JP2016514642A - 車両用のエネルギー吸収アセンブリ - Google Patents

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Abstract

ボディオンフレーム車両に、フロントバンパの後ろかリヤバンパの後ろのどちらかに実装される、クラッシュチップアセンブリとも呼ばれるエネルギー吸収アセンブリ、したがって、アセンブリは衝突時にエネルギーを吸収する。エネルギー吸収部材は、隣接するセグメントが、1つまたは複数の接合部特徴を有する非線形部分を含み得る溶接接合部と共に互いに固着された多片アセンブリである。非線形部分の特定の配置は、補強リブ、孔、スロットなどのような他の随意の二次特徴とともに、衝突事象中のより望ましいエネルギープロファイルを実現するために使用することができる。【選択図】図1

Description

(関連出願の参照)
本出願は、2013年3月20日に出願された米国仮特許出願第61/803,746号明細書の恩典を主張するものであり、その内容全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本開示は、一般に車両用のエネルギー吸収構成要素に関し、より詳細には、車両バンパと車両フレームとの間に連結されるエネルギー吸収構成要素に関する。
クラッシュレール、クラッシュチップ、クラッシュボックスなどの様々なタイプのエネルギー吸収構成要素が使用されており、車両衝突時にエネルギーを吸収するように設計されている。より具体的には、エネルギー吸収構成要素は、衝突時に関連するエネルギーまたは力の一部が車両キャビンに伝達されるのではなく構成要素によって吸収されるように、フロント車両バンパおよびリヤ車両バンパに装着されている。
衝突時に吸収されるエネルギーの総量は、かかる構成要素の設計に対する1つの考慮すべき事項であり、エネルギープロファイルの山と谷を最小限に抑え、それによって衝突に関連するエネルギープロファイルを滑らかにすることはもう1つの考慮すべき事項である。
一態様によれば、車両に使用するためのエネルギー吸収アセンブリが提供される。エネルギー吸収アセンブリは、車両バンパに連結される第1の軸線方向端部と、車両フレームに連結される第2の軸線方向端部と、アセンブリの第1の軸線方向端部と第2の軸線方向端部との間に延び、かつ互いに溶接された複数のセグメントと、を有し、前記複数のセグメントが、第1の軸線方向端部から延びる第1のセグメントと、第1のセグメントから延びる第2のセグメントと、第1のセグメントおよび第2のセグメントの境界面に配置され、かつ非線形部分を含む溶接接合部とを含む。非線形部分は、衝突事象中に溶接接合部を横切る第1のセグメントから第2のセグメントへのエネルギーの伝達に影響を与えるように構成される。
別の態様によれば、車両に使用するためのエネルギー吸収アセンブリが提供される。エネルギー吸収アセンブリは、車両バンパに連結される第1の軸線方向端部と、車両フレームに連結される第2の軸線方向端部と、アセンブリの第1の軸線方向端部と第2の軸線方向端部との間に延び、かつ互いに溶接された複数のセグメントであって、第1のセグメントと、第2のセグメントと、第1のセグメントおよび第2のセグメントの境界面に配置され、かつ少なくとも1つの接合部特徴を含む溶接接合部とを含む複数のセグメントと、第1のセグメントおよび第2のセグメントの一方に形成され、かつ少なくとも1つの接合部特徴から軸線方向に分離された少なくとも1つの二次特徴と、を備える。少なくとも1つの接合部特徴および少なくとも1つの二次特徴は、衝突事象中に互いに協働し、アセンブリによるエネルギーの伝達に影響を与えるために、アセンブリに沿って整列される。
