JP2016225286A - リチウムイオン二次電池負極材料用黒鉛質粒子、リチウムイオン二次電池負極およびリチウムイオン二次電池 - Google Patents

リチウムイオン二次電池負極材料用黒鉛質粒子、リチウムイオン二次電池負極およびリチウムイオン二次電池 Download PDF

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Abstract

【課題】リチウムイオン二次電池負極材料に用いた場合に、優れた電池特性を得ることが可能な負極材料の提供。【解決手段】球状および/または楕円体状黒鉛を異方的に加圧してなる黒鉛質粒子であって、前記黒鉛質粒子が下記(1)および(2)を満足するリチウムイオン二次電池負極材料用黒鉛質粒子。(1)水銀ポロシメータで測定した細孔径1.1μm以下の細孔容積が0.100ml/g以下であり、かつ該細孔容積に対する細孔径0.54μm以下の細孔容積の比率が80%以上。(2)フタル酸ジブチル(DBP)吸油量が48.0ml/100g以下。【選択図】なし

Description

本発明は、リチウムイオン二次電池負極材料用黒鉛質粒子、リチウムイオン二次電池用負極およびその負極を用いたリチウムイオン二次電池に関する。
リチウムイオン二次電池は携帯電子機器に広く搭載されており、ハイブリッド自動車や電気自動車への利用も始まっている。このような状況の中で、リチウムイオン二次電池には一層の高容量、高速充放電特性、サイクル特性が要求されている。
リチウムイオン二次電池は、負極、正極および非水電解質を主たる構成要素としており、リチウムイオンが放電過程および充電過程で負極と正極との間を移動することで二次電池として作用する。現在、上記負極材料には黒鉛が広く用いられている。黒鉛は天然黒鉛と人造黒鉛に大別される。天然黒鉛は結晶性が高く容量が高いという利点を有するが、鱗片形状ゆえ電極内で粒子が一方向に配向してしまい、高速充放電特性やサイクル特性に劣るという欠点があった。
これを補うために、鱗片形状の黒鉛を球状に加工した材料が多く提案されている。特許文献1には、原料黒鉛粒子を予め100℃以上に加熱しておいてから流動状態で衝突させるか、あるいは原料黒鉛粒子を流動状態で衝突させたのち100℃以上に加熱してからホットプレスすることを特徴とする改質黒鉛粒子の製造方法が開示されている。しかしながらこれらの方法を用いても電池性能の改良効果はまだ十分とは言えない。特に電解液に黒鉛と反応性の高いプロピレンカーボネートのような成分が含まれると、初期効率は依然低いままである。
特開2002−179419号公報
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものである。すなわち、電解液に黒鉛と反応性の高いプロピレンカーボネートのような成分が含まれるリチウムイオン二次電池負極材料に用いた場合に、優れた電池特性を得ることが可能な負極材料を提供することを目的とする。また、その負極材料を含有する負極、およびその負極を用いたリチウムイオン二次電池を提供することを目的とする。ここで、優れた電池特性とは、高い放電容量、および高い初回充放電効率である。
本発明は、球状または楕円体状の黒鉛粒子が異方的に加圧してなることを特徴とするリチウムイオン二次電池負極材料用の黒鉛質粒子である。
リチウムイオン二次電池の負極はその製造工程において、設計された電極密度を実現するためにプレス成形がなされる。通常そのプレス成形にはロールプレスが用いられており、電極を構成する負極材料に対しては異方的な圧力が加わる。本発明はこの点に着目してなされたものであり、すなわち負極材料に予め異方的な加圧を施しておくことで、負極を作製する際のプレス成形による粒子の変形を抑制し、電極密度を高密度に加圧しても高い初回充放電効率を維持することができる。
