JP2016518569A - 真空断熱体の製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、真空気密箔(1)又は箔連結部及び扁平なフィルタ材料(5)、特に空気透過性であるが粉末状充填材料(4)に対しては不透過性である単層又は多層不織布で作られた真空断熱体(真空断熱パネル;VIP)を製造する方法に関する。扁平フィルタ材料(5)を縁部のところで真空気密箔(1)にしっかりと連結して連結縁部(6)がどのような場合でも粉状充填材料(4)にとって不透過性であるようにする。かくして、真空気密箔(1)と扁平フィルタ材料(5)との間に受け入れ空間(7)を作る。この受け入れ空間(7)を充填装置(9)の充填要素(8)によって充填する。充填要素(8)は、扁平フィルタ材料(5)を貫通する。充填を完了させた後、充填要素(8)を扁平フィルタ材料(5)から引き抜き、扁平フィルタ材料(5)を関係する場所のところで再び閉鎖する。このようにして作られたフィルム(1)及び扁平フィルタ材料(5)並びに受け入れ空間(7)内に入っている充填材料(4)を含む複合体を全体として低い圧力の状態にし、そして受け入れ空間(7)及び受け入れ空間内に入っている充填材料(4)を扁平フィルタ材料(5)経由でガス抜きする。次に、そして真空を更に維持しながら、真空気密フィルム(1)を縁部の周りにぐるりとしっかりと閉じて連結縁部(10)が空気に対して不透過性であるようにし、かくして受け入れ空間(7)を全体として気密状態に閉鎖する。【選択図】図1

Description

本発明は、真空断熱体(真空断熱パネル;VIP)を製造する方法に関する。
排気処理された断熱材料は、非排気処理状態の従来型断熱材料の熱伝導率の1/5〜1/20である熱伝導率を達成している。これら排気処理型断熱材料は、温度に敏感な製品のためのコンパクトな断熱度の高い輸送容器、高度に断熱された冷蔵及び冷凍機器又は建物用の薄くて平べったい断熱構造体を製作するために用いられる場合がある。かかる排気処理型断熱体は、真空断熱体と通称されており、或いは、これらがシート形態である場合、真空断熱パネル、即ち略してVIPとも呼ばれている。この用語は、以下において、これら真空断熱体について用いられる。
真空断熱体のコアには、粉末プレート、粉末充填物、連続気泡フォーム又はガラス繊維材料の形態をした耐圧縮性材料が適している。パウダープレート(powder plate)又はばらばらの粉末から成る特に断熱性のコアは又、通常、粉塵の生成を減少させるよう空気透過性ポリエステル不織布で包み込まれる。これは、粉塵が真空チャンバ内における排気操作中に逃げ出るのを阻止すると共に連結縁部及び/又は真空チャンバのところの封止シームが汚染状態になるのを阻止するようになっている。
溶融石英(シリカ)粉末の充填が行われたVIPは、細孔構造を有し、かかるVIPは、比較的高いガス圧力の実現を可能にし、この場合、残留ガスの熱伝導率が役割を果たすことはない。かくして、これら微孔質材料の場合、熱伝導率を0.003〜0.005W/mKにするのに1〜10mbarの真空しか必要としない。ウェーハのように薄いアルミニウム蒸着被膜しか備えていないハイバリヤフィルム(high barrier film)と呼ばれる特別な真空気密フィルムから成るエンベロープは、コア材料中のガス圧力が1年で約1mbarしか上昇しないようにする。しかしながら、粉末充填が行われたVIPに関する既存の製造プロセスは、比較的多大な労力を必要とし、しかもこれを完全に自動化することができない。
