JP2016220909A - シャワーヘッド - Google Patents

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貴敏 山下
Takatoshi Yamashita
貴敏 山下
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【課題】シャワー水中に混入させた気泡によるマッサージ機能が発揮でき、この気泡によって濾材との化学反応を促進して、水道水中に残留している塩素の除去が行え、さらには、気泡による節水機能をも果たすことのできるシャワーヘッドを提供すること。【解決手段】シャワーヘッド本体10を、使用時の把持部分となり、濾材を入れたカートリッジ40が収納される収納室11を有した下部本体10Aと、この下部本体10A上に連結されて、シャワー板20が取り付けられる上部本体10Bとに分けるとともに、上部本体10B内に、収納室11に連通するベンチュリー部30、及びその下流側になる連通路12を設け、上部本体10Bのシャワー板20の背面となる内面に、連通路12に連通する混合空間13を形成するとともに、ベンチュリー部材30直後の連通路12内に、外気を導入する吸気通路14を連通させたこと。【選択図】図2

Description

本発明は、洗髪や身体洗浄の際に使用するシャワーヘッドに関し、特に、水道水中に残留している塩素の除去と、気泡によるマッサージ機能を併せ持ったシャワーヘッドに関するものである。
洗髪や身体洗浄に使用するシャワーヘッドは、生活習慣の多様化に伴って、近年では例えば特許文献1や特許文献2等において、種々な機能を付加したものが提案されてきており、出願人も特許文献3等において種々なものを提案してきている。
この種のシャワーヘッドで求められている代表的な機能は、
(イ)水道水中に残留している塩素の除去
(ロ)シャワー水中に混入された気泡によるマッサージ機能
(ハ)節水機能
であるが、手で持って使用する程度の大きさのシャワーヘッド中に、それぞれ全く異なるこれら全ての機能を同時に発揮させるようにするには、少々工夫が要る。
特開2000−350670号公報、要約、代表図 特開2009−78140号公報、要約、代表図 特許第3747323号掲載公報
特許文献1には、「水道水に含まれる残留塩素(特に次亜塩素酸本体連結部10DOシャワーヘッド本体10lなどの遊離残留塩素)は人の肌や毛髪に悪影響を及ぼすことから、水道水に含まれる残留塩素を中和する機能を持った脱塩素機能付きシャワーヘッドが開発されている。これら脱塩素機能付きシャワーヘッドは、シャワーヘッドを構成する握り部またはヘッド部に、亜硫酸カルシウムやアスコルビン酸(ビタミンシャワーヘッド本体10)などの塩素中和剤を収容したカートリッジを取り付け、このカートリッジよりシャワーヘッド内を流れる水道水に上記塩素中和剤の水溶液を放出させるものである。このようなシャワーヘッドによれば、塩素中和剤と水道水に含まれる残留塩素とが化学反応して残留塩素を無害な塩素化合物に変えることになる。」旨の記載がある。
そして、この特許文献1には、「混入剤カートリッジ内の空気を速やかに排除し、使用中は混入剤溶液を撹拌して濃度差をなくすることができ、かつ水道水の流量に見合った適切な量で放出することができ、さらに不使用時には混入剤溶液の漏れを抑制することができ、よって水道水に過剰な混入剤溶液を混合するのを回避できて、カートリッジの交換期間を長くすることができる混入溶液除放機能付き給水器を提供する」ことを課題とした「混入溶液除放機能付き給水器」が提案されており、この混入溶液除放機能付き給水器は、図5にも示すように、「給水通路4を有する本体1に、混入剤溶液が収容された混入剤カートリッジ10と、給水通路4を流れる水により回転駆動され上記カートリッジ10を回転させる回転羽根15を設け、上記カートリッジ10にこの内部の溶液を給水通路4に流出させる徐放口12を形成し、この徐放口12は使用しないときの姿勢でカートリッジ10の上部位置に形成される」という構成を有するものである。
しかしながら、この特許文献1の「混入溶液除放機能付き給水器」では、上記の ・機能(イ)水道水中に残留している塩素の除去
は、達成できるものの、
・機能(ロ)シャワー水中に混入された気泡によるマッサージ機能
・機能(ハ)節水機能
は達成できないものとなっている。
