JP2016223204A - 床構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い防音性能を有し施工性に優れる床構造を提供する。【解決手段】床構造1は、互いに離隔して位置する床下地支持材12に支持された床下地材11の下方において、床下地支持材12に両端を固定して架設された梁状の架設体30と、床下地材11から下方に向けて延びる受け部材50と、架設体30の挟持部材31と受け部材50の延出部53との間に上下方向L3に直交する両側から挟み込まれた粘弾性体60と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、戸建て住宅等の建築物における床構造に関する。
建築物の二階以上の床に対する防音の要求は年々高まっており、特に、複数世帯が一つの建物で生活を行う集合系住宅では、高い防音性能が要求されている。また、戸建て住宅においても二世帯住宅の需要が高まっている背景があり、二階以上の床に対する防音対策は大きな課題となっている。
このような防音の要求に対する技術としては、床下地材と床仕上げ材との間に防音材を設置することが一般的である。防音材としては、例えばアスファルト系制振シート(厚さ4〜10mm程度)であるが、この他、石膏ボードやプラスチック発泡体等も多々用いられる。しかしながら、床下地材と床仕上げ材との間に防音材を設置する対策は、軽量衝撃音に対してはランク(床衝撃音遮音等級:L数)を1つか2つアップさせる程度の効果であり、重量衝撃音に対する防音効果は殆どアップさせることができない。
集合系住宅においてはコンクリートの厚さを上げるなどにより、床下地材の剛性を高めることで防音性能を確保することが基本となっている。しかしながら、床下地材の剛性を高めることは大きなコストアップ要因となる。また、床下地材のコンクリートの厚さを上げれば、建築物全体の強度や高さを上げる必要が生じるという課題がある。
また、階下の防音対策としては、いわゆる乾式二重床構造の採用も知られている(例えば特許文献1参照)。しかしながら、乾式二重床構造も床の高さを上げることから建築物全体の高さを上げる必要が生じる。また、乾式二重床構造は、床下地材上に複数設置した支持脚によって上層の床構造体を支持する構造のため、部材数が多く施工に手間が掛る、大きなコストアップ要因となるという課題がある。
また、上記課題に鑑みて、例えば特許文献2に記載の技術も提案されている。
特開平11−293897号公報 特開2015−34383号公報
下地材自体の剛性向上、乾式二重床構造の採用は、防音材の設置に比べて優れた防音性能が得られる対策ではあるが、既述のように、コストアップ等の種々の課題がある。
特許文献2には、床下地材の下側に、建築物構造材に両端を固定した梁状の架台を架設し、床下地材と架台との間に上下から粘弾性体を挟み込んだ床構造が開示されている。この床構造は、防音性能の向上を低コストで実現できる。しかしながら、粘弾性体による振動減衰を充分にするには、床下地材と架台との間の距離を粘弾性体の厚みに応じて適正にする必要がある。このため、特許文献2に記載の床構造では、その施工において架台の高さを微調整する必要があり、この点に鑑みてより施工性に優れる技術の開発が望まれる。
そこで本発明は、高い防音性能を有し施工性に優れる床構造を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明では以下の構成を提供する。
本発明の床構造は、互いに離隔して位置する建築物構造材に支持された床下地材の下方において、前記建築物構造材に両端を固定して架設された梁状の架設体と、前記床下地材から下方に向けて延びる受け部材と、前記架設体と前記受け部材との間に上下方向に直交する両側から挟み込まれた粘弾性体と、を有する、ことを特徴とする。
上記の床構造において、前記架設体は、前記受け部材との間に前記粘弾性体を挟み込む一対の挟持部材を備え、前記一対の挟持部材は、前記受け部材の両側に配置され、前記一対の挟持部材と前記受け部材との間にそれぞれ前記粘弾性体が配置されている、ことが望ましい。
上記の床構造において、前記架設体は、前記一対の挟持部材により挟み込まれた状態で前記一対の挟持部材間の間隔を保つスペーサ部材を有する、ことが望ましい。
上記の床構造において、前記架設体と前記受け部材との間に前記粘弾性体を挟み込んだ制振部を、前記架設体の延在方向複数個所に有する、ことが望ましい。