欧州特許第1,926,931(B1)号明細書は、以下の方法ステップを含むVIPの製造方法を開示しており、即ち、先ず最初に、粉末を一端部が開き且つハイバリヤフィルムから成る袋内に充填する。次に、空気に対して透過性であるが、粉末に対しては透過性ではない扁平なフィルタ材料を開口部の付近でフィルム袋の内側に締結し、袋の内部がほこり止め状態で閉鎖されるが、空気は逃げ出ることができるようにする。その後、内部空間を排気し、最終的に、袋を排気状態で封止する。排気中、細かい粉末粒子は、ガス流が強い場合であっても袋開口部内に設けられたフィルタ材料によって袋内に完全に保持され、その結果、真空チャンバ及び連結縁部のところの封止シームは、汚染されないようになっている。
欧州特許第1,926,931(B1)号明細書
この公知方法の場合、粉末は、充填管の助けにより空になっている袋の充填開口部を経て重力の影響を受けて袋の内部中に落下するようになる。充填管を引き抜くと、粉末による封止領域の汚染が生じる場合があり、その結果、特にフィルタ不織布又は別法としてハイバリヤフィルムによる残りの開口部の次の封止には欠陥が生じる場合がある。
本発明の教示は、粉末状充填材料による連結縁部の封止シームの汚染が確実に回避されるように真空断熱体を製造する公知の方法を改良するという課題に取り組む。
請求項1の記載によれば、真空断熱体(真空断熱パネル;VIP)の製造方法は、次の方法ステップ、即ち、
a)真空気密フィルム又はフィルム連結部を用意するステップと、
b)空気に対して透過性であるが粉末状充填材料に対しては透過性ではない扁平なフィルタ材料を用意するステップと、
c)扁平なフィルタ材料を縁部のところで真空気密フィルム又はフィルム連結部にしっかりと連結して扁平フィルタ材料と真空気密フィルム又はフィルム連結部との連結縁部がどのような場合でも粉状充填材料に対して透過性ではないようにするステップと、
d)一方において真空気密フィルム又はフィルム連結部及び他方において扁平フィルタ材料を、充填材料を充填することができ且つ外部に対して閉鎖される受け入れ空間が真空気密フィルム又はフィルム連結部と扁平フィルタ材料との間に得られるような仕方で配置するステップと、
e)扁平フィルタ材料を粉末状充填材料のための充填装置の充填要素によって貫通させるステップと、
f)高い周囲圧力の状態で、したがって具体的に言えば通常の大気圧下において、好ましくは周囲圧力よりも高い充填圧力下において充填要素を通って所望量の粉末状充填材料を受け入れ空間内に充填するステップと、
g)受け入れ空間の充填の完了後、充填要素を扁平フィルタ材料から引き抜き、扁平フィルタ材料を関係する場所のところで再び閉鎖するステップと、
h)真空気密フィルム又はフィルム連結部と、扁平フィルタ材料とを含み、更に受け入れ空間内に入っている充填材料を含む複合体を全体として方法ステップf)の周囲圧力よりも大幅に低い圧力(真空)の状態にし、それにより、受け入れ空間及び受け入れ空間内に入っている粉末状充填材料を扁平フィルタ材料経由でガス抜きするステップと、
i)真空を持続させた状態で、真空気密フィルム又はフィルム連結部を縁部の周りにぐるりとしっかりと密着させて連結縁部が空気に対して透過性ではないようにし、かくして受け入れ空間を全体として気密封止するステップとを含む。
本発明の方法を用いると、第1の真空気密フィルム及び扁平なフィルタ材料を含む複合体の袋形状の形態を達成することができ、その受け入れ空間は充填要素により扁平フィルタ材料を通して充填される。充填要素の引き抜き後、扁平フィルタ材料を関係する場所のところで再び閉じる。その結果得られた製品を完全に粉塵又はほこり止め状態で封止する。
本発明の方法の好ましい改造例及び開発例は、従属形式の請求項に記載された内容である。
例えば粉末充填物として、特に、溶融石英又は沈降シリカの微孔質シリカ粉末、パーライト粉末、特に更に発泡パーライト又は粉パーライトのパーライト粉末、ナノ及びマイクロポリマー粉末、微粉連続気泡有機フォームの粉末、短いガラス繊維を備えた注入可能なガラス繊維材料、エーロゲル又は他のナノ構造の粉末及び更に加圧粉末が好適であり、更に最高80%までの比率が再生材料から成る加圧粉末のシートが好適である。一般的に言って、熱輻射の通過を減少させるため、不透明剤も又、2〜50%の比率で、しかしながら特に15〜50%の比率でこれら粉末と混ぜ合わされる。不透明剤は、この場合、カーボンブラック、黒鉛、二酸化チタン、SiC又は酸化鉄であるのが良い。
