JP2016225439A - プラズマ処理装置及び基板剥離検知方法 - Google Patents

プラズマ処理装置及び基板剥離検知方法 Download PDF

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山涌  純
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Abstract

【課題】プラズマ処理中の異常放電の発生を検知することにより基板の剥離を速やかに検知する。【解決手段】基板Gが載置される基板載置面を有する載置台21がチャンバ20の内部に配置されたプラズマ処理装置11において、基板載置面に基板Gが載置された状態で基板Gに覆われる位置に導電性ピン60を基板載置面に露出するように載置台21に配置し、基板Gに対するプラズマ処理中に直流電源63から導電性ピン60に直流電圧を印加して、導電性ピン60の電位と導電性ピン60を流れる電流の少なくとも一方を監視する。プラズマ処理装置11を制御する装置コントローラ44は、導電性ピン60の電位が変化したとき又は導電性ピン60を流れる電流が変化したときに基板Gの剥離が発生したと判断してプラズマの生成を中止する。【選択図】図3

Description

本発明は、静電気力によって基板載置台に吸着保持された基板にプラズマ処理を施すプラズマ処理装置と、プラズマ処理中に基板の一部が基板載置台の基板載置面から剥離したことを検知する基板剥離検知方法に関する。
フラットパネルディスプレイ(FPD)用のパネル製造工程では、プラズマ処理装置を用いて、ガラス基板等の基板に対してプラズマを用いた成膜処理やエッチング処理、アッシング処理等の微細加工を施すことにより、基板上に画素のデバイスや電極、配線等を形成している。プラズマ処理装置では、例えば、減圧可能な処理室の内部に配置された下部電極としてのサセプタを有する載置台の上に基板が載置され、処理室に処理ガスを供給しながらサセプタに高周波電力を供給することによって、処理室内の基板上方にプラズマを生成させている。
一般に、プラズマ処理では、生成したプラズマからの入熱による基板の温度上昇を抑制すると共に、基板全体に亘って温度分布が均一となるように、温調された冷媒を載置台内の冷媒流路に循環供給すると共に、ヘリウム(He)ガス等の伝熱性の高いガス(以下「伝熱ガス」という)を載置台の基板載置面に開口するガス穴から基板の裏面へ供給し、伝熱ガスの伝熱によって基板を冷却している。このとき、伝熱ガスの圧力によって基板が載置台から浮き上がるのを防止するために、基板は載置台へ静電気力等によって吸着保持される。
近年、基板の大型化が進むに伴って、プラズマ処理中の基板の温度上昇による基板の熱膨張によって、基板の周縁部がプラズマ処理中に載置台から剥離する現象が生じることが確認されている。このとき、載置台の基板載置面に耐圧の低いガス穴が露出することで、ガス穴に対して異常放電が生じることがある。この異常放電はしばしば、発生部位及びその近傍を破壊し、この破壊に伴って発生するパーティクルが処理室内を汚染するだけでなく、基板又は基板上に形成されたデバイスを損傷させ、更に、ガス穴が大きく損傷することによって載置台そのものが使用不能になる場合もある。
そこで、基板が剥離したこと又は基板の剥離によって異常放電が生じたことを速やかに検知し、プラズマ処理を中止する必要がある。基板の載置台からの剥離を検知する方法としては、基板が載置台から剥離すると伝熱ガスの流量が乱れることから、伝熱ガスの流量を監視し、伝熱ガスの流量が乱れて閾値を複数回超えたときに基板が載置台から剥離したと判断する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−99634号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術のように伝熱ガスの流量変化を監視する方法では、基板の一部の剥離に伴う伝熱ガスの流量変化は概して大きくなく、そのため、伝熱ガスの流量変化が検知されても、それが基板の剥離によるものか否かを正確に検知することができないという問題がある。また、基板の剥離に対する伝熱ガスの流量変化の応答が遅いために、伝熱ガスの流量変化が検知されてからプラズマ処理を中止しても、既に強い異常放電が生じたことによって載置台が大きく損傷してしまい、その後の使用が不可能なってしまう場合がある。これに対して、例えば、載置台に基板の剥離を検知するセンサを設けることで基板の剥離を検知する方法等の適用も考えられるが、載置台表面の温度均一性を保つための制御が困難になるという新たな問題が生じる。
