JP2016221638A - ワークの案内装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークの案内装置において、ワークを安定的かつ円滑に案内する。
【解決手段】ワーク1の案内装置30は、ワーク1の通り抜けを許容する穴32cが形成された固定シュータ32と、穴32cの閉塞状態と穴32cからの退避状態との間で揺動する第1の板状部33a及び第2の板状部33bを有する回動シュータ33とを備え、第1の板状部33aが閉塞状態のとき、ワーク1が第1の板状部33aの上を通過させ、第2の板状部33bが閉塞状態で、第2の板状部33bの上を通過するワーク1を第2の板状部33bの上に保持し、第2の板状部32bの退避状態への切り替えにより、第2の板状部33bの上に保持されたワーク1を、第2の板状部33bを介して穴32cから通り抜けさせる。
【選択図】図3

Description

本発明は、ワークの案内装置に関する。
自動旋盤等の工作機械で加工されたワークを案内する案内装置として、ワークを案内する案内部を備え、案内部に、ワークの通り抜けを許容する開口部を形成するとともに、開口部を開閉自在に閉塞する閉塞部を揺動自在に設け、閉塞された開口部の上を通過する移動経路と開口状態の開口部を通り抜ける移動経路とを有するものが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開平7−328552号公報 特開2002−36227号公報
しかし、開口状態の開口部を通り抜ける移動経路によってワークを案内する場合、ワークの移動方向が急激に変化するため、ワークを安定的かつ円滑に案内することができない場合がある。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、ワークを安定的かつ円滑に案内することができるワークの案内装置を提供することを目的とする。
本発明は、ワークの通り抜けを許容する開口部が形成された、前記ワークを案内する案内部と、前記開口部の閉塞状態と前記開口部からの退避状態との間で揺動する複数の閉塞部と、を備え、前記各閉塞部のうち択一的に選択された特定の閉塞部が前記閉塞状態のとき、前記ワークが前記特定の閉塞部の上を通過する移動経路を形成し、選択された他の閉塞部の前記閉塞状態で、前記他の閉塞部の上を通過する前記ワークを前記他の閉塞部の上に保持し、前記他の閉塞部の前記退避状態への切り換えにより、前記他の閉塞部上の前記ワークを、前記開口部から通り抜けさせる移動経路を形成するように、複数の前記閉塞部が一体に形成されているワークの案内装置である。
本発明に係るワークの案内装置によれば、ワークを安定的かつ円滑に案内することができる。
(A)は本発明の一実施形態であるワークの案内装置を含む自動旋盤システムを示す平面図、(B)は(A)におけるアンローダの本体を示す図である。 案内装置を示す斜視図(第1の閉塞部が穴を閉塞している状態)である。 案内装置を示す断面図(第1の閉塞部が穴を閉塞している状態)である。 案内装置を示す斜視図(第2の閉塞部が穴を閉塞している状態)である。 案内装置を示す断面図であり、(A)は第2の閉塞部が穴を閉塞している状態、(B)は(A)の状態から第1の閉塞部が穴を閉塞している状態に戻った様子、をそれぞれ示す。 (A)は回動シュータを示す斜視図、(B)は回動シュータにシリンダ連結部材が接合されたものを示す斜視図、をそれぞれ示す。
以下、本発明に係るワークの案内装置の実施の形態について、図面を参照して説明する。
<自動旋盤システムの構成>
自動旋盤システム100は、図1(A)に示すように、自動旋盤10と、アンローダ20と、案内装置30とを備えている。
自動旋盤10は4つのモジュール11,12,13,14を備え、各モジュール11,12,13,14は、それぞれが加工対象のワーク1を把持、回転させる主軸と、ワーク1を加工する工具を保持した刃物台と、を備えている。ワーク1は、その種類に応じて、例えば、モジュール11から、モジュール12、モジュール13、モジュール14へと順次受け渡される加工経路Aで加工が進むものと、モジュール11,12を経ずにモジュール13からモジュール14に受け渡される加工経路Bで加工が進むものとがある。
