JP2016514702A5 - - Google Patents

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本発明の分野
本発明は、ヘプタペプチドアンギオテンシン(1−7)[Ang(1−7)]を模倣し、特に選択的に、Mas受容体のアゴニストとして作用する新規のヘテロアリール非ペプチド化合物に関する。本発明はさらに、特にアンギオテンシン関連疾患または障害の処置のための治療薬としてのこのような化合物の使用方法に、このような化合物を含有する薬学的組成物に、ならびにこのような化合物の調製のための合成経路に関する。
一実施形態では、本発明による化合物は、一般式1を有し、その塩を包含する:
Figure 2016514702
式中、
環Aは2つの隣しない窒素原子もしくは酸素原子の組合せまたはつもしくはの窒素原子もしくは酸素原子の組合せのいずれかを含有する5員または6員ヘテロアリールまたはヘテロシクリル環であり;
環Bは、少なくとも1つの窒素原子を含有する5員または6員ヘテロアリール環であり;
環Cは、任意選択で置換されていてもよいアリール環であり;
、A、A、Aは、独立して、=N−、−C(=O)−、−C(R)=、=C(R)−、−C(R)(R)−N(R)−、−C(R)(R)−O−、または−[C(R)(R)]−からなる群から選択され、nは1または2であり;
−Xは、(R)C−N、N−C(R)、N−N、N−O、O−N、N−SまたはS−Nであり;
は、(R)C=C(R)、O、S、またはN(R)であり;
Zは、O、NH、またはRとの結合であり;
およびRは、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ハロ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、ホルミル、アシル、アシルアミドまたはカルボキシからなる群から選択され、但し、RおよびR が連結て6個までの原子の環を形成してもよく
およびRは、独立して、水素、アルキル、アリールまたはヘテロアリールからなる群から選択され、但し、RおよびR が連結て6個までの原子の環を形成してもよく
は、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、アシル、アルコキシアシル、アミノアシル、ジアルキルアミノアシルまたはジアルキルアミノアシルであり;
、R、R、R、RおよびRは、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アリールメチル、ヘテロアリールメチル、フルオロ、ブロモ、ヨード、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、アルキルアミノ、アルコキシ、アリールオキシ、アルコキシアルキルまたはアリールオキシアルキルからなる群から選択され;
は、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アリールメチル、ヘテロアリールメチル、アルコキシ、トリフルオロメトキシ、ペルフルオロアルコキシ、アリールオキシ、アルコキシアルキルまたはアリールオキシアルキルであり;
は、アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシアルキル、カルボキシアルキル、アルコキシアルキルまたはアリールオキシアルキルであり;ならびに
は、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、アシル、アルコキシアシル、アミノアシル、ジアルキルアミノアシルまたはジアルキルアミノアシルである。
レニン−アンギオテンシン系(RAS)。この図は、主要RASアンギオテンシンペプチドを列挙し、それらの生合成ならびにこれらのペプチドの生物学的活性を媒介する標的受容体を強調している。 AT2Rのホモロジーモデルでの提供化合物の結合モチーフ。(A)例示的化合物7の化学構造。(B)AT2Rホモロジーモデルにドッキングされた化合物7のモデル。明確にするために、この図のモデルは、化合物7のブチル基の代わりにエチル基のみを示す。(C)AT2Rにおける化合物7の結合部位の接触基。(D)AT2Rにおけるその結合部位における化合物7の全体的配向。(E)AT2Rにおける化合物7のピラゾール異性体の結合部位の接触基。(F)例示的化合物7と密接に関連する化合物の結合部位の接触基。この場合、ピリジン環ベンゼン環と置き換えられている。(G)AT2Rホモロジーモデルにドッキングされた(F)で示された化合物のモデル。明確にするために、この図のモデルは、化合物7のブチル基の代わりにエチル基のみを示している。(G)AT2Rでのその結合部位における(F)で示された化合物の全体的配向。 Mas受容体のホモロジーモデルでの提供化合物の結合モチーフ。(A)Mas受容体における例示的化合物7の結合部位の接触基。(B)Mas受容体ホモロジーモデルにドッキングされた化合物7のモデル。