JP2009178702A - 気液混合設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】液体中での大きな気泡の発生と液体から逃げる気体を抑えることができる簡単な装置からなる気液混合設備を提供する。
【解決手段】気体と液体を混合させる気液混合設備において、液体に混合する気体を供給する気体供給装置2と、気体を混合する液体を供給する液体供給装置10,8と、気体供給装置から供給された気体と液体供給装置から供給された液体からマイクロバブル含有液体を生成するマイクロバブル発生装置11,13と、マイクロバブル発生装置から供給されたマイクロバブル含有液体と液体を旋回流で混合してマイクロバブルを溶解する混合装置15を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、空気、酸素、オゾンなどの気体を液体に混合して溶解させるための気液混合設備に関する。
河川、湖沼、養殖用水槽等に供給して水中の溶存酸素量を高めて水質を改善するため、気体溶解装置により水等の液体に空気や酸素等の気体を溶解させることが知られている。また、気体溶解装置によりオゾンを溶解したオゾン水は、食品や医療の分野において有機物洗浄除去、殺菌、滅菌、脱色あるいは脱臭等に用いられ、高濃度のオゾン水は半導体のシリコンウェハー洗浄や酸化処理に使用されている。
気体溶解装置として、特許文献1には、通路内を流動する液体に気体を注入する気体注入部と、この気体注入部の下流側に配置され、液体に気体を注入した気液混合液に圧力を印加して気体の液体中への溶解を促進する加圧部と、加圧部に対して加えられた力学的エネルギーの一部を回収しながら気体を溶解させた気体溶解液の圧力を減少させる減圧部を有する気体溶解装置が記載されている。
また、特許文献2には、内部に収容した溶媒流体の上部に気体溜を有するタンクと、ガス生成装置とを備え、ガス生成装置で生成したガスをタンクの溶媒流体中に導入して溶解するとともに、気体溜に滞留したガス成分を含む気体を、流体中に再度導入し再度溶解可能にした流体混合装置において、ガス生成装置で生成したガスを前記タンク内圧との圧力差により、前記溶媒流体中へ直接導入可能にした流体混合装置が記載されている。
また、特許文献3には、各種の気体の気泡を液体中に分散させたり、加圧下の液体中で気体を反応させたり、溶解させるための気液溶解混合装置として、液体の流路に設けられた絞り部と、この絞り部につづいてこの流路を徐々に広げた広がり部と、上記絞り部内で液体の流れ方向に開口した気体流入管とを設け、広がり部の下流に設けられ流路中の液体と気体流入管から流入した気体とを混合する混合部と、この混合部の出口側に設けられた出口絞りとを備えた気液溶解混合装置が記載されている。
特開2007−083109号公報 特開2002−248327号公報 特開平11−197475号公報
従来の気体溶解装置は、気体を高濃度に溶解させるために設備が複雑となって設備費などが高価となっていた。また、引用文献3記載の気体溶解装置では、気泡が発生するため、魚の養殖では魚のえらに気泡が付着するので利用できないという問題がある。
そこで本発明は、液体中での大きな気泡の発生と液体から逃げる気体を抑えることができる簡単な装置からなる気液混合設備を提供するものである。
本発明の気液混合設備は、気体と液体を混合させる気液混合設備において、液体に混合する気体を供給する気体供給装置と、気体を混合する液体を供給する液体供給装置と、気体供給装置から供給された気体と液体供給装置から供給された液体からマイクロバブル含有液体を生成するマイクロバブル発生装置と、マイクロバブル発生装置から供給されたマイクロバブル含有液体と液体を旋回流で混合してマイクロバブルを潰す混合装置を備えたことを特徴とする。
本発明の気液混合設備は、気体と液体からマイクロバブル含有液体を生成させ、生成されたマイクロバブル含有液体を液体と混合してマイクロバブルが消えた気体が溶解した混合液体を製造するものである。