本発明の黒鉛質粒子は、リチウムイオン二次電池用負極材料として良好な放電容量、初回充放電効率を有する。そのため、本発明の負極材料を用いてなるリチウムイオン二次電池は、近年の電池の高エネルギー高密度化に対する要望を満たし、搭載する機器の小型化および高性能化に有用である。
本発明の負極の電池特性を評価するための評価電池の断面図である。
以下、本発明をより具体的に説明する。
1.黒鉛質粒子
〔球状および/または楕円体状黒鉛〕
本発明の黒鉛質粒子の原料は、球状または楕円体状の平均粒径1〜50μm、好ましくは平均アスペクト比5以下、平均粒径5〜30μmの範囲である黒鉛粒子である。平均アスペクト比2以下、平均比表面積は10m2/g以下であることがより好ましく、8m2/g以下であることが特に好ましい。
市販品の球状または楕円体状に加工された天然黒鉛粒子を用いることもできる。球状または楕円体状以外の形状の天然黒鉛、例えば鱗片状の黒鉛粒子の場合は、天然の鱗片状黒鉛を、機械的外力で造粒球状化して球状黒鉛粒子とする。球状または楕円体状に加工する方法は、例えば、接着剤や樹脂などの造粒助剤の共存下で複数の鱗片状黒鉛を混合する方法、複数の鱗片状の黒鉛に接着剤を用いずに機械的外力を加える方法、両者の併用などが挙げられる。しかし、造粒助剤を用いずに機械的外力を加えて球状に造粒する方法が最も好ましい。機械的外力とは、機械的に粉砕および造粒することであり、鱗片状黒鉛を造粒して球状化することができる。鱗片状黒鉛の粉砕装置としては、例えば、加圧ニーダー、二本ロールなどの混練機、回転ボールミル、カウンタジェットミル(ホソカワミクロン(株)製)、カレントジェット(日清エンジニアリング(株)製)などの粉砕装置が使用可能である。
上記粉砕品は、その表面が鋭角な部分を有しているが、粉砕品を造粒球状化して使用しても良い。粉砕品の造粒球状化装置としては、例えば、GRANUREX(フロイント産業(株)製)、ニューグラマシン((株)セイシン企業)、アグロマスター(ホソカワミクロン(株)製)などの造粒機、ハイブリダイゼーション((株)奈良機械製作所製)、メカノマイクロス((株)奈良機械製作所製)、メカノフュージョンシステム(ホソカワミクロン(株)製)などのせん断圧縮加工装置が使用可能である。
〔異方的に加圧してなる黒鉛質粒子〕
本発明の黒鉛質粒子は、上記の球状および/または楕円体状黒鉛を異方的に加圧してなるものである。結果として本発明の黒鉛質粒子は異方的に加圧された方向では密度が高くその直角方向では密度が低い配向性を有している。
また本発明の黒鉛質粒子は、水銀ポロシメータで測定した細孔径1.1μm以下の細孔容積が0.100mL/g以下であり、かつ該細孔容積に対する細孔径0.54μm以下の細孔容積の比率は80%以上である。細孔径1.1μm以下の細孔容積が0.100mL/gを超える場合には、負極を作製する際の結着材が該細孔に浸透してしまい、電極剥離強度が低下し、初回充放電効率やサイクル特性が低下するおそれがある。また該細孔容積に対する細孔径0.54μm以下の細孔容積の比率が80%未満の場合にも、やはり負極を作製する際の結着材が該細孔に浸透してしまい、十分な電極剥離強度が得られず、初回充放電効率やサイクル特性が低下するおそれがある。
本発明の黒鉛質粒子は、水銀ポロシメータで測定した細孔径1.1μm以下の細孔容積が0.090mL/g以下であることが好ましく、0.085mL/g以下であることがさらに好ましい。
本発明の黒鉛質粒子は、該細孔容積(細孔径1.1μm以下の細孔容積)に対する細孔径0.54μm以下の細孔容積の比率は83%以上であることが好ましく、85%以上であることがさらに好ましい。
また本発明の黒鉛質粒子は、フタル酸ジブチル(DBP)吸油量が48.0mL/100g以下である。この数値を超える場合には、負極を作製する際の結着材が該細孔に浸透してしまい、電極剥離強度が低下し、初回充放電効率やサイクル特性が低下するおそれがある。