結合部位に関与する選定残基を示している。明確にするために、この図のモデルは、化合物7のブチル基の代わりにエチル基のみを示す。(C)−(D)Mas受容体でのその結合部位における化合物7の全体的配向。 Mas安定トランスフェクトしたCHOを、Ang(1−7)と化合物7とで比較し、蛍光のレベルにより測定した場合のNO濃度依存的増大を明示する(A)。MasのアンタゴニストであるA779と同時投与した場合のMasアゴニスト活性を確認しこれは、Ang(1−7)および化合物7の両方を遮断してベースライン蛍光に戻した。 絶食血糖(FBG)を、ビヒクル、500μg/kg/日Ang(1−7)および化合物7で14日間処置したdb/db動物で評価した。化合物7は、末梢グルコースを、ビヒクルまたはAng(1−7)処置したマウス(A)において見出されるレベルの40%低減できた 化合物7db/db動物における臓器肥大を防止できる。これらの動物を、ビヒクル、500μg/kgAng(1−7)または500μg/kg/日化合物7で14日処置した。化合物7処置した動物は、心肥大(A)および左腎肥大(B)の発症を防止できたが、この場合、db/db対照間の差は、統計学的に有意であった(p<0.05)。右腎臓は、ヘテロ接合型対照と類似し、db/db対照より低い傾向があった(D)。 化合物7db/db動物における臓器肥大を防止できる。これらの動物を、ビヒクル、500μg/kgAng(1−7)または500μg/kg/日化合物7で14日処置した。化合物7処置した動物は、心肥大(A)および左腎肥大(B)の発症を防止できたが、この場合、db/db対照間の差は、統計学的に有意であった(p<0.05)。右腎臓は、ヘテロ接合型対照と類似し、db/db対照より低い傾向があった(D)。 化合物7db/db動物における臓器肥大を防止できる。これらの動物を、ビヒクル、500μg/kgAng(1−7)または500μg/kg/日化合物7で14日処置した。化合物7処置した動物は、心肥大(A)および左腎肥大(B)の発症を防止できたが、この場合、db/db対照間の差は、統計学的に有意であった(p<0.05)。右腎臓は、ヘテロ接合型対照と類似し、db/db対照より低い傾向があった(D)。 ビヒクル、500μg/kg/日Ang(1−7)および化合物7で14日間処置したdb/db動物で、肝臓における脂質レベルを評価した。化合物7(右パネル)処置したマウスからの肝臓は、db/db対照(生理食塩水で処置)(左のパネル)と比較した場合、オイルレッド染色(赤色の液滴は脂質沈着を反映する)低減を示した。 糖尿病は、治癒に関与する多数の前駆細胞、特に血液細胞(赤血球、血小板および白血球)の供給源である骨髄の健康の低下を引き起こす。Ang(1−7)および化合物7の両方での処置は、骨髄数を増大した(A)。さらに、化合物7は、骨髄細胞数、ならびに早期前駆細胞(CFU−GEMM)、骨髄前駆細胞(CFU−GM)、赤血球前駆細胞(BFU−E)および間葉幹細胞(MSC)の増大において、Ang(1−7)に匹敵した(B−E)。 腫瘍細胞増殖に及ぼす化合物7の作用を、濃度漸増設計で、MDA MB 231を用いて評価した。化合物7は、MDA MB 231乳癌細胞株の増殖を増大しなかった。むしろ化合物7は腫瘍増殖を抑制し、IC50は58μMであると算定された。 化合物7の取り込みおよび静脈内分布を、C57Bl/6マウスの血液で測定した。化合物7の投与後の種々の時点で動物を安楽死させて、血液を採取し、血漿に加工処理した。LC−MS/MS法により、化合物7の濃度を測定した。化合物7の経口的生物学的利用能は、30%であった。
本明細書中で用いる場合、「シクロアルキル」は、ある実施形態では3〜10個の炭素原子の、他の実施形態では3〜6個の炭素原子の、単環式または多環式環系を指す。シクロアルキル基の環系は、縮合、架橋またはスピロ結合様式で一緒に連結されていてよい1つの環または2つ以上の環で構成され得る。
この明細書中で用いる場合、環は、1つ以上の窒素、酸素、イオウまたはリン原子を含み得る20個までの原子を有すると定義されるが、但し、環は、水素、アルキル、アリル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、クロロ、ヨード、ブロモ、フルオロ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、カルボキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルボキサミド、シアノ、オキソ、チオ、アルキルチオ、アリールチオ、アシルチオ、アルキルスルホネート、アリールスルホネート、ホスホリル、ホスホネート、ホスホンアミドおよびスルホニルからなる群から選択される1つ以上の置換基を有してよく、さらに、環は1つ以上の縮合環、例えば炭素環式、複素環式、アリールまたはヘテロアリール環を含有してもよい
「炭素環」という用語は、飽和、モノ不飽和または多価不飽和であってよい非芳香族の安定な3〜8員炭素環を指す。
