JP2016223237A - 鋼管杭埋設方法、及び、鋼管杭埋設システム - Google Patents
鋼管杭埋設方法、及び、鋼管杭埋設システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016223237A JP2016223237A JP2015112975A JP2015112975A JP2016223237A JP 2016223237 A JP2016223237 A JP 2016223237A JP 2015112975 A JP2015112975 A JP 2015112975A JP 2015112975 A JP2015112975 A JP 2015112975A JP 2016223237 A JP2016223237 A JP 2016223237A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel pipe
- pipe pile
- diameter
- chuck
- members
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 224
- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims abstract description 224
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 72
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims abstract description 26
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 43
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 39
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 30
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 12
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 7
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 7
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 7
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 7
- 230000009467 reduction Effects 0.000 claims description 3
- 238000009933 burial Methods 0.000 claims 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 6
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 5
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 3
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 3
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 229910001294 Reinforcing steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
Abstract
【解決手段】鋼管杭埋設システムは、鋼管杭の一端側にて外周面から突出する係合部と係合可能であって鋼管杭の一端側に外嵌可能な大径部及び大径部と同軸であって大径部よりも小さい外径の小径部を有する連結部材と、回転圧入機と、回転圧入機の複数のチャック部材の各々に対し径方向にて内側に取り付け可能な複数の縮径部材であって、挟持位置の複数のチャック部材が連結部材の大径部を直接挟持可能である一方で、複数の縮径部材を介して挟持位置の複数のチャック部材が鋼管杭を挟持することを許容する複数の縮径部材と、を備える。
【選択図】 図6
Description
回転圧入機は、例えば特許文献2が開示するように、鋼管杭を挟持しながら回転可能であると共に鉛直方向に移動可能な複数のチャック部材を有する。
しかしながら、鋼管杭の外周面から突起部材が突出していると、突起部材がチャック部材と干渉して回転圧入機を通過することができないという問題がある。
軸線方向にて一端側に外周面から突出する係合部を有する鋼管杭を施工基準面よりも下方に埋設する鋼管杭埋設方法であって、
