JP2016525083A - 2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルハロゲン化物、その製造および使用 - Google Patents

2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルハロゲン化物、その製造および使用 Download PDF

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Abstract

本発明は、式(I)〔式中、Xは、F、Cl、Br、I、有利にClから選択されている〕の2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルハロゲン化物およびその混合物、前記2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルハロゲン化物の製造法、式(II)の2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボン酸エステルを製造するための前記2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルハロゲン化物の使用、式(III)の2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボキサミドを製造するための前記2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルハロゲン化物の使用、ならびにアミンをブロックするための作用物質としての2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルハロゲン化物の使用に関する。

Description

本発明は、式(I)
Figure 2016525083
〔式中、Xは、F、Cl、Br、Iから選択されている〕の2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルハロゲン化物およびその混合物、前記2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルハロゲン化物の製造法、式(II)
Figure 2016525083
〔式中、R1は、直鎖状、分枝鎖状または環状のC1〜C12アルキル基、C6〜C10アリール基、C6〜C12アラルキル基およびC6〜C12アルカリール基から選択されている〕の2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボン酸エステルを製造するための前記2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルハロゲン化物の使用、式(III)
Figure 2016525083
〔式中、R1およびR2は、そのつど互いに独立して、H、直鎖状、分枝鎖状または環状のC1〜C12アルキル基、C6〜C10アリール基、C6〜C12アラルキル基およびC6〜C12アルカリール基から選択されている〕の2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボキサミドを製造するための前記2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルハロゲン化物の使用、ならびにアミンをブロックするための作用物質(薬剤)としての前記2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルハロゲン化物の使用に関する。
構造的に同様の化合物は、既に先行技術に公知である。例えば、国際公開第2004/003001号A1には、一般式(IV)
Figure 2016525083
〔式中、R1およびR2は、互いに独立した基であってよく、R1+R2は、Oであるか、またはCR1+R2は、3〜6員のシクロアルキル基であってよい〕の化合物が記載されている。R4は、水素、直鎖状もしくは分枝鎖状のC1〜C8アルキル、C5〜C12シクロアルキルまたはC6〜C15アリールであってよい。R3は、直鎖状もしくは分枝鎖状のC1〜C8アルキルまたはC6〜C15アリールであってよい。一般に、国際公開第2004/003001号A1には、タイプ(VI)のエナンチオマーの酵素によるラセミ体分離が記載されているが、しかし、前記化合物の合成は、指摘されていない。
欧州特許出願公開第1941946号明細書A1には、とりわけ、一定のジ置換有機カーボネートを製造するためのカルボニトリド触媒の使用が記載されている。前記のジ置換有機カーボネートは、一般式(V)
Figure 2016525083
〔式中、R10およびR11は、互いに独立して、任意の置換基から選択されている〕の化合物であってよい。前記置換基の考えられうる意味は、アルキル、アリール、ヘテロアリールおよびエステル基CO2Aであり、ここで、Aは、順番にアルキルまたはアリール、例えば、直鎖状または分枝鎖状のC1〜C6アルキル、好ましくはC1〜C3アルキル、特に好ましくはメチルまたはエチルであってよい。しかし、2−オキソ−1,3−ジオキソラン系の合成については、述べられていない。
特開2006−003433号公報には、一般式(VI)
Figure 2016525083
〔式中、Rは、H、ヒドロキシル基、シアノ基、カルボン酸基、任意に置換された芳香環、直鎖状、分枝鎖状もしくは環状のアルキル基、アシル基またはエステル基である〕の化合物を含む、液晶表示素子のためのシーリング組成物が開示されている。2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボン酸(R=COOH)も述べられている。
欧州特許出願公開第0001088号明細書A1には、とりわけ、一般式(VII)
Figure 2016525083
〔式中、RはHまたはCH3であることができる〕の2−オキソ−1,3−ジオキソランが記載されている。
欧州特許出願公開第2397474号明細書A1には、式(VIII)
Figure 2016525083
