JP2016530873A - プリント回路基板モータ - Google Patents

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Abstract

本明細書は、平面基板上に構成されたモータ及びモータ構成要素を開示する。一部の実施では、平面基板は、プリント回路基板(「PCB」)のような硬質又は半硬質シート材料から製造される。1又は2以上のコイルが、基板の前面及び/又は裏面の上に重なる螺旋状導電トレースを使用して形成される。一実施では、複数の交互する右巻き及び左巻き螺旋状導電トレースは、絶縁層によって分離され、かつ導電ビアを用いて接続されて誘導コイルを形成する。代替コイル構成は、単一駆動逆巻きコイルと中心鉄心又は磁心を有するコイルとを含む。【選択図】図4A

Description

〔関連出願への相互参照〕
本出願は、2013年9月13日出願の米国特許仮出願第61/887,602号の利益を主張するものである。
本発明の開示は、電気モータの分野、特に、振動電気モータに関する。
振動の形態の触覚フィードバックは、ユーザが彼らの電子デバイスと相互作用するような役割を果たす。例えば、携帯電話の振動は、到着メッセージ又は警報をユーザに通知する。小型形状因子モバイルデバイスにおいて振動を発生するモータは、制限された範囲の振動周波数を生成する傾向がある。現在のモータ技術は、不均衡負荷を回転させることによって振動を発生する小型DC回転モータ、及び典型的に単一共振周波数の近くで振動する圧電振動子を含む。その結果、モバイルデバイス設計者は、ON−OFF及びON−OFF−ON−OFFのような振動パターンを使用して異なるタイプのデバイス通知を区別することに制限される。ほとんどの人の能力は、3から4よりも多い異なるタイプの単一周波数ON−OFF振動パターンを確実に覚えて、それらを与えられた通知タイプに適合させることに制限されている。
本明細書は、平面基板上に構成されたモータ及びモータ構成要素を開示する。一部の実施では、平面基板は、プリント回路基板(「PCB」)のような硬質又は半硬質シート材料から製造される。1又は複数のコイルが、基板の前面及び/又は裏面の上に重なる螺旋状導電トレース(spiral-shaped conductive trace)を使用して形成される。一実施では、複数の交替する右巻き及び左巻き螺旋状導電トレースは、絶縁層によって分離され、かつ導電ビアを用いて接続されて誘導コイルを形成する。代替コイル構成は、単一駆動逆巻きコイル、及び中心鉄心又は磁心を有するコイルを含む。
ある実施では、このコイル構造は、固定子として用いられる。一実施では、固定子は、基板において開口部の周りに形成され、磁気駆動要素が、開口部に保持され、かつ固定子に印加される信号に応答して基板の面と垂直に移動する。別の実施では、基板の面上の駆動要素は、基板の面と平行に移動する。
第1のコイル層を示す図である。 第2のコイル層を示す図である。 2つのコイル層を有する固定子の断面図である。 4つのコイル層を有する固定子の断面図である。 2つのコイル層を有する固定子の断面図である。 基板の面と垂直な駆動力を有するモータを示す図である。 磁気電機子が上方位置にある状態でのモータを示す図である。 磁気電機子が下方位置にある状態でのモータを示す図である。 8層PCB上に構成されたモータを示す図である。 保持バネ要素を有するモータを示す図である。 オーバーモールドされた保持要素を有するモータを示す図である。 対称磁石保持要素を有するモータを示す図である。 非対称磁石保持要素を有するモータを示す図である。 磁心材料でカプセル封入されたモータを示す図である。 円盤状磁気電機子を有するモータを示す図である。 円盤状磁気電機子を有するモータを示す図である。 円盤状磁気電機子が中心タイによって保持されたモータを示す図である。 円盤状磁気電機子が中心タイによって保持されたモータを示す図である。 磁気的に位置合わせした磁気電機子が中心タイによって保持されたモータを示す図である。 ワッシャー状磁気電機子が保持キャップを有する中心タイによって保持されたモータを示す図である。 PCBの面と平行な駆動力を有するモータを示す図である。 PCBの面と平行な駆動力を有するモータの上面図である。 モータアレイを示す図である。 モータアレイの作動モードを示す図である。 スマートフォン上に設置されたモータアレイを示す図である。 電流を発生させるための第1のコイル構成を示す図である。 電流を発生させるための第2のコイル構成を示す図である。
本明細書は、平面基板上に構成されたモータ及びモータ構成要素を開示する。ある実施では、モータは、携帯電話のようなパーソナルモバイルデバイスで用いられ、異なる周波数で振動して異なるタイプの通知をユーザに指示することができる。一部のモバイルデバイス上では、人間のユーザが識別することができる振動の特徴的なパターンを生成するためにいくつかのモータがアレイで用いられる。本明細書は、4つの節に編成されている。第1の節は、1又は複数の螺旋状導電トレースから構成されるコイルを含むモータ構成要素を説明する。第2の節は、線形振動運動を生成することができる様々なモータを説明する。第3の節は、モータの様々な用途を説明する。最後の節は、モータが発電機として適用される方法を説明する。
