JP2003239285A - ケーシングドライバの把持装置とその操作方法と操作装置 - Google Patents

ケーシングドライバの把持装置とその操作方法と操作装置

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JP2003239285A JP2002043921A JP2002043921A JP2003239285A JP 2003239285 A JP2003239285 A JP 2003239285A JP 2002043921 A JP2002043921 A JP 2002043921A JP 2002043921 A JP2002043921 A JP 2002043921A JP 2003239285 A JP2003239285 A JP 2003239285A
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亀井  健
Hiroshi Kusumi
宏 久住
Katsumi Tamura
克己 田村
Soji Hirao
聡司 平尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】楔によりケーシングを回転体に把持させる際
に、ケーシングの芯ずれ起こすことを回避できるケーシ
ングドライバの把持装置とその操作方法と操作装置とを
提供する。 【解決手段】ケーシング6を貫通させる回転体5の内周
の傾斜面5aとケーシング6との間に挿入される楔16
と、該楔16の上下動装置18とを備える。上下動装置
18により楔16を下げることによって楔16を回転体
5とケーシング6との間に圧入してケーシング6を回転
体5に固定する。楔16とケーシング6との間に、楔1
6に対して上下方向に移動自在に把持パッド17を設け
る。また、他の手段として、楔16の下降に同期させて
昇降フレーム3を上げることにより、ケーシング6の把
持時における楔16の上下動を回避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土木基礎工事のオ
ールケーシング工法において使用するケーシングドライ
バにおいて、ケーシングの把持装置と、該把持装置を操
作する方法と、操作する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ケーシングドライバの把持装置として、
特公平6-96848号公報には、昇降フレームにより
支持された回転体の内周面に上方が拡大された傾斜面を
設け、チャックシリンダにより、回転体内に貫挿するケ
ーシングと前記傾斜面との間に楔を圧入することによ
り、回転体にケーシングを把持する構造のものが開示さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ケーシングドライバに
おいて、施工時にケーシングは垂直に押し込む必要があ
る。このため、施工時にはトランシット等を用いてケー
シングが垂直であることを確認し、芯ずれていれば修正
する。ところが、前記公報記載の把持装置は、楔をケー
シング外周に圧接させて楔を押し下げながらケーシング
を回転体に把持するものであるため、ケーシングを把持
する際に、ケーシングを下方へ引き込もうとする力が作
用する。このため、せっかく垂直度を出したケーシング
が把持時に芯ずれを起こしてしまうという問題点があ
る。このような芯ずれを起こすと、施工の効率を大幅に
低下させてしまう。
【0004】また、前記把持時にケーシング先端の掘削
ビットが掘削地盤に強く押し付けられ、掘削ビットに過
大な荷重がかかってしまい、掘削ビットの破損や掘削ビ
ットの貫入量増加に伴う回転トルク増大を引き起こして
しまう。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑み、楔によりケ
ーシングを回転体に把持させる際に、ケーシングの芯ず
れ起こすことを回避できるケーシングドライバの把持装
置とその操作方法と操作装置とを提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1のケーシングド
ライバの把持装置は、ケーシングを貫通させる回転体
と、該回転体を回転可能に支持すると共に、昇降装置に
より昇降される昇降フレームと、前記回転体の内周の傾
斜面と前記ケーシングとの間に挿入される楔と、該楔の
上下動装置とを備え、前記上下動装置により前記楔を下
