JP2001000351A - 浄水シャワーヘッド - Google Patents

浄水シャワーヘッド

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JP2001000351A
JP2001000351A JP11180626A JP18062699A JP2001000351A JP 2001000351 A JP2001000351 A JP 2001000351A JP 11180626 A JP11180626 A JP 11180626A JP 18062699 A JP18062699 A JP 18062699A JP 2001000351 A JP2001000351 A JP 2001000351A
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JP
Japan
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agent
case
shower head
hot water
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP11180626A
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English (en)
Inventor
Akira Nishioka
明 西岡
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SanEi Faucet Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
SanEi Faucet Manufacturing Co Ltd
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Application filed by SanEi Faucet Manufacturing Co Ltd filed Critical SanEi Faucet Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塩素の無害化を確実に行うことができるとと
もに、必要以上に剤を消費せず、剤の補充を頻繁に行う
必要がない浄水シャワーヘッドを提供する。 【解決手段】 塩素を無害化させる剤を含浸した多孔質
の粒状体1、1…を内部に保持し、かつ湯水Wを通し、
前記粒状体1、1…を通さない入口5と出口4を有する
ケース2が内蔵され、上流側からの湯水Wを、このケー
ス2内に通して、前記粒状体1、1…に接触させたあと
に吐出するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浄水機能を有する
浄水シャワーヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】洗髪などに使用される生活用水(以下、
湯水という)には、塩素が混入されており、肌が荒れた
り、髪が傷んだりする原因となる。このため、従来の浄
水シャワーヘッドは、図3に示すようなケース15を内
蔵していた。すなわち、このケース15には、塩素の除
去や塩素の機能を停止させること(以下、塩素の無害化
という)ができる粉状の剤16が入れられており、湯水
Wを、このケース15に通すことによって、塩素の無害
化を行うようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
粉状の剤16は、湯水と接触すると固着し、さらには湯
水が通る水路17が、ケース15内に形成されてしまう
ことから、剤16への接触が不十分なまま湯水Wが吐出
され、湯水Wに含まれた塩素の無害化を確実に行うこと
ができなかった。また、前記剤16として、湯水によく
溶けるもの(たとえばビタミンC)を用いると、必要以
上に剤16を消費してしまうことになり、剤16の補充
を頻繁に行う必要があった。
【0004】本発明は上述の事柄に留意してなされたも
ので、その目的は、塩素の無害化を確実に行うことがで
きるとともに、必要以上に剤を消費せず、剤の補充を頻
繁に行う必要がない浄水シャワーヘッドを提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の浄水シャワーヘッドは、塩素を無害化させ
る剤を含浸した多孔質の粒状体を内部に保持し、かつ湯
水を通し、前記粒状体を通さない入口と出口を有するケ
ースが内蔵され、上流側からの湯水を、このケース内に
通して、前記粒状体に接触させたあとに吐出するように
構成した(請求項1)。
【0006】また、前記塩素を無害化させる剤が、ビタ
ミンCや亜硫酸カルシウムなどの中和剤であるとしても
よい(請求項2)。
【0007】上記の構成により、塩素の無害化を確実に
行うことができるとともに、必要以上に剤を消費せず、
剤の補充を頻繁に行う必要がない浄水シャワーヘッドを