また本発明の黒鉛質粒子は、フタル酸ジブチル(DBP)吸油量が47.5mL/100g以下であることが好ましく、47.2mL/100g以下であることがさらに好ましい。
最終製品である黒鉛質粒子の平均粒子径は1〜50μmの範囲であることが好ましく、5〜30μmの範囲であることがさらに好ましい。BET法により測定した比表面積は6.0m2/g以下であることが好ましく、4.0m2/g以下であることがさらに好ましい。
また本発明の黒鉛質粒子のX線回折の測定値であるLcは40nm以上、Laは40nm以上が好ましい。ここで、Lcは黒鉛構造のc軸方向の結晶子の大きさLc(002)、Laはa軸方向の結晶子の大きさLa(110)である。さらにd002が0.337nm以下、アルゴンレーザーを用いたラマン分光法により測定した1360cm-1ピーク強度(I1360)と1580cm-1ピーク強度(I1580)の比I1360/I1580(R値)が0.06〜0.30、および1580cm-1バンドの半値幅が10〜60であるのが好ましい。
2.黒鉛質粒子の製造方法
〔加圧工程〕
本発明の黒鉛質粒子の製造方法は、限定されないが、好ましくはまず上述した球状および/または楕円体状黒鉛に異方的な加圧を行う。異方的な加圧とは圧力を特定の方向に掛けることをいい、等方的加圧ではないことをいう。等方的加圧は例えば、ガス、液体などの加圧媒体を用いて等方的に加圧する方法であるが、異方的加圧は、好ましくは一方向または二方向からの加圧である。異方的加圧の方法は特に限定されず、例えば金型プレス、ロールプレス、押出成形などが挙げられ、通常は常温、空気中で行う。加圧力や異方的な方向は限定されないが、黒鉛質粒子をリチウムイオン二次電池負極材料に用いる際の負極形成工程の加圧力、異方的な加圧方向に相当する程度で行うのが好ましい。加圧力については、例えば、内容積が2000〜3000cm3の金型に5〜10cm高さで充填し圧力40〜300MPaで加圧する。
加圧処理で固着を生じた場合などは、必要に応じて、加圧処理のあとに解砕工程を導入してもよい。加圧処理の際、炭素質または黒鉛質の繊維、非晶質ハードカーボンなどの炭素質前駆体材料、有機材料、無機材料、金属材料を加えてもよいし加えなくてもよい。加えた場合は加圧方向と非加圧方向との組合せが複雑となりそのため加圧結果が等方的加圧により近くなる。加えない場合は加圧結果がより単純になり加圧方向と非加圧方向との配向性の差が加圧処理時に他の材料を加えた場合より大きくなる。
3.負極
本発明はまた、上述の黒鉛質粒子を含有するリチウムイオン二次電池用負極であり、また該負極を用いるリチウムイオン二次電池である。
本発明のリチウムイオン二次電池用の負極は、通常の負極の成形方法に準じて作製されるが、化学的、電気化学的に安定な負極を得ることができる方法であれば何ら制限されない。負極の作製時には、本発明の黒鉛質粒子に結合剤を加えて、予め調製した負極合剤を用いることが好ましい。結合剤としては、電解質に対して、化学的および電気化学的に安定性を示すものが好ましく、例えば、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデンなどのフッ素系樹脂粉末、ポリエチレン、ポリビニルアルコールなどの樹脂粉末、カルボキシメチルセルロースなどが用いられる。これらを併用することもできる。結合剤は、通常、負極合剤の全量(乾燥基準)中の1〜20質量%程度の割合で用いられる。したがって本発明の黒鉛質粒子は通常99〜80質量%の割合(乾燥基準)で用いられる。
