JP4869805B2 - 地盤の改良工法 - Google Patents
地盤の改良工法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4869805B2 JP4869805B2 JP2006173151A JP2006173151A JP4869805B2 JP 4869805 B2 JP4869805 B2 JP 4869805B2 JP 2006173151 A JP2006173151 A JP 2006173151A JP 2006173151 A JP2006173151 A JP 2006173151A JP 4869805 B2 JP4869805 B2 JP 4869805B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ground
- water
- injection
- pumping
- pumping well
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
- Foundations (AREA)
Description
液状化を防止するためには、地盤強度を高める、あるいは地盤に細粒分を注入するといった手法が知られているが、最近においては地下水の揚水による液状化防止方法も有効であることが判明している。しかし、地下水位を常に低く維持するために地下水を常時連続的にしかも恒久的に揚水し続けなければならないから、それに要する運転費と維持管理費が嵩む問題がある。
そこで、本出願人は、地下水を揚水し続けて地下水位を常に低く維持するのではなく、地下水位を一時的な低下により砂地盤に過圧密履歴(プレローディング)を与えるとともに、地盤の飽和度(地盤中の地下水の体積/地盤の間隙体積)を低下させ、それによって液状化に対する地盤強度を高めるという液状化防止方法を提案した(特許文献1)。
他方、特許文献2には、液状化防止対策地盤に圧縮気体を注入する方法が開示されている。
したがって、本発明が解決しようとする主たる課題は、地盤の広範囲な対象領域を均等的に飽和度を低下させて地盤の改良を行うことができる方法を提供することにある。
〔請求項1記載の発明〕
可撓性スリーブで包被された注出孔が深さ方向に間隔を置いて複数形成された揚水井から液状化層の揚水を行って液状化層に対して過圧密履歴を与え、
注入水の注入段階において、この揚水井中に注入口を有する注入内管を挿入し軸方向に移動して注出孔の位置を選択しながら、直径が100μm未満の超微細気泡を多数有する注入水を、地盤強度の改善を図る対象領域に注入することを特徴とする地盤の改良工法。
本発明では、直径が100μm未満の超微細気泡を多数有する水を、地盤強度の改善を図る対象領域に注入する。
注入によって、注入した水は地盤、たとえば液状化層中の間隙を流動する過程で、砂粒子に超微細気泡が吸着され、残存するようになる。この現象は、次の要因であると考えられる。すなわち、超微細気泡は高圧力下において水の表面張力によって小さくなっているが、圧力を解放された超微細気泡が地下水中で漂っている過程で砂粒子表面に付着することで、気泡の曲率半径が小さくなり、気泡内圧が減少し、気泡同士が結合することにより、気泡が析出するものと考えられる。
この超微細気泡の砂粒子表面への付着及び気泡同士の結合によって、液状化地盤の飽和度が低下する。その結果、液状化に対する地盤強度を高めることができる。
特許文献2のものは、液状化地盤に対し空気を注入することで、液状化地盤の飽和度を低下させるものである。しかし、空気の注入では、注入領域が注入管の出口近傍にとどまりがちであり、遠方までの改良は困難であり、地盤を乱したり、あるいは不透気層に空気が溜り、気泡の径が大きくなり地表側に上昇してしまい、均質的な改良は難しい。
これに対し、本発明では、超微細気泡を多数有する注入水を注入するので、注入水が超微細気泡を伴って砂粒子間を抜けながら遠方まで到達する。そして、気泡は超微細であるために、その到達距離が長いものとなるので、たとえば大直径のタンク下部の改良などの場合に特に有効なものとなる。
この一方、可撓性スリーブで包被された注出孔が深さ方向に間隔を置いて複数形成された揚水井戸である揚水井から液状化層の揚水を行って液状化層に対して過圧密履歴を与える他、注入水の注入段階において、この揚水井中に注入口を有する注入内管を挿入し軸方向に移動して注出孔の位置を選択するという構成をも有している。
従って、液状化層に対して過圧密履歴を与えることで、地下水位を一時的に低下させて地盤の飽和度を低下させるのに伴い、液状化に対する地盤強度を高めることができると共に、この揚水井を用いて注入水を注入できるようになる。
可撓性スリーブで包被された注出孔が深さ方向に間隔を置いて複数形成された揚水井から液状化層の揚水を行って液状化層に対して過圧密履歴を与え、
