JP2016223629A - ねじり振動減衰装置 - Google Patents

ねじり振動減衰装置 Download PDF

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Abstract

【課題】振り子タイプのねじり振動減衰装置のフィルタリング性能に悪影響を及ぼすことなく、装置の支持体の作製を簡略化する。【解決手段】軸の周りで回転移動できる支持体(2)と、支持体(2)に対して各々が可動である複数の振り子体と、支持体(2)と一体化した第1回転トラック(12)と、振り子体と一体化した少なくとも1つの第2回転トラック(13)と各々が協働する複数の回転部材(11)であって、支持体(2)に対する各振り子体の移動を、2つで案内する回転部材(11)とを含み、支持体(2)が、複数の窓を含み、各窓内に2つの回転部材(11)が受け入れられ、これら回転部材(11)の一方が、振り子体の1つと一体化した少なくとも1つの第2回転トラック(13)と協働し、かつこれら回転部材(11)の他方が、これら振り子体のもう1つと一体化した少なくとも1つの第2回転トラック(13)と協働したねじり振動減衰装置。【選択図】図3

Description

本発明は、特に自動車のトランスミッションシステム用のねじり振動減衰装置に関する。
上記の用途において、ねじり振動減衰装置は、エンジンの不規則性を原因とした振動をフィルター(filtrer)処理するために、熱機関をギヤボックスに選択的に連結するクラッチにおけるねじり減衰システムに組み込まれてよい。
応用例として、同様の用途において、ねじり振動減衰装置は、クラッチのフリクションディスク又は流体力学的トルクコンバータに組み込まれてよい。
従来、この様なねじり振動減衰装置は、支持体と、該支持体に対して可動な1つ以上の振り子体とを用いる。各振り子体の支持体に対する移動は、一般的に、2つの回転部材によって案内される。この2つの回転部材は、各々が、一方で支持体と一体化した回転トラックと、他方で振り子体と一体化した1つ以上の回転トラックと協働する。
この場合において、各回転部材は、支持体内に設けられ、かつこの回転部材毎に対応した窓に収容され、この窓の輪郭の一部は、支持体と一体化した回転トラックを形成する。その場合に、振り子体の数の2倍の数の窓を支持体内に作製することが必要となる。各振り子体が、互いにリベットで留められた2つの振り子質量体を含む場合で、かつこれらのリベットのそれぞれが、例えば特許文献1に開示されるように、固有の、前述の窓と異なる開口部に収容される場合、支持体内にはさらに多くの通路を設けることとなる。
独国特許出願公開第102006028556号明細書
このようにして、振り子タイプのねじり振動減衰装置のフィルタリング性能に悪影響を及ぼすことなく、該装置の支持体の作製を簡略化することが求められる。
本発明の目的は、この需要に応えることであり、この目的は、本発明の1つの態様によるねじり振動減衰装置により達成される。該ねじり振動減衰装置において、
− 軸の周りを回転移動する支持体と、
− 支持体に対して各々が可動な複数の振り子体と、
− 支持体と一体化した第1回転トラック、及び、振り子体と一体化した少なくとも1つの第2回転トラックと各々が協働する複数の回転部材であって、支持体に対する各振り子体の移動を、2つで案内する回転部材とを備え、
支持体が、複数の窓を有し、各窓内に2つの回転部材が収容され、これら回転部材の一方が、振り子体の1つと一体化した少なくとも1つの第2回転トラックと協働し、かつこれら回転部材の他方が、これら振り子体のもう1つと一体化した少なくとも1つの第2回転トラックと協働し、前記振り子体が、周方向に隣接する。
本発明によれば、支持体内に設けられた各窓は、別個の振り子体と結合した2つの回転部材を収容する。このようにして、支持体内に設けられる窓の数を、先行技術による装置と比べて少なくとも半分に減少させる。このようにして、該支持体は、作製が更に容易であり、その機械的強度の改善が可能となる。
