JP3765759B2 - 微細気泡発生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水またはその他の液体中へ微細気泡を供給する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
気体を気泡化して液体中へ溶け込ませることによって様々な効能が生じることは広く知られていることであり、この技術は植物栽培、魚介類養殖、排水処理などの各種産業分野で応用されている。この場合、気泡化した気体をより多く液体中へ溶解させる手段として、気泡径を小さくすることによって気泡全体の表面積を増大させ、気液接触面積の増大を図ることが有効であることが判っている。
【0003】
図7は、気泡化した空気を水中に溶解させる装置である微細気泡発生装置70を用いて構築した、水耕栽培、土耕栽培あるいは高設栽培などの灌水栽培システムを示す概略図である。微細気泡発生装置70としては、本出願人が特願2000−365981および特願2001−380703において提案した微細気泡発生装置などを使用することができる。
【0004】
この灌水栽培システムは、微細気泡発生装置70から吐出される微細気泡混じりの水と未処理の水Wとを接触混合させるための混合水槽71、混合水槽71内の水Wに浸漬された微細気泡発生装置70へ空気を供給するエアポンプ72、井戸73から汲み上げた水を微細気泡発生装置70へ供給する原水ポンプ74、水槽71内の微細気泡混じりの水を灌水栽培ベッド75へ供給するための圧送ポンプ76などで構成されている。
【0005】
原水ポンプ74およびエアポンプ72を作動させ、微細気泡発生装置70へ水および空気を圧送すると、微細気泡発生装置70から吐出する微細気泡混じりの水が、混合水槽71に貯留されている未処理の水Wの中へ供給され、多量の空気が水Wに溶解する。したがって、これらの空気が溶解した水を圧送ポンプ76で灌水栽培ベッド75へ供給することにより、井戸水などをそのまま供給した場合よりも作物の生育状況が向上し、収穫量の増大を図ることができるなどの効果が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の微細気泡発生装置70を使用する場合、微細気泡発生装置70を浸漬して微細気泡混じりの水と未処理の水Wを接触混合するための混合水槽71、混合水槽71内にある微細気泡混じりの水を水耕栽培ベッド75まで送給するための圧送ポンプ76などが必要であるため、これらの装置を設置するには比較広いスペースが必要である。
【0007】
また、これらの装置同士を連結するためには様々な配管を行う必要があるため、多くの配管資材が使用されるだけでなく、装置の設置作業および撤収作業には多大な労力と時間が費やされている。
【0008】
本発明が解決しようとする課題は、設置に要するスペースや配管資材を大幅に削減することができ、設置および撤収時の作業負担を軽減することもできる微細気泡発生装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の微細気泡発生装置は、気液が旋回可能な筒状空間を有する気液旋回室と、前記気液旋回室内へ液体を導入して前記気液旋回室内に液体旋回流を発生させるため前記気液旋回室の基端側に配置された液体導入手段と、前記気液旋回室へ気体を供給するため前記気液旋回室に連通して設けられた気体導入手段と、前記気液旋回室内の気液を吐出するため前記気液旋回室の先端側に配置された気液吐出口と、前記気液吐出口から吐出される気液を導入する気液接触室と、前記気、液接触室内の気液を排出する気液排出口とを備えたことを特徴とする。
【0010】
このような構成において、液体導入手段および気体導入手段から気液旋回室内へ液体および気体を導入すると、気液旋回室内に液体旋回流が発生するとともにこの液体旋回流に対して気体が供給されるので、気液旋回室内を旋回しながら移動した液体および気体が、気液旋回室の先端側に配置された気液吐出口を通過するとき液体中に大量の微細気泡が発生して気液接触室に流入し、この気液接触室内において微細気泡が液体中に溶解した後、気液排出口から排出されることとなる。