一方、特許文献2には、「より短時間で効率よく洗髪ないしマッサージなどの身体各部のケアを行なう」ことを課題とした「身体ケア用洗浄水供給装置」が提案されていて、「原水に気泡を混合した先浄水を用いて、身体洗浄その他のケアを行うための洗浄水供給装置」に関する発明が記載されている。そのために、この特許文献2の発明では、要約に記載されているように、「原水に気泡を混合した洗浄水を用いて身体のケアを行なう洗浄水供給装置にとして、原水の供給部から身体を洗浄する洗浄水の注出部に至る水配管と、原水に微細気泡を混合、溶解させるために上記水配管に設置した微細気泡発生装置及び発生した微細気泡が混合、溶解している原水をノズルから原水中に加速して噴射し、直径が約1〜50μmのマイクロバブルを混合、溶解した洗浄水を生成するため水配管に設置した洗浄水生成部と、上記水配管の注出部に設けた洗浄水注出のための水栓及び注出した洗浄水を受け止められる身体洗浄用水受けを具備」したものである。
しかしながら、この特許文献2にて提案されている「洗浄水供給装置」では、微細気泡を発生させることができて、
・機能(ロ)シャワー水中に混入された気泡によるマッサージ機能
は発揮できるが、
・機能(イ)水道水中に残留している塩素の除去
はできないものとなっている。なお、機能(ロ)「シャワー水中に混入された気泡によるマッサージ機能」が達成できることは、気泡がシャワー水の一部に取って代わることでもあるから、機能(ハ)「節水機能」も果たせることが、シャワーヘッド製造業界ではよく知られたこととなっている。
また、残留塩素の除去を行う濾材として、近年よく使われているものは、第一に小さな気孔で残留塩素を吸着する「活性炭」が挙げられるが、この「活性炭」は、シャワーヘッド内を高速で流れるシャワー水内の残留塩素を吸着させるには適していない。第二の濾材としては、「アスコルビン酸」や「亜硫酸カルシウム」のような化学物質があるが、これらは残留塩素との化学変化によって、塩素を無害なものにしようとするものであり、高速で流れるシャワー水内での化学変化が十分行われるようにしなければならない。
そこで、本発明者等は、この種のシャワーヘッドについて、上記機能(イ)〜(ハ)を同時に達成できるようにするにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、まず濾材として「アスコルビン酸」や「亜硫酸カルシウム」のような化学物質を選択し、これらの濾材と残留塩素の化学反応を気泡の刺激によって行うようにすればよい結果が得られることを知見して、本発明を完成したのである。
すなわち、本発明の目的とするところは、シャワー水中に混入させた気泡によるマッサージ機能が発揮でき、この気泡によって濾材との化学反応を促進して、水道水中に残留している塩素の除去が行え、さらには、気泡による節水機能をも果たすことのできるシャワーヘッドを提供することにある。
以上の課題を解決するために、まず、請求項1に係る発明の採った手段は、後述する最良形態の説明中で使用する符号を付して説明すると、
「湯水供給源からの湯水をシャワーヘッド本体10内に供給するとともに、このシャワーヘッド本体10に設けたシャワー板20からシャワー水を吐出させるようにしたシャワーヘッド100であって、
シャワーヘッド本体10を、使用時の把持部分となり、濾材を入れたカートリッジ40が収納される収納室11を有した下部本体10Aと、この下部本体10A上に連結されて、シャワー板20が取り付けられる上部本体10Bとに分けるとともに、
上部本体10B内に、収納室11に連通するベンチュリー部30、及びその下流側になる連通路12を設け、
上部本体10Bのシャワー板20の背面となる内面に、連通路12に連通する混合空間13を形成するとともに、ベンチュリー部材30直後の連通路12内に、外気を導入する吸気通路14を連通させたことを特徴とするシャワーヘッド100」
である。
このシャワーヘッド100は、図1の下部に示すホース連結部10Cから、湯水供給源からの湯水をシャワーヘッド本体10内に供給するとともに、このシャワーヘッド本体10の上部に設けたシャワー板20からシャワー水を吐出させるものであり、このシャワーヘッド100を構成しているシャワーヘッド本体10は、下部本体10Aと上部本体10Bとに分割してある。勿論、シャワー板20には、シャワーヘッド本体10内からの湯水を分散して吐出するための吐出穴21が、図1及び図2に示すように多数形成してある。