上記の床構造において、前記架設体は、前記床下地材に沿って延在して前記建築物構造材に両端が固定される架設体主部と、前記架設体主部の延在方向の一部からその上方へ突出され、前記受け部材との間に前記粘弾性体を前記架設体主部とともに挟み込む上側張出部と、を有する、ことが望ましい。
上記の床構造において、前記上側張出部は、前記架設体主部の延在方向複数個所に設けられている、ことが望ましい。
上記の床構造において、前記架設体主部は、長板状であり、前記上側張出部は、前記架設体主部から連続する板状である、ことが望ましい。
上記の床構造において、前記受け部材は、前記架設体にその上方から係合することで前記架設体から下方へ落下することを規制する落下規制部を有する、ことが望ましい。
本発明によれば、その構造上、架設体よりも小型かつ軽量に形成可能な受け部材の配置を調整することで、架設体と受け部材との間の距離を粘弾性体の厚みに応じた適正な距離に調整することができる。このため、架設体と受け部材とにより粘弾性体を挟み込む作業を容易に行うことが可能となる。また、床構造は、粘弾性体が架設体と受け部材との間の間隔方向に延在する粘弾性体の全体を、粘弾性体の上下方向に沿うせん断歪み変形による床の上下方向の振動減衰に機能させるので、高い防音性能を容易に得ることができる。したがって、高い防音性能を有し施工性に優れる床構造とすることができる。
第1実施形態の床構造を示す側面図である。 第1実施形態の床構造の説明図であり、図1のP部における斜視図である。 図1のIII−III線における断面矢視図である。 第1実施形態の変形例の床構造の側面図である。 図4のV−V線における断面矢視図である。 第2実施形態の床構造の側面図である。 第2実施形態の床構造の説明図であり、図6のQ部における斜視図である。 床下地材の振動を表す模式図である。 第2実施形態の第1変形例の床構造の説明図であり、図6のQ部に相当する部分における斜視図である。 第2実施形態の第2変形例の床構造の説明図であり、図6のQ部に相当する部分における斜視図である。 第2実施形態の第3変形例の床構造の説明図であり、図6のQ部に相当する部分における斜視図である。 制振部の他の例を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態の床構造を示す側面図である。
図1に示すように、床構造1は、建築物Bの二階以上の床10の床下地材11の下側に、架設体30と、受け部材50と、粘弾性体60と、を設けた構成となっている。
床10は、互いに平行に複数設けられた梁または根太である床下地支持材12(請求項の「建築物構造材」に相当。)によって、床下地支持材12上に載置されたパネル状の床下地材11を支持した構成となっている。床10は、床下地材11の上側に施工される床仕上げ材(不図示)等を含む。
ここで説明する建築物Bは、木造(木造枠組壁構法等、構造用木質パネルを用いたものを含む)または鉄骨造の戸建て住宅である。
床10の床下地支持材12として用いられる梁は、建築物Bの柱あるいは壁パネル(構造用木質パネル)に支持された大梁、あるいは該大梁に支持された床梁である。
床下地材11としては、例えば合板やALC(軽量気泡コンクリート。ALC:autoclaved lightweight aerated concrete)板等の、床下地材として周知のものを採用可能である。
床下地材11を支持する複数の床下地支持材12は、水平方向(図1における左右方向)において互いに離隔させて互いに平行に設けられている。
床下地材11は、水平方向において隣り合う床下地支持材12間に位置する部分(以下、横架部11a)を有している。
なお、以下の説明では、水平方向において互いに離隔させて互いに平行に設けられた床下地支持材12の離隔方向を第1方向と定義して符号L1を付す。また、第1方向および上下方向に直交する方向を第2方向と定義して符号L2を付す。さらに、上下方向には符号L3を付す。第1方向L1、第2方向L2および上下方向L3は、図1から図7、図9から図11に矢印で示している。
建築物Bは、床10の下側に構築された天井部20を有している。
天井部20は、例えば、床下地支持材12等の建築物構造材に支持(吊り木を介して建築物構造材に支持することを含む)された複数の野縁(図示略)と、複数の野縁によって複数配列状態に支持された天井パネルとを有する構造のもの等を採用できる。天井パネルとしては、例えば石膏ボード等の、天井パネルとして周知のものを採用できる。天井部20は、床10の床下地材11から下方に離隔した位置に組み立てられている。
図2は、第1実施形態の床構造の説明図であり、図1のP部における斜視図である。