げることによって楔を前記回転体とケーシングとの間に
圧入してケーシングを前記回転体に固定するケーシング
ドライバの把持装置において、前記楔と前記ケーシング
との間に、前記楔に対して上下方向に移動自在に把持パ
ッドを設けたことを特徴とする。
【0007】このように、把持パッドを上下動自在に取
付けることにより、楔を下げてケーシングを把持する際
に、把持パッドがケーシングの外周に当接した後、把持
パッドはケーシングとの摩擦によりその位置に留めら
れ、回転体の傾斜面と把持パッドとの間を楔が摺動下降
して楔とケーシングとの間で把持パッドが強く挟持さ
れ、ケーシングが回転体に把持される。このように、把
持パッドがケーシングに圧接した後は、把持パッドが下
降せず、ケーシングを押し下げることが無くなるため、
ケーシングの芯ずれの発生を防止することができる。
【0008】請求項2のケーシングドライバの把持装置
は、請求項1において、前記把持パッドとして種々のサ
イズのものを備え、ケーシングのサイズに対応する把持
パッドを前記楔に交換可能に取付ける構造を有すること
を特徴とする。
【0009】このように、把持パッドとして、ケーシン
グのサイズに対応した種々のサイズのものを備えておけ
ば、現場のケーシングのサイズに応じて把持パッドを選
択して取付けることができ、一種の楔で種々のサイズの
ケーシングに対応できる。
【0010】請求項3のケーシングドライバの把持装置
は、請求項1において、前記把持パッドとして、サイズ
の異なるケーシングに対応する種々のサイズのものを備
え、該把持パッドを、前記楔に上下動自在に取付けた摺
動部材に着脱自在に取付けたことを特徴とする。
【0011】このように、種々のサイズの把持パッドを
準備しておけば、現場のケーシングのサイズに応じて把
持パッドを選択して取付けることにより、種々のサイズ
のケーシングに対応できる。
【0012】請求項4のケーシングドライバの把持装置
は、請求項1において、前記把持パッドに、サイズの異
なるケーシングに対応する種々のサイズの径変換パッド
を着脱自在に取付けたことを特徴とする。
【0013】このように、種々のサイズの径変換パッド
を準備しておけば、現場のケーシングのサイズに応じて
径変換パッドを選択して取付けることにより、種々のサ
イズのケーシングに対応できる。
【0014】請求項5のケーシングドライバの把持装置
の操作方法は、ケーシングを貫通させる回転体と、該回
転体を回転可能に支持すると共に、昇降装置により昇降
される昇降フレームと、前記回転体の内周の傾斜面と前
記ケーシングとの間に挿入される楔と、該楔の上下動装
置とを備え、前記上下動装置により前記楔を下げること
によって楔を前記回転体とケーシングとの間に圧入して
ケーシングを前記回転体に固定するケーシングドライバ
の把持装置の操作方法において、前記上下動装置による
楔の下げ動作に連動して、前記昇降装置によって前記昇
降フレームを楔の下降量と同じ分だけ上げることによ
り、前記楔を実質的に上下動させずにケーシングに圧接
させて回転体にケーシングを把持させることを特徴とす
る。
【0015】このように、楔の下げ動作に連動して昇降
フレームの上げ動作を行って楔の上下動が実質的に起こ
らないようにすることにより、ケーシングの把持動作に
おいて、ケーシングに押し下げ力が働かず、ケーシング
の把持動作時におけるケーシングの芯ずれを防止でき
る。なお、昇降フレームの上げ動作は、楔がケーシング
に圧接した状態から後にのみ行うようにすることがより
好ましい。
【0016】請求項6のケーシングドライバの把持装置
の操作装置は、ケーシングを貫通させる回転体と、該回
転体を回転可能に支持すると共に、昇降装置により昇降
される昇降フレームと、前記回転体の内周の傾斜面と前
記ケーシングとの間に挿入される楔と、該楔の上下動装
置とを備え、前記上下動装置により前記楔を下げること
によって楔を前記回転体とケーシングとの間に圧入して
ケーシングを前記回転体に固定するケーシングドライバ
の把持装置の操作装置において、前記上下動装置の操作
スイッチと、該操作スイッチが楔の下げ方向への操作時
に、楔の下げ動作に連動して、前記昇降装置を駆動させ
て前記回転体を上げることにより、前記楔を実質的に上
下動させずにケーシングに圧接させて回転体に把持させ
るコントローラとを備えたことを特徴とする。
【0017】このようなコントローラを備えることによ
り、楔の下げ動作に連動して昇降フレームの上げ動作を
