JP2006272091A - 微細気泡発生装置 - Google Patents

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重行 山口
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一雅 六嶋
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範行 北地
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良泰 伊藤
Yasunari Maeda
康成 前田
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Abstract

【課題】 装置の簡略化及び小型化が図れる微細気泡発生装置を提供する。
【解決手段】 液体が流れる流路1に、上流側から順に液体中に気体を取込んで気体を液体に混入するための気体気体取込み部2と、気体を混入した液体を加圧するためのポンプ3と、液体に混入された気体を液体に溶解させるための気体溶解管4と、液体に溶解した気体を分離析出させて微細気泡を発生させ液体と共に微細気泡を吐出する減圧ノズル5を設けて微細気泡発生装置6を構成する。ポンプ3と減圧ノズル5との間の流路1の一部に管体9内面に圧力及び流速を急変させるための連続した抵抗体7を設けて気体溶解管4を構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液体中に気体を溶解させた後に液体から気体を分離析出して微細気泡を発生させる微細気泡発生装置に関するものである。
従来から微細気泡発生装置として図9に示すようなものが知られている。(例えば、特許文献1参照)
この特許文献1に示された微細気泡発生装置は、図9に示すように、一端の吸込み口と他端の減圧ノズル5とがそれぞれ浴槽のような水槽27に開口して連通した流路1に、上流側(吸込み口側)から下流側(減圧ノズル5側)にかけて、順に液体中に気体を取込んで気体を液体に混入するための気体取込み部2と、気体を混入した液体を加圧するためのポンプ3と、液体に混入された気体を液体に溶解させるための気液溶解タンク40と、液体に溶解した気体を分離析出させて微細気泡を発生させ液体と共に微細気泡を吐出する減圧ノズル5を設けて微細気泡発生装置6を構成してある。
上記従来例は、流路1に設けたエゼクター機構を有する気体取込み部2において、流路1を流体が流れることによって生じる負圧を利用して、気体が液体中に取込まれて気体が液体中に混入し、この気体が混入した液体をポンプ3で加圧し、加圧された気体を混合した液体は気液溶解タンク40に送られ、当該気液溶解タンク40において気体を混合した液体が加圧混合作用を受けて気体が液体中に溶解して気液溶解液となり、この気液溶解液は減圧ノズル5において急激な減圧作用を受けて、液体中に溶解していた気体を分離して微細気泡として析出し水槽27の水中に放出するようになっている。
上記図9に示す従来の微細気泡発生装置は、流路1の途中に気液溶解タンク40を設けて、気液溶解タンク40で気液を混合した液体を加圧混合して気体を液体に溶解させるようにしていた。しかしながらこのように気液溶解タンク40を設けるため装置の簡略化の妨げとなると共に、大型化してコンパクト化できないという問題があった。
特開平2−26658号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、装置の簡略化及び小型化が図れる微細気泡発生装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る微細気泡発生装置は、液体が流れる流路1に、上流側から順に液体中に気体を取込んで気体を液体に混入するための気体取込み部2と、気体を混入した液体を加圧するためのポンプ3と、液体に混入された気体を液体に溶解させるための気体溶解管4と、液体に溶解した気体を分離析出させて微細気泡を発生させ液体と共に微細気泡を吐出する減圧ノズル5を設けて微細気泡発生装置6を構成し、ポンプ3と減圧ノズル5との間の流路1の一部に管体9内面に圧力及び流速を急変させるための連続した抵抗体7を設けて気体溶解管4を構成して成ることを特徴とするものである。
