JP2016220086A - 原稿読取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置サイズのコンパクト化を維持しつつ、FBSでの読取可能サイズ・方向を拡充することを目的とする。【解決手段】FBS13は、原稿読取ユニット55と、原稿載置台51とを備えている。原稿読取ユニット55は、一方向を読取主走査方向とし、かつ一方向に直交する方向を読取副走査方向として、駆動機構を読取副走査方向に駆動させながら、読取主走査方向の読取を繰り返すことで、原稿を読み取る。原稿載置台51は、最大読取主走査長Lm及び最大読取副走査長Lbにより区画された原稿読取面51aを有し、原稿読取ユニット55が原稿を読み取るために、原稿読取面51aの範囲内に原稿が載置される。原稿読取装置11は、最大読取主走査長Lmが、A4に対応する長さに設定され、最大読取副走査長Lbが、B4に対応する長さに設定される。【選択図】図3
Description
本発明は、原稿読取装置に関する。
原稿の画面を読み取る原稿読取装置の一例として、フラットベッドスキャナ(Flat Bed Scanner、以下、FBSという)は、原稿読取面を有する原稿台と、原稿台に内蔵されたイメージセンサとを有している。原稿読取面は、原稿読取装置の正面に立つ使用者に対して左右方向に長くなる矩形を有している。イメージセンサの読取主走査方向は原稿読取面の短辺方向に設定されており、読取副走査方向は原稿読取面長辺方向に設定されている。すなわち、画像読取部の構成部品(例えば、ミラーや読取ヘッド)が原稿読取面に対して原稿読取面の長辺方向に相対的に移動して、原稿の画像を読み取るようになっている
原稿読取面として、縦型A4サイズのプラテンガラスを用いているFBSも知られている(例えば、参考文献1を参照)。
原稿読取面として、縦型A4サイズのプラテンガラスを用いているFBSも知られている(例えば、参考文献1を参照)。
参考文献1のFBSでは、プラテンガラスの読取領域において、読取主走査長が読取副走査長より長い。以上の構成によって、読取可能原稿はA4LEFの載置範囲内に収まる原稿であって、このFBSはA4SEFを読み取ることができない。なお、LEF(Long Edge Feed)は、読取主走査方向に原稿の長辺を沿わしてセットした場合を意味しており、SEF(Short Edge Feed)は、読取主走査方向に原稿の短辺を沿わしてセットした場合を意味している。
また、横型B4サイズのプラテンガラスを用いているFBSも知られている。このFBSでは、プラテンガラスの読取領域において、読取主走査長が読取副走査長より短い。以上の構成によって、読取可能原稿はB4SEFの載置範囲内に収まる原稿であって、このFBSはA4LEFを読み取ることができない。
このFBSでは、A4LEF原稿の画像データを得たい場合には、以下の作業が必要になる。つまり、A4LEF原稿をA4SEFで読み取り、その後に画像データに90°回転処理を実行する。したがって、回転処理のために画像データをメモリに保存する必要があり、そのため画像読み取りの作業効率が悪くなる。言い換えると、FBSでの読取可能サイズ・方向が制限されている。
上記の問題を解消するためには、例えば、1サイズ大きいガラスサイズに構成すればよいが、それに応じてFBSのサイズ(特に装置の設置面積)が大型化してしまう。つまり、小規模なオフィスや家庭で用いられる小型機には好ましくない。
このFBSでは、A4LEF原稿の画像データを得たい場合には、以下の作業が必要になる。つまり、A4LEF原稿をA4SEFで読み取り、その後に画像データに90°回転処理を実行する。したがって、回転処理のために画像データをメモリに保存する必要があり、そのため画像読み取りの作業効率が悪くなる。言い換えると、FBSでの読取可能サイズ・方向が制限されている。
上記の問題を解消するためには、例えば、1サイズ大きいガラスサイズに構成すればよいが、それに応じてFBSのサイズ(特に装置の設置面積)が大型化してしまう。つまり、小規模なオフィスや家庭で用いられる小型機には好ましくない。
本発明の目的は、装置サイズのコンパクト化を維持しつつ、FBSでの読取可能サイズ・方向を拡充することにある。
以下に、課題を解決するための手段として複数の態様を説明する。これら態様は、必要に応じて任意に組み合せることができる。
本発明の一見地に係る原稿読取装置は、原稿読取部と、原稿載置台とを備えている。
原稿読取部は、一方向を読取主走査方向とし、かつ一方向に直交する方向を読取副走査方向として、駆動機構を読取副走査方向に駆動させながら、読取主走査方向の読取を繰り返すことで、原稿を読み取る。
原稿載置台は、最大読取主走査長及び最大読取副走査長により区画された第1の読取領域を有し、原稿読取部が原稿を読み取るために、第1の読取領域の範囲内に原稿が載置される。最大読取主走査長が、第1の原稿サイズに対応する長さに設定され、最大読取副走査長が、第1の原稿サイズの長辺及び短辺とは異なる長辺及び短辺を有する第2の原稿サイズに対応する長さに設定される。
この装置では、最大読取主走査長及び最大読取副走査長が、互いに異なるサイズである第1の原稿サイズ及び第2の原稿サイズにそれぞれ対応させた長さに設定されている。したがって、従来にない方法で、装置サイズのコンパクト化と、原稿の読取可能方向・サイズの拡充との両立を実現できる。また、読取可能方向が縦横方向いずれにも対応する原稿種類が増えることで、画像データを回転処理を伴わずに指定された方向で出力できる。
原稿読取部は、一方向を読取主走査方向とし、かつ一方向に直交する方向を読取副走査方向として、駆動機構を読取副走査方向に駆動させながら、読取主走査方向の読取を繰り返すことで、原稿を読み取る。
原稿載置台は、最大読取主走査長及び最大読取副走査長により区画された第1の読取領域を有し、原稿読取部が原稿を読み取るために、第1の読取領域の範囲内に原稿が載置される。最大読取主走査長が、第1の原稿サイズに対応する長さに設定され、最大読取副走査長が、第1の原稿サイズの長辺及び短辺とは異なる長辺及び短辺を有する第2の原稿サイズに対応する長さに設定される。
この装置では、最大読取主走査長及び最大読取副走査長が、互いに異なるサイズである第1の原稿サイズ及び第2の原稿サイズにそれぞれ対応させた長さに設定されている。したがって、従来にない方法で、装置サイズのコンパクト化と、原稿の読取可能方向・サイズの拡充との両立を実現できる。また、読取可能方向が縦横方向いずれにも対応する原稿種類が増えることで、画像データを回転処理を伴わずに指定された方向で出力できる。
原稿載置台は、原稿読取部が原稿を読み取るための領域であると共に、第1の読取領域と同じ最大読取主走査長である第2の読取領域をさらに有していてもよい。
原稿読取装置は、第2の読取領域に対して、駆動機構を停止した状態で、複数枚の原稿を読取副走査方向に順次搬送させると共に、原稿読取装置の高さ方向において原稿読取部と異なる位置にある自動原稿搬送部をさらに備えていてもよい。
この装置では、自動原稿搬送部を用いることにより、装置の設置面積を増やすことなく、第1の読取領域より大きな原稿を読み取ることができる。
原稿読取装置は、第2の読取領域に対して、駆動機構を停止した状態で、複数枚の原稿を読取副走査方向に順次搬送させると共に、原稿読取装置の高さ方向において原稿読取部と異なる位置にある自動原稿搬送部をさらに備えていてもよい。
この装置では、自動原稿搬送部を用いることにより、装置の設置面積を増やすことなく、第1の読取領域より大きな原稿を読み取ることができる。
第1の原稿サイズ及び第2の原稿サイズは、互いに異なる系列の原稿サイズであってもよい。
第1の原稿サイズは、A4サイズであり、
第2の原稿サイズは、B4サイズであってもよい。
第2の原稿サイズは、B4サイズであってもよい。