行って楔の上下動が実質的に起きないようにすることが
でき、これにより、ケーシングの把持動作において、ケ
ーシングに押し下げ力が働かず、ケーシングの把持動作
時におけるケーシングの芯ずれを防止できる。
【0018】請求項7のケーシングドライバの把持装置
の操作装置は、請求項6において、前記上下動装置の作
動を検出するセンサをさらに備え、前記コントローラ
は、前記楔の下げ動作に連動する前記昇降装置による前
記回転体の連動上げ動作を前記上下動装置による作動時
内にのみ行うことを特徴とする。
【0019】このように、上下動装置の作動時にのみ昇
降フレームの上昇が許容されるようにすることにより、
昇降フレームの上昇のしすぎを抑制することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1(A)は本発明の一実施の形
態を示すケーシングドライバの平面図、図1(B)はそ
の側面図である。まず図1によりケーシングドライバの
概略を説明する。1はケーシングによる掘削あるいは建
て込みを行うべき地面上に水平に設置されるベースフレ
ームである。該ベースフレーム1上には複数本のガイド
ポスト2が立設され、ケーシング6を貫挿可能な昇降フ
レーム3に設けた筒部3aが前記ガイドポスト2に摺動
自在に嵌合され、昇降フレーム3とベースフレーム1と
の間に設けた昇降シリンダ4の伸縮により、昇降フレー
ム3をガイドポスト2に沿って昇降させることができ
る。
【0021】5はケーシング6を貫挿させることができ
る回転体であり、該回転体5は、前記昇降フレーム3上
に軸受7を介して回転自在に設置される。8は昇降フレ
ーム3上に設置された回転体駆動モータであり、その出
力歯車9は、回転体5の下部に固定したリング状の外歯
歯車5bにアイドラ10を介して噛合する。したがっ
て、駆動モータ8を駆動することにより、回転体5が回
転する。
【0022】11は回転体5の上部に設ける上下動フレ
ームであり、該上下動フレーム11は複数本の筒体11
aを有し、該各筒体11aを前記ガイドポスト2に上下動
自在に嵌合する。12は前記昇降フレーム3と上下動フ
レーム11との間に設けられた把持シリンダであり、そ
の伸縮により、上下動フレーム11を昇降フレーム3に
対して上げ下げする。
【0023】該上下動フレーム11のケーシング6を貫
挿するために設けた開口部には軸受13を介してリング
状の把持フレーム14が回転自在に取付けられる。前記
回転体5の内周面には上方が拡径された傾斜面5aを有
し、該傾斜面5aには前記把持フレーム14にリンク1
5を介して連結された楔16が装着される。17は前記
楔16におけるケーシング6側の面に上下動自在に取付
けられた把持パッドである。前記上下動フレーム11
と、把持シリンダ12と、把持フレーム14と、リンク
15とにより楔16の上下動装置18が構成される。
【0024】図2(A)、(B)はそれぞれ前記楔16
への把持パッド17の取付け構造を示す平面図および側
面図、図2(C)、(D)はそれぞれその平面断面図、
側面断面図である。これらの図に示すように、楔16と
把持パッド17とは対向面を当接させると共に、楔16
のケーシング6側の面には縦長の凹部(または凸部)1
6aを設け、把持パッド17の楔16側の面には前記凹
部(または凸部)16aに上下動自在に嵌合される凸部
(または凹部)17aを設け、これにより、把持パッド
17は楔16に対して所定の範囲について上下動自在と
する。
【0025】把持パッド17のケーシング6との当接面
17bは粗面とするかまたは摩擦係数の大きい部材を設
けてケーシング6に対する圧接時の固定力を大とする。
また、把持パッド17の楔16との当接面17cは平滑
面とするかまたは摩擦係数の小さい部材を設けて把持パ
ッド17に対する楔16の摺動を容易とする。
【0026】前記楔16の両側の面には縦方向に凹部ま
たは凸部からなる止具受け16bを設け、把持パッド1
7の側面に螺子等の固定具19により固定した鈎状の止
具20を固定し、該止具20を前記止具受け16bに上
下摺動自在に係止させて把持パッド17が楔16から外
れることを防止する。
【0027】図3(A)〜(C)は楔16および把持パ
ッド17によるケーシング6の把持動作を説明する図で
ある。図3(A)はケーシング6が回転体5に楔16に
より把持されていない状態であり、この状態では前記把
持シリンダ12は伸長状態にあり、上下動フレーム11