このように、気体溶解管4を管体内面に圧力及び流速を急変させるための連続した抵抗体7を設けることで構成してあるので、管体9内を気体が混入された液体(気液混合液体)が通過する際、連続した抵抗体7により気液混合液体が局所的に大きく乱され、これが連続することにより、流速と圧力との急変が連続的に繰り返されることになり、この結果ポンプ3通過後の加圧状態で管体9を通過するだけで効率よく攪拌混合されて気体が液体に効果的に溶解することになる。このように管体9を通過することで効果的に気体を液体に溶解できるので、従来のように流路の途中に気液溶解タンクを設けるものに比べて装置が簡略化し、小型化が図れる。
また、抵抗体7に未溶解の気体を収容するための気体溜まり8を設けることが好ましい。
このような構成とすることで、抵抗体7により気液混合液体を攪拌混合して気体を液体に溶解する際に、抵抗体7に設けた気体溜まり8に未溶解の気体が収容され、未溶解の気体が大きな気泡となって水槽27に吐出するのを防止でき、更に、この気体溜まり8に収容された未溶解の気体が抵抗体7部分で攪拌混合されて乱れている液体と接触して該接触界面において未溶解の気体が効果的に液体に溶解し、気体の液体への溶解を促進できる。
また、管体9を縦方向に配置して抵抗体7を縦方向に複数設けることが好ましい。
未溶解の気体が管体9内に溜まった場合、管体9が水平な場合は管体内の上部に気体が溜まり、水平な管体9内の上部における抵抗体7には気液混合液体が衝突せず、また、管体9内の上部を流れる気液混合液体は流速、圧力の急激な変化が生じにくく、攪拌混合効果が低下するおそれがあるが、上記のように管体9を縦方向に配置して抵抗体7を縦方向に複数設けることで、管体9内の周方向の各部において抵抗体7に気液混合液体を衝突させることができ、また、管体9内の周方向のどの部分を流れる気液混合流体も流速、圧力が急激に変化し、効果的に連続して気液混合液体を局部的に撹乱して気体を液体に溶解させることができる。
また、内面に連続した抵抗体7を有する気体溶解管4を構成する管体9が、蛇腹状をした凹凸管体9aであることが好ましい。
蛇腹状の凹凸管体9aという簡単な構成で、気体溶解管4を得ることができる。
また、気体溶解管4と減圧ノズル5との間の流路1に、液体と未溶解の余剰気体とを分離するための余剰気体分離部10を設けることが好ましい。
このような構成とすることで、気体溶解管4を通過した未溶解の余剰気体を減圧ノズル5の手前で気体を溶解した液体から分離することができ、未溶解の余剰気体が大径の気泡となって水槽に吐出するのを防止できる。
また、余剰気体分離部10に余剰気体が溜まる余剰気体溜まり部11を設け、該余剰気体溜まり部11に溜まった余剰気体が一定圧力以上になると外部に排気するようにした定圧排気弁12を設けることが好ましい。
このような構成とすることで、減圧ノズル5の手前で分離された余剰気体が余剰気体溜まり部11に溜まり、一定圧力以上になると外部に排出されるため、余剰気体を減圧ノズル5の手前で確実に分離して余剰気体溜まり部11に溜めることができる。
本発明は、気液溶解管内を気体が混入された液体が通過するだけで気体を液体に効果的に溶解させることができ、従来のように流路の途中に気液溶解タンクを設けるものに比べて装置が簡略化し、小型化が図れるという利点がある。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
微細気泡発生装置6は、図1に示すように一端の吸込み口13と他端の減圧ノズル5とがそれぞれ浴槽のような水槽27に開口して連通した流路1に、上流側(吸込み口13側)から下流側(減圧ノズル5側)にかけて、順に液体中に気体を取込んで気体を液体に混入するための気体取込み部2と、気体を混入した液体を加圧するためのポンプ3と、液体に混入された気体を液体に溶解させるための気体溶解管4と、液体に溶解した気体を液体から分離析出させて微細気泡を発生させ液体と共に微細気泡を吐出する減圧ノズル5を設けて構成してある。