それぞれの窓は、閉じた輪郭を有しても良い。その場合、この輪郭の一部は、回転部材の1つが協働する第1回転トラックを画定してよく、この回転部材は、この窓に収容され、1つの振り子体の移動を案内する。他方でこの輪郭の別の部分は、他方の回転部材が協働する第1回転トラックを画定するが、この他方の回転部材は、該窓に収容され、周方向に隣接した振り子体の移動を案内する。
本出願において、
− 「軸方向に」は、「支持体の回転軸と平行に」を意味し、
− 「径方向に」は、「支持体の回転軸に直交し、かつ支持体の回転軸を横切る平面に属する軸に沿って」を意味し、
− 「角度的に」又は「周方向に」は、「支持体の回転軸の周りに」を意味し、
− 「径方向に直交に」は、「径方向に垂直に」を意味し、
− 「一体化した」は、「強固に結合された」を意味し、
− 装置の静止位置は、振り子体が遠心力を受けるが、熱機関の不規則性に由来するねじり振動を受けない静止位置である。
各回転部材は、支持体と一体化した回転トラック、及び、振り子体と一体化した回転トラックと、その外面のみを介して協働しても良い。このようにして、回転部材が移動する時、この外面の同一部分が、支持体と一体化した回転トラック上と振り子体と一体化した回転トラック上を交互に回転できる。
各回転部材は、例えば支持体の回転軸に垂直な平面において円形断面を有するローラである。このローラは、異なる半径からなる幾つかの連続した円筒部分を含んでも良い。ローラの軸方向端部には、薄い環状フランジは無くても良い。ローラは、例えば鋼鉄で作製される。ローラは、中空であっても良く、又は中実であっても良い。
第1回転トラック及び第2回転トラックの形状は、各振り子体が、支持体の回転軸と平行な仮想軸の周りを支持体に対して単に移動するようになっていても良い。
応用例において、回転トラックの形状は、各振り子体が、支持体に対して同時に移動するようになっていても良く、
− 支持体の回転軸と平行な仮想軸の周りを移動し、
− 前記振り子体の重心の周りを同様に回転し、このような運動は、「複合運動」とも呼ばれ、例えばドイツ特許出願公開第102011086532号明細書に開示される。
装置は、例えば2〜8個の、特に3個又は6個の振り子体を含む。これら全ての振り子体は、周方向に連続しても良い。装置は、このようにして、回転軸に垂直な複数の平面を含んで良く、該平面の各々に全ての振り子体が配置される。
上記において、支持体は、一体型で作製されて良く、例えば完全に金属製である。
本発明の第1の実施例によれば、各振り子体は、2つの第1当接減衰部材を含んでも良い。各第1当接減衰部材は、周方向に隣接した振り子体に向かって周方向に突き出し、周方向に隣接した2つの振り子体にそれぞれ属し、かつ周方向に相対する2つの第1当接減衰部材が、これら振り子体の移動の際に互いに接触できるようにし、各第1当接減衰部材が、支持体の窓の1つに配置される。
周方向に隣接した振り子体によって担持され、かつ周方向に相対する2つの第1当接減衰部材は、支持体の同じ窓に少なくとも部分的に収容されて良い。
各第1当接減衰部材は、例えば支持体の窓に独占的に含まれる。応用例において、各第1当接減衰部材は、支持体内に設けられた窓に延在し得るだけでなく、この窓の両側に軸方向に突き出しても良い。以下で判るように、各振り子体は、2つの振り子質量体を含んでも良く、その振り子質量体の間に支持体が軸方向に配置され、その場合、支持体の回転軸に垂直な平面が存在して良いが、この平面には、第1当接減衰部材が、振り子質量体の周方向端部を越えて配置される。
本発明の第2の実施例によれば、装置は、周方向に隣接した振り子体を2つずつ接続する複数の同期化部材を含んでも良く、該同期化部材はそれぞれ、支持体の窓の1つに配置される。かかる同期化部材は、振り子体が、非同期性の相対運動を行うことを妨げ、このようにして減衰効果が改善される。
支持体の各窓は、その場合、振り子体の移動を案内する回転部材と、周方向に隣接したもう1つの振り子体の移動を案内する回転部材と、前記振り子体を接続する同期化部材とを収容する。
各同期化部材は、それが接続する2つの振り子体に強固に結合できる。応用例において、各同期化部材は、これら振り子体の各々に対して連接され、例えばこれら振り子体の各々に対して旋回自在に取り付けられる小型の連接棒(biellette)である。
各同期化部材は、変形可能であってもよく、又は変形可能でなくてもよい。