本発明の目的は、既存の構成を大きく変更することなく、異常放電の発生を速やかに検知することによって基板の剥離を検知する基板剥離検知方法を提供することにある。また、本発明は、基板剥離に起因して異常放電が生じた場合であっても、載置台そのものを使用不能にさせる異常放電の発生を回避し、部分的な部品交換での載置台の再生が可能なプラズマ処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載のプラズマ処理装置は、基板が載置される基板載置面を有する載置台と、前記載置台に設けられ、基板を前記基板載置面へ静電気力により吸着保持する静電吸着部と、前記載置台を内部に収容するチャンバと、前記チャンバの内部にプラズマを生成させるプラズマ生成手段と、を有し、前記載置台に載置された基板に対して前記プラズマによる処理を施すプラズマ処理装置であって、前記基板載置面に基板が載置された状態では該基板に覆われる位置に、前記基板載置面に露出するように前記載置台に配置された導電性部材と、前記導電性部材に直流電圧を印加する直流電源と、前記導電性部材の電位と前記導電性部材を流れる電流の少なくとも一方を検知する検知器と、前記検知器が前記導電性部材の電位の変化又は前記導電性部材を流れる電流の変化を検知したときに前記プラズマ生成手段によるプラズマの生成を中止する制御部と、を備えることを特徴とする。
請求項2記載のプラズマ処理装置は、請求項1記載のプラズマ処理装置において、前記導電性部材は、前記基板の周縁部に対応する位置に配置されていることを特徴とする。
請求項3記載のプラズマ処理装置は、請求項1又は2記載のプラズマ処理装置において、前記導電性部材は、前記載置台と電気的に絶縁された状態で前記載置台に載置されていることを特徴とする。
請求項4記載のプラズマ処理装置は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置において、前記導電性部材は、前記載置台に対して交換可能に配置されていることを特徴とする。
請求項5記載のプラズマ処理装置は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置において、前記直流電源は、前記導電性部材に正電圧を印加し、前記制御部は、前記検知器により前記導電性部材の電位が所定値以下に降下したことが検知されたときに、前記プラズマ生成手段によるプラズマの生成を中止することを特徴とする。
請求項6記載のプラズマ処理装置は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置において、前記直流電源は、前記導電性部材に負電圧を印加し、前記制御部は、前記検知器により前記導電性部材の電位が所定の閾値を超えて変化したことが検知されたときに、前記プラズマ生成手段によるプラズマの生成を中止することを特徴とする。
請求項7記載のプラズマ処理装置は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置において、前記直流電源は、前記導電性部材に負電圧を印加し、前記制御部は、前記検知器により前記導電性部材を流れる電流が所定の閾値を超えて変化したことが検知されたときに、前記プラズマ生成手段によるプラズマの生成を中止することを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項8記載の基板剥離検知方法は、載置台の基板載置面に載置された基板に対してプラズマ処理を施す際の、前記基板の前記基板載置面からの剥離を検知する基板剥離検知方法であって、前記基板載置面に基板が載置された状態で該基板に覆われる位置において前記基板載置面に露出するように前記載置台に配置された導電性部材に対して所定の直流電圧を印加する印加ステップと、前記導電性部材に対して所定の直流電圧が印加された状態で前記基板にプラズマ処理を施す処理ステップと、前記処理ステップの実行中に前記導電性部材の電位又は前記導電性部材を流れる電流を監視する監視ステップと、前記監視ステップにおいて前記導電性部材の電位の変化又は前記導電性部材を流れる電流の変化が検知されたときに前記基板に前記基板載置面からの剥離が生じたと判断する判断ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、基板が載置される載置台に、基板載置面に露出する交換可能な導電性部材を配置し、プラズマ処理中に導電性部材に所定の電圧を印加する。