図1および図2に示すように、床構造1は、互いに離隔して位置する床下地支持材12に支持された床下地材11の下方において、床下地支持材12に両端を固定して架設された梁状の架設体30と、床下地材11から下方に向けて延びる受け部材50と、架設体30と受け部材50との間に上下方向L3に直交する両側から挟み込まれた粘弾性体60と、を有する。
受け部材50は、床下地材11から下方に向けて延びる。受け部材50は、例えば金属材料により形成されている。受け部材50は、床下地材11の下面に沿って配置される板状の基部51と、基部51から下方に向けて延びる延出部53と、を有する。図示の例では、基部51は矩形板状に形成されている。また、延出部53は、第2方向L2に一様な厚みを有する矩形板状に形成され、基部51の第2方向L2における中間部から基部51に垂直に延出している。受け部材50は、第1方向L1から見て、T字状に形成されている。
基部51には、基部51をその厚み方向に貫通する固定具挿通孔51aが複数形成されている。受け部材50は、基部51の固定具挿通孔51aに挿通された例えばビス等の固定具55により、床下地材11の下面に取り付けられている。この際、延出部53の下端は、天井部20の上面に対して上方へ離間するように設けられている。また、図1に示す例では、受け部材50は、横架部11aの下面における中央部に取り付けられている。
図3は、図1のIII−III線における断面矢視図である。
図1および図3に示すように、架設体30は、梁状に形成され、床10と天井部20との間において、第1方向L1に互いに離隔して位置する2つの床下地支持材12に両端を固定して架設されている。架設体30は、受け部材50の延出部53との間に粘弾性体60を挟み込む一対の挟持部材31と、一対の挟持部材31により挟み込まれた状態で一対の挟持部材31間の間隔を保つ一対のスペーサ部材36と、を有する。
挟持部材31は、例えば金属材料により、長板状に形成されている。挟持部材31は、その厚みが第2方向L2、長手方向が第1方向L1となる向きで設けられている。挟持部材31の第1方向L1の長さ寸法は、互いに離隔して位置する床下地支持材12同士の離間距離よりも若干小さい程度となっている。挟持部材31の上下方向L3の幅寸法は、床下地材11と天井部20との離間距離よりも小さくなっている。挟持部材31の長手方向の両端部には、それぞれ複数のボルト孔33が上下に並んで形成されている。ボルト孔33は、それぞれ第1方向L1を長手方向とする長孔状に形成されている。
一対の挟持部材31は、受け部材50の延出部53に対して所定の間隔をあけた状態で延出部53の両側(第2方向L2両側)に配置されている。一対の挟持部材31は、第2方向L2から見て互いに重なるように配置されている。
スペーサ部材36は、例えば金属材料により形成されている。スペーサ部材36は、一対の挟持部材31同士により挟み込まれる板状のスペーサ主部39を有する。また、図示例のスペーサ部材36は、スペーサ主部39において一対の挟持部材31間に挟み込まれる端部とは反対側の端部からスペーサ主部39の両面に垂直に張り出すフランジ部37を有する。フランジ部37には、フランジ部37をその厚み方向に貫通する固定具挿通孔37aが形成されている。スペーサ部材36は、フランジ部37の固定具挿通孔37aに挿通された例えばビス等の固定具42により、床下地支持材12の側面12aにスペーサ主部39が床下地支持材12から第1方向L1に延在する向きで取り付けられている。
スペーサ部材36は、板状のスペーサ主部39の厚みが第2方向L2となる向きで床下地支持材12に固定されている。スペーサ主部39には、スペーサ主部39を第1方向L1に貫通する一対の固定具挿通孔39aが上下に並んで形成されている。
スペーサ部材36のうち第1方向L1の一方側に配置されたスペーサ部材36Aのスペーサ主部39は、一対の挟持部材31の第1方向L1における一端部同士により挟み込まれる。スペーサ部材36Aと一対の挟持部材31とは、各挟持部材31の一端部に形成されたボルト孔33、およびスペーサ主部39に形成された固定具挿通孔39aに挿通された、例えばボルト・ナット締結具等の締結具41Aにより締め付け固定されている。
また、スペーサ部材36のうち第1方向L1の他方側に配置されたスペーサ部材36Bのスペーサ主部39は、一対の挟持部材31の第1方向L1における他端部同士により挟み込まれる。スペーサ部材36Bと一対の挟持部材31とは、スペーサ部材36Aと一対の挟持部材31との固定と同様に、締結具41Bにより締め付け固定されている。