より具体的には、まず、本発明の負極材料を分級などにより所望の粒度に調整し、結合剤と混合して得た混合物を溶剤に分散させ、ペースト状にして負極合剤を調製する。すなわち、本発明の負極材料と、結合剤を、水、イソプロピルアルコール、N−メチルピロリドン、ジメチルホルムアミドなどの溶剤と混合して得たスラリーを、公知の攪拌機、混合機、混練機、ニーダーなどを用いて攪拌混合して、ペーストを調製する。該ペーストを、集電材の片面または両面に塗布し、乾燥すれば、負極合剤層が均一かつ強固に接着した負極が得られる。負極合剤層の膜厚は10〜200μm、好ましくは20〜100μmである。
本発明の黒鉛質粒子を含有する負極合剤から製造される負極は、黒鉛質粒子の状態で異方的に加圧されているので、負極合剤層を形成したのち、負極を作製する際にプレス成型を行わない場合でも電極密度を比較的高くすることができる。
また、本発明の負極は、本発明の負極材料と、ポリエチレン、ポリビニルアルコールなどの樹脂粉末を乾式混合し、金型内でホットプレス成型して作製することもできる。
負極合剤層を形成した後、プレス加圧などの圧着を行うと、負極合剤層と集電体との接着強度をより高めることができる。
負極の作製に用いる集電体の形状としては、特に限定されることはないが、箔状、メッシュ、エキスパンドメタルなどの網状などである。集電材の材質としては、銅、ステンレス、ニッケルなどが好ましい。集電体の厚みは、箔状の場合で5〜20μm程度であるのが好ましい。
なお、本発明の負極は、本発明の目的を損なわない範囲で、異種の黒鉛質材料、非晶質ハードカーボンなどの炭素質材料、有機物、金属、金属化合物などを混合しても、内包しても、被覆しても、または積層してもよい。
本発明の黒鉛質粒子を含有する負極合剤から製造される負極は、黒鉛粒子の状態で異方的に加圧されているので、負極合剤層を形成したのち、負極を作製する際のプレス加圧による粒子の変形、およびそれにともなう被覆層の損傷を抑制し、電極密度が高密度であっても高い初回充放電効率やサイクル特性を維持することができる。
〔正極〕
本発明のリチウム二次電池に用いる正極は、例えば正極材料と結合剤および導電剤よりなる正極合剤を集電体の表面に塗布することにより形成される。正極の材料(正極活物質)は、充分量のリチウムを吸蔵/離脱し得るものを選択するのが好ましく、リチウム含有遷移金属酸化物、遷移金属カルコゲン化物、バナジウム酸化物およびそのリチウム化合物などのリチウム含有化合物、一般式MXMo68-Y(式中Mは少なくとも一種の遷移金属元素であり、Xは0≦X≦4、Yは0≦Y≦1の範囲の数値である)で表されるシェブレル相化合物、活性炭、活性炭素繊維などである。
バナジウム酸化物は、V25、V613、V24、V38で示されるものである。
リチウム含有遷移金属酸化物は、リチウムと遷移金属との複合酸化物であり、リチウムと2種類以上の遷移金属を固溶したものであってもよい。複合酸化物は単独で使用しても、2種類以上を組み合わせて使用してもよい。
リチウム含有遷移金属酸化物は、具体的には、LiM1 1-X2 X2(式中M1、M2は少なくとも一種の遷移金属元素であり、Xは0≦X≦1の範囲の数値である)、またはLiM 1-Y2 Y4(式中M1、M2は少なくとも一種の遷移金属元素であり、Yは0≦Y≦1の範囲の数値である)で示される。
1、M2で示される遷移金属元素は、Co、Ni、Mn、Cr、Ti、V、Fe、Zn、Al、In、Snなどであり、好ましいのはCo、Fe、Mn、Ti、Cr、V、Alなどである。好ましい具体例は、LiCoO2、LiNiO2、LiMnO2、LiNi0.9Co0.12、LiNi0.5Co0.52などである。
リチウム含有遷移金属酸化物は、例えば、リチウム、遷移金属の酸化物、水酸化物、塩類等を出発原料とし、これら出発原料を所望の金属酸化物の組成に応じて混合し、酸素雰囲気下600〜1000℃の温度で焼成することにより得ることができる。
正極活物質は、前記化合物を単独で使用しても2種類以上併用してもよい。例えば、正極中に炭酸リチウム等の炭素塩を添加することができる。また、正極を形成するに際しては、従来公知の導電剤や結着剤などの各種添加剤を適宜に使用することができる。
〔正極の製造〕
正極は、前記正極材料、結合剤、および正極に導電性を付与するための導電剤よりなる正極合剤を、集電体の両面に塗布して正極合剤層を形成して作製される。結合剤としては、負極の作製に使用されるものと同じものが使用可能である。導電剤としては、黒鉛化物、カーボンブラックなど公知のものが使用される。
集電体の形状は特に限定されないが、箔状またはメッシュ、エキスパンドメタル等の網状等のものが用いられる。集電体の材質は、アルミニウム、ステンレス、ニッケル等である。その厚さは10〜40μmのものが好適である。
正極も負極と同様に、正極合剤を溶剤中に分散させペースト状にし、このペースト状の正極合剤を集電体に塗布、乾燥して正極合剤層を形成してもよく、正極合剤層を形成した後、さらにプレス加圧等の圧着を行ってもよい。これにより正極合剤層が均一且つ強固に集電材に接着される。
〔非水電解質〕
本発明のリチウムイオン二次電池に用いられる非水電解質としては、通常の非水電解液に使用される電解質塩である、LiPF6、LiBF4、LiAsF6、LiClO4、LiB(C65)、LiCl、LiBr、LiCF3SO3、LiCH3SO3、LiN(CF3SO22、LiC(CF3SO23、LiN(CF3CH2OSO22、LiN(CF3CF2OSO22、LiN(HCF2CF2CH2OSO22、LiN((CF32CHOSO22、LiB[{C63(CF32}]4、LiAlCl4、LiSiF6などのリチウム塩を用いることができる。酸化安定性の点からは、特に、LiPF6、LiBF4が好ましい。
電解液中の電解質塩濃度は0.1〜5.0mol/Lが好ましく、0.5〜3.0mol/Lがより好ましい。
非水電解質は液状の非水電解質としてもよく、固体電解質またはゲル電解質などの高分子電解質としてもよい。前者の場合、非水電解質電池は、いわゆるリチウムイオン二次電池として構成され、後者の場合は、非水電解質電池は高分子固体電解質、高分子ゲル電解質電池などの高分子電解質電池として構成される。
非水電解質液を調製するための溶媒としては、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネートなどのカーボネート、1、1−または1、2−ジメトキシエタン、1、2−ジエトキシエタン、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、γ−ブチロラクトン、1、3−ジオキソラン、4−メチル−1、3−ジオキソラン、アニソール、ジエチルエーテルなどのエーテル、スルホラン、メチルスルホランなどのチオエーテル、アセトニトリル、クロロニトリル、プロピオニトリルなどのニトリル、ホウ酸トリメチル、ケイ酸テトラメチル、ニトロメタン、ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、酢酸エチル、トリメチルオルトホルメート、ニトロベンゼン、塩化ベンゾイル、臭化ベンゾイル、テトラヒドロチオフェン、ジメチルスルホキシド、3−メチル−2−オキサゾリドン、エチレングリコール、ジメチルサルファイトなどの非プロトン性有機溶媒などを用いることができる。
一般に黒鉛負極材を用いる場合、電解液はプロピレンカーボネート(PC)を含まない系が使用されている。PCは黒鉛表面で分解反応を起こしやすく、ガス発生による電池内圧の上昇、また、負極材上に分解反応生成物(SEI被膜)を大量に生成させるため電池特性を低下させることになるので好ましくないとされている。本発明の黒鉛質粒子は球状および/または楕円体状黒鉛が異方的に加圧され粒子内部の空隙が減少しているため、特に粒子内部における黒鉛粒子表面とプロピレンカーボネートとの反応性が低く、電解液にプロピレンカーボネートを含んでいてもリチウムイオン二次電池の負極材料に用いた場合の電池特性に遜色がない。
非水電解質を高分子固体電解質または高分子ゲル電解質などの高分子電解質とする場合には、マトリクスとして可塑剤(非水電解液)でゲル化された高分子を用いることが好ましい。前記マトリクスを構成する高分子としては、ポリエチレンオキサイドやその架橋体などのエーテル系高分子化合物、ポリメタクリレート系高分子化合物、ポリアクリレート系高分子化合物、ポリビニリデンフルオライドやビニリデンフルオライド−ヘキサフルオロプロピレン共重合体などのフッ素系高分子化合物などを用いることが特に好ましい。
前記高分子固体電解質または高分子ゲル電解質には、可塑剤が配合されるが、該可塑剤としては、前記の電解質塩や非水溶媒が使用可能である。高分子ゲル電解質の場合、可塑剤である非水電解液中の電解質塩濃度は0.1〜5.0mol/Lが好ましく、0.5〜2.0mol/Lがより好ましい。
高分子固体電解質の作製方法は特に限定されないが、例えば、マトリクスを構成する高分子化合物、リチウム塩および非水溶媒(可塑剤)を混合し、加熱して高分子化合物を溶融する方法、有機溶剤に高分子化合物、リチウム塩、および非水溶媒(可塑剤)を溶解させた後、混合用有機溶剤を蒸発させる方法、重合性モノマー、リチウム塩および非水溶媒(可塑剤)を混合し、混合物に紫外線、電子線または分子線などを照射して、重合性モノマーを重合させ、ポリマーを得る方法などを挙げることができる。
ここで、前記固体電解質中の非水溶媒(可塑剤)の割合は10〜90質量%が好ましく、30〜80質量%がより好ましい。10質量%未満であると導電率が低くなり、90質量%を超えると機械的強度が弱くなり、成膜しにくくなる。
〔セパレータ〕
本発明のリチウムイオン二次電池においては、セパレータを使用することもできる。セパレータの材質は特に限定されるものではないが、例えば、織布、不織布、合成樹脂製微多孔膜などを用いることができる。前記セパレータの材質としては、合成樹脂製微多孔膜が好適であるが、なかでもポリオレフィン系微多孔膜が、厚さ、膜強度、膜抵抗の面で好適である。具体的には、ポリエチレンおよびポリプロピレン製微多孔膜、またはこれらを複合した微多孔膜等が好適である。
〔リチウムイオン二次電池の製造〕
本発明のリチウムイオン二次電池は、上述した構成の負極、正極および非水電解質を、例えば、負極、非水電解質、正極の順で積層し、電池の外装材内に収容することで構成される。さらに、負極と正極の外側に非水電解質を配するようにしてもよい。
また、本発明のリチウムイオン二次電池の構造は特に限定されず、その形状、形態についても特に限定されるものではなく、用途、搭載機器、要求される充放電容量などに応じて、円筒型、角型、コイン型、ボタン型などの中から任意に選択することができる。より安全性の高い密閉型非水電解液電池を得るためには、過充電などの異常時に電池内圧上昇を感知して電流を遮断させる手段を備えたものを用いることが好ましい。
リチウムイオン二次電池が高分子固体電解質電池や高分子ゲル電解質電池の場合には、ラミネートフィルムに封入した構造とすることもできる。
次に本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。また以下の実施例および比較例では、図1に示すように、少なくとも表面の一部に本発明の負極合剤2が付着した集電体(負極)7bとリチウム箔よりなる対極(正極)4から構成される単極評価用のボタン型二次電池を作製して評価した。実電池は、本発明の概念に基づき、公知の方法に準じて作製することができる。
本明細書における各物性は以下の方法により測定する。
1)平均粒子径(μm):レーザー回折式粒度分布計により測定した粒度分布の累積度数が、体積百分率で50%となる粒子径とした。