加工経路Aで加工されたワーク1Aと加工経路Bで加工されたワーク1Bとは外形形状等が異なるものとなる。加工経路Aで加工を進めるか、又は加工経路Bで加工を進めるかの別は、自動旋盤システム100の制御装置により設定される。
アンローダ20は、モジュール14で加工された、外周面の断面輪郭が円に形成されたワーク1(ワーク1A又はワーク1B)を受け取り、案内装置30に受け渡す。アンローダ20は、モジュール14の側方に、モジュール14の主軸に沿って延びたレール22及びボールねじ23と、ボールねじ23の回転によりレール22に沿って移動する本体21とを備えている。図1(A)において、(1),(2),(3)は、本体21が移動したときのレール22上での代表的な位置を示す。
本体21は、図1(B)に示すように、レール22及びボールねじ23に案内される基部21aと、基部21aに対してレール22と平行な軸心M回りに鉛直姿勢((4)の位置)と水平姿勢((5)の位置)との間で回転するアーム21bと、アーム21bの先端に設けられ、閉じることでワーク1を把持し開くことでワーク1を離す爪21cとを備えている。
アーム21bは、例えば入れ子構造により、長手方向に伸縮自在となっている。
ボールねじ23の回転による基部21aの移動、アーム21bの回転と伸縮、及び爪21cの開閉は、自動旋盤システム100の制御装置により設定される。
<案内装置の構成>
案内装置30は、図2〜5に示すように、ワークセット部31と、固定シュータ32と、回動シュータ33と、エアシリンダ34とを備えている。
ワークセット部31は、図3に示すように、アンローダ20により、加工後のワーク1が載せられる部分である。ワークセット部31は、下降及び上昇するセット台31aと、セット台31aが上昇した位置のときはセット台31aよりも下方にあり、セット台31aが下降した位置のときはセット台31aよりも上方となる傾斜した底板31bとを有している。底板31bの傾斜方向は、載せられたワーク1の軸心Nに直交する方向となっている。
セット台31aの昇降は、自動旋盤システム100の制御装置により設定される。
固定シュータ32は、滑り台状に形成されていて、傾斜して形成された底面となる案内面32aと、案内面32aの両側部に立ち上がったガード壁32bとを備えている。
案内面32aの上端は、底板31bの傾斜方向の下端に連なっていて、案内面32aの傾斜方向は、ワーク1の軸心Nに直交する方向となっている。案内面32aの水平面に対する傾斜角度は、底板31bの水平面に対する傾斜角度よりも大きい。
案内面32aの傾斜方向の略中央部に、開口部を構成する穴32cが、ワーク1の通り抜けを許容する大きさで貫通して形成されている。
穴32cよりも傾斜方向の下方の裏面側には、支持部32eが形成されている。
回動シュータ33は図6(A)に示すように、穴32cを閉塞する閉塞部を構成し、案内面32aに沿って穴32cを閉塞する大きさにそれぞれ形成された第1の板状部材33aと、第2の板状部材33bとを備えている。第1の板状部材33aと第2の板状部材33bとは、接合部材33cを介して所定の角度を以て一体的に接合されている。
所定の角度は、案内面32aの傾斜角度(案内面32aと水平面とのなす角度(鋭角側の角度))よりも大きく設定されている。
第1の板状部材33aは先端に、第2の板状部材33bに近付く方向に湾曲して形成された導入部33fを有している。
第2の板状部材33bは、全体として断面がL字状に一体的に形成されている。
第2の板状部材33bは、両側部にそれぞれ、第1の板状部材33aに近付く方向に立ち上がったガード壁33hを有している。
回動シュータ33は、図3,5に示されるように、第2の板状部材33bの軸穴33eに、支持部32eに支持された軸36が通されることで、固定シュータ32に対して軸36の軸心C回りに揺動自在に支持されている。
エアシリンダ34は、ワークセット部31の下方の基台31cに取り付けられたシリンダ34aと、シリンダ34aに対して進退するピストンロッド34bとを備えている。