図2に示すように、粘弾性体60は、シート状に形成されており、各挟持部材31と受け部材50の延出部53との間にそれぞれ挟持部材31と延出部53との間隔方向に垂直に延在配置され、第2方向L2両側から挟み込まれている。粘弾性体60は、損失係数の高い粘弾性材料により形成することが望ましい。損失係数の高い粘弾性材料としては、例えばアスファルトやアスファルトを樹脂等により改質したもの、アスファルト以外の樹脂、ゴム等を用いることができる。本実施形態では、粘弾性体60として、アスファルトにより形成されたアスファルト系制振材を適用した場合について説明する。
粘弾性体60は、第2方向L2から見て矩形状に形成されている。粘弾性体60の第1方向L1の長さ寸法は、延出部53の第1方向L1の長さ寸法と同等となっている。粘弾性体60の上下方向L3の高さ寸法は、延出部53の上下方向L3の高さ寸法よりも若干小さくなっている。粘弾性体60は、アスファルトの粘着力により、挟持部材31および延出部53に対して貼り付いている。
なお、架設体30の一対の挟持部材31と、受け部材50の延出部53と、の間に粘弾性体60を挟み込んだ部分は、床下地材11の振動を減衰する機能を有している(詳細は後述)。以下では、この架設体30の一対の挟持部材31と、受け部材50の延出部53と、の間に粘弾性体60を挟み込んだ部分を「制振部70」と称する。
ここで、図3に示すように、一対の挟持部材31は、その両端部においてスペーサ部材36のスペーサ主部39を挟み込んでいる。このため、一対の挟持部材31同士の離間距離は、スペーサ主部39の第2方向L2における寸法により決定される。スペーサ主部39の第2方向L2における寸法を、受け部材50の延出部53の厚さ寸法と、一対の粘弾性体60の厚さ寸法と、を合わせた寸法よりも僅かに小さい程度に設定する。これにより、一対の挟持部材31は、各粘弾性体60を第2方向L2に過度に圧縮変形させることなく延出部53との間に挟み込んだ状態で保持することができる。
図1に示すように、床下地材11が上下方向L3に振動すると、床下地材11の下面に取り付けられた受け部材50は、床下地材11を支持する床下地支持材12に対して上下に振動する。すなわち、受け部材50は、床下地支持材12に両端が固定された架設体30に対して上下に振動する。ここで、受け部材50の延出部53と架設体30の挟持部材31との間に挟み込まれている粘弾性体60は、振動による架設体30に対する受け部材50の上下移動に伴って上下方向L3にせん断歪み変形する。粘弾性体60は、損失係数の高い粘弾性材料(本実施形態ではアスファルト)により形成されているため、変形する際に受け部材50の振動エネルギーを吸収することができる。したがって、床構造1は、制振部70において床下地材11の振動を減衰させることができる。
床構造1によれば、その構造上、架設体30よりも小型かつ軽量に形成可能な受け部材50の配置を調整することで、架設体30の挟持部材31と受け部材50の延出部53との間の距離を粘弾性体60の厚みに応じた適正な距離に調整することができる。このため、架設体30の挟持部材31と受け部材50の延出部53とにより粘弾性体60を挟み込む作業を容易に行うことが可能となる。
また、床構造1は、粘弾性体60が架設体30と受け部材50との間の間隔方向に延在する粘弾性体60の全体を、粘弾性体60の上下方向L3に沿うせん断歪み変形による床の上下方向L3の振動減衰に機能させるので、高い防音性能を容易に得ることができる。したがって、高い防音性能を有し施工性に優れる床構造1とすることができる。
また、後述する第2実施形態(図7参照)の床構造201では、架設体230と架設体230の片側に配置された受け部材250との間に粘弾性体260が配置されている。これに対して、本実施形態の床構造1では、一対の挟持部材31と受け部材50の延出部53との間にそれぞれ粘弾性体60が配置されている。すなわち、第2実施形態の床構造201では、粘弾性体260が受け部材250の片側に配置されているが、本実施形態の床構造1では、粘弾性体60が受け部材50の両側に配置されている。これにより、床構造1では、延出部53の両側の粘弾性体60により床下地材11の振動をより一層減衰させることができる。したがって、防音性能を向上させることができる。
また、床構造1は、一対の挟持部材31間の間隔を保つスペーサ部材36を有するため、一対の挟持部材31を所望の間隔をあけた状態で容易に配置することができる。これにより、一対の挟持部材31と受け部材50の延出部53とにより粘弾性体60を挟み込む力を安定させることが可能となるため、防音性能のバラつきを低減できる。したがって、信頼性の高い床構造1とすることができる。