気体取込み部2はエゼクタ機構を有する吸気弁を備え、ポンプ3を駆動することで液体が流路1を流れる際、気体をエゼクター効果により吸気弁を通じて液体に取込んで気体を混入するようになっている。
この気体が混入した液体(気液混合液体)はポンプ3を通過した後(これにより配管内は加圧(正圧)が生じる)下流側の気体溶解管4に送られる。
気体溶解管4はポンプ3と減圧ノズル5との間の流路1の一部に設けられており、本発明においては流路1の一部を構成する管体9により気体溶解管4を構成している。この気体溶解管4を構成する管体9は内面に圧力及び流速を急変させるための連続した抵抗体7を設けたものである。
この内面に抵抗体7を連続して設けた管体9として図に示す実施形態では図1(b)に示すように蛇腹状をした凹凸管体9a、つまり蛇腹管が示してある。蛇腹状をした凹凸管体9aは断面弧状をした環状凹部14を管体9の軸方向に連続して形成したもので、隣合う環状凹部14同士の連結部分が管体9内に突出した環状凸部15となっている。つまり、管体9は環状凸部15部分において最も径が小さく、環状凹部14の底部分において最も径が大きく、その間は次第に径が変化していっている。
上記のようにポンプ3で加圧された気液混合液体が内面に連続して抵抗体7を設けた管体9に流入すると、気液混合液体は連続した抵抗体7によって次々と局所的に大きく撹乱され、ポンプ3通過後の加圧状態で攪拌混合される。この場合、蛇腹状をした凹凸管体9aの場合には図2の矢印に示すように管体9の内面の連続する環状凸部15に当たって環状凹部14内面に沿って旋回流となって撹乱され、この撹乱が管体9の全内周にわたって次々と行われる。更に、図3に示すように、凹凸管体9a内は環状凸部15部分が最も径が小さいので、この環状凸部15部分を含む部分が流速が速く且つ圧力が小となり、また、環状凹部14の底部分が最も径が大きいので、この環状凹部14の底部分を含む部分が流速が遅く且つ圧力が大となり、これにより管体9内を通過する気液混合液体は流速、圧力の急変を連続的に繰り返す。これらの作用により気液混合液体が管体9を通過する際に連続して攪拌混合され、気液混合液体中の気体の液体への溶解が大きく促進されることになる。
また、凹凸管体9aの環状凹部14を気液混合液体が旋回して撹乱する際に上記のように気体の液体に溶解が促進されるのであるが、この場合、溶解されなかった未溶解の気体が環状凹部14の底に溜まることになる。つまり、環状凹部14の底が未溶解の気体が溜まる微小な気体溜まり8となる。そして、加圧状態で形成された気体溜まり8に環状凹部14を旋回しながら流れる液体とが接触しその界面において未溶解の気体が液体に効果的に溶解する。これは、従来の気液溶解タンクの持つ機能と同様のものであり、管体9で気体溶解管4を構成したにもかかわらず、効果的に気体を液体に溶解した気液溶解液体を得ることができる。
ここで、図3に示すように内面に抵抗体7を連続して設けた管体9を縦方向(垂直又は略垂直)に配置して抵抗体7を縦方向に複数設けるのが好ましいものである。すなわち、未溶解の気体が抵抗体7を連続して設けた管体9内に溜まった場合、管体9が水平な場合は管体9内の上部に気体が溜まり、水平な管体9内の上部における抵抗体7には気液混合液体が衝突せず、また、管体9内の上部を流れる気液混合液体は流速、圧力の急激な変化が生じにくく、攪拌混合効果が低下するおそれがある。ところが、上記のように管体9を縦方向に配置して抵抗体7を縦方向に複数設けることで、各環状凹部14の環状となった底の全周わたって未溶解の気体が溜まる微小な環状の気体溜まり8が形成されることになり、したがって、管体9の全周にわたて流速と圧力の急激な変化を生じ、また、管体9内の周方向のどの部分を流れる気液混合流体も流速、圧力が急激に変化し、これにより効果的に連続して気液混合液体を局部的に撹乱して気体を液体に溶解させることができる。
ところで、図4に示すように、管体9の径が最小となった部分、つまり、環状凸部15部分に突起16を設けてもよい。この突起16は管体9の軸と略平行に設けるもので、図4に示す実施形態では環状凸部15の先端からそれぞれ上流側、下流側の両方に向けて突出している。このように管体9の径が最小となった部分に突起16を設けると、環状凹部14に沿って旋回する気液混合液体が突起16部分で撹乱され、気液混合液体の攪拌混合がより激しく行われ、気体が液体により効果的に溶解されることになる。
