JP2016520304A - 人工食品ケーシング、その除去方法、及びその製造方法 - Google Patents

人工食品ケーシング、その除去方法、及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、人工食品ケーシング、該人工食品ケーシングを除去する方法及び該人工食品ケーシングを製造する方法に関する。【選択図】なし

Description

本発明は、人工食品ケーシングと、該人工食品ケーシングを除去する方法と、に関する。本発明はまた、該人工食品ケーシングを製造する方法に関する。
セルロース、プラスチック、及び織物といった人工材料を基にした食品ケーシングは、多様な種類のソーセージ等の食品の製造に数十年にわたり用いられてきた。
ソーセージ製品等の食品の準備、例えば充填及び調理、の後、非食用材料を含む人工食品ケーシングは、最終食品が包装される前に、食品の表面から人工食品ケーシングを剥がすことにより除去される。ケーシングを剥がすために、自動剥離機がしばしば用いられる。品質及び食品安全性の理由から、剥離後、ケーシングが食品の表面から完全に除去されていることが重要である。しかしながら、時々、人工食品ケーシングが剥離プロセス中に破断し、人工ケーシングの断片が食品の表面に残存することがある。
人工食品ケーシング、例えばプラスチック及びセルロースを基にしたケーシングは、肉エマルション又は食品のその他の材料が充填された際に完全に透明であり得て、これにより、剥離後に食品表面に残存したケーシングの断片が検出不可能になる。
現在、剥離作業の品質をチェック可能にするために、色付き又は縞模様のケーシング、すなわち可視顔料を含む食品ケーシングがしばしば利用される。ただし、どちらのケーシングにも短所がある。ケーシングが色付きの場合、調理又は燻煙中にソーセージの色を確認又は制御することは不可能である。ケーシングが縞模様の場合、縞模様の外側の領域のケーシングの断片が食品の表面に残存し検出不可能となる可能性がある。
本発明の目的は、人工食品ケーシング、食品の表面から該人工食品ケーシングを除去する方法、及び該人工食品ケーシングを製造する方法を提供することである。
本発明は、請求項1に記載の人工食品ケーシングに関する。
本発明は更に、請求項11に記載の人工食品ケーシングを除去する方法に関する。
本発明は更に、請求項12又は14に記載の人工食品ケーシングを製造する方法に関する。
ここで、本発明の実施形態を詳細に参照する。
本発明は、紫外線検出可能成分を含む人工食品ケーシングに関する。
この文脈において、用語「人工食品ケーシング」は、食品に適した食品ケーシングを指すものとして理解されるべきである。
一の実施形態において、人工食品ケーシングは再生セルロースを含む。
一の実施形態において、人工食品ケーシングはセルロースを基にした食品ケーシングである。
一の実施形態において、人工食品ケーシングは筒状の、セルロースを基にした食品ケーシングである。
一の実施形態において、セルロースを基にした食品ケーシングは繊維状補強を含む。
一の実施形態において、セルロースを基にした食品ケーシングは、内側面と外側面を含む繊維状補強と、前記繊維状補強の前記外側面上の外側層及び/又は前記繊維状補強の前記内側面上の内側層と、を含み、前記外側層及び/又は前記内側層が再生セルロースを含む。
一の実施形態において、人工食品ケーシングはプラスチックを含む。
この文脈において、用語「プラスチック」は、食品ケーシングでの利用に適したあらゆる種類のプラスチックを指すものとして理解されるべきである。ポリアミド又はPVDC、ならびにこれらの混合物等のプラスチックが、食品ケーシングに広く用いられている。
一の実施形態において、人工食品ケーシングは織物を含む。
この文脈において、用語「織物」は、例えば天然繊維、麻、絹、羊毛、改質天然繊維、合成繊維、又はこれらの任意の組み合わせ、を含む織物を指すものとして理解されるべきである。
一の実施形態において、人工食品ケーシングは筒状である。
この文脈において、用語「紫外線検出可能成分」は、紫外光源で照明された際に可視光を発光する任意の成分を指すものとして理解されるべきである。
一の実施形態において、紫外線検出可能成分は紫外光のもとで光輝性である。
一の実施形態において、紫外線検出可能成分は紫外光のもとで蛍光性である。
紫外線検出可能成分の正確な化学組成は特に限定されない。それは紫外線検出可能であれば、例えば顔料、染料、インク、化学化合物、蛍光色素、又はこれらの任意の組み合わせであり得る。