[第1実施形態の変形例]
図4は、第1実施形態の変形例の床構造の側面図である。図5は、図4のV−V線における断面矢視図である。
図1および図3に示す第1実施形態では、一対の挟持部材31の第1方向L1における長さ寸法は、互いに離隔して位置する床下地支持材12同士の離間距離よりも若干小さい程度となっていた。また、スペーサ部材36は、その第1方向L1の寸法が挟持部材31の第1方向L1の寸法よりも格段に短いものを用いていた。これに対して図4および図5に示す変形例では、一対の挟持部材131の第1方向L1における長さ寸法は、第1実施形態における一対の挟持部材31の長さ寸法よりも十分に小さくなっている。また、第1方向L1の寸法が挟持部材31に比べて長いスペーサ部材36を用いている。
この構成によれば、挟持部材131の第1方向L1の長さが短くなることで、スペーサ部材36への一対の挟持部材131の取り付け作業が容易になる。したがって、施工性を向上させることができる。
[第2実施形態]
図6は、第2実施形態の床構造の側面図である。図7は、第2実施形態の床構造の説明図であり、図6のQ部における斜視図である。
図1に示す第1実施形態では、制振部70は1箇所形成されていた。これに対して図6に示す第2実施形態では、制振部270は第1方向L1に2箇所形成されている。また、図1および図2に示す第1実施形態では、架設体30(挟持部材31)は受け部材50の両側に配置されていた。これに対して図6および図7に示す第2実施形態では、架設体230は受け部材250の延出部253の片側のみに配置されている。なお、図1から図3に示す第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図6に示すように、床構造201は、架設体230と、一対の受け部材250と、一対の粘弾性体260と、を設けた構成となっている。さらに、床構造201は、架設体230と一対の受け部材250との間にそれぞれ粘弾性体260を挟み込んだ一対の制振部270を有している。
図6および図7に示すように、受け部材250は、例えば金属材料により、第1方向L1から見てL字状に屈曲形成された板状の部材である。受け部材250は、床下地材11の下面に沿って配置される板状の基部251と、基部251の第2方向L2における一端縁から下方に向けて基部251に垂直に延びる延出部253と、を有する。図示の例では、基部251は、矩形板状に形成されている。また、延出部253は、第2方向L2に一様な厚みを有する矩形板状に形成されている。
基部251には、基部251をその厚み方向に貫通する固定具挿通孔251aが複数形成されている。受け部材250は、基部251の固定具挿通孔251aに挿通された固定具55により、床下地材11の横架部11aの下面に取り付けられている。延出部253の下端は、天井部20の上面に対して上方へ離間するように設けられている。また、一対の受け部材250は、第1方向L1に間隔をあけるとともに、第2方向L2から見て、横架部11aの中央部を通り第1方向L1に直交する面に対して面対称に配置されている。
図6に示すように、架設体230は、梁状に形成され、第1方向L1に離隔して位置する床下地支持材12に両端を固定して架設されている。架設体230は、第1方向L1に沿って(すなわち床下地材11に沿って)延在して床下地支持材12に両端が固定される架設体主部244と、架設体主部244の延在方向の一部からその上方へ突出された一対の上側張出部247と、を有する。
架設体主部244は、例えば金属材料により、長板状に形成されている。架設体主部244は、その厚みが第2方向L2、長手方向が第1方向L1となる向きで設けられている。架設体主部244の両端部には、架設体主部244の端部から上方に向かって延びる矩形板状の固定部245が形成されている。各固定部245には、固定部245をその厚さ方向に貫通する一対の固定具挿通孔245aが上下方向に並んで形成されている。固定具挿通孔245aは、それぞれ第1方向L1を長手方向とする長孔状に形成されている。架設体主部244は、受け部材250の延出部253に対して所定の間隔をあけた状態で、固定部245の固定具挿通孔245aに挿通された固定具42により、床下地支持材12に取り付けられている。