別の態様によれば、車両のフロントバンパまたはリヤバンパでエネルギーを吸収する方法が提供される。この方法は、フロントバンパまたはリヤバンパを通じてエネルギー吸収アセンブリの第1の軸線方向端部で外部衝突力を受けるステップであって、エネルギー吸収アセンブリが、溶接接合部によって互いに接合された第1のセグメントおよび第2のセグメントを有し、溶接接合部が1つまたは複数の接合部特徴を有する非線形部分を含む、ステップと、外部衝突力のエネルギーの一部をバンパに最も近い第1のセグメント内に吸収するステップと、外部衝突のエネルギーが溶接接合部を横切って第1のセグメントから第2のセグメントまで伝搬するにつれて、エネルギープロファイルの山およびエネルギープロファイルの谷を小さくするステップであって、エネルギープロファイルの山および谷を小さくすることが非線形部分によって少なくとも部分的に引き起こされる、ステップと、外部衝突力のエネルギーの一部を第2のセグメント内に吸収するステップと、を含んでいてもよい。
好ましい例示的な諸実施形態について添付図面に関連して以下に説明するが、添付図面において類似の参照番号は類似の要素を表す。
車両前端部の一部の斜視図であり、一対の例示的なエネルギー吸収アセンブリが車両フロントバンパと車両フレームとの間に連結または実装されている。 エネルギー吸収アセンブリの1つの例示的な実施形態の斜視図である。 エネルギー吸収アセンブリの別の例示的な実施形態の斜視図である。 エネルギー吸収アセンブリの別の例示的な実施形態の斜視図である。 エネルギー吸収アセンブリの別の例示的な実施形態の斜視図である。 エネルギー吸収アセンブリの別の例示的な実施形態の斜視図である。 従来または基準線のエネルギー吸収アセンブリの斜視図である。 図2〜図6からのエネルギー吸収アセンブリを含む、複数の異なるエネルギー吸収アセンブリの衝突に関連した性能プロファイルに関する試験データを示す1つのグラフである。 図2〜図6からのエネルギー吸収アセンブリを含む、複数の異なるエネルギー吸収アセンブリの衝突に関連した性能プロファイルに関する試験データを示すもう1つのグラフである。
ボディオンフレーム車両に、フロントバンパの後ろかリヤバンパの後ろのどちらかに装着または実装され得る、エネルギー吸収アセンブリまたは部材10(クラッシュチップアセンブリとも呼ばれる)が開示され、したがって、アセンブリは衝突時にエネルギーを吸収する。図1を参照すると、フロントバンパ14と車両フレームの一部との間に設置された1対のエネルギー吸収アセンブリ10を支持する車両前端部12が示されている。エネルギー吸収アセンブリ10は、車両のフロントバンパおよび/またはリヤバンパを含む様々な状況または用途に使用され得るが、本明細書に記載されている例に限定されないことが認識されるべきである。
エネルギー吸収アセンブリ10は、衝突事象中にエネルギーを吸収し、車両乗員への負傷を最小限に抑えるために、エネルギー吸収アセンブリ10の縦軸線に沿ってつぶれるまたは変形するように設計され得る。エネルギー吸収アセンブリ10は、衝撃時のアセンブリ内でのエネルギーの吸収および/または伝達に対して影響を与えるまたは巧みに扱う多片アセンブリであり、一般に、第1のセグメント20、第2のセグメント22、および第3のセグメント24を有する本体18を含む。この特定の実施形態によれば、エネルギー吸収アセンブリ10は、エネルギー吸収アセンブリ10の縦軸線に沿って第1の軸線方向端部30から第2の軸線方向端部32にかけてほぼ均一の断面形状およびサイズ(例えば、長方形)を有する。2〜3の可能性を挙げると、エネルギー吸収アセンブリ10の異なるセグメントは異なる軸線方向長さを有していてもよく、同セグメントは異なるゲージ金属で製作されてもよく、かつ/または、同セグメントは異なる強度および他の特性を有する異なるタイプの金属で製作されてもよい。この多片配置により、カスタマイズドアセンブリまたはテーラードアセンブリが可能となり、その場合、各セグメントの特性を別個に選定することができる。以下の記述において「軸線方向の」または「軸線方向に」の言及があれば、エネルギー吸収アセンブリ10の縦軸線または中心軸線を指すものとする。