紫外線検出可能成分は、食品安全性に関する任意の要件を満たすように選択され得る。
一の実施形態において、紫外線検出可能成分は紫外線検出可能顔料である。
この文脈において、用語「紫外線検出可能顔料」は、紫外光源で照明された際に可視光を発光する任意の顔料を指すものとして理解されるべきである。
一の実施形態において、紫外線検出可能顔料は紫外光のもとで光輝性である。
一の実施形態において、紫外線検出可能顔料は紫外光のもとで蛍光性である。
多様な紫外線検出可能顔料、例えばLumilux(例えばLumilux Yellow−orange CD 130、Red CD 106、Red CD 331、Blue CD 164、CWR C 120 R、又はYellow CD 382)及びRadGloの商品名で販売されている蛍光顔料が市販されている。
紫外線検出可能顔料は、食品安全性に関する任意の要件を満たすように選択され得る。
一の実施形態において、紫外線検出可能顔料は有機紫外線検出可能顔料である。
一の実施形態において、紫外線検出可能顔料はポリエステル/アミドを基にした顔料である。
一の実施形態において、紫外線検出可能成分又は顔料は光学的光沢剤である。
光学的光沢剤は光学的増白材としても知られ、典型的には、紫外光を吸収して青色領域、典型的には波長が400〜470nm、の可視光を発光する染料等の成分である。多様な光学的光沢剤、例えばビス(ベンゾオキサゾール)及びブチルベンゾオキサゾール、誘導体、スチルベン誘導体及びエテニル誘導体を含む様々なベンゾオキサゾールが利用可能である。この実施形態は、光学的光沢剤が明るく、容易に入手可能で、コスト効果が高いという利点がある。その上、これらは無色又は事実上無色であり、紫外光源による照明がなければヒトの目では気付かれない。
この文脈において、用語「光学的光沢剤」は蛍光漂白剤を含むものとして理解されるべきである。紫外線検出可能成分は光学的光沢剤と蛍光漂白剤との任意の混合物であってもよい。
一の実施形態において、光学的光沢剤はベンゾオキサゾール誘導体である。
一の実施形態において、光学的光沢剤は2,5−チオフェンジイルビス(5−tert−ブチル−1,3−ベンゾオキサゾール)(ベンゾオキサゾール,2,2’−(2,5−チオフェンジイル)ビス[5−(1,1−ジメチルエチル)]−)又はその誘導体である。
一の実施形態において、人工食品ケーシングは紫外線検出可能顔料、光学的光沢剤、又はこれらの混合物を含む。
一の実施形態において、紫外線検出可能成分は人工食品ケーシングの外側面及び/又は人工食品ケーシングの内側面に印刷される。
紫外線検出可能成分の量は、紫外線検出可能成分から発光される可視光を検出し、それにより食品の表面に残存する人工食品ケーシングの断片を発見するのに十分となるように調整され得る。正確な量は、具体的な紫外線検出可能成分に基づいて選択され得る。
一の実施形態において、人工食品ケーシングは、人工食品ケーシングの総乾燥重量に対して10重量%以下、5重量%以下、又は3重量%以下、又は2重量%以下、又は1重量%以下の紫外線検出可能成分を含む。
一の実施形態において、人工食品ケーシングはセルロースを基にした食品ケーシングであり、セルロースを基にした食品ケーシングに含まれる再生セルロースの総乾燥重量に対して10重量%以下、5重量%以下、又は3重量%以下、又は2重量%以下、又は1重量%以下の紫外線検出可能成分を含む。
一の実施形態において、人工食品ケーシングは、セルロースを基にした食品ケーシングに含まれる再生セルロースの総乾燥重量に対して10重量%以下、5重量%以下、又は3重量%以下、又は2重量%以下、又は1重量%以下の紫外線検出可能顔料を含む。
一の実施形態において、人工食品ケーシングは、人工食品ケーシングの総乾燥重量に対して10重量%以下、5重量%以下、又は3重量%以下、又は2重量%以下、又は1重量%以下の、2,5−チオフェンジイルビス(5−tert−ブチル−1,3−ベンゾオキサゾール)のような光学的光沢剤を含む。
一の実施形態において、人工食品ケーシングはセルロースを基にした食品ケーシングであり、セルロースを基にした食品ケーシングに含まれる再生セルロースの総乾燥重量に対して10重量%以下、5重量%以下、又は3重量%以下、又は2重量%以下、又は1重量%以下の、2,5−チオフェンジイルビス(5−tert−ブチル−1,3−ベンゾオキサゾール)のような光学的光沢剤を含む。