は昇降フレーム3に対して相対的に高い位置(a)にあ
る。この状態では把持パッド17は重力により楔16に
対して最下位置にあり、把持パッド17の凸部17aが
楔16の凹部16aの底面に係止されている。
【0028】この図3(A)の状態(a)から前記把持
シリンダ12を収縮させていくと、図3(B)に示すよ
うに把持パッド17がケーシング6に当接する(この時
の上下動フレーム11の位置b)。ここで、把持パッド
17とケーシング6との摩擦抵抗は把持パッド17と楔
16のそれより大きく設定されているため、把持パッド
17はケーシング6に当接したまま楔16のみが回転体
5の傾斜面5aと把持パッド17との間でさらに押し下
げられ、これにより把持パッド17をケーシング6に対
して押し付ける。これによりケーシング6が回転体5に
楔16および把持パッド17により把持される。
【0029】このようにケーシング6を回転体5により
把持した状態で駆動モータ8を作動させてケーシング6
の下端の掘削ビットにより地中を掘削しながら前記昇降
シリンダ4を縮めてケーシング6を建て込む。
【0030】上述のように、把持パッド17を楔16に
上下動自在に取付けたので、把持パッド17がケーシン
グ6に圧接した後は、把持パッド17が実質的に下降せ
ず、ケーシング6を押し下げることが無くなるため、ケ
ーシング6の芯ずれの発生を防止することができる。こ
のため、ケーシングの垂直精度を安定することができ、
芯ずれによる掘削ビットの破損を防止することができ、
ケーシングの把持前後でのカッタトルクを安定させるこ
とができる。
【0031】なお、楔16を上昇させてケーシング6を
解放する際にも、把持パッド17はケーシング6に圧接
したままの状態では楔16のみが上昇するので、解放時
にもケーシング6の引き上げによる芯ずれを防止するこ
とができる。
【0032】図4(A)〜(C)は本発明の他の実施の
形態を示す楔および把持パッドの平面図である。本実施
の形態においては、把持パッド17A〜17Cとして種
々のケーシング6のものに対応できるように、ケーシン
グ6の半径方向の厚みTa〜Tcおよびケーシング当接
面の曲率半径Ra〜Rcの異なるものを準備しておき、
現場において施工するケーシング6の径に対応して把持
パッド17A〜17Cのうちから選択されたものを止具
20の固定具19による着脱によって取付けるようにし
たものである。
【0033】このように構成すれば、1種の楔16で種
々のサイズのケーシングに対応することができる。
【0034】なお、楔16に対する把持パッド17の別
の装着例として、楔16と把持パッド17とを互いに上
下動自在に嵌合し、楔16と把持パッド17の上面に上
方に突出するブラケットを設け、両ブラケットに設けた
ピン孔にピンを挿着することにより連結する構造にする
と共に、一方のブラケットのピン孔は上下に長いピン孔
として楔16に対する把持パッド17が長孔の長さによ
り設定される範囲で上下動自在となるように構成しても
よい。このような構造にすれば、把持パッド17を回転
体5の上方から容易に着脱できる。
【0035】図5(A)は本発明の他の実施の形態を示
す平面図、図5(B)はその側面断面図である。本実施
の形態は、楔16に上下摺動自在に摺動部材22を取付
け、該摺動部材22に把持パッド23を着脱自在に取付
けたものである。
【0036】図6(A)、(B)はそれぞれ図5の楔1
6、摺動部材22および把持パッド23の構造を、把持
パッド23を取付ける前、後の状態で示す平面図、図6
(C)は図6(B)の側面図である。楔16に対する摺
動部材22の取付け構造は前記楔16に対する把持パッ
ド17の取付け構造と同じであり、楔16の凹部16a
に摺動部材22の凸部22aを上下摺動自在に嵌合し、
固定具19により摺動部材22の両側面に取付けた止具
20を楔16の両側面の凹部16bに上下摺動自在に係
止して抜け止めしている。
【0037】前記把持パッド23は摺動部材22の上面
と両側面を覆うように嵌合される構造を有し、ケーシン
グ6側の面はケーシング6の外周面に沿う弧状面23a
に形成する。摺動部材22の上面と把持パッド23の上
面には互いに嵌合されるブラケット24、25を2組設
け、把持パッド23を摺動部材22に被せ、ブラケット
24、25どうしを嵌合してピン孔24a、25aにピ
ン26を挿着することにより、把持パッド23が摺動部
材22に着脱自在に取付けられる。
【0038】本実施の形態においては、楔16と把持パ