〔式中、R1は、好ましくは、MeもしくはEtであってよいか、またはn−1の最大で置換されていてよいn価の基、さらに2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボキシル基であってよい〕の2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボン酸エステル、相応するエポキシドのカルボキシル化による前記2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボン酸エステルの製造法、当該2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボン酸エステルのエステル交換反応のための方法、ならびにヒドロキシウレタンを製造するための、前記2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボン酸エステルの使用およびアミンをブロックするための末端基としての、当該2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボン酸エステルの使用が記載されている。
米国特許第2010/0317838号明細書A1には、式(IX)
Figure 2016525083
〔式中、Zは、Oであることができ、およびnは、0であることができ、および基W1またはW1aの少なくとも1つは、保護されたグリコシドを含み、ならびにそのつどの基W1およびW1aは、互いに独立して、とりわけ、アミド基であってもよい〕の化合物が記載されている。
ポリイソシアネートをベースとするポリウレタンは、先行技術に属する。前記ポリウレタンは、例えば、接着剤、シーラント、注型用組成物、腐食防止剤として使用され、および塗装に使用される。こうして得られた、硬化された組成物の高い耐酸性、耐アルカリ性および耐化学薬品性は、有利である。しかし、モノマーの低分子量(ポリ)イソシアネート化合物は、殊に当該化合物が易揮発性または易移行性である場合には、毒物学的に非相容性である。
ポリウレタン系は、毒物学的に相容性である環状カーボネート化合物から出発して得られてもよい。したがって、例えば、グリセロールカーボネート(4−(ヒドロキシメチル)−2−オキソ−1,3−ジオキソラン)は、化粧品においてしばしば使用されており、すなわち、当該化合物は、非毒性である。
環状カーボネート化合物は、開環を伴ってアミンと反応し、とりわけ、ヒドロキシウレタンを生じる(下記の反応スキームを参照のこと):
Figure 2016525083
グリセロールカーボネートをベースとする系の欠点は、反応経路A、BおよびCをもたらす低い位置選択性と、室温での前記系の比較的低い反応性と、および開環速度を増大させる触媒が、既に形成された生成物の部分的分解を生じうる逆反応も明らかに促進させるという事実とにある。
前述の欧州特許出願公開第2397474号明細書A1において、前記問題は、Rでエーテル基ではなくエステル基を使用することによって、部分的に解決された。この電子求引性基は、反応速度を著しい増加、および反応経路Aの選択をもたらした。形成された第2のヒドロキシウレタン[I]の場合には、逆反応は、観察されなかった。しかし、分子内に2個以上の2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボキシル基を含む結合剤の製造は、困難である。それというのも、この製造は、エステル交換反応により行なわれ、その間に、シクロカーボネート環が攻撃されることもありうるからである。
前述された米国特許第2010/0317838号明細書A1は、前記開環反応がRの性質とは無関係である印象を与える(エステル基またはアミド基を等しく含んでいてよい、請求項1の化合物の開環に向けられている、米国特許第2010/0317838号明細書A1の請求項17を参照のこと)。しかし、この印象は、かなり誤解されやすい。
第一に、数々の研究が実施され(H.Tomita,F.Sanda,T.Endo,Journal of Polymer Science:Part A:Polymer Chemistry,Vol.39,3678−3685(2001))、それらの研究によれば、基Rで4位で置換されている2−オキソ−1,3−ジオキソランとアミンとの反応性は、順番に:R=Me<R=H<R=Ph<R=CH2OPh<<R=CF3で増加する。
第二に、前述の欧州特許出願公開第2397474号明細書A1の生成物の場合には、ポリマー主鎖がエステル結合によって付着され、すなわち、下記の反応スキームにおけるRは、ポリマー主鎖を意味し、開環(硬化)反応は、非反応性アルコールの形の主鎖の脱離をもたらすエステル結合の一定量のアミノリシスによって達成される。
Figure 2016525083
2011年12月22日の優先権を持つ、2012年11月14日に出願されたPCT国際出願EP第2012/072589号中に開示されたようなアミドの場合には、アミノリシス自体が不可能である。任意のアミノ交換反応が行なわれた場合には、形成されたアミンは、反応性硬化剤として振る舞うことができ、さらに環状カーボネート基を攻撃するであろう。こうして、生成物の架橋および硬化は、よりいっそう高度になる。このことは、下記の反応スキームから当然の結果として生じる。
Figure 2016525083
このことは、−4−カルボン酸エステルを上回る−4−カルボキサミドの明らかな利点である。しかし、前述されたPCT国際出願EP第2012/072589号中の−4−カルボキサミド誘導体は、例えば、毒性イソシアネートを使用することによって合成された(当該PCT国際出願の実施例9を参照のこと):
Figure 2016525083
本発明の目的は、上記先行技術の欠点の少なくとも幾つかを本質的に回避させることであった。大まかに言えば、前記目的は、電子求引性基を有する、他の選択可能な方法による2−オキソ−1,3−ジオキソラン系を提供することであった。殊に、前記目的は、毒物学的に相容性であり、容易に入手可能であり、およびアルコールとアミンに対してより高い反応性を有する2−オキソ−1,3−ジオキソラン系を提供することであり、その結果、前述の−4−カルボキサミドおよび−4−カルボン酸エステルは、容易に合成されることもあり得る。
この目的は、独立請求項の特徴を持って達成された。独立請求項は、好ましい実施態様に関連する。
本発明は、式(I)
Figure 2016525083