ピストンロッド34bの先端部34cは、第2の板状部材33bに一体的に接合されたシリンダ連結部材35の穴35aに、ピン35bで連結されている。
エアシリンダ34を駆動部とし、ピストンロッド34bの進退によって、回動シュータ33は、軸心C回りに第1の板状部材33aが穴32cを閉塞した状態と第2の板状部材33bが穴32cを閉塞した状態との間で揺動駆動される。
エアシリンダ34へのエアの供給の制御は、自動旋盤システム100の制御装置により設定される。
なお、ガード壁32bの、案内面32aの傾斜方向に沿った穴32cに対応する部分には、第2の板状部材33bのガード壁33hを逃げる切欠き32dが形成されている。第2の板状部材33bが穴32cを閉塞した状態(図5(A)参照)においては、固定シュータ32のガード壁32bに形成された切欠き32dに、第2の板状部材33bのガード壁33hがそれぞれ収容される。
<案内装置の作用>
以上のように構成された自動旋盤システム100によると、アンローダ20は、本体21がレール22に沿って移動して図1(A)の(1)の位置に到達する。その後、アーム21bが水平状態(図1(B)の(5)の位置)に回転する。
アンローダ20は、爪21cを開いた状態でモジュール14に向かってアーム21bを伸長する。爪21cが、モジュール14に把持されたワーク1の位置まで到達すると、爪21cを閉じてワーク1を保持する。モジュール14が、例えば主軸のチャックを開き、主軸を後退させ、ワーク1を離すことにより、ワーク1はアンローダ20に受け渡される。
アンローダ20は、ワーク1を受け取った後、アーム21bを縮め、その後、アーム21bを鉛直状態(図1(B)の(4)の位置)に回転する。アンローダ20は、本体21がレール22に沿って移動することにより図1(A)の(2)の位置を通り、(3)の位置に到達する。
その後、アーム21bが水平状態(図1(B)の(5)の位置)に回転する。アンローダ20は、案内装置30のワークセット部31に向かってアーム21bを伸長する。爪21cが、上昇した位置にあるセット台31a(図3参照)に到達すると、爪21cを開き、ワーク1はセット台31aに載せられる。
アンローダ20は、その後、アーム21bを縮め、アーム21bを鉛直状態(図1(B)の(4)の位置)に回転し、停止する。
セット台31aはワーク1が載せられた後に下降する。セット台31aが下降する過程で、セット台31aに載せられていたワーク1の支持が、セット台31aよりも上方に位置する底板31bに移行する。
底板31bは傾斜しているため、支持されたワーク1は、その傾斜方向に沿って底板31bを滑り(転がりも含む)落ち、続いて、固定シュータ32を案内部として、底板31bに連なった固定シュータ32の案内面32aを滑り落ちる。
ここで、自動旋盤システム100の制御装置は、セット台31aにセットされたワーク1が、加工経路Aで加工されたワーク1Aであるか、又は加工経路Bで加工されたワーク1Bであるかの別に応じて、エアシリンダ34を制御する。
具体的には、ワーク1がワーク1Aである場合は、制御装置はエアシリンダ34を縮状態とし、回動シュータ33を、穴32cが、図2,3に示すように、第1の板状部材33aで閉塞される揺動状態とする。
第1の板状部材33aの穴32cの閉塞状態によって、案内面32aに滑り落ちたワーク1Aは、案内面32aの一部となった第1の板状部材33aの上面を通過して案内面32aの下端まで形成された移動経路に沿って滑り落ちる。案内面32aの下端の先に、ワーク1A用の回収箱41を配置することによって、ワーク1Aを回収箱41に収容することができる。
一方、ワーク1がワーク1Bである場合は、制御装置はエアシリンダ34を伸長させ、回動シュータ33を、穴32cが、図4,5(A)に示すように、第2の板状部材33bで閉塞される揺動状態とする。これにより、第1の板状部材33aは、穴32cからの退避状態となり、案内面32aよりも上側に立ち上がる。