ッド23との間に摺動部材22を介在させたので、図5
(A)に示すように、把持パッド17のみを用いる場合
のケーシング6の直径d1に比較し、小さな直径d2の
ものに適用できる。
【0039】また、図6(B)に示すように、把持パッ
ド23として、ケーシング当接面23aが実線で示すも
の以外に、23b、23cで示すような当接面を有する
種々の曲率半径、厚みを有するものを準備し、現場で施
工するケーシング6に合うサイズの把持パッド23を取
付けることにより、種々のケーシングに対応できる。
【0040】また、把持パッド17に、サイズの異なる
ケーシングに対応する種々のサイズの径変換パッド(図
示せず)を着脱自在に取付ける構造とすれば、種々のケ
ーシングに対応できる。
【0041】図7は本発明による把持装置の操作方法を
適用するケーシングドライバの構成例を示す一部側面断
面図である。図7に示すものは、昇降フレーム3を上下
させる昇降シリンダ4をガイドポスト2に内蔵している
点と、前記把持パッド17、23を有していない点が前
記各実施の形態のものと相違している。上下動フレーム
11には筒体11aを設け、該筒体11aを前記昇降フ
レーム3と一体をなす筒体3aに摺動自在に嵌合してい
る。
【0042】図8は本発明の把持装置の操作方法を実施
する装置の構成の一例を示す構成図である。27は前記
上下動フレーム12を上下動させる把持シリンダ12の
上下動、停止を指令する操作スイッチである。30、3
1は前記昇降シリンダ4、上下動フレーム11の上下動
を行う把持シリンダ12に作動油を供給する油圧ポン
プ、32、33はそれぞれソレノイド32a、32bお
よび33a、33bを有する電磁操作式コントロール
弁、34は前記昇降シリンダ4への作動油の流量を調整
するソレノイド34aを有する可変絞り弁、35は前記
把持シリンダ12を下降させてケーシング6を把持する
際に、楔16がケーシング6の外周面に押し付けられた
ことを検出するための手段として設けられた作動油の圧
力センサである。29は前記操作スイッチ27によるケ
ーシングの把持指令信号や圧力センサ35からの信号を
受けて前記コントロール弁32、33や可変絞り弁34
の制御を行うコントローラである。
【0043】図9は本発明による操作方法の一実施の形
態を示すフローチャートである。コントローラ29は、
操作スイッチ27の操作を監視し(ステップS1)、操
作スイッチ27が楔16を下げる方向、すなわちケーシ
ングを把持する方向に操作されると、コントロール弁3
3のソレノイド33aに通電してコントロール弁33を
図の上位置に切換え、把持シリンダ12の収縮を開始さ
せ、楔16を下降させる(ステップS2)。
【0044】ここで、図10に示すように、楔16の角
度をθ、楔16の水平移動量をx、垂直移動量をyとす
ると、これらの移動量の関係は下記の式で表現される。 y=x・sinθ この式から分かるように、楔16によってケーシング6
を把持するまでに必要な水平方向の移動量がxであると
すると、楔16は垂直方向にもy移動することになる。
【0045】このような楔16の移動があっても、楔1
6がケーシング6に圧接しない間はケーシング6が楔1
6により押し込まれることはなく、ケーシング6の芯ず
れを起こすおそれはないが、楔16が回転体5の傾斜面
5aとケーシング6との間に高い圧力で押し込まれる段
階になると、ケーシング6の押し込みが発生する。
【0046】そこで、把持シリンダ12への供給回路の
作動油の油圧が所定値以上に達する(ステップS3)
と、圧力センサ35自体のスイッチ動作またはコントロ
ーラ29に備えた基準圧力値と検出圧力との比較手段に
より、コントロール弁32のソレノイド32bに通電
し、昇降シリンダ4を伸長させる(ステップS4)。こ
の場合、可変絞り弁34のソレノイド34aへの電流値
を調整して昇降シリンダ4の伸長による昇降フレーム
3、すなわち回転体5の上昇速度を楔16の速度にほぼ
一致させる。
【0047】その後、操作スイッチ27がオフになるか
あるいはタイマや把持シリンダ12ストロークエンド信
号等の停止信号の有無をチェックし(ステップS5)、
この停止信号があれば両シリンダ4、12を停止する
(ステップS6)。
【0048】このように、楔16の下降に同期させて昇
降フレーム3、回転体5を同じ速度で上昇させれば、楔
16は上下方向には動くことがなくなり、このため、ケ
ーシング6を押し込むことによるケーシング6の芯ずれ