前記係合部を収容可能であるとともに前記係合部と係合可能であって前記鋼管杭の一端側に外嵌可能な大径部、及び、前記大径部と同軸であって前記鋼管杭と同じ外径の小径部を有する連結部材を用意する工程と、
鉛直方向に沿う回転軸の周りに配列された複数のチャック部材、前記施工基準面よりも上方の下位置と前記下位置よりも上方の上位置との間にて前記鉛直方向に前記複数のチャック部材を往復動させるように構成された上下動機構、前記回転軸の周りに前記複数のチャック部材を回転させるように構成された回転機構、及び、前記回転軸と交差する径方向にて挟持位置と前記挟持位置よりも外方の解除位置との間で前記複数のチャック部材を移動させるように構成されたチャック機構を含む回転圧入機を用意する工程と、
前記複数のチャック部材の各々に対し前記径方向にて内側に取り付け可能な複数の縮径部材であって、前記挟持位置の前記複数のチャック部材が前記連結部材の大径部を直接挟持可能である一方で、前記複数の縮径部材を介して前記挟持位置の前記複数のチャック部材が前記鋼管杭を挟持することを許容する複数の縮径部材を用意する工程と、
前記回転圧入機によって繰り返し行われる回転圧入工程であって、前記回転圧入工程の各々は、
前記複数のチャック部材を前記上位置にて前記挟持位置に移動させ、前記複数のチャック部材によって挟持対象物を径方向に挟んで挟持する第1工程と、
前記挟持位置にある前記複数のチャック部材を回転させながら前記上位置から前記下位置まで移動させ、前記複数のチャック部材によって挟持対象物を回転させながら地中に押し込む第2工程と、
前記複数のチャック部材を前記下位置で前記解除位置に移動させ、前記複数のチャック部材による前記挟持対象物の挟持を解除する第3工程と、
を含む、回転圧入工程と、
前記回転圧入工程の前に、前記複数のチャック部材の各々に対し前記縮径部材を取り付ける縮径部材取り付け工程と、
前記回転圧入工程のインターバルに、前記複数のチャック部材から前記縮径部材を取り外す縮径部材取り外し工程と、
前記縮径部材取り外し工程後に、前記鋼管杭の一端側に前記連結部材を連結する連結工程と、
前記鉛直方向にて、前記連結部の大径部が、前記上位置の前記複数のチャック部材により挟持可能な上側挟持可能区間を通過した後に、前記回転圧入工程の前に、前記複数のチャック部材の各々に対し前記縮径部材を取り付ける縮径部材再取り付け工程と、を備え、
前記縮径部材再取り付け工程の後に、前記回転圧入工程の第1工程において、前記複数の縮径部材がそれぞれ取り付けられた前記複数のチャック部材を前記上位置にて前記挟持位置に移動させ、前記複数の縮径部材がそれぞれ取り付けられた前記複数のチャック部材によって前記鋼管杭に連結された前記連結部材の小径部を前記径方向に挟んで挟持する。
従って、縮径部材取り付け工程で縮径部材をチャック部材に取り付ければ、回転圧入工程で鋼管杭を挟んで回転圧入することができる。
そして、縮径部材取り外し工程でチャック部材から縮径部材を取り外せば、縮径部材と連結部材の大径部とが干渉することなく、連結工程にて鋼管杭に連結部材を連結することができる。
そして更に、チャック部材によって連結部材の大径部を直接挟持することができる一方で、チャック部材に縮径部材を取り付ければ縮径部材を介しながらチャック部材によって小径部を挟持することができるので、連結工程で連結部材を鋼管杭に連結した後、回転圧入工程で連結部材を連結した鋼管杭を施工基準面よりも下方に回転圧入機を用いて回転圧入可能である。
前記鋼管杭の一端側に内嵌可能なスリーブ部及び前記スリーブ部と同軸であって前記鋼管杭と同じ外径の延出部を有する補強部材を用意する工程と、
前記上位置の前記複数のチャック部材により挟持可能な上側挟持可能区間を前記鉛直方向にて前記鋼管杭の一端が通過する前に行われ、前記鋼管杭の一端側に前記補強部材のスリーブ部を内嵌する補強部材取り付け工程と、
前記鋼管杭の一端が前記鉛直方向にて前記上側挟持可能区間を通過した後であって、前記下側挟持可能区間を通過する前に行われ、前記鋼管杭の一端側から前記補強部材のスリーブ部を引き抜く補強部材取り外し工程と、
前記係合部が前記鉛直方向にて前記上側挟持可能区間を通過する前に、前記係合部と干渉する可能性のある前記縮径部材を前記チャック部材から取り外す干渉縮径部材取り外し工程と、を更に備え、
前記補強部材取り外し工程の後に、前記縮径部材取り外し工程、前記連結工程及び前記縮径部材再取り付け工程を行う。
前記鋼管杭の一端が前記鉛直方向にて前記下側挟持可能区間の中間にあるときに、前記補強部材取り外し工程を行う。
一方で、鋼管杭の一端側が下側挟持可能区間の中間に至るまで鋼管杭が圧入されているので、連結部材を連結したとき、下位置から連結部材の小径部までの鉛直方向での距離を短くすることができる。このため、連結部材を連結した後、連結部材の大径部を挟持することなく、小径部を挟持することが可能である。これにより、回転圧入工程の一回のインターバルの間に、補強部材の取り外し工程と縮径部材の再取り付け工程を行うことが可能になり、作業の効率化を図ることが可能となる。