第2の板状部材33bの穴32cの閉塞状態によって、案内面32aに滑り落ちたワーク1Bは、第1の板状部材33aと一体的に立ち上がる接合部材33cの裏面に当たって、案内面32aの一部となった第2の板状部材33bの上面の移動が規制され、第2の板状部材33bの上で保持される。接合部材33cは、第2の板状部材33bの上でワーク1を受け止めてワーク1の移動を規制した状態で保持するワーク受け止め部となっている。接合部材33cの表面には、図3,5に示すように、ワーク1を受け止める際の衝撃を吸収するゴム等の衝撃吸収部材33gが設置され、ワーク1は、衝撃吸収部材33gに当たって停止する。
次いで、制御装置がエアシリンダ34を縮状態とすることによって、図5(B)に示すように回動シュータ33が揺動して、第1の板状部材33aが穴32cを閉塞した状態に戻るとともに、第2の板状部材33bが穴32cから退避状態となり、第2の板状部材33bの上に保持されたワーク1は、穴32cを通り抜けて、案内面32aの下方側に移動する。
この状態で、第2の板状部材33bは先端側(図5(B)において右端側)が下がった傾斜状態となる。したがって、第2の板状部材33bに支持されているワーク1Bは、第2の板状部材33bの先端である下端まで形成された移動経路に沿って滑り落ちる。第2の板状部材33bの下端の先に、ワーク1B用の回収箱42を配置することによって、ワーク1Bを回収箱42に収容することができる。
以上のように、本実施形態のワーク1の案内装置30によれば、回動シュータ33を揺動させることで、ワーク1の種類(ワーク1A、ワーク1B)に応じて、ワーク1を移動させる2つの移動経路を形成することができる。そして、各移動経路に対応して、ワーク1の種類に対応した回収箱41,42を配置しておくことにより、回収箱41には対応した種類のワーク1Aだけを収容し、回収箱42には対応した種類のワーク1Bだけを収容することができる。
しかも、いずれの移動経路にワーク1を振り分ける状態であっても、固定シュータ32の案内面32aに形成された穴32cを閉塞した状態に維持することができる。
また、ワーク1Bの移動経路については、案内面32aに形成された穴32cから下方に単純に自由落下させる構造とは異なり、接合部材33cを介して第1の板状部材33aによってワーク1Bを一旦停止させた後に、第2の板状部材33bを滑らせて回収箱42に導くため、単に穴32cから自由落下させるものに比べて、ワーク1Bの外表面に傷が付いたり、自由落下中にワーク1Bの姿勢が変わるのを防止又は抑制することができる。つまり、本実施形態の案内装置30によれば、ワーク1を安定的かつ円滑に、対応する回収箱41又は回収箱42に案内することができる。
また、本実施形態の案内装置30は、第1の板状部材33aによってワーク1Bを受け止めた状態(第2の板状部材33bが穴32cを閉塞した状態)から第1の板状部材33aが穴32cを閉塞した状態に戻るとき、ピストンロッド34bの縮む長さを段階的に変化させてもよい。
この場合、ピストンロッド34bの縮む長さに応じて、第2の板状部材33bの傾斜角度が変化するため、傾斜角度の異なる複数の移動経路を形成することができる。これにより、案内装置30は、各移動経路に対応させて複数の回収箱を配置することにより、ワーク1Bとして複数種類のものを、対応する回収箱に選択的に回収することも可能になる。
本実施形態の案内装置30は、第1の板状部材33aの先端の導入部33fが湾曲して形成されているため、図3に示すように、第1の板状部材33aが穴32cを閉塞している状態で、導入部33fが、導入部33fに隣接する案内面32aよりも低くなる。この結果、案内面32aを滑り落ちたワーク1Aを円滑に第1の板状部材33aの上面に載せることができる。
なお、第2の板状部材33bについても、その先端を、第1の板状部材33aから遠ざける方向に湾曲した導入部を形成してもよい。
本実施形態の案内装置30は、第2の板状部材33bの両側部にガード壁33hが形成されているため、図5(B)に示すように、第2の板状部材33bを滑り落ちるワーク1Bが側方に落下するのを防止することができる。
なお、第1の板状部材33aについても、その両側部にガード壁を形成してもよい。
本実施形態の案内装置30は、案内面32aの両側部にもガード壁32bが形成されているため、案内面32aを滑り落ちるワーク1A,1Bが側方に落下するのを防止することができる。
