JP2016529158A - シート構造物とその製造方法、及び車両シートとその製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、車両シート(5)用のシート構造物であって、少なくとも一つの第1フレーム要素(2)を有するシート構造物に関する。当該シート構造物は、少なくとも一つの第1フレーム要素からモジュラー式に構成され、モジュラーシートカバーに接続することができる。さらには、フレーム要素の一体部材として設計され、少なくとも、シート被覆材を固定するフック形状受容要素(8)として構成される。

Description

本発明は、請求項1のプリアンブルに記載の車両シート用シート構造物をはじめとする。
かかるシート構造物は広く知られ、車両乗員の体重を受け入れ、当該車両乗員を、例えば事故事象の場合に保持及び保護する。かかるシート構造物には一般に、シートカバーが設けられる。車両シートは一方で、車両乗員の乗車快適性及び安全性双方にとって極めて重要であるが、他方では、車両シートの製造コストを低減させる努力が続いている。コストを低減させる一つの可能性は、異なる車両タイプに対して一貫して当該車両シートの同じシート構造物を使用することにある。しかしながら、このアプローチは、いつも可能とは限らない。シート構造物の寸法は、対応する車両タイプの利用可能空間に整合させる必要があるからである。シート構造物にとって利用可能な対応搭載空間は、車両タイプごとに大きく変わる。したがって、シート構造物及び当該シート構造物の対応する被覆材又はカバーは双方とも、常に異なる寸法に整合させなければならない。かかる整合は、多大な努力及び追加的なコストによって初めて可能となる。
特開平11−244088号公報 特開平11−245692号公報 独国特許出願公開第102010007685(A1)号明細書 特開2013−85601号公報
したがって、本発明の目的は、複数の異なる車両タイプにおいて使用できる車両シート用シート構造物を利用可能とし、シート被覆材による単純な被覆を許容し、ひいては相対的に低いコストの車両シート製造を保証することにある。
この目的は、車両シート用のシート構造物であって、当該シート構造物は、少なくとも一つの第1フレーム要素を有し、当該少なくとも一つの第1フレーム要素からモジュラー式に構成されてモジュラーシート被覆材に接続可能であり、さらには、当該第1フレーム要素には、シート被覆材を固定する少なくとも一つのフック形状受容要素が一体的に形成されるシート構造物によって達成される。
先行技術と比べ、本発明に係るシート構造物は、シート構造物が第1フレーム要素からモジュラー式に構成される点と、シート構造物に接続されるシート被覆材をモジュラー設計にできる点との双方により、結果的な車両シートを低コストに製造することができ、特に、異なる車両タイプに柔軟に整合させることができるとの利点を有する。これは、シート被覆材が簡単かつ柔軟に固定され得る受容要素が、第1フレーム要素に設けられるとの事実のおかげで達成される。シート構造物は好ましくは、車両シートの着座面及び/又はバックレストを含む。
上記目的はさらに、車両シート用のシート構造物であって、互いに対して一定角度に配列された少なくとも一つの第1フレーム要素と少なくとも一つの第2フレーム要素とを有し、当該シート構造物はさらに、第1フレーム要素と第2フレーム要素とを互いに接続させるブリッジ部品を含み、さらには、ブリッジ部品に一体的に形成され、第1フレーム要素に一体的に形成され、及び/又は第2フレーム要素に一体的に形成されたシート被覆材固定用の少なくとも一つのフック形状受容要素をも含むシート構造物によって達成される。
先行技術と比べ、本発明に係るシート構造物は、一方においてはブリッジ部品によって第1及び第2フレーム要素が互いに接続されることにより、シート部品のサイズが、単に第1及び第2フレーム要素を適切な長さに切断することによってモジュラー式に調整され、ひいては任意の車両タイプに整合可能とされるとの利点を、他方では受容要素によって、シート被覆材が、シート部品の任意の寸法の場合でも容易に取り付け可能となるとの利点を有する。これにより、極めて多様な車両タイプにおいて使用可能なモジュラー構成のシート構造物が得られるので、低い製造コストが保証される。特に、第1及び第2フレーム要素が、互いに対して実質的に直角に整合され、ひいては、着座平面又はバックレスト平面を含むのが好ましい構造物平面を画定する。シート構造物は好ましくは、車両シートの着座面及び/又はバックレストを含む。