好ましくは、単層又は多層不織布、例えばポリエステル不織布の扁平フィルタ材料が用いられる。これは、熱の影響下にある第1の真空気密フィルムの連結縁部のところのポリエチレン封止層に粉塵止めの状態で連結され、特に接着されるのが良い。
単位面積当たりの重量が20〜60g/m2の不織布が用いられるのが好ましく、不織布の単位面積当たりの全重量は、20〜120g/m2である。
充填要素の引き抜き後にそれ自体再封止状態になり、関係する場所のところでも充填材料に対して不透過性であるようになる種類の空気透過性材料が扁平フィルタ材料として用いられることが特に好ましい。単層又は多層の不織布も又、この機能について特に好都合に使用できる。しかしながら、変形例として、扁平フィルタ材料又は扁平フィルタ材料と真空気密フィルム又はフィルム連結部との間の連結縁部は、セルフシール弁を備え、方法ステップe)におけるフィルタ材料の貫通は、セルフシール弁によって又はセルフシール弁を通って実施されても良い。
充填要素の設計については種々の可能性がある。特に好ましくは、粉末状充填材料を受け入れ空間中に吹き込むことができるようにする手段としての好ましくは金属で作られた充填管を用いるのが良い。
原理的には、一方において真空気密フィルム又はフィルム連結部及び/又は他方において扁平フィルタ材料をいずれの場合においても製造されるべき真空断熱パネルに適したサイズの状態でもとから提供することが可能である。しかしながら、好ましくは、この方法では一方において真空気密フィルム又はフィルム連結部及び/又は他方において扁平フィルムがそれぞれ、ロール材料として提供され、次に連続して処理される。
方法ステップi)における製品の封止のため、第2の真空気密フィルム又はフィルム連結部を用い、次にこれを連結縁部のところで第1の真空気密フィルム又はフィルム連結部に空気不透過性状態で連結することが可能である。変形例として、単に、袋を第1の真空気密フィルム又はフィルム連結部によってその開放側部のところで封止すること、即ち、このように受け入れ空間を全体として気密状態に封止するために真空気密フィルム又はフィルム連結部を空気不透過性状態でそれ自体に連結するも又可能である。
粉末を貯蔵容器、例えばサイロ又は大型袋から供給するのが良く、その後、粉末は、プロセスゾーンを通り、そして適宜、混合及び/又は加熱ゾーンを通る。
インジェクタを通る粉末状充填材料の良好な流通を可能にするため、圧力を加えることによって流通具合を向上させることができる。バルク材料の流動化は、好ましくはバルク材料をインジェクタ中に導入する直前に空気又は他のなんらかのプロセスガスをバルク材料に送ることによって達成できる。このことは、バルク材料が貯蔵容器内では第1の密度の状態にあり、この密度を次に充填プロセス中に第2の密度に減少させ、そして最後に、排気中、第3の密度まで増大させ、この第3の密度は、好ましくは、第1の密度よりも少なくとも30%高いことを意味している。
フィルム層をシート状構造の縁部周りに少なくともぐるりと全体にわたって連結するのが良く、好ましくは熱溶接される。特に一体形VIPが製造されるべき場合にはいつでもこれで十分である。しかしながら、好ましくは、例えば多数のVIPがフィルム構造体内で同時に製造されるべき場合にはいつでも、外側溶接部内に他の溶接部も又存在しても良い。
層の溶接は、原理的には、任意所望の仕方で行われる。
特に、上記において扁平なフィルタ材料と呼ばれているポリエステル不織布の場合に考慮に入れる第1の好ましい方法順序では、方法ステップc)における連結縁部を真空気密フィルム又はフィルム連結部の外縁から内方に僅かな距離を置いたところに作り、方法ステップi)における連結縁部を方法ステップc)で作られた連結縁部の外部に少なくとも部分的に作ることが推奨できる。その結果、方法ステップc)及びi)で作られる連結縁部は、事実上、互いにすぐ隣りに位置する。
