JP4859378B2 - パワーユニット - Google Patents
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Description
全周回転式のチュービング装置100は、水平状態のベースフレーム101にスラストシリンダ102が立設され、そのスラストシリンダ102によって昇降フレーム103が昇降するよう構成されている。昇降フレーム103には軸受104を介してリング状の回転体105が回転可能に支持され、その回転体105の外周に形成されたギヤ106が昇降フレーム103に設けた油圧モータ107とアイドラギヤ108を介して噛合し、油圧モータ107の回転により回転体105が回転する。
しかし、掘削作業の場合には、掘った掘削坑内に地下水がしみ出て泥水が溜まってしまい、そこにロータリジョイントまでもが浸かってしまうと、ロータリジョイントのシール部分が破損しやすいという問題があった。
更に、地上の油圧ユニットから送られた油圧ホース等は、ケーシングの上端開口をまたいで内部に送られているため、回転するケーシングの上部に接触して擦れてしまうこともある。従って、その接触を防止するためには別途クレーンでホースハンガを吊り下げる必要があり、それでは作業が非常に煩わしいものになってしまう。
また、本発明に係るパワーユニットは、前記流体圧供給装置を遠隔操作するための通信手段を備えたものであることが好ましい。
また、本発明に係るパワーユニットを用いた作業方法は、前記パワーユニットに受信機が備えられ、地上の送信機によって前記駆動装置を遠隔操作するようにすることが好ましい。
パワーユニット30は、中央にケーシング200の径より若干小さい貫通孔31aが開けられたテーブル31に形成されている。そして、このテーブル31には、図2及び図3に示すように、下面にケーシング200の上端に嵌め合うように円形のガイド32が突設されている。従って、このガイド32を嵌め合わせてケーシング200上端に載せることにより、貫通孔31aが同軸上に位置してケーシング200の上方が開口するようになっている。
掘削装置1は、こうして掘削作業を行っている間、ケーシング200と一緒に回転するため、昇降シリンダ13に対して作動油による油圧がかかったチャック状態を維持している。その際、油圧ホース36は掘削装置1に接続されているが、それがケーシング200の中心軸上に配置されていなくてもパワーユニット30がケーシング200の上で一緒に回転するため、捻りの問題など一切生じない。
また、地下水による泥水の中で使用するような場合でも、ロータリジョイントが不要になったため、そのシール部の破損等といった問題がなくなった。
また、パワーユニット30と掘削装置1を一体に吊れるので、別途ハンガーを吊る必要が無くなり、取り回しが楽になる。
更に、パワーユニット30は作業中ケーシング200の上に載置されるため、作業ヤードに置く必要がなくなり、狭い場所での作業が可能となる。
前記実施形態では、油圧ユニット33とエンジン発電機34とを流体圧供給装置として構成したが、例えば、エンジン発電機34の代わりにエンジンを用いて油圧ポンプを駆動させるようにした流体圧供給装置としてもよい。
また、前記実施形態ではアクチュエータとして油圧シリンダである昇降シリンダ13を対象としたが、例えば、電動シリンダなどの電動アクチュエータを対象としてもよく、その場合、流体圧供給装置には発電機を用い、ホースリールの代わりに用いたケーブルリールに巻いたケーブルを介して電動シリンダに接続するようにする。
また、前記実施形態ではホースリール35を一つ搭載しただけのものであるが、作業装置のアクチュエータの種類が多い場合には、複数個のホースリールを搭載するようにしてもよい。
13 昇降シリンダ
30 パワーユニット
31 テーブル
32 ガイド
33 油圧ユニット
34 エンジン発電機
35 ホースリール
36 油圧ホース
37 ラジコン受信機
200 ケーシング
300 チュービング装置
Claims (6)
- 作業装置がロープによって吊り下げられてケーシング内に挿入され、そのケーシングと一体になって回転する前記作業装置のアクチュエータを駆動させるためのパワーユニットにおいて、
前記ケーシング上端に載置可能なテーブルに、前記アクチュエータを駆動させる駆動装置と、その駆動装置とアクチュエータとを接続するラインを巻いたラインリールとが設置され、そのテーブルの中心に形成された貫通孔を通してケーシング内にラインが送られて前記アクチュエータに接続され、
前記テーブルは、前記ケーシング上端に対して嵌合可能なガイドを有し、前記ロープの吊り上げにより前記作業装置に支えられ前記ケーシングから外れるようにしたものであることを特徴とするパワーユニット。 - 請求項1に記載するパワーユニットにおいて、
前記アクチュエータは、作動流体によって駆動するものであり、前記テーブルに設置された前記駆動装置は、そのアクチュエータに作動流体を供給する流体圧供給装置であり、前記ラインリールは、その流体圧供給装置とアクチュエータを接続するホースが巻かれたホースリールであることを特徴とするパワーユニット。 - 請求項1又は請求項2に記載するパワーユニットにおいて、
前記流体圧供給装置を遠隔操作するための通信手段を備えたものであることを特徴とするパワーユニット。 - 作業装置がロープによって吊り下げられてケーシング内に挿入され、そのケーシングと一体になって回転する前記作業装置のアクチュエータに対し、ケーシング外に配置された駆動装置を備えたパワーユニットが接続され、そのパワーユニットによってアクチュエータを駆動させた状態で前記作業装置に所定の作業を行わせるようにしたパワーユニットを用いた作業方法において、
前記ケーシング上端に対してガイドによって嵌合した状態で載置可能なテーブルに、前記駆動装置と、その駆動装置と前記アクチュエータとを接続するラインを巻いたラインリールとを備えた前記パワーユニットを載置し、前記ケーシング内に前記アクチュエータに接続したラインを送り込み、そのパワーユニットをケーシング上で一緒に回転させながら前記アクチュエータを駆動させて前記作業装置に所定の作業を行わせ、作業中断時には、前記ロープの吊り上げにより前記作業装置が前記テーブルを支えて前記パワーユニットを前記ケーシングから離して上昇させるようにしたことを特徴とするパワーユニットを用いた作業方法。 - 請求項4に記載するパワーユニットを用いた作業方法において、
前記アクチュエータは、作動流体によって駆動するものであり、前記パワーユニットは、前記ケーシング上端に載置したテーブルに、そのアクチュエータに作動流体を供給する前記駆動装置としての流体圧供給装置と、流体圧供給装置とアクチュエータを接続するホースが巻かれた前記ラインリールとしてのホースリールを搭載したものであり、そのパワーユニットをケーシングと一緒に回転させて前記作業装置に所定の作業を行わせるようにしたことを特徴とするパワーユニットを用いた作業方法。 - 請求項4又は請求項5に記載するパワーユニットを用いた作業方法において、
前記パワーユニットに受信機が備えられ、地上の送信機によって前記駆動装置を遠隔操作するようにしたことを特徴とするパワーユニットを用いた作業方法。
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