本発明の有利な実施形態及び進展を、従属項に及び図面を参照する記載に見出すことができる。
本発明の好ましい実施形態によれば、ブリッジ部品は、第1及び第2フレーム要素を互いに接続させるコーナー接続器を含むことが予想される。第1及び第2フレーム要素それぞれを、コーナー接続器によって組み付け可能となることが考えられるので、シート構造物をモジュラー式に構成することが特に単純な態様で可能となる。加えて、組み付けられた部品は、好ましくはレーザ溶接又はシールドアーク溶接によって、一緒に溶接されるのが好ましい。代替的に、接着剤結合も考えられる。
本発明の好ましい実施形態によれば、第1フレーム要素及び/又は第2フレーム要素は、中空断面体として設計されることが予想される。この場合、ブリッジ部品はいずれの場合も、一部が中空断面体の中に挿入されるのが有利である。これにより、形状嵌め及び/又は圧力嵌めによる相対的に強い接続がもたらされる。中空断面体は好ましくは、曲がった板状材料から、特に金属板から製造される。特に、中空断面体は、板状材料のロール成形及び/又はスタンピングによって製造される。このようにして、相対的に頑強なフレーム要素の低コストな製造が可能となる。
本発明の好ましい実施形態によれば、板状材料のフランジに角度が付けられ、その角度が付けられたフランジが受容要素を取り囲むことが予想される。特に、いずれの場合も板状材料の一つのみのフランジに角度が付けられ、ひいては、シート被覆材に接続された固定フックを、角度が付けられたフランジ片に係止し、単純な態様でシート被覆材をシート構造物に固定しかつ引き伸ばすことが可能となる。クッションとしての発泡体材料はさらに、シート被覆材、特に柔軟な大面積シートカバーと、シート構造物との間に挿入されるのが好ましい。
本発明の好ましい実施形態によれば、シート構造物が、さらなる第1フレーム要素、さらなる第2フレーム要素、及びさらなるブリッジ部品を有することが予想される。このようにして、シート構造物のようなフレーム、特に閉止フレームを形成し、その寸法及び形状を、各車両タイプの個々の状況に対してモジュラー式に整合させることができる。この場合、フレーム要素は特に、シート構造物の少なくともコーナー領域において、ブリッジ部品によって互いに接続される。すなわち、シート構造物は特に、第1フレーム要素、第2フレーム要素、ブリッジ部品、さらなる第1フレーム要素、さらなる第2フレーム要素、及び/又はさらなるブリッジ部品から、モジュラー式に構成される。
シート被覆材も同様に、モジュラー設計又は交換可能としてシート構造物に接続される。
本発明はさらに、本発明に係るシート構造物を有する車両シートであって、固定フックによって少なくとも一つの受容要素に固定されるシート被覆材を有する車両シートに関する。有利には車両シートは、相対的に低いコストで製造することができ、そのモジュラー構成のおかげにより、任意の搭載空間構成に柔軟に整合させることができる。好ましくは発泡体クッションが、車両シートにパッドを与えるべくシート被覆材及びシート構造物間に配列される。上述したシート構造物のモジュラー性及びシート被覆材のモジュラー性により、本発明に係る車両シートは有利なことに、低コストで製造して特定車両タイプの任意の所望搭載空間構成に整合させることができる。
本発明はさらに、車両シート、特に本発明に係る車両シートを製造する方法であって、第1方法ステップにおいて第1フレーム要素及び第2フレーム要素が利用可能とされ、第2方法ステップにおいて第1フレーム要素及び/又は第2フレーム要素は一定長さに切断され、第3方法ステップにおいて第1フレーム要素及び第2フレーム要素は互いに一定角度をなして、ブリッジ部品によって接続され、第4方法ステップにおいてシート被覆材が、当該シート被覆材に接続された固定フックを、第1フレーム要素に一体的に、第2フレーム要素に一体的に、及び/又はブリッジ部品に一体的に形成された受容要素に係止することによって嵌められる方法に関する。車両内においてシート構造物を所望の搭載空間構成に整合させるべく、必要なのはフレーム要素を一定長さに適切に切断することだけである一方、固定フックによるシート被覆材の単純、迅速かつ低コストの固定が、一体に成形され又は一体の形状にされた受容要素によって常に可能となる。すなわち、車両シートを、先行技術よりも柔軟にかつ安価に構成することができる。すなわち、車両シートを、先行技術よりも柔軟にかつ安価に構成することができる。
本発明はさらに、本発明に係る車両シートを製造する方法であって、第1方法ステップにおいて第1フレーム要素が利用可能とされ、第2方法ステップにおいて第1フレーム要素が一定長さに切断され及び/又は曲げられ、第4方法ステップにおいてシート被覆材が、当該シート被覆材に接続された固定フックを、第1フレーム要素に一体的に形成された受容要素に係止することによって嵌められる方法に関する。
本発明の好ましい実施形態によれば、第1及び/又は第2フレーム要素は、第1方法ステップにおいて、板状材料、特に金属板をロール成形及び/又はスタンピングすることによって中空断面体の形態に製造される。第1フレーム要素及び第2フレーム要素は、溶接法によって、好ましくはレーザ溶接又はシールドアーク溶接によって、ブリッジ要素に接続されることが考えられる。代替的に、接着剤結合も考えられる。
本発明のさらなる詳細、特徴及び利点を、図面において、及び当該図面を参照する好ましい実施形態の以下の説明において、見出すことができる。それにもかかわらず、図面は、本発明の例示の実施形態を示すに過ぎないので、本質的な発明概念を制限しない。
本発明の例示の実施形態に係るシート構造物の模式的な図を示す。 本発明の例示の実施形態に係るシート構造物を有する車両シートの模式的な詳細図を示す。 本発明のさらなる例示の実施形態に係るシート構造物の模式的な斜視図を示す。 本発明のさらなる例示の実施形態に係るシート構造物の模式的な詳細図を示す。 本発明のさらなる例示の実施形態に係る車両シートの模式的な図を示す。
様々な図面において、同じ部分は、すべての場合に同じ参照番号が与えられるので、いずれの場合も一般に、名付けられ及び言及されるのは一回のみである。
図1は、本発明の例示の実施形態に係るシート構造物1の模式的な斜視図及び模式的な平面図を例示する。考慮される例において、シート構造物1は、折り畳み後部シート席の水平方向着座面のための荷重支承ベース構造物として機能する。これには、車両シート5をなすクッション6及びシート被覆材7が設けられさえすればよい。
シート構造物1は、車両シート5のベース支持体として作用する第1フレーム要素2を含む。これを目的として、第1フレーム要素2は、製造される車両シートの外部形状に応じて形成され又は曲げられる。第1フレーム要素はこのようにして、特定の車両タイプにおいて利用可能な特定の搭載空間に整合させることができる。さらに、第1フレーム要素2は、所望の支持構成を得るべく、さらなるフレーム要素によってモジュラー式に拡張されることも考えられる。第1フレーム要素2は、板状材料をロール成形することによって製造される中空体を含む。中空体は、箱型セクションを含むことが考えられる。第1フレーム要素2は、少なくとも一部分に受容要素8が設けられる。受容要素8は、シート被覆材(図2参照)を固定するべく使用される。この配列において、受容要素8は、第1フレーム要素2に一体的に形成されるので、有利なことに、任意の追加フレーム部材要素によってシート被覆材7を固定する必要がなくなる。
図2は、図1に示された本発明の例示の実施形態に係る車両シート5の、シート構造物1の模式的な詳細図を示す。詳細図は部分的な例示であるが、板状材料の複数フランジをロールし、かつ、接合継ぎ目10において一緒になるように接合することによって中空断面体が構成されることがわかる。この配列において、受容要素8は、接合継ぎ目10の領域における板状材料のフランジの延長部によって形成される。当該延長部は、角度が付けられてフック形状受容要素8をもたらす。ここで、シート被覆材7を引き伸ばして第1フレーム要素2に固定するべく、シート被覆材7に強固に接続された固定フック9が、解放可能に受容要素8へとスナップ嵌めされる。クッション6はさらに、シート構造物1及びシート被覆材7間に配列される。固定フック9はベースプレート14を含む。ベースプレート14からは、フック留め要素15が突出する。フック留め要素15は、その自由端がベースプレート14に対して平行に延びるように曲げられる。ベースプレート14の一部が、板状材料のフランジの後ろに挿入される一方、フック留め要素16は、フック形状受容要素8の後ろに係合する。これを目的として、フック留め要素16及び受容要素8はそれぞれ、えぐれた切り込みを有する。シート被覆材7は、固定フック9により任意の所望箇所において第1フレーム要素2の中に係止することができる。これにより、シート構造物1だけでなく、シート被覆材7についてもモジュラー式に構成することができる。
図3は、本発明のさらなる例示の実施形態に係る車両シート5用のシート構造物1の、模式的な斜視図を示す。ここでもまた、図1によって示されたシート構造物1のように、シート構造物1は、折り畳み後部シート席の水平方向着座面のための荷重支承ベース構造物として機能する。これには、車両シート5をなすクッション6及びシート被覆材7が設けられさえすればよい。