しかしながら、緊密に溶接できる他のシート状フィルタ材料の場合、変形例として、方法ステップi)における連結縁部は、方法ステップc)で作られた連結縁部上に作られても良い。
この場合、方法ステップi)の封止は、方法ステップc)で既に作られた連結縁部について行われる。この手順を例えばPP又はPE不織布で実施することができる。
自由形式の封止ツール又は制御されたスポット封止ツール、即ち、例えば、インパルスシール(熱衝撃封止)方式の溶接バーが連結縁部、特に方法ステップi)における連結縁部を作る上で考慮に入れられる。
封止シームの全ては、原理的には、同時に形成されるのが良い。しかしながら、好ましくは、2つ、3つ又は4つ以上の封止シームは、プロセス中、時々において次々に作られる。これは、特に多数のVIPがフィルム構造体中に同時に製造されるべき場合にはいつでもそうである。次に、フィルム構造体全体周りに延びる封止シームを第1の封止プロセスで作るのが良く、この場合、これら封止シームはかくして、最終のシームとはならず、個々のVIPを互いに分離する封止シームを別の封止プロセスで作るのが良く、したがって、この場合、これら封止シームは、最終のシームとなる。
粉末、特にシリカ粉末を60〜120kg/m3の初期密度で、例えばサイロ又は大型袋内の密度でプロセス中に導入するのが良く、この密度を次にプロセス内で当初更に減少させ、最後にこのプロセスで真空断熱体内の最終密度にし、この最終密度は、初期密度よりも少なくとも30%高い。
本発明の方法により、このプロセスはかくして、貯蔵サイロ又は大型貯蔵袋内の粉末状充填材料が最初は、中程度の密度であり、受け入れ空間内への充填の際、第2のこれよりも低い密度の状態にされ、受け入れ空間内への充填後、排気及び/又は機械的加圧によって第1の密度よりも大幅に高い第3の密度まで一斉に圧縮されるような仕方で進む。この場合、第2の密度は、第1の密度の約3/4〜1/4であり、好ましくは第1の密度の約1/2であることが好ましい。
排気は、原理的な任意所望の仕方で実施できる。しかしながら、好ましくは、排気は、低真空、次に高真空を引く二段法で行われる。この場合、排気は、好ましくは、真空チャンバ内で行われる。
受け入れ空間中への粉末の充填後、粉末の加圧が行われるのが良い。この場合、加圧は、排気前、排気中及び/又は排気後に実施できる。
いま、好ましい例示の実施形態を示すに過ぎない図面に基づき本発明について以下に詳細に説明する。改造例の好ましい可能性も又、この説明中に記載する。
非常に概略化した形態で単純化された、真空断熱体の受け入れ空間の充填における第1のステップの斜視図である。 図1の対応の記載における完全に充填された真空気密フィルムで作られた容器を示す図である。 図2の容器を真空チャンバ内に設けた状態で図である。 図2の容器を真空チャンバ内に位置させ、排気しそして加圧した状態で示す図である。 真空チャンバ内における対応の容器の別の例示の実施形態を示す図である。
真空断熱体(真空断熱パネル;VIP)を製造するために本発明の方法の最初の幾つかのステップの進め方を図1から確かめることができる。
第1の真空気密フィルム1又はフィルム連結部、即ち多層及び/又は被覆フィルムを用意する。図示の実施形態では、したがって、このフィルム1は、管状ハイバリヤフィルムであり、これは、例えば、アルミニウムで被覆されたプラスチックのウェーハのように薄いフィルムである。このフィルムは、多層形態のものであっても良い。このフィルムは、溶接部2によって管の下端部のところで真空気密的に既に閉じられている。その結果、管状真空気密フィルム1は、一種の袋を形成し、これは、頂部が開いている。全体として、真空気密フィルム1を含むこの袋は、VIP3の初期状態である。