原稿読取装置が、受付部と、連結部とをさらに備えていてもよい。受付部は、原稿読取部が読み取りを開始させるための読取指示を操作者から受け付ける。連結部は、第1の読取領域より大きなサイズである規格外原稿を対象として、1回の読取指示を受付部が受け付けた場合に、規格外原稿を複数回に分けて原稿読取部が読み取った各分割画像データ同士を連結し、規格外原稿に基づく一つの原稿データを生成する。
この装置では、第1の読取領域より大きな原稿を原稿読取装置で読み取ることができる。
この装置では、第1の読取領域より大きな原稿を原稿読取装置で読み取ることができる。
原稿読取部は、規格外原稿を読み取る場合に、読取副走査方向における第1の読取領域の両端のうちの一方の端部を読取基準位置として、原稿読取部が第1回目の読取を行い、第1の読取領域の両端のうちの他方の端部を読取基準位置として、原稿読取部が第2回目の読取を行ってもよい。
連結部は、原稿読取部が第1回目の読取及び第2回目の読取を行った各分割画像データを連結し、規格外原稿の原稿データを生成してもよい。
この装置では、第1の読取領域より大きなサイズの原稿を読み取る場合において、2回目の原稿セットのときに、操作者は、1回目のセット位置から原稿を横にずらすだけでよい。したがって、操作者による原稿セットが簡単である。
連結部は、原稿読取部が第1回目の読取及び第2回目の読取を行った各分割画像データを連結し、規格外原稿の原稿データを生成してもよい。
この装置では、第1の読取領域より大きなサイズの原稿を読み取る場合において、2回目の原稿セットのときに、操作者は、1回目のセット位置から原稿を横にずらすだけでよい。したがって、操作者による原稿セットが簡単である。
原稿読取装置は、自動原稿搬送部をさらに備えていてもよい。自動原稿搬送部は、駆動機構を停止した状態で、所定の搬送経路に沿って複数枚の原稿を読取副走査方向に順次搬送させる。
原稿載置台は、自動原稿搬送部が順次搬送させる原稿を原稿読取部が読み取るための領域である第2の読取領域をさらに有していてもよい。
第1の読取領域と第2の読取領域とは、読取副走査方向において、一定の間隔を空けて並べて配置されていてもよい。
原稿読取部は、読取副走査方向における第1の読取領域の両端のうち第2の読取領域から遠い側の端部を読取基準位置として、第1回目の読取を行い、読取副走査方向における第1の読取領域の両端のうち第2の読取領域から近い側の端部を読取基準位置として、第2回目の読取を行ってもよい。
連結部は、原稿読取部が第1回目の読取及び第2回目の読取を行った双方の原稿データを連結し、規格外原稿の原稿データを生成してもよい。
上記の設定とは異なり、第2回目の読取のために、第2の読取領域から遠い側を基準に原稿をセットすれば、以下の問題が生じる。すなわち、第2回目の読取において原稿の端部が第2の読取領域に被さった状態になり、さらに、第2回目の読取を終えた操作者が原稿を原稿読取装置に置きっぱなしにして立ち去ることがある。この場合、別の操作者が自動原稿搬送部を利用する際、取り忘れの原稿により、自動原稿搬送部が正常に原稿を読み取れない。
この装置では、第2回目の読取では、第2の読取領域に近い側を原稿読取基準としているので、原稿を取り忘れた場合であっても、第2の読取領域に取り忘れの原稿が被さることがない。したがって、その後に、他の操作者が自動原稿搬送部を利用する際、自動原稿搬送部によって原稿を正常に読み取れる。
原稿載置台は、自動原稿搬送部が順次搬送させる原稿を原稿読取部が読み取るための領域である第2の読取領域をさらに有していてもよい。
第1の読取領域と第2の読取領域とは、読取副走査方向において、一定の間隔を空けて並べて配置されていてもよい。
原稿読取部は、読取副走査方向における第1の読取領域の両端のうち第2の読取領域から遠い側の端部を読取基準位置として、第1回目の読取を行い、読取副走査方向における第1の読取領域の両端のうち第2の読取領域から近い側の端部を読取基準位置として、第2回目の読取を行ってもよい。
連結部は、原稿読取部が第1回目の読取及び第2回目の読取を行った双方の原稿データを連結し、規格外原稿の原稿データを生成してもよい。
上記の設定とは異なり、第2回目の読取のために、第2の読取領域から遠い側を基準に原稿をセットすれば、以下の問題が生じる。すなわち、第2回目の読取において原稿の端部が第2の読取領域に被さった状態になり、さらに、第2回目の読取を終えた操作者が原稿を原稿読取装置に置きっぱなしにして立ち去ることがある。この場合、別の操作者が自動原稿搬送部を利用する際、取り忘れの原稿により、自動原稿搬送部が正常に原稿を読み取れない。
この装置では、第2回目の読取では、第2の読取領域に近い側を原稿読取基準としているので、原稿を取り忘れた場合であっても、第2の読取領域に取り忘れの原稿が被さることがない。したがって、その後に、他の操作者が自動原稿搬送部を利用する際、自動原稿搬送部によって原稿を正常に読み取れる。
本発明に係る画像読取装置では、装置サイズのコンパクト化を維持しつつ、FBSでの読取可能サイズ・方向を拡充できる。
1.第1実施形態
(1)画像形成装置の構成
図1及び図2を用いて、第1実施形態に係る画像形成装置として複合機を説明する。図1は、本発明の第1実施形態の複合機の斜視図である。図2は、複合機の断面図である。
なお、本明細書で、複合機1の正面とは、操作パネル21が設けられ、使用者が使用時に立つ側の側面を意味し、複合機1の背面とは正面に対して反対側の側面を意味する。また、幅方向又は左右方向とは図2における左右方向であり、奥行き方向とは図2における紙面に直交する方向である。また、複合機1の左側及び右側は、それぞれ図2の左側及び右側を意味する。
(1)画像形成装置の構成
図1及び図2を用いて、第1実施形態に係る画像形成装置として複合機を説明する。図1は、本発明の第1実施形態の複合機の斜視図である。図2は、複合機の断面図である。
なお、本明細書で、複合機1の正面とは、操作パネル21が設けられ、使用者が使用時に立つ側の側面を意味し、複合機1の背面とは正面に対して反対側の側面を意味する。また、幅方向又は左右方向とは図2における左右方向であり、奥行き方向とは図2における紙面に直交する方向である。また、複合機1の左側及び右側は、それぞれ図2の左側及び右側を意味する。
複合機1は、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能などを備えたMFP(Multifunction Peripheral)とも呼ばれる。複合機1は、本体部3を備える。本体部3は、複合機1の本体を形成する。本体部3は、内部に画像形成部5(図2)を収容する筐体を有している。
本体部3には、排出トレイ7が形成されている。排出トレイ7は、画像形成部5で印刷された用紙を収容するように、本体部3内に設けられた胴内排出空間を有する。
本体部3には、排出トレイ7が形成されている。排出トレイ7は、画像形成部5で印刷された用紙を収容するように、本体部3内に設けられた胴内排出空間を有する。
複合機1は、原稿読取装置11を備える。原稿読取装置11は、印刷したい画像を当該印刷したい画像が形成された紙面などから読み取るイメージスキャナである。原稿読取装置11は、本体部3の上部に設けられる。
原稿読取装置11は、FBS13と、ADF(Auto Document Feeder)15とを有している。原稿読取装置11は後に詳細に説明する。
原稿読取装置11は、FBS13と、ADF(Auto Document Feeder)15とを有している。原稿読取装置11は後に詳細に説明する。
複合機1は、操作パネル21を備える。操作パネル21は、操作者による複合機1の入力操作を受け付ける装置である。図1に示すように、操作パネル21は、原稿読取装置11の下方に設けられている。操作パネル21は、キー操作部21aと表示部21bを含んでいる。キー操作部21aには、テンキー、スタートキー、ストップキー、ワンタッチダイアルキー等が配置されている。表示部21bは、複合機1の状態、例えばエラーメッセージ等を表示する。表示部21bは、操作部の一部を構成するタッチパネルを含んでいる。