図6および図7に示すように、上側張出部247は、架設体主部244の上端縁から連続して上方に向かって張り出している。上側張出部247は、第2方向L2から見て矩形の板状に形成されている。上側張出部247の第1方向L1の幅寸法は、受け部材250の延出部253の第1方向L1における幅寸法と同等となっている。一対の上側張出部247は、第2方向L2から見て、それぞれ受け部材250の延出部253と重なる位置に設けられている。上側張出部247は、受け部材250の延出部253との間に粘弾性体260を架設体主部244とともに挟み込んでいる。
粘弾性体260は、第1実施形態の粘弾性体60と同様に、例えばアスファルト系制振材により形成されている。粘弾性体260は、シート状に形成され、受け部材250の延出部253と架設体230との間の間隔方向に垂直の方向に延在配置されている、図示例の粘弾性体260は、第2方向L2から見て矩形状に形成されている。粘弾性体260の第1方向L1の長さ寸法は、延出部253の第1方向L1の長さ寸法と同等となっている。粘弾性体260は、第2方向L2から見て、受け部材250の延出部253と重なるように配置されている。また、粘弾性体260は、第2方向L2から見て、下端部が架設体230の架設体主部244と重なるとともに、上端縁が上側張出部247の上端縁と上下方向L3において同じ位置となるように配置されている。粘弾性体260は、架設体主部244、上側張出部247および延出部53に貼付されている。架設体230と、受け部材250の延出部253と、の間に粘弾性体260を挟み込んだ部分は、床下地材11の振動を減衰させる制振部270となっている。
図8は、床下地材の振動を表す模式図である。
図8に示すように、上下に振動する床下地材11において、その振動モードにより振動の腹および節の位置は異なる。具体的に、床下地材11が1次モードの曲げ振動(図8における1点鎖線で示す振動)で振動している場合には、振動の腹が床下地材11の横架部11aの中央部に生じる。これに対して、床下地材11が2次モードの曲げ振動(図8における2点鎖線で示す振動)で振動している場合には、一対の振動の腹がそれぞれ床下地材11の横架部11aの中央部よりも外側において、横架部11aの中央部を挟んで対称な位置に生じる。
床の防音性能を示す基準として、重量床衝撃音の評価を行う場合がある。この場合には、多くの建築物において63Hz帯域の床衝撃音レベルが最も問題になる。このため、重量床衝撃音に対する遮音等級のランクを上げるためには、63Hz帯域の音を低減させる必要がある。この63Hz帯域の音を発生させる振動の振動モードは、床下地材の材質や厚み、構造によって変化する。したがって、重量床衝撃音に対する遮音等級のランクを上げるためには、床下地材の材質や厚み、構造に応じて粘弾性体(制振部)を配置する数や位置を調整することが有効である。
本実施形態の床構造201は、制振部270が第1方向L1に沿って2個所に設けられているため、床下地材11の2次モードの曲げ振動における振動の腹の部分に制振部270を設けることができる。すなわち、床構造201は、床下地材11の2次モードの曲げ振動の振動抑制に対応している。これにより、床下地材11の振動をより確実に抑制でき、防音性能を向上させることができる。
なお、建築物によっては63Hz帯域以外(例えば125Hz帯域)の振動を抑制する必要があり、この場合には抑制する振動の固有振動数に応じて粘弾性体(制振部)を可変的に設置することで、上述した効果を奏功させることができる。
また、架設体230は、床下地支持材12に両端が固定される架設体主部244と、架設体主部244の延在方向の一部からその上方へ突出され、受け部材250の延出部253との間に粘弾性体260を架設体主部244とともに挟み込む上側張出部247と、を有するため、上側張出部247により粘弾性体260との接触面積を確保できる。これにより、架設体主部244の上下方向L3の寸法を小さく設定しつつ、粘弾性体260を架設体230と受け部材250とにより確実に挟み込んだ状態とすることができる。したがって、粘弾性体260による床下地材11の振動の減衰効率を低下させることなく架設体230を小型化できる。
また、架設体230が、架設体主部244と、架設体主部244からその上方へ突出された上側張出部247と、を有するため、床下地材11と架設体主部244との間に少なくとも上側張出部247の上下方向における高さ寸法分の空間を設けることができる。このため、床下地材11と架設体主部244との間に、建築物Bの設置された配管等を配置することができる。したがって、床下地材11と天井部20との間の空間の有効利用を可能とすることができる。