本明細書中で用いる場合、化合物の製薬上許容可能な誘導体としては、その塩、エステル、エノールエーテル、エノールエステル、アセタル、ケタール、オルトエステル、ヘミアセタル、ヘミケタール、酸、塩基、溶媒和物、水和物またはプロドラッグが挙げられる。このような誘導体は、このような誘導体化のための既知の方法を用いて、当業者により容易に調製され得る。生成される化合物は、実質的毒性作用を伴わずに動物またはヒトに投与され得るし、薬学的に活性であるかまたはプロドラッグである。製薬上許容可能な塩としては、限定されないが、アミン塩、例えば、限定されないが、N,N’−ジベンジルエチレンジアミン、クロロプロカイン、コリン、アンモニア、ジエタノールアミンおよびその他のヒドロキシアルキルアミン、エチレンジアミン、N−メチルグルカミン、プロカイン、N−ベンジルフェネチルアミン、1−パラ−クロロベンジル−2−ピロリジン−1’−イルメチルベンズイミダゾール、ジエチルアミンおよびその他のアルキルアミン、ピペラジンおよびトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン;アルカリ金属塩、例えば、限定されないが、リチウム、カリウムおよびナトリウム;アルカリ土類金属塩、例えば、限定されないが、バリウム、カルシウムおよびマグネシウム;遷移金属塩、例えば、限定されないが、亜鉛;ならびにその他の金属塩、例えば、限定されないが、リン酸水素ナトリウムおよびリン酸二ナトリウムがあげられるし、さらにまた、例えば、限定されないが、無機酸の塩、例えば、限定されないが、塩酸塩および硫酸塩;ならびに有機酸の塩、例えば、限定されないが、酢酸塩、乳酸塩、リンゴ酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、アスコルビン酸塩、コハク酸塩、酪酸塩、吉草酸塩およびフマル酸塩が挙げられる。製薬上許容可能なエステルとしては、限定されないが、酸性基、例えば、限定されないが、カルボン酸、リン酸、ホスフィン酸、スルホン酸、スルフィン酸およびボロン酸のアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、ヘテロアラルキル、シクロアルキルおよびヘテロシクリルエステルが挙げられる。製薬上許容可能なエノールエーテルとしては、限定されないが、式C=C(OR)(式中、Rは、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、ヘテロアラルキル、シクロアルキルまたはヘテロシクリルである)の誘導体が挙げられる。製薬上許容可能なエノールエステルとしては、限定されないが、式C=C(OC(O)R)(式中、Rは、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、ヘテロアラルキル、シクロアルキルまたはヘテロシクリルである)の誘導体が挙げられる。製薬上許容可能な溶媒和物および水和物は、化合物と、1つ以上の溶媒または水分子、あるいは1〜約100、または1〜約10、または1〜約2、3または4つの溶媒または水分子との複合体である。
本発明は、一般式1の化合物およびその塩を提供する:
Figure 2016514702
式中、
環Aは2つの隣接しない窒素原子もしくは酸素原子の組合せまたはつもしくはの窒素原子もしくは酸素原子の組合せのいずれかを含有する5員または6員ヘテロアリールまたはヘテロシクリル環であり;
環Bは、少なくとも1つの窒素原子を含有する5員または6員ヘテロアリール環であり;
環Cは、任意選択で置換されていてもよいアリール環であり;
、A、A、Aは、独立して、=N−、−C(=O)−、−C(R)=、=C(R)−、−C(R)(R)−N(R)−、−C(R)(R)−O−、または−[C(R)(R)]−からなる群から選択され、nは1または2であり;
−Xは、(R)C−N、N−C(R)、N−N、N−O、O−N、N−SまたはS−Nであり;
は、(R)C=C(R)、O、S、またはN(R)であり;
Zは、O、NH、またはRとの結合であり;
およびRは、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ハロ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、ホルミル、アシル、アシルアミドまたはカルボキシからなる群から選択され、但し、RおよびR が連結て6個までの原子の環を形成してもよく
およびRは、独立して、水素、アルキル、アリールまたはヘテロアリールからなる群から選択され、但し、RおよびR が連結て6個までの原子の環を形成してもよく
は、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、アシル、アルコキシアシル、アミノアシル、ジアルキルアミノアシルまたはジアルキルアミノアシルであり;