2)細孔容積(mL/g):水銀圧入法で測定して細孔径と細孔容積との関係を求め、細孔径1.1μm以下、および0.54μm以下の全細孔容積を算出した。
3)DBP吸油量(mL/100g):JIS K6217−4に則り、測定材料を40g投入し、滴下速度4ml/min、回転数を125rpmの条件でトルクの最大値が確認されるまで測定を実施した。測定開始から最大トルクを示す間の範囲で、最大トルクの70%のトルクを示した時の滴下油量を、材料100g当たりに換算して算出した。
(実施例1)
[負極材料である黒鉛質粒子の作製]
平均粒子径20μmの球状に加工された天然黒鉛粒子を、金型プレス機を用い50MPaで異方的に加圧した。これを平均粒子径が20μmとなるように解砕して最終製品を得た。
[負極合剤ペーストの作製]
前記負極材料の98質量部、結合剤としてのカルボキシメチルセルロース1質量部、およびスチレン−ブタジエンゴム1質量部を水に入れ、攪拌して負極合剤ペーストを調製した。
[作用電極(負極)の作製]
前記負極合剤ペーストを銅箔に均一な厚さで塗布し、真空中90℃で溶剤を揮発させ、乾燥し、負極合剤層をロールプレスによって加圧し電極密度を1.60g/cm3に調整した。銅箔と負極合剤層を直径15.5mmの円柱状に打抜いて、集電体と、該集電体に密着した負極合剤とからなる作用電極(負極)を作製した。
[対極(正極)の作製]
リチウム金属箔をニッケルネットに押付け、直径15.5mmの円形状に打抜いて、ニッケルネットからなる集電体と、この集電体に密着したリチウム金属箔(厚み0.5mm)からなる対極(正極)を作製した。
[電解液、セパレータ]
エチレンカーボネート40vol%−プロピレンカーボネート(PC)60vol%の混合溶剤に、LiPF6を1mol/Lとなる濃度で溶解させ、非水電解液を調製した。得られた非水電解液をポリプロピレン多孔質体(厚み20μm)に含浸させ、電解液が含浸したセパレータを作製した。
[評価電池の作製]
評価電池として図1に示すボタン型二次電池を作製した。
外装カップ1と外装缶3は、その周縁部において絶縁ガスケット6を介在させ、両周縁部をかしめて密閉した。その内部に外装缶3の内面から順に、ニッケルネットからなる集電体7a、リチウム箔よりなる円筒状の対極(正極)4、電解液が含浸されたセパレータ5、負極合剤2が付着した銅箔からなる集電体(負極)7bが積層された電池系である。
前記評価電池は電解液を含浸させたセパレータ5を集電体7bと、集電体7aに密着した対極4との間に挟んで積層した後、集電体7bを外装カップ1内に、対極4を外装缶3内に収容して、外装カップ1と外装缶3とを合わせ、さらに、外装カップ1と外装缶3との周縁部に絶縁ガスケット6を介在させ、両周縁部をかしめて密閉して作製した。充放電特性は以下の方法により測定した。結果を表1に示した。
[充放電試験]
回路電圧が1mVに達するまで0.9mAの定電流充電を行った後、回路電圧が1mVに達した時点で定電圧充電に切替え、さらに電流値が20μAになるその間の通電量から充電容量(単位:mAh/g)を求めた。その後、10分間休止した。次に0.9mAの電流値で、回路電圧が1.5Vに達するまで定電流放電を行い、この間の通電量から放電容量(単位:mAh/g)を求めた。
初回充放電効率は次式(1)から計算した。
初回充放電効率(%)=100×((第1サイクルの充電容量―第1サイクルの放電容量)/第1サイクルの放電容量)・・・(1)
なおこの試験では、リチウムイオンを負極材料に吸蔵する過程を充電、負極材料からリチウムイオンが脱離する過程を放電とした。
(実施例2)
実施例1において、加圧時の圧力を100MPaとする以外は、実施例1と同様にして黒鉛質粒子を製造し、実施例1と同様に評価電池を作製し評価した。評価結果を表1に示した。
(実施例3)