容器内の水中に気泡発生ノズルを臨ませ、かつ、容器内を加圧状態に保持した状態で、前記気泡発生ノズルから気泡を発生させて得た、直径が100μm未満の多数の超微細気泡が水中に分散した水の注入段階において、この揚水井中に注入口を有する注入内管を挿入し軸方向に移動して注出孔の位置を選択しながら、地盤強度の改善を図る対象領域に注入することを特徴とする地盤の改良工法。
容器内を加圧状態に保持した状態で、気泡発生ノズルから気泡を発生させると、微細気泡よりさらに細かい超微細気泡を容易に得ることが知見された。実際、透明容器内で気泡径がおよそ20〜100μmの微細気泡を発生させた場合には、白濁状態であるのに対し、容器内を加圧状態に保持した状態で、気泡発生ノズルから気泡を発生させて得た、超微細気泡の場合には白濁はせず、透明である。
対象地盤に設けた揚水井戸によって地下水を揚水し地下水位を低下させ過圧密を生じさせた後、前記注入水を注入する請求項1または2記載の地盤の改良工法。
本出願人は、地下水を揚水し続けて地下水位を常に低く維持するのではなく、地下水位を一時的に低下させて地盤の飽和度を低下させ、それによって液状化に対する地盤強度を高めるという液状化防止方法を提案した(特許文献1)。この方法は、地下水位を常に低く維持するために地下水を常時連続的にしかも恒久的に揚水し続けなければならないために伴う、運転費と維持管理費が嵩む問題を解消できる利点がある。
請求項3の発明に従って、対象地盤に設けた揚水井戸によって地下水を揚水し地下水位を低下させ過圧密を生じさせ、その後に、地下水位を元の地下水位状態に自然復旧させた時点で、あるいは復旧過程で、本発明の注入水を注入すると、超微細気泡を対象領域に均質的に分散させることができる。その結果、過圧密履歴による液状化に対する地盤強度を高める効果と、超微細気泡の分散に伴う飽和度の低下効果とが相俟って、高い液状化に対する地盤強度を得ることができる。
前記気泡発生ノズルが、ノズル中心軸回りの旋回水流の縮流の中心に沿って圧力空気を噴出させる構成である請求項2、3のいずれか1項に記載の地盤の改良工法。
ノズル中心軸回りの旋回水流の縮流の中心に沿って圧力空気を噴出させる構成であると、高速旋回水流の縮流部位において渦が崩壊するようになり、そこに圧力空気の噴出に伴う気泡を混入すると、その気泡が破壊し、小さい気泡となる。この場合、容器内を加圧状態に保持しておくと、気泡はさらに微細となる。
<工法の概要>
本発明は、対象地盤に設けた揚水井戸によって地下水を揚水し地下水位を低下させ過圧密を生じさせた後、注入水を注入する方法を採るのが最適である(但し、過圧密が不要としても本発明の効果は十分に発揮する。)。
図5〜図7は気泡発生ノズル(装置)20を例示したもので、筒体21内に翼付案内体22を内装してある。筒体21は、円筒形の本体21Aと、先窄まりの円錐状の縮流部21Bと、小円筒形の噴出部21Cとを備える。円筒形の本体21A内には、案内体22が内装されている。
本発明では、直径が10μm未満の超微細気泡を多数有する注入水を使用する。好ましい超微細気泡の直径は、平均で0.5〜5μm、特に1〜3μmである。本発明において規定する気泡の直径は、70%以上、特に80%以上が上記に規定する直径のものを有すればよく、すべての気泡が上記に規定する直径である必要はない。
注入水の注入による地盤の飽和度の低下を調査した。図5〜図7に示したとおりの気泡発生ノズル20を、直径300mm、高さ500mmのアクリル円筒容器内の底部に縦向きに設置し、循環ポンプに接続した送給路と繋げた。容器の底部は返送路を接続し、他端は循環ポンプに繋げ、循環量を制御しながら、円筒容器内に超微細気泡を包含する注入水を生成させた。このとき、円筒容器内は20〜200kPaに加圧した。他方、円筒容器には注入路を接続し、その他端は、内径59.4mm、高さ600mmのアクリル円筒容器内に豊浦砂を100%充填した縦向きカラムの下端に連結した。このカラム内に、前記の注入水を連続的に約100分注入した。上端から流出する注入水は廃棄した。
他方で、同じカラムに対し、圧力空気のみの圧送も行った。
その結果、図9に示すように、圧力空気のみの圧送の場合には、飽和度が約90%程度までしか低下しなかったのに対し、直径が10μm未満の超微細気泡を包含する注入水の注入の場合には、ほぼ経時的に順次飽和度は低下し、飽和度が約65%程度まで低下することが確認できた。
超微細気泡を包含する注入水の通水による地盤の液状化強度を調べるために、不飽和地盤の繰り返し三軸試験を行った。すなわち、空中落下法により直径5cm、高さ10cm、相対密度60%程度の円筒供試体を飽和させ、前記の注入水を0.2Hzのsin波で繰り返し載荷試験を行った。なお、供試体の初期有効応力σc´は98kPaである。
試験は、飽和度100%(通水なし)の場合と90%(通水あり)の場合との2通りとした。結果を図10に示した。
100%の飽和砂(豊浦砂)では過剰間隙水圧比0.5付近に達した時点から急激にひずみが増加し液状化に至るのに対し、飽和度90%では過剰間隙が100%の場合に比較して緩やかに増加し、ひずみは塑性的な変形(残留ひずみ)がみられ、有効応力(強度)の回復が大きく液状化抵抗が大きいことが判明した。また、本発明の超微細気泡を包含する注入水の通水した飽和度90%の供試体は、飽和度100%の供試体と比較して、液状化強度が約1.5倍程度増加することを知見した。