、R、R、R、RおよびRは、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アリールメチル、ヘテロアリールメチル、フルオロ、ブロモ、ヨード、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、アルキルアミノ、アルコキシ、アリールオキシ、アルコキシアルキルまたはアリールオキシアルキルからなる群から選択され;
は、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アリールメチル、ヘテロアリールメチル、アルコキシ、トリフルオロメトキシ、ペルフルオロアルコキシ、アリールオキシ、アルコキシアルキルまたはアリールオキシアルキルであり;
は、アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシアルキル、カルボキシアルキル、アルコキシアルキルまたはアリールオキシアルキルであり;ならびに
は、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、アシル、アルコキシアシル、アミノアシル、ジアルキルアミノアシルまたはジアルキルアミノアシルである。
例示的実施形態では、環Aには、限定されないが、以下の:
Figure 2016514702
からなる群から選択される環が包含され、式中、
10およびR11は、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ハロ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、ホルミル、アシル、アシルアミドまたはカルボキシからなる群から選択され、但し、R10およびR11 が連結して炭素環式、複素環式、アリールまたはヘテロアリール環を形成してもよく
12は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ハロ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アルコキシ、アリールオキシまたはアシルアミドであり;
13は、水素、アルキル、アリールまたはヘテロアリールであり;
14は、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、アシル、アルコキシアシル、アミノアシル、ジアルキルアミノアシルまたはジアルキルアミノアシルであり;ならびに
、R、RおよびRは、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アリールメチル、ヘテロアリールメチル、フルオロ、ブロモ、ヨード、ヒドロキシ、アミノ、アルキルアミノ、アルコキシ、アリールオキシ、アルコキシアルキルまたはアリールオキシアルキルからなる群から選択される。
他の例示的実施形態では、提示される化合物は、以下の:
Figure 2016514702
Figure 2016514702
からなる群から選択される一般式を有し、式中、R 、R、R、R、R、R、R、R、R、R、R、R、RおよびZは、一般式1の場合と同様に定義され、
10およびR11は、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ハロ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、ホルミル、アシル、アシルアミドまたはカルボキシからなる群から選択され、但し、R10およびR11 が連結して炭素環式、複素環式、アリールまたはヘテロアリール環を形成してもよく
12は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ハロ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アルコキシ、アリールオキシまたはアシルアミドであり;
13は、水素、アルキル、アリールまたはヘテロアリールであり;
14は、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、アシル、アルコキシアシル、アミノアシル、ジアルキルアミノアシルまたはジアルキルアミノアシルであり;ならびに
、R、RおよびRは、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アリールメチル、ヘテロアリールメチル、フルオロ、ブロモ、ヨード、ヒドロキシ、アミノ、アルキルアミノ、アルコキシ、アリールオキシ、アルコキシアルキルまたはアリールオキシアルキルからなる群から選択される。
さらなる例示的実施形態では、提示される化合物は、以下の:
Figure 2016514702
Figure 2016514702
からなる群から選択される一般式を有し、式中、R、R、R、R、R、R、R、R、R、R、R、R、RおよびZは、一般式1の場合と同様に定義され、