実施例1において、加圧時の圧力を150MPaとする以外は、実施例1と同様にして黒鉛質粒子を製造し、実施例1と同様に評価電池を作製し評価した。評価結果を表1に示した。
(実施例4)
実施例1において、球状に加工された天然黒鉛粒子を平均粒子径15μmとし、加圧時の圧力を100MPaとする以外は、実施例1と同様にして評価した。評価結果を表1に示した。
(実施例5)
実施例1において、球状に加工された天然黒鉛粒子を平均粒子径15μmとし、加圧時の圧力を150MPaとする以外は、実施例1と同様にして評価した。評価結果を表1に示した。
(実施例6)
実施例1において、球状に加工された天然黒鉛粒子を平均粒子径15μmとし、加圧時の圧力を200MPaとする以外は、実施例1と同様にして評価した。評価結果を表1に示した。
(比較例1)
実施例1において、加圧を行わない以外は、実施例1と同様にして、黒鉛質粒子を製造し、実施例1と同様に評価電池を作製し評価した。評価結果を表1に示した。
(比較例2)
実施例1において、加圧時の圧力を39MPaとする以外は、実施例1と同様にして黒鉛質粒子を製造し、実施例1と同様に評価電池を作製し評価した。評価結果を表1に示した。
(比較例3)
比較例1において、球状に加工された天然黒鉛粒子の平均粒径を10μmのものを用いる以外は、比較例1と同様にして黒鉛質粒子を製造し、実施例1と同様に評価電池を作製し評価した。評価結果を表1に示した。
(比較例4)
実施例1において、加圧処理時の圧力を30MPaとする以外は、実施例1と同様にして評価した。評価結果を表1に示した。
(比較例5)
実施例1において、加圧処理時の圧力を15MPaとする以外は、実施例1と同様にして評価した。評価結果を表1に示した。
(比較例6)
実施例1において、加圧処理を冷間静水圧での等方的処理とする以外は、実施例1と同様にして評価した。評価結果を表1に示した。

黒鉛質粒子が下記(1)および(2)を満足する実施例1〜6は、初回充放電効率が高かった。一方、黒鉛質粒子が下記(1)および/または(2)を満足しない比較例1〜6は、実施例1〜6に比べて初回充放電効率が劣っていた。
(1)水銀ポロシメータで測定した細孔径1.1μm以下の細孔容積が0.1ml/g以下であり、かつ該細孔容積に対する細孔径0.54μm以下の細孔容積の比率が80%以上。
(2)フタル酸ジブチル(DBP)吸油量が48ml/100g以下。
本発明の黒鉛質粒子からなる負極材料は、リチウムイオン二次電池負極材料として良好な放電容量、初回充放電効率を有する負極材料である。その特性を活かして、小型から大型までの高性能なリチウムイオン二次電池の負極に使用することができる。
1 外装カップ
2 負極合剤
3 外装缶
4 対極
5 電解質溶液含浸セパレータ
6 絶縁ガスケット
7a、7b 集電体

Claims (4)

  1. 球状および/または楕円体状黒鉛を異方的に加圧してなる黒鉛質粒子であって、前記黒鉛質粒子が下記(1)および(2)を満足するリチウムイオン二次電池負極材料用黒鉛質粒子。
    (1)水銀ポロシメータで測定した細孔径1.1μm以下の細孔容積が0.100ml/g以下であり、かつ該細孔容積に対する細孔径0.54μm以下の細孔容積の比率が80%以上。
    (2)フタル酸ジブチル(DBP)吸油量が48.0ml/100g以下。
  2. 請求項1に記載のリチウムイオン二次電池負極材料用黒鉛質粒子を含有するリチウムイオン二次電池負極。
  3. 請求項2に記載のリチウムイオン二次電池負極を有するリチウムイオン二次電池。
  4. 前記リチウムイオン二次電池がプロピレンカーボネートを含有する電解液を有する請求項3に記載のリチウムイオン二次電池。
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