畝部
49 外周
50 突出接合部
51 リードピン
55 貫通孔
56 接合領域
60 基板
60A 主面
60B 主面
61 ベース領域
62 チップ搭載領域
63 第1チップ搭載領域
64 第2チップ搭載領域
71 第1サブマウント
72 第2サブマウント
73 第3サブマウント
77 第1レンズ保持部
78 第2レンズ保持部
79 第3レンズ保持部
81 赤色レーザダイオード
82 緑色レーザダイオード
83 青色レーザダイオード
88 第1突出領域
89 第2突出領域
91 第1レンズ
92 第2レンズ
93 第3レンズ
91A,92A,93A レンズ部
97 第1フィルタ
98 第2フィルタ
100 平坦部
102 湾曲部
110 電極
Claims (15)
- 光半導体素子を含む本体部と、
前記本体部を取り囲む保護部材と、を備え、
前記保護部材は、
前記本体部を支持する支持面を有するベース部と、
前記光半導体素子の光路となる貫通孔を有し、前記本体部を覆い、前記支持面に溶接されているキャップと、を含み、
前記キャップは、
前記支持面との間に間隔をおいて前記支持面に対向するように配置された上壁部と、
前記上壁部の外周に沿って前記上壁部に接続され、前記上壁部と交差するように延びる側壁部と、
前記側壁部の、前記上壁部に接続された側とは反対側に接続され、前記上壁部側から平面的に見て前記上壁部の周方向全周にわたって前記上壁部の外周側を取り囲むように延在し、前記支持面に溶接されているフランジ部と、を含み、
前記フランジ部は、
前記側壁部の、前記上壁部に接続された側とは反対側に接続された湾曲部と、
前記湾曲部に接続され、前記湾曲部から前記側壁部の外側に向けて突出する平坦部とを有し、
前記上壁部側から見た平面形状における、前記側壁部の外側面から前記フランジ部の外周までの距離であるフランジ幅Wfに対する、前記平坦部の平坦幅Wpの比Wp/Wfは0.50以上0.90以下である、光モジュール。 - 前記上壁部側から平面的に見た前記上壁部の形状が矩形状である、請求項1に記載の光モジュール。
- 前記上壁部側から平面的に見た形状において、矩形状の前記上壁部の、各辺の中央部における前記比Wp/Wfが0.60以上0.85以下である、請求項2に記載の光モジュール。
- 前記フランジ部は、前記フランジ部の周方向全周にわたって形成され、前記平坦部の前記支持面に対向する面から突出し、前記支持面に溶接されている突出接合部をさらに有する、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の光モジュール。
- 前記突出接合部は、前記フランジ部の幅方向において中央よりも外周側に位置する、請求項4に記載の光モジュール。
- 前記突出接合部は、前記フランジ部の外周を含むように位置する、請求項5に記載の光モジュール。
- 前記支持面と前記突出接合部との間の接合領域の幅が0.05mm以上0.25mm以下である、請求項4〜請求項6のいずれか1項に記載の光モジュール。
- 前記貫通孔は、前記側壁部に形成される、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の光モジュール。
- 前記光半導体素子は、半導体発光素子である、請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の光モジュール。
- 前記本体部は、
前記ベース部材と、
前記ベース部材上に搭載される複数の前記半導体発光素子と、
前記複数の半導体発光素子のそれぞれに対応して前記ベース部材上に搭載され、前記半導体発光素子から出射される光のスポットサイズを変換する複数のレンズと、
前記ベース部材上に搭載され、前記複数の半導体発光素子からの光を合波するフィルタと、を含む、請求項9に記載の光モジュール。 - 前記複数の半導体発光素子は、赤色の光を出射する前記半導体発光素子、緑色の光を出射する前記半導体発光素子および青色の光を出射する前記半導体発光素子を含む、請求項10に記載の光モジュール。
- 前記半導体発光素子はレーザダイオードである、請求項9〜請求項11のいずれか1項に記載の光モジュール。
- 支持面を有し、光半導体素子を含む本体部が前記支持面上に配置されたベース部を準備する工程と、
前記ベース部に、前記本体部を覆うようにキャップを溶接する工程と、を含み、
前記キャップは、
溶接後の状態において前記支持面との間に間隔をおいて前記支持面に対向するように配置された上壁部と、
前記上壁部の外周に沿って前記上壁部に接続され、前記上壁部と交差するように延びる側壁部と、
前記側壁部の、前記上壁部に接続された側とは反対側に接続され、前記上壁部側から平面的に見て前記上壁部の周方向全周にわたって前記上壁部の外周側を取り囲むように延在し、前記支持面に溶接されるフランジ部と、を含み、
前記フランジ部は、
前記側壁部の、前記上壁部に接続された側とは反対側に接続された湾曲部と、
前記湾曲部に接続され、前記湾曲部から前記側壁部の外側に向けて突出する平坦部とを有し、
前記上壁部側から見た平面形状における、前記側壁部の外側面から前記フランジ部の外周までの距離であるフランジ幅Wfに対する、前記平坦部の平坦幅Wpの比Wp/Wfは0.50以上0.90以下であり、
前記キャップを溶接する工程において、前記フランジ部と前記支持面との間に通電するための電極を、前記湾曲部に接触せず、前記平坦部に接触するように前記フランジ部に接触させた状態で、前記支持面に対し前記フランジ部を押圧しながら前記フランジ部と前記支持面との間に通電することにより前記ベース部に前記キャップを溶接する、光モジュールの製造方法。 - 前記キャップを溶接する工程において、前記フランジ部の周方向全体にわたって前記電極が接触する状態で前記フランジ部と前記支持面との間に通電する、請求項13に記載の光モジュールの製造方法。
- 前記フランジ部は、前記フランジ部の周方向全周にわたって形成され、前記平坦部の前記支持面に対向する面から突出し、前記支持面に溶接される畝部をさらに有する、請求項13または請求項14に記載の光モジュールの製造方法。
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