前記連結工程は、前記上位置の前記複数のチャック部材により挟持可能な上側挟持可能区間を前記鉛直方向にて前記鋼管杭の一端が通過する前に行われ、
前記縮径部材再取り付け工程は、前記連結部材の大径部が前記鉛直方向にて前記上側挟持可能区間を通過した後に行われる。
前記回転圧入工程の第1工程で前記チャック部材によって前記大径部を直接挟持する際に前記大径部と前記小径部の境界が前記上側挟持可能区間の中間にあるとき、前記チャック部材と前記小径部との間にスペーサを挿入する。
前記上位置の前記複数のチャック部材により挟持可能な上側挟持可能区間を前記鉛直方向にて前記連結部材の小径部が通過する前に、前記小径部に前記鋼管杭と同じ外径の延長部材を連結する延長部材連結工程を更に備える。
前記回転圧入工程の後、前記連結部材の前記小径部又は前記延長部材に前記鋼管杭よりも小径の連結棒を接続する工程と、
前記連結棒を前記鉛直軸の周りで回転させながら引き上げ、前記鋼管杭の係合部との係合を解除して前記連結部材を引き上げる工程と、
を更に備える。
軸線方向にて一端側に外周面から突出する係合部を有する鋼管杭を施工基準面よりも下方に埋設するための鋼管杭埋設システムであって、
前記係合部と係合可能であって前記鋼管杭の一端側に外嵌可能な大径部及び前記大径部と同軸であって前記大径部よりも小さい外径の小径部を有する連結部材と、
回転圧入機であって、鉛直方向に沿う回転軸の周りに配列された複数のチャック部材と、前記施工基準面よりも上方の下位置と前記下位置よりも上方の上位置との間にて前記鉛直方向に前記複数のチャック部材を往復動させるように構成された上下動機構と、前記複数のチャック部材を前記回転軸の周りにて回転させるように構成された回転機構と、前記回転軸と交差する径方向にて挟持位置と前記挟持位置よりも外方の解除位置との間で前記複数のチャック部材を移動させるように構成されたチャック機構と、を含む回転圧入機と、
前記複数のチャック部材の各々に対し前記径方向にて内側に取り付け可能な複数の縮径部材であって、前記挟持位置の前記複数のチャック部材が前記連結部材の大径部を直接挟持可能である一方で、前記複数の縮径部材を介して前記挟持位置の前記複数のチャック部材が前記鋼管杭を挟持することを許容する複数の縮径部材と、
を備える。
従って、縮径部材をチャック部材に取り付ければ、チャック部材によって鋼管杭を挟んで回転圧入することができる。
そして、チャック部材から縮径部材を取り外せば、縮径部材と連結部材の大径部とが干渉することなく、鋼管杭に連結部材を連結することができる。
そして更に、チャック部材によって連結部材の大径部を直接挟持することができる一方で、チャック部材に縮径部材を取り付ければ縮径部材を介しながらチャック部材によって小径部を挟持することができるので、連結部材を鋼管杭に連結した後、連結部材を連結した鋼管杭を施工基準面よりも下方に回転圧入機を用いて回転圧入可能である。
前記複数の縮径部材の各々は、
前記複数のチャック部材の各々に対し、前記径方向にて内側に配置される本体部と、
前記複数のチャック部材の各々の上部に配置可能なアーム部と、を有し、
前記アーム部は前記チャック部材に対し締結部材を用いて固定可能である。
前記鉛直方向にて、前記上下動機構による前記上位置と前記下位置との間での前記チャック部材のストローク長は、前記縮径部材の長さよりも長い。
前記本体部及び前記チャック部材のうち一方は、前記鉛直方向に沿って延びる少なくとも1つの突条を有し、
前記本体部及び前記チャック部材のうち他方は、前記鉛直方向に沿って延び、前記少なくとも1つの突条が嵌合可能な少なくとも1つの溝を有する。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
なお、孔4は拡底部8を有していなくてもよい。
図2は、回転圧入機の構成を概略的に示している。図2に示したように回転圧入機20は、複数のチャック部材22と、上下動機構24と、回転機構26と、チャック機構28とを有する。複数のチャック部材22は、鉛直方向に沿う回転軸Aの周りに配列されている。
チャック機構28は、回転軸Aと交差する径方向にて、挟持位置と挟持位置よりも外方の解除位置との間で複数のチャック部材22を移動させるように構成されている。チャック機構28は、例えば、上フレーム31と平行に配置された中間フレーム37、上フレーム31と中間フレーム37との間に配置された複数の油圧シリンダ38、及び、中間フレーム37上に配置された楔部材39によって構成されている。
なお、旋回ベアリング35は上フレーム31に固定され、旋回ベアリング36は中間フレーム37に固定されている。