一の実施形態において、人工食品ケーシングは、人工食品ケーシングの総乾燥重量に対して約0.1〜1%、又は約0.3〜0.8重量%、又は約0.5〜0.8重量%、又は約0.5重量%以上、又は約0.6重量%以上、又は約0.7重量%以上、又は約0.8重量%以上の、2,5−チオフェンジイルビス(5−tert−ブチル−1,3−ベンゾオキサゾール)のような光学的光沢剤を含む。
一の実施形態において、人工食品ケーシングはセルロースを基にした食品ケーシングであり、セルロースを基にした食品ケーシングに含まれる再生セルロースの総乾燥重量に対して約0.1〜1重量%、又は約0.3〜0.8重量%、又は約0.5〜0.8重量%、又は約0.5重量%以上、又は約0.6重量%以上、又は約0.7重量%以上、又は約0.8重量%以上の、2,5−チオフェンジイルビス(5−tert−ブチル−1,3−ベンゾオキサゾール)のような光学的光沢剤を含む。
一の実施形態において、人工食品ケーシング又はその一部は、顔料によって更に染色又は印刷される。例えば、生産者のロゴ、その他の画像、文章、又はその他の情報がケーシング上に印刷又は染色され得る。人工食品ケーシングの一部の印刷又は染色は、人工食品ケーシングの外観を向上し得る、又は人工食品ケーシング又は任意の食品の製造及び/又は加工の補助となり得る。
一の実施形態において、紫外線検出可能成分は人工食品ケーシングの外側面及び/又は内側面の略全体にわたって延出する。この実施形態は、例えば人工食品ケーシングの外側面及び/又は内側面の略全体に紫外線検出可能成分を含むインクで印刷を行うことによって製造され得る。
一の実施形態において、紫外線検出可能成分は人工食品ケーシングの外側面の略全体にわたって延出する。
一の実施形態において、紫外線検出可能成分は人工食品ケーシングの内側面の略全体にわたって延出する。
一の実施形態において、紫外線検出可能成分は人工食品ケーシングの全体に分布される。この実施形態は、例えば人工食品ケーシングの押出に先立って紫外線検出可能成分を人工食品ケーシングの材料に混合することによって製造され得る。
一の実施形態において、紫外線検出可能成分は人工食品ケーシングの全体に均一に分布される。
一の実施形態において、紫外線検出可能成分は事実上無色である。
一の実施形態において、紫外線検出可能成分は昼光又は周辺光の条件下で事実上無色である。
この文脈において、用語「昼光」は日中の屋外での直接的又は間接的な日光を指すものとして理解されるべきである。
この文脈において、用語「周辺光」は自然に得られる室内の全般照明、例えば日光や、電球又は蛍光灯によって提供される人工光、を指すものとして理解されるべきである。
一の実施形態において、人工食品ケーシングは可視光に対して事実上透明である。この実施形態は食品の色が人工食品ケーシングを通じて明確に視認可能であり、それにより食品の調製中、例えば調理又は燻煙中、に確認又は制御が可能となるという更なる利便性を有する。
一の実施形態において、人工食品ケーシングは食品の表面上に配置された際に可視光に対して事実上透明である。
一の実施形態において、人工食品ケーシングの略全域が可視光に対して事実上透明である。
一の実施形態において、人工食品ケーシングはひだのない、又は圧縮されていない形状において事実上透明である。
一の実施形態において、人工食品ケーシングの最大又は平均可視光透過率は、50%T超、又は60%T超、又は70%T超、又は80%T超、又は85%T超、又は90%T超、又は95%T超、又は98%T超である。
人工食品ケーシングの透過率は、例えば膜に適した分光光度計を用いて測定され得る。
一の実施形態において、人工食品ケーシングは事実上無色である。
一の実施形態において、人工食品ケーシングは昼光又は周辺光の条件下で事実上無色である。
人工食品ケーシングの色は、例えば膜に適した濃度計を用いて測定され得る。
一の実施形態において、紫外線検出可能成分及び人工食品ケーシングは事実上無色である。
一の実施形態において、人工食品ケーシングは、筒状の、セルロースを基にした食品ケーシングであり、紫外線検出可能顔料はポリエステル/アミドを基にした顔料である。
本発明は、本発明の1以上の実施形態に係る人工食品ケーシングを食品の表面から除去する方法に関し、ステップa)人工食品ケーシングを食品の表面から剥がすことと、ステップb)ステップa)から取得可能な食品の表面を紫外光源で照明することと、ステップc)紫外線検出可能成分から発光される可視光を検出することで、食品の表面に残存する人工食品ケーシングのあらゆる断片を発見することと、ステップd)食品の表面から人工食品ケーシングのあらゆる残存する断片を除去することと、を含む。