モータ構成要素
モータは、電磁力を通して相互作用して運動を生成する可動及び不動構成要素を含む。不動構成要素は、磁場を生成する固定子を含む。固定子は、1又は複数のコイルを使用することによって作成することができる。ある実施では、平面基板と一体化するようになった固定子は、1又は複数の螺旋状導電トレースの組合せを使用して生成される。
図1は、第1のコイル層を示している。第1のコイル層100は、基板102と、螺旋外側から螺旋内側に時計回り方向に巻かれた螺旋状トレース104とを含む。螺旋状トレース104は、中心コアを取り囲み、基板102の上に重なっている。一部の実施では、基板102は、プリント回路基板である。トレースの幅及び厚みは、得られるコイルの導電性に影響を与える。一般的に、より厚くかつより幅広のトレースは、より小さい電気抵抗を有し、より小さい抵抗及びより高い送電容量を有するコイルをもたらす。より広いコア径を有する螺旋及びより多い巻き数を有する螺旋は、それに応じてより大きいインダクタンスを有するコイルを生成する。螺旋の中心にある空芯を有する螺旋状トレース104のインダクタンスは、
Figure 2016530873
のように表され、ここで、rは、インチでのコア半径であり、Nは、巻き数であり、Wは、インチでの巻き線の全体幅である。得られるコイルのインダクタンスは、本明細書において後に示すように、上述のパラメータを変更することにより、及びコア材料の選択により調節することができる。
第1の接続パッド106及び第2の接続パッド108が、螺旋状トレース104の端部を終端する。ある実施では、第1の接続パッド106及び/又は第2の接続パッド108は、第1のコイル層を他のコイル層に又は基板上に構成された電気回路に接続する1又は複数の導電ビアに組み込まれる。追加の接続パッド110、112、114、及び116は、接続点を提供することができ、又はトレースの複数の層を接続するビアに組み込むことができる。
図1は、これに加えて、特定のモータ実施におけるいくつかのモータ要素の配置を示している。円形開口部118が、螺旋状トレース104の中心にある。円形開口部は、電機子(armature)120のための空間を提供する。電機子120は、鉄金属又は磁性材料から製造することができ、かつコイル層に印加される駆動電流に応答して基板102の面と実質的に垂直な方向に移動する。センタリングバネ(centering spring)122が、基板102内の円形開口部118に電機子120を保持し、かつ基板と垂直な制限された移動を可能にする。
ある実施では、トレース及び接続パッドは、金属、銅、アルミニウム、又は導電性合金のような導電材料から製造される。第1のコイル層100上のトレース及び接続パッドは、公知のプリント回路基板(「PCB」)製造技術を使用して製作することができる。一部の実施では、ホイルデカール(foil decal)が、作成されて基板102上に積層される。多層コイルの構成は、多層PCB構成、絶縁層によって分離された積層ホイルデカール、及び2面PCB構成を含むいくつかの技術を使用して達成される。一部の実施では、トレース及び接続パッドは、基板102内に埋め込まれる。
図2は、第2のコイル層を示している。第2のコイル層200は、第1のコイル層100の構成に関して既に説明した技術を使用して構成される。螺旋状トレース202は、開始接続パッド204から終了接続パッド206まで時計回り方向に巻かれる。図1のコイル層は、図2のコイル層の上に位置決めされ、これら2つの層は、図1での第2の接続パッド108が図2での開始接続パッド204の上に重なり、図1での接続パッド110が図2での終了接続パッド206に位置合わせするように互いに位置合わせされる。PCBビアは、図1での第2の接続パッド108と開始接続パッド204の間の電気接続を形成する。図1での第1のコイル層100及び図2での第2のコイル層200がこのようにして接続されて通電されるときに、これらの層のインダクタンスは加算的である。一作動モードでは、電流は、第1の接続パッド106から開始して図1のコイル層内に、コイルの周りを時計回りに第2の接続パッド108に、ビアを通って開始接続パッド204に、かつ時計回りに終了接続パッド206に流れる。追加コイル層の追加により、得られるコイルの総計インダクタンスが大きくなる。追加接続パッド208、210、212、及び214は、追加コイル層に接続するビアのための接続点及び支持体を提供する。ある実施では、上述したものと同様の方法を使用して追加コイル層をコイルに追加することができる。追加コイル層は、絶縁層によって分離されるか、又は絶縁基板の両側に置かれる。ある実施では、多層コイルが、モータ内の固定子として使用される。
