JP2016508922A - 車両のブレーキシステムのための制御装置、および車両のブレーキシステムを作動させる方法 - Google Patents

車両のブレーキシステムのための制御装置、および車両のブレーキシステムを作動させる方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、ブレーキシステムの少なくとも1つの第1の液圧コンポーネント(SA,P,EV1,EV2,AV1,AV2,USV1,USV2,HSV1,HSV2)およびブレーキシステムの第2の液圧コンポーネント(SA,P,EV1,EV2,AV1,AV2,USV1,USV2,HSV1,HSV2)を制御して、ブレーキシステムの第1のブレーキ回路の少なくとも1つの第1のホイールブレーキシリンダにおける第1のブレーキ圧(p1)を所定の第1の目標ブレーキ圧または目標ブレーキ圧推移に準じて調整可能であるとともに、ブレーキシステムの第2のブレーキ回路の少なくとも1つの第2のホイールブレーキシリンダにおける第2のブレーキ圧(p2)を所定の第2の目標ブレーキ圧または目標ブレーキ圧推移に準じて調整可能であるように設計されたエレクトロニクス装置(12)を備える、車両のブレーキシステムのための制御装置(10)に関するものである。【解決手段】エレクトロニクス装置(12)は追加的に、少なくとも1つの提供される設定量(18)を考慮したうえで、少なくとも2つの実行可能な動作モードから実行されるべき動作モードを選択するように設計されている。同様に本発明は、車両のためのブレーキシステムに関する。さらに本発明は、車両のブレーキシステムを作動させる方法に関する。【選択図】図2

Description

本発明は、車両のブレーキシステムのための制御装置に関する。同様に本発明は、車両のためのブレーキシステムに関する。さらに本発明は、車両のブレーキシステムを作動させる方法に関する。
特許文献1には、液圧ブレーキシステム、制御装置、およびこれを作動させる方法が記載されている。液圧ブレーキシステムを利用することで、少なくとも1つの電動モータと液圧ブレーキシステムとによって車両を制動することを可能にすることが意図されている。
ドイツ特許出願公開第102011075983A1号明細書
本発明は、請求項1の構成要件を有する車両のブレーキシステムのための制御装置、請求項8の構成要件を有する車両のためのブレーキシステム、および、請求項9の構成要件を有する車両のブレーキシステムを作動させる方法を提供する。
本発明は、ブレーキシステムを作動させるために最適化された制御ストラテジーの利用/選択を可能にする。少なくとも2つの動作モードから、走行快適性および/またはエネルギー効率に関してもっとも好ましい動作モードを的確に選択することができる。選択された動作モードを選択することができる具体的な制御ストラテジーの例については、あとでまた詳細に説明する。このように本発明は、快適でエネルギー効率の良い車両の制動を保証する。
あとでまた詳しく説明するとおり、さまざまに異なる制御ストラテジーを選択のために用意することができ、さまざまに異なる制御ストラテジー/動作モードの間を行き来するように的確に切換をすることもできる。このようにして、アクスルごとのブレンドによる最大限可能な回生を、特に騒音抑制に基づく最善の快適性で実現可能である。
ブレーキシステムでは、通常、少なくとも1つのブレーキ回路で圧力生成、圧力維持、または圧力削減を実行するための複数の選択肢がある。たとえばブレーキシステムはしばしばマスタブレーキシリンダ圧力変更装置を備えており、これを用いて、ブレーキ操作部材に及ぼされる運転者ブレーキ力に関わりなく、または運転者ブレーキ力を考慮したうえで、マスタブレーキシリンダ内圧を変更可能である。このような種類のマスタブレーキシリンダ圧力変更装置は、たとえば少なくとも1つのプランジャおよび/またはブレーキ倍力装置を含むことができる。特に電気機械式のブレーキ倍力装置を用いて、最新の運転者ブレーキ力を考慮したうえで、または運転者ブレーキ力に関わりなく、マスタブレーキシリンダ内圧が追加的に増大または減少するように、マスタブレーキシリンダの位置調節可能な少なくとも1つのピストンに対して補助力を及ぼすことができる。さらにブレーキシステムは、通常、ホイール取込弁とホイール吐出弁とを備えており、これらを用いてブレーキシステムのマスタブレーキシリンダとホイールブレーキシリンダの間でのブレーキ液移送を制御可能である。さらに、ブレーキシステムはしばしば少なくとも1つの切換弁、少なくとも1つの高圧切換弁、および/または少なくとも1つのポンプを有しており、これらを用いて、少なくとも1つのホイールブレーキシリンダで生じているブレーキ圧の変更を同じく実行することができる。
本発明により、液圧コンポーネントがしばしば邪魔な/望ましくない騒音を惹起するという欠点を取り除くことができる。それに対して本発明は、適用される動作モードの騒音最適化された的確な選択可能性を保証するものであり、それと同時に、良好な回生効率、高いダイナミクス、信頼度の高い圧力調節精度が保証される。
本発明は、それぞれのブレーキトルクのブレンドが実施されるときに、ブレーキシステムの液圧コンポーネントの可能な活用法に関して複数の自由度が存在するという利点を活用する。このように、第1のブレーキ回路の少なくとも1つの第1のホイールブレーキシリンダで生じている第1のブレーキ圧と、第2のブレーキ回路の少なくとも1つの第2のホイールブレーキシリンダで生じている第2のブレーキ回路とを、全面的に異なる方式で具体化することができる。最適化された動作モードを選択することで、非選択の動作モードの欠点を回避することができる。
制御装置の好ましい実施形態では、エレクトロニクス装置は、車両の車両型式、走行状況、交通状況、および/または環境条件を少なくとも1つの提供される設定量として考慮するために設計されている。たとえば特に車両型式の観点から最適化された動作モードを選択することができ、この動作モードでは、ブレーキシステムの液圧コンポーネントの配置/設計に基づいて騒音を引き起こす少なくとも1つの液圧コンポーネントが、騒音最適化された出力低減動作のときにのみ比較的稀にしか使用されず/まったく使用されないことが保証される。
エレクトロニクス装置は、少なくとも1つのプランジャ、少なくとも1つのポンプ、少なくとも1つのホイール取込弁、少なくとも1つのホイール吐出弁、少なくとも1つの高圧切換弁、および/または少なくとも1つの切換弁を第1のコンポーネントおよび/または第2のコンポーネントとして制御するために設計されているのが好ましい。その補足としてブレーキ倍力装置を、たとえば特に電気機械式のブレーキ倍力装置を、エレクトロニクス装置によって制御可能であってよい。このように制御装置は、ブレーキシステムですでに使用されているコンポーネントを活用する。したがって、制御装置と協働作用するブレーキシステムに追加の機器/装置を準備する必要性がなくなる。
別の好ましい実施形態ではエレクトロニクス装置は、少なくとも2つの実行可能な動作モードから選択されたホイール吐出弁利用動作モードでブレーキシステムを作動させて、ブレーキシステムのマスタブレーキシリンダにおけるマスタブレーキシリンダ内圧を第1のブレーキ圧および第2のブレーキ圧の最大値と等しくなるように少なくとも1つの制御されるプランジャを用いて調整可能であり、第1のブレーキ圧または第2のブレーキ圧をマスタブレーキシリンダ内圧に比べて、少なくとも、少なくとも1つの制御されるホイール吐出弁を用いて低減可能であるようにするために設計されている。このようにして、騒音最適化されたホイール吐出弁の取付/設計で、このような騒音最適化されたホイール吐出弁利用動作モードを希望されるブレーキ圧の確保のために的確に活用することができる。