提供することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例を、図を
参照しながら説明する。図1および図2は本発明の一実
施例に係る浄水シャワーヘッドDの構成を概略的に示す
一部切断側面図および要部拡大斜視図である。浄水シャ
ワーヘッドDは、塩素を無害化させる剤(図示せず)を
含浸した多孔質(孔を符号Hで表す)の粒状体1、1…
を内部に保持したケース2を着脱自在に内蔵している。
前記剤は、たとえばビタミンCや亜硫酸カルシウムなど
の中和剤であり、また、前記粒状体1は、セラミックな
どの固形物である。
【0009】前記ケース2は、ほぼ円筒形状の本体3
と、この本体3の一端に、着脱自在に設けられた出口部
4とから構成されている。
【0010】一端に出口部4が螺着される前記本体3の
他端には、フィルター6を有するケース2の入口5が設
けられているとともに、本体3の出口部4が螺着される
端部に近い部分には、複数のスリット3’、3’…が設
けられ、また、本体3の内部には前記粒状体1、1…が
収容されている。なお、前記入口5は、前記フィルター
6によって、湯水Wを通し、前記粒状体1、1…を通さ
ない構成となっている。
【0011】ケース2の出口となる前記出口部4は、大
径部7と、この大径部7の一側に設けられた雌ねじ部8
と、前記大径部7の他側に設けられた小径部9とから構
成され、雌ねじ部8と小径部9の内側には、それぞれフ
ィルター10、11が設けられている。また、前記大径
部7、雌ねじ部8、小径部9は、それぞれ中心に貫通孔
を有している。そして、このような構成によって、出口
部4は、湯水Wを通し、前記粒状体1、1…を通さない
ものとなっている。
【0012】浄水シャワーヘッドDは、図1に示すよう
に、ケース2の入口5の上流側に設けられた保持部12
と、出口部4の下流側に設けられたスプリング13とに
よって、上記の構成からなるケース2を安定した状態で
内部に保持している。
【0013】次に、上記実施例の使用状態における湯水
Wの流れを説明する。シャワーヘッドDの上流側から流
れてきた湯水Wは、入口5からケース2内へ入り、ケー
ス2内の粒状体1、1…と接触した後、出口部4を経
て、シャワーヘッドDの吐出部14に至り、吐出され
る。
【0014】前記湯水Wは、ケース2内の粒状体1、1
…と接触するとき、粒状体1の多数の孔H…に含浸され
た前記剤にも接触する(図1の拡大図示部分参照)た
め、湯水Wに含まれた塩素が無害化されることとなる。
また、前記粒状体1は、セラミックなどの固形物である
ため、湯水Wと接触しても固着することがなく、さら
に、湯水Wが、ケース2内を自由に、そして満遍なく通
ることが可能であることから、ケース2内を通る湯水W
の流れを安定させることができ、ひいては前記吐出部1
4からの吐出をも安定させることができる。また、前記
剤を、粒状体1に含浸させた状態で湯水Wと接触させる
ことから、剤と湯水Wとの接触面積を限定することがで
き、剤として、湯水Wに溶解しやすいビタミンCなどを
用いた場合にも、粒状体1からの剤の湯水Wへの溶出速
度を安定させることができる。
【0015】
【発明の効果】本発明を、上記のように構成したことか
ら、塩素の無害化を確実に行うことができるとともに、
必要以上に剤を消費せず、剤の補充を頻繁に行う必要が
ない浄水シャワーヘッドを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る浄水シャワーヘッドの
構成を概略的に示す一部断面側面図である。
【図2】上記実施例の構成を概略的に示す要部拡大斜視
図である。
【図3】従来の浄水シャワーヘッドの構成を概略的に示
す説明図である。
【符号の説明】
1…粒状体、2…ケース、4…出口、5…入口、D…浄
水シャワーヘッド、W…湯水。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩素を無害化させる剤を含浸した多孔質
    の粒状体を内部に保持し、かつ湯水を通し、前記粒状体
    を通さない入口と出口を有するケースが内蔵され、上流
    側からの湯水を、このケース内に通して、前記粒状体に
    接触させたあとに吐出するように構成したことを特徴と
    する浄水シャワーヘッド。
  2. 【請求項2】 前記塩素を無害化させる剤が、ビタミン
    Cや亜硫酸カルシウムなどの中和剤である請求項1に記
    載の浄水シャワーヘッド。
JP11180626A 1999-06-25 1999-06-25 浄水シャワーヘッド Pending JP2001000351A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005063104A1 (en) * 2003-12-30 2005-07-14 Shin-A At Co., Ltd Shower apparatus
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Effective date: 20020618