図3Aは、2つのコイル層を有する固定子の断面図である。第1のコイル層302及び第2のコイル層304は、PCBのような絶縁平面基板306に積層される。第1及び第2のコイル層302及び304は、絶縁層によって分離され、かつビア308を用いて互いに電気的に接続される。固定子は、第1の接続パッド310及び第2の接続パッド312によって駆動される。ある実施では、第2の接続パッド312は、ビアを使用してPCBの前面に経路指定される。固定子を通電することに応答して基板の面と垂直に移動する電機子のための開口部314が設けられる。第1及び第2のコイル層は、図1及び2に示されているコイル層を使用して、又はコイル層が開口部314の周りで単一回転方向をもたらすように配列された同様のトレースパターンを用いて構成することができる。図3Aに示されている実施は、平面基板の両面に積層された追加コイル層を含むように拡張することができる。
図3Bは、4つのコイル層を有する固定子の断面図である。第1の前面コイル層350及び第2の前面コイル層352は、PCBのような絶縁平面基板354の前面に積層される。第1の裏面コイル層356及び第2の裏面コイル層358は、絶縁平面基板354の裏面に積層される。第1のビア360は、第1の前面コイル層350の端部を第2の前面コイル層352の開始部に電気的に接続する。第2のビア362は、第1の裏面コイル層356の端部を第2の裏面コイル層358の開始部に電気的に接続する。基板交差ビア364は、第1の前面コイル層350の端部を第1の裏面コイル層356の端部に接続する。電流が、入口接続パッド366に入って4つのコイル層を通過するときに、電流は、電流が出口接続パッド368から出るまで単一回転方向に進行する。図3Bでの固定子のインダクタンスは、図3Aに示されている固定子のインダクタンスのほぼ2倍である。
図3Cは、2つのコイル層を有する固定子の断面図である。前面コイル層380及び裏面コイル層382は、PCBのような絶縁平面基板384の両面上に積層される。ビア388は、前面コイル層380を裏面コイル層382に電気的に接続し、開口部390の周りで単一方向に巻かれたコイルを形成する。接続パッド392及び394は、コイルを駆動電流に接続するための電気接点を提供する。
一部の実施では、固定子を構成するコイル層は、単一コイルを形成するように相互接続されない。例えば、基板交差ビア364は省略することができ、2つの前面コイル層350及び352は、2つの裏面コイル層356及び358と無関係に電気的に駆動される。他の実施では、2つの前面コイル層350及び352は、2つの裏面コイル層356及び358に対して逆に巻かれる。この構成では、2つの前面コイル層によって開口部370に発生された磁場は、2つの裏面コイル層によって発生された磁場と反対である。
PCBは、本明細書に説明されるコイル及びモータを製造するのに適切な基板である。PCBは、印刷された銅層が、例えば、FR−4ガラス強化エポキシを使用して硬質の積層コアによって分離されるPCB工程を使用して構成することができる。ポリイミドから製造されたPCBは、より高密度なコイル及び高められた機械的柔軟性をサポートすることができる。酸化アルミニウムのようなセラミックから製造されたPCBは、高められた耐熱性を提供する。上述の固定子は、これらのPCB材料のいずれかで構成することができる。
モータ
ある実施では、上述のコイル層は、PCBの前面及び/又は裏面の上に重なる1又は複数のコイルを形成するように配列される。コイルは、モータの電機子を駆動する固定子を形成する。
図4Aは、基板の面と垂直な駆動力を有するモータを示している。モータ400は、PCBのような基板402上に構成される。第1の前面コイル層404及び第2の前面コイル層406は、基板402の前面の上に重なっている。第1の裏面コイル層408及び第2の裏面コイル層410は、基板402の裏面の上に重なっている。第1のビア412は、第1の前面コイル層404を第2の前面コイル層406に電気的に接続して前面コイルを形成し、第2のビア414は、第1の裏面コイル層408を第2の裏面コイル層410に電気的に接続して裏面コイルを形成する。前面コイル接続部416及び418は、前面コイルを駆動するための電気接続性を提供し、裏面コイル接続部420及び422は、裏面コイルを駆動するための電気接続性を提供する。
N極426及びS極428を有する磁気電機子424は、前面及び裏面コイルの中心を通る基板402内の開口部に位置決めされる。磁気電機子424を駆動して振動させるように、第1の振動電流(oscillating current)が、前面コイル接続部416及び418に印加され、第2の振動電流が、裏面コイル接続部420及び422に印加される。モータが作動しているときに、前面コイルを通って流れる電流及び裏面コイルを通って流れる電流は、反対方向回転状態で流れる。ある実施では、これは、コイルが逆に巻かれている場合に、前面コイル及び裏面コイルの両方に同じ振動電流を印加することによって達成される。コイルが逆に巻かれていない代替実施では、第2の振動電流は、第1の振動電流と180度位相がずれている。得られる振動磁場は、同調してN極426及びS極428に起磁力を与え、磁気電機子424は、振動電流が印加された周波数に比例した周波数で振動するように駆動される。代替実施では、第2の前面コイル層406は、第3の導電ビアを用いて第1の裏面コイル層408に接続され、電機子の振動運動を生成するように単一振動電流で駆動される単一駆動逆巻固定子が形成される。