を防止することができる。このため、ケーシングの垂直
精度を安定することができ、芯ずれによる掘削ビットの
破損を防止することができ、ケーシングの把持前後での
カッタトルクを安定させることができる。
【0049】なお、本発明の操作方法を実施する場合、
圧力センサ35などのような楔の圧入の検出手段を設け
ず、操作スイッチ27が下げ方向に操作された時点で直
ちに昇降フレーム3を上昇させてもよい。しかし楔16
が回転体5とケーシング6との間で強く挟持される圧入
状態に至るまでは、昇降フレーム3の上昇動作は必要な
く、無駄となるので、楔16が強く挟持されてから昇降
フレーム3を上昇させることが好ましい。
【0050】本発明を実施する場合、楔16を上げてケ
ーシング6を解放する場合にも楔16の把持シリンダ1
2の収縮による上げ動作に連動して、昇降フレーム3の
下げ動作を行うようにしてもよい。その場合、下げ方向
に作動するときに把持シリンダ12に作動油を供給する
際の作動油の油圧を圧力センサ35A(圧力センサ35
で共用してもよい)で検出して、楔16が回転体5とケ
ーシング6との間から外れるまでの間だけ昇降フレーム
3を下げるように、昇降シリンダ4を作動させるように
することが好ましい。
【0051】図11は本発明による操作方法を実施する
装置の他の実施の形態を示す構成図であり、楔16また
は把持シリンダ12すなわち上下動装置18を動いてい
るか否かを検出する距離検出装置36を設け、その出力
をコントローラ29に加え、コントローラ29は、楔1
6または把持シリンダ12が動いている時だけ、昇降シ
リンダ3を作動させるようにしたものである。
【0052】このように、上下動装置18の作動時にの
み昇降フレーム3、回転体5の上昇(または下降)が許
容されるようにすることにより、昇降フレーム3の上昇
のしすぎ(または下降しすぎ)を抑制することができ
る。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、ケーシング把持時に、
楔の下げ動作を回避できるので、ケーシングの垂直精度
を安定することができる。また、芯ずれによる掘削ビッ
トの破損を防止することができ、さらにケーシングの把
持前後でのカッタトルクを安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の一実施の形態を示すケーシン
グドライバの平面図、(B)はその側面図である。
【図2】(A)、(B)はそれぞれ本実施の形態におけ
る楔への把持パッドの取付け構造を示す平面図および側
面図、(C)、(D)はそれぞれその平面断面図、側面
断面図である。
【図3】(A)〜(C)は本実施の形態における楔およ
び把持パッドによるケーシングの把持動作を説明する図
である。
【図4】(A)〜(C)は本発明の他の実施の形態を示
す楔および把持パッドの平面図である。
【図5】(A)、(B)はそれぞれ本発明の他の実施の
形態を示す平面図および側面断面図である。
【図6】(A)、(B)はそれぞれ図5の実施の形態を
示す楔および把持パッドの結合前、結合後の状態を示す
平面図、(C)は(B)の側面図である。
【図7】本発明による操作方法を実施する把持装置の一
例を示す側面断面図である。
【図8】本発明による操作方法を実施する把持装置の操
作装置の一実施の形態を示す構成図である。
【図9】本発明による操作方法の一実施の形態を示すフ
ローチャートである。
【図10】楔によるケーシング把持動作の概念図であ
る。
【図11】本発明による操作方法の他の実施の形態を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1:ベースフレーム、2:ガイドポスト、3:昇降フレ
ーム、4:昇降シリンダ、5:回転体、5a:傾斜面、
5b:外歯歯車、6:ケーシング、7:軸受、8:駆動
モータ、9:出力歯車、10:アイドラ、11:上下動
フレーム、12:把持シリンダ、13:軸受、14:把
持フレーム、15:リンク、16:楔、17、17A〜
17C:把持パッド、18:上下動装置、19:固定
具、20:止具、22:摺動部材、23:把持パッド、
24、25:ブラケット、26:ピン、30、31:油
圧ポンプ、32、33:コントロール弁、34:可変絞
り弁、35、35A:圧力センサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年11月19日(2002.11.