Claims (4)
- 可撓性スリーブで包被された注出孔が深さ方向に間隔を置いて複数形成された揚水井から液状化層の揚水を行って液状化層に対して過圧密履歴を与え、
注入水の注入段階において、この揚水井中に注入口を有する注入内管を挿入し軸方向に移動して注出孔の位置を選択しながら、直径が100μm未満の超微細気泡を多数有する注入水を、地盤強度の改善を図る対象領域に注入することを特徴とする地盤の改良工法。 - 可撓性スリーブで包被された注出孔が深さ方向に間隔を置いて複数形成された揚水井から液状化層の揚水を行って液状化層に対して過圧密履歴を与え、
容器内の水中に気泡発生ノズルを臨ませ、かつ、容器内を加圧状態に保持した状態で、前記気泡発生ノズルから気泡を発生させて得た、直径が100μm未満の多数の超微細気泡が水中に分散した水の注入段階において、この揚水井中に注入口を有する注入内管を挿入し軸方向に移動して注出孔の位置を選択しながら、地盤強度の改善を図る対象領域に注入することを特徴とする地盤の改良工法。 - 対象地盤に設けた揚水井戸によって地下水を揚水し地下水位を低下させ過圧密を生じさせた後、前記注入水を注入する請求項1または2記載の地盤の改良工法。
- 前記気泡発生ノズルが、ノズル中心軸回りの旋回水流の縮流の中心に沿って圧力空気を噴出させる構成である請求項2、3のいずれか1項に記載の地盤の改良工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006173151A JP4869805B2 (ja) | 2006-06-22 | 2006-06-22 | 地盤の改良工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006173151A JP4869805B2 (ja) | 2006-06-22 | 2006-06-22 | 地盤の改良工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008002170A JP2008002170A (ja) | 2008-01-10 |
JP4869805B2 true JP4869805B2 (ja) | 2012-02-08 |
Family
ID=39006775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006173151A Active JP4869805B2 (ja) | 2006-06-22 | 2006-06-22 | 地盤の改良工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4869805B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5161815B2 (ja) * | 2009-03-12 | 2013-03-13 | 佐藤工業株式会社 | 地盤の改良工法 |
JP4940462B1 (ja) * | 2011-02-10 | 2012-05-30 | 強化土エンジニヤリング株式会社 | 地盤改良工法 |
JP5158390B2 (ja) * | 2011-07-29 | 2013-03-06 | 強化土株式会社 | 液状化防止工法 |
JP5092103B1 (ja) * | 2011-11-28 | 2012-12-05 | 強化土株式会社 | 地盤の不飽和化による地盤改良工法および地盤改良装置 |
JP6066276B2 (ja) * | 2012-06-08 | 2017-01-25 | 株式会社大林組 | 液状化防止方法及びシステム |
JP5158394B1 (ja) * | 2012-06-18 | 2013-03-06 | 強化土株式会社 | 地盤改良装置 |
JP2014084556A (ja) * | 2012-10-19 | 2014-05-12 | Maeda Corp | 地盤の部分的不飽和化による液状化防止方法 |
JP6192446B2 (ja) * | 2013-09-04 | 2017-09-06 | 大成建設株式会社 | マイクロバブルの伝播システムと伝播方法 |
JP6037573B2 (ja) * | 2014-09-29 | 2016-12-07 | 中込 雄大 | 地中熱利用機構兼用地盤不飽和化機構 |
CN104895044A (zh) * | 2015-04-08 | 2015-09-09 | 河海大学 | 一种增加地下水含气量的液化地基处理装置及施工方法 |
WO2017130642A1 (ja) * | 2016-01-29 | 2017-08-03 | 日産自動車株式会社 | 車両の走行制御方法および車両の走行制御装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3256492B2 (ja) * | 1998-07-17 | 2002-02-12 | 俊多 白石 | 地盤の地震時液状化防止工法及び、この工法に用いる送排水管構造 |