複合機1は、図2に示すように、本体部3と原稿読取装置11との間に配置された上部給紙カセット23を有している。複合機1は、本体部3の下部(画像形成部5の下方)に配置された下部給紙カセット25を有している。上部給紙カセット23及び下部給紙カセット25は、所定の最大用紙サイズ(本例ではB4サイズ)以下のサイズの複数の用紙を積層状態で収容する。
複合機1は、図2に示すように、本体部3と原稿読取装置11との間に配置された上部給紙カセット23を有している。複合機1は、本体部3の下部(画像形成部5の下方)に配置された下部給紙カセット25を有している。上部給紙カセット23及び下部給紙カセット25は、所定の最大用紙サイズ(本例ではB4サイズ)以下のサイズの複数の用紙を積層状態で収容する。
(2)画像形成部の構成
図2を用いて、複合機1に備わる画像形成部5を説明する。画像形成部5は、上部給紙カセット23又は下部給紙カセット25から供給した用紙の表面上に、電子写真方式により印刷したい画像を形成する。
画像形成部5は、感光体ドラム33と、感光体ドラム33の周囲に配設された帯電デバイス35と、露光デバイス37と、現像デバイス39と、転写ローラ41と、クリーニングデバイス43と、加熱ローラ45と、加圧ローラ47などにより構成されている。
図2を用いて、複合機1に備わる画像形成部5を説明する。画像形成部5は、上部給紙カセット23又は下部給紙カセット25から供給した用紙の表面上に、電子写真方式により印刷したい画像を形成する。
画像形成部5は、感光体ドラム33と、感光体ドラム33の周囲に配設された帯電デバイス35と、露光デバイス37と、現像デバイス39と、転写ローラ41と、クリーニングデバイス43と、加熱ローラ45と、加圧ローラ47などにより構成されている。
以下に、画像形成部5が用紙の表面に画像を形成する動作を説明する。
最初に、帯電デバイス35により帯電された感光体ドラム33に対して、画像データに基づいて光量が調整された光を、露光デバイス37により照射する。これにより、感光体ドラム33の表面に、印刷したい画像に対応した静電潜像が形成される。
最初に、帯電デバイス35により帯電された感光体ドラム33に対して、画像データに基づいて光量が調整された光を、露光デバイス37により照射する。これにより、感光体ドラム33の表面に、印刷したい画像に対応した静電潜像が形成される。
次に、感光体ドラム33の表面に、現像デバイス39からトナーを供給する。これにより、感光体ドラム33の表面上に、静電潜像に対応するようにトナーが付着する。
その後、感光体ドラム33と転写ローラ41との回転により、画像形成部5へと供給されてきた用紙が、感光体ドラム33と転写ローラ41との間を通過する。このとき、用紙の表面に、トナーが付着される。
用紙は、さらに、加熱ローラ45と加圧ローラ47との間を通過する。用紙が加熱ローラ45と加圧ローラ47との間を通過することにより、トナーが、用紙の表面に固定される。
その後、感光体ドラム33と転写ローラ41との回転により、画像形成部5へと供給されてきた用紙が、感光体ドラム33と転写ローラ41との間を通過する。このとき、用紙の表面に、トナーが付着される。
用紙は、さらに、加熱ローラ45と加圧ローラ47との間を通過する。用紙が加熱ローラ45と加圧ローラ47との間を通過することにより、トナーが、用紙の表面に固定される。
(3)原稿読取装置の構成
(3−1)FBSの構成
FBS13は、原稿の画像を読み取るためのものであり、原稿載置台51と、原稿載置台51を覆う原稿台カバー53(図1)と、原稿載置台51の下部に配置された原稿読取ユニット55を備えている。
図3を用いて、原稿載置台51を説明する。図3は、複合機のFBSの平面図である。原稿載置台51は、第1の読取領域としての原稿読取面51aを有している。原稿読取面51aは、FBS方式によって原稿を読み取る際に原稿をその上に載置するための透明な板状の部材であり、本体部3の最上面に配置されている。
(3−1)FBSの構成
FBS13は、原稿の画像を読み取るためのものであり、原稿載置台51と、原稿載置台51を覆う原稿台カバー53(図1)と、原稿載置台51の下部に配置された原稿読取ユニット55を備えている。
図3を用いて、原稿載置台51を説明する。図3は、複合機のFBSの平面図である。原稿載置台51は、第1の読取領域としての原稿読取面51aを有している。原稿読取面51aは、FBS方式によって原稿を読み取る際に原稿をその上に載置するための透明な板状の部材であり、本体部3の最上面に配置されている。
原稿読取面51aは、平面視で矩形であり、最大読取主走査長Lm及び最大読取副走査長Lbにより区画されている。原稿読取面51aは、最大読取副走査長Lbとなる長辺が左右方向(図3のA方向)に平行に配置され、最大読取主走査長Lmとなる短辺が奥行き方向(図3のB方向)に平行に配置されている。
最大読取主走査長Lmは、第1の原稿サイズ(具体的には、A列)に対応する長さ(第1の原稿サイズの長辺であり、具体的には、A4長辺の長さ。)に設定されている。短辺における最大読取副走査長Lbは、第2の原稿サイズ(具体的には、B列)に対応する長さ(第2の原稿サイズの長辺であり、具体的には、B4長辺の長さ)に設定されている。第2の原稿サイズは、第1の原稿サイズの長辺及び短辺とは異なる長辺及び短辺を有するものである。詳細に言えば、第2の原稿サイズの長辺は、第1の原稿サイズの長辺及び短辺と異なる長さであり、第2の原稿サイズの短辺は、第1の原稿サイズの長辺及び短辺と異なる長さである。
最大読取主走査長Lmは、第1の原稿サイズ(具体的には、A列)に対応する長さ(第1の原稿サイズの長辺であり、具体的には、A4長辺の長さ。)に設定されている。短辺における最大読取副走査長Lbは、第2の原稿サイズ(具体的には、B列)に対応する長さ(第2の原稿サイズの長辺であり、具体的には、B4長辺の長さ)に設定されている。第2の原稿サイズは、第1の原稿サイズの長辺及び短辺とは異なる長辺及び短辺を有するものである。詳細に言えば、第2の原稿サイズの長辺は、第1の原稿サイズの長辺及び短辺と異なる長さであり、第2の原稿サイズの短辺は、第1の原稿サイズの長辺及び短辺と異なる長さである。
上記のように、最大読取主走査長Lm及び最大読取副走査長Lbが、互いに異なるサイズである第1の原稿サイズ(A列)及び第2の原稿サイズ(B列)にそれぞれ対応させた長さに設定されている。したがって、従来にない方法で、装置サイズのコンパクト化と、原稿の読取可能方向・サイズの拡充との両立を実現できる。この実施形態での「装置サイズのコンパクト化」とは、従来のB4幅の寸法を維持していることを意味する。
また、読取可能方向が縦横方向いずれにも対応する原稿種類が増えることで、画像データを、回転処理を伴わずに指定された方向で出力できる。この実施形態での「読取可能方向が縦横方向いずれにも対応する原稿」とは、A4サイズ以下の原稿を意味する。具体的には、原稿読取面51aは、A4SEF、A4LEF、B4SEFを読み取り可能であり、A4サイズより小さなサイズの原稿(B5、はがき等)を読取可能である。
また、読取可能方向が縦横方向いずれにも対応する原稿種類が増えることで、画像データを、回転処理を伴わずに指定された方向で出力できる。この実施形態での「読取可能方向が縦横方向いずれにも対応する原稿」とは、A4サイズ以下の原稿を意味する。具体的には、原稿読取面51aは、A4SEF、A4LEF、B4SEFを読み取り可能であり、A4サイズより小さなサイズの原稿(B5、はがき等)を読取可能である。