その代替または補足としてエレクトロニクス装置は、少なくとも2つの実行可能な動作モードから選択されたポンプ利用動作モードでブレーキシステムを作動させて、マスタブレーキシリンダ内圧を第1のブレーキ圧および第2のブレーキ圧の最小値と等しくなるように少なくとも1つの制御されるプランジャを用いて調整可能であり、第1のブレーキ圧または第2のブレーキ圧をマスタブレーキシリンダ内圧に比べて、少なくとも、少なくとも1つの制御されるポンプを用いて増大可能であるようにするために設計されていてよい。このモードは、特に少なくとも1つのポンプの騒音最適化された配置/設計で、希望されるブレーキ圧を調整するために格別に適している。
同様にエレクトロニクス装置は、少なくとも2つの実行可能な動作モードから選択されたプランジャ利用動作モードでブレーキシステムを作動させて、マスタブレーキシリンダ内圧を第1のブレーキ圧および第2のブレーキ圧の最大値と等しくなるように少なくとも1つの制御されるプランジャを用いて調整可能であることによって第1のブレーキ圧および第2のブレーキ圧を同時に増大可能であり、マスタブレーキシリンダ内圧を第1のブレーキ圧および第2のブレーキ圧の最小値と等しくなるように少なくとも1つの制御されるプランジャを用いて調整可能であることによって第1のブレーキ圧および第2のブレーキ圧を同時に低減可能であるようにするために設計されていてよい。あとで詳しく説明するとおり、このような種類のプランジャ利用動作モードによって、ポンプまたはホイール吐出弁の使用を的確に省略することができる。
さらにエレクトロニクス装置は好ましい実施形態では、少なくとも2つの実行可能な動作モードから選択されたプランジャ適用動作モードでブレーキシステムを作動させて、マスタブレーキシリンダ内圧を第1のブレーキ圧および第2のブレーキ圧の最大値よりも大きくなるように少なくとも1つの制御されるプランジャを用いて調整可能であることによって第1のブレーキ圧および第2のブレーキ圧を同時に増大可能であり、マスタブレーキシリンダ内圧を第1のブレーキ圧および第2のブレーキ圧の最小値よりも小さくなるように少なくとも1つの制御されるプランジャを用いて調整可能であることによって第1のブレーキ圧および第2のブレーキ圧を同時に低減可能であるようにするために設計されていてよい。選択的に、このような種類のさらに別の動作モードでは、ポンプまたはホイール吐出弁の使用を(ほぼ)省略することができる。
以上の各段落で説明した利点は、このような種類の制御装置を備える車両のためのブレーキシステムにおいても保証される。
さらに上述した利点は、車両のブレーキシステムを作動させる対応する方法を実施することによって具体化可能である。付言しておくと、車両のブレーキシステムを作動させる方法は、上記の各実施形態に準じて発展形にすることが可能である。
次に、本発明のその他の構成要件や利点について、図面を参照しながら説明する。図面は次のものを示している:
図1Aから1Gは、車両のブレーキシステムを作動させる方法の実施形態を説明するための座標系とグラフである。 制御装置の実施形態を示す模式図である。
図1Aから1Gは、車両のブレーキシステムを作動させる方法の実施形態を説明するための座標系とグラフを示している。
図1Aaから1Gaは、横軸が時間tであり、縦軸が圧力pを表す座標系を示している。図1Aaから1Gaの座標系には、ブレーキシステムの第1のブレーキ回路の少なくとも1つの第1のホイールブレーキシリンダで調整/制御される第1のブレーキ圧p1と、ブレーキシステムの第2のブレーキ回路の少なくとも1つの第2のホイールブレーキシリンダで調整/制御される第2のブレーキ圧p2とがプロットされている。さらに図1Aaから1Gaの座標系には、ブレーキシステムのマスタブレーキシリンダで調整/制御されるマスタブレーキシリンダ内圧pHZもプロットされている。
ブレーキシステムの各々のブレーキ回路は、たとえば2つのホイールブレーキシリンダを有することができる。ただし以下に説明する方法は、第1のブレーキ回路または第2のブレーキ回路への特定の数のホイールブレーキシリンダの連結に限定されるものではない。
第1のブレーキ回路は、たとえばフロントアクスル・ブレーキ回路であってよく、第2のブレーキ回路はリヤアクスル・ブレーキ回路として利用可能である。しかしながら本方法の実施可能性は、このようなブレーキ回路の分割に限定されるものではない。さらにブレーキ回路に付属する各ホイールは、車両の共通の側に配置されていても対角線上に配置されていてもよい。
図1Abから1Gbに掲げるグラフは、ブレーキシステムのさまざまな液圧コンポーネントの使用頻度および/または実行された出力を表している。図1Abから1Gbのグラフの横軸は、あらためて時間tである。図1Abから1Gbを用いて使用頻度および/または出力が掲げられているブレーキシステムの液圧コンポーネントは、少なくとも1つの利用可能なマスタブレーキシリンダ圧力変更装置SAの例としての少なくとも1つのプランジャSA、ブレーキ回路ごとの少なくとも1つのポンプP、第1のブレーキ回路の少なくとも1つの第1のホイール取込弁EV1、第2のブレーキ回路の少なくとも1つの第2のホイール取込弁EV2、第1のブレーキ回路の少なくとも1つの第1のホイール吐出弁AV1、第2のブレーキ回路の少なくとも1つの第2のホイール吐出弁AV2、第1のブレーキ回路の第1の切換弁USV1、第2のブレーキ回路の第2の切換弁USV2、第1のブレーキ回路の第1の高圧切換弁HSV1、および第2のブレーキ回路の第2の高圧切換弁HSV2である。しかしながら付言しておくと、以下に説明する方法の実施可能性は、これらすべてのコンポーネントのブレーキシステムへの搭載に限定されるものではない。
車両のブレーキシステムを作動させる方法が実施されるとき、第1の方法ステップで、(第1のブレーキ回路の少なくとも1つの第1のホイールブレーキシリンダにおける)第1のブレーキ圧p1および(第2のブレーキ回路の少なくとも1つの第2のホイールブレーキシリンダにおける)第2のブレーキ圧p2を変更するために、ブレーキシステムの少なくとも2つの実行可能な動作モードから、実行されるべき動作モードが選択される。少なくとも2つの実行可能な動作モードの各々は、(少なくとも1つの第1のホイールブレーキシリンダにおける)第1のブレーキ圧p1を所定の第1の目標ブレーキ圧および/または目標ブレーキ圧推移に準じて変更するのに適しており、(少なくとも1つの第2のホイールブレーキシリンダにおける)第2のブレーキ圧p2を所定の第2の目標ブレーキ圧および/または目標ブレーキ圧推移に準じて変更するのに適している。
第1の目標ブレーキ圧/目標ブレーキ圧推移および/または第2の目標ブレーキ圧/ブレーキ圧推移は、車両の運転者によって車両のブレーキ操作部材の操作によって設定することができ、および/または車両の自動式の速度制御装置によって設定することができる。たとえば第1の目標ブレーキ圧/目標ブレーキ圧推移および/または第2の目標ブレーキ圧/目標ブレーキ圧推移は、運転者ブレーキ力、運転者ブレーキ圧、またはブレーキ操作部材の移動距離、特にロッドストロークなどを考慮したうえで決定/設定されていてよい。
所定の第1の目標ブレーキ圧および/または目標ブレーキ圧推移に準じた第1のブレーキ圧p1の変更とは、(少なくとも1つの第1のホイールブレーキシリンダにおける)第1のブレーキ圧p1が増大され、一定に保持され、または低減されて、所定の第1の目標ブレーキ圧および/または目標ブレーキ圧推移の最新の値に第1のブレーキ圧p1が(ほぼ)等しくなり/等しくされることであると理解することができる。それに応じて、所定の第2の目標ブレーキ圧および/または目標ブレーキ圧推移に準じた第2のブレーキ圧p2の変更とは、第2のブレーキ圧p2が増大され、一定に保持され、または低減されて、(少なくとも1つの第2のホイールブレーキシリンダで生じている)第2のブレーキ圧p2が、所定の第2の目標ブレーキ圧および/または目標ブレーキ圧推移の最新の値に(ほぼ)等しくなり/等しく保たれることであると理解することができる。