〔式中、Xは、F、Cl、Br、Iから選択されている〕の2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルハロゲン化物およびその混合物を提供する。本発明の好ましい実施態様において、Xは、Clである。(2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルハロゲン化物は、2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボニルハロゲン化物と呼称されてもよい。)
また、本発明は、上記に記載したような2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルハロゲン化物の製造法を提供し、ここで、式(X)
Figure 2016525083
の2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボン酸は、ハロゲン化剤と反応される。好ましい実施態様において、前記ハロゲン化剤は、SOCl2である。
前記ハロゲン化反応は、好ましくは、溶剤なしに、高められた温度で実施される。殊に、ハロゲン化は、好ましくは、約60℃で触媒としてのジメチルホルムアミドの存在下に実施される。
上記のハロゲン化反応における重要中間体は、2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボン酸であり、当該化合物の合成は、前述されたPCT国際出願EP第2012/072589号中に記載されている。1つの実施態様において、2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボン酸は、式(II − R1=Me)の2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボン酸エステルを酸性媒体中、好ましくは酢酸水溶液中で加水分解することによって製造されうる。さらに、他の実施態様によれば、2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボン酸は、N−オキシドで仲介された酸化によりグリセロールカーボネート(4−(ヒドロキシメチル)−2−オキソ−1,3−ジオキソラン)を酸化することによって製造されうる(参考例1および2を参照のこと)。
さらに、また、本発明は、式(II)
Figure 2016525083
〔式中、R1は、直鎖状、分枝鎖状または環状のC1〜C12アルキル基、C6〜C10アリール基、C6〜C12アラルキル基およびC6〜C12アルカリール基から選択されている〕の2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボン酸エステルを製造するための、本発明の2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルハロゲン化物の使用を提供する。R1は、2〜6(好ましくは、2〜3)の原子価を有する基であってもよく、この基は、1〜5個(好ましくは、1〜2個)のさらなる2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボン酸エステル基で置換されている。R1がポリオール、例えば少糖類または多糖類に由来することもあり得る。
また、本発明は、式(III)
Figure 2016525083
〔式中、R1およびR2は、そのつど互いに独立して、H、直鎖状、分枝鎖状または環状のC1〜C12アルキル基、C6〜C10アリール基、C6〜C12アラルキル基およびC6〜C12アルカリール基から選択されているか、または当該のR1およびR2が結合されているN原子と一緒になって、5〜8員環を形成する〕2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボキサミドを製造するための、本発明の2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルハロゲン化物の使用を提供する。R2は、2〜6(好ましくは、2〜3)の原子価を有する基であってもよく、この基は、1〜5個(好ましくは、1〜2個)のさらなる2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボキサミド基で置換されている。R1がポリアミドに由来することもあり得る。
最後に、本発明は、アミンをブロックするための作用物質(薬剤)として、すなわち、末端基(いわゆる、“末端キャップ(end cap)”)としての、本発明の2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルハロゲン化物の使用を提供する。このことは、また、常用のアミン架橋されたポリウレタン系に対して重要なことである。それというのも、イソシアネート過剰が毒物学的に容認できないものである一方、アミン過剰は、変色をもたらしうるからである。
さらに、本発明を、下記の実施例に言及することにより、より詳細に説明する。

例1(参考例):4−メトキシカルボニル−2−オキソ−1,3−ジオキソランの酸加水分解
Figure 2016525083
4−メトキシカルボニル−2−オキソ−1,3−ジオキソラン73g(0.5モル)(欧州特許出願公開第2397474号明細書A1)を、水11g(0.55モル)および酢酸48g(0.8モル)と一緒にして、還流下に3時間加熱した。次に、混合物をシクロヘキサンに添加し、分離された油を注意深く、全揮発性成分から遊離し、および残留物を、無色の結晶性沈殿物が形成されるまで、塩化メチレンと一緒に微粉砕した。沈殿物をジエチルエーテルで洗浄し、および真空中で乾燥させた。これは、2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボン酸を生じた。
Figure 2016525083
例2(参考例):グリセロールカーボネートのN−オキシドで仲介された酸化
Figure 2016525083
(JOC 2003;68;第4999頁以降と同様の方法)グリセロールカーボネート118.1g(1モル)、炭酸水素ナトリウム168g(2モル)、トリクロロイソシアヌル酸232g(1モル)、水18g(1モル)、TEMPO1.5g(0.01モル)(2,2,6,6,−テトラメチルピペリジン−1−オキシル)およびNaBr5g(0.05モル)を、攪拌しながら0℃でアセトン1.5 l中に導入した。混合物を放置し、室温へ昇温させ、およびさらに12時間攪拌し、その後にろ別した。ろ液を蒸発によって濃縮させた。生じる油をクロロホルムと一緒にして還流下に加熱した。これは、2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボン酸を97%の収率で生じた。