本実施形態では、A4LEFでスキャンが可能となることで、A4LEF画像原稿をスキャンする場合に、画像データを回転させる必要がなくなる。したがって、画像データを回転処理のためにメモリに保存する必要がなくなる。その結果、FCOT(First Copy Output Time)が向上する。従来のように、原稿読取面がB4SEFである場合には、A4LEF原稿はA4SEFでスキャンしなければならず、そのため画像データを回転させる必要があった。
さらに、本実施形態では、A4のBOOKをスキャンする場合に、見開き右側のページをスキャンする際には、原稿台カバー53を避けるために、BOOKの上下を反転させる必要が無い。従来のように、原稿読取面がB4SEFである場合には、A4のBOOKをスキャンする場合に、見開き右側のページをスキャンする際には、原稿台カバーを避けるために、BOOKの上下を反転させる必要があった。そして、その場合は画像データも回転してしまっていた。
さらに、本実施形態では、A4のBOOKをスキャンする場合に、見開き右側のページをスキャンする際には、原稿台カバー53を避けるために、BOOKの上下を反転させる必要が無い。従来のように、原稿読取面がB4SEFである場合には、A4のBOOKをスキャンする場合に、見開き右側のページをスキャンする際には、原稿台カバーを避けるために、BOOKの上下を反転させる必要があった。そして、その場合は画像データも回転してしまっていた。
第1の原稿サイズ及び第2の原稿サイズは、互いに異なる系列の原稿サイズである。ただし、系列の種類は、A列、B列に限定されない。サイズの系統は、Letterサイズ(8.5×11インチ)、Legalサイズ(8.5×14インチ)、Ledgerサイズ(11×17インチ)を含んでいてもよい。
原稿台カバー53は、本体部3の上部に配置されている。原稿台カバー53は、原稿載置台51上に載置された原稿を、原稿載置台51との間に固定状態で挟み込むように構成されている。原稿台カバー53は、本体部3の上面の背面側端部に設けられたヒンジ(図示せず)を回動中心として回動可能となっている。
原稿台カバー53は、本体部3の上部に配置されている。原稿台カバー53は、原稿載置台51上に載置された原稿を、原稿載置台51との間に固定状態で挟み込むように構成されている。原稿台カバー53は、本体部3の上面の背面側端部に設けられたヒンジ(図示せず)を回動中心として回動可能となっている。
図4を用いて、原稿読取部としての原稿読取ユニット55を説明する。図4は、FBSの断面図である。
原稿読取ユニット55は、一方向を読取主走査方向とし、かつ一方向に直交する方向を読取副走査方向として、駆動機構(図示せず)を読取副走査方向に駆動させながら、読取主走査方向の読取を繰り返すことで、原稿を読み取る。具体的には、原稿読取ユニット55は、本体部3の最上部にわたって配置されており、原稿に光を照射する光源(図示せず)と、原稿の画像を読み取る撮像素子としてのCIS素子(図示せず)と、それらを搭載したキャリッジ55aと、キャリッジ55aを読取副走査方向(左右方向A)に移動させる駆動機構(図示せず)とを有している。
原稿読取ユニット55は、一方向を読取主走査方向とし、かつ一方向に直交する方向を読取副走査方向として、駆動機構(図示せず)を読取副走査方向に駆動させながら、読取主走査方向の読取を繰り返すことで、原稿を読み取る。具体的には、原稿読取ユニット55は、本体部3の最上部にわたって配置されており、原稿に光を照射する光源(図示せず)と、原稿の画像を読み取る撮像素子としてのCIS素子(図示せず)と、それらを搭載したキャリッジ55aと、キャリッジ55aを読取副走査方向(左右方向A)に移動させる駆動機構(図示せず)とを有している。
本実施形態では、読取処理時に、原稿読取ユニット55は、原稿のサイズに応じて選択された読取領域内の原稿の画像データを取得する。詳しくは、CPU101(図5)からの駆動信号に基づいて、原稿読取ユニット55は、駆動機構(図示せず)によって、載置された原稿の短辺方向の一端側から他端側まで読取副走査方向(図3の左右方向A)に沿ってキャリッジ55aを移動させる。そして、原稿読取ユニット55は、載置された原稿の長辺方向の一端側から他端側まで、読取主走査方向(図3の奥行き方向B)に原稿を単位ピクセル毎に走査し、撮像素子によって単位ピクセル毎の部分的な原稿の画像データを取得することを繰り返す。
なお、原稿読取ユニットは、公知の技術が用いられるので、種類は特に限定されない。
なお、原稿読取ユニットは、公知の技術が用いられるので、種類は特に限定されない。
(3−2)ADFの構成
ADF15は、自動原稿搬送部として、原稿を自動的に原稿読取装置11の内部に送り込む装置である。ADF15は、原稿読取装置11の高さ方向において原稿読取ユニット55と異なる位置にあり、複数枚の原稿を読取副走査方向に順次搬送させる。
具体的には、ADF15は、原稿台カバー53の上側に一体に設けられている。ADF15は、複数の原稿を載置可能な給紙トレイ73と、給紙トレイ73上の原稿を下流側へ給紙するピックアップローラ(図示せず)と、給紙トレイ73上の原稿を1枚ずつ分離供給する分離ローラ(図示せず)と、分離された原稿の向きを整えるレジストローラ(図示せず)と、原稿を下流側へ送り出す搬送ローラ(図示せず)とを有している。ADF15は、排出された原稿を収容する排紙トレイ85を備えている。
ADF15は、自動原稿搬送部として、原稿を自動的に原稿読取装置11の内部に送り込む装置である。ADF15は、原稿読取装置11の高さ方向において原稿読取ユニット55と異なる位置にあり、複数枚の原稿を読取副走査方向に順次搬送させる。
具体的には、ADF15は、原稿台カバー53の上側に一体に設けられている。ADF15は、複数の原稿を載置可能な給紙トレイ73と、給紙トレイ73上の原稿を下流側へ給紙するピックアップローラ(図示せず)と、給紙トレイ73上の原稿を1枚ずつ分離供給する分離ローラ(図示せず)と、分離された原稿の向きを整えるレジストローラ(図示せず)と、原稿を下流側へ送り出す搬送ローラ(図示せず)とを有している。ADF15は、排出された原稿を収容する排紙トレイ85を備えている。
ADF15は、送り出された原稿が上面を通過する幅狭で細長い透明な原稿通過面83を有している。原稿通過面83は、原稿載置台51に設けられている。
原稿通過面83は、原稿読取ユニット55が原稿を読み取るための領域であると共に、第1の読取領域と同じ最大読取主走査長Lmである第2の読取領域である。具体的には、原稿通過面83は、原稿読取面51aの短辺長さ(最大読取主走査長Lm)と同じ長さを有しており、原稿読取面51aの短辺に沿って奥行き方向Bに延び、原稿読取面51aの短辺からわずかな隙間を空けて平行に配置されている。原稿通過面83は、ADF用プラテンガラス(コンタクトガラス)からなる。
原稿通過面83は、原稿読取ユニット55が原稿を読み取るための領域であると共に、第1の読取領域と同じ最大読取主走査長Lmである第2の読取領域である。具体的には、原稿通過面83は、原稿読取面51aの短辺長さ(最大読取主走査長Lm)と同じ長さを有しており、原稿読取面51aの短辺に沿って奥行き方向Bに延び、原稿読取面51aの短辺からわずかな隙間を空けて平行に配置されている。原稿通過面83は、ADF用プラテンガラス(コンタクトガラス)からなる。
ADF15は原稿を搬送し、原稿は原稿通過面83上を通過する。このとき、キャリッジ55aは静止状態で原稿通過面83の下部に位置しており、原稿読取ユニット55は原稿通過面83を通して原稿の画像を読み取る。つまり、ADF方式による読取主走査方向及び読取副走査方向は、それぞれFBS方式と同様に奥行き方向B及び左右方向Aである。
上述のように、ADF15を用いることにより、装置の設置面積を増やすことなく、原稿読取面51aより大きな原稿を読み取ることができる。具体的には、ADF15は、例えば、A4SEF、A4LEF、B4SEF、A3SEF、A4より小さなサイズの原稿を読み取ることができる。