シャワーヘッド本体10の下部本体10Aにはカートリッジ40を収納するための収納室11が形成してあり、この収納室11にカートリッジ40を収納したときには、図2の下部に示すように、カートリッジ40の外周面との間に湯水を流すための通水路11aが形成される。カートリッジ40は、一般的に市販されているもので、アスコルビン酸または亜硫酸カルシウムのような化学物質を濾材とするものである。また、このカートリッジ40の上下には通水穴41が形成してあって、これらの通水穴41は、これから湯水供給源からの湯水が当該カートリッジ40内に流入させるとともに、この湯水とこれに溶出した濾材とを他の通水穴41から上部本体10B側に流出させるのである。
換言すれば、収納室11内にカートリッジ40を収納した下部本体10Aのホース連結部10Cに、図示しない湯水供給源からのホースを接続して、当該下部本体10A内に湯水を流し込めば、一部の湯水はそのままの状態で収納室11の通水路11aを流れ、通水穴41からカートリッジ40内に流入した湯水は、内部の濾材を溶解させながら上部の通水穴41から流れ出すのである。後述する実施形態では、通水路11aを通って濾材が溶出していない湯水と、カートリッジ40内を通る際に濾材が溶出した湯水とは、カートリッジ40の上端で混合し始める。
下部本体10Aの上端には、図4に示すような上部本体10Bが、その下端に形成してある本体連結部10Dによって、図2に示すように連結されていて、カートリッジ40の上端で混合し始めた湯水及び濾材が、上部本体10Bの下端に設けたベンチュリー部30内に送り込まれるのである。ベンチュリー部30内には、図2に示すように、大径部31と小径部32が形成してあって、下部本体10A側から大径部31に流れ込んだ湯水等を小径部32にて加速するとともに、当該ベンチュリー部30の後流側(図2では図示上側)に形成してある連通路12内に流れ込んだときに、この湯水等にベンチュリー効果によって負圧を生じさせるのである。勿論、そのために、連通路12の内径は、図2にも示すように、小径部32のそれより十分大きくしてある。
さて、ベンチュリー効果を発揮しながら流れ込んだ湯水等の直近には、連通路12に連通する吸気通路14が形成してあるから、この吸気通路14からの空気が、湯水等の負圧によって吸引されることになる。なお、この吸気通路14には逆止弁付吸気弁14aが設けてあって、この吸気通路14から湯水が外に漏れ出ないようにしてある。
そして、連通路12のさらに後流内では、ベンチュリー部30から流れ込んできた濾材や湯水と、吸気通路14から吸気された空気とが混合され、この連通路12に連通している混合空間13内に流れ込む。この混合空間13は、全体としてシャワー板20の背面側に向けて広がっており、しかも、このシャワー板20にはシャワー水が吐出される多数の吐出穴21が形成してあったから、混合空間13内に流れ込んだ濾材を含む湯水と、吸気通路14を通して吸引された空気とは当該混合空間13内にて複雑に流れる。
つまり、この混合空間13内に入った湯水と空気は、シャワー板20の各吐出穴21に向かう際に、複雑に混合されることになるのであり、カートリッジ40から溶出した濾材と、湯水内の残留塩素との化学反応が促進され短時間で完了する。換言すれば、残留塩素は、人体に無害な物質に変えられることになり、各吐出穴21から吐出したシャワー水は、人体の肌に悪影響を及ぼさないものとなるのである。
一方で、混合空間13内に入った湯水及び空気は、シャワー板20の各吐出穴21に向かう際に、複雑に混合されることになるのであり、特に、空気については細かく分断されて所謂「気泡」となるのである。この気泡を含んだ湯水がシャワー板20の各吐出穴21から吐出することによって、空気を介してシャワー水が断続的に吐出され、これが身体に当たれば身体への刺激となるのである。つまり、このシャワーヘッド100により、シャワー水中に混入された気泡によるマッサージ機能が発揮され、勿論、節水機能も発揮されるのである。
従って、この請求項1に係るシャワーヘッド100は、シャワー水中に混入させた気泡によるマッサージ機能が発揮でき、この気泡によって濾材との化学反応を促進して、水道水中に残留している塩素の除去が行え、さらには、気泡による節水機能をも果たすものとなっているのである。
また、上記課題を解決するために、請求項2に係る発明の採った手段は、上記請求項1に記載のシャワーヘッド100について、