図2に示されている例示的な配置によれば、第1のセグメント20は車両バンパの最も近くに配置され、したがって、衝突の関連する力またはエネルギーを受ける多片アセンブリ10の複数のセグメントのうちの最初のセグメントである。一例では、第1のセグメント20は近位端20aから遠位端20bまで延び、比較的薄い金属(例えば、厚さ約1.75mm〜2.0mmのある種の高強度鋼または超高強度鋼)から製作されており、最初に座屈し、したがって衝突事象の初期力または衝撃の一部を吸収するように設計される。第1のセグメント20は取付けフランジ40を含んでいてもよく、または取付けフランジ40に連結されていてもよく、取付けフランジ40はアセンブリ10の第1の軸線方向端部30に配置され、車両バンパ14に確実に取り付けるために設計される。
第2のセグメント22は、第1のセグメント20に連結され、かつ第1のセグメント20から延び、近位端22aおよび遠位端22bを含む。近位端22aは第1の溶接接合部42で遠位端20bに連結され、第1の溶接接合部42は、アセンブリの幅にわたって横方向または半径方向に延びていて、2つのセグメント20、22を互いに接合するレーザまたは他のタイプの溶接シームでよい。この特定の実施形態では、第2のセグメント22は、第1のセグメント20の金属よりいくらか厚い金属(例えば、厚さ約2.0mm〜2.25mmの高強度鋼または超高強度鋼)から製作することができ、第2のセグメントは、軸線方向長さが第1のセグメントよりいくらか長い。衝突事象中、エネルギーがアセンブリ10の各セグメントに吸収され、エネルギーがセグメント相互間に配置された溶接接合部を横切って円滑に伝達または伝搬することが一般に望ましい。例えば、衝突事象からのエネルギーは第1のセグメント20の軸線方向長さに沿って吸収され、かつ伝達されているので、エネルギーは、第1の接合部42を横切って第2のセグメント22の中にできるだけ円滑に伝達することが好ましい。このことは、以下でより詳細に説明するように、エネルギープロファイルに見られる力または衝撃関連のスパイク(spikes)および過渡現象(transients)を低減するのに役立つ場合がある。「衝突事象(collision event)」という語句は、アセンブリ10の少なくとも1つまたは複数のセグメントを少なくとも部分的につぶすのに十分な力を車両に加える任意の事象を含んでいてもよい。図1は、第2のセグメント22がブラケット44を受容するように設計され得る例を示し、その場合、ブラケット44は、図示のように他の部材または装置に装着することができる。これは任意の特徴である。
第3のセグメント24は、第2のセグメント22に連結され第2のセグメント22から延び、近位端24aを含む。近位端24aは、同じように第2の溶接接合部46で第2のセグメント22の遠位端22bに連結され、やはりレーザまたは他のタイプの溶接シームとすることができる。一例によれば、第3のセグメント24は、第1のセグメント20および第2のセグメント22の金属材料よりもいくらか厚い金属材料(例えば、厚さ約2.25mm〜2.75mmの高強度鋼または超高強度鋼)で構成され、長さを先のセグメント20、22よりもいくらか長くすることができる。加えて、第1のセグメント20、第2のセグメント22、および第3のセグメント24の金属またはその他の材料は個々に選定されてもよく、一定のエネルギー吸収性能を有するために互いに異なることができる。1つの可能性によれば、第1のセグメント20は、より薄いもしくはより弱い金属から製作され、かつ/または第2のセグメント22よりも軸線方向長さが短く、第2のセグメント22は、より薄いもしくはより弱い金属から製作され、かつ/または第3のセグメント24よりも軸線方向長さが短い。この配置は必要ではないが、エネルギー吸収アセンブリ10にとって、第1のセグメント20が最初に座屈し、続いて第2のセグメント22および第3のセグメント24が座屈する衝突事象中にアコーディオンのように座屈または変形することが有益となり得る。
エネルギー吸収アセンブリ10は、3つより多いまたは少ないセグメントを有するアセンブリが代わりに使用され得るので、諸図に示されている例示的な3片実施形態に限定されないことが理解されるべきである。さらに、異なるセグメントは、セグメントがこれらの領域のうちの1つまたは複数において均一または同等となり得るので、異なる軸線方向長さ、材料組成、厚さ、強度などを有する必要はない。鋼(例えば、従来の鋼、高強度鋼、超高強度鋼など)を任意に組み合わせたもの、ならびにアルミニウムをベースとした材料のような他の材料が、異なるセグメントのうちの1つまたは複数を製作するために使用されてもよい。