上記のように内面に抵抗体7を連続して設けた管体9内を気液混合液体が通過することで、気体を液体に溶解し、この気体が液体に溶解した気液溶解液体は減圧ノズル5において急激な減圧作用を受けて液体中に溶解していた気体が液体から分離(気化)析出されて大量の微細気泡が発生し、この大量の微細気泡が発生した液体が減圧ノズル5から水槽27に吐出される。
このように本発明は従来のような気液溶解タンクを不要とする加圧溶解式の微細気泡発生装置が得られる。
以上述べたように当該発明を適用することで気液混合液体中の気体が液体に溶解することを促進することが可能となるが、すべての気体を液体中に溶解させるためには気体取込み量に対する抵抗体7の長さや径などの最適化が必要となる。一方、管体9の長さの制約などにより最適化ができないと、取込んだ気体の溶解が不充分となり、余剰気体が生じるが、この余剰気体は大きな気泡を形成し、水槽27へ排出されるため微細気泡発生装置としては好ましくない。そこで、以下に、生じた余剰気体を水槽27側に排出させない装置について説明を行う。
図5にはその一例が示してある。図5に示す実施形態では抵抗体7を連続して設けた管体9に垂直部18を設けてあり、垂直部18の上端部とポンプ3とを接続管19で連結接続し、管体9の最小内径(環状凸部15部分の内径)を接続管19よりも大径とし、これにより垂直部18内の上部において流れの急変部が生じ、更に、この流れの急変部と前述の抵抗体7の効果により、気体の液体への溶解が大きく促進される。そこで、図5のように垂直部18内の水面より上部に接続管19よりも大径となった空間部を形成することで、余剰気体と液体との分離を効果的に促進することが可能となり、余剰気体が上記空間部に溜まって余剰気体溜まり部20が形成される。更に、この余剰気体溜まり部20に溜まった余剰気体が一定圧力以上になると外部に排気するようにした定圧排気弁21を設けると、気体の滞留量が増加することがない。これにより余剰気体が水槽27に大きな気泡となって排出するのを防止することができ、安定した微細気泡の発生運転が可能となる。
ここで、図6のように気体溶解管4の垂直部18を複数箇所に設けることで、つまり、管体9を上下に蛇行させて複数の垂直部18を形成することで、気体溶解管4を更にコンパクト化することが可能となる。
更に、気体溶解管4と減圧ノズル5との間の流路1に、液体と未溶解の余剰気体とを分離するための余剰気体分離部10を設けることで、余剰気体が水槽27に吐出するのをより確実に防止できる。
図7には余剰気体分離部10の一実施形態が示してある。気体溶解管4の下流側に余剰気体分離部10を構成するT字管22を接続してある。T字管22の横管24が気体溶解管4側に接続してあり、T字管22の縦管23の下部が減圧ノズル5側に接続してある。また、T字管22の縦管23の内面の横管24との連通部分に対向する部分が気体溶解管4を通過した気液溶解液体が衝突する衝突部25となっていて余剰気体分離部10を構成してある。また、縦管23の上部には余剰気体が溜まる余剰気体溜まり部11が設けてあり、更に余剰気体溜まり部11には溜まった余剰気体が一定圧力以上になると外部に排気するようにした定圧排気弁12を設けてある。
そして、本実施形態においては、気体溶解管4を通過した気液溶解液体が衝突部25に衝突することで、気体溶解管4を通過する際に溶解しきれずに未溶解となった余剰気体が混じっていると、気液溶解液体から分離され、分離された余剰気体は余剰気体溜まり部11に溜まり、この溜まった余剰気体が一定圧力以上になると定圧排気弁12から外部に排気される。
図8には余剰気体分離部10の他の実施形態が示してある。図8においては、気体溶解管4の下流側に余剰気体分離部10を構成するループ管26を接続してある。ループ管26の下部の一側部は気体溶解管4側に接続してあり、ループ管26の下部の他側部は減圧ノズル5側に接続してある。ループ管26の上部には余剰気体溜まり部11が設けてあり、更に余剰気体溜まり部11には溜まった余剰気体が一定圧力以上になると外部に排気するようにした定圧排気弁12を設けてある。