図4及び図5に示したように、縮径部材45は、複数のチャック部材22の各々に対し径方向にて内側に取り付け可能である。そして、図6に示したように、挟持位置の複数のチャック部材22は、各々に取り付けられた複数の縮径部材45を介して鋼管杭10を挟持することができる。一方、図3に示したように、挟持位置の複数のチャック部材22は、後述する連結部材50の大径部52を直接挟持可能である。
連結部材50は、例えば鋼鉄製であり、図7に示したように、連結部材50は、大径部52及び小径部54を有する。大径部52は、鋼管杭10の外径よりも大きな外径を有し、鋼管杭10の一端側に外嵌可能である。また大径部52は、鋼管杭10の係合部11と係合可能であるとともに係合部11を収容可能である。例えば、大径部52は、大径部52の一端に連なるT字形状の溝53を有し、溝53に係合部11を収容可能である。小径部54は、大径部52に同軸に連なり、鋼管杭10と同じ外径を有する。なお、同じ外径といっても、以下においても同様であるが、厳密に同じ外径である必要はなく、実質的に同じ外径であればよい。
従って、縮径部材45をチャック部材22に取り付ければ、チャック部材22によって鋼管杭10を挟んで回転圧入することができる。
そして、チャック部材22から縮径部材45を取り外せば、縮径部材45と連結部材50の大径部52とが干渉することなく、鋼管杭10に連結部材50を連結することができる。
上記構成によれば、上下動機構24によるチャック部材22のストローク長Lsが、縮径部材45の長さLrよりも長いので、上位置でチャック部材22に対し縮径部材45を着脱すれば、縮径部材45が鋼管杭10や連結部材50と干渉することを確実に回避することができる。
上記構成では、突条49と溝23が嵌合することによって、チャック部材22に対する縮径部材45の回転方向での相対変位を規制することができる。この結果、チャック部材22は、縮径部材45を介して鋼管杭10や連結部材50の小径部54を確実に挟持することができる。
上記構成によれば、連結部材50に延長部材60を連結することで、鋼管杭10の一端側を所望の深さまで圧入することができる。
幾つかの実施形態では、図7及び図8に示したように、連結部材50と蓋部材64、連結部材50と延長部材60、或いは、延長部材60と蓋部材64は、印籠継手によって連結される。また、図7及び図8に示したように、連結部材50と蓋部材64、連結部材50と延長部材60、或いは、延長部材60と蓋部材64の間には、位置決め用の突起と突起を受け入れる凹部が設けられ、印籠継手は図示しないボルトによって締結される。
上記構成では、鋼管杭10の一端側に補強部材66のスリーブ部67を内嵌することで、鋼管杭10の一端側が補強される。この結果、鋼管杭10の一端側をチャック部材22で挟持したときに、鋼管杭10の一端側の変形が防止される。
図14に示したように、回転圧入工程S102は、第1工程S300、第2工程S302及び第3工程S304を有している。図15に二点鎖線で示したように、第1工程S300では、複数のチャック部材22を上位置にて挟持位置に移動させ、複数のチャック部材22によって上側挟持可能区間に存在する対象物を径方向に挟んで挟持する。
なお図15は、鋼管杭10とともに掘削装置としてのハンマグラブ70を示している。ハンマグラブ70を利用して、鋼管杭埋設工程S100と並行して、孔掘削工程S2を行うことができる。
第3工程S304では、複数のチャック部材22を下位置で解除位置に移動させ、複数のチャック部材22による挟持対象物の挟持を解除する。
判定工程S104の判定結果が肯定的な結果になると、回転圧入工程S102,S110のインターバルに、干渉縮径部材取り外し工程S106及び補強部材取り付け工程S108が行われる。図16は、干渉縮径部材取り外し工程を説明するための図である。図16に示したように、干渉縮径部材取り外し工程S106では、係合部11と干渉する縮径部材45のみが取り外される。
回転圧入工程S110の後、鋼管杭10の上端が下側挟持可能区間に進入したか否かを判定する判定工程S112が行われる。判定工程S112の判定結果が肯定的な結果になるまで、回転圧入工程S110が繰り返され、鋼管杭10が地中に押し込まれる。
補強部材取り外し工程S113及び補強部材取り外し工程S113の後に連結工程S116が行われ、連結工程S116では、鋼管杭10の上端側に連結部材50が取り付けられる。
連結工程S116の後に、縮径部材再取り付け工程S118が行われ、上位置にて全てのチャック部材22に縮径部材45が取り付けられる。
そして、縮径部材取り外し工程S114でチャック部材22から縮径部材45を取り外せば、縮径部材45と連結部材50の大径部52とが干渉することなく、連結工程S116にて鋼管杭10に連結部材50を連結することができる。