図2〜図5は、様々な異なる第1の溶接接合部42および第2の溶接接合部46を有するエネルギー吸収アセンブリ10の例示的な諸実施形態を示す。溶接接合部42、46はそれぞれ、隣り合うセグメントの境界面に配置され、その接合部を横切る一方のセグメントから他方のセグメントへの力またはエネルギーの伝達に影響を与えるように構成された少なくとも1つの非線形部分を含む。これらのセグメントのそれぞれにおいて、隣り合うセグメントは、溶接接合部42、46が、重なっている重ね継手(overlapping lap joint)などではなく、重なっていない突合せ継手(non-overlapping butt joint)を含むように、境界面に同じ断面形状およびサイズを有する。しかしながら、このことは、本明細書に記載されている非線形部分が他のタイプの継手に使用される可能性があり、突合せ継手に限定されないので、必須ではない。
一実施形態によれば、エネルギー吸収アセンブリ10は、1つまたは複数の接合部特徴を有する非線形部分50を有する第1の溶接接合部42および第2の溶接接合部46によって連結された第1のセグメント20、第2のセグメント22、および第3のセグメント24を含む、すなわち、非線形部分50は、山、谷、斜めの直線部分、湾曲部分などの1つまたは複数の接合部特徴52を有する。図示の実施形態は、直線特徴、湾曲特徴、または両方を組み合わせたものを有する。例えば、図2における接合部特徴52は大きな単一の山(single-peak)に似ている。図3では、接合部特徴は、大きな単一の谷(single-valley)または逆の単一の山(reverse single-peak)(図2の向きに対して逆向き)に似ている。図4の接合部特徴52は、二つの山(double-peak)(例えば、交互する山と谷を有する)に似ていて、先の諸実施形態よりもいくらか小さいまたはそれほど顕著ではない。さらに図5では、接合部特徴のいくつかは二つの谷(double-valley)または逆の二つの山(reverse double-peak)に似ている。これらはもちろん単なる例であり、他の非線形部分50および接合部特徴52も可能である。接合部特徴のサイズ、形状、位置、向きなどは、特定の特性のために選定されてもよく、図面に示されている例とは異なっていてもよい。多数の接合部特徴のグループ化または配置が、エネルギー吸収アセンブリ10の幅の大部分または全部に沿って延びる正弦波に近い波形を形成するようになされてもよい。非線形部分50および/または接合部特徴52は、アセンブリ10の異なる側面または表面60上で同じでも同じでなくてもよいことが理解されるべきである。少なくとも1つの実施形態では、一側面60上の非線形部分50および/または接合部特徴52は、対向側面上に非線形部分50および/または接合部特徴52を鏡のように映している。
セグメント間接合部42、46はそれぞれ、境界面を横切る一方のセグメントから他方のセグメントへの衝突エネルギーの伝達に対して巧みに扱うまたは影響を与えるように設計される。接合部特徴52を明確に配置することにより、例えば、アセンブリ10の幅の広い側面または表面60上に2つ以上の山および谷を配置することにより、溶接接合部42、46を横切る衝突エネルギーの伝達は上述したスパイクを軽減する形で制御され得る。
いくつかの例(例えば図2〜図5)では、非線形部分50および接合部特徴52は、幅の狭い上側面もしくは上表面62および/または下側面もしくは下表面64上にもあってよい。山、谷、直線部分、丸み部、湾曲部などを含む接合部特徴52を任意に組み合わせたものが使用されてもよく、異なるサイズの接合部特徴が、単一接合部のエネルギー伝達特性を変えるために単一接合部に沿って含められてもよいことが理解されるべきである。上側面62、下側面64、幅の広い側面60のどちらかまたは両方、あるいはそれらの側面を任意に組み合わせた面上に完全に真っすぐな接合部(すなわち、非線形部分50でない部分)を有する諸実施形態も存在する。さらに、図2〜図5に示されている接合部特徴52は第1の接合部42および第2の接合部46において同じものではあるが、これは必須ではない。すなわち、第1の接合部42は、第2の接合部46とは異なる非線形部分50および特徴52を有していてもよい。