10およびR11は、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ハロ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、ホルミル、アシル、アシルアミドまたはカルボキシからなる群から選択され、但し、R10およびR11 が連結して炭素環式、複素環式、アリールまたはヘテロアリール環を形成してもよく
12は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ハロ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アルコキシ、アリールオキシまたはアシルアミドであり;
13は、水素、アルキル、アリールまたはヘテロアリールであり;
14は、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、アシル、アルコキシアシル、アミノアシル、ジアルキルアミノアシルまたはジアルキルアミノアシルであり;ならびに
、R、RおよびRは、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アリールメチル、ヘテロアリールメチル、フルオロ、ブロモ、ヨード、ヒドロキシ、アミノ、アルキルアミノ、アルコキシ、アリールオキシ、アルコキシアルキルまたはアリールオキシアルキルからなる群から選択される。
いくつかの好ましい実施形態では、提示される化合物は、一般式2a、bまたは3a、b:
Figure 2016514702
を有し、式中、R、R、R、R、R、R、R、R、R、R、R、R、RおよびZは、一般式1の場合と同様に定義され、
10およびR11は、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ハロ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、ホルミル、アシル、アシルアミドまたはカルボキシからなる群から選択され、但し、R10およびR11 が連結して炭素環式、複素環式、アリールまたはヘテロアリール環を形成してもよく
12は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ハロ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アルコキシ、アリールオキシまたはアシルアミドであり;
13は、水素、アルキル、アリールまたはヘテロアリールであり;
14は、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、アシル、アルコキシアシル、アミノアシル、ジアルキルアミノアシルまたはジアルキルアミノアシルであり;ならびに
、R、RおよびRは、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アリールメチル、ヘテロアリールメチル、フルオロ、ブロモ、ヨード、ヒドロキシ、アミノ、アルキルアミノ、アルコキシ、アリールオキシ、アルコキシアルキルまたはアリールオキシアルキルからなる群から選択される。
さらに好ましい実施形態では、本発明は、一般式4a、b、5a、bまたは6a、b:
Figure 2016514702
を有する化合物を提供し、式中、R、R、R、R、R、R、R、R、R、R、R、R、RおよびZは、一般式1の場合と同様に定義され、
10およびR11は、独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ハロ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、ホルミル、アシル、アシルアミドまたはカルボキシからなる群から選択され、但し、R10およびR11 が連結して炭素環式、複素環式、アリールまたはヘテロアリール環を形成してもよく
12は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ハロ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アルコキシ、アリールオキシまたはアシルアミドであり;
14は、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、アシル、アルコキシアシル、アミノアシル、ジアルキルアミノアシルまたはジアルキルアミノアシルであり;ならびに
15は、アルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールメチル、ヘテロアリールメチル、トリフルオロメチルまたはペンタフルオロエチルであり;ならびに
16は、水素、ヒドロキシ、メトキシ、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アミノ、アルキルアミノまたはジアルキルアミノである。
一部の例示的実施形態では、R 10 、R 11 およびR 12 は水素であり、R 14 はメチルである。