また、上側張出部247を架設体主部244の延在方向複数個所に設けることで、簡素な構成で複数の粘弾性体260を受け部材250との間に挟み込むことができる。したがって、防音効果の向上を低コストで実現できる。
また、上側張出部247は、長板状の架設体主部244から連続する板状であるため、剛性の高い架設体230とすることができる。これにより架設体230は、粘弾性体260を介して作用する床下地材11の振動を受け止めることができる。したがって、粘弾性体260において床下地材11の振動を確実に抑制できる。
なお、本実施形態では制振部270が第1方向L1に沿って2個所設けられていたが、これに限定されず、制振部は3個所以上に設けられていてもよい。
[第2実施形態の第1変形例]
図9は、第2実施形態の第1変形例の床構造の説明図であり、図6のQ部に相当する部分における斜視図である。
図9に示す第1変形例では、受け部材350に落下規制部357が設けられている点で、図6に示す第2実施形態と異なっている。なお、図6および図7に示す第2実施形態と同様の構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する(以下の変形例についても同様)。
受け部材350は、延出部253の上部から水平方向に沿って架設体230側に向かって張り出すとともに、下方に向かって屈曲して架設体230を挟んで延出部253とは反対側に延びる落下規制部357が設けられている。落下規制部357は、架設体230に上方から係合することで、受け部材350が架設体230から下方へ落下することを規制する。
この構成によれば、受け部材350が落下規制部357を有するため、例えば地震や火災等により受け部材350が床下地材11(図6参照)から脱落した際に、落下規制部357が架設体230に係合して受け部材350が架設体230から下方へ落下することを防止できる。
[第2実施形態の第2変形例]
図10は、第2実施形態の第2変形例の床構造の説明図であり、図6のQ部に相当する部分における斜視図である。
図6および図7に示す第2実施形態では、上側張出部247は、第1方向L1において粘弾性体260の長さ寸法と同等の長さ寸法を有する矩形板状に形成されていた。これに対して、図10に示す第2変形例では、上側張出部447は、第1方向L1において粘弾性体260の長さ寸法よりも大きい長さ寸法を有する矩形板状に形成されていてもよい。
この構成によれば、上側張出部447は、第1方向L1において粘弾性体260よりも大きく形成されているため、床下地支持材12(図6参照)への架設体430の固定位置が第1方向L1にずれた場合であっても、粘弾性体260を受け部材250の延出部253と上側張出部447との間に挟み込むことができる。
[第2実施形態の第3変形例]
図11は、第2実施形態の第3変形例の床構造の説明図であり、図6のQ部に相当する部分における斜視図である。
図6および図7に示す第2実施形態では、上側張出部247は、矩形板状に形成されていた。これに対して、図11に示す第3変形例では、上側張出部547は、第2方向L2から見て、下方から上方に向かうにしたがい第1方向L1の寸法が縮小する台形状に形成されていてもよい。
この構成によれば、上側張出部547は、粘弾性体260を介して作用した下方への力を、架設体主部244にその長手方向(第1方向L1)に広く分散して伝達させることができる。このため、架設体530の下方への力に対する強度を向上させることができる。
なお、図11に示す例では、上側張出部547の第1方向L1における両側の端縁が上下方向L3に対して傾斜しているが、これに限定されず、上側張出部の第1方向L1における一方側の端縁のみが上下方向L3に対して傾斜していてもよい。
なお、上記第2実施形態およびその変形例では、上側張出部247,447,547は、各受け部材250に対応する位置に各別に設けられているが、これに限定されるものではない。上側張出部は、複数の受け部材250に対応する位置に亘って、第1方向L1に沿って連続して設けられてもよい。この場合、上側張出部の第1方向L1における端縁は、上下方向L3に対して傾斜していてもよいし、上下方向L3に沿うように設けられていてもよい。これにより、架設体の上下方向の寸法が大きくなり、架設体に作用する下方への力に対する強度を向上させることができる。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、上記実施形態においては、各制振部が1個の受け部材を有しているが、これに限定されず、例えば各制振部は一対の受け部材を有していてもよい。具体的に、各制振部は、架設体の両側に配置された一対の受け部材と、一対の受け部材と架設体との間にそれぞれ配置された一対の粘弾性体と、を有する構成であってもよい。