上記実施例のいずれかによれば、各振り子体は、支持体に対する少なくとも1つの第2当接減衰部材を含んでも良い。各振り子体は、例えば2つの第2当接減衰部材を含む。これら第2当接減衰部材の各々は、支持体に対する振り子体の当接を減衰するために支持体と接触できるが、それは例えば、
− 静止位置からのこの振り子体の反時計回りの方向での移動の終了時、
− 静止位置からのこの振り子体の時計回りの方向での移動の終了時、又は
− 例えば車両の熱機関停止の際の、振り子体の径方向落下の場合である。
必要な場合、各第2当接減衰部材は、静止位置からのそれぞれ反時計回りや時計回りの方向での移動の終了時に、また振り子体の径方向落下の場合にも支持体に対する振り子体の当接を減衰して良い。
各第1当接減衰部材及び各第2当接減衰部材は、支持体と振り子体との間の接触に関連した衝撃の減衰を可能にする弾性特性を有しても良い。この減衰は、その場合に当接減衰部材の圧縮によって可能となる。当接減衰部材は、例えばエラストマー又はゴム製である。
本発明の第1の実施例によれば、各第1当接減衰部材及び第2当接減衰部材は、全く同一の部品で様々な部分を形成できる。換言すると、各振り子体は、その場合にその周方向端部の各々のレベルにおいて、
− 一部が、第1当接減衰部材を形成するように、周方向に隣接した振り子体に向かって周方向に突き出す部品で、
− 別の部分が、第2当接減衰部材を形成する部品を含んでも良い。
本発明の第2の実施例によれば、各同期化部材及び各第2当接減衰部材は、全く同一の部品で様々な部分を形成できる。換言すると、各振り子体は、その周方向端部の各々のレベルにおいて、
− 一部が、同期化部材を形成する部品で、
− 別の部分が、この振り子体の第2当接減衰部材を形成し、
− 別の部分が、周方向に隣接した振り子体内に延在し、かつ周方向に隣接したこの振り子体の第2当接減衰部材を形成する部品を含んでも良い。
上記において、各振り子体は、
− 互いに対して軸方向に間隔を空けた第1振り子質量体及び第2振り子質量体であって、第1振り子質量体が、支持体の第1の側に軸方向に配置され、かつ第2振り子質量体が、支持体の第2の側に軸方向に配置される振り子質量体と、
− 第1振り子質量体及び第2振り子質量体の少なくとも1つの連結部材であって、前記質量体をつなぐ連結部材とを含んでも良い。
この場合、第2当接減衰部材は、連結部材の全部又は一部の周りに延在しても良い。
各振り子体は、この振り子体の振り子質量体の周方向端部に対応する、2つの周方向端部の間で回転軸から測定される全体角度の値で角度方向に延在しても良く、各第2回転トラックは、回転軸から測定される角度範囲の内側に配置され、かつ振り子体の一方の周方向端部からこの振り子体の他方の周方向端部に向かって延在する。この角度範囲と、全体角度との比率は、1/15〜1/2であり、例えば0.1〜0.25である。
第2回転トラックのかかる位置は、振り子体の外部に向けて各回転部材の角度方向を最も逸らせ得るようにする。このようにして、各振り子体の運動は、一定の製造公差において、更に正確で、かつ更に安定している。各振り子体の変位幅は、その上、増加できる。回転部材のかかる位置は、振り子体の極慣性を更に増加でき、このことは、この振り子体が前述の複合運動を呈する時に好適である。
振り子体と一体化した第2回転トラックは、連結部材によって画定できる。この連結部材の輪郭の一部は、例えば第2回転トラックを画定する。かかる連結部材は、例えば振り子質量体の1つに設けられた開口部に、軸方向端部の各々を介して圧力をかけて取り付けられる。応用例において、連結部材は、各振り子質量体に対して軸方向端部を介して溶接できる。
各振り子体は、その場合、第1振り子質量体及び第2振り子質量体をつなぐ2つの連結部材を含んでも良く、各連結部材は、支持体に対するこの振り子体の移動を案内する2つの回転部材の一方とそれぞれ協働する第2回転トラックを画定する。各回転部材は、その場合、ただ一つの第2回転トラックと協働する。
この場合において、2つの回転部材を収容する各窓は、振り子体の連結部材と、周方向に隣接した振り子体の連結部材とを同様に収容しても良い。その場合に、各窓内に、
− 振り子体の連結部材と、この振り子体の移動を案内する回転部材と、