これにより、載置台に載置された基板に対するプラズマ処理中に基板の一部の静電チャックからの剥離に起因して載置台に対して異常放電が生じたときに、その異常放電を導電性部材に対して生じさせることができる。したがって、導電性部材に印加されている電圧又は電流の値を監視し、その変化を検知することにより、異常放電が生じたことを正確且つ速やかに検知することができる。また、異常放電が生じた後には、必要に応じて導電性部材のみを交換すれば、載置台を再生して継続使用することができる。更に、導電性部材に印加する電圧を正電圧とすることで、異常放電をグロー放電のレベルに抑えることができるため、載置台の損傷を回避することができる。
本発明の実施の形態に係るプラズマ処理装置を備える基板処理システムの概略構成を示す斜視図である。 図1の基板処理システムが備えるプラズマ処理装置の概略構成を示す断面図である。 図2のプラズマ処理装置の載置台に設けられた導電性ピン及びその周辺構造を示す部分断面図と、導電性ピンの配設位置を示す上面図である。 図2のプラズマ処理装置の載置台に設けられた導電性ピンにアーク放電が生じたときの電位変化と電流変化を模式的に示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係るプラズマ処理装置11を備える基板処理システム10の概略構成を示す斜視図である。
基板処理システム10は、ガラス基板等のFPD用の基板Gへプラズマ処理、例えば、プラズマエッチングを施す3つのプラズマ処理装置11を備える。3つのプラズマ処理装置11はそれぞれ、水平断面が多角形状(例えば、水平断面が矩形状)の搬送室12の側面へゲートバルブ13を介して連結される。なお、プラズマ処理装置11の構成については、図2を参照して後述する。
搬送室12には更に、ロードロック室14がゲートバルブ15を介して連結されている。ロードロック室14には、基板搬出入機構16がゲートバルブ17を介して隣設される。基板搬出入機構16には2つのインデックサ18が隣設されている。インデックサ18には、基板Gを収納するカセット19が載置される。カセット19には、複数枚(例えば、25枚)の基板Gを収納することができる。
基板処理システム10の全体的な動作は、不図示の制御装置によって制御される。基板処理システム10において基板Gに対してプラズマエッチングを施す際には、まず、基板搬出入機構16によってカセット19に収納された基板Gがロードロック室14の内部へ搬入される。このとき、ロードロック室14の内部にプラズマエッチング済みの基板Gが存在すれば、そのプラズマエッチング済みの基板Gがロードロック室14内から搬出され、未エッチングの基板Gと置き換えられる。ロードロック室14の内部へ基板Gが搬入されると、ゲートバルブ17が閉じられる。
次いで、ロードロック室14の内部が所定の真空度まで減圧された後、搬送室12とロードロック室14の間のゲートバルブ15が開かれる。そして、ロードロック室14の内部の基板Gが搬送室12の内部の搬送機構(不図示)によって搬送室12の内部へ搬入された後、ゲートバルブ15が閉じられる。
次いで、搬送室12とプラズマ処理装置11の間のゲートバルブ13が開かれ、搬送機構によってプラズマ処理装置11の内部に未エッチングの基板Gが搬入される。このとき、プラズマ処理装置11の内部にプラズマエッチング済みの基板Gがあれば、そのプラズマエッチング済みの基板Gが搬出され、未エッチングの基板Gと置き換えられる。その後、プラズマ処理装置11により搬入された基板Gにプラズマエッチングが施される。
図2は、プラズマ処理装置11の概略構成を示す断面図である。プラズマ処理装置11として、ここでは、誘導結合型のプラズマ処理装置を示している。プラズマ処理装置11は、略矩形状のチャンバ20(処理室)と、チャンバ20内の下方に配置され、頂部である基板載置面に基板Gを載置する台状の載置台21と、載置台21と対向するようにチャンバ20内の上方に誘電体又は金属からなる窓部材(不図示)を介して配置される渦巻き状の導体からなる誘導結合アンテナ50と、窓部材の下方においてチャンバ20内に処理ガスを供給するガス供給部22とを備える。チャンバ20の内部において、載置台21とガス供給部22との間には、プラズマが生成される処理空間Sが形成される。