ここで図6を参照すると、やはり多片アセンブリであるエネルギー吸収アセンブリ10’の別の実施形態が示されているが、このアセンブリは全体的に、第1の軸線方向端部30’から第2の軸線方向端部32’にかけてテーパ状になっている。図示の実施形態は、少なくとも1つの非線形部分50’または接合部特徴52’を有する溶接接合部42’、46’で隔てられた第1のセグメント20’、第2のセグメント22’、および第3のセグメント24’を含む。ここで、エネルギー吸収アセンブリ10’の各セグメントは、最も望ましい衝突エネルギープロファイルを得るために、長さ、金属材料の厚さ、材料の等級もしくはタイプ、および/または断面サイズをいくつか組み合わせることによって変えられる。
図2〜図6の図示の実施形態は、戦略的に配置された孔もしくは開口部66および/または補強リブもしくは特徴68を備える二次的な特徴を有しており、これらの特徴はまとめて「二次特徴」と呼ばれる。例えば、一連の孔66は、エネルギー吸収アセンブリ10、10’の長手方向長さに沿って配置され、これらの孔66は、かかる特徴が含まれていると、衝突エネルギープロファイルをさらに制御するために様々な接合部特徴52、52’などと相互作用または協働する特定の態様でサイズ、形状および/または位置を定めることができる。例えば、孔は、その領域内でのエネルギーの吸収および/または伝達を巧みに扱うために、上側面62、下側面64、または幅の広い側面60のうちの少なくとも1つの面上に山もしくは谷またはその他の接合部特徴52、52’(例えば、直線部分)に対して軸線方向に整列することができる。他の実施形態および配置、例えば、孔とスロットを組み合わせたものを含むものが確実に可能である。
リブ68は、アセンブリ10、10’の構造的完全性を補強するかまたはその他の方法でこの構造的完全性に影響を与えるために設けられてもよい(例えば、図5参照)。リブ68は、半径方向内方または半径方向外方に突出するまたは延びる任意の長手方向に延びる特徴(例えば、突条特徴またはチャネル特徴)を含んでいてもよい。可能な配置としては、単一リブ、多数のリブ、連続的に整列されたリブ、平行に配列されたリブ、短いもしくは長いリブ、異なる長さ、幅もしくは厚さ、径方向深さもしくは高さ、ならびにその他のリブがある。いくつかの実施形態では、リブは溶接接合部のうちの1つまたは複数を横切って延び、他の実施形態では、リブは溶接接合部を横切って延びない。上記の孔のように、リブは、上述した非線形部分50または接合部特徴52のうちの1つまたは複数(例えば、山または谷)に対して軸線方向に整列されてもよく、位置がずらされてもよい(すなわち、オフセットされてもよい)。加えて、二次特徴のうちのいくつかは、互いに整列されてもよく、意図的に位置がずらされてもよい。例えば、孔は、他の孔および/またはリブに対して整列されてもよい(または位置がずらされてもよい)。
上述したエネルギー吸収アセンブリのうちのいくつかに関する衝撃または衝突性能データが、図8および図9のグラフに示されている。図8のグラフは、4つの異なるエネルギー吸収アセンブリを比較してあり、エネルギープロファイルAは、基線または従来のアセンブリ(例えば、接合部を有していない図7のアセンブリ10”)に対するものあり、エネルギープロファイルBは、単一の平坦または真っすぐな周囲接合部を有するアセンブリ(図示せず)に対するものであり、エネルギープロファイルCは、図2に示されているような単一の山を有するアセンブリに対するものであり、エネルギープロファイルDは、図4に示されているような二つの山を有するアセンブリに対するものである。このグラフは、瞬間力(kN)をy軸に、時間(mS)をx軸にプロットしたものであり、衝撃の始まりから当該アセンブリが完全につぶされるか圧縮された瞬間にかけて延びる。