一方で、鋼管杭10の一端側が下側挟持可能区間の中間に至るまで鋼管杭10が圧入されているので、連結部材50を連結したとき、下位置から連結部材50の小径部54までの鉛直方向での距離を短くすることができる。このため、連結部材50を連結した後、連結部材50の大径部52を挟持することなく、小径部54を挟持することが可能である。これにより、回転圧入工程S110,S120の一回のインターバルの間に、補強部材取り外し工程S113と縮径部材再取り付け工程S118を行うことが可能になり、作業の効率化を図ることが可能となる。
上記構成によれば、延長部材60を連結した状態で回転圧入工程S126を実行することで、鋼管杭10の一端側を所望の深さまで圧入することができる。
そして、連結棒取り付け工程S130の後に、連結部材引き抜き工程S132が行われる。図22は、連結部材引き抜き工程を説明するための図である。図22に示したように、連結部材引き抜き工程S132では、連結棒62を回転軸Aの周りで回転させながら引き上げ、鋼管杭10の係合部11との係合を解除して連結部材50を引き上げる。
図24は、連結工程を説明するための図である。縮径部材取り外し工程S206の後に連結工程S208が行われ、図24に示したように、鋼管杭10に連結部材50が取り付けられる。
回転圧入工程S210の後、大径部52と小径部54の境界が上側挟持可能区間を通過したか否かを判定する判定工程S212が実行される。判定工程S212の判定結果が肯定的な結果になるまで、回転圧入工程S210が繰り返される。そして、判定工程S212の判定結果が肯定的な結果になると、縮径部材再取り付け工程S214が実行される。縮径部材再取り付け工程S214は、縮径部材再取り付け工程S118と同じであり、縮径部材再取り付け工程S214にて、全てのチャック部材22に縮径部材45が取り付けられる。鋼管杭埋設工程S200における縮径部材再取り付け工程S214以降の工程は、鋼管杭埋設工程S100と同じである。
上記構成によれば、スペーサ72を挿入することで、大径部52と小径部54の境界を含む部分を安定して挟持することができる。
例えば、チャック機構28は、上記構成に限定されることはなく、油圧シリンダによってより直接的にチャック部材を往復動させるような構成を採用してもよい。
2 施工基準面
4 孔
6 軸部
8 拡底部
10 鋼管杭
11 係合部
12 鉄筋かご
14 コンクリート
20 回転圧入機
22 チャック部材
23 溝
24 上下動機構
26 回転機構
28 チャック機構
30 下フレーム
31 上フレーム
32 油圧シリンダ
33 油圧モータ
34 ギア
35 旋回ベアリング
36 旋回ベアリング
37 中間フレーム
38 油圧シリンダ
39 楔部材
40 内輪
41 リンク
42 内輪
45 縮径部材
46 本体部
47 アーム部
48 締結部材
49 突条
50 連結部材
52 大径部
53 溝
54 小径部
55 ビット
60 延長部材
62 連結棒
64 蓋部材
66 補強部材
67 スリーブ部
68 延出部
69 溝
70 ハンマグラブ
72 スペーサ
Claims (11)
- 軸線方向にて一端側に外周面から突出する係合部を有する鋼管杭を施工基準面よりも下方に埋設する鋼管杭埋設方法であって、
前記係合部を収容可能であるとともに前記係合部と係合可能であって前記鋼管杭の一端側に外嵌可能な大径部、及び、前記大径部と同軸であって前記鋼管杭と同じ外径の小径部を有する連結部材を用意する工程と、
鉛直方向に沿う回転軸の周りに配列された複数のチャック部材、前記施工基準面よりも上方の下位置と前記下位置よりも上方の上位置との間にて前記鉛直方向に前記複数のチャック部材を往復動させるように構成された上下動機構、前記回転軸の周りに前記複数のチャック部材を回転させるように構成された回転機構、及び、前記回転軸と交差する径方向にて挟持位置と前記挟持位置よりも外方の解除位置との間で前記複数のチャック部材を移動させるように構成されたチャック機構を含む回転圧入機を用意する工程と、
前記複数のチャック部材の各々に対し前記径方向にて内側に取り付け可能な複数の縮径部材であって、前記挟持位置の前記複数のチャック部材が前記連結部材の大径部を直接挟持可能である一方で、前記複数の縮径部材を介して前記挟持位置の前記複数のチャック部材が前記鋼管杭を挟持することを許容する複数の縮径部材を用意する工程と、
前記回転圧入機によって繰り返し行われる回転圧入工程であって、前記回転圧入工程の各々は、
前記複数のチャック部材を前記上位置にて前記挟持位置に移動させ、前記複数のチャック部材によって挟持対象物を径方向に挟んで挟持する第1工程と、
前記挟持位置にある前記複数のチャック部材を回転させながら前記上位置から前記下位置まで移動させ、前記複数のチャック部材によって挟持対象物を回転させながら地中に押し込む第2工程と、
前記複数のチャック部材を前記下位置で前記解除位置に移動させ、前記複数のチャック部材による前記挟持対象物の挟持を解除する第3工程と、
を含む、回転圧入工程と、
前記回転圧入工程の前に、前記複数のチャック部材の各々に対し前記縮径部材を取り付ける縮径部材取り付け工程と、