例3:2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルクロリドの合成
Figure 2016525083
乾燥させたN2の雰囲気下での乾燥したシュレンクチューブ(dry schlenk tube)中で、2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボン酸2.5g(0.019モル)、新たに蒸留した塩化チオニル2.5g(0.021モル)およびジメチルホルムアミド0.115mlを、澄明な溶液が形成されるまで、50℃へ加熱した。反応混合物を2時間60℃へ加熱した。DMFおよび過剰の塩化チオニルを真空中で除去した後、2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルクロリドを定量的な収率で無色の液体として得た。
Figure 2016525083
例4:2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルクロリドの反応性
Figure 2016525083
乾燥させたN2の雰囲気下での乾燥したシュレンクチューブ(dry schlenk tube)中で、2−オキソ−1,3−ジオキソランアシルクロリド2.86g(0.019モル)にメタノール0.73g(0.023モル)を注意深く添加した。発熱反応中に、HClガスの放出が観察された。反応を冷水浴を用いて室温へ冷却し、過剰のMeOHを真空中で除去し、および2−オキソ−1,3−ジオキソランカルボン酸メチルエステルを定量的な収率で得た。分析データは、2−オキソ−1,3−ジオキソランカルボン酸メチルエステルの公知のデータと一致する。
例5:2−オキソ−1,3−ジオキソランアシルクロリドの反応性
Figure 2016525083
乾燥させたN2の雰囲気下での乾燥したシュレンクフラスコ(dry schlenk flask)中で、2−オキソ−1,3−ジオキソランカルボニルクロリド2.86g(0.019モル)を無水THF20mlで希釈し、および氷浴を用いて0〜4℃へ冷却した。滴下漏斗中で、n−ブチルアミン0.019モルおよびトリエチルアミン2.31g(0.019モル)を混合し、および無水THF10mlで希釈した。この混合物を0〜4℃で酸クロリドに注意深く添加した。直ちに、Et3NClの白色の沈殿物が形成された。反応混合物を0〜4℃で1時間攪拌し、およびさらに室温で12時間攪拌した。沈殿物をろ別し、溶剤を真空中で除去した。N−n−ブチル−2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボキサミドを褐色の油として96%の収率で得た。分析データは、2−オキソ−1,3−ジオキソランカルボン酸およびn−ブチルイソシアネートから製造されたN−n−ブチル−2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボキサミドの公知のデータと一致する。
例6:2−オキソ−1,3−ジオキソランアシルクロリドの反応性
Figure 2016525083
乾燥させたN2の雰囲気下での乾燥したシュレンクフラスコ(dry schlenk flask)中で、2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボニルクロリド2.86g(0.019モル)を無水THF10mlで希釈し、および氷浴を用いて0〜4℃へ冷却した。滴下漏斗中で、シクロヘキシルアミン1.88g(0.019モル)およびトリエチルアミン2.31g(0.019モル)を混合し、および無水THF20mlで希釈した。この混合物を0〜4℃で酸クロリドに注意深く添加した。直ちに、Et3NClの白色の沈殿物が形成された。反応混合物を0〜4℃で1時間攪拌し、およびさらに室温で12時間攪拌した。沈殿物をろ別し、溶剤を真空中で除去した。N−シクロヘキシル−2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボキサミドをベージュ色の粉末として94%の収率で得た。分析データは、2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボン酸およびシクロヘキシルイソシアネートから製造されたN−シクロヘキシル−2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボキサミドの公知のデータと一致する。
例7:2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルクロリドからの多官能性結合剤の形成および硬化
Figure 2016525083
乾燥させたN2の雰囲気下での乾燥したシュレンクフラスコ(dry schlenk flask)中で、2−オキソ−1,3−ジオキソランカルボニルクロリド30.10g(0.2モル)(“CYCAクロリド”)を無水THF70mlで希釈し、および氷浴を用いて0〜4℃へ冷却した。滴下漏斗中で、ポリエーテルアミンT 403 29.33g(BASF SE、0.2モル)およびトリエチルアミン24.29g(0.24モル)を混合し、および無水THF40mlで希釈した。この混合物を0〜4℃で酸クロリドに注意深く添加した。直ちに、Et3NClの白色の沈殿物が形成された。反応混合物を0〜4℃で1時間攪拌し、およびさらに室温で12時間攪拌した。沈殿物をろ別し、溶剤を真空中で除去した。三官能性生成物を赤褐色の油として、ほとんど定量的な収率で得た。
Figure 2016525083
方法を同様にポリエーテルアミンT 5000(BASF SE)またはJeffamine T 3000(Huntsman)を用いて実施した。性質は、下記の第1表中にまとめられている:
Figure 2016525083
生じる生成物は、異なるアミンで硬化させることができ、安定したヒドロキシポリウレタンフィルムを生じる。結果は、下記の第2表中にまとめられている:
Figure 2016525083