図8のエネルギープロファイルは、異なるアセンブリの平滑化またはセグメント間のエネルギー伝達特性を評価するために使用されてもよく、例えば、当業者は、接合部を追加することで衝突事象中にスパイクおよび過渡現象を最小限に抑えるかどうかを判断するために、接合部を有するエネルギープロファイル(B、C,およびD)を基線プロファイルAと比較または対比し得る。あるいは、非線形部分50を有するエネルギープロファイルCまたはDは、例えば、どの配置がスパイクおよび過渡現象をよりよく最小限に抑えるかを判断するために、平坦な接合部を有するプロファイルBと比較または対比されてもよい。
図9は、図8にプロットされた力のそれぞれの積分を示し、したがって、同じアセンブリA、B、C、およびDに対するプロファイルが示されている。より具体的には、図9は、累積吸収エネルギーまたは全吸収エネルギー(kJ)を時間(ms)の関数として示す。図9は、基準線のアセンブリ(A)が時点70で完全につぶされるまたは圧縮され、その結果、エネルギー量吸収持続時間が、時点72までつぶれエネルギーを吸収し続ける他のアセンブリ(B、C、D)より短くなりことを示している。このことは、吸収される全エネルギー量に影響を及ぼす。この特定の試験サンプルでは、プロファイルDに関連するアセンブリ(二つの山からなる接合部(double-peak junction)を有する)は、基準線のプロファイルAと比較して約7%のエネルギー吸収の改善があると判断された。この性能は、アセンブリCおよびDが、セグメント間接合部のうちのいくつかにおいてより小さいスパイクを示し、基準線プロファイルAのアセンブリより38%も押し下げたことを踏まえて検討されるべきである。
要約すると、当業者なら、より良いプロファイルを決定するときに、いくつか要因、例えば、2〜3例を挙げると、アセンブリによって吸収される全エネルギー、アセンブリ10内の接合部42、46に関連する平滑化特性、アセンブリ10の重量などが検討され得ることを理解するであろう。
例示的なプロセスによれば、上述したエネルギー吸収アセンブリのいずれも、以下の一連のステップによって、すなわち、すべてが互いにレーザ溶接された第1のセグメント20、第2のセグメント22、および第3のセグメント24を含む平坦なレーザ溶接ブランク(例えば、テーラー溶接ブランク)を作るステップ、次に、先のステップからのレーザ溶接ブランクをプレスブレイク成形(press−break forming)、U成形、U−O成形および/またはその他の方法で成形して所望の断面(八角形、六角形、五角形、長方形、正方形、円形、楕円形などとすることができる)にするステップによって製造することができ、次に、長手方向のレーザ溶接またはその他の溶接が、アセンブリ10のプロファイルを閉鎖するために使用されてもよく、溶加材のような追加材料を設けても設けなくてもよい。得られるエネルギー吸収アセンブリ10は、いくつかの可能性を挙げると、重量を軽くし、構築を安価にし、性能を向上させることができ、長さを短くしてもよい。
前述の説明は、本発明を定義するものではなく、本発明の1つまたは複数の好ましい例示的な実施形態を説明するものであることを理解すべきである。本発明は、本明細書に開示される特定の実施形態に限定されるものではなく、むしろ単に下記の特許請求の範囲によって定義される。さらに、前述の説明に含まれる記述は、特定の諸実施形態に関するものであり、用語または語句が上記で明確に定義されている場合を除いて、本発明の範囲に対する制限または特許請求の範囲に用いられる用語の定義に対する制限と解釈されるべきではない。他の様々な実施形態ならびに開示される実施形態の様々な変更形態および修正形態が、当業者には明らかになるであろう。すべてのそのような他の実施形態、変更形態、および修正形態は、添付の特許請求の範囲の範囲に入るものとする。
本明細書および特許請求の範囲では、用語「例えば(for example)」、「例えば(e.g.)」、「例えば(for instance)」、「〜などの(such as)」、および「〜のような(like)」、ならびに動詞「備える(comprising)」、「有する(having)」、「含む(including)」、およびこれらの動詞の他の動詞形態は、1つまたは複数の構成要素または他の項目の列挙と共に使用される場合、それぞれ非限定的なものとして解釈されるべきあり、列挙が他の追加の構成要素または項目を除外すると見なされるべきでないことを意味する。他の用語は、これらの用語が異なる解釈を必要とする文脈で使用されない限り、それらの用語の最も広い妥当な意味を用いて解釈されるべきである。