JP2001123438A (ja) * | 1999-10-29 | 2001-05-08 | Toshikazu Shiraishi | 空気溶存水又は圧縮空気を地中に注入することによる都市内等地盤の地震時液状化防止工法及び、この工法に用いる装置およびその施工法 |
JP3765759B2 (ja) * | 2002-02-04 | 2006-04-12 | 株式会社 多自然テクノワークス | 微細気泡発生装置 |
JP2004204573A (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-22 | Shimizu Corp | 地盤の液状化防止方法 |
-
2006
- 2006-06-22 JP JP2006173151A patent/JP4869805B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008002170A (ja) | 2008-01-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4869805B2 (ja) | 地盤の改良工法 | |
JP5161815B2 (ja) | 地盤の改良工法 | |
JP4019154B2 (ja) | マイクロバブル発生装置、マイクロバブル発生装置用渦崩壊用ノズル、マイクロバブル発生装置用旋回流発生用翼体、マイクロバブル発生方法およびマイクロバブル応用装置 | |
JP6310359B2 (ja) | 微細気泡発生装置とその発生方法 | |
WO2014084301A1 (ja) | 微細気泡生成ノズルおよび微細気泡生成装置 | |
CA2928247C (en) | Microbubble generating device and contaminated water purifying system provided with microbubble generating device | |
JP2013034953A (ja) | スタティックミキサー | |
JP2021523312A (ja) | 構造の基礎 | |
JP4621796B1 (ja) | 旋回式微細気泡発生装置 | |
JP4587039B2 (ja) | 薬液注入工法及び薬液注入装置 | |
JP6449531B2 (ja) | 微細気泡発生装置 | |
JP5918521B2 (ja) | 地盤の改良工法 | |
JP5717148B2 (ja) | 地中固結体造成工法 | |
JP2010115586A (ja) | 微細気泡発生装置 | |
CN103244083A (zh) | 泡沫辅助水力喷砂射孔工艺管柱及方法 | |
KR102098439B1 (ko) | 노즐 장치 및 이를 포함하는 피닝 장치 | |
KR101118220B1 (ko) | 마이크로 버블 장치용 노즐 어셈블리 | |
JP5046292B2 (ja) | 砂質地盤への空気注入装置および砂質地盤の液状化防止工法 | |
KR102288440B1 (ko) | 기체 용해 장치 및 그를 포함하는 미세기포 발생장치 | |
JP5081801B2 (ja) | 微細気泡発生装置における気液溶解タンク | |
JP2008081942A (ja) | 地中壁の通水部施工方法 | |
JP2007262699A (ja) | 高圧噴射撹拌装置の噴射構造 | |
CN107816337B (zh) | 基于水力喷射泵携砂采油的方法 | |
RU2047729C1 (ru) | Способ воздействия на призабойную зону пласта и устройство для его осуществления | |
JP4827689B2 (ja) | 地盤改良方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090312 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20091020 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110225 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110420 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111028 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111116 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4869805 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |