JP2016507386A - 主ラチェットの傾斜外形を有するラッチの製造方法 - Google Patents

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Abstract

ロック部(30、31)間、すなわち自動車ロック(1)の爪部(5)と回転式ラッチ(2)との間で生じる滑り摩擦を最小化するために、機械加工の工程中に、両ロック部(30、31)の別々のラッチ面(12、13)は、打抜き外形(14)と、傾斜した機械加工溝(34、35)を有する外形(11)とを備えていれば有利である。機械加工溝(34、35)は、爪部(5)の打抜き後に、特にそのラッチ面(13)上に形成される。傾斜した筋(18、19)および/または機械加工溝(34、35)の定義された形状は、例えば、機械加工溝(34、35)を刻み込んで作り出される。その傾斜した機械加工溝(34、35)は、定義された角度をなして作り出され、両ロック部(30、31)が互いに接触する場合、回転式ラッチ(2)上の垂直な筋(17)が、傾斜した溝(34、35)との数個の重なり点のみを有する。【選択図】図4

Description

本発明は、ラッチのロック機構のキャッチと爪部とを製造する方法であって、キャッチと爪部とは、そのキャッチと爪部とのための対応するラチェット面を有する疑似的に垂直の縁部または実質的に垂直の縁部が打ち抜かれ、またケーシング部が設けられており、ラチェット面が解放された状態に保たれるケーシング部を備える、方法に関する。本発明はまた、キャッチと爪部とを有するラッチであって、閉じた状態においてキャッチをロックし、それにより、キャッチと爪部とが、打抜き中に生じる垂直な端部上の対応するラチェット面と、ラチェット面を解放するケーシング部とを示すラッチにも関する。
独国特許出願公開第10 2010 009 141号(A1)から、それが、低騒音で、自動車の運転中に生じる力を最適に転移させる設計を達成するために、特に設計されたブラケット側部を提供するものであると知られている。ブラケット側部の外側の壁は、特に接触部分に、溝またはブラケット側部の長手方向の軸に対して傾斜して走る関連する筋で構成される表面構造を備えている。それと同時に、ブラケット側部の関連する設計も、独国特許出願公開第10 2010 009 141号(A1)の理論に従って、特にいわゆるきしみ音を防止するために、ブラケット側部の表面構造と同一または類似の表面構造を有する取り付け部の部分におけるキャッチを備えることが知られている。この段階で明らかにされた関連する解決策は、したがって、すでに利用可能なブラケット側部の表面に、もしくは別個の作業工程におけるキャッチの表面にも適用されている筋または溝からの、すべての作為的に作り出された表面構造を提供している。これらの解決策は、ブラケット側部と、特に対応するラチェット面上のロック機構のキャッチおよび爪部の実際の製造中に、きしみ音を助長する表面が存在することは、考慮に入れていない。打抜き中、特に爪部を離れるように枢動する間に、相互に咬合する可能性のある溝が、端部表面上に形成される。
本発明は、ラッチの開閉中に、キャッチと爪部とのラチェット面の部分に生じる騒音を最小化するという課題に基づいている。
その課題は、ロック機構の打抜き後に、ラチェット部分において、傾斜した外形を作り出す工具によって加工される、少なくとも一方のロック機構の端部表面によって、手順に沿って解決される。
ロック機構が通常の打抜き技術によって打抜き加工される場合、垂直な外形が、ラッチの開閉中に互いに摩擦を起こす両ロック機構のラチェット部分における、ロック機構の端部表面上に形成される。すなわち、爪部の挿入に際して、きしみ音とも記述される騒音を引き起こす。
その事実に起因して、本発明によれば、好ましくは爪部のラチェット部分において、別個の傾斜した外形が加えられており、ラチェット部分における2つのロック機構の互いの頂部に位置する点状部による滑り摩擦は、垂直な外形と傾斜した外形のおかげで妨げとなる可能性はないため、有害な騒音は起こり得ない。例えば、垂直な外形、すなわち、打抜き外形は、ラチェット面の部分におけるキャッチ上に存在し、一方傾斜した外形は、対応する爪部のラチェット部分において、具体的に別個の工具によって作り出される。このことは、自動車ドアが開閉されるときの騒音を大幅に軽減する。
本発明の特に適切な設計によれば、ラチェット部分における機械的侵食を介してのロック機構への後続の加工の補助を得て、傾斜した外形が挿入されることが考えられる。工具としてはどのような工具でも使用できるが、ロック機構を機械的に侵食する工具が好ましい。したがって、他方のロック機構の垂直な打抜き溝とのある特定の点における特定の被覆のみを示す特定の傾斜した溝が作り出され、それがすでに記載した騒音の軽減をもたらす。