上記方法の文脈において、用語「本発明の1以上の実施形態に係る人工食品ケーシング」は、本明細書に記載の紫外線検出可能成分を含む人工食品ケーシングの実施形態のうち任意のものを指し得る。
この文脈において、用語「紫外光源」は、紫外光のあらゆる人工光源を指すものとして理解されるべきである。このような紫外光源は、紫外線ランプ又はブラックライト、蛍光灯、ガス放電灯、LED、又は紫外光を発光するレーザー、であり得る。
紫外線検出可能成分から発光される可視光は、例えば操作者又はセンサーによって視覚的に検出され得る。
一の実施形態において、該方法は以下のステップを以下、ステップa)人工食品ケーシングを食品の表面から剥がすことと、ステップb)ステップa)から取得可能な食品の表面を紫外光源で照明することと、ステップc)紫外線検出可能成分から発光される可視光を検出することで、食品の表面に残存する人工食品ケーシングのあらゆる断片を発見することと、ステップd)食品の表面から人工食品ケーシングのあらゆる残存する断片を除去すること、の順番で含む。
一の実施形態において、方法は、ステップa)人工食品ケーシングを食品の表面から剥がすことと、ステップb)ステップa)から取得可能な食品の表面を紫外光源で照明することと、ステップc)紫外線検出可能成分から発光される可視光を検出することで、食品の表面に残存する人工食品ケーシングのあらゆる断片を発見することと、ステップd)食品の表面から人工食品ケーシングのあらゆる残存する断片を除去することと、を含む。
一の実施形態において、本発明の1以上の実施形態に係る人工食品ケーシングを食品の表面から除去する方法は、ステップa)人工食品ケーシングに、食品の原料を充填し、任意で食品を調整することと、ステップb)人工食品ケーシングを、ステップa)から得ることのできる食品の表面から剥がすことと、ステップc)ステップb)から取得可能な食品の表面を紫外光源で照明することと、ステップd)紫外線検出可能成分から発光される可視光を検出することで、食品の表面に残存する人工食品ケーシングのあらゆる断片を発見することと、ステップe)食品の表面から人工食品ケーシングのあらゆる残存する断片を除去することと、を含む。
一の実施形態において、食品の原料は、肉を挽く、混ぜる、刻む、及び/又は乳化することによって製造された肉エマルション、及び任意でその他の添加剤を含む。
ステップa)における食品の調製は、食品を閉塞、結合、及び/又はタイピング(typing)、燻煙及び/又は調理、及び/又は冷却するステップのうち任意のものを含み得る。
一の実施形態において、食品はソーセージ製品である。
一の実施形態において、食品は小型のソーセージ製品である。小型のソーセージ製品は、例えばフランクフルト、ホットドッグ、ビアソーセージ、ミニサラミ、及び同様の皮なしソーセージを含み得る。
本発明は更に、本発明の1以上の実施形態に係る人工食品ケーシングを製造する方法に関し、該方法は、ステップa)前記人工食品ケーシングの材料と紫外線検出可能成分を混合して混合物を得ることと、ステップb)ステップa)から得ることのできる前記混合物を押出して人工食品ケーシングにすることと、を含む。
一の実施形態において、人工食品ケーシングの材料はビスコースを含む。
一の実施形態において、人工食品ケーシングの材料はプラスチックを含む。
一の実施形態において、本発明の1以上の実施形態に係るセルロースを基にした食品ケーシングを製造する方法は、ステップa)ビスコースと紫外線検出可能成分とを混合して混合物を得ることと、ステップb)ステップa)から得ることのできる前記混合物を押出してセルロースを基にした食品ケーシングにすることと、を含む。
人工食品ケーシングを製造する方法、又は人工食品ケーシングを除去する方法の文脈において、紫外線検出可能成分は本明細書に記載の任意の紫外線検出可能成分であり得ることが理解されるべきである。一の実施形態において、紫外線検出可能成分は紫外線検出可能顔料である。一の実施形態において、紫外線検出可能成分は光学的光沢剤である。
一の実施形態において、本発明の1以上の実施形態に係る筒状のセルロースを基にした食品ケーシングを製造する方法は、ステップa)ビスコースと紫外線検出可能成分とを混合して混合物を得ることと、ステップb)ステップa)から得ることのできる前記混合物を押出して筒状のセルロースを基にした食品ケーシングにすることと、を含む。