シクロカーボネート官能性結合剤は、トリアミンではなくてトリオール(例えば、Lupranol(登録商標)1301または2048)を用いて2−オキソ−1,3−ジオキソランカルボニルクロリドから製造されてもよい。
例8:2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルクロリドからの多官能性結合剤の形成および硬化
また、シクロカーボネート官能性結合剤を、トリアミンではなくてトリオール(例えば、Lupranol(登録商標)1301または2048、BASF SE)を用いて2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボニルクロリドから製造した。
Figure 2016525083
乾燥させたN2の雰囲気下での乾燥したシュレンクフラスコ(dry schlenk flask)中で、2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルクロリド10.00g(0.07モル)を無水THF200mlで希釈し、および氷浴を用いて0〜4℃へ冷却した。滴下漏斗中で、Lupranol 2048 88.18g(BASF SE、0.07モル)およびトリエチルアミン8.00g(0.08モル)を混合し、および無水THF50mlで希釈した。この混合物を0〜4℃で酸クロリドに注意深く添加した。直ちに、Et3NClの白色の沈殿物が形成された。反応混合物を0〜4℃で1時間攪拌し、およびさらに室温で12時間攪拌した。沈殿物をろ別し、溶剤を真空中で除去した。三官能性生成物を赤褐色の油として、ほとんど定量的な収率で得た。(Lupranol 1301は、同様に使用されうる。)
Figure 2016525083
生じる生成物を、その後に異なるアミンで硬化させてヒドロキシ−ポリウレタンフィルムを生じさせた。結果は、下記の第3表中にまとめられている:
Figure 2016525083
トリアミンベースの生成物中のアミド基と比べてエステル基のより低い安定性の結果、より乏しい硬化挙動が観察され、およびより少ない安定性のフィルムが得られる。

Claims (11)

  1. 式(I)
    Figure 2016525083
    〔式中、Xは、F、Cl、Br、Iから選択されている〕の2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルハロゲン化物およびその混合物。
  2. XがClである、請求項1記載の2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルハロゲン化物。
  3. 請求項1または2に記載された2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルハロゲン化物の製造法であって、式(X)
    Figure 2016525083
    の2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボン酸をハロゲン化剤と反応させる、前記方法。
  4. 前記ハロゲン化剤は、SOCl2である、請求項3記載の方法。
  5. 反応を、高められた温度で溶剤なしに実施することを特徴とする、請求項4記載の方法。
  6. ハロゲン化を、触媒としてのジメチルホルムアミドの存在下に約60℃で実施することを特徴とする、請求項5記載の方法。
  7. 式(II)
    Figure 2016525083
    〔式中、R1は、直鎖状、分枝鎖状または環状のC1〜C12アルキル基、C6〜C10アリール基、C6〜C12アラルキル基およびC6〜C12アルカリール基から選択されている〕の2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボン酸エステルを製造するための、請求項1または2に記載された2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルハロゲン化物の使用。
  8. 式(II)〔式中、R1は、2〜6の原子価を有する基であり、この基は、1〜5個のさらなる2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボン酸エステル基で置換されている〕の2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボン酸エステルを製造するための、請求項1または2に記載された2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルハロゲン化物の使用。
  9. 式(III)
    Figure 2016525083
    〔式中、R1およびR2は、そのつど互いに独立して、H、直鎖状、分枝鎖状または環状のC1〜C12アルキル基、C6〜C10アリール基、C6〜C12アラルキル基およびC6〜C12アルカリール基から選択されているか、または当該R1およびR2が結合されているN原子と一緒になって、5〜8員環を形成する〕の2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボキサミドを製造するための、請求項1または2に記載された2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルハロゲン化物の使用。
  10. 式(III)〔式中、R2は、2〜6の原子価を有する基であり、この基は、1〜5個のさらなる2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボキサミド基で置換されている〕の2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−カルボキサミドを製造するための、請求項1または2に記載された2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルハロゲン化物の使用。
  11. アミンをブロックする作用物質としての、請求項1または2に記載された2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−アシルハロゲン化物の使用。
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