「混合空間13内に、連通路12から送り込まれてきた、湯水及び外気からなる気泡を混合させる混合翼15を設けたこと」
である。
この請求項2に係るシャワーヘッド100においても、上記請求項1のそれと同様に、混合空間13内に入った湯水と空気は、ここで複雑に混合されることになるのであるが、この請求項2のシャワーヘッド100では、図2〜図4に示すように、この混合空間13内に混合翼15が設けてあるから、連通路12から送り込まれてきた湯水及び外気からなる気泡は、これらの混合翼15によってさらに効果的に混合されるのである。
つまり、この混合空間13内に入った湯水と空気は、シャワー板20の各吐出穴21に向かう際に、混合空間13、及びこれの内側に設けた混合翼15によって複雑に混合されることになるのであり、カートリッジ40から溶出した濾材と、湯水内の残留塩素との化学反応が促進され短時間で完了する。そして、残留塩素は、人体に無害な物質に変えられることになり、各吐出穴21から吐出したシャワー水は、人体の肌に悪影響を及ぼさないものとなるのである。
一方で、混合翼15内に入った湯水及び空気は、シャワー板20の各吐出穴21に向かう際に、混合空間13、及びこれの内側に設けた混合翼15によって複雑に混合されることになるのであり、特に、空気については細かく分断されて所謂「気泡」となるのである。この気泡を含んだ湯水がシャワー板20の各吐出穴21から吐出することによって、空気を介してシャワー水が断続的に吐出され、これが身体に当たれば身体への刺激となるのである。つまり、このシャワーヘッド100により、シャワー水中に混入された気泡によるマッサージ機能が発揮され、勿論、節水機能も発揮されるのである。
従って、この請求項2に係るシャワーヘッド100は、シャワー水中に混入させた気泡によるマッサージ機能が発揮でき、この気泡によって濾材との化学反応を促進して、水道水中に残留している塩素の除去が行え、さらには、気泡による節水機能をも果たすものとなっていて、これらの機能が混合翼15の存在によって促進されているのである。
以上、説明した通り、本発明においては、
「湯水供給源からの湯水をシャワーヘッド本体10内に供給するとともに、このシャワーヘッド本体10に設けたシャワー板20からシャワー水を吐出させるようにしたシャワーヘッド100であって、
シャワーヘッド本体10を、使用時の把持部分となり、濾材を入れたカートリッジ40が収納される収納室11を有した下部本体10Aと、この下部本体10A上に連結されて、シャワー板20が取り付けられる上部本体10Bとに分けるとともに、
上部本体10B内に、収納室11に連通するベンチュリー部30、及びその下流側になる連通路12を設け、
上部本体10Bのシャワー板20の背面となる内面に、連通路12に連通する混合空間13を形成するとともに、ベンチュリー部材30直後の連通路12内に、外気を導入する吸気通路14を連通させたこと」
にその構成上の主たる特徴があり、これにより、シャワー水中に混入させた気泡によるマッサージ機能が発揮でき、この気泡によって濾材との化学反応を促進して、水道水中に残留している塩素の除去が行え、さらには、気泡による節水機能をも果たすことのできるシャワーヘッド100を提供することができるのである。
本発明に係るシャワーヘッド100の正面図である。 同シャワーヘッド100の、図1の1−1線に沿って見た縦断面図である。 図2に示した縦断面図の部分拡大断面図である。 同シャワーヘッド100を構成している上部本体10Bの正面図である。 特許文献1にて提案されているシャワーヘッド100の部分破断側面図である。
次に、上記のように構成した各請求項に係る発明を、図面に示した実施の形態であるシャワーヘッド100について説明すると、図1には、この実施形態に係るシャワーヘッド100の正面図が示してあり、このシャワーヘッド100の下端にあるホース連結部10Cには、図示しない湯水供給源からの同じく図示しないホースが接続される。そして、このホース連結部10Cからは当該シャワーヘッド100内に湯水が供給されて、当該シャワーヘッド100の上部に設けてあるシャワー板20の各吐出穴21からシャワー水となって吐出するのである。