磁気電機子は、軸線方向に分極した磁石から構成される。一実施では、この磁石は、ネオジム等級N−42円盤磁石である。磁石の大きさ及び形状は、部分的にモータの望ましい振動特性に基づいて適応化される。
図4Bは、磁気電機子が上方位置にある状態でのモータを示している。第1の駆動電流が前面コイル430に印加されたときに、前面コイル430は、下向き磁束432を生成する。下向き磁束432に応答して、垂直上方の力がN極436に作用する。第1の駆動電流が印加されるときに、第2の駆動電流が裏面コイル438に印加され、上向き磁束440が生成される。上向き磁束440に応答して、垂直上方の力が磁石のS極442に作用する。上方の力に応答して、磁気電機子434は、図4Bに示すように上向きに移動する。
図4Cは、磁気電機子が下方位置にある状態でのモータを示している。第1及び第2の駆動電流の方向が逆転されるときに、N極460及びS極462に対する力も逆転される。第1の逆転電流が前面コイル464に印加されるときに、前面コイル464は、上向き磁束466を生成し、垂直下向きの力がN極460に作用する。第2の逆転電流が裏面コイル468に印加されるときに、下向き磁束470が生成される。垂直下向きの力が、磁気電機子472のS極462に作用する。これら2つの力に応答して、磁気電機子472は、図4Cに示すように下向きに移動する。
駆動電流は、選択された周波数で磁気電機子に基板の面と垂直に振動させるように交番される。一実施では、前面コイル及び裏面コイルは、互いに対して逆に巻かれる。前面コイル及び裏面コイルは、導電ビア又はワイヤで接続され、1つの駆動電流で駆動される。この配列は、前面及び裏面コイルに反対方向での同時磁束信号を発生させ、それは、次に、磁気電機子を駆動して振動させるように磁気電機子のN極及びS極に作用する。
代替実施では、追加コイル層が用いられる。例えば、8層PCBは、4つの前面コイル層及び4つの裏面コイル層を有することができる。4つの前面コイル層は、前面コイルを形成するように接続され、4つの裏面コイル層は、裏面コイルを形成するように接続される。ある実施では、前面コイル及び裏面コイルは逆に巻かれ、上述のように単一駆動電流で駆動される。
図4Dは、8層PCB上に構成されたモータを示している。4つの前面コイル層480、481、482、及び483は、3つの前面コイルビア484、485、及び486を用いて互いに接続される。一緒に、前面コイル層は、前面接続パッド487及び488を有する前面コイルを形成する。4つの裏面コイル層490、491、492、及び493は、3つの裏面コイルビア494、495、及び496を用いて互いに接続される。一緒に、裏面コイル層は、裏面接続パッド497及び498を有する裏面コイルを形成する。図4に示されているコイル積み重ね技術を利用して、モータは、他の数のコイル層を備えた固定子アセンブリを有して構成することができる。
図5は、保持バネ要素を有するモータを示している。モータ500は、前面保持バネ504及び裏面保持バネ506を用いて開口部に保持された磁気電機子502を含む。磁気電機子502は、通常、開口部内に留められているが、前面及び裏面保持バネ504及び506によって与えられるセンタリング力(centering force)を克服する駆動力が電機子に加えられたときに、垂直に移動することが可能になる。一部の実施では、前面保持バネ504又は裏面保持バネ506のいずれかが省略され、磁気電機子は、残りの保持バネに取り付けられる。一部の実施では、前面及び裏面保持バネは、タイ508及び510を用いて互いに接続される。このタイは、事前負荷されたバネ力を支え、モータが作動状態にあるときにPCBに対する力を低減する。
前面及び裏面保持バネ504及び506は、固定子の電源が断たれたときに開口部内で磁気電機子502を再度中央に置く。一実施では、バネは、シリコーンのようなゴム加工ポリマーから製造され、図5に示されているような形状に成形され、磁気電機子502に対するセンタリング力を与えるが、基板の平面と垂直な方向での磁気電機子502の変位も可能にする。前面及び裏面保持バネ504及び506、並びに磁気電機子502は、質量−バネ系を形成する。質量−バネ系は、基板と垂直な方向に自由度を有する。質量−バネ系は、質量−バネ系の品質係数によってこの系の出力がブーストされる共振周波数を有する。この共振周波数は、モータに加えられる負荷に基づいて変化する。ある実施では、この系は、質量−バネ系の固有周波数の外側で作動する。この場合に、出力される力は、入力電力にほぼ比例し、周波数と無関係であり、それによって広範囲の振動周波数の生成が可能になる。
