JP3004744U - 濾過器 - Google Patents
濾過器Info
- Publication number
- JP3004744U JP3004744U JP1994007237U JP723794U JP3004744U JP 3004744 U JP3004744 U JP 3004744U JP 1994007237 U JP1994007237 U JP 1994007237U JP 723794 U JP723794 U JP 723794U JP 3004744 U JP3004744 U JP 3004744U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- water
- activated carbon
- filter
- inflow port
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- Expired - Lifetime
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- Water Treatment By Sorption (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コストを抑えると共に、効率よく水を浄化す
ることができる濾過器を提供する。 【構成】 下面に水を取り入れる流入口2を具備し、さ
らに、下面中心部に排出口3を有している略円筒状の樹
脂製容器1と、前記容器1内の浄化水を前記排出口3に
導くパイプ4と、前記容器1内上部及び下部に隙間を有
して設けられ、中心部に前記パイプを挿通する孔6が設
けられ、流入する水を均一的に送り込むための複数の孔
7が設けられている仕切板5a,5bと、前記容器内に
充填された表面を銀でコーティングしてある粒状の活性
炭からなる活性炭層11と、前記容器3内に充填された
亜硫酸カルシウムからなる亜硫酸カルシウム層12と、
前記容器3内に備えられたフィルター10a,10b,
10c,10d,10eと、前記流入口2と前記仕切り
板5aとの間に備えられ、前記流入口への水の逆流を防
ぐボール8とからなることを特徴とする。
ることができる濾過器を提供する。 【構成】 下面に水を取り入れる流入口2を具備し、さ
らに、下面中心部に排出口3を有している略円筒状の樹
脂製容器1と、前記容器1内の浄化水を前記排出口3に
導くパイプ4と、前記容器1内上部及び下部に隙間を有
して設けられ、中心部に前記パイプを挿通する孔6が設
けられ、流入する水を均一的に送り込むための複数の孔
7が設けられている仕切板5a,5bと、前記容器内に
充填された表面を銀でコーティングしてある粒状の活性
炭からなる活性炭層11と、前記容器3内に充填された
亜硫酸カルシウムからなる亜硫酸カルシウム層12と、
前記容器3内に備えられたフィルター10a,10b,
10c,10d,10eと、前記流入口2と前記仕切り
板5aとの間に備えられ、前記流入口への水の逆流を防
ぐボール8とからなることを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、浄水器やアルカリ性イオン水生成装置などに交換可能に備えられ、 水道水を効率良く浄化する濾過器に関する。
【0002】
従来、濾過器内に濾過材(例えば活性炭)などを充填し、濾過器内の流入口及 び排出口の開口部を多孔性部材で閉塞し、濾過材を濾過器内から排出されること を防止していた。
【0003】
濾過材として用いられる活性炭を充填した活性炭層は細菌が繁殖しやすいとい う欠点があった。 また、活性炭の塩素除去能力だけで処理した場合、コストが高くなるという欠 点があった。 さらに、容器内に流入された水が活性炭層全体に均一的に行き渡らなく、容器 内部にかかる水圧を一定にすることができなどの欠点があった。
【0004】 前記欠点を解消するために本考案はコストを抑えると共に、効率よく水を浄化 することができる濾過器を提供することを目的とする。
【0005】
前記目的を達成するために本考案は、流入口及び排出口を備えている略筒状の 容器と、前記容器内に備えられたフィルタと、前記容器内に充填された粒状の活 性炭とからなることを特徴とする。
【0006】 また、流入口及び排出口を備えている略筒状の容器と、前記容器内に備えられ た複数のフィルタと、前記フィルタに挟まれ前記容器内に積層された活性炭から なる活性炭層及び還元力を有する物質からなる還元層と、流入する水を前記活性 炭層及び還元層に均一的に送り込むため前記容器内に設けられた孔を複数設けて いる仕切板と、前記流入口へ水が逆流することを防止するためのボールとからな ることを特徴とする。
【0007】 また、下面に水を取り入れる流入口を具備し、さらに、下面中心部に排出口を 有している略円筒状の樹脂製容器と、前記容器内の浄化水を前記排出口に導くパ イプと、前記容器内上部及び下部に隙間を有して設けられ、中心部に前記パイプ を挿通する孔が設けられ、流入する水を均一的に送り込むための複数の孔が設け られている仕切板と、前記容器内に充填された表面を銀でコーティングしてある 粒状の活性炭からなる活性炭層と、前記容器内に充填された亜硫酸カルシウムか らなる亜硫酸カルシウム層と、前記容器内に備えられたフィルターと、前記流入 口と前記仕切り板との間に備えられ、前記流入口への水の逆流を防ぐボールとか らなることを特徴とする。
【0008】
フィルターは、粒状の活性炭や還元力を有する物質である亜硫酸カルシウムの 通過を阻止し、水と一緒に排出されることを防ぐ。 さらに、亜硫酸カルシウムは残留塩素の一つである次亜塩素酸(HOCl)を 分解し、塩化物(塩素イオン)に変える。 また、水を容器内に送ることを中断若しくは終了した場合、流入口の開口上に 備えられたボールを上方に押し上げる水圧が無くなるため、ボールが下方に沈み 流入口を塞ぎ水の逆流が防止される。
【0009】
以下、図面を用いて本考案の実施例を詳細に説明すると、円筒状の容器1はA BS樹脂(アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン樹脂)で成型され、容器1 の下面外周よりには流入口2が突設されると共に、下面中心には排出口3が突設 されている。
【0010】 さらに容器1内には、排出口3と等しい内径を有し、容器3の全長よりも短い パイプ4が排出口3に連結され設けられている。 また、容器1内の下部及び上部には円形の仕切板5a,5bが設けられ、仕切 板5a,5bには、中心部にパイプ4の外径と等しい内径の孔6と、孔6の周縁 にまんべんなく成型された複数の孔7とが設けられている。 そして、下部に設けられた仕切板5aは容器1内の下面との間に中空部を有し て固定され、中心部の孔6にはパイプ4が嵌通されている。また、上部に設けら れた仕切板5bはパイプ4と中心部の孔6とを同心にすると共に、容器1内の上 面との間に中空部を有して固定されている。
【0011】 さらに、容器1下面に突設された流入口2への水の逆流を防ぐためのゴム製ボ ール8が、下部に設けられた仕切板5aの下面から突設された管状突起9内にお いて上下に移動可能に備えられている。これにより機器から水道蛇口への逆流を 防ぐことが可能であり水道法の規制を守ることができる。。
【0012】 また、本実施例の容器1内部に備えられた濾過材は次のように構成されている 。 まず、下部に設けられた仕切板5aの上面には異なる種類のフィルター10a ,10bが設置され、上方に設置されたフィルター10bの上には、銀を表面に コーティングしてある抗菌粒状活性炭からなる活性炭層11が充填されている。
【0013】 つぎに、活性炭層の上に再びフィルター10bを設置し、このフィルター10 bの上に還元力を有する物質である亜硫酸カルシウムからなる亜硫酸カルシウム 層12が充填されている。
【0014】 そして、亜硫酸カルシウム層12の上に三度フィルター10bを設置し、この フィルター10bの上に再び活性炭層11が充填されている。
【0015】 最後に、3種類の異なるフィルター10c,10d,10eが活性炭層11の 上に三枚積層されている。 前述したフィルターは、すべて中心部にパイプ4を貫通させる孔が設けられて いる。
【0016】 前述した本実施例は以下のように作用する。 水(水道水)を流入口2に流し込むと流入口2を塞いでいたボール8が下方か らの水圧により上方に移動し、容器1内に水が送り込まれる。
【0017】 さらに、水を送り続けると容器1内の水位が上昇し、容器1内の下部に設けら れた仕切板5aの孔7、フィルター10a,10b、活性炭層11、フィルター 10b、亜硫酸カルシウム層12、フィルター10b、活性炭層11、フィルタ ー10c,10d,10e、仕切板5bの孔7の順で水が通過し浄化される。
【0018】 そして、上方の中空部まで水位が上昇すると、浄化された水は容器1内中心に 設けられているパイプ4を通り下方に流れ、排出口3から排出される。
【0019】 また、水を容器1内に送ることを中断若しくは終了した場合、流入口2の開口 上に備えられたボールを上方に押し上げる水圧が無くなるためボールが下方に沈 み流入口2を塞ぐ。これにより水の逆流が防止される。
【0020】 以上のように構成された濾過器は、イオン水生成器などの濾過器として使用で きると共に交換用としても使用できる。 さらに、単独で使用することも可能である。
【0021】
以上、詳細に説明した本考案は以下の効果を奏する。 容器内に充填された活性炭は表面に銀がコーティングされているので殺菌の繁 殖を防止できる。また、活性炭の他に還元力を有する亜硫酸カルシウムが充填さ れているため、残留塩素の一つである次亜塩素酸を分解し、塩化物(塩素イオン )に変えることが可能となる。
【0022】 さらに、重力に逆らって水を下から上に送っているので、水が層全体に行き渡 るため効率が良くなる。
【0023】 また、容器を円筒に成型し排出口を中心部に設けたことにより、内部にかかる 水圧を一定、かつ、低く抑えることができる。これにより、機構を簡素化でき、 コストを下げることが可能となる。
【図1】本考案の一実施例を示す概略斜視図である。
【図2】図1を側方から見た半断面図である。
【図3】図1を上方から見た半断面図である。
【図4】図1を下方から見た半断面図である。
1 容器 2 流入口 3 排出口 4 パイプ 5a,5b 仕切板 7 孔 8 ボール 10a フィルター 10b フィルター 10c フィルター 10d フィルター 10e フィルター
Claims (3)
- 【請求項1】 流入口及び排出口を備えている略筒状の
容器と、 前記容器内に備えられたフィルタと、 前記容器内に充填された粒状の活性炭とからなることを
特徴とする濾過器。 - 【請求項2】 流入口及び排出口を備えている略筒状の
容器と、 前記容器内に備えられた複数のフィルタと、 前記フィルタに挟まれ前記容器内に積層された活性炭か
らなる活性炭層及び還元力を有する物質からなる還元層
と、 流入する水を前記活性炭層及び還元層に均一的に送り込
むため前記容器内に設けられた孔を複数設けている仕切
板と、 前記流入口へ水が逆流することを防止するためのボール
とからなることを特徴とする濾過器。 - 【請求項3】 下面に水を取り入れる流入口を具備し、
さらに、下面中心部に排出口を有している略円筒状の樹
脂製容器と、 前記容器内の浄化水を前記排出口に導くパイプと、 前記容器内上部及び下部に隙間を有して設けられ、中心
部に前記パイプを挿通する孔が設けられ、流入する水を
均一的に送り込むための複数の孔が設けられている仕切
板と、 前記容器内に充填された表面を銀でコーティングしてあ
る粒状の活性炭からなる活性炭層と、 前記容器内に充填された亜硫酸カルシウムからなる亜硫
酸カルシウム層と、 前記容器内に備えられたフィルターと、 前記流入口と前記仕切り板との間に備えられ、前記流入
口への水の逆流を防ぐボールとからなることを特徴とす
る濾過器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994007237U JP3004744U (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | 濾過器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994007237U JP3004744U (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | 濾過器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3004744U true JP3004744U (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=43140659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994007237U Expired - Lifetime JP3004744U (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | 濾過器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3004744U (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5584585A (en) * | 1978-09-19 | 1980-06-25 | Koya Nishimura | Water clarifier |
JPH01310785A (ja) * | 1988-06-09 | 1989-12-14 | Shoichi Yoshinaga | 浄水器 |
JPH0237792B2 (ja) * | 1984-08-06 | 1990-08-27 | Hirutei Andoreasu | |
JPH0563689B2 (ja) * | 1988-02-17 | 1993-09-13 | Matsushita Seiko Kk |
-
1994
- 1994-05-30 JP JP1994007237U patent/JP3004744U/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5584585A (en) * | 1978-09-19 | 1980-06-25 | Koya Nishimura | Water clarifier |
JPH0237792B2 (ja) * | 1984-08-06 | 1990-08-27 | Hirutei Andoreasu | |
JPH0563689B2 (ja) * | 1988-02-17 | 1993-09-13 | Matsushita Seiko Kk | |
JPH01310785A (ja) * | 1988-06-09 | 1989-12-14 | Shoichi Yoshinaga | 浄水器 |
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