このシャワーヘッド100を構成しているシャワーヘッド本体10は、図1及び図2に示したように、下部本体10Aと上部本体10Bとに分割してあるが、下部本体10A内にはカートリッジ40を収納し、このカートリッジ40の周囲に通水路11aを形成する収納室11が形成してある。本実施形態におけるカートリッジ40は、アスコルビン酸や亜硫酸カルシウムのような化学物質が濾材として詰めてある。これらのアスコルビン酸や亜硫酸カルシウムは、水道水中の残留塩素と化学変化して、残留塩素を無害なものにするものである。
また、このカートリッジ40の上下には、当該カートリッジ40内外に湯水が流れるようにするための通水穴41が形成してあり、図示下側の通水穴41から流入した湯水は、カートリッジ40内の濾材一部を溶解しながら、図示上側の通水穴41から流出することになる。さらに、図2に示したように、このカートリッジ40の周囲に収納室11の内壁に当接する突起が形成してあり、これらの突起は収納室11に対するカートリッジ40の位置決めを行うとともに、通水路11aの形成っを確実にするものである。なお、このカートリッジ40は、上記突起や通水穴41を含めて、上下対称に形成してあり、当該カートリッジ40を下部本体10Aの収納室11に収納するに際して、方向性が無いようになっている。
さて、このようなカートリッジ40を内蔵した下部本体10Aの上側には、図4に示した上部本体10Bが、その本体連結部10Dによって連結してある。この上部本体10B内には、上記収納室11内のカートリッジ40の直上に位置することになるベンチュリー部30と、このベンチュリー部30の後流側になる連通路12と、この連通路12の、ベンチュリー部30の直近部分に位置する吸気通路14とが形成してある。
この上部本体10B内の上部には、連通路12に連通することになる混合空間13が形成してあり、この混合空間13内に一体的に形成したシャワー板取付部16には、上述したシャワー板20が取り付けてある。また、本実施形態の混合空間13内には、図4に示したように、3個の混合翼15が設けてあり、当該混合空間13内に連通路12から流れ込んできた湯水や空気の混合がより良好に行えるようにしてある。
さて、上述したベンチュリー部30内には、図2に示したように、大径部31と小径部32が形成してあって、下部本体10A側から大径部31に流れ込んだ湯水等を小径部32にて加速するとともに、当該ベンチュリー部30の後流側(図2では図示上側)に形成してある連通路12内に流れ込んだときに、この湯水等にベンチュリー効果によって負圧を生じさせるのである。勿論、そのために、連通路12の内径は、図2にも示したように、小径部32のそれより十分大きくしてある。
そして、ベンチュリー効果を発揮しながら流れ込んだ湯水等の直近には、連通路12に連通する吸気通路14が形成してあるから、この吸気通路14からの空気が、湯水等の負圧によって吸引されることになる。なお、この吸気通路14には逆止弁付吸気弁14aが設けてあって、この吸気通路14から湯水が外に漏れ出ないようにしてある。
100 シャワーヘッド
10 シャワーヘッド本体
10A 下部本体
10B 上部本体
10C ホース連結部
10D 本体連結部
11 収納室
11a 通水路
12 連通路
13 混合空間
14 吸気通路
14a 逆止弁付吸気弁
15 混合翼
16 シャワー板取付部
20 シャワー板
21 吐出穴
30 ベンチュリー部
31 大径部
32 小径部
40 カートリッジ
41 通水穴

Claims (2)

  1. 湯水供給源からの湯水をシャワーヘッド本体内に供給するとともに、このシャワーヘッド本体に設けたシャワー板からシャワー水を吐出させるようにしたシャワーヘッドであって、
    前記シャワーヘッド本体を、使用時の把持部分となり、濾材を入れたカートリッジが収納される収納室を有した下部本体と、この下部本体上に連結されて、前記シャワー板が取り付けられる上部本体とに分けるとともに、
    前記上部本体内に、前記収納室に連通するベンチュリー部、及びその下流側になる連通路を設け、
    前記上部本体の前記シャワー板の背面となる内面に、前記連通路に連通する混合空間を形成するとともに、前記ベンチュリー部材直後の前記連通路内に、外気を導入する吸気通路を連通させたことを特徴とするシャワーヘッド。
  2. 前記混合空間内に、前記連通路から送り込まれてきた、湯水及び外気からなる気泡を混合させる混合翼を設けたことを特徴とする請求項1に記載のシャワーヘッド。
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