第1の方法ステップでの少なくとも2つの実行可能な動作モードからの実行されるべき動作モードの選択は、少なくとも1つの提供される設定量を考慮したうえで行われる。たとえば実行されるべき動作モードの選択にあたっては、車両の車両型式、走行状況、交通状況、および/または環境条件を少なくとも1つの提供される設定量として考慮することができる。ブレーキシステムの少なくとも1つのコンポーネントの型式、ブレーキシステムの少なくとも1つのコンポーネントの状態、ブレーキシステムの少なくとも1つの液圧コンポーネントで生じている圧力、および/またはブレーキシステムの少なくとも1つの液圧コンポーネントで生じているブレーキ液容積なども、少なくとも1つの設定量として考慮に入れることができる。たとえば、両方のブレーキ圧p1およびp2の間の圧力差を少なくとも1つの設定量として考慮することができる。同様に、ブレーキシステムの少なくとも1つの備蓄室の充填容積を少なくとも1つの設定量として考慮可能である。少なくとも1つの設定量は、少なくとも1つのセンサを用いて継続的にあらためて判定することができる。その代替または補足として、少なくとも1つの設定量を、方法を実施する装置の設置時にプログラム入力し、および/または車両独自のデータ記憶ユニットによって照会することができる。
ここで説明している方法は、少なくとも1つの設定量の観点から最適化された、ブレーキシステムを作動させるための動作モードの利用/選択を可能にする。少なくとも2つの動作モードから、走行快適性および/またはエネルギー効率に関してもっとも好ましい動作モードを的確に選択することができる。このように本発明は、快適でエネルギー効率の高い車両の制動を保証する。以下で詳しく説明するとおり、少なくとも2つの実行可能な動作モードから、特に、車両の車両型式で、ないしはブレーキシステムのさまざまな液圧コンポーネントでなされている組付状態で、騒音の少ない車両の制動を保証する動作モードを選択することができる。このケースでは少なくとも1つの設定量は車両型式であり、ないしは、ブレーキシステムのさまざまな液圧コンポーネントの空間的な配置に関わる情報であるのが好ましい。しかしながら付言しておくと、このような種類の方法の実施は一例としてのみ解釈されるべきものである。本方法は、これ以外の利点を実現するためにも実施することができる。
ブレーキシステムの少なくとも2つの実行可能な動作モードとは、少なくとも、第1の実行可能な動作モードおよび第2の実行可能な動作モードであると理解することができる。その場合、第1の実行可能な動作モードでブレーキシステムが作動するときには、少なくとも1つの第1のホイールブレーキシリンダにおける第1のブレーキ圧p1が(所定の第1の目標ブレーキ圧および/または目標ブレーキ圧推移に準じて)確実に制御/調整され、少なくとも1つの第2のホイールブレーキシリンダにおける第2のブレーキ圧p2が(所定の第2の目標ブレーキ圧および/または目標ブレーキ圧推移に準じて)確実に制御/調整されることが保証される。このことは、ブレーキシステムの少なくとも1つの第1の液圧コンポーネントが第1の頻度および/または第1の出力で利用され/作動し、ブレーキシステムの第2の液圧コンポーネントが第2の頻度および/または第2の出力で利用され/作動することによって行われる。それに応じて、第2の実行可能な動作モードでブレーキシステムが作動するときにも、少なくとも1つの第1のホイールブレーキシリンダにおける第1のブレーキ圧p1が(第1の目標ブレーキ圧および/または目標ブレーキ圧推移に準じて)制御/調整され、少なくとも1つの第2のホイールブレーキシリンダにおける第2のブレーキ圧p2が(第2の目標ブレーキ圧および/または目標ブレーキ圧推移に準じて)制御/調整されるが、それは、少なくとも第1の液圧コンポーネントが第1の頻度よりも低い頻度および/または第1の出力よりも低い出力で利用され、第2の液圧コンポーネントが第2の頻度よりも高い頻度および/または第2の出力よりも高い出力で利用されることによる。これは、両方の液圧コンポーネントのうち、第1の動作モードでは第1の液圧コンポーネントだけが利用され、および/または第2の動作モードでは第2の液圧コンポーネントだけが利用されることであると理解することもできる。ここで付言しておくと、両方の液圧コンポーネントの異なる出力および/または利用頻度にもかかわらず、さまざまな選択可能などの動作モードのときでも、ブレーキ圧p1およびp2についてそのつど等しい圧力値を調整可能/制御可能である。
図1Aから1Gによって表されている実施形態では、実行されるべき動作モードはブレーキシステムの7つの実行可能な動作モードから選択することができる。しかしながら付言しておくと、このような数の実行可能な動作モード、および以下に説明する設計はあくまで一例として解釈されるべきものである。
第2の方法ステップで、ブレーキシステムは選択された動作モードで作動して、少なくとも1つの第1のホイールブレーキシリンダにおける第1のブレーキ圧p1が(第1の目標ブレーキ圧および/または目標ブレーキ圧推移に準じて)調整され、少なくとも1つの第2のホイールブレーキシリンダにおける第2のブレーキ圧p2が(第1の目標ブレーキ圧および/または目標ブレーキ圧推移に準じて)調整されるようにされる。図1Aaから1Gaを比べてみると明らかにわかるとおり、そのつど選択された動作モードに関わりなく、第1のブレーキ圧p1および第2のブレーキ圧p2については等しい価が調整される。このように選択された動作モードに関わりなく、運転者のブレーキ希望または自動式の速度制御装置のブレーキ要求が確実に満たされることを常に保証可能である。
第2の方法ステップを実施するために、ここに掲げている実施形態では、少なくとも1つのプランジャSA(少なくとも1つのマスタブレーキシリンダ圧力変更装置の例として)、ブレーキ回路ごとに少なくとも1つのポンプP(すべてのポンプを共通のモータによって作動化可能である)、無通電で開くホイール取込弁EV1およびEV2、無通電で閉じるホイール吐出弁AV1およびAV2、無通電で閉じる高圧切換弁HSV1およびHSV2、および無通電で開く切換弁USV1およびUSV2(少なくとも第1の液圧コンポーネントおよび第2の液圧コンポーネントとして)が利用/制御される。本方法を実施するために、ブレーキシステムにすでに通常存在している液圧コンポーネントを援用することができる。しかしながら本方法の実施可能性は、図1Abから1Gbに列挙しているブレーキシステムの(すべての)液圧コンポーネントの利用に限定されるものではない。
図1Aaから1Gaに掲げているブレーキ圧p1およびp2の推移/値は、あくまでも一例として解釈されるべきものである。
時間t0とt1のあいだに、第1のブレーキ圧p1と第2のブレーキ圧p2は(選択的に同じ勾配で)連続して上昇していき、第1のブレーキ圧p1は第2のブレーキ圧p2よりも大きくなっており/大きく保たれる。時間t1を過ぎると、ブレーキ圧p1およびp2は所定の時間インターバルのあいだ一定に保たれる。時間t3を過ぎて初めて、第1のブレーキ圧p1と第2のブレーキ圧p2は時間t3まで(選択的に同じ勾配で)連続して減少していき、第1のブレーキ圧p1は第2のブレーキ圧p2よりも大きくなっており/大きく保たれる。時間t3からt4のあいだ、ブレーキ圧p1およびp2は一定に保たれる。時間t4を過ぎると、大きいほうの第1のブレーキ圧p1が上昇していき、それに対して、小さいほうのブレーキ圧p2は減少していく。時間t5からt6のあいだ、第1のブレーキ圧p1と第2のブレーキ圧p2は一定に保たれる。時間t6を過ぎると、大きいほうの第1のブレーキ圧p1が減少していき、それに対して、小さいほうの第2のブレーキ圧p2は増加していき、その結果、ブレーキ圧p1およびp2は時間t7で同じ値を有している。その後、第2のブレーキ圧p2の増加は時間t8まで続き、それに対して、同時に第1のブレーキ圧p1は減少していく。しかしながら再度付言しておくと、本方法の実施可能性はブレーキ圧p1およびp2の特定の圧力推移に限定されるものではない。