上述のように、ADF15を用いることにより、装置の設置面積を増やすことなく、原稿読取面51aより大きな原稿を読み取ることができる。具体的には、ADF15は、例えば、A4SEF、A4LEF、B4SEF、A3SEF、A4より小さなサイズの原稿を読み取ることができる。
本実施形態では、FBS方式によって読み取り可能な最大原稿サイズはB4であるが、ADF方式によってA3サイズの原稿を読み取ることができる。つまり、本実施形態では、FBS方式で用いられる原稿読取面51aのサイズに比べて、より大きなサイズの原稿を複写できる。すなわち、本実施形態の複合機1は、A3サイズの読取処理に対応しつつ、本体部3はB4サイズに対応したコンパクトなサイズとなっている。
(4)制御構成
図5を用いて、複合機1の制御構成を説明する。図5は、複合機の制御構成を示すブロック図である。
CPU101は、バス131を介して、複合機1全体を制御する。
図5を用いて、複合機1の制御構成を説明する。図5は、複合機の制御構成を示すブロック図である。
CPU101は、バス131を介して、複合機1全体を制御する。
画像処理部103は、原稿読取装置11からの読取画像信号を処理して、印刷用画像データを出力する。
コーデック105は、原稿読取装置11及びその他の装置から得られる画像データを圧縮してDDRメモリ121に記録する処理、及び圧縮された画像データを伸張する処理を行う。
画像回転部107は、DDRメモリ121に保存された画像データを回転する。
コーデック105は、原稿読取装置11及びその他の装置から得られる画像データを圧縮してDDRメモリ121に記録する処理、及び圧縮された画像データを伸張する処理を行う。
画像回転部107は、DDRメモリ121に保存された画像データを回転する。
モータコントローラ109は、FBS13及びADF15において、原稿を搬送する及びキャリッジ55aを駆動するためのADF/FBSモータ111を駆動する。
画像入力インターフェース113は、原稿読取装置11から画像データを受信する。
画像出力インターフェース115は、画像形成部5に画像データを送信する。
ビデオ出力インターフェース117は、操作パネル21に画面表示データを送信する。
画像入力インターフェース113は、原稿読取装置11から画像データを受信する。
画像出力インターフェース115は、画像形成部5に画像データを送信する。
ビデオ出力インターフェース117は、操作パネル21に画面表示データを送信する。
メモリコントローラ119は、CPU101からの命令に基づきDDRメモリ121へのプログラムや画像データの書き込み、DDRメモリ121からのプログラムや画像データの読み出しを制御する。
DDRメモリ121は、揮発性メモリであり、省電力で情報を保持し続けることができるセルフリフレッシュ機能を有する。DDRメモリ121は、ROMに格納されたCPU101が実行するブートプログラム、オペレーティングシステム等、各種プログラムが展開されると共に、画像データが格納される。
DDRメモリ121は、揮発性メモリであり、省電力で情報を保持し続けることができるセルフリフレッシュ機能を有する。DDRメモリ121は、ROMに格納されたCPU101が実行するブートプログラム、オペレーティングシステム等、各種プログラムが展開されると共に、画像データが格納される。
(5)FBSによる規格外原稿の読取動作
(5−1)A3原稿の読み取り(第1方式)
画像処理部103は、原稿読取面51aより大きなサイズである規格外原稿(例えば、A3)を対象として、1回の読取指示をCPU101が受け付けた場合に、規格外原稿Sを複数回に分けてFBS13が読み取った各分割画像データ同士を連結し、規格外原稿に基づく一つの画像データを生成する。
この装置では、原稿読取面51aより大きな原稿をFBS13で読み取ることができる。
(5−1)A3原稿の読み取り(第1方式)
画像処理部103は、原稿読取面51aより大きなサイズである規格外原稿(例えば、A3)を対象として、1回の読取指示をCPU101が受け付けた場合に、規格外原稿Sを複数回に分けてFBS13が読み取った各分割画像データ同士を連結し、規格外原稿に基づく一つの画像データを生成する。
この装置では、原稿読取面51aより大きな原稿をFBS13で読み取ることができる。
図6〜図11を用いて、FBS13がA3の原稿を読み取る動作を具体的に説明する。図6は、画像読取装置の制御動作を示すフローチャートである。図7は、表示部において動作指示を示す画面である。図8は、用紙をFBSに置いた状態を示す概略平面図である。図9は、表示部において動作指示を示す画面である。図10は、用紙をFBSに置いた状態を示す概略平面図である。図11は、合成して得られた画像データである。
図6のステップS1において、CPU101は、操作パネル21のスタートキーが操作されるのを待つ。ここでのスタートキーとは、A3の原稿読取モードを指示するスタートキーである。スタートキーが操作されると、このスタートキーはFBS13に読み取りを開始させるための操作者からの読取指示であり、CPU101がそれを受け付けて、プロセスはステップS2に移行する。
図6のステップS1において、CPU101は、操作パネル21のスタートキーが操作されるのを待つ。ここでのスタートキーとは、A3の原稿読取モードを指示するスタートキーである。スタートキーが操作されると、このスタートキーはFBS13に読み取りを開始させるための操作者からの読取指示であり、CPU101がそれを受け付けて、プロセスはステップS2に移行する。
ステップS2では、CPU101は、ビデオ出力インターフェース117を介して、A3の原稿Sの最初の半分を読み取るために操作者に指示する第1回指示画面を、操作パネル21の表示部21bに表示させる。図7において、第1回指示画面を示す。なお、原稿Sの位置合わせ基準位置は、原稿読取面51aの奥側左角である。
操作者は、A3の原稿Sを原稿読取面51aにセットする。その状態が、図8に示されている。その後、操作者は、操作パネル21の表示部21bのスタートキーを操作する。
操作者は、A3の原稿Sを原稿読取面51aにセットする。その状態が、図8に示されている。その後、操作者は、操作パネル21の表示部21bのスタートキーを操作する。
ステップS3では、CPU101が、原稿読取装置11を駆動して、A3用紙の最初の半分を読み取らせる。分割画像データは、メモリコントローラ119によって、DDRメモリ121に格納される。
ステップS4では、CPU101は、ビデオ出力インターフェース117を介して、A3の原稿Sの残りの半分を読み取るために操作者に指示する第2回指示画面を、操作パネル21の表示部21bに表示させる。図9において、第2回指示画面を示す。なお、原稿Sの位置合わせ基準位置は、原稿読取面51aの奥側左角である。
ステップS4では、CPU101は、ビデオ出力インターフェース117を介して、A3の原稿Sの残りの半分を読み取るために操作者に指示する第2回指示画面を、操作パネル21の表示部21bに表示させる。図9において、第2回指示画面を示す。なお、原稿Sの位置合わせ基準位置は、原稿読取面51aの奥側左角である。
操作者は、A3用紙を180度回転して原稿読取面51aにセットする。その状態が、図10に示されている。その後、操作者は、操作パネル21のスタートキーを操作する。
ステップS5では、CPU101が、原稿読取装置11を駆動して、A3の原稿Sの残りの半分を読み取らせる。分割画像データは、メモリコントローラ119によって、DDRメモリ121に格納される。
ステップS5では、CPU101が、原稿読取装置11を駆動して、A3の原稿Sの残りの半分を読み取らせる。分割画像データは、メモリコントローラ119によって、DDRメモリ121に格納される。