19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ケーシングドライバに
おいて、前記公報記載の把持装置は、楔をケーシング外
周に圧接させて楔を押し下げながらケーシングを回転体
に把持するものであるため、ケーシングを把持する際
に、ケーシングを下方へ引き込もうとする力が作用す
る。このため、前記把持時にケーシング先端の掘削ビッ
トが掘削地盤に強く押し付けられ、掘削ビットに過大な
荷重がかかってしまい、掘削ビットの破損や掘削ビット
の貫入量増加に伴う回転トルク増大を引き起こしてしま
う。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】削除
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】本発明は、上記問題点に鑑み、楔によりケ
ーシングを回転体に把持させる際に、ケーシング先端の
掘削ビットに過大な荷重がかからないようにできるケー
シングドライバの把持装置とその操作方法と操作装置と
を提供することを目的とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】上述のように、把持パッド17を楔16に
上下動自在に取付けたので、把持パッド17がケーシン
グ6に圧接した後は、把持パッド17が実質的に下降せ
ず、ケーシング6を押し下げることが無くなるため、掘
削ビットの破損を防止することができ、ケーシングの把
持前後でのカッタトルクを安定させることができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】なお、楔16を上昇させてケーシング6を
解放する際には、把持パッド17はケーシング6に圧接
したままの状態では楔16のみが上昇する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】図9は本発明による操作方法の一実施の形
態を示すフローチャートである。コントローラ29は、
操作スイッチ27の操作を監視し(ステップS1)、操
作スイッチ27が楔16を下げる方向、すなわちケーシ
ングを把持する方向に操作されると、コントロール弁3
3のソレノイド33aに通電してコントロール弁33を
図8の上位置に切換え、把持シリンダ12の収縮を開始
させ、楔16を下降させる(ステップS2)。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】ここで、図10に示すように、楔16の角
度をθ、楔16の水平移動量をx、垂直移動量をyとす
ると、これらの移動量の関係は下記の式で表現される。 y=x・tanθ この式から分かるように、楔16によってケーシング6
を把持するまでに必要な水平方向の移動量がxであると
すると、楔16は垂直方向にもy移動することになる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、ケーシング把持時に、
楔の下げ動作を回避できるので、掘削ビットの破損を防
止することができ、さらにケーシングの把持前後でのカ
ッタトルクを安定させることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 克己 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 平尾 聡司 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 2D029 DC00 PA05 PB02 PC00 PD04 2D050 AA06 CB23 EE04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシングを貫通させる回転体と、該回転
    体を回転可能に支持すると共に、昇降装置により昇降さ
    れる昇降フレームと、前記回転体の内周の傾斜面と前記
    ケーシングとの間に挿入される楔と、該楔の上下動装置
    とを備え、前記上下動装置により前記楔を下げることに
    よって楔を前記回転体とケーシングとの間に圧入してケ
    ーシングを前記回転体に固定するケーシングドライバの
    把持装置において、 前記楔と前記ケーシングとの間に、前記楔に対して上下
    方向に移動自在に把持パッドを設けたことを特徴とする