また、上記実施形態においては、粘弾性体が架設体および受け部材に対してアスファルトの粘着力により貼り付いているが、これに限定されるものではない。粘弾性体は、架設体および受け部材に対して、例えば接着剤や粘着テープ、両面テープ等の他の部材を用いて貼り付けられていてもよい。
図12は、制振部の他の例を示す説明図であり、第1方向L1に直交する面における制振部の断面図である。
また、粘弾性体は、架設体および受け部材に形成された掘込部に嵌め込む構成であってもよい。
具体的に、図12に示すように、制振部270は、架設体230における受け部材250に対向する面に形成された掘込部230aと、受け部材250の延出部253における架設体230に対向する面に形成された掘込部253aと、両掘込部230a,253aに嵌め込まれた粘弾性体660と、を備えている。このように、粘弾性体660を架設体230および受け部材250に嵌め込ませることで、架設体230と受け部材250との間からの脱落を防止しつつ、架設体230と受け部材250との間に挟み込んだ状態で保持することができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1,201…床構造 11…床下地材 12…床下地支持材(建築物構造材) 30,230,430,530…架設体 31,131…挟持部材 36…スペーサ部材 50,250,350…受け部材 60,260…粘弾性体 70,270…制振部 244…架設体主部 247,447,547…上側張出部 357…落下規制部 L3…上下方向

Claims (8)

  1. 互いに離隔して位置する建築物構造材に支持された床下地材の下方において、前記建築物構造材に両端を固定して架設された梁状の架設体と、
    前記床下地材から下方に向けて延びる受け部材と、
    前記架設体と前記受け部材との間に上下方向に直交する両側から挟み込まれた粘弾性体と、
    を有する、
    ことを特徴とする床構造。
  2. 前記架設体は、前記受け部材との間に前記粘弾性体を挟み込む一対の挟持部材を備え、
    前記一対の挟持部材は、前記受け部材の両側に配置され、
    前記一対の挟持部材と前記受け部材との間にそれぞれ前記粘弾性体が配置されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の床構造。
  3. 前記架設体は、前記一対の挟持部材により挟み込まれた状態で前記一対の挟持部材間の間隔を保つスペーサ部材を有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の床構造。
  4. 前記架設体と前記受け部材との間に前記粘弾性体を挟み込んだ制振部を、前記架設体の延在方向複数個所に有する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の床構造。
  5. 前記架設体は、
    前記床下地材に沿って延在して前記建築物構造材に両端が固定される架設体主部と、
    前記架設体主部の延在方向の一部からその上方へ突出され、前記受け部材との間に前記粘弾性体を前記架設体主部とともに挟み込む上側張出部と、
    を有する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の床構造。
  6. 前記上側張出部は、前記架設体主部の延在方向複数個所に設けられている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の床構造。
  7. 前記架設体主部は、長板状であり、
    前記上側張出部は、前記架設体主部から連続する板状である、
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の床構造。
  8. 前記受け部材は、前記架設体にその上方から係合することで前記架設体から下方へ落下することを規制する落下規制部を有する、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の床構造。
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