載置台21は、導体からなるサセプタ23を内蔵しており、サセプタ23にはバイアス用高周波電源24が整合器25を介して接続されている。また、載置台21の上部には、層状の誘電体から形成される静電吸着部(ESC)26が配置されており、静電吸着部26は、上層の誘電体層と下層の誘電体層によって挟み込まれるように内包された静電吸着電極27を有する。また、静電吸着部26とサセプタ23とを貫通するように、複数箇所に導電性ピン60(導電性部材)が配置されている。図2には導電性ピン60の周辺構成についての図示は省略されており、導電性ピン60とその周辺構成については、図3を参照して後述する。
静電吸着電極27には直流電源28が接続されており、直流電源28から静電吸着電極27へ直流電圧が印加されると、静電吸着部26は静電気力によって載置台21に載置された基板Gを吸着保持する。バイアス用高周波電源24は、比較的低い周波数の高周波電力をサセプタ23へ供給して、静電吸着部26に静電吸着された基板Gに直流バイアス電位を生じさせる。なお、静電吸着部26は、板部材として形成されてもよく、また、載置台21上に溶射膜として形成されてもよい。
載置台21は、載置された基板Gを冷却する冷媒流路29を内蔵しており、冷媒流路29は、伝熱ガスを供給する伝熱ガス供給機構30に接続されている。伝熱ガスとしては、例えば、Heガスが用いられる。伝熱ガス供給機構30は、伝熱ガス供給源31とガス流量制御器32とを有し、伝熱ガスを載置台21へ供給する。載置台21は、上部において開口する複数の伝熱ガス穴33と、それぞれの伝熱ガス穴33及び伝熱ガス供給機構30を連通させる伝熱ガス供給経路34とを有する。載置台21では、静電吸着部26に静電吸着された基板Gの裏面と載置台21の上部との間に微少な隙間が生じるが、伝熱ガス穴33から供給される伝熱ガスがこの隙間に充填されることで、基板Gと載置台21の熱伝達効率を向上させて、載置台21による基板Gの冷却効率を向上させることができる。
ガス供給部22は、載置台21に載置される基板Gの全面に亘って対向するように配置されおり、処理ガス供給機構35に接続されている。処理ガス供給機構35は、処理ガス供給源36、ガス流量制御器37及び圧力制御バルブ38を有する。ガス供給部22は、処理ガス供給機構35と連通するバッファ39を内蔵しており、バッファ39は多数のガス供給穴40を介して処理空間Sと連通している。処理ガス供給機構35からバッファ39へ供給された処理ガスは、ガス供給穴40から処理空間Sへ導入される。複数のガス供給穴40は、載置台21に載置される基板Gの全面に亘って対向するように分散配置されており、これにより基板G上の処理空間Sに均一に処理ガスを導入することができる。
誘導結合アンテナ50には、整合器42を介してプラズマ生成用高周波電源41が接続されており、プラズマ生成用高周波電源41は、比較的高い周波数のプラズマ生成用の高周波電力を誘導結合アンテナ50へ供給する。プラズマ生成用の高周波電力が供給される誘導結合アンテナ50は、処理空間Sに電界を生じさせる。また、プラズマ処理装置11は、チャンバ20の内部と連通する排気管43を備え、排気管43を通してチャンバ20の内部のガスを排出し、チャンバ20の内部を所定の減圧状態とすることができる。
プラズマ処理装置11の各構成要素の動作は、基板処理システム10の制御装置による統括的な制御の下で、装置コントローラ44が所定のプログラムを実行することによって制御される。プラズマ処理装置11により基板Gに対してプラズマエッチングを施す際には、処理空間Sが減圧され、処理ガスが処理空間Sへ導入されると共に誘導結合アンテナ50へプラズマ生成用の高周波電力が供給される。これにより、処理空間Sに電界が生じる。処理空間Sへ導入された処理ガスは、電界によって励起されてプラズマを生成し、プラズマ中の陽イオンは、載置台21を介して基板Gに生じる直流バイアス電位によって基板Gへ引き込まれ、基板Gにプラズマエッチングを施す。また、プラズマ中のラジカルは、基板Gへ到達して基板Gにプラズマエッチングを施す。
プラズマ処理装置11では、誘導結合アンテナ50が基板Gの全面を覆うように配置されており、これにより、基板Gの全面を覆うようにプラズマを生成することができるため、基板Gの全面へ均一にプラズマエッチングを施すことができる。
基板Gに対するプラズマエッチング中は、導電性ピン60の電位(電圧)又は導電性ピン60を流れる電流が監視され、導電性ピン60に対して放電が生じたことによって導電性ピン60の電位又は導電性ピン60を流れる電流の変化が検知されると、基板Gに剥離が生じたことによって異常放電が発生したと判断され、プラズマエッチングは終了される。以下、その詳細について説明する。