第2の板状部材33bのガード壁33hが、ガード壁32bの切欠き32dに収容されることによって、ガード壁33hと固定シュータ32との干渉が防止される。
本実施形態の案内装置30は、ワーク受け止め部として機能する接合部材33cに衝撃吸収部材33gが備えられているため、ワーク1Bを受け止める際の衝撃を軽減することができる。
なお、本発明に係るワークの案内装置は、衝撃吸収部材を備えていなくてもよい。
本実施形態の案内装置30は、第1の板状部材33aと接合部材33cとが一体化されていることで、第1の板状部材33aが、第2の板状部材33bの上でワーク1の移動を規制する機能も発揮するように構成されているが、第1の板状部材33a自体をワーク受け止め部として、ワーク1を受け止め、第2の板状部材33b上にワーク1を保持することもできる。また、第1の板状部材33aとは別体のワーク受け止め部を、第2の板状部材33b側に一体的に設けることもできる。
本実施形態の案内装置30は、案内面32aが、断面輪郭が円に形成されているワーク1の軸心Nに略直交する方向に傾斜しているため、ワーク1を案内面32aの傾斜方向に沿って転がして滑り落とすことができる。
本実施形態の自動旋盤システム100は、自動旋盤10が4つのモジュール11,12,13,14を備えていて、加工経路の違いで生成された2つの異なるワーク1A,1Bを対象としたが、本発明に係るワークの案内装置は、この形態の自動旋盤10で生成されたワーク1A,1Bを対象とするものに限定されない。
したがって、本発明に係るワークの案内装置は、1つのモジュールで2種類のワーク1A,1Bが生成される場合であっても、その1つのモジュールで生成された2種類のワーク1A,1Bを振り分け対象とすることができる。また、振り分けの対象となるワークが1種類であっても、例えば、良品と不良品というような状態の異なる2つのワークを別々の回収箱に収容する場合等にも、本発明のワークの案内装置を適用することができる。
1,1A,1B ワーク
30 案内装置
31 ワークセット部
31a セット台
31b 底板
31c 基台
32 固定シュータ
32a 案内面
32c 穴
33 回動シュータ
33a 第1の板状部材(閉塞部)
33b 第2の板状部材(閉塞部)
33c 接合部材(ワーク受け止め部)
33g 衝撃吸収部材
34 駆動部
41,42 回収箱
100 自動旋盤システム
A,B 加工経路
C,M,N 軸心

Claims (5)

  1. ワークの通り抜けを許容する開口部が形成された、前記ワークを案内する案内部と、
    前記開口部の閉塞状態と前記開口部からの退避状態との間で揺動する複数の閉塞部と、を備え、
    前記各閉塞部のうち択一的に選択された特定の閉塞部が前記閉塞状態のとき、前記ワークが前記特定の閉塞部の上を通過する移動経路を形成し、選択された他の閉塞部の前記閉塞状態で、前記他の閉塞部の上を通過する前記ワークを前記他の閉塞部の上に保持し、前記他の閉塞部の前記退避状態への切り換えにより、前記他の閉塞部上の前記ワークを、前記開口部から通り抜けさせる移動経路を形成するように、複数の前記閉塞部が一体に形成されているワークの案内装置。
  2. 前記閉塞部の先端に、下方に湾曲して形成された導入部を備えた請求項1に記載のワークの案内装置。
  3. 前記閉塞部の側部に、ガード壁が形成された請求項1又は2に記載のワークの案内装置。
  4. 前記案内部の側部にガード壁が形成され、
    前記案内部のガード壁に、前記閉塞部のガード壁を逃げる切欠きが形成された請求項3に記載のワークの案内装置。
  5. 前記他の閉塞部の上を通過する前記ワークを受け止めて移動を規制することで前記ワークを前記他の閉塞部の上に保持するワーク受け止め部が、前記特定の閉塞部側又は前記他の閉塞部側に一体に形成され、前記特定の閉塞部によって前記ワークを前記他の閉塞部の上に保持する請求項1から4のうちいずれか1項に記載のワークの案内装置。
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