図1は又、空気に対して透過性であるが粉末状充填材料4に対しては透過性ではなく、ここでは破線で表された扁平なフィルタ材料5を示している。この扁平フィルタ材料5は、扁平フィルタ材料5と真空気密フィルム1又はフィルム連結部との連結縁部6がどのような場合でも粉状充填材料に対して透過性ではなく、好ましくは特定の種類の連結方式の結果として空気に対しても透過性ではないような仕方で縁部が真空気密フィルム1又はフィルム連結部にしっかりと連結されている。かかる耐久性のある連結部をどのようにして作るかということについては本明細書の発明の概要の項で詳細に説明してある。熱溶接、超音波溶接及び/又は接着が特に考慮に入れられる。
図1で理解できるように、真空気密フィルム1と、扁平フィルタ材料5とを含む複合体が、粉末状充填材料4を充填することができるが外部に対して閉鎖される受け入れ空間7が真空気密フィルム1と扁平フィルタ材料5との間に得られるような仕方で配置されている。図1では、粉末状充填材料4の一部は受け入れ空間7中に既に充填されており、残りの受け入れ空間7は、依然として空である。受け入れ空間7の充填中に押し退けられた空気は、扁平フィルタ材料5を通って上方に逃げることができる。しかしながら、同伴された粉末状充填材料4は、フィルタ材料5によって受け入れ空間7内に保持される。
図1は又、粉末状充填材料4をどのようにして受け入れ空間7中に導入するかを明らかにしている。粉末状充填材料は、扁平フィルタ材料5を取り付ける前に導入されるのではなく、扁平フィルタ材料5を真空気密フィルム1又はフィルム連結部に取り付けた後に導入される。扁平フィルタ材料5を貫通する充填装置9の充填要素8がこの目的に役立つ。
図1は、高い周囲圧力の状態、したがって、特に通常の大気圧下おける状態を示している。これら境界条件下において、所望量の粉末状充填材料4は、周囲圧力よりも高い(幾分高い)充填圧力下において充填要素8を通って受け入れ空間7中に充填される。原理的には、周囲圧力での充填も又可能である。しかしながら、これは長い時間を必要とするので特に軽量充填材料4の場合には効果的ではない。
受け入れ空間7に所望の仕方で適量の粉末状充填材料4をいったん充填すると、充填作業を完了させる。充填要素8を扁平フィルタ材料5から引き抜き、扁平フィルタ材料を貫通した関係する場所のところで扁平フィルタ材料5を再び閉鎖する。
原理的には、幾つかの別々に加えられる作用により、関係する場所のところで扁平フィルタ材料5を好ましくは外部から再密封することが可能である。しかしながら、これは、それにもかかわらず粉末状充填材料4が外部に逃げ出る恐れを常に伴う。したがって、本発明の好ましい教示により、充填要素8の引き抜き後にそれ自体再封止状態になり、関係する場所のところでも充填材料4に対して不透過性であるようになる空気透過性材料が扁平フィルタ材料5として用いられる。
ランダムに配置されたフィルタ材料繊維を含むフィルタ材料は、特に、かかるセルフシール(自己封止)扁平フィルタ材料5である。これには、単層又は多層不織布、例えばポリエステル不織布が特に適している。具体的に言えば、この例は、本明細書の発明の概要の項に記載してある。
図示の好ましい実施形態は、扁平フィルタ材料5がこのようにしてセルフシール状態で設計されるだけでなく扁平フィルタ材料5がこの場合、チューブバルブ(チューブ空気弁)のようにセルフシール弁11を備えるような構成が存在する設計例を示している。扁平フィルタ材料5の通過は、弁11を通って行われる。充填要素8を引き抜くと、管状弁11は、扁平フィルタ材料5がこの場所でそれ自体再び封止状態になるように潰れる。これは、図2に概略的に示されている。
セルフシール弁11は又、例えば、扁平フィルタ材料5とフィルム1又はフィルム連結部の間の連結縁部6のところに埋め込まれても良い。
適当な設計例、特に用いられる粉末状充填材料4に好適な設計例は、充填要素8に役立つ。充填管が図示されており、これは、好ましくは金属から成るのが良い。
次にVIP3を製造する方法について引き続き説明する。ここまで請求項1の方法ステップa)〜g)について説明した。
次に、図3は、次の方法ステップを示している。フィルム1又はフィルム連結部と、扁平フィルタ材料5と、更に受け入れ空間7内に受け入れられた充填材料4とを含む複合体を全体として先の方法ステップにおける周囲圧力と比較して大幅に低い圧力(真空)の状態にする。この場合、扁平フィルタ材料を通って、受け入れ空間7及び受け入れ空間内に入っている粉末状充填材料4をこれら自体でガス抜きする。実際には、粉末状充填材料4の小さい個々の塊相互間の隙間を排気する。真空チャンバ12が図示されており、この真空チャンバ内には将来結果的に得られるVIP3が配置される。吸引引き出し連結部が真空チャンバ12の頂部のところに矢印で示されている。
作られたVIP3の頂部を真空気密フィルム1又はフィルム連結部によって形成された袋の開口部に連結し、フィルム1周りの空間を排気しなかった場合、袋の排気は、袋それ自体が押し固められるという作用効果を有する。
図示の例示の実施形態は、真空気密フィルム1によって形成されると共に扁平フィルタ材料5によって封止された袋を押し固めるのが加圧バー又は加圧ラム13によって行われる変形例を示している。これらは、真空チャンバ12内に配置されて袋をVIP3にとって後になって望ましい形態に加圧する。これは、容易に起こるが、その理由は、受け入れ空間7内には空気が事実上もはや存在しないからである。このため、袋の内部を粉末状充填材料4の見掛けの密度に押し固めることができる。これは全て、図3に概略的に示されている。加圧する方向が破線の矢印で示されている。
真空を持続させた状態で、真空気密フィルム1、即ち、形成途上にあるVIP3を最終的に縁部の周りにぐるりとしっかりと密着させてこの連結縁部10が空気に対して透過性ではないようにし、かくして受け入れ空間7を全体として気密封止する。
この操作は、図3から図4への移行において理解できる。連結縁部10を作るための一例としてホットシールバー14が図示されており、このホットシールバーは、加圧によって連結縁部10を作り、そして真空気密フィルム1又はフィルム連結部のそれ自体への気密連結状態を生じさせる。このように、VIP3の完成が達成される。この完成状態のVIPを真空チャンバ12から取り出すのが良い。
図5は、図4とは幾分異なる例示の実施形態を示している。図3及び図4の例示の実施形態では方法ステップi)において連結縁部10が真空気密フィルム1をそれ自体に連結することによって作られるが、図5の例示の実施形態では、方法ステップi)において、連結縁部10を一方において真空気密フィルム1又はフィルム連結部と他方において第2の真空気密フィルム15又はフィルム連結部との間に作る。その結果、真空気密フィルム1の開放端部のところには異なる付形を達成することができ、即ち、真空気密フィルム1又は連結部それ自体の単純な「押しつぶし」に対する制約が存在しない。ここでは、ホットシールバー14が好ましくは周辺に配置される。
図3及び図4は、本発明の方法の図示の例示の実施形態の特別な観点を示している。この場合、方法ステップc)における連結縁部6は、真空気密フィルム1又はフィルム連結部の外縁から内方に僅かな距離を置いたところに作られ、方法ステップi)における連結縁部10は、方法ステップc)で作られた連結縁部6の外部に少なくとも部分的に作られる。この手段により、真空気密フィルム1又は連結部の2つの表面相互間、即ち、1つ又は複数のハイバリヤフィルム(図5)の表面相互間の外側連結縁部10が直接作られるようになる。これは、この場合、いずれの場合においても、この連結縁部10の外側部分に当てはまる。これにより、材料の比較的長い長さにわたる場合においても少なくとも或る程度まで空気透過性である場合の多い扁平フィルタ材料5は、連結縁部10内に偶発的には位置しないようになる。本明細書の発明の概要の項で上述したように、この手順は、例えば、PET不織布の場合に推奨できる。