ステップS6では、CPU101は、第2回目に読み取った分割画像データを180度回転する必要があるか否かを判断する。この場合は、回転の必要があるので、プロセスはステップS8に移行する。なお、回転の必要が無い場合は、ステップS8はスキップされる。
ステップS8では、画像回転部107がDDRメモリ121に格納された2回目の分割画像データを180度回転する。
ステップS8では、画像回転部107がDDRメモリ121に格納された2回目の分割画像データを180度回転する。
ステップS7では、画像処理部103が第1回目の分割画像データと第2回目の分割画像データを連結することで、1枚のA3の画像データを生成する。図11において、A3の画像データを示す。
A3の画像データは、DDRメモリ121に保存され、必要に応じて、他のコンピュータに送信されたり、画像形成部5で印刷されたりする。
A3の画像データは、DDRメモリ121に保存され、必要に応じて、他のコンピュータに送信されたり、画像形成部5で印刷されたりする。
なお、上記方式では、A3原稿を分割する位置は、A3原稿の長辺の中央の位置である。ただし、A3原稿を分割する位置は特に限定されない。これは以下の方式でも同様である。
また、上記方式は、原稿の読み取りに関連する動作であればよく、コピー、スキャン、ファクスのいずれでも実施可能である。これは以下の方式でも同様である。
また、上記方式は、原稿の読み取りに関連する動作であればよく、コピー、スキャン、ファクスのいずれでも実施可能である。これは以下の方式でも同様である。
(5−2)A3原稿の読み取り(第2方式)
FBS13は、規格外原稿(例えば、A3)を読み取る場合に、読取副走査方向(左右方向A)における原稿読取面51aの両端のうちの一方の端部(例えば、左端)を読取基準位置として、FBS13が第1回目の読取を行い、原稿読取面51aの両端のうちの他方の端部(例えば、右端)を読取基準位置として、FBS13が第2回目の読取を行う。
FBS13は、規格外原稿(例えば、A3)を読み取る場合に、読取副走査方向(左右方向A)における原稿読取面51aの両端のうちの一方の端部(例えば、左端)を読取基準位置として、FBS13が第1回目の読取を行い、原稿読取面51aの両端のうちの他方の端部(例えば、右端)を読取基準位置として、FBS13が第2回目の読取を行う。
画像処理部103は、FBS13が第1回目の読取及び第2回目の読取を行った各分割画像データを連結し、規格外原稿の画像データを生成する。
この装置では、原稿読取面51aより大きなサイズの原稿を読み取る場合において、2回目の原稿セットのときに、操作者は、1回目のセット位置から原稿を横にずらすだけでよい。したがって、操作者による原稿セットが簡単である。
この装置では、原稿読取面51aより大きなサイズの原稿を読み取る場合において、2回目の原稿セットのときに、操作者は、1回目のセット位置から原稿を横にずらすだけでよい。したがって、操作者による原稿セットが簡単である。
図6〜8及び図12〜13を用いて、FBS13がA3の原稿Sを読み取る動作を具体的に説明する。図12は、表示部において動作指示を示す画面である。図13は、用紙をFBSに置いた状態を示す概略平面図である。
図6のステップS1において、CPU101は、操作パネル21のスタートキーが操作されるのを待つ。ここでのスタートキーとは、A3の原稿読取モードを指示するスタートキーである。スタートキーが操作されると、プロセスはステップS2に移行する。
図6のステップS1において、CPU101は、操作パネル21のスタートキーが操作されるのを待つ。ここでのスタートキーとは、A3の原稿読取モードを指示するスタートキーである。スタートキーが操作されると、プロセスはステップS2に移行する。
ステップS2では、CPU101は、ビデオ出力インターフェース117を介して、A3用紙の最初の半分を読み取るために操作者に指示する第1回指示画面を、操作パネル21の表示部21bに表示させる。図7において、第1回指示画面を示す。なお、原稿Sの位置合わせ基準位置は、原稿読取面51aの奥側左角である。
操作者は、A3の原稿Sを原稿読取面51aにセットする。その状態が、図8に示されている。その後、操作者は、操作パネル21の表示部21bのスタートキーを操作する。
操作者は、A3の原稿Sを原稿読取面51aにセットする。その状態が、図8に示されている。その後、操作者は、操作パネル21の表示部21bのスタートキーを操作する。
ステップS3では、CPU101が、原稿読取装置11を駆動して、A3の原稿Sの最初の半分を読み取らせる。分割画像データは、メモリコントローラ119によって、DDRメモリ121に格納される。
ステップS4では、CPU101は、ビデオ出力インターフェース117を介して、A3用紙の残りの半分を読み取るために操作者に指示する第2回指示画面を、操作パネル21の表示部21bに表示させる。図12において、第2回指示画面を示す。なお、原稿Sの位置合わせ基準位置は、原稿読取面51aの奥側右角である。
ステップS4では、CPU101は、ビデオ出力インターフェース117を介して、A3用紙の残りの半分を読み取るために操作者に指示する第2回指示画面を、操作パネル21の表示部21bに表示させる。図12において、第2回指示画面を示す。なお、原稿Sの位置合わせ基準位置は、原稿読取面51aの奥側右角である。
操作者は、A3の原稿Sをそのまま左にずらし原稿読取面51aにセットする。その状態が、図13に示されている。その後、操作者は、操作パネル21の表示部21bのスタートキーを操作する。
ステップS5では、CPU101が、原稿読取装置11を駆動して、A3の原稿Sの残りの半分を読み取らせる。分割画像データは、メモリコントローラ119によって、DDRメモリ121に格納される。
ステップS5では、CPU101が、原稿読取装置11を駆動して、A3の原稿Sの残りの半分を読み取らせる。分割画像データは、メモリコントローラ119によって、DDRメモリ121に格納される。
ステップS6では、CPU101は、第2回目に読み取った分割画像データを180度回転する必要があるか否かを判断する。この場合は、回転の必要がないので、プロセスはステップS8をスキップする。
ステップS7では、画像処理部103が第1回目の分割画像データと第2回目の分割画像データを連結することで、1枚のA3の画像データを生成する。図11において、A3の画像データを示す。
A3画像データは、そのまま保存され、必要に応じて、他のコンピュータに送信されたり、画像形成部5で印刷されたりする。
ステップS7では、画像処理部103が第1回目の分割画像データと第2回目の分割画像データを連結することで、1枚のA3の画像データを生成する。図11において、A3の画像データを示す。
A3画像データは、そのまま保存され、必要に応じて、他のコンピュータに送信されたり、画像形成部5で印刷されたりする。
(5−3)A3原稿の読み取り(第3方式)
原稿読取装置11は、読取副走査方向(左右方向A)における原稿読取面51aの両端のうち原稿通過面83から遠い側の端部(右側端)を読取基準位置として、第1回目の読取を行う。
原稿読取装置11は、読取副走査方向(左右方向A)における原稿読取面51aの両端のうち原稿通過面83から近い側の端部(左側端部)を読取基準位置として、第2回目の読取を行う。
この装置では、第2回目の読取では、原稿通過面83に近い側を原稿読取基準としているので、原稿を取り忘れた場合であっても、原稿通過面83に取り忘れの原稿Sが被さることがない。したがって、その後に、他の操作者がADF15を利用する際、ADF15が正常に原稿Sを読み取れる。
原稿読取装置11は、読取副走査方向(左右方向A)における原稿読取面51aの両端のうち原稿通過面83から遠い側の端部(右側端)を読取基準位置として、第1回目の読取を行う。
原稿読取装置11は、読取副走査方向(左右方向A)における原稿読取面51aの両端のうち原稿通過面83から近い側の端部(左側端部)を読取基準位置として、第2回目の読取を行う。
この装置では、第2回目の読取では、原稿通過面83に近い側を原稿読取基準としているので、原稿を取り忘れた場合であっても、原稿通過面83に取り忘れの原稿Sが被さることがない。したがって、その後に、他の操作者がADF15を利用する際、ADF15が正常に原稿Sを読み取れる。
図6、図8、図11、図14〜15を用いて、FBS13がA3の原稿Sを読み取る動作を具体的に説明する。図14は、表示部において動作指示を示す画面である。図15は、表示部において動作指示を示す画面である。
図6のステップS1において、CPU101は、操作パネル21のスタートキーが操作されるのを待つ。ここでのスタートキーとは、A3の原稿読取モードを指示するスタートキーである。スタートキーが操作されると、プロセスはステップS2に移行する。
図6のステップS1において、CPU101は、操作パネル21のスタートキーが操作されるのを待つ。ここでのスタートキーとは、A3の原稿読取モードを指示するスタートキーである。スタートキーが操作されると、プロセスはステップS2に移行する。
ステップS2では、CPU101は、ビデオ出力インターフェース117を介して、A3用紙の最初の半分を読み取るために操作者に指示する第1回指示画面を、操作パネル21の表示部21bに表示させる。図14において、第1回指示画面を示す。なお、原稿Sの位置合わせ基準位置は、原稿読取面51aの奥側右角である。
操作者は、A3用紙を原稿読取面51aにセットする。その状態が、図13に示されている。その後、操作者は、操作パネル21の表示部21bのスタートキーを操作する。
操作者は、A3用紙を原稿読取面51aにセットする。その状態が、図13に示されている。その後、操作者は、操作パネル21の表示部21bのスタートキーを操作する。
ステップS3では、CPU101が、原稿読取装置11を駆動して、A3用紙の最初の半分を読み取らせる。画像データは、メモリコントローラ119によって、DDRメモリ121に格納される。
ステップS4では、CPU101は、ビデオ出力インターフェース117を介して、A3の原稿Sの残りの半分を読み取るために操作者に指示する第2回指示画面を、操作パネル21の表示部21bに表示させる。図15において、第2回指示画面を示す。なお、原稿Sの位置合わせ基準位置は、原稿読取面51aの奥側左角である。
ステップS4では、CPU101は、ビデオ出力インターフェース117を介して、A3の原稿Sの残りの半分を読み取るために操作者に指示する第2回指示画面を、操作パネル21の表示部21bに表示させる。図15において、第2回指示画面を示す。なお、原稿Sの位置合わせ基準位置は、原稿読取面51aの奥側左角である。
操作者は、A3の原稿Sをそのまま右にずらし原稿読取面51aにセットする。その状態が、図8に示されている。その後、操作者は、操作パネル21の表示部21bのスタートキーを操作する。
ステップS5では、CPU101が、原稿読取装置11を駆動して、A3の用紙の残りの半分を読み取らせる。画像データは、メモリコントローラ119によって、DDRメモリ121に格納される。
ステップS5では、CPU101が、原稿読取装置11を駆動して、A3の用紙の残りの半分を読み取らせる。画像データは、メモリコントローラ119によって、DDRメモリ121に格納される。
ステップS6では、CPU101は、第2回目に読み取った分割画像データを180度回転する必要があるか否かを判断する。この場合は、回転の必要がないので、プロセスはステップS8をスキップする。
ステップS7では、画像処理部103が第1回目の分割画像データと第2回目の分割画像データを合成して、1枚のA3の画像データを生成する。図11において、A3の画像データを示す。
A3の画像データは、そのまま保存され、必要に応じて、他のコンピュータに送信されたり、画像形成部5で印刷されたりする。
ステップS7では、画像処理部103が第1回目の分割画像データと第2回目の分割画像データを合成して、1枚のA3の画像データを生成する。図11において、A3の画像データを示す。
A3の画像データは、そのまま保存され、必要に応じて、他のコンピュータに送信されたり、画像形成部5で印刷されたりする。
上記の設定とは異なり、第2回目の読取のために、第2の読取領域から遠い側を基準に原稿Sをセットすれば(例えば、前述の第2方式では)、以下の問題が生じる。すなわち、図13に示すように、第2回目の読取において原稿Sの端部が原稿通過面83に被さった状態になり、さらに、第2回目の読取を終えた操作者が原稿SをFBS13に置きっぱなしにして立ち去ることがある。この場合、別の操作者がADF15を利用する際、取り忘れの原稿Sにより、ADF15が正常に原稿を読み取れない。
2.実施形態の特徴
原稿読取装置11(原稿読取装置の一例)は、原稿読取ユニット55(原稿読取部の一例)と、原稿載置台51(原稿載置台の一例)とを備えている。
原稿読取ユニット55は、奥行き方向B(一方向の一例)を読取主走査方向とし、かつ左右方向A(一方向に直交する方向の一例)を読取副走査方向として、駆動機構を読取副走査方向に駆動させながら、読取主走査方向の読取を繰り返すことで、原稿を読み取る。
原稿載置台51は、最大読取主走査長Lm(最大読取主走査長の一例)及び最大読取副走査長Lb(最大読取副走査長)により区画された原稿読取面51a(第1の読取領域の一例)を有し、原稿読取ユニット55が原稿を読み取るために、原稿読取面51aの範囲内に原稿が載置される。最大読取主走査長Lmが、A列(第1の原稿サイズの一例)に対応する長さに設定され、最大読取副走査長Lbが、B列(第1の原稿サイズの長辺及び短辺とは異なる長辺及び短辺を有する第2の原稿サイズの一例)に対応する長さに設定される。
この装置では、最大読取主走査長Lm及び最大読取副走査長Lbが、A列及びB列にそれぞれ対応させた長さに設定されている。したがって、従来にない方法で、原稿読取装置11のサイズのコンパクト化と、原稿の読取可能方向・サイズの拡充との両立を実現できる。また、A4原稿の読取可能方向が縦横方向いずれにも対応可能なので、A4LEF原稿の画像データを、回転処理を伴わずに出力できる。
原稿読取装置11(原稿読取装置の一例)は、原稿読取ユニット55(原稿読取部の一例)と、原稿載置台51(原稿載置台の一例)とを備えている。
原稿読取ユニット55は、奥行き方向B(一方向の一例)を読取主走査方向とし、かつ左右方向A(一方向に直交する方向の一例)を読取副走査方向として、駆動機構を読取副走査方向に駆動させながら、読取主走査方向の読取を繰り返すことで、原稿を読み取る。
原稿載置台51は、最大読取主走査長Lm(最大読取主走査長の一例)及び最大読取副走査長Lb(最大読取副走査長)により区画された原稿読取面51a(第1の読取領域の一例)を有し、原稿読取ユニット55が原稿を読み取るために、原稿読取面51aの範囲内に原稿が載置される。最大読取主走査長Lmが、A列(第1の原稿サイズの一例)に対応する長さに設定され、最大読取副走査長Lbが、B列(第1の原稿サイズの長辺及び短辺とは異なる長辺及び短辺を有する第2の原稿サイズの一例)に対応する長さに設定される。
この装置では、最大読取主走査長Lm及び最大読取副走査長Lbが、A列及びB列にそれぞれ対応させた長さに設定されている。したがって、従来にない方法で、原稿読取装置11のサイズのコンパクト化と、原稿の読取可能方向・サイズの拡充との両立を実現できる。また、A4原稿の読取可能方向が縦横方向いずれにも対応可能なので、A4LEF原稿の画像データを、回転処理を伴わずに出力できる。
3.他の実施形態
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