次に、実施されるべき動作モードを選択することができる、実施可能な動作モードの例について説明する。しかしながら本方法は、以下に説明する例のうちの少なくとも1つを省略しても実施することができ、および/または別の実施可能な動作モードを追加しても実施することができる。
図1Aaおよび1Abには、少なくとも2つの実行可能な動作モードからホイール吐出弁利用動作モードが選択された場合にブレーキシステムが作動する、ホイール吐出弁利用動作モードが示されている。ホイール吐出弁利用動作モードでブレーキシステムが作動するとき、マスタブレーキシリンダにおけるマスタブレーキシリンダ内圧pHZは、第1のブレーキ圧p1および第2のブレーキ圧p2の最大値に等しくなるように、少なくとも1つのプランジャSAによって調整される。そのために、少なくとも1つのプランジャSAは時間t0とt1のあいだ、時間t4とt5のあいだ、および時間t7とt8のあいだで、(調整されるべき)ブレーキ圧p1およびp2の増加していく最大値に応じてマスタブレーキシリンダ内圧pHZが少なくとも1つのプランジャSAの第1のプランジャ出力Pp1で上昇していくように制御される。さらにマスタブレーキシリンダ内圧pHZは時間t2とt3のあいだで、および時間t6とt7のあいだで、(調整されるべき)ブレーキ圧p1およびp2の減少していく最大値に対応してマスタブレーキシリンダ内圧pHZが少なくとも1つのプランジャSAの第2のプランジャ出力Pp2で減少していくように制御される。
時間t0とt7のあいだで、(調整されるべき)第2のブレーキ圧p2はマスタブレーキシリンダ内圧pHZよりも小さくなっている。したがって、第2のブレーキ圧p2をマスタブレーキシリンダ内圧pHZよりも引き下げるために、時間t0とt7のあいだでは、第2のブレーキ回路の少なくとも1つの第2のホイール取込弁EV2が(通電によって)制御され/少なくとも一時的に閉じた状態へと制御される。さらに時間t2とt3のあいだ、および時間t4とt5のあいだには第2のブレーキ回路の第2のホイール吐出弁AV2が通電によって制御され/少なくとも一時的に開かれる。それに応じて時間t7とt8のあいだでは、第1のブレーキ圧p1がマスタブレーキシリンダ内圧pHZよりも引き下げられ、それは、第1のブレーキ回路の少なくとも1つの第1のホイール取込弁EV1が少なくとも一時的に閉じた状態へと制御され、第1のブレーキ回路の少なくとも1つの第1のホイール吐出弁AV1が通電によって少なくとも一時的に開いた状態へと制御されることによる。
図1Aaおよび1Abに示すホイール吐出弁利用動作モードでは、特にホイール吐出弁AV1およびAV2が比較的頻繁に適用される。それに対してホイール吐出弁利用動作モードでは、ブレーキ回路ごとの少なくとも1つのポンプPの活動化を省略することができる。このように、図1Aaおよび1Abに示すホイール吐出弁利用動作モードは、特に少なくとも1つのプランジャSAの利用よりもホイール吐出弁AV1およびAV2の利用が優先される場合や、ブレーキ回路ごとの少なくとも1つのポンプPの利用よりも少なくとも1つのプランジャSAの利用が優先される場合に適している。特に、とりわけブレーキ回路ごとの少なくとも1つのポンプPの作動が望ましくない騒音と結びついているとき、ポンプ動作を回避するためにホイール吐出弁利用動作モードを利用することができる。
図1Baおよび1Bbは、少なくとも2つの実行可能な動作モードから第1のポンプ利用動作モードが選択された後にブレーキシステムが作動する、第1のポンプ利用動作モードを示している。第1のポンプ利用動作モードでのブレーキシステムの作動中には、マスタブレーキシリンダ内圧pHZは、第1のブレーキ圧p1およびブレーキ圧p2の最小値に等しくなるように、少なくとも1つのプランジャSAによって調整される。そのために、時間t0とt1のあいだ、および時間t6とt7のあいだ、(調整されるべき)ブレーキ圧p1およびp2の増加していく最小値に対応してマスタブレーキシリンダ内圧pHZが、第1のプランジャ出力Pp1で作動する少なくとも1つのプランジャSAによって引き上げられる。さらに時間t2とt3のあいだ、時間t4とt5のあいだ、および時間t7とt8のあいだ、マスタブレーキシリンダ内圧pHZは、(調整されるべき)ブレーキ圧p1およびp2の減少していく最小値に応じて、第2のプランジャ出力Pp2で作動する少なくとも1つのプランジャSAによって引き下げられる。
時間t0とt7のあいだ、マスタブレーキシリンダ内圧pHZよりも引き上げられた第1のブレーキ圧p1が保証されるが、それは、第1の切換弁USV1が通電によって制御され/少なくとも一時的に閉じた状態へと制御されることによる。さらに第1のブレーキ圧p1は時間t0とt1のあいだ、および時間t4とt5のあいだに引き上げられるが、それは、ブレーキ回路ごとの少なくとも1つのポンプPが活動化されて、第1の高圧切換弁HSV1が通電されることによる。それに応じて、時間t7とt8のあいだには第2のブレーキ圧p2も、ブレーキ回路ごとの少なくとも1つのポンプP、第2の切換弁USV2の制御/通電、および第2の高圧切換弁HSV2の制御/通電によって、マスタブレーキシリンダ内圧pHZよりも引き上げることができる。
第1のポンプ利用動作モードがとりわけ好ましいのは、ブレーキ回路ごとの少なくとも1つのポンプPの作動が優先され、それに対して、ホイール吐出弁AV1およびAV2の作動は否定される場合である。図1Baおよび1Bbを参照するとわかるとおり、図示している方法ステップではホイール吐出弁AV1およびAV2への通電を全面的に省略することができる。
第2のポンプ利用動作モードが図1Caおよび1Cbに示されている。第2のポンプ利用動作モードでブレーキシステムが作動するとき、マスタブレーキシリンダ内圧pHZは(ほぼ)ゼロに合わせて調整/保持される。(ほぼ)ゼロのマスタブレーキシリンダ内圧pHZを保証するために、たとえば、運転者によるブレーキ操作部材の操作にもかかわらず、運転者によるマスタブレーキシリンダへのブレーキ介入が妨げられるようにブレーキ倍力装置を制御することができる。同様に、ブレーキ操作部材とマスタブレーキシリンダの少なくとも1つのピストンとの間にアイドルストロークを存在させることができ、それにより、ブレーキ操作部材の操作にもかかわらず、マスタブレーキシリンダへのブレーキ介入が妨げられる。これら両方の選択肢によって、マスタブレーキシリンダでの圧力生成をブレーキ操作部材の操作にもかかわらず確実に阻止可能である。
希望されるブレーキ圧p1およびp2を調整するために、時間t0からt8までの全時間インターバルのあいだ、第1の切換弁USV1と第2の切換弁USV2に通電がなされる。ブレーキ圧p1およびp2のうち少なくとも一方の上昇は、時間t0からt1、t4からt5、およびt6からt8のあいだで、ブレーキ回路ごとの少なくとも1つのポンプPの作動によって行われる。ブレーキ回路ごとの少なくとも1つのポンプPの作動が第1のブレーキ圧p1および/または第2のブレーキ圧p2の増大を惹起するようにするために、引き上げられるべきブレーキ圧p1および/またはp2を有する少なくとも1つのブレーキ回路の高圧切換弁HSV1および/またはHSV2に通電がなされる(高圧切換弁HSV1またはHSV2のうちの一方の非通電により、ポンプPの共同での作動にもかかわらず、それぞれのブレーキ回路におけるブレーキ圧p1またはp2の上昇を防ぐことができる)。
