JP2016505017A5 - - Google Patents

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2−((1R,4R)−4−(4−(5−(ベンゾ[d]オキサゾール−2−イルアミノ)ピリジン−2−イル)フェニル)シクロヘキシル)酢酸メグルミンを用いた標準的なカプセル製剤は、以下の観察に基づいて、ヒトにおける計画された有効用量範囲(11〜120mg)を支持する推奨CSFストラテジーである:
− 前臨床種における2−((1R,4R)−4−(4−(5−(ベンゾ[d]オキサゾール−2−イルアミノ)ピリジン−2−イル)フェニル)シクロヘキシル)酢酸の低い有効用量(0.1〜0.3mg/kg)
− 2−((1R,4R)−4−(4−(5−(ベンゾ[d]オキサゾール−2−イルアミノ)ピリジン−2−イル)フェニル)シクロヘキシル)酢酸メグルミンの懸濁液製剤の、前臨床種(ラットおよびイヌ)における高い多重曝露
− 2−((1R,4R)−4−(4−(5−(ベンゾ[d]オキサゾール−2−イルアミノ)ピリジン−2−イル)フェニル)シクロヘキシル)酢酸メグルミンの動的水溶性は、ポリマーおよび/または界面活性剤との単純な物理的ブレンドにおいて、さらに改善することができる(20〜60倍)
− ナトリウム塩に対する、2−((1R,4R)−4−(4−(5−(ベンゾ[d]オキサゾール−2−イルアミノ)ピリジン−2−イル)フェニル)シクロヘキシル)酢酸メグルミンの曝露および用量線形性における改善。
以下に、本願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
2−((1R,4R)−4−(4−(5−(ベンゾ[d]オキサゾール−2−イルアミノ)ピリジン−2−イル)フェニル)シクロヘキシル)酢酸のメグルミン塩。
[2]
前記塩が、式(Ia)
によって表されるメグルミン塩である、[1]に記載の塩。
[3]
式(Ia)
によって表される2−((1R,4R)−4−(4−(5−(ベンゾ[d]オキサゾール−2−イルアミノ)ピリジン−2−イル)フェニル)シクロヘキシル)酢酸のメグルミン塩の結晶形態。
[4]
前記結晶形態は、以下の特徴の少なくとも1つを有することを特徴とする形態Aである、[3]に記載の結晶形態:
a)表1に示されている通りの角度2θ(±0.1度)にピークを有するX線粉末回折パターン、
b)実質的に図1に示されている通りのX線粉末回折パターン、または
c)実質的に図2に示されている通りの熱重量測定分析曲線。
[5]
前記結晶形態は、以下の特徴の少なくとも1つを有することを特徴とする形態Bである、[3]に記載の結晶形態:
a)表2に示されている通りの角度2θ(±0.1度)にピークを有するX線粉末回折パターン、
b)実質的に図3に示されている通りのX線粉末回折パターン、または
c)実質的に図4に示されている通りの熱重量測定分析曲線。
[6]
前記結晶形態は、以下の特徴の少なくとも1つを有することを特徴とする形態Cである、[3]に記載の結晶形態:
a)表3に示されている通りの角度2θ(±0.1度)にピークを有するX線粉末回折パターン、
b)実質的に図5に示されている通りのX線粉末回折パターン、
c)実質的に図6に示されている通りの示差走査熱量測定サーモグラム、または
d)実質的に図7に示されている通りの熱重量測定分析曲線。
[7]
前記結晶形態は、以下の特徴の少なくとも1つを有することを特徴とする形態Hである、[3]に記載の結晶形態:
a)表4に示されている通りの角度2θ(±0.1度)にピークを有するX線粉末回折パターン、
b)実質的に図8に示されている通りのX線粉末回折パターン、または
d)実質的に図9に示されている通りの熱重量測定分析曲線。
[8]
[1]または[2]に記載のメグルミン塩、および1種以上の薬学的に許容される担体または添加剤を含む医薬組成物。
[9]
追加の治療剤を含む、[8]に記載の組成物。
[10]
[3]から[7]のいずれか一項に記載の結晶形態、および1種以上の薬学的に許容される担体または添加剤を含む医薬組成物。
[11]
追加の治療剤を含む、[10]に記載の組成物。
[12]
DGAT1活性に関連する状態または障害の治療または予防において使用するための、[1]または[2]に記載の塩。
[13]
DGAT1活性に関連する状態または障害の治療または予防において使用するための、[3]から[7]のいずれか一項に記載の結晶形態。
[14]
DGAT1活性に関連する状態または障害の治療または予防において使用するための、[11]から[13]のいずれか一項に記載の医薬組成物。
[15]
[1]または[2]に記載の塩の治療有効量を、それを必要とする対象に投与することを含む、DGAT1活性に関連する状態または障害を治療または予防するための方法。
[16]
[3]から[7]のいずれか一項に記載の結晶形態の治療有効量を、それを必要とする対象に投与することを含む、DGAT1活性に関連する状態または障害を治療または予防するための方法。
[17]
[11]から[14]のいずれか一項に記載の医薬組成物の治療有効量を、それを必要とする対象に投与することを含む、DGAT1活性に関連する状態または障害を治療または予防するための方法。