− もう1つの振り子体の連結部材と、このもう1つの振り子体の移動を案内する回転部材とが存在する。
この場合、各回転部材は、前述の第1回転トラック及び第2回転トラックの間でのみ加圧を受けることができる。同じ回転部材と協働するこれらの第1回転トラック及び第2回転トラックは、少なくとも部分的に径方向に相対しても良く、すなわち、これら両方の回転トラックが延在する、回転軸に垂直な平面が存在する。
n個の窓が、n個の振り子体に対して、これらn個の振り子体の案内及びこれら振り子体の各々の振り子質量体間の連結を可能にするので、かかるねじり振動減衰装置の、支持体内に設けられた通路数は非常に少数である。第2回転トラックが、先述のように振り子体の外部に向けて角度方向を逸らされる時、これらの窓は、特に小さい角度寸法を有しても良い。
応用例において、各回転部材は、振り子体と一体化した2つの第2回転トラックと協働でき、これら第2回転トラックの一方は、第1振り子質量体によって画定され、かつこれら第2回転トラックの他方は、第2振り子質量体によって画定される。各連結部材は、その場合例えばリベットであり、回転部材が収容される窓と異なる支持体開口部に収容される。各回転部材は、その場合連続して軸方向に
− 第1振り子質量体の空洞内に配置され、かつこの空洞の輪郭の一部によって形成される第2回転トラックと協働する部分と、
− 支持体の窓内に配置され、かつこの窓の輪郭の一部によって形成される第1回転トラックと協働する部分と、
− 第2振り子質量体の空洞内に配置され、かつこの空洞の輪郭の一部によって形成される第2回転トラックと協働する部分とを含んでも良い。
この応用例において、各振り子体は、第1振り子質量体及び第2振り子質量体をつなぐ少なくとも1つ、特には2つの連結部材を含んでも良く、この振り子体の全ての連結部材は、支持体に対するこの振り子体の移動を案内する2つの回転部材の間に画定された角度空間内に配置される。連結部材は、その場合に振り子体の、角度的に言うと中央領域に配置できる。
さらに、振り子体と一体化した2つの第2回転トラックを備えるこの応用例によれば、但し先行段落と代替的に、振り子体の連結部材の全部又は一部が、既に回転部材を収容している窓内に収容されることが可能である。支持体内に設けられた各窓は、その場合例えば、
− 振り子体の連結部材と、この振り子体の移動を案内する回転部材と、
− もう1つの振り子体の連結部材と、このもう1つの振り子体の移動を案内する回転部材とを収容する。
この場合において、回転部材は、連結部材に対して径方向外部に配置される。この場合、先述と同様、支持体内に設けられた開口部数が著しく減少し、その結果、振り子体の案内及びこれら振り子体の各々の振り子質量体間の連結が可能となる。
上記において、装置は、少なくとも一部が、支持体と、振り子体の振り子質量体との間に軸方向に配置される、少なくとも1つの挿入部品を含んでも良い。かかる挿入部品は、支持体に対する振り子体の軸方向移動をこのようにして制限でき、特に支持体及び/又は振り子質量体が金属である時、このようにして前記部品間の軸方向衝撃、並びにこのようにして磨滅や望まれない騒音を回避する。例えばパッドの形状の幾つもの挿入部品が、備えられる。挿入部品は、特に、プラスチック又はゴムのような減衰材料で作製される。
挿入部品は、例えば振り子体によって担持される。振り子体の支持体に対する移動時に支持体及び前記質量体の相対位置がいかなるものであれ、挿入部品の少なくとも一部が、振り子質量体と支持体との間に軸方向に挿入される、少なくとも1つの挿入部品が常にあるように、挿入部品は振り子体に対して位置決めできる。
以上において、装置は、
− ねじり振動の第1オーダ値(valeur d’ordre)をフィルター処理できるようにする少なくとも1つの第1振り子体と、
− 第1オーダ値と異なる、ねじり振動の第2オーダ値をフィルター処理できるようにする少なくとも1つの第2振り子体とを含んでも良い。
本発明は、もう1つの態様によれば、自動車のトランスミッションシステム用の構成部品をなおも対象とし、構成部品は、特にデュアルマスフライホイール、流体力学的トルクコンバータ、又はフリクションクラッチディスク、又は乾式若しくは湿式デュアルクラッチ、又は湿式単一クラッチ又はクランク軸と一体化したフライホイールであり、この構成部品は、以上に定義したようなねじり振動減衰装置を含む。