前記回転圧入工程のインターバルに、前記複数のチャック部材から前記縮径部材を取り外す縮径部材取り外し工程と、
前記縮径部材取り外し工程後に、前記鋼管杭の一端側に前記連結部材を連結する連結工程と、
前記鉛直方向にて、前記連結部の大径部が、前記上位置の前記複数のチャック部材により挟持可能な上側挟持可能区間を通過した後に、前記回転圧入工程の前に、前記複数のチャック部材の各々に対し前記縮径部材を取り付ける縮径部材再取り付け工程と、を備え、
前記縮径部材再取り付け工程の後に、前記回転圧入工程の第1工程において、前記複数の縮径部材がそれぞれ取り付けられた前記複数のチャック部材を前記上位置にて前記挟持位置に移動させ、前記複数の縮径部材がそれぞれ取り付けられた前記複数のチャック部材によって前記鋼管杭に連結された前記連結部材の小径部を前記径方向に挟んで挟持する
ことを特徴とする鋼管杭埋設方法。 - 前記鋼管杭の一端側に内嵌可能なスリーブ部及び前記スリーブ部と同軸であって前記鋼管杭と同じ外径の延出部を有する補強部材を用意する工程と、
前記上位置の前記複数のチャック部材により挟持可能な上側挟持可能区間を前記鉛直方向にて前記鋼管杭の一端が通過する前に行われ、前記鋼管杭の一端側に前記補強部材のスリーブ部を内嵌する補強部材取り付け工程と、
前記鋼管杭の一端が前記鉛直方向にて前記上側挟持可能区間を通過した後であって、前記下側挟持可能区間を通過する前に行われ、前記鋼管杭の一端側から前記補強部材のスリーブ部を引き抜く補強部材取り外し工程と、
前記係合部が前記鉛直方向にて前記上側挟持可能区間を通過する前に、前記係合部と干渉する可能性のある前記縮径部材を前記チャック部材から取り外す干渉縮径部材取り外し工程と、を更に備え、
前記補強部材取り外し工程の後に、前記縮径部材取り外し工程、前記連結工程及び前記縮径部材再取り付け工程を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の鋼管杭埋設方法。 - 前記鋼管杭の一端が前記鉛直方向にて前記下側挟持可能区間の中間にあるときに、前記補強部材取り外し工程を行う
ことを特徴とする請求項2に記載の鋼管杭埋設方法。 - 前記連結工程は、前記上位置の前記複数のチャック部材により挟持可能な上側挟持可能区間を前記鉛直方向にて前記鋼管杭の一端が通過する前に行われ、
前記縮径部材再取り付け工程は、前記連結部材の大径部が前記鉛直方向にて前記上側挟持可能区間を通過した後に行われる
ことを特徴とする請求項1に記載の鋼管杭埋設方法。 - 前記回転圧入工程の第1工程で前記チャック部材によって前記大径部を直接挟持する際に前記大径部と前記小径部の境界が前記上側挟持可能区間の中間にあるとき、前記チャック部材と前記小径部との間にスペーサを挿入する
ことを特徴とする請求項4に記載の鋼管杭埋設方法。 - 前記上位置の前記複数のチャック部材により挟持可能な上側挟持可能区間を前記鉛直方向にて前記連結部材の小径部が通過する前に、前記小径部に前記鋼管杭と同じ外径の延長部材を連結する延長部材連結工程を更に備える
ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の鋼管杭埋設方法。 - 前記回転圧入工程の後、前記連結部材の前記小径部又は前記延長部材に前記鋼管杭よりも小径の連結棒を接続する工程と、
前記連結棒を前記鉛直軸の周りで回転させながら引き上げ、前記鋼管杭の係合部との係合を解除して前記連結部材を引き上げる工程と、
を更に備える
ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の鋼管杭埋設方法。 - 軸線方向にて一端側に外周面から突出する係合部を有する鋼管杭を施工基準面よりも下方に埋設するための鋼管杭埋設システムであって、
前記係合部と係合可能であって前記鋼管杭の一端側に外嵌可能な大径部及び前記大径部と同軸であって前記大径部よりも小さい外径の小径部を有する連結部材と、
回転圧入機であって、鉛直方向に沿う回転軸の周りに配列された複数のチャック部材と、前記施工基準面よりも上方の下位置と前記下位置よりも上方の上位置との間にて前記鉛直方向に前記複数のチャック部材を往復動させるように構成された上下動機構と、前記複数のチャック部材を前記回転軸の周りにて回転させるように構成された回転機構と、前記回転軸と交差する径方向にて挟持位置と前記挟持位置よりも外方の解除位置との間で前記複数のチャック部材を移動させるように構成されたチャック機構と、を含む回転圧入機と、
前記複数のチャック部材の各々に対し前記径方向にて内側に取り付け可能な複数の縮径部材であって、前記挟持位置の前記複数のチャック部材が前記連結部材の大径部を直接挟持可能である一方で、前記複数の縮径部材を介して前記挟持位置の前記複数のチャック部材が前記鋼管杭を挟持することを許容する複数の縮径部材と、
を備えることを特徴とする鋼管杭埋設システム。 - 前記複数の縮径部材の各々は、
前記複数のチャック部材の各々に対し、前記径方向にて内側に配置される本体部と、
前記複数のチャック部材の各々の上部に配置可能なアーム部と、を有し、
前記アーム部は前記チャック部材に対し締結部材を用いて固定可能である
ことを特徴とする請求項8に記載の鋼管杭埋設システム。 - 前記鉛直方向にて、前記上下動機構による前記上位置と前記下位置との間での前記チャック部材のストローク長は、前記縮径部材の長さよりも長い
ことを特徴とする請求項8又は9に記載の鋼管杭埋設システム。 - 前記本体部及び前記チャック部材のうち一方は、前記鉛直方向に沿って延びる少なくとも1つの突条を有し、
前記本体部及び前記チャック部材のうち他方は、前記鉛直方向に沿って延び、前記少なくとも1つの突条が嵌合可能な少なくとも1つの溝を有する
ことを特徴とする請求項8乃至10の何れか1項に記載の鋼管杭埋設システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015112975A JP6623566B2 (ja) | 2015-06-03 | 2015-06-03 | 鋼管杭埋設方法、及び、鋼管杭埋設システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015112975A JP6623566B2 (ja) | 2015-06-03 | 2015-06-03 | 鋼管杭埋設方法、及び、鋼管杭埋設システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016223237A true JP2016223237A (ja) | 2016-12-28 |
JP6623566B2 JP6623566B2 (ja) | 2019-12-25 |
Family
ID=57748534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015112975A Active JP6623566B2 (ja) | 2015-06-03 | 2015-06-03 | 鋼管杭埋設方法、及び、鋼管杭埋設システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6623566B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0103283A2 (en) * | 1982-09-13 | 1984-03-21 | E.L.S.E. EDILIZIA LAVORI SOTTOSUOLO ESTRAZIONI S.p.A. | An apparatus for inserting a tool into the ground and continuously rotating it |
JPH1121890A (ja) * | 1997-07-02 | 1999-01-26 | Kawasaki Steel Corp | 鋼管杭の回転圧入用ヤットコ |
JP2002070048A (ja) * | 2000-09-04 | 2002-03-08 | Nippon Steel Corp | 構真柱の施工方法とこれに用いるヤットコおよび鋼管杭 |
JP2003239285A (ja) * | 2002-02-20 | 2003-08-27 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | ケーシングドライバの把持装置とその操作方法と操作装置 |
JP2004190438A (ja) * | 2002-12-13 | 2004-07-08 | Nippon Steel Corp | 杭把持径調整冶具および回転圧入杭の施工方法 |
JP2008255695A (ja) * | 2007-04-06 | 2008-10-23 | Nippon Steel Corp | 鋼管杭の施工方法 |
-
2015
- 2015-06-03 JP JP2015112975A patent/JP6623566B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0103283A2 (en) * | 1982-09-13 | 1984-03-21 | E.L.S.E. EDILIZIA LAVORI SOTTOSUOLO ESTRAZIONI S.p.A. | An apparatus for inserting a tool into the ground and continuously rotating it |
JPH1121890A (ja) * | 1997-07-02 | 1999-01-26 | Kawasaki Steel Corp | 鋼管杭の回転圧入用ヤットコ |
JP2002070048A (ja) * | 2000-09-04 | 2002-03-08 | Nippon Steel Corp | 構真柱の施工方法とこれに用いるヤットコおよび鋼管杭 |