図6は、オーバーモールドされた(over-moulded)保持要素を有するモータを示している。モータ600は、基板606内の開口部に磁気電機子604を保持する成形された保持器602で覆われる。成形保持器602は、プラスチック、シリコーン、ゴム、又はゴム加工ポリマーのような成形可能な可撓性材料から製造される。示されている実施では、成形保持器602は、モータ600をほぼ取り囲む。他の実施では、成形保持器は、基板606内の開口部に磁気電機子604を保持するような大きさに形成され、モータ全体を取り囲むものではない。オーバーモールド工程のパラメータは、空隙608及び610が磁気電機子604と基板606の間に保持されるように調節される。成形保持器602は、モータの固定子が通電されていないときに、磁気電機子604を中立位置に戻すセンタリングバネとして機能する。成形保持器は、可撓性であり、基板と略垂直な方向612での磁気電機子604の制限された運動を可能にする。一部の実施では、図5に示されている保持バネ及び図6に示されている成形保持器は、モータの内部と外部環境の間の空気交換を可能にして内部及び外部空気圧を等しくするための孔又は開口部を有する。
図7Aは、対称磁石保持要素を有するモータを示している。モータ700は、第1の磁気保持器704及び第2の磁気保持器706からの力が作用する磁気電機子702を有する。第1及び第2の磁気保持器は、電機子が基板708内の開口部に位置決めされたときに磁気電機子に対する正味の横方向磁力がほぼゼロになるように、電機子の周りで対称に位置決めされる。第1及び第2の磁気保持器704及び706の磁気方向は、磁気電機子702の磁気方向の反対である。磁気保持器が作用する垂直力は、基板708の開口部内に磁気電機子702を移動可能に保持する。代替実施では、モータの固定子を取り囲む単一リング状磁気保持器が、第1及び第2の磁気保持器704及び706の代わりに用いられる。
図7Bは、非対称磁石保持要素を有するモータを示している。モータ750は、磁気保持器756によって基板754内の開口部に保持された磁気電機子752を有する。磁気保持器は、磁気電機子752を基板754内の開口部の側面に引きつける横方向力を磁気電機子752に作用する。モータが作動するときに、磁気電機子752は、開口部の側面に沿って垂直に滑るように進む。より効率的なモータ作動を容易にするために、一部の実施では、開口部の側面は、テフロン(登録商標)のような低摩擦コーティングで被覆される。一実施では、磁気電機子752は、低摩擦コーティングで処理される。磁気保持器756が作用する垂直力は、基板754の開口部内に磁気電機子752を移動可能に保持する。
図8は、磁心材料でカプセル封入されたモータを示している。磁心800、802、及び804の追加により、モータ806によって使用される磁路における磁気抵抗が小さくなる。磁心は、鉄、フェライト、又はスチールのような実質的な透磁率を有する材料から製造される。磁心が使用されるときに、モータ806からの磁束は、磁心によって定められる低磁気抵抗経路にほぼ限定され、したがって、磁束を磁気電機子808上に集束させ、モータ806の全体効率性を高める。ある実施では、磁心800、802、及び804は、積層構成を利用して渦電流を低減する。
図9A及び9Bは、円盤状磁気電機子を有するモータを示している。図9Aは、円盤状磁気電機子が下方位置にある状態でのモータ900を示している。固定子904は、コイル層が単一回転方向に巻かれるように、直列に配線された4つのコイル層906、908、910、及び912から形成される。第1の駆動電流が、接続端子914及び916において固定子に印加されたときに、この固定子は、円盤状磁気電機子のS極の近くにN極を発生させる。その結果、円盤状磁気電機子は、図9Aに示すように固定子に引きつけられる。第1の電流が逆になるとき、円盤状磁気電機子に対する力も逆になり、円盤状磁気電機子は、図9Bに示すように移動する。
図9Bは、円盤状磁気電機子952が上方位置にある状態でのモータ950を示している。固定子954は、図9Aでの固定子904と同様に配列される。固定子954が、接続端子956及び958において逆転された第1の電流で通電されたときに、S磁極が、円盤状磁気電機子952の近くに発生され、円盤状磁気電機子952は、図9Bに示すように上方に反発する。
固定子は、本明細書に説明される様々な技術を利用して製造することができ、基板の片面又は両面上のより多いか又はより少ない数のコイル層を含むことができる。図9A及び9Bに示されているモータでは、コイル層は、単一回転方向に電流を向ける単一コイルを形成するように向けられ、かつ相互接続される。一部の実施では、鉄心は、固定子の中心に置かれ、電機子に加えられる力が大きくなる。ある実施では、適切なコアは、鉄、スチール、又はフェライトから製造される。これに代えて、固定子内の開口部は存在しない。
図10A及び10Bは、円盤状磁気電機子が中心タイによって保持されたモータを示している。図10Aは、タイ1004の通過を可能にする開口部を含む固定子1002を有するモータ1000を示している。第1の磁気電機子1006は、タイ1004の第1の端部に取り付けられる。第2の磁気電機子1008は、タイ1004の第2の端部に取り付けられる。第1及び第2の磁気電機子1006及び1008は、同じ磁極が固定子1002に面するように向けられる。固定子1002は、電流が単一回転方向で回りを流れるようになった単一コイルである。駆動電流が、接続端子1010及び1012を通して固定子1002に印加されたとき、固定子1002は、第1の磁気電機子1006を反発し、第2の磁気電機子1008を引きつける磁場を生成する。これらの力に応答して、電機子は、図10Aに示すように上向きに移動する。図10Bは、タイ1053を用いて第2の磁気電機子1054に接続された第1の磁気電機子1052が下方駆動位置にある状態でのモータ1050を示している。駆動電流が逆転され、接続パッド1058及び1060を通して固定子1056に印加されたときに、第1の磁気電機子1052を引きつけ、第2の磁気電機子を反発する磁場が生成される。ある実施では、磁気電機子は、上記で既に説明した磁性材料から製造され、タイは、非導電性非磁性材料から製造される。タイが導電材料から製造されるとき、積層構造は、モータが作動状態にあるときにタイにおいて誘導される渦電流を制限することになる。
図10Cは、磁気的に位置合わせした磁気電機子が中心タイによって保持されたモータを示している。固定子1080は、逆巻きコイルから製造され、第1の電機子1082及び第2の磁気電機子1084は、同じ磁気方向を有する。この実施では、タイ1086は、磁性材料又は非磁性材料のいずれかから製造される。タイ1086が、磁性材料から製造されるとき、タイは、磁気電機子と同じ磁気方向を有する。一部の実施では、タイ1086は、鉄又はスチールのような磁気的に透過性のある材料から製造される。
図11は、ワッシャー状磁気電機子が中心タイによって保持キャップで保持されたモータを示している。モータ1100は、固定子1102を含む。固定子は、単一巻き方向を有する単一コイルを有する。第1の磁気電機子1104及び第2の磁気電機子1106は、対向する北/南軸方向磁気方位を有する。別の実施では、第1の磁気電機子1104及び第2の磁気電機子1106は、同一の軸方向磁気方位を有する。固定子1102は、上部コイル層が底部コイル層の反対回転方向に巻かれた逆巻きコイルである。絶縁非磁性タイ1108が、第1の磁気電機子と第2の磁気電機子を接続する。第1及び第2の磁気電機子は、第1及び第2の末端キャップ1110及び1112を用いて更に固定される。ある実施では、末端キャップは、磁気的に透過性のある材料から製造され、モータから発生される磁束の閉じ込めを容易にする。鉄又はスチールのような鉄材料から製造された任意的なコアスリーブ1114が、固定子1102のコア内に固定される。
第1の作動モードでは、振動する駆動電流は、接続パッド1116及び1118を通して固定子に印加される。磁気電機子1104及び1106は、振動電流と同期して垂直に振動するように駆動される。末端キャップ1110及び1112は、磁気的に透過性のある材料から製造され、モータの作動によって発生された磁束を拘束することができる。
第2の作動モードでは、モータ1100は、双方向双安定型ソレノイドとして作動する。コアスリーブ1114は、通電された固定子1102によって発生された磁場を増幅する。磁気電機子1104及び1106は、発生された磁場に応答して垂直に移動する。電流が固定子から取り除かれたときに、発生された磁場は弱くなり、コアスリーブ1114に最も近い磁気電機子は、コアスリーブに引きつけられて定位置に保持される。
図9Aから11に示されているモータの駆動力の方向は、固定子のコイル巻き線の方向、磁気電機子の磁気方向、及びコイルを通る駆動電流の方向によって決定される。モータの駆動力は、これらのパラメータのうちのいずれか1つを逆にすることによって逆転される。
図12Aは、PCBの面と平行な駆動力を有するモータを示している。モータ1200は、単一巻き方向を備えた4つの接続したコイル層を有する4層PCBから製造された固定子1202を含む。E型コア1204が、固定子によって発生された磁束を電機子アセンブリ1206に向ける。電機子アセンブリ1206は、第1の磁石1208及び第2の磁石1210を含む。振動電流が固定子に印加されたとき、磁場は、電機子アセンブリ1206をPCBの面と平行に振動するように駆動する。センタリングバネ1212は、電機子アセンブリ1206に取り付けられ、駆動力が取り除かれたときに電機子アセンブリ1206を中央に置く。E型コア1204は、鉄、スチール、又はフェライトのような透過性のある磁性材料から製造される。
図12Bは、PCBの面と平行な駆動力を有する図12Aに示されているモータの上面図である。モータ1250は、PCB上に構成された固定子1252と、電機子アセンブリ1254とを有する。電機子アセンブリ1254は、第1の磁石1256及び第2の磁石1258を有する。E型コア1260が、磁束を電機子アセンブリ1254に向ける。振動電流が固定子1252に印加されたとき、磁場は、電機子アセンブリ1254をPCBの面と平行な方向に振動するように駆動する。センタリングバネ1262は、電機子アセンブリに取り付けられ、固定子からの駆動力が存在しないときに、電機子アセンブリ1254を固定子1252の上の中央の位置に戻す。