    ケーシングドライバの把持装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のケーシングドライバの把
    持装置において、 前記把持パッドとして種々のサイズのものを備え、ケー
    シングのサイズに対応する把持パッドを前記楔に交換可
    能に取付ける構造を有することを特徴とするケーシング
    ドライバの把持装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のケーシングドライバの把
    持装置において、 前記把持パッドとして、サイズの異なるケーシングに対
    応する種々のサイズのものを備え、該把持パッドを、前
    記楔に上下動自在に取付けた摺動部材に着脱自在に取付
    けたことを特徴とするケーシングドライバの把持装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載のケーシングドライバの把
    持装置において、 前記把持パッドに、サイズの異なるケーシングに対応す
    る種々のサイズの径変換パッドを着脱自在に取付けたこ
    とを特徴とするケーシングドライバの把持装置。
  5. 【請求項5】ケーシングを貫通させる回転体と、該回転
    体を回転可能に支持すると共に、昇降装置により昇降さ
    れる昇降フレームと、前記回転体の内周の傾斜面と前記
    ケーシングとの間に挿入される楔と、該楔の上下動装置
    とを備え、前記上下動装置により前記楔を下げることに
    よって楔を前記回転体とケーシングとの間に圧入してケ
    ーシングを前記回転体に固定するケーシングドライバの
    把持装置の操作方法において、 前記上下動装置による楔の下げ動作に連動して、前記昇
    降装置によって前記昇降フレームを楔の下降量と同じ分
    だけ上げることにより、前記楔を実質的に上下動させず
    にケーシングに圧接させて回転体にケーシングを把持さ
    せることを特徴とするケーシングドライバの把持装置の
    操作方法。
  6. 【請求項6】ケーシングを貫通させる回転体と、該回転
    体を回転可能に支持すると共に、昇降装置により昇降さ
    れる昇降フレームと、前記回転体の内周の傾斜面と前記
    ケーシングとの間に挿入される楔と、該楔の上下動装置
    とを備え、前記上下動装置により前記楔を下げることに
    よって楔を前記回転体とケーシングとの間に圧入してケ
    ーシングを前記回転体に固定するケーシングドライバの
    把持装置の操作装置において、 前記上下動装置の操作スイッチと、該操作スイッチが楔
    の下げ方向への操作時に、楔の下げ動作に連動して、前
    記昇降装置を駆動させて前記回転体を上げることによ
    り、前記楔を実質的に上下動させずにケーシングに圧接
    させて回転体に把持させるコントローラとを備えたこと
    を特徴とするケーシングドライバの把持装置の操作装
    置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載のケーシングドライバの把
    持装置の操作装置において、 前記上下動装置の作動を検出するセンサをさらに備え、
    前記コントローラは、前記楔の下げ動作に連動する前記
    昇降装置による前記回転体の連動上げ動作を前記上下動
    装置による作動時内にのみ行うことを特徴とするケーシ
    ングドライバの把持装置の操作装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007254980A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd チュービング装置のチャックカラー
JP2016223237A (ja) * 2015-06-03 2016-12-28 ジャパンパイル株式会社 鋼管杭埋設方法、及び、鋼管杭埋設システム

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JP2007254980A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd チュービング装置のチャックカラー
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