ねじり振動減衰装置の支持体は、その場合、
− 構成部品の覆い、
− 構成部品の案内座金、
− 構成部品のフェージング(phasage)座金、又は
− 前記覆いとは別の支持体であって、前記案内座金及び前記フェージング座金の支持体、の中の1つであっても良い。
本発明は、その非限定的な実施例の以下に続く記載を読み、かつ添付図面を調べればより良く理解できるであろう。
本発明の第1の実施例によるねじり振動減衰装置を概略的に表す。 図1の詳細である。 本発明の第2の実施例の図2に類似する図である。 本発明の第2の実施例の応用例の図である。 本発明の第2の実施例の応用例の図である。 本発明によるもう1つのねじり振動減衰装置を図1と同様に表す。 本発明によるもう1つのねじり振動減衰装置の詳細を表す。 本発明によるもう1つのねじり振動減衰装置の詳細を表す。
図1に、本発明の実施例によるねじり振動減衰装置1を表す。減衰装置1は、振り子振動子タイプである。装置1は、特に自動車のトランスミッションシステムに装備されて良く、例えば該トランスミッションシステムの、図示されない構成部品に組み込まれ、この構成部品は、例えばデュアルマスフライホイール、流体力学的トルクコンバータ、又はクラッチディスクである。
この構成部品は、自動車の駆動系統の一部をなしても良く、駆動系統は、特に3又は4気筒の熱機関を含む。
図1で装置1は、静止しており、すなわち、熱機関の不規則性を原因とした、駆動系統によって伝達されるねじり振動をフィルター処理しない。
知られているように、かかる構成部品は、少なくとも1つの入力素子と、少なくとも1つの出力素子と、前記入力及び出力素子間に挿入される周方向動作の弾性戻り部材とを有するねじりダンパを含んでも良い。本出願の意味において、用語「入力」及び「出力」は、車両の熱機関から車両の車輪に向けたトルク伝達方向に対して定義される。
装置1は、考慮される例において、
− 軸Xの周りを回転移動できる支持体2と、
− 支持体2に対して可動である複数の振り子体3とを含む。
考慮される例において、6つの振り子体3が備えられ、これらは軸Xの周囲に均一に分布する。
減衰装置1の支持体2は、
− ねじりダンパの入力素子と、
− ダンパの2連のバネの間に配置された出力素子又は中間フェージング()素子と、
− 前述の素子の1つに回転自在に連結され、かつ前記素子とは異なり、例えば装置1に固有の支持体である素子によって構成され得る。
支持体2は、特に案内座金又はフェージング座金である。支持体は、さらにそれ以外であっても良く、例えば構成部品の側板である。
考慮される例において、支持体2は、ここでは平面である2つの対向側面4を含むリング形状を全体的に有する。
特に図1で見られるように、各振り子体3は、考慮される例において、
− 2つの振り子質量体5であって、各々が支持体2の側面4と相対して軸方向に延在する振り子質量体5と、
− 2つの振り子質量体5を一体化する2つの連結部材6とを含む。
図2及び図3において、支持体2がより良く見えるよう、振り子質量体5の一方は図示されない。
「ブレース(entretoise)」とも呼ばれる連結部材6は、考慮される例において角度的にずらされる。各連結部材6は、ここでは各振り子体3の外部に向かって角度的に逸らされる。各振り子体3は、この振り子体の振り子質量体5の周方向端部7及び8にそれぞれ対応する、2つの周方向端部間の支持体2の回転軸Xから測定される全体角度αの値で角度方向に延在し、各連結部材6は、その場合振り子体の周辺領域9の内部に配置される。この周辺領域9は、軸Xから測定される角度範囲βに対して振り子体3の一端7又は8からこの振り子体の他端8又は7に向かって延在し、比率β/αは、1/15〜1/2であり、特に0.1〜0.25である。換言すると、図1で特に見られるように、各振り子体3は、記載された例において、この振り子体3の内部で、一方の周方向端部7から他方の周方向端部8に向かって移動する時、連続的に
− 振り子体3の連結部材6が配置される周辺領域9と、
− 連結部材6のない中央領域10と、
− 振り子体3の他方の連結部材6が配置されるもう1つの周辺領域9とを含む。
図1から図5の例において、連結部材6の各端部は、これら2つの振り子質量体5を互いに一体化するように振り子体3の振り子質量体5内に設けられた開口部17内に圧力をかけて取り付けられる。応用例において、連結部材の各端部は、溶接によって振り子質量体5の1つに一体化される。
装置1は、支持体2に対する振り子体3の移動を案内する回転部材11を更に含む。回転部材11は、ここでは幾つかの連続して異なる直径を有するローラである。
記載された例において、各振り子体3の支持体2に対する運動は、2つの回転部材11によって案内される。
各回転部材11は、支持体2内に設けられた窓19に収容される。図に表されるように、2つの異なる、周方向に隣接した振り子体3に結合された2つの回転部材11は、支持体2に設けられた同じ窓19に収容される。換言すると、同じ窓19の内部に、振り子体3の移動を案内する回転部材11と、周方向に隣接するもう1つの振り子体3の移動を案内する回転部材11が収容される。各窓19は、閉じた輪郭16を有し、この輪郭16の一部は、この窓19に収容される回転部材11の一方が回転する、支持体2と一体化した第1回転トラック12を画定し、他方でこの閉じた輪郭16の他の部分は、窓19に収容される他方の回転部材11が回転する、支持体2と一体化したもう1つの第1回転トラック12を画定する。
図1から図5の例において、各窓19はさらに、
− 振り子体3の連結部材6と、
− 周方向に隣接するもう1つの振り子体3の連結部材6とを収容する。
各連結部材6は、図1から図5の例において、この連結部材6が属し、かつ支持体2に対して振り子体3の移動を案内するために回転部材11が回転する、振り子体3と一体である第2回転トラック13を画定する。
図1及び図2の例において、同期化部材20が備えられる。各同期化部材20は、ここではこの部材が、周方向に隣接した2つの振り子体3を互いに接続するようにこれらの間に挿入される。各同期化部材20は、ここではそれが接続する振り子体3の各々と一体である。
各振り子体3は、支持体2に対するこの振り子体の2つの第2当接減衰部材25も含む。これら第2当接減衰部材25の一方は、その静止位置から振り子体3の反時計回りの方向での移動の終了時に、かつこの振り子体3の径方向落下の場合にも、例えば支持体2と接触し、他方の第2当接減衰部材25は、静止位置からの振り子体3の時計回りの方向での移動の終了時に、かつ必要な場合、この振り子体3の径方向落下の場合にも、支持体2と接触する。
各第2当接減衰部材25は、例えば連結部材6と、窓19の輪郭16との間に径方向に位置決めされる。各第2当接減衰部材25は、図1及び図2の例において、この第2当接減衰部材25をこれら振り子質量体5の各々に一体化するように、振り子質量体5の一方に設けられる孔に各々が収容される、2つの軸方向端部の間に延在する。
図2で見られるように、各第2当接減衰部材25は、幾つかの部分に作製でき、かつこれら部分の1つは、同期化部材20との一体成形で形成できる。この部品は、ここではエラストマー製である。
図3から図5は、本発明の第2の実施例の様々な応用例を表す。図3から図5において、振り子体3の振り子質量体5の一方は図示されない。この第2の実施例が、図1及び図2を参照して記載された実施例と異なる点は、装置1に同期化部材20がないことである。
各振り子体3は、この第2の例によれば、2つの第1当接減衰部材30を含み、各第1当接減衰部材30は、周方向に隣接した振り子体3に向かって振り子体3の周方向端部7及び8を越えて周方向に突き出ている。このようにして、周方向に相対し、かつ周方向に隣接した2つの振り子体3にそれぞれ属する2つの第1当接減衰部材30は、これら振り子体3の移動時に、互いに接触できる。周方向に相対するこれら第1当接減衰部材30は、図3に表されるように、支持体2内に設けられた同じ窓19内に収容される。
図3から図5で見られるように、各第1当接減衰部材30は、少なくとも部分的に窓19内に配置される。
さらに図3から図5によれば、各第1当接減衰部材30は、第2当接減衰部材25の全部又は一部との一体成形で作製される。この部品は、例えばエラストマー又はゴムで作製される。
図3の例において、各第1当接減衰部材30は、窓19の内部だけに延在する。