シート構造物1は、複数の第1フレーム要素2及び複数の第2フレーム要素3を含む。第1及び第2フレーム要素2、3はブリッジ部品4により、シート構造物1のコーナー領域において互いに接続される。ブリッジ部品4はそれぞれ、一側が開口したクリップを含む。中空断面体として設計された第1及び第2フレーム要素2、3が、形状嵌めによって配列されて各ブリッジ部品4に溶接される。第1及び第2フレーム要素2、3はそれぞれが、互いに対して実質的に直角に整合される。第1フレーム要素2が完全に短手部材からなる一方、第2フレーム要素3は完全に長手部材からなることが考えられる。この場合、ブリッジ部品4をシート構造物1の各コーナーに配列して、第1及び第2フレーム要素2、3は、対応する第1及び第2フレーム要素2、3を接続するべく、互いに接続する必要がある。
第1及び第2フレーム要素2、3それぞれには、シート被覆材7の固定フック9が係止されるフック形状受容要素8が設けられる。フック形状受容要素8はいずれの場合も、第1及び第2フレーム要素2、3に一体的に形成される。
シート構造物1を構成するには、第1及び第2フレーム要素2、3は、所望の形状及び寸法を与えるように正確な長さに切断してブリッジ部品4に接合するだけでよい。このようにして、シート構造物1をモジュラー式に構成することが可能となるので、特定車両タイプの任意の所望搭載空間構成に対し、単純な態様で整合させることができる。それと同時に、個々のフレーム要素2、3の及びブリッジ部品4の設計を同一のままとして、多数の異なる設計のシート構造物1のために使用することができる。このようにして、シート構造物1及びそれに基づく車両シート5それぞれの製造コストを、先行技術よりも低減することができる。
図4は、図3に示された本発明のさらなる例示の実施形態に係るシート構造物1の、模式的な詳細図を示す。詳細図は、図1に示された第1又は第2フレーム要素2、3を貫通する断面を示す。これにはさらに、クッション6及びシート被覆材7がすでに設けられている。第1又は第2フレーム要素2、3は、板状材料をロール成形することによって製造された中空断面体であることがわかる。この配列において、中空断面体は、ロールされた板状材料が接合される接合継ぎ目10を有する。本発明によれば、中空断面体は、板状材料のフランジが接合継ぎ目10から突出して角度が付けられるように設計される。この突出しかつ角度が付けられたフランジが受容要素8を形成する。
車両シート5を製造するべく、シート構造物1には、クッション6、特に発泡体材料からなるクッションが設けられる。シート被覆材7(シートカバーとしても設計される)がその後、クッション6を覆うように引き伸ばされる。シート被覆材7は、車両シート5の下側において受容要素8に係止されるだけの固定フック9に接続される。これが意味するのは、シート被覆材7もまた、モジュラー設計として単純な態様で任意設計のシート構造物1に固定できるということである。
図5は、本発明のさらなる例示の実施形態に係る車両シート5の模式的な図を示す。車両シート5は、クッション6及びシート被覆材7によって覆われた上述のシート構造物1を有する。このように構成された着座面部分11に加え、車両シート5は、バックレスト12及びヘッドレスト13を含む。バックレスト12も同様に、上述のようにしてモジュラーシート構造物1から構成することが考えられる。代替的に、図5に示される車両シート5にもまた、図1に示されるシート構造物1を設けることができる。
1 シート構造物
2 第1フレーム要素
3 第2フレーム要素
4 ブリッジ部品
5 車両シート
6 クッション
7 シート被覆材
8 受容要素
9 固定フック
10 接合継ぎ目
11 着座面部分
12 バックレスト
13 ヘッドレスト
14 ベースプレート
15 フック留め要素

Claims (14)

  1. 車両シート(5)用のシート構造物(1)であって、
    前記シート構造物(1)は、
    少なくとも一つの第1フレーム要素(2)を有し、
    前記少なくとも一つの第1フレーム要素(2)からモジュラー式に構成され、
    モジュラー式のシート被覆材(7)に接続可能であり、
    前記シート被覆材(7)を固定するための少なくとも一つのフック形状の受容要素(8)が前記第1フレーム要素(2)に一体的に形成されるシート構造物(1)。
  2. 車両シート(5)用のシート構造物(1)であって、