JP2003239285A (ja) * | 2002-02-20 | 2003-08-27 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | ケーシングドライバの把持装置とその操作方法と操作装置 |
JP2004190438A (ja) * | 2002-12-13 | 2004-07-08 | Nippon Steel Corp | 杭把持径調整冶具および回転圧入杭の施工方法 |
JP2008255695A (ja) * | 2007-04-06 | 2008-10-23 | Nippon Steel Corp | 鋼管杭の施工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6623566B2 (ja) | 2019-12-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5199166B2 (ja) | 現場造成による基礎杭構造及び基礎杭の構築方法 | |
US20220274807A1 (en) | Pile lifting device capable of preventing overturning | |
CN104563118A (zh) | 全套管振动取土预制灌注组合桩施工方法 | |
JP3192516U (ja) | 鋼管コンクリート複合杭 | |
JP2016223237A (ja) | 鋼管杭埋設方法、及び、鋼管杭埋設システム | |
KR20150084258A (ko) | ?지장치를 이용한 파일압입장치 및 이를 이용한 파일 두부정착방법 | |
JP4829950B2 (ja) | 鋼管建込み用治具および鋼管沈設方法 | |
CN105041216A (zh) | 可安装护筒的旋挖钻机 | |
JP5478225B2 (ja) | 杭施工用ヤットコ | |
JP2010007225A (ja) | ヤットコ | |
JP2003193486A (ja) | ジャケット構造体の杭との接合方法およびその接合構造、接合プラグ取付用自動装置 | |
JP2017057616A (ja) | 鋼管コンクリート複合杭、その製造方法及び杭頭処理方法 | |
JP2010031523A (ja) | 立坑掘削機 | |
JP2013002047A (ja) | 鋼管コンクリート複合杭 | |
JP2016084849A (ja) | 管継手接合装置 | |
JP2003342952A (ja) | 鉄筋の位置調整治具 | |
JP7319526B2 (ja) | 杭頭保持具の引抜装置及び杭頭保持具の引抜方法 | |
JP4683800B2 (ja) | 杭頭処理具および杭頭処理方法 | |
JP2019078123A (ja) | 掘削システムおよび掘削方法 | |
JP2021063352A (ja) | 芯材落し込み治具 | |
JP3886516B2 (ja) | 鋼管杭とヤットコの接合構造 | |
JP3199665U (ja) | 回転操作棒 | |
JP2004204677A5 (ja) | ||
JP5117266B2 (ja) | ヤットコ | |
JP7005993B2 (ja) | 把持金物およびセグメント |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20151030 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151209 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20170221 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20170221 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180518 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190326 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190515 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191029 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191111 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6623566 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |