JP2016517833A5 - - Google Patents

Description

第二当接部１４は、好ましくは、板バネ１６の塑性変形を防止するように配置され、可動顎部１１が開位置にあるときに、こうして、板バネ１６は、弾性変形だけを被る。
第二当接部１４は、開位置を越えて可動顎部１１を開くための力の合力が板バネ１６の接線方向に及ぶように配置される。
これは、例えば保守作業中に、作業者が手動で保持装置を過剰に開くことを試みることによって塑性的に板バネ１６を変形させないことを保証する。

Claims (13)

1. 容器を保持するための保持装置であって、
   不動顎部（１０）と、
   前記容器を保持するための閉位置と前記容器を開放するための開位置との間を可動であるように前記不動顎部に取り付けられた可動顎部（１１）と、
   前記可動顎部を前記閉位置へ向けて付勢するように二つの前記顎部を共に接続する弾性要素と、を具備する装置において、
   前記弾性要素は、前記可動顎部を担持するために、前記不動顎部に固定された部分と前記可動顎部に固定された部分とを有する板バネ（１６）である、
   ことを特徴とする装置。
2. 前記不動顎部（１０）は、前記可動顎部の前記閉位置を確定する第一当接部（１３）を有する、ことを特徴とする請求項１に記載の装置。
3. 前記板バネ（１６）は、前記可動顎部（１１）が前記第一当接部（１３）回りの実質的に円形の通路に沿って前記閉位置近傍において移動するように配置される、ことを特徴とする請求項２に記載の装置。
4. 前記可動顎部（１１）が、前記第一当接部（１３）上に位置する第一回動中心回りに回動することによって前記閉位置から中間位置へ移動するように、かつ、前記第一回動中心及び前記容器に当接する前記顎部の部分の後側へ偏倚する第二回動中心回りに回動することによって前記中間位置から前記開位置へ移動するように、前記板バネ（１６）は配置される、
   ことを特徴とする請求項３に記載の装置。
5. 前記不動顎部（１０）は、前記可動顎部（１１）の前記開位置を確定する第二当接部（１４）を含み、
   前記不動顎部及び前記第二当接部は、前記可動顎部をその開位置を越えて開くための力が前記板バネ（１６）の接線方向に作用するように配置される、
   ことを特徴とする請求項１に記載の装置。
6. 前記可動顎部が前記不動顎部（１０）に関して前記開位置から前記閉位置へ移動するときに、保持される前記容器の中心へ向けられて前記不動顎部の長手方向に関して横断して延在する方向に沿うつかみ力を発生するように、前記可動顎部（１１）は配置される、
   ことを特徴とする請求項１に記載の装置。
7. 前記容器に当接する前記不動顎部（１０）の一部及び前記可動顎部（１１）の一部は、互いに平行に延在する、ことを特徴とする請求項１に記載の装置。
8. 前記容器に当接する前記不動顎部（１０）の一部は、前記容器に当接する前記可動顎部（１１）の一部の下方に延在する、ことを特徴とする請求項７に記載の装置。
9. 前記板バネ（１６）は、前記可動顎部（１１）が前記閉位置と前記開位置との間の実質的に円形の通路に沿って移動するように配置され、
   前記板バネは、さらに、前記板バネの曲り軸線が前記不動顎部（１０）に関する前記可動顎部の回動軸線と平行であるように配置される、
   ことを特徴とする請求項１に記載の装置。
10. 請求項１から９のいずれか一項に記載の保持装置（５，６）の少なくとも一つを有する少なくとも一つのプラットフォーム（２，３）を含む、ことを特徴とする容器の処理設備。
11. 前記不動顎部（１０）及び前記プラットフォームは、一体に形成される、ことを特徴とする請求項１０に記載の処理設備。
12. 前記保持装置は前記プラットフォームの底面に固定され、前記プラットフォームの前記底面からの反対側の前記プラットフォームの上面は、前記保持装置へ向けて傾斜する、ことを特徴とする請求項１０に記載の処理設備。
13. さらに請求項１から９のいずれか一項に記載の少なくとも一つの第二の保持装置が同様に設けられた第二のプラットフォームを含有し、
    それぞれの前記保持装置の前記顎部には、第一の前記保持装置（５）の前記顎部と第二の前記保持装置（６）の前記顎部との間の協働によって、これらの前記顎部が前記容器を前記プラットフォームの一方から他方へ伝達する作業を可能とする協働手段が設けられ、
    前記協働手段は、一方の前記保持装置の顎部が他方の前記保持装置の対応する前記不動顎部に関する前記可動顎部の動作に影響可能であるように形成される、
    ことを特徴とする請求項１０に記載の処理設備。