Claims (18)

  1. 車両に使用するためのエネルギー吸収アセンブリであって、
    車両バンパに連結される第1の軸線方向端部と、
    車両フレームに連結される第2の軸線方向端部と、
    前記アセンブリの前記第1の軸線方向端部と前記第2の軸線方向端部との間に延び、かつ互いに溶接された複数のセグメントと、
    を備え、
    前記複数のセグメントは、前記第1の軸線方向端部から延びる第1のセグメントと、前記第1のセグメントから延びる第2のセグメントと、前記第1のセグメントおよび前記第2のセグメントの境界面に配置され、かつ非線形部分を含む溶接接合部と、を含み、
    前記非線形部分が、衝突事象中に前記溶接接合部を横切る前記第1のセグメントから前記第2のセグメントへのエネルギーの伝達に影響を与えるように構成される
    ことを特徴とするエネルギー吸収アセンブリ。
  2. 前記第1のセグメントの軸線方向長さが前記第2のセグメントの軸線方向長さよりも短いことを特徴とする請求項1に記載のエネルギー吸収アセンブリ。
  3. 前記第1のセグメントは、前記アセンブリがテーラー溶接ブランクを含むように、前記第2のセグメントより薄いゲージ金属または前記第2のセグメントとは異なるタイプの金属で製作されることを特徴とする請求項1に記載のエネルギー吸収アセンブリ。
  4. 前記第1のセグメントおよび前記第2のセグメントは、前記溶接接合部が重なっていないレーザ溶接突合せ継手を含むように、前記第1のセグメントおよび前記第2のセグメントの境界面に同じ断面形状およびサイズを有することを特徴とする請求項1に記載のエネルギー吸収アセンブリ。
  5. 前記溶接接合部の前記非線形部分が、前記第1のセグメントか前記第2のセグメントのどちらかの中に軸線方向に延びる少なくとも1つの接合部特徴を含むことを特徴とする請求項1に記載のエネルギー吸収アセンブリ。
  6. 前記少なくとも1つの接合部特徴が、前記非線形部分に沿って配置された単一の山または単一の谷を含むことを特徴とする請求項5に記載のエネルギー吸収アセンブリ。
  7. 前記少なくとも1つの接合部特徴が、前記非線形部分に沿って配置された二つの山または二つの谷を含むことを特徴とする請求項5に記載のエネルギー吸収アセンブリ。
  8. 前記少なくとも1つの接合部特徴が、前記非線形部分に沿って配置され、前記アセンブリの側面全体に沿って延びる正弦波に近い波形を互いに形成する複数の山および谷を含むことを特徴とする請求項5に記載のエネルギー吸収アセンブリ。
  9. 前記アセンブリが、前記第1のセグメントか前記第2のセグメントのどちらかに配置された少なくとも1つの二次特徴をさらに備え、
    前記少なくとも1つの二次特徴が、衝突事象中に互いに協働しエネルギーの伝達に影響を与えるために、前記アセンブリに沿って前記少なくとも1つの接合部特徴に対して整列される
    ことを特徴とする請求項5に記載のエネルギー吸収アセンブリ。
  10. 前記少なくとも1つの二次特徴が、前記アセンブリに沿って前記少なくとも1つの接合部特徴に対して軸線方向に整列されることを特徴とする請求項9に記載のエネルギー吸収アセンブリ。
  11. 前記少なくとも1つの二次特徴が、前記第1のセグメントか前記第2のセグメントのどちらかに形成された孔、スロットまたはリブを含むことを特徴とする請求項9に記載のエネルギー吸収アセンブリ。
  12. 前記アセンブリが、前記溶接接合部を横切って前記第1のセグメントから前記第2のセグメントにかけて延びる少なくとも1つの二次特徴をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のエネルギー吸収アセンブリ。