他の例示的実施形態では、R15はトリフルオロメチルであり、R16はエチルである。
好ましい実施形態では、提供される方法、真糖尿病を有する患者に用いられる。
好ましい実施形態では、提供される方法は、非アルコール性脂肪性肝炎を有する患者に用いられる。
実施例1. Mas受容体と選択的に結合する非ペプチド性小分子の構造ベースの設計および同定
AT1受容体での有害なアゴニスト活性を伴わずに、Mas受容体で有益なアゴニスト活性を有するよう、提供化合物を設計した。関連アンギオテンシン受容体、例えばAT1、AT2およびMas受容体に関する利用可能なX線結晶構造が存在しないため、GPCR相同性モデリングを用いて重要な構造特徴を評価することにより、提供化合物を限定した。Prime(Prime、v3.1、Schrdinger,LLC,New York,NY)相同性ワークフローを用いて、これらの受容体の相同性モデルを創造した。AT1、AT2およびMASの配列を、Universal Protein Resource(UniProt)からダウンロードした。AT2RおよびMAS受容体に関する配列を、ループ領域にギャップを置いたPrime相同性ワークフローで、ノシセプチン/オルファニンFQ受容体(PDB ID:4EA3鎖A)の配列とともに一列に並べた。Primeを用いて、知識ベースの構築方法を用いた相同性モデルを構築した。出力相同性構造の細胞外ループをMaestroワークスペースで削除し、シュレディンガーのタンパク質調製ウィザードツールを用いて水素を付加し、結合順序を矯正し、必でない水を除去して、側鎖プロトン化状態、互変異性体および極性水素配向を予測し、タンパク質構造のエネルギーを最小限にした。相同性モデルのオルソステリック部位を、分子との水素結合が可能な極性残基に関して分析した。
例示的化合物7に関連したモデルを伴う代表的実施例を、図2に提示する。分かり易くするために、これらのモデルは、化合物7のブチル基の代わりにエチル基のみを示す。この実施例では、AT2Rでの化合物の結合優先傾向(図2A〜D)を、化合物7のピラゾール異性体(図2E)と比較する。それらの構造が小さいにもかかわらず、それらの結合配向は有意に変更され、化合物7におけるより塩基性の窒素原子の重要性が示されている。ピリジン環がベンゼン環に置き換えられている対応する化合物(図2F〜H)との化合物7の別の比較は、化合物7中の塩基性窒素(おそらくプロトン化されている)の存在、この化合物それ自体、ジフェニル構造が好むこれらのGPCRの表面下部分の非極性環境への入を防止するということを示す(図2G〜H)。その代わりに、化合物7は、表面により近い別の向を介して結できる(図2B〜D)。別の優先性は、ピリジン環がベンゼン環に置き換えられている密接に関連した化合物に関して存在する(図2F〜H)。結合化合物の全体的配向(図2B対2Gおよび2D対2H)ならびに膜貫通GPCRの結合部位の接触残基(図2C対2Eおよび2F)は、7のような化合物中に存在する塩基性窒素の存在に伴って劇的に変更されて、これらの化合物AT2Rに異なって結合することが可能となる。これらの化合物とAT1RおよびMas受容体との結合は、類似の差異を有し、差別化された活性プロフィルをもたらす
Mas受容体との例示的化合物7の推定結合に関連したモデルを伴う代表的実施例を、図3に提示する。分かり易くするために、これらのモデルは、化合物7のブチル基の代わりにエチル基のみを示す。Mas受容体の相同性モデルでの化合物7の推定結合優先傾向は、結合部位での極性残基とのいくつかの強力な結合相互作用を明示した(図3B)。おそらくプロトン化されている塩基性窒素の存在ならびに化合物7の他の極性基は、この化合物Mas受容体のこの極性部位で強力に相互作用することを可能にする。結合部位の接触残基(図3A)、およびMas受容体の表面により近い結合化合物の全体的配向(図3C、D)は、選択的Mas受容体アゴニストとして作用するというそれらの能力を可能にする提供化合物の独特の結合プロフィルを示している。対照的に、このような特徴を伴わない類似の化合物は、Mas受容体での有意アゴニスト活性を伴わずにAT1Rおよび/またはAT2Rでより異なって作用すると予測される。
実施例7. 蛍光Ang(1−7)の置換を伴う競合結合検定における例示的化合物7、8、9、10および11の活性
ヒトサイトメガロウィルスにより駆動される組換えヒトmas1癌原遺伝子安定的にトランスフェクトされたCHO細胞を、80%集密度に増殖させた。細胞をトリプシンで剥がして、遠心分離により採取した。細胞を漸次冷却緩衝液中で3回洗浄した。検定当たりの最終細胞数は、5×10であった。その後のステップはすべて、氷上で実施した。試験化合物を細胞に10分間添加した後、蛍光標識化A(1−7)を添加した。さらに10分間のインキュベーション後、細胞を洗浄して非結合A(1−7)を除去し、励起490nmおよび発光520nmで、蛍光結合を読み取った。
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