【0011】
すなわち、気液旋回室から吐出された気液は気液接触室を通過することによって旋回が止まるとともに気体が十分に溶解された状態となり、気液排出口から排出される気液はそのまま使用することが可能となるため、微細気泡混じりの液体と未処理の液体とを接触混合させるための液体混合槽や、液体混合槽内の液体を送給するためのポンプや配管などが不要となる。したがって、設置に要するスペースや配管資材を大幅に削減することができ、設置および撤収時の作業負担を軽減することもできる。
【0012】
ここで、前記液体導入手段として、外部から供給される液体を前記気液旋回室の中心軸に対しねじれの位置をなす方向へ噴出する液体噴出口を設けることが望ましい。これにより、外部から供給される液体の圧力を利用して気液旋回室内に比較的強力な液体旋回流を発生させることができる。
【0013】
また、前記気体導入手段として、外部から供給される気体を前記気液旋回室の基端側から前記気液旋回室の中心軸に沿って噴出する気体噴出口を設けることが望ましい。これにより、気液旋回室に発生する液体旋回流の軸心付近に形成される負圧空洞部が気体を効率良く吸引するとともに、吸引された気体は液体旋回流の剪断作用で微細化されるので、さらに大量の微細気泡を発生させることができるようになる。
【0014】
一方、本発明の微細気泡発生装置で大量の微細気泡混じりの液体を発生させたい場合、すなわち処理能力を増大させたい場合、装置のサイズを大きくすれば液体および気体の導入、排出量を増加させることはできるが、微細気泡の発生量が少なくなる傾向がある。そこで、単数の前記気液接触室に対し複数の前記気液旋回室を設ければ、液体および気体の導入、排出量を増加させるとともに大量の微細気泡を発生させることができるようになるため、処理能力の増大を図ることができる。
【0015】
また、前記気液接触室は、前記気液旋回室から吐出される気液の旋回を止める役割も果たしているが、気液旋回室の個数を複数にすれば、各気液旋回室から気液接触室へ吐出された気液旋回流同士が干渉し合うことによって旋回を打ち消す作用が発生するので、処理能力の増大に伴う気液接触室の大型化を回避することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1実施形態である微細気泡発生装置を示す縦断面図、図2は前記微細気泡発生装置の部分拡大図、図3は図2におけるA−A線断面図、図4は図1に示す微細気泡発生装置の使用状態を示す概略図である。
【0017】
図1に示すように、本実施形態の微細気泡発生装置1は、気液が旋回可能な円筒状空間を有する気液旋回室2と、気液旋回室2内へ液体を導入して気液旋回室2内に液体旋回流を発生させるため気液旋回室2の基端2a側に配置された液体導入部材3と、気液旋回室2へ気体を供給するため気液旋回室2に連通して設けられた気体導入管4と、気液旋回室2内の気液を吐出するため気液旋回室2の先端2b側に形成された気液吐出口5と、気液吐出口5から吐出される気液を導入する気液接触室6と、気液接触室6内の気液を排出する気液排出口7などを備えている。
【0018】
図2,図3に示すように、液体導入部材3は、気液旋回室2の中心軸Cに沿って突出状に接続された円管状の液体導入管3aと、その先端に固着された閉塞板3bと、液体導入管3aの先端部分に形成された複数の液体噴出口8などを備えている。複数の液体噴出口8はそれぞれ液体導入管3aの内側面の接線方向に沿って形成されており、外部から液体導入管3aを経由して供給される液体を気液旋回室2の中心軸Cに対してねじれの位置をなす方向へ噴出する。
【0019】
気体導入管4は液体導入管3aの側面を貫通してその内部へ配管され、気体導入管4の先端の気体噴出口4aは閉塞板3bの中心において気液旋回室2内に向かって開口している。気体導入管4は外部から供給される気体を気液旋回室2の基端2a側から気液旋回室2の中心軸Cに沿って噴出する。