第2のポンプ利用動作モードは、上述したすべての方法ステップを通じて、少なくとも1つのプランジャSAおよびホイール吐出弁AV1およびAV2の利用を省略することを保証する。それが特に好ましいのは、少なくとも1つのポンプの作動が、少なくとも1つのプランジャSAまたはホイール吐出弁AV1およびAV2の作動に比べて明らかに優先される場合である。
図1Da、1Db、1Ea、および1Ebは、少なくとも2つの実行可能な動作モードから該当するプランジャ利用動作モードがそのつど選択された後にブレーキシステムを作動させることができる、それぞれ異なるプランジャ利用動作モードを示している。両方のプランジャ利用動作モードでは、第1のブレーキ圧p1および第2のブレーキ圧p2の同時の増大が時間t0とt1のあいだで行われるが、それは、マスタブレーキシリンダ内圧pHZが(調整されるべき)ブレーキ圧p1およびp2の最大値に等しくなるように、第1のプランジャ出力Pp1で作動する少なくとも1つのプランジャSAによって調整されることによる。時間t0とt2のあいだで、第1のブレーキ圧p1およびマスタブレーキシリンダ内圧pHZよりも小さい第2のブレーキ圧p2を保証するために、第2のブレーキ回路の少なくとも1つの第2のホイール取込弁EV2が通電によって制御され/少なくとも一時的に閉じた状態へと制御される。時間t2とt3のあいだでの第1のブレーキ圧p1と第2のブレーキ圧p2との共通の低減は、マスタブレーキシリンダ内圧pHZが(調整されるべき)ブレーキ圧p1およびp2の最小値と等しくなるように少なくとも1つのプランジャSAにより調整されることによって行われる。第1の切換弁USV1の制御/通電により、時間t2とt4のあいだでは、第1のブレーキ圧p1が第2のブレーキ圧p2およびマスタブレーキシリンダ内圧pHZまで低下することが妨げられる。
ただし、図1Da、1Db、1Ea、および1Ebによって図示する方法は、ブレーキ圧p1およびp2の共通の増大/一定の保持と、ブレーキ圧p1およびp2の共通の低減との間の切換中に、少なくとも1つのプランジャSAの有意に高いプランジャ出力Pphを必要とする(プランジャ出力Pphが、第1のプランジャ出力Pp1および第2のプランジャ出力Pp2を明らかに上回る可能性がある)。したがって、これら両方のプランジャ利用動作モードが好ましいのは、プランジャ出力Pphでの少なくとも1つのプランジャSAの出力の高い動作も、少なくとも1つのプランジャSAの配置に基づき、(他に伝達可能な)騒音をほとんど生起しない/まったく生起しない場合である。
図1Daおよび1Dbに図示する第1のプランジャ利用動作モードは、時間t4からt8のあいだに、ブレーキ圧p1またはp2のいずれかだけを上昇させ、それに対して他方のブレーキ圧p1またはp2を同時に低減するために第1の制御ストラテジーを利用する。このときマスタブレーキシリンダ内圧pHZは、調整されるべきブレーキ圧p1およびp2の最小値に等しくなるように引き上げられ、引き下げられ、または一定に保たれる。第1のブレーキ圧p1が時間t4とt7のあいだにマスタブレーキシリンダ内圧pHZよりも大きいこと/大きく保たれることを保証するために、第1の切換弁USV1が通電によって制御され/閉じた状態へと制御される。第1のブレーキ圧p1だけを引き上げるために、時間t4とt5のあいだではポンプが活動化される。第1の高圧切換弁ASV1への通電により、ブレーキ回路ごとの少なくとも1つのポンプPの動作が、時間t4とt5のあいだに第1のブレーキ圧p1の増大(だけ)を惹起することが確保される。
それに応じて時間t7とt8のあいだには、ポンプPの動作によって第2のブレーキ圧p2だけを引き上げるために、第2の切換弁USV2および第2の高圧切換弁HSV2への通電がなされて閉止される。
図1Eaおよび1Ebに図示する第2のプランジャ利用動作モードでは、時間t4とt8のあいだに別の制御ストラテジーが実行される。ブレーキ圧p1またはp2のいずれかだけを引き上げ、同時に他方のブレーキ圧p1またはp2を引き下げるために、マスタブレーキシリンダ内圧pHZは両方の(調整されるべき)ブレーキ圧p1およびp2の最大値に準じて制御される。たとえば時間t4とt7のあいだにマスタブレーキシリンダ内圧pHZは、(調整されるべき)第1のブレーキ圧p1に合わせて制御される。これよりも小さい第2のブレーキ圧p2を時間t4とt7のあいだに確保するために、第2のプランジャ利用動作モードでは、少なくとも1つの第2のホイール取込弁EV2が制御され/少なくとも一時的に通電によって閉じられる。第2のブレーキ圧p2の低減は、時間t4とt5のあいだには、少なくとも1つの第2のホイール吐出弁AV2を少なくとも一時的に開くための通電によって行われる。第2のブレーキ圧p2の増大も時間t6とt7のあいだに可能であり、それは、少なくとも1つの第2のホイール取込弁EV2が少なくとも一時的に再び開放されることによる。時間t7とt8のあいだでは、マスタブレーキシリンダ内圧pHZは第2のブレーキ圧p2と等しくなるように制御され、それに対して第1のブレーキ圧p1は、少なくとも1つの第1のホイール取込弁EV1の少なくとも一時的な制御/通電によって、および少なくとも1つの第1のホイール吐出弁AV1の少なくとも一時的な制御/通電によって引き下げられる。
図1Eaおよび1Ebにより図示している第2のプランジャ利用動作モードが特に適しているのは、ブレーキ回路ごとの少なくとも1つのポンプPの動作ができる限り妨げられるべき場合である。少なくとも1つのポンプPの動作の回避は、その代わりにホイール取込弁EV1およびEV2とホイール吐出弁AV1およびAV2とがいっそう頻繁に適用され、少なくとも1つのプランジャがいっそう頻繁に有意に高いプランジャ出力Pphで作動することによって可能である。
図1Fa、1Fb、1Ga、および1Gbに図示するプランジャ適用動作モードでは、第1のブレーキ圧p1と第2のブレーキ圧p2が同時に引き上げられるが、それは、マスタブレーキシリンダ内圧pHZが第1のブレーキ圧p1および第2のブレーキ圧p2の最大値よりも(明らかに)大きくなるように、少なくとも1つのプランジャSAによって調整されることによる。それぞれのブレーキ回路での相違するブレーキ圧p1およびp2の調整は、ホイール取込弁EV1およびEV2の制御/通電によって行われる。第1のブレーキ圧p1と第2のブレーキ圧p2を同時に引き下げるために、マスタブレーキシリンダ内圧pHZは第1のブレーキ圧p1および第2のブレーキ圧p2の最小値よりも明らかに低くなるように、少なくとも1つのプランジャSAによって調整される。このことは、特にブレーキ圧p1およびp2の増大/一定の保持と、ブレーキ圧p1およびp2の低減との間の切換のときに、少なくとも1つのプランジャSAの有意に高いプランジャ出力Pphを必要とする。それぞれ異なるブレーキ圧p1およびp2を調整するために、時間t2とt4のあいだで切換弁USV1およびUSV2が制御/通電される。
図1Fa、1Fb、1Ga、および1Gbによって図示されているプランジャ利用動作モードが特に適しているのは、少なくとも1つのプランジャSAの出力の高い動作であっても、ポンプ動作やホイール吐出弁の動作に比べればむしろ甘受される場合である。特に、プランジャ利用動作モードを実行するために、マスタブレーキシリンダ内圧pHZの大まかな調整に適しているだけの少なくとも1つの低コストなプランジャSAを採用することができる。このように、実行される動作モードが選択されるとき、少なくとも1つの液圧コンポーネントの型式も考慮に入れることができる。