さらに適切な設計は、打抜きが第1の手順段階で行われ、ロック機構に、好ましくは爪部に、第2のまたはさらなる手順段階で傾斜した外形が削り込まれることが考えられる。そのようなフライス加工によって、明確に傾斜した外形が爪部上に作り出されることが可能になり、目標とされる特性においても、それによりこのことも他方のロック機構上に存在する打抜き溝に応じて行われる。
したがって、両ロック機構のラチェット部分における外形を、異なる傾斜をもって設計することが重要である。その結果、2つの表面間にかなり少ない接触点が存在することになる。このことは、本発明に従って、特に、垂直な打抜き溝に対する傾斜した外形としてロック機構/ラチェット部分に挿入され、ロック機構のラチェット面に角度をなして形作られる溝および/または機械加工溝によって達成される。打抜き溝が垂直である一方、別個の加工段階で作り出される溝は、すでに述べたように、打抜き溝と溝とのある特定の被覆が常に生じるような態様で、斜めに配置される。両ロック機構の打抜き溝の相互の咬合または前歯止めさえも起こり得ない。
上記の設計に加えて、溝および/または機械加工溝が、ロック機構の厚さと、5〜15度の角度が予測される溝の間隔とに応じて引き続き加工され、傾斜した溝と対向するロック機構の垂直な打抜き溝との少なくとも2つの溝の被覆を有するロック機構に成形されることが考えられる。続いて作り出される溝および/または機械加工溝もまた、関連する加工部分、すなわち、好ましくはその角度にある爪部の打抜き中に作り出される打抜き溝に対して角度をなしており、続いて作り出される溝および/または機械加工溝は目下の打抜き溝より目立っているため、それにより、これらの打抜き溝は、対向するロック機構の垂直な打抜き溝と接触することができない。
さらなる設計によれば、爪部とキャッチとのラチェット部分における傾斜した溝を挿入し、その方向は対向方向または同一方向であり、好ましくは両ロック機構の2つの溝の特定の被覆を保証することが意図される。したがって、この設計においては、両ロック機構に後続の加工が必要であるが、続いて作り出される両方の溝は、実質的に目標とする被覆を常に得られるような態様で付けられ得るという利点をもたらす。
この装置によれば、その課題は、ロック機構、好ましくはラチェット面における爪部が別個に作り出された傾斜した外形を示す一方、他方のロック機構、すなわちキャッチは、打抜き中に作り出された垂直線溝を示す打抜き外形を備えるロック機構によって解決される。
この設計による両ロック機構は、特に開放工程中、枢動している爪部でさえわずかな騒音公害しか生じないことを保証する、異なる外形を示す。このことは、例えば、爪部が別個に作り出された傾斜した外形を示す一方、キャッチは、打抜き中に作り出された垂直線溝、または関連する打抜き外形のみを有することで達成される。したがって両方の表面は、互いの頂部上にあるのではなく、関連する外形の被覆の部分内のみにある。その結果、騒音公害が明確に減少される。
本発明による理論に従えば、傾斜した溝は、別個の作業工程において爪部上に作り出されることが好ましい。その形状を最適に、かつこれらの溝の効果を究極的に創出するために、本発明は、傾斜した溝が、爪部のラチェット面上にフライス溝の形で形成されることが考えられる。その形状およびフライス溝の傾斜した特性は両方とも、適切に作り出された傾斜した溝/フライス溝がそこでキャッチのラチェット面上の常にむらのない滑り摩擦、または打抜き溝がそこに存在することを保証するように、正確に設けることができる。
上記について、各例において垂直な打抜き溝を有するキャッチと爪部との設計は、不都合な溝の咬合を引き起こすことが明示されている。このことは、ロック機構のラチェット面上の溝が、打抜き溝と別個に挿入された溝との相互の咬合を防止するように設計される、本発明に従って設計されたロック機構により防止される。このことは、特に、適切な溝またはフライス溝の形状および高さが正確に特定される上記のフライス溝によって必ず達成される。
垂直な打抜き溝と爪部上の傾斜した溝との望ましい被覆を確保するためには、垂直な打抜き溝と傾斜した溝との間の角度が、ロック機構の厚さと垂直な打抜き溝の間隔に応じて、5〜15度であれば都合が良い。爪部上の適切に傾斜した溝の補助により、垂直な打抜き溝および傾斜した溝の最適な被覆が得られる。
本発明の他の有利な設計として、爪部の開放方向における傾斜した溝は、傾いて配置される。したがって、車両の動作によって促進されるある特定の状況における両ロック機構は、そのとき特に互いに近接するように押圧されるため、開放する最中、すなわち爪部が閉鎖位置から枢動する間に起こる特別なストレスが考慮に入れられる。ラッチが再び閉じられ、爪部がラチェット位置に戻るように枢動されると、2つのロック機構は、互いに対して圧力負荷がより小さな態様で滑動する。