図3(a)は、導電性ピン60及びその周辺構造を示す部分断面図である。なお、図3(a)では、基板Gが正常に基板載置面に載置された状態を破線で、基板Gの周縁部の一部が静電吸着部26から剥離した状態を実線で示している。導電性ピン60は、静電吸着部26に設けられた静電吸着電極27及びサセプタ23と電気的に絶縁されるように、例えば、絶縁性のセラミックス又は樹脂からなる絶縁スリーブ61に嵌挿された状態で、静電吸着部26とサセプタ23とを鉛直方向(基板載置面と直交する方向)に貫通するように配置されている。
導電性ピン60と絶縁スリーブ61は、損傷時に交換することができるように、例えば、中間嵌め等の嵌挿方法によって載置台21に配置されている。導電性ピン60の直径(外径)は、例えば、載置台21上で基板Gを昇降させるために載置台21に設けられている昇降ピン(不図示)と同等径とすることができ、例えば、3mmφ〜5mmφとすることができる。
導電性ピン60には、後述するように導電性ピン60に対してアーク放電が生じた際にも溶融し難いタングステン等の高融点金属を用いることができる。一方で、導電性ピン60は交換可能であるため、導電性ピン60には、アルミニウムや銅、ニッケル等を用いることもできる。なお、導電性ピン60には、金属に限らず、カーボン等からなるものを用いることもできるが、放電が生じた際にパーティクルが発生し難い金属材料を用いることが望ましい。
導電性ピン60は、電圧/電流モニタ64とRF遮断フィルタ62を介して直流電源63に接続されている。電圧/電流モニタ64は、導電性ピン60を流れる電流(導電性ピン60と直流電源63とを接続する配線を流れる電流)と導電性ピン60の電位(導電性ピン60にかかっている電圧)とを検知するものであり、周知の検知器を用いることができる。
導電性ピン60は、バイアス用高周波電源24からサセプタ23に印加されている高周波電力の周波数の影響を受けるため、RF遮断フィルタ62により、バイアス用高周波電源24の高周波をグランドへ逃がしている。直流電源63は、−3kV〜+3kV程度の範囲から設定された所定の電圧を導電性ピン60に印加する能力を有する。なお、直流電源63として静電吸着電極27を用いる構成とすることもできる。
図3(b)は、静電吸着部26の上面図であり、導電性ピン60の配設位置を示している。なお、図3(b)では、伝熱ガス穴33等の図示は省略している。基板Gに対するプラズマエッチング中には、基板Gはプラズマからの入熱によって熱膨張する。その際、基板Gの剥離が生じる位置は、経験的に、基板Gの周縁部(特に、基板Gの各辺の中央部近傍)である。
そこで、導電性ピン60は、基板Gが載置台21に載置された状態では基板Gの下側に隠れて周辺雰囲気に露出することのない位置であって、基板Gの周縁部に対応する位置に設けられる。導電性ピン60は、基板Gの剥離が生じる頻度が高い基板Gの各辺の中央部に対応する位置に設けることが好ましく、例えば、各辺の中心を含み、各辺の中心から各辺の長さの50%の長さの範囲と、基板Gの各辺から基板Gの内側に向かって20mm程度の範囲とで規定される領域に配置される。
導電性ピン60、電圧/電流モニタ64、RF遮断フィルタ62及び直流電源63は、異常放電検知ユニットを構成する。装置コントローラ44は、電圧/電流モニタ64による電流信号と電圧信号を監視し、その信号に現れた変化に基づいてプラズマエッチング中に導電性ピン60に対して異常放電が発生したか否かを判断することにより、基板Gに剥離が発生したか否かを判断する。装置コントローラ44は、異常放電が発生したと判断した場合には、速やかにプラズマ生成用高周波電源41及びバイアス用高周波電源24からの高周波電力の供給を停止して、プラズマエッチングを中止する。
具体的には、基板Gが載置台21に載置されて、静電吸着部26の表面(載置台21の基板載置面)に静電吸着されると、直流電源63により導電性ピン60に所定の電圧が印加される。直流電源63による導電性ピン60への電圧印加は、基板Gに対するプラズマエッチングを開始するために、プラズマ生成用高周波電源41及びバイアス用高周波電源24による高周波電力の供給の開始以前又は開始時に行えばよい。
プラズマエッチング中にはプラズマからの入熱によって基板Gの温度は上昇する。基板Gの熱膨張によって基板Gの周縁部が基板載置面(静電吸着部26の表面)から剥離して、載置台21に対して異常放電が生じる場合には、導電性ピン60の表面が処理空間Sに露出しているために導電性ピン60を電極とした異常放電が生じやすくなり、伝熱ガス穴33での異常放電の発生を回避することができる。伝熱ガス穴33で異常放電が生じた場合の伝熱ガス穴33の損傷が大きいと、載置台21全体が使用不能となって静電吸着部26及びサセプタ23を交換する必要が生じる。しかし、導電性ピン60は、前述の通り、交換可能に構成されているため、異常放電によって導電性ピン60が損傷しても、導電性ピン60のみを交換するだけで載置台21を再生させることができる。