時間t4とt8のあいだで、図1Fa、1Fb、1Ga、および1Gbのプランジャ適用制動モードはそれぞれ異なる制御ストラテジーを実行する。図1Faおよび1Fbの第1のプランジャ適用動作モードでは、時間t4とt5のあいだで、および時間t6とt8のあいだで少なくとも1つのポンプPの作動によって、ブレーキ圧p1およびp2のうちの一方だけの増大が行われる。ブレーキ圧p1またはp2のいずれかが引き上げられることを保証するために、時間t4とt5のあいだで、および時間t6とt8のあいだで、引き上げられるべきブレーキ圧p1またはp2を含むブレーキ回路のそれぞれの高圧切換弁HSV1またはHSV2が通電/制御される。ブレーキ圧p1およびp2の微調整は、切換弁USV1およびUSV2の通電によって時間t4とt8のあいだで行うことができる。このように、図1Faおよび1Fbの動作モードが特別に適しているのは、ブレーキ回路ごとの少なくとも1つのポンプの動作が、ホイール吐出弁AV1またはAV2の適用に比べて優先される場合である。
図1Gaおよび1Gbの動作モードでは、ブレーキ圧p1およびp2のうちの一方だけの増大は、(調整されるべき)ブレーキ圧p1およびp2の最大値よりも(明らかに)高い値に合わせてマスタブレーキシリンダ内圧pHZが調整されることによって行われる。他方のブレーキ圧p1およびp2を引き下げるために、それぞれのホイールブレーキシリンダに付属するホイール吐出弁AV1またはAV2が制御される。ブレーキ圧p1およびp2の微調整は、時間t4とt8のあいだで、ホイール取込弁EV1およびEV2の制御/通電を通じて行われる。
このように図1Gaおよび1Gbの動作モードでは、説明したすべての方法ステップにおいて、ブレーキ回路ごとの少なくとも1つのポンプPの作動を全面的に省略することができる。したがって図1Gaおよび1Gbの動作モードは、特に、ポンプPの配置/設計に基づいてその動作が、少なくとも1つのプランジャSAまたはホイール吐出弁AV1およびAV2の相応の動作よりも明らかによく知覚され得る騒音と結びついている場合に適している。
図2は、制御装置の一実施形態の模式図を示している。
図2に模式的に示す制御装置10は、車両の(図示しない)ブレーキシステムとともに適用可能である。制御装置10は、ブレーキシステムの少なくとも1つの第1の液圧コンポーネントを少なくとも1つの第1の制御信号14によって制御するとともに、ブレーキシステムの第2の液圧コンポーネントを少なくとも1つの第2の制御信号16によって制御するために設計されたエレクトロニクス装置12を有している。制御信号14および16により、ブレーキシステムを少なくとも1つの第1の実行可能な動作モードで作動可能である。第1の実行可能な動作モードでは、少なくとも、制御される第1の液圧コンポーネントを第1の頻度および/または第1の出力で利用可能であり、制御される第2の液圧コンポーネントを第2の頻度および/または第2の出力で利用可能であり、それにより、ブレーキシステムの第1のブレーキ回路の少なくとも1つの第1のホイールブレーキシリンダにおける第1のブレーキ圧を所定の第1の目標ブレーキ圧および/または目標ブレーキ圧推移に準じて調整可能であり、ブレーキシステムの第2のブレーキ回路の少なくとも1つの第2のホイールブレーキシリンダにおける第2のブレーキ圧を所定の第2の目標ブレーキ圧および/または目標ブレーキ圧推移に準じて調整可能であるようになっている。
さらにエレクトロニクス装置は追加的に、制御信号14および16によって制御されるブレーキシステムを、少なくとも、さらに第2の実行可能な動作モードで作動させるために設計されている。第2の実行可能な動作モードでは、少なくとも、制御される第1の液圧コンポーネントを第1の頻度よりも低い頻度および/または第1の出力よりも低い出力で利用可能であり、制御される第2の液圧コンポーネントを第2の頻度よりも高い頻度および/または第2の出力よりも高い出力で利用可能であり、それにより、少なくとも1つの第1のホイールブレーキシリンダにおける(同じ)第1のブレーキ圧を(同じ所定の第1の目標ブレーキ圧および/または目標ブレーキ圧推移に準じて)調整可能であり、少なくとも1つの第2のホイールブレーキシリンダにおける(同じ)第2のブレーキ圧を(同じ所定の第2の目標ブレーキ圧および/または目標ブレーキ圧推移に準じて)調整可能であるようになっている。
これに加えてエレクトロニクス装置12は、追加的に、少なくとも1つの提供される設定量18を考慮したうえで、少なくとも2つの実行可能な動作モードから実行されるべき動作モードを選択し、選択された動作モードでブレーキシステムを作動させるために設計されており、それにより、少なくとも1つの第1のホイールブレーキシリンダにおける第1のブレーキ圧と、少なくとも1つの第2のホイールブレーキシリンダにおける第2のブレーキ圧とを調整可能であるようになっている。したがって、制御装置10は同じく上記の利点を保証する。
エレクトロニクス装置12は、制御装置を搭載している車両の車両型式、走行状況、交通状況、および/または環境条件を少なくとも1つの提供される設定量18として考慮するように設計されているために設計されているのが好ましい。少なくとも1つの提供される設定量18のさらに別の例は、上に掲げたとおりである。エレクトロニクス装置12は、少なくとも1つのプランジャ、(ブレーキ回路ごとに)少なくとも1つのポンプ、少なくとも1つのホイール取込弁、少なくとも1つのホイール吐出弁、少なくとも1つの高圧切換弁、および/または少なくとも1つの切換弁を、第1のコンポーネントおよび/または第2のコンポーネントとして制御するために設計されていてよい。ただし、ここに列挙している制御可能な液圧コンポーネントの実施例は、一例としてのみ解釈されるべきものである。
好ましい実施形態ではエレクトロニクス装置12は、少なくとも2つの実行可能な動作モードから選択されたホイール吐出弁利用動作モードでブレーキシステムを作動させて、ブレーキシステムのマスタブレーキシリンダにおけるマスタブレーキシリンダ内圧を第1のブレーキ圧および第2のブレーキ圧の最大値と等しくなるように少なくとも1つの制御されるプランジャを用いて調整可能であり、第1のブレーキ圧または第2のブレーキ圧をマスタブレーキシリンダ内圧に比べて、少なくとも、少なくとも1つの制御されるホイール吐出弁を用いて低減可能であるようにするために設計されている。同様にエレクトロニクス装置は、少なくとも2つの実行可能な動作モードから選択されたポンプ利用動作モードでブレーキシステムを作動させて、マスタブレーキシリンダ内圧を第1のブレーキ圧および第2のブレーキ圧の最小値と等しくなるように少なくとも1つの制御されるプランジャを用いて調整可能であり、第1のブレーキ圧または第2のブレーキ圧をマスタブレーキシリンダ内圧に比べて、少なくとも、少なくとも1つの制御されるポンプを用いて増大可能であるようにするために設計されていてよい。さらにエレクトロニクス装置は、少なくとも2つの実行可能な動作モードから選択されたプランジャ利用動作モードでブレーキシステムを作動させて、マスタブレーキシリンダ内圧を第1のブレーキ圧および第2のブレーキ圧の最大値と等しくなるように少なくとも1つの制御されるプランジャを用いて調整可能であることによって第1のブレーキ圧および第2のブレーキ圧を同時に増大可能であり、マスタブレーキシリンダ内圧を第1のブレーキ圧および第2のブレーキ圧の最小値と等しくなるように少なくとも1つの制御されるプランジャを用いて調整可能であることによって第1のブレーキ圧および第2のブレーキ圧を同時に低減可能であるようにするために設計されていてよい。補足としてエレクトロニクス装置は、少なくとも2つの実行可能な動作モードから選択されたプランジャ適用動作モードでブレーキシステムを作動させて、マスタブレーキシリンダ内圧を第1のブレーキ圧および第2のブレーキ圧の最大値よりも大きくなるように少なくとも1つの制御されるプランジャを用いて調整可能であることによって第1のブレーキ圧および第2のブレーキ圧を同時に増大可能であり、マスタブレーキシリンダ内圧を第1のブレーキ圧および第2のブレーキ圧の最小値よりも小さくなるように少なくとも1つの制御されるプランジャを用いて調整可能であることによって第1のブレーキ圧および第2のブレーキ圧を同時に低減可能であるようにするために設計されていてよい。