    前記シート構造物(1)は、互いに対して一定角度に配列された少なくとも一つの第1フレーム要素(2)及び少なくとも一つの第2フレーム要素(3)を含み、
    前記シート構造物(1)はさらにブリッジ部品(4)を有し、
    前記第1フレーム要素(2)及び前記第2フレーム要素(3)は前記ブリッジ部品(4)によって互いに接続され、
    シート被覆材(7)を固定するための少なくとも一つのフック形状の受容要素(8)が、前記ブリッジ部品(4)に一体的に、前記第1フレーム要素(2)に一体的に、及び/又は前記第2フレーム要素(3)に一体的に形成されるシート構造物(1)。
  3. 前記ブリッジ部品(4)は、第1及び第2フレーム要素(2、3)を互いに接続するコーナー接続器を含む請求項2に記載のシート構造物(1)。
  4. 前記第1及び第2フレーム要素(2、3)は実質的に直角に整合され、
    前記ブリッジ部品(4)は、前記第1及び第2フレーム要素(2、3)の端領域を受容するべく一側が開口したクリップを含む請求項3に記載のシート構造物(1)。
  5. 前記第1フレーム要素(2)及び/又は前記第2フレーム要素(3)は中空断面体として設計される請求項1から4のいずれか一項に記載のシート構造物(1)。
  6. 前記中空断面体は、曲がった板状材料から、特に金属板から製造され、
    特に、前記中空断面体は、前記板状材料のロール成形及び/又はスタンピングによって作られる請求項5に記載のシート構造物(1)。
  7. 前記板状材料のフランジには角度が付けられ、
    角度が付けられた前記フランジは前記受容要素(8)を取り囲む請求項6に記載のシート構造物(1)。
  8. 前記シート構造物(1)は、さらなる第1フレーム要素(2)、さらなる第2フレーム要素(3)、及び/又はさらなるブリッジ部品(4)を有する請求項1から7のいずれか一項に記載のシート構造物(1)。
  9. 前記シート構造物(1)は、前記第1フレーム要素(2)、前記第2フレーム要素(3)、前記ブリッジ部品(4)、さらなる第1フレーム要素(2)、さらなる第2フレーム要素(3)、及び/又はさらなるブリッジ部品(4)からモジュラー式に構成される請求項1から8のいずれか一項に記載のシート構造物(1)。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載のシート構造物(1)を有する車両シート(5)であって、
    前記車両シート(5)はシート被覆材(7)を有し、
    前記シート被覆材(7)は、少なくとも一つの固定フック(9)によって前記受容要素(8)の少なくとも一つに固定される車両シート(5)。
  11. 前記シート被覆材(7)及び前記シート構造物(1)間には発泡体クッション(6)の少なくとも一部が配列される請求項10に記載の車両シート(5)。
  12. 特に請求項10又は11のいずれかに記載された車両シート(5)を製造する方法であって、
    第1方法ステップにおいて第1フレーム要素(2)が利用可能とされ、
    第2方法ステップにおいて前記第1フレーム要素(2)が一定長さに切断され及び/又は曲げられ、
    第4方法ステップにおいてシート被覆材(7)が、前記シート被覆材(7)に接続された固定フック(9)を、前記第1フレーム要素(2)に一体的に形成された受容要素(8)に係止することによって嵌められる方法。
  13. 特に請求項10又は11のいずれかに記載された車両シート(5)を製造する方法であって、
    第1方法ステップにおいて第1フレーム要素(2)及び第2フレーム要素(3)が利用可能とされ、
    第2方法ステップにおいて前記第1フレーム要素(2)及び/又は前記第2フレーム要素(3)は一定長さに切断され、
    第3方法ステップにおいて前記第1フレーム要素(2)及び前記第2フレーム要素(3)は互いに一定角度をなして、ブリッジ部品(4)によって接続され、
    第4方法ステップにおいてシート被覆材(7)が、前記シート被覆材(7)に接続された固定フック(9)を、前記第1フレーム要素(2)に一体的に、前記第2フレーム要素(3)に一体的に、及び/又は前記ブリッジ部品(4)に一体的に形成された受容要素(8)に係止することによって嵌められる方法。
  14. 前記第1及び/又は第2フレーム要素(2、3)は、第1方法ステップにおいて板状材料をロール成形及び/又はスタンピングすることによって中空断面体の形態に製造される請求項12又は13に記載の方法。
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