本発明の気液混合設備は、気泡の発生を抑えることができるので、魚の養殖池において使用し、溶存酸素を高めることができる。
本発明の気液混合設備は、構造が簡単な装置からなる設備であるため、河川、湖沼、養殖用水槽等において使用しても目詰まりを抑えることができるので、安定した連続運転が可能となる。
本発明の気液混合設備により、水に溶けにくいオゾンでも容易に高濃度に溶解させることが可能となる。
本発明の気液混合設備で得られた気体溶解水は、酸素を溶解させた混合水では植物に散水することにより発芽を促進する作用があり、魚の養殖では魚のえらに付着する気泡がないので安全に使用することができる。
本発明による気液混合設備の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の気液混合設備による気液混合の原理の説明図である。
本発明の気液混合設備の原理は、図1のフローに示すように、まず、水などの液体に空気や酸素などの気体を取り込んでマイクロバブル含有液体を生成する。マイクロバブル含有液体は、例えば、気体を取り込んだ液体をポンプで加圧タンクへ圧送して取り込み、次いで加圧タンクの減圧弁で減圧してマイクロバブル含有液体を生成する。ついで、得られたマイクロバブル含有液体を混合装置に圧送し、水槽から循環させた液体と混合する。
なお、マイクロバブル含有液体の生成は、減圧弁を備えた加圧タンクで行う方式に限定されるものではなく、例えば、引用文献3に記載されているノズルを利用したものなどの他のマイクロバブル発生装置を利用することができる。
こうして、マイクロバブルで白濁した液体が液体と混合されて気泡の消えて溶解した液体が得られる。
図2は本発明の気液混合設備の全体図である。
図2において、液体に混合する気体を供給する気体供給装置は、液体に混合する気体に応じて、オゾンはオゾン発生器1から、O、H、COあるいはNはガスボンベ2から、あるいは、空気は空気取入れ口3からそれぞれ供給可能に設ける。気体は、ハンドバルブ4や電磁弁5の開閉により切り替えて選択され、ボンベの気体流量は流量コントロール計6で監視しながら行う。供給する気体は、流量制御弁7で流量を制御する。
気体を混合する液体の供給装置は、本実施例では、自吸式渦流ポンプ8により水槽9から配管10を通して水を吸い上げる自吸式渦流ポンプ8を備える。
気体を取り込んだ液体は、マイクロバブル発生装置へ送られる。本実施例では、減圧弁付の加圧タンク11に圧送される。水槽9からストレーナー12を介して配管10を通して吸い上げられる水は、本発明の気液混合設備により気体を溶解させて貯水している水であるため、供給された気体が吸い込まれることにより、圧送する水の気体の濃度を上げる作用がある。なお、加圧タンク11頂部には過剰な気体を逃がすためのエアベント弁が設けられる。
加圧タンク11に圧入された気体を含む水は、減圧弁13により減圧されて気体がマイクロバブルとなり、マイクロバブル含有液である白濁水となる。
白濁水は、配管14を通って混合装置15に送られる。混合装置15には、白濁水と混合する水が水槽9からポンプ16により水槽9からストレーナー17、配管18を通って吸い上げられて供給される。混合装置14により、白濁水はマイクロバブルが潰されて水と混合され、溶解して透明な水となって、水槽9へ放出される。
図3(a)は混合装置の断面図、(b)は背面図、(c)は混合装置内の流体の状態を示す断面図である。
混合装置15は、略円筒状の中空部19を有する容器20と、この容器20内に水槽9からの水を導入する水導入口21と、容器20内に白濁水を導入する白濁水導入口22と、マイクロバブルが潰されて気体が溶解した透明な水を吐き出す吐出口23とを有する。
容器20は、吐出口23と対向する側の第1室24と吐出口23側の第2室25とに仕切られている。第1室24と第2室25とは、連通孔26により接続されている。