本発明は、特に、極めて低い追加の製造費で作り出すことができ、キャッチと爪部とが接触部分において、すなわちラチェット面、好ましくは主ラチェット面において、騒音公害の減少が、特に滑り摩擦の減少により達成されるような態様で設計されるラッチを特徴とする。両ロック機構は最初に打抜き加工され、その後、好ましくはラチェット面の部分における爪部の表面が、傾斜した外形を得るために、別個に加工される。このことは、特に爪部に刻み込まれた傾斜した外形によって達成される。こうして生じたこのフライス溝は、有用性に応じて設計することができ、いずれの場合も、垂直な溝と傾斜した溝とが両方の表面または両方のラチェット面の大幅に減少された接触をもたらすことを保証する。
本発明のさらなる詳細および利点は、好ましい設計例が必要な詳細および個々の構成要素と共に描かれた付属の略図の以下の記載からもたらされる。
閉じた状態にあるラッチの上面図。 キャッチのラチェット面の部分を端面視した拡大模写図。 傾斜した溝を有する爪部のラチェット面の拡大模写図。 傾斜した溝とキャッチの垂直線の溝が被覆点と共に示された、図3と同様の上面図。 端部設計によるキャッチの斜視模写図。
図1は、ラッチ1の上面図を示し、軸線3を中心に動作するキャッチ2が、ロックブラケット7のブラケット側部9を取り囲んでいる。したがって、ここで関連するラッチ1の閉じた状態が再現されている。キャッチ2は、軸線6を中心に枢動可能な爪部5を介して固定される。すなわち、ラッチ1は、爪部5が前もって遠ざかるように枢動されていた場合にのみ再び開かれ得るのであるが、それはここに図示されていないドアハンドルを介して可能である。ブラケット側部9は、取り付け部4を介してキャッチ2に向かう深い基部27に進められ、そうして、ここに図示されていない車両ドアの閉じた状態も確保し、それによりロック機構30、31、すなわち、爪部5およびキャッチ2が自動車ドアの部品である一方で、ロックブラケット7は自動車の車台上のブラケット側部9によって固定される。
ロック8のロック機構30、31は、適切な板金から複数部の打抜き工程で製造され、それにより、その表面は、第一に2つのロック機構30、31上にあるケーシング部10からの解放が保たれているラチェット面12、13上の打抜き外形14を特徴とする。しかしながら、この表面設計は、ラチェット面13の部分で、先に述べたように打抜き外形を変える再加工によって変えられている。このことは、ラチェット面12、13の部分において、両ロック機構30、31の大幅によりむらのない摩擦をもたらす11で印される外形となる。
キャッチ2と爪部5との端部15、16がプラスチックのケーシング部10を備えていることは、特に強調されていない。したがって、端部10、15、16は、そのようなケーシング部10によって覆われている。このケーシング部10は、ラチェット面12、13の部分だけに、また接触面20にも存在しない。その結果、以下の図面2〜5に見られるような、選択された表面構造が有効になる。以下で説明するその表面構造が、両方で相互に作用する騒音と滑り摩擦との最小化を確保する。
図2は、ラッチの開閉に関して、爪部5上のラチェット面13と対応するはずの、キャッチ2上のラチェット面12の部分を示している。このことは、この2つのロック機構30、31でさえも、ラッチ1の開閉中にラチェット面12、13の部分で、または端部15、16に関して、互いに摩擦を起こすことを意味し、爪部上のラチェット面13も同様の、すなわち垂直な溝を示していた場合、特に図2に示される垂直な溝17により問題をを引き起こす可能性がある。しかしながら、このことは、ここでは図2と、ラチェット面13の外形11が傾斜した溝、または斜めに走る溝18、19によって特徴付けられていることを示す図3との比較のように、防止されている。図4で明らかなように、フライス溝34、35と共に打抜き溝33、33’、33”は、数個の点で被覆25、25’を示すのみであるため、これらの溝18、19は、特に主ラチェット22(図2、5)の部分で、滑り摩擦の減少につながり、結果的に摩擦騒音の軽減をもたらす。そのフライス溝34、35は、さらなる加工を通して爪部5のラチェット面13に挿入されたフライス溝である。そのフライス溝34、35または傾斜した溝18、19もまた、5〜15度、好ましくは5〜8度の角度26で走っている。したがって、キャッチ2上の爪部5の動作を損なわず、数個の被覆点により、望ましい騒音の軽減をもたらすむらのない動作を確保するために、描かれた被覆25、25’の生じることが重要である。
図4は、フライス溝34、35が、爪部5の開放方向32に走っている、または配置されていることをさらに明らかにする。その結果、それらは爪部5が開かれるとき追加の効果を生み出す。
最後に、図5は、ここに図示されていない軸線3を中心にここで枢動可能なキャッチ2の斜視図を示している。キャッチ2が枢動されると、図5に図示されていないブラケット側部9が取り付け部4に挿入され、またはこれにより解放される。その結果、車両ドアが解放可能または閉鎖可能になり、それから閉鎖位置においてロックされる。爪部5もこの目的で働く。