図4では、ホットシールバー14によって熱溶接によって作られた連結縁部10が理解でき、他方、図5では、連結縁部が破線と点線によってその位置でのみ示されている。と言うのは、この連結縁部は、ホットシールバー14によってここにはまだ作られていないからである。
扁平フィルタ材料5が特に熱溶接又は超音波溶接の場合にそれ自体完全に気密である材料である場合、方法ステップi)の連結縁部10を方法ステップc)で作られた連結縁部6上に作るというリスクを冒すことも又許容可能である。本明細書の発明の概要の項において説明したように、この手順は、例えばPE又はPP不織布の場合に採用可能である。
図示のヒートシールバー14に代えて、制御されたスポット封止ツール又は対応する他の封止ツールも又使用できる。特に、超音波システムも又、考慮に入れられる。
一方において真空気密フィルム1又はフィルム連結部及び他方において扁平フィルタ材料5の提供のため、先ず最初に、真空気密フィルム1又はフィルム連結部及び扁平フィルム5が製造されるべきVIP3に適したサイズで提供されるのが良い。しかしながら、変形例を挙げると、真空気密フィルム1又はフィルム連結部と扁平フィルタ材料5の両方をロール材料として提供し、そして連続的に処理するのが恐らくはむしろ好ましい。
封止シームの取り付けについては本明細書の発明の概要の項を参照されたい。特に、ロールから加工される比較的大きなフィルム1の場合、最終のシームではない周辺封止シームを扱うことが可能である。
VIP3を製造するための方法における受け入れ空間7の好都合であり且つ効果的な充填を保証するため、貯蔵サイロ又は大型貯蔵袋内の粉末状充填材料4は、最初は、中程度の密度であり、受け入れ空間7内への充填の際、第2のこれよりも低い密度の状態にされ、受け入れ空間7内への充填後、排気及び/又は機械的加圧によって第1の密度よりも大幅に高い第3の密度まで圧縮され、第2の密度は、好ましくは、第1の密度の約3/4〜1/4であり、好ましくは第1の密度の約1/2である方法が特に推奨できる。

Claims (11)

  1. 真空断熱体(真空断熱パネル;VIP)の製造方法であって、前記方法は、
    a)真空気密フィルム(1)又はフィルム連結部を用意するステップと、
    b)空気に対して透過性であるが粉末状充填材料(4)に対しては透過性ではない扁平フィルタ材料(5)を用意するステップと、
    c)前記扁平フィルタ材料(5)を縁部のところで前記真空気密フィルム(1)又はフィルム連結部にしっかりと連結して前記扁平フィルタ材料(5)と前記真空気密フィルム(1)又はフィルム連結部との連結縁部(6)がどのような場合でも前記粉状充填材料(4)に対して透過性ではないようにするステップと、
    d)一方において前記真空気密フィルム(1)又はフィルム連結部及び他方において前記扁平フィルタ材料(5)を、前記充填材料(4)を充填することができ且つ外部に対して閉鎖される受け入れ空間(7)が前記真空気密フィルム(1)又はフィルム連結部と前記扁平フィルタ材料(5)との間に得られるような仕方で配置するステップと、
    e)前記扁平フィルタ材料(5)を前記粉末状充填材料(4)のための充填装置(9)の充填要素(8)によって貫通させるステップと、
    f)高い周囲圧力の状態で、したがって具体的に言えば通常の大気圧下において、好ましくは前記周囲圧力よりも高い充填圧力下において前記充填要素(8)を通って所望量の粉末状充填材料(4)を前記受け入れ空間(7)内に充填するステップと、
    g)前記受け入れ空間(7)の前記充填の完了後、前記充填要素(8)を前記扁平フィルタ材料(5)から引き抜き、前記扁平フィルタ材料(5)を関係する場所のところで再び閉鎖するステップと、