  13. 前記溶接接合部は、前記溶接接合部が前記アセンブリの複数の側面上に形成されるように、前記第1のセグメントおよび前記第2のセグメントの境界面の周りに延び、
    前記溶接接合部が、前記アセンブリの第1の側面上の第1の非線形部分と前記アセンブリの第2の側面上の第2の非線形部分とを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のエネルギー吸収アセンブリ。
  14. 前記複数のセグメントが、前記第1の軸線方向端部から延びる第1のセグメントと、前記第1のセグメントから延びる第2のセグメントと、前記第2のセグメントから延びる第3のセグメントと、前記第1のセグメントおよび前記第2のセグメントの境界面に配置され、第1の非線形部分を含む第1の溶接接合部と、前記第2のセグメントおよび前記第3のセグメントの境界面に配置され、第2の非線形部分を含む第2の溶接接合部と、を含み、
    前記第1の非線形部分および前記第2の非線形接合部分が、衝突事象中に互いに協働するために前記アセンブリに沿って整列された接合部特徴を含むことを特徴とする請求項1に記載のエネルギー吸収アセンブリ。
  15. 前記非線形部分が、エネルギープロファイルの山およびエネルギープロファイルの谷を小さくし、それによって前記溶接接合部を横切る前記第1のセグメントから前記第2のセグメントへのエネルギーの伝達を平滑化することにより、衝突事象中にエネルギーの伝達に影響を与えるように構成されることを特徴とする請求項1に記載のエネルギー吸収アセンブリ。
  16. 前記アセンブリが、前記アセンブリの軸線方向長さに沿ってより小さい第1の軸線方向端部からより大きい第2の軸線方向端部にかけてテーパ状になっていることを特徴とする請求項1に記載のエネルギー吸収アセンブリ。
  17. 車両に使用するためのエネルギー吸収アセンブリであって、
    車両バンパに連結される第1の軸線方向端部と、
    車両フレームに連結される第2の軸線方向端部と、
    前記アセンブリの前記第1の軸線方向端部と前記第2の軸線方向端部との間に延び、かつ互いに溶接された複数のセグメントであって、第1のセグメントと、第2のセグメントと、前記第1のセグメントおよび前記第2のセグメントの境界面に配置され、かつ少なくとも1つの接合部特徴を含む溶接接合部と、を含む複数のセグメントと、
    前記第1のセグメントおよび前記第2のセグメントの一方に形成され、かつ前記少なくとも1つの接合部特徴から軸線方向に分離された少なくとも1つの二次特徴と、
    を備え、
    前記少なくとも1つの接合部特徴および前記少なくとも1つの二次特徴が、衝突事象中に互いに協働し前記アセンブリによるエネルギーの伝達に影響を与えるために、前記アセンブリに沿って整列される
    ことを特徴とするエネルギー吸収アセンブリ。
  18. 車両のフロントバンパまたはリヤバンパでエネルギーを吸収する方法であって、
    前記フロントバンパまたは前記リヤバンパを通じてエネルギー吸収アセンブリの第1の軸線方向端部で外部衝突力を受けるステップと、ここで、前記エネルギー吸収アセンブリが、溶接接合部によって互いに接合された第1のセグメントおよび第2のセグメントを有し、前記溶接接合部が1つまたは複数の接合部特徴を有する非線形部分を含み、
    前記外部衝突力のエネルギーの一部を前記バンパに最も近い前記第1のセグメント内に吸収するステップと、
    前記外部衝突のエネルギーが前記溶接接合部を横切って前記第1のセグメントから前記第2のセグメントまで伝搬するにつれて、エネルギープロファイルの山およびエネルギープロファイルの谷を小さくするステップと、
    前記外部衝突力のエネルギーの一部を前記第2のセグメント内に吸収するステップと、
    を含み、
    前記エネルギープロファイルの山およびエネルギープロファイルの谷を小さくするステップにおいて、前記エネルギープロファイルの山および谷を小さくすることが前記非線形部分によって少なくとも部分的に引き起こされる
    ことを特徴とする方法。
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