図4及び図5の例において、各第1当接減衰部材30は、窓19の内部だけでなく、この窓19の両側に軸方向にも延在する。各第1当接減衰部材30は、例えば振り子体3の周方向端部7又は8に沿って延在する。
図5で見られるように、各第2当接減衰部材25が一続きである時、第1当接減衰部材30と、第2当接減衰部材25とを同時に全く同一の部品で形成できる。
本発明によるねじり振動減衰装置1の他の例を、図6から図8を参照して今から記載する。図6から図8の例が、図1から図5を参照して記載されたものと異なる点は、各回転部材11が、連結部材6によって画定されない2つの第2回転トラック13と協働する点である。これら第2回転トラック13の一方は、第1振り子質量体5内に設けられた空洞35の輪郭の一部によって画定され、他方でこれら第2回転トラック13の他方は、振り子体3の第2振り子質量体5内に設けられた空洞35の輪郭の一部によって画定される。
各回転部材11は、図7の例において連続して軸方向に、
− 第1振り子質量体5の空洞35内に配置され、かつこの空洞35の輪郭の一部が形成する第2回転トラック13と協働する部分と、
− 支持体2の窓19内に配置され、かつこの窓19の輪郭の一部が形成する第1回転トラック12と協働する部分と、
− 第2振り子質量体5の空洞35内に配置され、かつこの空洞35の輪郭の一部が形成する第2回転トラック13と協働する部分とを含む。
各振り子体3は、この振り子体3の2つの振り子質量体5をつなぐ連結部材6を更に含むが、これらの連結部材6は、図1から図6を参照して記載されたものとは異なる。連結部材6は、ここではリベットであり、各リベット6は、例えば図7に見られる当接減衰部材45を備える。この減衰部材は、エラストマーのような材料で作製される環状部材の形状を呈する。
図6の例において、リベット6は、振り子体3の中央領域10に配置され、かつ窓19と異なる、支持体2の空洞を横切る。各振り子体3は、この例において、2つのリベット6を含み、この両サイドを回転部材11が角度的に囲んでいる。先に記載したことと同様に、支持体内に設けられた各窓19は、一方で振り子体3の移動を案内する回転部材11を、かつ他方で周方向に隣接したもう1つの振り子体3の移動を案内する回転部材11を収容する。
図7及び図8は、リベット6が、窓19に同様に収容されることによって図6を参照して記載されたものと異なる。換言すると、図7に見られるように、支持体2内に設けられた各窓19は、その場合、
− 振り子体3のリベット6と、この振り子体3の移動を案内する回転部材11と、
− もう1つの振り子体3のリベット6と、このもう1つの振り子体3の移動を案内する回転部材11とを収容する。
図7で、図面の明瞭さのために、振り子体3は、全体として表されず、各振り子体3の振り子質量体5の一方は、図示されない。
図6から図8に表されないが、これらの図による装置1は、図1及び図2を参照して記載されたものと類似した同期化部材、又は図3から図5を参照して記載されたものと類似した第1当接減衰部材を含んでも良い。
本発明は、記載された例に限定されない。

Claims (13)

  1. 軸(X)の周りを回転移動する支持体(2)と、
    前記支持体(2)に対して各々が可動な複数の振り子体(3)と、
    前記支持体(2)と一体化した第1回転トラック(12)、及び、振り子体(3)と一体化した少なくとも1つの第2回転トラック(13)と各々が協働する複数の回転部材(11)であって、前記支持体(2)に対する各振り子体(3)の移動を、2つで案内する回転部材(11)とを備え、
    前記支持体(2)が、複数の窓(19)を有し、各窓内に2つの回転部材(11)が収容され、これら回転部材(11)の一方が、前記振り子体(3)の1つと一体化した少なくとも1つの第2回転トラック(13)と協働し、かつこれら回転部材(11)の他方が、これら振り子体(3)のもう1つと一体化した少なくとも1つの第2回転トラック(13)と協働し、前記振り子体(3)が、周方向に隣接するねじり振動減衰装置(1)。