図12A及び12bに示されているセンタリングバネは、導電性ワイヤであるが、他の実施では、非導電性ファイバ、ポリマー、エラストマー、又は本明細書に説明される他のセンタリングバネ構造である。
モータ用途
本明細書に説明されるモータは、空間が制限されている環境に適用することができる。このような環境は、振動が人間のユーザに通知を伝達するのに使用される携帯電話のようなモバイルデバイスを含む。
図13は、モータアレイを示している。モータアレイ1300は、多層PCBのような基板1302上に構成される。複数のモータ1304、1306、1308、1310、1312、1314、及び1316が、基板上に矩形パターンに配列される。他の実施では、モータは、六角形又は他の選択されたパターンに配列される。モータが調和して作動されるとき、モータアレイは、相応により強力な振動を生成する。一部の用途では、モータは、基板1302を横切って移動する振動波又はパターンを生成するように同期様式で作動される。モータアレイ1300は、ブライユ点字読取機又は視覚障害者のための視覚補充システムに使用されるもののような振動パターンを提示することができる。
図14は、モータアレイの作動モードを示している。人間の皮膚又は衣類のような感知面1026が、モータアレイ1400と接触する。モータ1402、1404、1406、1408、及び1410は、図14での矢印に示すように、連続的な順番で振動して左から右に進行する振動波を発生させる。振動波は、モータアレイ1400の長さを進行し、この波がモータアレイの最右端部に到達したときに逆転されて右から左に進行することができる。このようにして形成された振動波は、人間のユーザに対して独特かつ識別可能である。
図15は、スマートフォン上に設置されたモータアレイを示している。モータアレイ1504は、図15に示すように、モバイルデバイス1500の裏面1502上に一体化される。一実施では、モータアレイ1504をスマートフォンカバー内に一体化することにより、振動通知機能は、既存のモバイルデバイスに追加される。モータアレイ1504は、電子メール又は電話呼び出しの受信のようなモバイルデバイス1500上の事象又は通知に応答して、振動の独特かつ識別可能な周波数及びパターンを発生させる。
発電機用途
少なくとも1つの構成では、本明細書に説明されるコイル及びモータは、振動又は電磁誘導から電力を発生させるのに使用される。一部の実施では、モータは、運動センサとして使用される。
図16Aは、振動運動から電流を発生させるための構成を示している。ピックアップコイル1600が、単一巻き方向を備えた4つの接続したコイル層を有する4層PCB上に形成される。磁気要素1602は、ピックアップコイル1600の中心にある開口部の上方に懸架されている。磁気要素1602は、外部刺激に応答してPCBと垂直に振動するプランジャ1604に接続される。磁気要素1602の運動は、ピックアップコイル1600を通して可変磁束を生成し、対応する電気信号が、接続パッド1606及び1608に現れる。ある用途では、図16Aに示されているコイル構成は、運動センサ、マイクロフォンとして、又は振動運動を電気エネルギに変換する方法として使用される。
図16Bは、電流を伝達するための構成を示している。ピックアップコイル1650が、単一巻き方向を有するコイルを形成する4つの接続したコイル層を有する4層PCB上に形成される。フェライト又は他の磁性材料から製造された連結コア1652が、ピックアップコイル1650の中心を通ってかつ電力コイル1654の中心を通って延びている。電力コイル1654及びピックアップコイル1650は、ほぼ同じ磁束が両方のコイルを通過するように磁気的に連結される。電力は、ピックアップコイル1650に対応する電流を誘導する電力コイル1654に振動電流を印加することにより、コイル間で伝達される。ある実施では、電気エネルギは、電気負荷を接続パッド1656及び1658に接続することにより、ピックアップコイルから採取される。一部の実施では、空芯が、連結コア1652の代わりに用いられる。
開示した実施形態の以上の説明は、あらゆる当業者に本発明の開示を実施又は使用することを可能にするために提供されたものであることは認められる。これらの実施形態に対する様々な修正は、当業者に容易に明らかであろうし、本明細書に定められた一般原理は、本発明の開示の精神又は範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用することができる。すなわち、本発明の開示には、本明細書に示す実施形態に限定されるように意図されておらず、かつ本明細書に開示する原理及び新規な特徴と整合する最大範囲が与えられるものとする。

Claims (20)

  1. 平面基板と、
    前記平面基板の上に重なり、かつ開口部の周りに巻かれた螺旋状導電トレースと、
    振動電流が前記螺旋状導電トレースに印加されたときに前記開口部内で振動する磁気電機子と、
    を含む、モータアセンブリ。