導電性ピン60を電極とした異常放電が生じると、導電性ピン60の電位が変化し、また、導電性ピン60に(導電性ピン60と直流電源63との間の配線に)電流が流れる。よって、導電性ピン60の電位及び/又は導電性ピン60を流れる電流を監視して異常放電の発生を検知することにより、基板Gに剥離が発生したことを検知することができる。
導電性ピン60に電圧を印加する第1の方法として、負電圧を印加する方法がある。導電性ピン60に−3kV〜−1kV程度の負電圧を印加した場合には、経験的にアーク放電が生じることが確かめられている。また、載置台21に基板Gを載置せずに導電性ピン60の端面を処理空間Sに暴露(露出)させ、導電性ピン60に所定の負電圧を印加した状態でプラズマを発生させたときに、導電性ピン60に対してアーク放電が生じることは、実験的にも確認されている。
図4(a)は、導電性ピン60にアーク放電が生じたときの電位変化を模式的に示すグラフであり、図4(b)は、導電性ピン60にアーク放電が生じたときの電流変化を模式的に示すグラフである。導電性ピン60にアーク放電が生じると、急激な電位上昇が現れ、また、大きな突入電流が発生していることがわかる。したがって、電圧値と電流値のそれぞれに閾値を設け、電圧値と電流値のいずれか一方又は両方が閾値を超えて変化したときに、異常放電(アーク放電)が生じたと判断することができ、これにより基板Gに剥離が生じたことを検知することができる。
なお、導電性ピン60にアーク放電が生じた場合には、電位変動が大きく不安定であるのに対して、電流は安定して変化している。そのため、電流値で異常放電(アーク放電)の発生の有無を検知することで、より正確な検知が可能となる。また、アーク放電の発生時には、強い発光が観察されると共に火花が散るときに生じるような特有の音が生じることから、目視や音による検知も可能である。
導電性ピン60に電圧を印加する第2の方法として、正電圧を印加する方法がある。導電性ピン60に+1kV〜+3kVの正電圧を印加した場合には、経験的及び実験的に、グロー放電が生じることが確かめられている。グロー放電は、アーク放電に比べて、発生する光の強さが弱いために視認が容易ではなく、また、音も殆ど発生しないため音による確認も容易ではない。また、導電性ピン60を流れる電流の変化も大きくないため、電流値の監視ではグロー放電の発生を誤検知してしまうおそれがある。
その一方で、+1kV〜+3kVの正電圧が印加された導電性ピン60にグロー放電が生じると、導電性ピン60の電位が一様に500V程度にまで低下する。よって、装置コントローラ44は、導電性ピン60の電位が所定値(例えば、600〜700V)以下に降下したことが電圧/電流モニタ64により検知されたときに、プラズマの生成を速やかに中止してエッチング処理を終了させる。このように、導電性ピン60の電位を監視することによって、グロー放電の発生を正確に検知することができ、これにより基板Gに剥離が生じたことを検知することができる。
導電性ピン60にアーク放電が生じた場合には、導電性ピン60に大きな損傷が生じることが多いため、交換が必要となる。これに対して、導電性ピン60にグロー放電が生じた場合には、導電性ピン60を継続して使用することができる程度の小さな損傷しか生じないことが多く、パーティクル等の異物の発生を抑えることができる。
なお、プラズマエッチング中に基板Gの周縁部の剥離に起因して導電性ピン60に対して異常放電が発生するか否かは、チャンバ20内の圧力にも依存する。チャンバ20内の圧力が低い(真空度が高い)場合、例えば、100mTorr未満の場合には、導電性ピン60に正電圧を印加した場合と負電圧を印加した場合のそれぞれについて、上記説明の通りに異常放電が発生する。これに対して、チャンバ20内の圧力が高い(真空度が低い)場合、例えば、100mTorr以上の場合には、導電性ピン60に正電圧を印加した場合にアーク放電が生じる場合があり、導電性ピン60に負電圧を印加した場合にグロー放電が生じる場合がある。
したがって、導電性ピン60の電位変化と電流変化の両方の検知結果から異常放電の発生を総合的に判断することが望ましく、その場合に、いずれか一方の検知結果を優先するようにしてもよいし、更に、異常放電の発生に伴う光や音の検知結果を踏まえるようにしてもよい。