前記実施形態では、複数のA3読取方式を紹介したが、それらは必須ではない。また、A3の読み取り方式が採用されるとしても、全てが実施可能でなくてもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
前記実施形態では、複数のA3読取方式を紹介したが、それらは必須ではない。また、A3の読み取り方式が採用されるとしても、全てが実施可能でなくてもよい。
本発明は、FBSを有する画像読取装置に広く適用できる。
1 :複合機
3 :本体部
5 :画像形成部
7 :排出トレイ
11 :原稿読取装置
13 :FBS
15 :ADF
21 :操作パネル
23 :上部給紙カセット
25 :下部給紙カセット
33 :感光体ドラム
35 :帯電デバイス
37 :露光デバイス
39 :現像デバイス
41 :転写ローラ
43 :クリーニングデバイス
45 :加熱ローラ
47 :加圧ローラ
51 :原稿載置台
51a :原稿読取面
53 :原稿台カバー
55 :原稿読取ユニット
55a :キャリッジ
73 :給紙トレイ
83 :原稿通過面
85 :排紙トレイ
101 :CPU
103 :画像処理部
105 :コーデック
107 :画像回転部
109 :モータコントローラ
111 :ADF/FBSモータ
113 :画像入力インターフェース
115 :画像出力インターフェース
117 :ビデオ出力インターフェース
119 :メモリコントローラ
121 :DDRメモリ
131 :バス
3 :本体部
5 :画像形成部
7 :排出トレイ
11 :原稿読取装置
13 :FBS
15 :ADF
21 :操作パネル
23 :上部給紙カセット
25 :下部給紙カセット
33 :感光体ドラム
35 :帯電デバイス
37 :露光デバイス
39 :現像デバイス
41 :転写ローラ
43 :クリーニングデバイス
45 :加熱ローラ
47 :加圧ローラ
51 :原稿載置台
51a :原稿読取面
53 :原稿台カバー
55 :原稿読取ユニット
55a :キャリッジ
73 :給紙トレイ
83 :原稿通過面
85 :排紙トレイ
101 :CPU
103 :画像処理部
105 :コーデック
107 :画像回転部
109 :モータコントローラ
111 :ADF/FBSモータ
113 :画像入力インターフェース
115 :画像出力インターフェース
117 :ビデオ出力インターフェース
119 :メモリコントローラ
121 :DDRメモリ
131 :バス
Claims (7)
- 一方向を読取主走査方向とし、かつ前記一方向に直交する方向を読取副走査方向として、駆動機構を前記読取副走査方向に駆動させながら、前記読取主走査方向の読取を繰り返すことで、原稿を読み取る原稿読取部と、
最大読取主走査長及び最大読取副走査長により区画された第1の読取領域を有し、前記原稿読取部が原稿を読み取るために、前記第1の読取領域の範囲内に原稿が載置される原稿載置台であって、前記最大読取主走査長が、第1の原稿サイズに対応する長さに設定され、前記最大読取副走査長が、前記第1の原稿サイズの長辺及び短辺とは異なる長辺及び短辺を有する第2の原稿サイズに対応する長さに設定される原稿載置台と、
を備えた原稿読取装置。 - 前記原稿載置台は、前記原稿読取部が原稿を読み取るための領域であると共に、前記第1の読取領域と同じ最大読取主走査長である第2の読取領域をさらに有し、
前記第2の読取領域に対して、駆動機構を停止した状態で、複数枚の原稿を前記読取副走査方向に順次搬送させると共に、前記原稿読取装置の高さ方向において前記原稿読取部と異なる位置にある自動原稿搬送部をさらに備えた、請求項1に記載の原稿読取装置。 - 前記第1の原稿サイズ及び前記第2の原稿サイズは、互いに異なる系列の原稿サイズである、請求項1又は2に記載の原稿読取装置。
- 前記第1の原稿サイズは、A4サイズであり、
前記第2の原稿サイズは、B4サイズである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の原稿読取装置。 - 前記原稿読取部が読み取りを開始させるための読取指示を操作者から受け付ける受付部と、
前記第1の読取領域より大きなサイズである規格外原稿を対象として、1回の読取指示を前記受付部が受け付けた場合に、前記規格外原稿を複数回に分けて前記原稿読取部が読み取った各分割画像データ同士を連結し、前記規格外原稿に基づく一つの原稿データを生成する連結部と、
をさらに備えた、請求項1〜4のいずれか1項に記載の原稿読取装置。 - 前記原稿読取部は、
前記規格外原稿を読み取る場合に、前記読取副走査方向における前記第1の読取領域の両端のうちの一方の端部を読取基準位置として、前記原稿読取部が第1回目の読取を行い、前記第1の読取領域の両端のうちの他方の端部を読取基準位置として、前記原稿読取部が第2回目の読取を行い、
前記連結部は、
前記原稿読取部が前記第1回目の読取及び前記第2回目の読取を行った双方の原稿データを連結し、前記規格外原稿の原稿データを生成する、請求項5に記載の原稿読取装置。 - 前記駆動機構を停止した状態で、所定の搬送経路に沿って複数枚の原稿を前記読取副走査方向に順次搬送させる自動原稿搬送部をさらに備え、
前記原稿載置台は、前記自動原稿搬送部が順次搬送させる原稿を前記原稿読取部が読み取るための領域である第2の読取領域をさらに有し、
前記第1の読取領域と前記第2の読取領域とは、前記読取副走査方向において、一定の間隔を空けて並べて配置され、
前記原稿読取部は、
前記読取副走査方向における前記第1の読取領域の両端のうち前記第2の読取領域から遠い側の端部を読取基準位置として、第1回目の読取を行い、
前記読取副走査方向における前記第1の読取領域の両端のうち前記第2の読取領域から近い側の端部を読取基準位置として、第2回目の読取を行い、
前記連結部は、
前記原稿読取部が前記第1回目の読取及び前記第2回目の読取を行った双方の原稿データを連結し、前記規格外原稿の原稿データを生成する
請求項5に記載の原稿読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015104262A JP2016220086A (ja) | 2015-05-22 | 2015-05-22 | 原稿読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015104262A JP2016220086A (ja) | 2015-05-22 | 2015-05-22 | 原稿読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016220086A true JP2016220086A (ja) | 2016-12-22 |
Family
ID=57581721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015104262A Pending JP2016220086A (ja) | 2015-05-22 | 2015-05-22 | 原稿読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2016220086A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008245001A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置及び画像形成方法 |
JP2015061117A (ja) * | 2013-09-17 | 2015-03-30 | セイコーエプソン株式会社 | 記録装置 |
-
2015
- 2015-05-22 JP JP2015104262A patent/JP2016220086A/ja active Pending
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