制御装置10は、上に説明したすべての方法ステップを実行可能であるように設計されていてよい。しかしながら制御装置10の構成可能性は、これだけに限定されるものではない。
制御装置10の利点は、制御装置10を備える車両のためのブレーキシステムでも保証可能である。
制御装置10、これを装備しているブレーキシステム、およびこれに対応する方法は、ブレーキングのどの時点でも、たとえば少ない騒音発生、最大限可能な回生効率など、最高度の快適性に基づく状況依存的な最適性を提供する。第1のブレーキ圧と第2のブレーキ圧の比較的自由な調整可能性は、発電機として利用可能な少なくとも1つの電動モータの時間的に変化する発電機ブレーキトルクをブレンドするために利用することができる。しかしながら付言しておくと、制御装置10および本方法の適用可能性は、回生式のブレーキシステムだけに限定されるものではない。
10 制御装置
12 エレクトロニクス装置
14 制御信号
16 制御信号
18 設定量

Claims (15)

  1. 車両のブレーキシステムのための制御装置(10)であって、
    前記ブレーキシステムの少なくとも1つの第1の液圧コンポーネント(SA,P,EV1,EV2,AV1,AV2,USV1,USV2,HSV1,HSV2)および前記ブレーキシステムの第2の液圧コンポーネント(SA,P,EV1,EV2,AV1,AV2,USV1,USV2,HSV1,HSV2)を次のように制御するために設計されたエレクトロニクス装置(12)を有しており、すなわち、少なくとも制御される前記第1の液圧コンポーネント(SA,P,EV1,EV2,AV1,AV2,USV1,USV2,HSV1,HSV2)を第1の頻度および/または第1の出力で利用可能であるととともに制御される前記第2の液圧コンポーネント(SA,P,EV1,EV2,AV1,AV2,USV1,USV2,HSV1,HSV2)を第2の頻度および/または第2の出力で利用可能であるように少なくとも1つの第1の実行可能な動作モードで前記ブレーキシステムを作動可能であり、それにより、前記ブレーキシステムの第1のブレーキ回路の少なくとも1つの第1のホイールブレーキシリンダにおける第1のブレーキ圧(p1)を所定の第1の目標ブレーキ圧または目標ブレーキ圧推移に準じて調整可能であるとともに、前記ブレーキシステムの第2のブレーキ回路の少なくとも1つの第2のホイールブレーキシリンダにおける第2のブレーキ圧(p2)を所定の第2の目標ブレーキ圧または目標ブレーキ圧推移に準じて調整可能である、そのような制御装置において、
    前記エレクトロニクス装置(12)は追加的に前記ブレーキシステムを少なくともさらに第2の実行可能な動作モードで作動させるように設計されており、それにより、少なくとも制御される第1の液圧コンポーネント(SA,P,EV1,EV2,AV1,AV2,USV1,USV2,HSV1,HSV2)を第1の頻度よりも低い頻度および/または第1の出力よりも低い出力で利用可能であり、制御される第2の液圧コンポーネント(SA,P,EV1,EV2,AV1,AV2,USV1,USV2,HSV1,HSV2)を第2の頻度よりも高い頻度および/または第2の出力よりも高い出力で利用可能であり、それにより、第1のブレーキ圧(p1)を少なくとも1つの第1のホイールブレーキシリンダにおける所定の第1の目標ブレーキ圧または目標ブレーキ圧推移に準じて調整可能であり、第2のブレーキ圧(p2)を少なくとも1つの第2のホイールブレーキシリンダにおける所定の第2の目標ブレーキ圧または目標ブレーキ圧推移に準じて調整可能であり、
    前記エレクトロニクス装置(12)は、少なくとも1つの提供される設定量(18)を考慮したうえで少なくとも2つの実行可能な動作モードから実行されるべき動作モードを選択し、選択された動作モードで前記ブレーキシステムを作動させて、少なくとも1つの第1のホイールブレーキシリンダにおける第1のブレーキ圧(p1)と少なくとも1つの第2のホイールブレーキシリンダにおける第2のブレーキ圧(p2)とを調整可能であるようにするために追加的に設計されていることを特徴とする制御装置。
  2. 前記エレクトロニクス装置(12)は、車両の車両型式、走行状況、交通状況、および/または環境条件を少なくとも1つの提供される設定量(18)として考慮するために設計されている、請求項1に記載の制御装置(10)。
  3. 前記エレクトロニクス装置(12)は、少なくとも1つのプランジャ(SA)、少なくとも1つのポンプ(P)、少なくとも1つのホイール取込弁(EV1,EV2)、少なくとも1つのホイール吐出弁(AV1,AV2)、少なくとも1つの高圧切換弁(HSV1,HSV2)、および/または少なくとも1つの切換弁(USV1,USV2)を第1のコンポーネント(SA,P,EV1,EV2,AV1,AV2,USV1,USV2,HSV1,HSV2)および/または第2のコンポーネント(SA,P,EV1,EV2,AV1,AV2,USV1,USV2,HSV1,HSV2)として制御するために設計されている、請求項1または2に記載の制御装置(10)。
  4. 前記エレクトロニクス装置(12)は、少なくとも2つの実行可能な動作モードから選択されたホイール吐出弁利用動作モードで前記ブレーキシステムを作動させて、前記ブレーキシステムのマスタブレーキシリンダにおけるマスタブレーキシリンダ内圧(pHZ)を第1のブレーキ圧(p1)および第2のブレーキ圧(p2)の最大値と等しくなるように少なくとも1つの制御されるプランジャ(SA)を用いて調整可能であり、第1のブレーキ圧(p1)または第2のブレーキ圧(p2)をマスタブレーキシリンダ内圧(pHZ)に比べて、少なくとも、少なくとも1つの制御されるホイール吐出弁(AV1,AV2)を用いて低減可能であるようにするために設計されている、請求項3に記載の制御装置(10)。
  5. 前記エレクトロニクス装置(12)は、少なくとも2つの実行可能な動作モードから選択されたポンプ利用動作モードで前記ブレーキシステムを作動させて、マスタブレーキシリンダ内圧(pHZ)を第1のブレーキ圧(p1)および第2のブレーキ圧(p2)の最小値と等しくなるように少なくとも1つの制御されるプランジャ(SA)を用いて調整可能であり、第1のブレーキ圧(p1)または第2のブレーキ圧(p2)をマスタブレーキシリンダ内圧(pHZ)に比べて、少なくとも、少なくとも1つの制御されるポンプ(P)を用いて増大可能であるようにするために設計されている、請求項3または4に記載の制御装置(10)。
  6. 前記エレクトロニクス装置(12)は、少なくとも2つの実行可能な動作モードから選択されたプランジャ利用動作モードで前記ブレーキシステムを作動させて、マスタブレーキシリンダ内圧(pHZ)を第1のブレーキ圧(p1)および第2のブレーキ圧(p2)の最大値と等しくなるように少なくとも1つの制御されるプランジャ(SA)を用いて調整可能であることによって第1のブレーキ圧(p1)および第2のブレーキ圧(p2)を同時に増大可能であり、マスタブレーキシリンダ内圧(pHZ)を第1のブレーキ圧(p1)および第2のブレーキ圧(p2)の最小値と等しくなるように少なくとも1つの制御されるプランジャ(SA)を用いて調整可能であることによって第1のブレーキ圧(p1)および第2のブレーキ圧(p2)を同時に低減可能であるようにするために設計されている、請求項3から5のいずれか1項に記載の制御装置(10)。