以上、本発明について、上記実施の形態を用いて説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本発明に係るプラズマ処理装置11として、基板に対してプラズマエッチング装置を取り上げたが、これに限定されず、成膜装置やアッシング装置、イオン注入装置等の他のプラズマ処理装置であってもよい。また、基板Gとして、FPD用のガラス基板を取り上げたが、その他の基板(例えば、半導体ウエハ)であっても、本発明の適用は可能である。
11 プラズマ処理装置
20 チャンバ
21 載置台
23 サセプタ
26 静電吸着部(ESC)
28 直流電源
44 装置コントローラ
60 導電性ピン
61 絶縁スリーブ
62 RF遮断フィルタ
63 直流電源
64 電圧/電流モニタ

Claims (8)

  1. 基板が載置される基板載置面を有する載置台と、
    前記載置台に設けられ、基板を前記基板載置面へ静電気力により吸着保持する静電吸着部と、
    前記載置台を内部に収容するチャンバと、
    前記チャンバの内部にプラズマを生成させるプラズマ生成手段と、を有し、
    前記載置台に載置された基板に対して前記プラズマによる処理を施すプラズマ処理装置であって、
    前記基板載置面に基板が載置された状態では該基板に覆われる位置に、前記基板載置面に露出するように前記載置台に配置された導電性部材と、
    前記導電性部材に直流電圧を印加する直流電源と、
    前記導電性部材の電位と前記導電性部材を流れる電流の少なくとも一方を検知する検知器と、
    前記検知器が前記導電性部材の電位の変化又は前記導電性部材を流れる電流の変化を検知したときに前記プラズマ生成手段によるプラズマの生成を中止する制御部と、を備えることを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 前記導電性部材は、前記基板の周縁部に対応する位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記導電性部材は、前記載置台と電気的に絶縁された状態で前記載置台に載置されていることを特徴とする請求項1又は2記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記導電性部材は、前記載置台に対して交換可能に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記直流電源は、前記導電性部材に正電圧を印加し、
    前記制御部は、前記検知器により前記導電性部材の電位が所定値以下に降下したことが検知されたときに、前記プラズマ生成手段によるプラズマの生成を中止することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記直流電源は、前記導電性部材に負電圧を印加し、
    前記制御部は、前記検知器により前記導電性部材の電位が所定の閾値を超えて変化したことが検知されたときに、前記プラズマ生成手段によるプラズマの生成を中止することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記直流電源は、前記導電性部材に負電圧を印加し、
    前記制御部は、前記検知器により前記導電性部材を流れる電流が所定の閾値を超えて変化したことが検知されたときに、前記プラズマ生成手段によるプラズマの生成を中止することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  8. 載置台の基板載置面に載置された基板に対してプラズマ処理を施す際の、前記基板の前記基板載置面からの剥離を検知する基板剥離検知方法であって、
    前記基板載置面に基板が載置された状態で該基板に覆われる位置において前記基板載置面に露出するように前記載置台に配置された導電性部材に対して所定の直流電圧を印加する印加ステップと、
    前記導電性部材に対して所定の直流電圧が印加された状態で前記基板にプラズマ処理を施す処理ステップと、
    前記処理ステップの実行中に前記導電性部材の電位又は前記導電性部材を流れる電流を監視する監視ステップと、
    前記監視ステップにおいて前記導電性部材の電位の変化又は前記導電性部材を流れる電流の変化が検知されたときに前記基板に前記基板載置面からの剥離が生じたと判断する判断ステップと、を有することを特徴とする基板剥離検知方法。
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