【0020】
液体導入管3aおよび気体導入管4を通じて気液旋回室2内へ液体および気体を導入すると、気液旋回室2内に液体旋回流Sが発生するとともに、この液体旋回流Sに対して気体が供給されるので、気液旋回室2内を旋回しながら移動した液体および気体が、気液旋回室2の先端側に配置された気液吐出口5を通過するとき液体中に大量の微細気泡Rが発生して気液接触室6へ流入し、この気液接触室6内において微細気泡Rが液体中に十分溶け込んだ後、気液排出口7から排出される。
【0021】
このように、気液旋回室2から吐出された気液は気液接触室6を通過することによって気体が十分に溶解された状態となるため、気液排出口7から排出される気液はそのまま使用することが可能となる。
【0022】
したがって、図4に示すように、微細気泡発生装置1を用いて、水耕栽培、土耕栽培あるいは高設栽培などの灌水栽培システムを構築した場合、原水ポンプ11を用いて井戸10から汲み上げた水を微細気泡発生装置1に供給するとともにエアポンプ9を用いて空気を供給すれば、微細気泡発生装置1から空気が十分に溶解した水が排出されるので、そのままの状態で灌水栽培ベッド12へ送水することができる。
【0023】
このように、微細気泡発生装置1を用いることにより、微細気泡混じりの液体と未処理の液体とを接触混合させるための液体混合槽や、液体混合槽内の液体を送給するためのポンプや配管などが不要となるため、設置に要するスペースや配管資材を大幅に削減することができ、設置および撤収時の作業負担を軽減することもできる。
【0024】
本実施形態の微細気泡発生装置1においては、液体導入手段として、外部から供給される液体を気液旋回室2の中心軸Cに対しねじれの位置をなす方向へ噴出する液体噴出口8を設けているため、外部から供給される液体の圧力を利用して気液旋回室2内に比較的強力な旋回流を発生させることができる。
【0025】
また、気体導入手段として、外部から供給される気体を気液旋回室2の基端2a側から気液旋回室2の中心軸Cに沿って噴出する気体噴出口4aを設けているため、気液旋回室2に発生する液体旋回流Sの軸心付近に形成される負圧空洞部Vが気体を効率良く吸引するとともに、吸引された気体は液体旋回流Sの剪断作用で微細化されるので、極めて大量の微細気泡を発生させることができる。
【0026】
本実施形態の微細気泡発生装置1において気液旋回室2は円筒形状であるが、液体と気体とが旋回可能な形状であれば円筒形状に限定するものではなく、例えば四角筒形状、五角筒形状あるいは六角筒形状など多角筒形状であってもよい。
【0027】
また、微細気泡発生装置1の用途の一つとして、図4に示す灌水栽培システムを取り上げているが、本発明の微細気泡発生装置の用途はこれに限定するものではなく、漁業分野においては、海水魚貝類、淡水魚貝類の養殖場の水質、底質の改善および藻場造り、ダム湖、湖沼、池、河川、海などの水質浄化、底質の改善などの手段として用途があり、工業分野においては、汚水中の有機物の除去、分解殺菌、臭気の分解、臭気防止、下水処理場でのエアレーション、洗浄用水製造などの手段として用途があり、食品加工の分野においては、飲料水、食品加工水、酒、ビールなどの酒造用水などの製造手段としての用途があり、美容医療の分野においては、浴用水、洗顔水、シャワー用水、健康飲料水などの製造手段としての用途があり、様々な分野で広く活用することができる。
【0028】
次に、図5,図6を参照して、第2実施形態である微細気泡発生装置20について説明する。なお、微細気泡発生装置20において、前述の微細気泡発生装置1の構成部分と同じ機能を有する部分については図1〜図4の場合と同符号を付して説明を省略する。
【0029】