白濁水導入口22は圧力タンク11からの白濁水が供給される配管14に接続され、第2室25内に突き出すように配置される。また、水導入口21がポンプ16により送出される水槽9の水が供給される配管18が接続される。水導入口21は、配管18から供給される水が、第1室24内に水導入口21から容器20の壁面に沿って導入される方向、すなわち容器20の断面円の接線方向に設けられている。
また、第1室24と第2室25の間には、両室24,25を連通する連通孔26が形成された連通管27が設けられている。連通管27は、第1室24の容積を二分する面の手前の位置まで延びている。
図3(c)により混合装置の動作について説明する。
ポンプ16を運転すると、水槽内の水はストレーナー17を介して吸引され、配管18を経て水導入口21から容器20の第1室24内へと導入される。第1室24内へ導入された水29は、水導入口21から容器20の壁面に沿って導入されることにより、第1室24内を旋回し、渦流28を発生させる。このとき、吐出口23では、この渦流28によってその旋回軸(中心軸)に負圧部分が形成され、その旋回軸に吸引力が発生する。このとき、第2室25内へ突き出すように配置された白濁水導入口22からは渦流28の中心軸の負圧によって白濁水30が吸い込まれる。
また、容器20が、第1室24と第2室25とに分けられ、連通管27により接続されているので、第1室24内で発生した渦流28は第2室25に入った際、吐出口23へ向かって真っ直ぐに進行しようとする。このとき、第2室25内の吐出口23と連通孔26とを結ぶ境界面よりも外側の空間内の水31は、この境界面の渦流の流れによって第2室25内で攪拌される。ここで、白濁水導入口22から第2室25内に供給される白濁水30は、境界面に衝突した際に剪断されるとともに、境界面よりも外側の空間内の水31内に浸入し、さらに攪拌、混合されるようになる。
こうして、白濁水のマイクロバブルは押しつぶされて水に溶解し透明な水となり、水から逃げていく気体を抑えることができる。
本発明の気液混合設備による気液混合の原理の説明図である。 本発明の気液混合設備の全体図である。 (a)は混合装置の断面図、(b)は背面図、(c)は混合装置内の流体の状態を示す断面図である。
符号の説明
1:オゾン発生器 2:ガスボンベ
3:空気取入れ口 4:ハンドバルブ
5:電磁弁 6:流量コントロール計
7:流量制御弁 8:自吸式渦流ポンプ
9:水槽 10:配管
11:加圧タンク 12:ストレーナー
13:減圧弁 14:配管
15:混合装置 16:ポンプ
17:ストレーナー 18:配管
19:中空部 20:容器
21:水導入口 22:白濁水導入口
23:吐出口 24:第1室
25:第2室 26:連通孔
27:連通管 28:渦流
29:水 30:白濁水
31:周囲の水 32:混合物

Claims (2)

  1. 気体と液体を混合させる気液混合設備において、
    液体に混合する気体を供給する気体供給装置と、
    気体を混合する液体を供給する液体供給装置と、
    気体供給装置から供給された気体と液体供給装置から供給された液体からマイクロバブル含有液体を生成するマイクロバブル発生装置と、
    マイクロバブル発生装置から供給されたマイクロバブル含有液体と液体を旋回流で混合してマイクロバブルを潰す混合装置を備えたことを特徴とする気液混合設備。
  2. 混合装置が、
    略円筒状の中空部を有する容器と、
    この容器内に渦流を発生させる方向に液体を導入する導入口と、
    前記容器内に発生させる渦流の旋回軸上に設けられた吐出口とを有し、
    前記容器は、前記液体導入口が設けられた第1室と、前記吐出口が設けられた第2室とから構成され、
    前記第1室と第2室とが連通孔により接続され、
    前記容器内に発生させる渦流の旋回軸上に向かってマイクロバブル含有液体を導入する導入口を有する混合装置であることを特徴とする請求項1記載の気液混合設備。
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