キャッチ2の打抜きが明らかに認識可能な端部15をもたらすことは、図5において明らかに認められることであり、上述のように、その表面はラチェット面12上の打抜き外形14で印される。この打抜き外形14はここのみに示されている。ラチェット面12は主ラチェット22を特定する。すなわち、その位置において、爪部5は閉鎖位置にあるキャッチ2の逆方向の枢動を妨げる。そこで、これもすでに述べたように、爪部5のラチェット面13は、キャッチ2のラチェット面12上に位置する。そこでキャッチ2は、ここに図示されていないドアシールと、これもここに図示されていない開放ばねによるストレスを受ける。その結果、ラチェット面12、13の密接な嵌合が生じる。
取り付け部4の深い基部27において、ここで端部15の残りの面から逸れた面が存在するのを認識でき、それは、特にここでケーシング部10が存在しないことで得られる。
図面のみからの特徴を含む記載したすべての特徴は、本発明にとって個々におよび組み合わせで、極めて重要と見なされる。

Claims (11)

  1. ラッチのロック機構のキャッチと爪部とを製造する方法であって、前記キャッチと前記爪部とが、前記キャッチと前記爪部とのための対応するラチェット面を有する模倣的に垂直または実質的に垂直な端部を打ち抜き、そこで前記ラチェット面が解放された状態に保たれるケーシング部を備える、方法において、
    前記ロック機構の打抜き後に、少なくとも一方の前記ロック機構の前記端部の表面が、前記ラチェットの部分において、傾斜した外形を作り出す工具によって加工されることを特徴とする方法。
  2. 前記ラチェット部分における機械的侵食を経ての前記ロック機構への後続の加工の補助を得て、前記傾斜した外形が挿入されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 打抜きが第1の手順段階で行われ、前記ロック機構に、好ましくは前記爪部に、第2のまたはさらなる手順段階で傾斜した外形が削り込まれることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記垂直な打抜き溝に対して溝および/またはフライス溝が、傾斜した外形として前記ロック機構のラチェット部分に挿入され、前記ロック機構の前記ラチェット面に角度をなして成形されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記溝および/または前記フライス溝が、前記ロック機構の厚さと、5〜15度の角度が予測される前記溝の間隔とに応じて引き続き加工され、前記傾斜した溝と前記対向するロック機構の前記垂直な打抜き溝との少なくとも2つの溝の被覆を有する前記ロック機構に成形されることを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. 前記爪部と前記キャッチとの前記ラチェット部分における傾斜した溝が挿入され、その方向は対向方向または同一方向であり、好ましくは両ロック機構の2つの溝の特定の被覆を保証することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. キャッチ(2)と前記爪部(5)とを有するラッチであって、前記閉じた位置において前記キャッチ(2)をロックし、それにより、前記キャッチ(2)と爪部(5)とに対応する前記ラチェット面(12、13)が、前記ラチェット面(12、13)を打抜き中に生じる前記垂直な端部(15、16)上に解放したままにするケーシング部(10)を示すラッチにおいて、
    ロック機構(30)、好ましくは前記ラチェット面(13)における前記爪部(5)が別個に作り出された傾斜した外形(11)を示す一方、前記他方のロック機構(31)、すなわち前記キャッチ(2)は、打抜き中に作り出された垂直線溝(17)を示す打抜き外形(14)を備えることを特徴とするラッチ。
  8. 前記傾斜した溝(18、19)が、前記爪部(5)の前記ラチェット面(13)上にフライス溝の形で設計されることを特徴とする、請求項7に記載の自動車ラッチ。
  9. 前記ロック機構(30、31)の前記ラチェット面(12、13)上の前記溝(17、18、19)が、前記打抜き溝(33)と前記別個に挿入された溝(18、19)との相互の咬合を防止するように設計されることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載のラッチ。
  10. 前記垂直な打抜き溝(33)と前記傾斜した溝(18、19)との間の前記角度(26)が、前記ロック機構(5、2)の前記厚さと前記垂直な打抜き溝(33)の前記間隔に応じて、5〜15度であることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載のラッチ。
  11. 前記爪部(5)の前記開放方向(32)における前記傾斜した溝(18、19)が、傾いた態様で配置されることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載のラッチ。
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