本実施形態の微細気泡発生装置20においては、円筒形状のケーシング20a内に設けられた隔壁22に、気液が旋回可能な円筒状空間を有する3個の気液旋回室21が120度間隔で貫通状態で配置され、各々の気液旋回室21内へ液体を導入して気液旋回室21内に液体旋回流を発生させるため気液旋回室21の基端21a側に液体導入部材23が設けられ、気液旋回室21へ気体を供給するため気液旋回室21に連通して気体導入管4が設けられ、気液旋回室21内の気液を吐出するため気液旋回室21の先端21b側に気液吐出口25が形成され、隔壁22で区画されたケーシング20a内の先端側に、気液吐出口25から吐出される気液を導入する気液接触室26が設けられ、ケーシング20aの先端に気液接触室26内の気液を排出する気液排出口27が設けられている。
【0030】
隔壁22で区画されたケーシング20a内の基端側に液体導入室28が設けられ、液体導入室28に液体を導入するための液体導入口29がケーシング20aの基端に設けられている。各気液旋回室21の液体導入部材23は、気液旋回室21の中心軸Cに沿って突出状に配置され、その先端に閉塞板23bが固着され、液体導入部材23の基端は液体導入室28に開口している。液体導入部材23に設けられた複数の液体噴出口8は、外部から供給される液体を気液旋回室21の中心軸Cに対してねじれの位置をなす方向へ噴出する。
【0031】
気体導入管4はケーシング20aの側面を貫通して液体導入室28の内部へ配管され、気体導入管4先端の気体噴出口4aは閉塞板23bの中心において気液旋回室21内に向かって開口している。気体導入管4は外部から供給される気体を気液旋回室21の基端21a側から気液旋回室21の中心軸Cに沿って噴出する。
【0032】
液体導入口29を通じて液体導入室28へ導入された液体は、3個の液体導入部材23の基端開口部23aから液体導入部材23内へ均等に流入し、複数の液体噴出口8を通じてそれぞれの気液旋回室21に向かって均等に噴出し、各気液旋回室21内に液体旋回流Sを発生させるとともに、この液体旋回流Sに対して気体噴出口4aから気体が供給されるので、気液旋回室21内を旋回しながら移動した液体および気体が、気液旋回室21の気液吐出口25を通過するとき液体中に大量の微細気泡Rが発生して気液接触室26へ流入し、この気液接触室26内において微細気泡Rが液体中に十分溶け込んだ後、気液排出口27から排出される。
【0033】
このように、3個の気液旋回室21からそれぞれ気液接触室26に向かって吐出された気液は気液接触室26を通過することによって気体が十分に溶解された状態となるため、気液排出口27から排出される気液はそのまま使用することが可能となる。また、各気液旋回室21に発生する液体旋回流Sの軸心付近に形成される負圧空洞部Vが気体を効率良く吸引するとともに、吸引された気体は液体旋回流Sの剪断作用で微細化されるので、極めて大量の微細気泡を発生させることができる。
【0034】
本実施形態の微細気泡発生装置20においては、前述した微細気泡発生装置1を構成する気液旋回室2と同様の機能を有する3個の気液旋回室21を120度間隔で隔壁22に配置することにより、単数の気液接触室26に対し3個の気液旋回室21を設けた構造を形成しているため、大量の液体および気体を導入、排出するとともに大量の微細気泡を発生させることが可能であり、微細気泡発生装置1よりも処理能力が大である。
【0035】
また、微細気泡発生装置1の気液接触室6は、気液旋回室2から吐出される気液の旋回を止める役割も果たしているが、微細気泡発生装置20のように3個の気液旋回室21を設ければ、各気液旋回室21から気液接触室26へ吐出された気液旋回流同士が干渉し合うことによって旋回を打ち消す作用が生じるので、3個の気液旋回室21を設けたことに対応して、気液接触室26の容積を気液旋回室2の3倍にする必要はなく、微細気泡発生装置20の処理能力の増大に伴う気液接触室26の大型化を回避することができる。したがって、装置全体の大型化を回避しつつ処理能力の増大を図ることが可能である。
【0036】
【発明の効果】
本発明により、以下の効果を奏する。
【0037】