この実施形態においては、気体溶解管4を通過した気液溶解液体がループ管26を旋回するように流れることで、気体溶解管4を通過する際に溶解しきれずに未溶解となった余剰気体が混じっていると、遠心力により比重の大きい気液溶解液体と、比重の軽い未溶解の余剰気体とに効果的に分離され、分離された余剰気体は余剰気体溜まり部11に溜まり、余剰気体が分離された気液溶解液体は減圧ノズル5側に流れる。また、余剰気体溜まり部11に溜まった余剰気体が一定圧力以上になると定圧排気弁12から外部に排気される。
このように、気体溶解管4で溶解しきれなかった余剰気体を減圧ノズル5の手前で分離して減圧ノズル5から水槽27に微細気泡混合液体を吐出する際に、未溶解の余剰気体が大径の気泡となって水槽27に吐出するのを防止でき、これにより気体溶解管4自体の制約が小さくなり、微細気泡発生装置の安定運転が可能となる。
なお、添付図面に示す実施形態では蛇腹状をした凹凸管体9aにより内面に圧力及び流速を急変させるための連続した抵抗体7を設けて気体溶解管4を形成したが、これにのみ限定されず、管体9内に抵抗体7となる複数の環状突片を連続して突出したもの、あるいは管体9内に周方向に複数の突片を断続的に突設し、これを管体9の方向に複数組み突設したもの等種々採用することができる。
(a)は本発明の微細気泡発生装置の一実施形態の概略構成図であり、(b)は同上の気体溶解管の断面図である。 同上の気体溶解管における気液混合液体の攪拌混合を示す説明図である。 同上の流速、圧力の急変と空気溜まりの形成を説明する説明図である。 気体溶解管の他の例を示す説明図である。 本発明の他の実施形態を示し、(a)は概略構成図であり、(b)は縦管部の上部の断面図である。 本発明の更に他の実施形態の概略構成図である。 本発明の更に他の実施形態を示し、(a)は概略構成図であり、(b)はT字管部分の上部の断面図である。 本発明の更に他の実施形態を示し、(a)は概略構成図であり、(b)はループ管部分の断面図である。 従来例の概略構成図である。
符号の説明
1 流路
2 気体気体取込み部
3 ポンプ
4 気体溶解管
5 減圧ノズル
6 微細気泡発生装置
7 抵抗体
8 気体溜まり
9 管体
9a 凹凸管体
10 余剰気体分離部
11 余剰気体溜まり部
12 定圧排気弁

Claims (6)

  1. 液体が流れる流路に、上流側から順に液体中に気体を取込んで気体を液体に混入するための気体取込み部と、気体を混入した液体を加圧するためのポンプと、液体に混入された気体を液体に溶解させるための気体溶解管と、液体に溶解した気体を分離析出させて微細気泡を発生させ液体と共に微細気泡を吐出する減圧ノズルを設けて微細気泡発生装置を構成し、ポンプと減圧ノズルとの間の流路の一部に管体内面に圧力及び流速を急変させるための連続した抵抗体を設けて気体溶解管を構成して成ることを特徴とする微細気泡発生装置。
  2. 抵抗体に未溶解の気体を収容するための気体溜まりを設けて成ることを特徴とする請求項1記載の微細気泡発生装置。
  3. 気体溶解管を縦方向に配置して抵抗体を縦方向に複数設けて成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の微細気泡発生装置。
  4. 内面に連続した抵抗体を有する気体溶解管を構成する管体が、蛇腹状をした凹凸管であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の微細気泡発生装置。
  5. 気体溶解管と減圧ノズルとの間の流路に、液体と未溶解の余剰気体とを分離するための余剰気体分離部を設けて成ることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の微細気泡発生装置。
  6. 余剰気体分離部に余剰気体が溜まる余剰気体溜まり部を設け、該余剰気体溜まり部に溜まった余剰気体が一定圧力以上になると外部に排気するようにした定圧排気弁を設けて成ることを特徴とする請求項5記載の微細気泡発生装置。
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