一の実施形態において、該方法は、ステップc)ステップb)から得ることのできるセルロースを基にした食品ケーシングを凝固させて洗浄することを更に含む。
一の実施形態において、該方法は、ステップc)ステップb)から得ることのできる筒状のセルロースを基にした食品ケーシングを凝固させて洗浄することを更に含む。
一の実施形態において、該方法は、ステップd)ステップc)から得ることのできるセルロースを基にした食品ケーシングを乾燥及び/又は硬化させることを更に含む。
一の実施形態において、該方法は、ステップd)ステップc)から得ることのできる筒状のセルロースを基にした食品ケーシングを乾燥及び/又は硬化させることを更に含む。
本発明は、更に、本発明の1以上の実施形態に係る人工食品ケーシングを製造する方法に関し、該方法は、ステップa)人工食品ケーシングの材料を含む混合物を押出して人工食品ケーシングにすることと、ステップb)ステップa)から得ることのできる人工食品ケーシングの外側面及び/又は内側面に紫外線検出可能成分で印刷することと、を含む。
人工食品ケーシングを製造する方法の文脈において、紫外線検出可能成分は本明細書に記載の任意の紫外線検出可能成分であり得ることが理解されるべきである。一の実施形態において、紫外線検出可能成分は紫外線検出可能顔料である。一の実施形態において、紫外線検出可能成分は光学的光沢剤である。
食品ケーシングにインクで印刷する方法は、当該技術分野で周知である。
一の実施形態において、人工食品ケーシングの材料はビスコースを含む。
一の実施形態において、人工食品ケーシングの材料はプラスチックを含む。
本発明は、更に、本発明の1以上の実施形態に係る製造する方法によって得ることのできるセルロースを基にした食品ケーシングに関する。
本発明の実施形態は複数の利点を有する。紫外線検出可能成分を含む人工食品ケーシングの、あらゆる残存する断片が、人工食品ケーシングを食品の表面から剥がした後、紫外光を用いて容易に検出及び発見される。これは、オペレーターによって視覚的に行うこともできるし、適切なセンサー装置を用いて検出を自動化することもできる。このように発見された、人工食品ケーシングのあらゆる残存する断片は、その後食品の表面から除去され得る。人工食品ケーシングに色付きの顔料を含める必要がないことから、加工中、食品の燻煙及び調理を適切に評価することが可能である。更に、紫外線検出可能成分は人工食品ケーシング及び/又はそれを用いて生産される食品の製造及び加工に伴うステップのいずれも妨害しない。
以上に記載された本発明の実施形態は、互いに任意の組み合わせで用いられ得る。実施形態のうちいくつかは、組み合わせられて本発明の更なる実施形態を成し得る。本発明に係る製品、方法、又は利用は、以上に記載された本発明の実施形態の1以上を含み得る。
以下に、本発明が更に詳細に説明される。以下の説明では、当業者が本開示を基に本発明を利用可能となる程度に詳細に、本発明の一部の実施形態及び実施例が開示される。ステップの多くは当業者にとっては本明細書に基づいて自明であるため、実施形態の全てのステップが詳述されるわけではない。以下の実施例は小規模な研究室内で実行されたものであるが、当業者であれば実施例を所望の規模にすることが可能である。
実施例1
ビスコースと、RadGloの商品名で販売されている紫外光下で検出可能な有機顔料を含む組成物とを混合し、ビスコースと有機顔料とを含む混合物を押出して筒状のセルロースを基にした食品ケーシングにすることにより、筒状のセルロースを基にした食品ケーシングが製造された。筒状のセルロースを基にした食品ケーシングはその後、周知の方法を用いて、凝固、再生、洗浄、及び乾燥によって処理された。
上述のように調製された別の筒状のセルロースを基にした食品ケーシングは、セルロースを基にした食品ケーシングに含まれる再生セルロースの総乾燥重量に基づいて1.87重量%の、有機顔料を含む組成物(組成物中に有機顔料1.57%、及び添加剤0.3%が存在する)を含んだ。
実施例2
筒状のセルロースを基にした食品ケーシングが、ビスコースを含む混合物を押出して筒状のセルロースを基にした食品ケーシングにすることで製造された。筒状のセルロースを基にした食品ケーシングはその後、周知の方法を用いて、凝固、再生、洗浄、及び乾燥ステップによって処理された。
溶液が、有機顔料組成物と透明の紫外線検出不可能なラッカーとを含む溶液の総重量に基づいて4重量%の有機顔料を含むように、紫外光下で検出可能な有機顔料を含む組成物が、透明の紫外線検出不可能なラッカーに溶解された。
溶液は、周知の方法を用いて、2cc/mの被覆率で、筒状のセルロースを基にした食品ケーシングの表面に印刷された。
実施例3
実施例1に記載のとおりに調製された人工ケーシングの色が、Hunterlab MiniScan XE Plus分光光度計を用いて、製造者の取扱説明書に従って測定された。片面の測定で、以下の値が記録された:
L値:97.1
a値:−2.01
b値:2.01
実施例4
実施例1に記載のとおりに調製された人工ケーシングの透過率が、X−Rite 361T透過濃度計を用いて測定された。約95.5%の透過率に相当する、0.02Dの光学濃度値が測定された。比較として、対応する色付き(青色)のケーシングの光学濃度値は、約39.8%の透過率に相当する0.4Dであった。
実施例5
光学的光沢剤(2,5−チオフェンジイルビス(5−tert−ブチル−1,3−ベンゾオキサゾール)、MPI Bright 100、MPI Chemie BV(オランダ)製)7.25%を含む水性分散液が調製され、持続的な撹拌のもとで維持された。
セルロースを基にした食品ケーシング内に存在する乾物重量に対して0.8重量%の光学的光沢剤を含む、筒状のセルロースを基にした食品ケーシングが調製された。セルロースを基にした食品ケーシングの製造中に、カラーミキサー経由で光学的光沢剤の水性分散液がビスコースに注入された(流量:10cc/分);この点を除いては、セルロースを基にした食品ケーシングは上述のとおりに製造された。
ビスコースの押出中、及び押出後に、光学的光沢剤はケーシング上で可視でなかった。
乾燥後、セルロースを基にしたケーシングはわずかに乳白色の外見を有した。
実施例6
セルロースを基にした食品ケーシング内に存在する乾物重量に対して0.5重量%の光学的光沢剤を含む、筒状のセルロースを基にした食品ケーシングが実施例5に記載のとおりに調製された。分散液はカラーミキサー(流量:6cc/分)経由でビスコースに注入された;この点を除いては、セルロースを基にした食品ケーシングは上述のとおりに製造された。
ビスコースの押出中、及び押出後に、光学的光沢剤はケーシング上で可視でなかった。
乾燥後、セルロースを基にしたケーシングはわずかに乳白色の外見を有した。
実施例7
実施例5で調製されたセルロースを基にした食品ケーシングを紫外光に当てたとき、蛍光発光が明らかに可視であった。また、実施例6で調製されたセルロースを基にした食品ケーシングを紫外光に当てたとき、蛍光発光が明らかに可視であった。参照用ケーシング(紫外線検出可能成分を含まない比較用のセルロースを基にした食品ケーシング)では、紫外光は何の効果ももたらさなかった。
肉を充填した後、実施例5及び6で調製されたセルロースを基にした食品ケーシングは、紫外光による照明がなければヒトの目では検出不可能であった。
実施例5及び6で調製されたセルロースを基にした食品ケーシングは、UVセンサー(Keyence製)を用いて検出された。参照用ケーシングについて、UVセンサーの測定値は200であった。UV成分を含むセルロースを基にした食品ケーシング(実施例1及び2に記載のとおり調製)について、UVセンサーの測定値は1400であった。実施例6で調製されたケーシングについて、測定値は1600であった。光学的光沢剤を0.8%含む、実施例5で調製されたケーシングは、4000もの測定値を有した。実施例5と6で調製されたセルロースを基にしたケーシングと、参照用のケーシングとの間の差は、UVセンサー又はカメラによる検出を可能にするのに十分に大きい。
同じセルロースを基にした食品ケーシングにソーセージを充填したものに行った試験では、測定値はやや低くなったものの、UVセンサー又はカメラによる検出には十分であった。
技術の進歩に伴い、本発明の基本的な思想が多様な形で実装され得ることは、当業者にとっては自明である。すなわち、本発明とその実施形態は、上述の実施例によって限定されるものではなく、特許請求の範囲の中で変化し得る。

Claims (17)

  1. 人工食品ケーシングであって、紫外線検出可能成分を含む、人工食品ケーシング。
  2. 請求項1に記載の人工食品ケーシングであって、前記人工食品ケーシングは、再生セルロース、プラスチック、又は織物を含む、人工食品ケーシング。
  3. 請求項1又は2に記載の人工食品ケーシングであって、前記人工食品ケーシングは、セルロースを基にした食品ケーシングである、人工食品ケーシング。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の人工食品ケーシングであって、前記食品ケーシングは、筒状である、人工食品ケーシング。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の人工食品ケーシングであって、前記人工食品ケーシングは、内側面と外側面を有する繊維状補強と、前記繊維状補強の前記外側面上の外側層及び/又は前記繊維状補強の前記内側面上の内側層と、を含み、前記外側層及び/又は前記内側層は、再生セルロースを含む、人工食品ケーシング。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の人工食品ケーシングであって、前記紫外線検出可能成分は、紫外光のもとで光輝性又は蛍光性である、人工食品ケーシング。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の人工食品ケーシングであって、前記紫外線検出可能成分は、前記人工食品ケーシングの前記外側面及び/又は前記内側面の略全体にわたって延出する、人工食品ケーシング。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の人工食品ケーシングであって、前記紫外線検出可能成分は、前記人工食品ケーシングの全体に分布される、人工食品ケーシング。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の人工食品ケーシングであって、前記人工食品ケーシングは、可視光に対して事実上透明である、人工食品ケーシング。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の人工食品ケーシングであって、前記紫外線検出可能成分及び/又は前記人工食品ケーシングは、事実上無色である、人工食品ケーシング。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の人工食品ケーシングを食品の表面から除去する方法であって、
    ステップa)前記人工食品ケーシングを前記食品の表面から剥がすことと、
    ステップb)ステップa)から取得可能な前記食品の表面を紫外光源で照明することと、
    ステップc)前記紫外線検出可能成分から発光される可視光を検出することで、前記食品の表面に残存する前記人工食品ケーシングのあらゆる断片を発見することと、
    ステップd)前記食品の表面から前記人工食品ケーシングのあらゆる残存する断片を除去することと、
    を含む、方法。
  12. 請求項1〜10のいずれかに記載の人工食品ケーシングを製造する方法であって、
    ステップa)前記人工食品ケーシングの材料と紫外線検出可能成分を混合して混合物を得ることと、
    ステップb)ステップa)から得ることのできる前記混合物を押出して人工食品ケーシングにすることと、
    を含む、方法。
  13. 請求項12に記載の方法であって、前記方法は、
    ステップa)ビスコースと紫外線検出可能成分とを混合して混合物を得ることと、
    ステップb)ステップa)で得られた前記混合物を押出してセルロースを基にした食品ケーシングにすることと、
    を含む、方法。
  14. 請求項1〜10のいずれかに記載の人工食品ケーシングを製造する方法であって、
    ステップa)前記人工食品ケーシングの材料を含む混合物を押出して人工食品ケーシングにすることと、
    ステップb)ステップa)から得ることのできる前記人工食品ケーシングの前記外側面及び/又は前記内側面に紫外線検出可能成分で印刷することと、
    を含む、方法。
  15. 請求項12又は14に記載の方法であって、前記人工食品ケーシングの前記材料は、ビスコース又はプラスチックを含む、方法。
  16. 前記紫外線検出可能成分は、紫外線検出可能顔料である、請求項1〜10のいずれかに記載の人工食品ケーシング、又は請求項11〜15のいずれかに記載の方法。
  17. 前記紫外線検出可能成分は、光学的光沢剤である、請求項1〜10又は16のいずれかに記載の人工食品ケーシング、又は請求項11〜16のいずれかに記載の方法。
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