Claims (19)

  1. 式(Ia)
    によって表される、2−((1R,4R)−4−(4−(5−(ベンゾ[d]オキサゾール−2−イルアミノ)ピリジン−2−イル)フェニル)シクロヘキシル)酢酸のメグルミン塩。
  2. 式(Ia)
    によって表される2−((1R,4R)−4−(4−(5−(ベンゾ[d]オキサゾール−2−イルアミノ)ピリジン−2−イル)フェニル)シクロヘキシル)酢酸のメグルミン塩の結晶形態であって、
    14.008;15.814;17.235;18.629;及び21.893から選択される角度2θ(±0.1度)にピークを有するX線粉末回折パターンを有することを特徴とする形態Aである、結晶形態
  3. 14.008;15.814;16.594;17.235;18.629;19.487;20.421;及び21.893から選択される角度2θ(±0.1度)にピークを有するX線粉末回折パターンを有することを特徴とする形態Aである、請求項2に記載の結晶形態
  4. 14.008;15.081;15.814;16.594;17.235;18.629;19.487;20.421;及び21.893から選択される角度2θ(±0.1度)にピークを有するX線粉末回折パターンを有することを特徴とする形態Aである、請求項2に記載の結晶形態
  5. 14.008;15.081;15.814;16.594;17.235;18.629;19.487;20.421;21.893;及び25.741から選択される角度2θ(±0.1度)にピークを有するX線粉末回折パターンを有することを特徴とする形態Aである、請求項2に記載の結晶形態
  6. 14.008;15.081;15.814;16.594;17.235;18.629;19.487;20.421;20.760;21.893;及び25.741から選択される角度2θ(±0.1度)にピークを有するX線粉末回折パターンを有することを特徴とする形態Aである、請求項2に記載の結晶形態
  7. 12.797;14.008;15.081;15.814;16.594;17.235;18.629;19.487;20.421;20.760;21.893;及び25.741から選択される角度2θ(±0.1度)にピークを有するX線粉末回折パターンを有することを特徴とする形態Aである、請求項2に記載の結晶形態
  8. 12.797;14.008;15.081;15.814;16.594;17.235;18.629;19.487;20.421;20.760;21.893;22.583;及び25.741から選択される角度2θ(±0.1度)にピークを有するX線粉末回折パターンを有することを特徴とする形態Aである、請求項2に記載の結晶形態
  9. 10.152;12.797;14.008;15.081;15.814;16.594;17.235;18.629;19.487;20.421;20.760;21.893;22.583;及び25.741から選択される角度2θ(±0.1度)にピークを有するX線粉末回折パターンを有することを特徴とする形態Aである、請求項2に記載の結晶形態
  10. 10.152;12.797;14.008;15.081;15.814;16.594;17.235;18.629;19.487;20.421;20.760;21.893;22.583;24.718;及び25.741から選択される角度2θ(±0.1度)にピークを有するX線粉末回折パターンを有することを特徴とする形態Aである、請求項2に記載の結晶形態
  11. 10.152;12.797;14.008;15.081;15.814;16.594;17.235;18.629;19.487;20.421;20.760;21.893;22.583;24.718;及び25.741から選択される角度2θ(±0.1度)にピークを有するX線粉末回折パターンを有することを特徴とする形態Aである、請求項2に記載の結晶形態
  12. 10.152;12.797;14.008;15.081;15.814;16.594;17.235;18.629;19.487;20.421;20.760;21.893;22.583;24.718;及び25.741から選択される角度2θ(±0.1度)にピークを有するX線粉末回折パターンを有することを特徴とする形態Aである、請求項2に記載の結晶形態
  13. 8.331;10.152;11.489;12.797;14.008;15.081;15.814;16.594;17.235;18.629;19.487;20.421;20.76;21.893;22.583;23.36;24.718;25.741;26.661;27.316;28.672;29.386;31.73;34.096;及び36.997から選択される角度2θ(±0.1度)にピークを有するX線粉末回折パターンを有することを特徴とする形態Aである、請求項2に記載の結晶形態
  14. 実質的に図1に示されている通りのX線粉末回折パターンを有することを特徴とする形態Aである、請求項2に記載の結晶形態。
  15. 実質的に図2に示されている通りの熱重量測定分析曲線を有することを特徴とする形態Aである、請求項2に記載の結晶形態。
  16. 請求項に記載のメグルミン塩又は請求項2〜15のいずれか一項に記載の結晶形態及び1種以上の薬学的に許容される担体または添加剤を含む医薬組成物。
  17. 追加の治療剤を含む、請求項16に記載の組成物。
  18. DGAT1活性に関連する状態または障害の治療または予防において使用するための、請求項1に記載のメグルミン塩又は請求項2〜15のいずれか一項に記載の結晶形態を含む医薬組成物
  19. DGAT1活性に関連する状態または障害の治療または予防において使用するための、請求項16又は17に記載の医薬組成物。
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