(1)気液が旋回可能な筒状空間を有する気液旋回室と、気液旋回室内へ液体を導入して気液旋回室内に液体旋回流を発生させるため気液旋回室の基端側に配置された液体導入手段と、気液旋回室へ気体を供給するため気液旋回室に連通して設けられた気体導入手段と、気液旋回室内の気液を吐出するため気液旋回室の先端側に配置された気液吐出口と、気液吐出口から吐出される気液を導入する気液接触室と、気液接触室内の気液を排出する気液排出口とを備えたことにより、従来の液体混合槽および液体混合槽内の液体送給用のポンプや配管などが不要となるため、設置に要するスペースや配管資材を大幅に削減することができ、設置および撤収時の作業負担も軽減することができる。
【0038】
(2)前記液体導入手段として、外部から供給される液体を前記気液旋回室の中心軸に対しねじれの位置をなす方向へ噴出する液体噴出口を設けることにより、外部から供給される液体の圧力を利用して気液旋回室内に比較的強力な旋回流を発生させることができる。
【0039】
(3)前記気体導入手段として、外部から供給される気体を前記気液旋回室の基端側から前記気液旋回室の中心軸に沿って噴出する気体噴出口を設けることにより、気液旋回室の旋回流の軸心付近に形成される負圧空洞部が気体を効率良く吸引するとともに、吸引された気体は旋回流の剪断作用で微細化されるので、さらに大量の微細気泡を発生させることができるようになる。
【0040】
(4)単数の前記気液接触室に対し複数の前記気液旋回室を設けることにより、気液接触室の大型化などの装置の大型化を回避しつつ、処理能力の増大を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態である微細気泡発生装置を示す縦断面図である。
【図2】 図1に示す微細気泡発生装置の部分拡大図である。
【図3】 図2におけるA−A線断面図である。
【図4】 図1に示す微細気泡発生装置の使用状態を示す概略図である。
【図5】 第2実施形態である微細気泡発生装置を示す縦断面図である。
【図6】 図5におけるB−B線断面図である。
【図7】 従来の微細気泡発生装置の使用状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1,20 微細気泡発生装置
2,21 気液旋回室
2a,21a 基端
2b,21b 先端
3,23 液体導入部材
3a 液体導入管
3b 閉塞板
4 気体導入管
4a 気体噴出口
5,25 気液吐出口
6,26 気液接触室
7,27 気液排出口
8 液体噴出口
9 エアポンプ
10 井戸
11 原水ポンプ
12 灌水栽培ベッド
20a ケーシング
22 隔壁
28 液体導入室
29 液体導入口
C 気液旋回室の中心軸
S 液体旋回流
R 微細気泡
V 負圧空洞部

Claims (4)

  1. 気液が旋回可能な筒状空間を有する気液旋回室と、前記気液旋回室内へ液体を導入して前記気液旋回室内に液体旋回流を発生させるため前記気液旋回室の基端側に配置された液体導入手段と、前記気液旋回室へ気体を供給するため前記気液旋回室に連通して設けられた気体導入手段と、前記気液旋回室内の気液を吐出するため前記気液旋回室の先端側に配置された気液吐出口と、前記気液吐出口から吐出される気液を導入する気液接触室と、前記気液接触室内の気液を排出する気液排出口とを備えたことを特徴とする微細気泡発生装置。
  2. 前記液体導入手段として、外部から供給される液体を前記気液旋回室の中心軸に対しねじれの位置をなす方向へ噴出する液体噴出口を設けた請求項1記載の微細気泡発生装置。
  3. 前記気体導入手段として、外部から供給される気体を前記気液旋回室の基端側から前記気液旋回室の中心軸に沿って噴出する気体噴出口を設けた請求項1記載の微細気泡発生装置。
  4. 単数の前記気液接触室に対し複数の前記気液旋回室を設けた請求項1または2記載の微細気泡発生装置。
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