  7. 前記エレクトロニクス装置(12)は、少なくとも2つの実行可能な動作モードから選択されたプランジャ適用動作モードで前記ブレーキシステムを作動させて、マスタブレーキシリンダ内圧(pHZ)を第1のブレーキ圧(p1)および第2のブレーキ圧(p2)の最大値よりも大きくなるように少なくとも1つの制御されるプランジャ(SA)を用いて調整可能であることによって第1のブレーキ圧(p1)および第2のブレーキ圧(p2)を同時に増大可能であり、マスタブレーキシリンダ内圧(pHZ)を第1のブレーキ圧(p1)および第2のブレーキ圧(p2)の最小値よりも小さくなるように少なくとも1つの制御されるプランジャ(SA)を用いて調整可能であることによって第1のブレーキ圧(p1)および第2のブレーキ圧(p2)を同時に低減可能であるようにするために設計されている、請求項3から6のいずれか1項に記載の制御装置(10)。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の制御装置(10)を備えている車両のためのブレーキシステム。
  9. 車両のブレーキシステムを作動させる方法において、
    少なくとも1つの提供される設定量(18)を考慮したうえで、前記ブレーキシステムの第1のブレーキ回路の少なくとも1つの第1のホイールブレーキシリンダにおける第1のブレーキ圧(p1)を設定された第1の目標ブレーキ圧または目標ブレーキ圧推移に準じて変更するために、および前記ブレーキシステムの第2のブレーキ回路の少なくとも1つの第2のホイールブレーキシリンダにおける第2のブレーキ圧(p2)を設定された第2の目標ブレーキ圧または目標ブレーキ圧推移に準じて変更するためにブレーキシステムの少なくとも2つの実行可能な動作モードから実行されるべき動作モードが選択されるステップを有しており、少なくとも2つの実行可能な動作モードのうち第1の実行可能な動作モードで前記ブレーキシステムが作動するときには少なくとも1つの第1のホイールブレーキシリンダにおける第1のブレーキ圧(p1)および少なくとも1つの第2のホイールブレーキシリンダにおける第2のブレーキ圧(p2)が調整され、それは前記ブレーキシステムの少なくとも1つの第1の液圧コンポーネント(SA,P,EV1,EV2,AV1,AV2,USV1,USV2,HSV1,HSV2)が第1の頻度および/または第1の出力で利用されるととともに前記ブレーキシステムの第2の液圧コンポーネント(SA,P,EV1,EV2,AV1,AV2,USV1,USV2,HSV1,HSV2)が第2の頻度および/または第2の出力で利用されることによっており、少なくとも2つの実行可能な動作モードのうち第2の実行可能な動作モードで前記ブレーキシステムが作動するときには少なくとも1つの第1のホイールブレーキシリンダにおける第1のブレーキ圧(p1)および少なくとも1つの第2のホイールブレーキシリンダにおける第2のブレーキ圧(p2)が調整され、それは少なくとも第1の液圧コンポーネント(SA,P,EV1,EV2,AV1,AV2,USV1,USV2,HSV1,HSV2)が第1の頻度よりも低い頻度および/または第1の出力よりも低い出力で利用されるととともに第2の液圧コンポーネント(SA,P,EV1,EV2,AV1,AV2,USV1,USV2,HSV1,HSV2)が第2の頻度よりも高い頻度および/または第2の出力よりも高い出力で利用されることによっており、および、
    少なくとも1つの第1のホイールブレーキシリンダにおける第1のブレーキ圧(p1)および少なくとも1つの第2のホイールブレーキシリンダにおける第2のブレーキ圧(p2)が調整されるように、選択された動作モードで前記ブレーキシステムが作動するステップを有していることを特徴とする方法。
  10. 車両の車両型式、走行状況、交通状況、および/または環境条件が少なくとも1つの提供される設定量(18)として考慮される、請求項9に記載の方法。
  11. 少なくとも1つのプランジャ(SA)、少なくとも1つのポンプ(P)、少なくとも1つのホイール取込弁(EV1,EV2)、少なくとも1つのホイール吐出弁(AV1,AV2)、少なくとも1つの高圧切換弁(HSV1,HSV2)、および/または少なくとも1つの切換弁(USV1,USV2)が第1のコンポーネント(SA,P,EV1,EV2,AV1,AV2,USV1,USV2,HSV1,HSV2)および/または第2のコンポーネント(SA,P,EV1,EV2,AV1,AV2,USV1,USV2,HSV1,HSV2)として利用される、請求項9または10に記載の方法。
  12. 前記ブレーキシステムは少なくとも2つの実行可能な動作モードから選択されたホイール吐出弁利用動作モードで作動して、前記ブレーキシステムのマスタブレーキシリンダにおけるマスタブレーキシリンダ内圧(pHZ)が第1のブレーキ圧(p1)および第2のブレーキ圧(p2)の最大値と等しくなるように少なくとも1つのプランジャ(SA)を用いて調整され、第1のブレーキ圧(p1)または第2のブレーキ圧(p2)がマスタブレーキシリンダ内圧(pHZ)に比べて、少なくとも、少なくとも1つのホイール吐出弁(AV1,AV2)を用いて低減されるようになっている、請求項11に記載の方法。
  13. 前記ブレーキシステムは少なくとも2つの実行可能な動作モードから選択されたポンプ利用動作モードで作動して、マスタブレーキシリンダ内圧(pHZ)が第1のブレーキ圧(p1)および第2のブレーキ圧(p2)の最小値と等しくなるように少なくとも1つのプランジャ(SA)を用いて調整され、第1のブレーキ圧(p1)または第2のブレーキ圧(p2)をマスタブレーキシリンダ内圧(pHZ)に比べて、少なくとも、少なくとも1つの制御されるポンプ(P)を用いて増大されるようになっている、請求項11または12に記載の方法。
  14. 前記ブレーキシステムは少なくとも2つの実行可能な動作モードから選択されたプランジャ利用動作モードで作動して、マスタブレーキシリンダ内圧(pHZ)が第1のブレーキ圧(p1)および第2のブレーキ圧(p2)の最大値と等しくなるように少なくとも1つのプランジャ(SA)を用いて調整されることによって第1のブレーキ圧(p1)および第2のブレーキ圧(p2)が同時に増大され、マスタブレーキシリンダ内圧(pHZ)が第1のブレーキ圧(p1)および第2のブレーキ圧(p2)の最小値と等しくなるように少なくとも1つのプランジャ(SA)を用いて調整されることによって第1のブレーキ圧(p1)および第2のブレーキ圧(p2)が同時に低減されるようになっている、請求項11から13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記ブレーキシステムは少なくとも2つの実行可能な動作モードから選択されたプランジャ適用動作モードで作動させて、マスタブレーキシリンダ内圧(pHZ)が第1のブレーキ圧(p1)および第2のブレーキ圧(p2)の最大値よりも大きくなるように少なくとも1つのプランジャ(SA)を用いて調整されることによって第1のブレーキ圧(p1)および第2のブレーキ圧(p2)を同時に増大可能であり、マスタブレーキシリンダ内圧(pHZ)が第1のブレーキ圧(p1)および第2のブレーキ圧(p2)の最小値よりも小さくなるように少なくとも1つのプランジャ(SA)を用いて調整されることによって第1のブレーキ圧(p1)および第2のブレーキ圧(p2)が同時に低減されるようになっている、請求項11から14のいずれか1項に記載の方法。
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