  2. 前記平面基板は、前面及び裏面を有し、
    前記螺旋状導電トレースは、前記前面の上に重なり、
    前記モータアセンブリは、
    前記螺旋状導電トレースと反対の回転方向を有し、かつ前記裏面の上に重なる第2の螺旋状導電トレースと、
    前記螺旋状導電トレース及び前記第2の螺旋状導電トレースを接続する第1の導電ビアと、
    を更に含む、請求項1に記載のモータアセンブリ。
  3. 前記螺旋状導電トレースの上に重なる第1の絶縁層と、
    前記螺旋状導電トレースとは反対に巻かれ、かつ前記第1の絶縁層の上に重なる第3の螺旋状導電トレースと、
    前記第2の螺旋状導電トレースの上に重なる第2の絶縁層と、
    前記第2の螺旋状導電トレースとは反対に巻かれ、かつ前記第2の絶縁層の上に重なる第4の螺旋状導電トレースと、
    前記螺旋状導電トレース及び前記第3の螺旋状導電トレースを接続する第2の導電ビアと、
    前記第2の螺旋状導電トレース及び前記第4の螺旋状導電トレースを接続する第3の導電ビアと、
    を更に含む、請求項2に記載のモータアセンブリ。
  4. 電流が前記第3の螺旋状導電トレースに印加されたときに、該電流は、前記第4の螺旋状導電トレースを通って共通の巻き方向に流れる、請求項3に記載のモータアセンブリ。
  5. 電流が前記第3の螺旋状導電トレースに印加されたときに、該電流は、前記螺旋状導電トレース及び前記第3の螺旋状導電トレースを通って第1の巻き方向に、かつ前記第2の螺旋状導電トレース及び前記第4の螺旋状導電トレースを通って第2の巻き方向に流れる、請求項3に記載のモータアセンブリ。
  6. 前記磁気電機子を中央の位置に戻す保持バネ、
    を更に含む、請求項1に記載のモータアセンブリ。
  7. 前記保持バネは、空隙を前記平面基板と前記磁気電機子との間に保持しながら該磁気電機子の上に及び該平面基板の上に成形された可撓性ポリマーから作られる、請求項6に記載のモータアセンブリ。
  8. 前記保持バネは、
    第1の上側端部、第2の上側端部、及び中心上側部分を有する上側保持バネと、
    第1の下側端部、第2の下側端部、及び中心下側部分を有する下側保持バネと、
    前記基板を貫通し、かつ前記第1の下側端部を前記第1の上側端部に接続する第1のタイと、
    前記基板を貫通し、かつ前記第2の下側端部を前記第2の上側端部に接続する第2のタイと、
    を含む、請求項6に記載のモータアセンブリ。
  9. 前記磁気電機子から離して位置決めされ、かつ該磁気電機子の磁気方位の反対である磁気方位を有する磁気保持器、
    を更に含む、請求項1に記載のモータアセンブリ。
  10. 前記磁気保持器は、前記螺旋状導電トレースを取り囲む、請求項9に記載のモータアセンブリ。
  11. 前記モータを取り囲むコアを更に含む、請求項1に記載のモータアセンブリ。
  12. 平面基板と、
    前記平面基板の上に重なる螺旋状導電トレースと、
    振動電流が前記螺旋状導電トレースに印加されたときに前記平面基板の上方で振動する磁気電機子と、
    を含む、モータアセンブリ。
  13. 前記磁気電機子に取り付けられた保持バネ、
    を更に含む、請求項12に記載のモータ。
  14. 前記平面基板の下に位置決めされる第2の磁気電機子と、
    前記平面基板における開口部と、
    前記開口部に位置決めされて前記磁気電機子を前記第2の磁気電機子に接続するタイと、
    を更に含む、請求項13に記載のモータアセンブリ。
  15. 前記平面基板における前記開口部を埋める鉄スリーブ、
    を更に含む、請求項14に記載のモータアセンブリ。
  16. 前記磁気電機子に積層され、かつ前記タイの第1の端部に接続された第1の末端キャップと、
    前記第2の磁気電機子に積層され、かつ前記タイの第2の端部に接続された第2の末端キャップと、
    を更に含む、請求項15に記載のモータアセンブリ。
  17. 平面基板と、
    前記平面基板の上に重なる螺旋状導電トレースと、
    前記螺旋状導電トレースの周りに形成された外側脚部及び前記平面基板における開口部に位置決めされた中心脚部を有するE型コアと、
    前記E型コアの2つの前記外側脚部の間に位置決めされ、かつタイを用いて接続された第1の磁石及び第2の磁石を有する電機子アセンブリと、
    前記電機子アセンブリに接続された保持バネと、
    を含む、モータアセンブリ。
  18. 平面基板と、
    前記基板に取り付けられ、該平面基板とほぼ垂直な振動運動を生成し、かつ独立に作動可能である複数の振動モータと、
    を含む、モータアレイ。
  19. 前記平面基板は、携帯電話ケースである、請求項18に記載のモータアレイ。
  20. 前記携帯電話からの通知が、隣接する振動モータの連続的起動を引き起こして振動波を生成する、請求項19に記載のモータアレイ。
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