    h)前記真空気密フィルム(1)又はフィルム連結部と、前記扁平フィルタ材料(5)とを含み、更に前記受け入れ空間(7)内に入っている前記充填材料(4)を含む複合体を全体として前記方法ステップf)の前記周囲圧力よりも大幅に低い圧力(真空)の状態にし、それにより、前記受け入れ空間(7)及び前記受け入れ空間内に入っている前記粉末状充填材料(4)を前記扁平フィルタ材料(5)経由でガス抜きするステップと、
    i)真空を持続させた状態で、前記真空気密フィルム(1)又はフィルム連結部を前記縁部の周りにぐるりとしっかりと密着させて前記連結縁部(10)が空気に対して透過性ではないようにし、かくして前記受け入れ空間(7)を全体として気密封止するステップとを含む、方法。
  2. 前記充填要素(8)の引き抜き後にそれ自体再封止状態になり、前記関係する場所のところでも前記充填材料(4)に対して不透過性であるようになる空気透過性材料を前記扁平フィルタ材料(5)として用いる、請求項1記載の方法。
  3. 単層又は多層不織布を前記扁平フィルタ材料(5)として用いる、請求項1又は2記載の方法。
  4. 前記扁平フィルタ材料(5)又は前記扁平フィルタ材料(5)と前記真空気密フィルム(1)又はフィルム連結部との間の前記連結縁部(6)は、セルフシール弁(11)を備え、前記方法ステップe)における前記扁平フィルタ材料(5)の前記貫通は、前記セルフシール弁(11)によって又は前記セルフシール弁(11)を通って実施される、請求項1〜3のうちいずれか一に記載の方法。
  5. 充填管、好ましくは金属で作られた充填管を前記充填要素(8)として用いる、請求項1〜4のうちいずれか一に記載の方法。
  6. 前記真空気密フィルム(1)又はフィルム連結部と前記扁平フィルム(5)の両方をそれぞれ、製造されるべき真空断熱パネルVIP(3)に適したサイズで提供し、或いは、
    前記真空気密フィルム(1)又はフィルム連結部と前記扁平フィルタ材料(5)の両方をロール材料として提供し、連続的に処理する、請求項1〜5のうちいずれか一に記載の方法。
  7. 前記方法ステップi)において、前記連結縁部(10)は、前記真空気密フィルム(1)又はフィルム連結部をそれ自体に連結することによって作られ、或いは、
    前記方法ステップi)において、前記連結縁部(10)は、前記真空気密フィルム(1)又はフィルム連結部と第2の真空気密フィルム(15)又はフィルム連結部との間に作られる、請求項1〜6のうちいずれか一に記載の方法。
  8. 前記方法ステップc)における前記連結縁部(6)は、前記真空気密フィルム(1)又はフィルム連結部の外縁から内方に僅かな距離を置いたところに作られ、前記方法ステップi)における前記連結縁部(10)は、前記方法ステップc)で作られた前記連結縁部(6)の外部に少なくとも部分的に作られる、請求項1〜7のうちいずれか一に記載の方法。
  9. 前記方法ステップi)における前記連結縁部(10)は、前記方法ステップc)で作られた前記連結縁部(6)上に作られる、請求項1〜7のうちいずれか一に記載の方法。
  10. 少なくとも前記方法ステップh)及びi)は、真空チャンバ(12)内で実施される、請求項1〜9のうちいずれか一に記載の方法。
  11. 貯蔵サイロ又は大型貯蔵袋内の前記粉末状充填材料(4)は、
    最初は、中程度の密度であり、
    前記受け入れ空間(7)内への充填の際、第2のこれよりも低い密度の状態にされ、
    前記受け入れ空間(7)内への前記充填後、排気及び/又は機械的加圧によって前記第1の密度よりも大幅に高い第3の密度まで一斉に圧縮され、
    第2の密度は、好ましくは、前記第1の密度の約3/4〜1/4であり、好ましくは前記第1の密度の約1/2である、請求項1〜10のうちいずれか一に記載の方法。
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