  2. 各振り子体(3)が、2つの第1当接減衰部材(30)を含み、各第1当接減衰部材(30)が、周方向に隣接した前記振り子体(3)に向かって周方向に突き出して、周方向に隣接した2つの振り子体(3)にそれぞれ属し、かつ周方向に相対する2つの第1当接減衰部材(30)が、これら振り子体(3)の移動の際に互いに接触できるようにし、各第1当接減衰部材(30)が、前記支持体(2)の窓(19)の1つに配置される請求項1に記載の装置。
  3. 周方向に隣接した振り子体(3)を2つずつ接続する複数の同期化部材(20)を含み、各同期化部材(20)が、前記支持体(2)の窓(19)の1つに配置される請求項1に記載の装置。
  4. 各振り子体(3)が、前記支持体(2)に対する少なくとも1つの第2当接減衰部材(25)を含む請求項1から3のいずれかに記載の装置。
  5. 各振り子体(3)が、
    互いに対して軸方向に間隔を空けた第1振り子質量体(5)及び第2振り子質量体(5)であって、前記第1振り子質量体(5)が、前記支持体(2)の第1の側(4)に軸方向に配置され、かつ前記第2振り子質量体(5)が、前記支持体(2)の第2の側(4)に軸方向に配置される振り子質量体と、
    前記第1振り子質量体(5)及び前記第2振り子質量体(5)の少なくとも1つの連結部材(6)であって、前記質量体をつなぐ連結部材(6)とを含む請求項1から4のいずれかに記載の装置。
  6. 各振り子体(3)が、この振り子体(3)の振り子質量体(5)の周方向端部に対応する、2つの周方向端部(7、8)の間で回転軸(X)から測定される全体角度(α)の値で角度方向に延在し、各第2回転トラック(13)が、前記回転軸(X)から測定される角度範囲(β)の内側に配置され、かつ前記振り子体(3)の一方の周方向端部(7、8)からこの振り子体(3)の他方の周方向端部(7、8)に向かって延在し、この角度範囲(β)と、全体角度(α)との比率は、1/15〜1/2である請求項5に記載の装置。
  7. 前記振り子体(3)と一体化した前記第2回転トラック(13)が、前記連結部材(6)によって画定される請求項5又は6に記載の装置。
  8. 各振り子体(3)が、前記第1振り子質量体(5)及び前記第2振り子質量体(5)をつなぐ2つの連結部材(6)を含み、各連結部材(6)が、前記支持体(2)に対するこの振り子体(3)の移動を案内する2つの回転部材(11)の一方とそれぞれ協働する第2回転トラック(13)を画定する請求項7に記載の装置。
  9. 各回転部材(11)が、前記振り子体(3)と一体化した2つの第2回転トラック(13)と協働し、これら第2回転トラック(13)の一方が、前記第1振り子質量体(5)によって画定され、かつこれら第2回転トラック(13)の他方が、前記第2振り子質量体(5)によって画定される請求項5又は6に記載の装置。
  10. 各振り子体(3)が、前記第1振り子質量体(5)及び前記第2振り子質量体(5)をつなぐ少なくとも1つの連結部材(6)を含む請求項9に記載の装置。
  11. 前記振り子体(3)の全ての連結部材(6)が、前記支持体(2)に対するこの振り子体(3)の移動を案内する前記2つの回転部材(11)の間に画定された角度空間内に配置される請求項10に記載の装置。
  12. 各窓(19)が、
    前記振り子体(3)の一方と一体化した少なくとも1つの第2回転トラック(13)と協働する回転部材(11)と、
    この振り子体(3)の前記第1振り子質量体(5)及び前記第2振り子質量体(5)をつなぐ連結部材(6)と、
    他方の振り子体(3)と一体化した少なくとも1つの第2回転トラック(13)と協働し、前記振り子体(3)が周方向に隣接する、他方の回転部材(11)と、
    この他方の振り子体(3)の前記第1振り子質量体(5)及び前記第2振り子質量体(5)をつなぐ連結部材(6)とを収容する請求項8又は10に記載の装置。
  13. 自動車のトランスミッションシステム用の構成部品であって、特にデュアルマスフライホイール、流体力学的トルクコンバータ、又はフリクションクラッチディスク、又は乾式若しくは湿式デュアルクラッチ、又は湿式単一クラッチ又はクランク軸と一体化したフライホイールであり、請求項1から12のいずれかに記載の減衰装置(1)を含む構成部品。
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