JP2016012112A - 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】手差し給紙により印刷を行う際の利便性を向上する画像形成装置を提供する。【解決手段】原稿の各辺の長さを検出し、手差しトレイに設置された印刷用紙の給紙方向に対する用紙幅を検出する。そして、検出された原稿の各辺の長さと、検出された用紙幅とに基づいて、印刷用紙のサイズを決定する。【選択図】図6
Description
本発明は、コピーが可能な画像形成装置、画像形成方法およびプログラムに関する。
複写機などの画像形成装置では、コンパクト化かつ広い用途に対応するために、例えばA4カセットを標準搭載し、手差し給紙でA3サイズに対応可能とする装置がある。その場合、例えば、等倍コピーではカセット給紙を用い、拡大コピーでは手差し給紙を用いるという使い分けがされる。
用紙をセットした際の用紙サイズは、一般的に、カセットの主走査方向と副走査方向に設けられたサイズ検知センサにより自動的に検知される。また、センサがなく、用紙サイズはユーザ入力により設定される場合もある。手差し給紙については、副走査方向(送り方向)のサイズ検知センサを設けると、そのスペースにより装置が大型化してしまうので、サイズ検知センサは、主走査方向(幅方向)のみに設けられることが一般的である。その場合、正確な用紙サイズを判別することができない。特許文献1では、主走査方向の長さから用紙サイズを推測し、登録済みの用紙サイズから用紙サイズ候補をパネル操作部に表示してユーザに選択させることが記載されている。
しかしながら、例えば等倍コピーを実行するユーザは原稿と同じサイズの用紙を手差し給紙部に置くたびに、毎回、用紙サイズを選択する操作を行わなくてはならない。また、例えば、拡大・縮小コピーを使うユーザは、所望の出力サイズの用紙を置くたびに、毎回、コピー倍率を設定しなくてはならない。
本発明の目的は、このような従来の問題点を解決することにある。本発明は、上記の点に鑑み、手差し給紙により印刷を行う際の利便性を向上する画像形成装置、画像形成方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、原稿を光学的に読み取って生成された画像データに基づいて、手差しトレイから給紙された印刷用紙に印刷可能な画像形成装置であって、前記原稿の各辺の長さを検出する第1の検出手段と、前記手差しトレイに設置された印刷用紙の給紙方向に対する用紙幅を検出する第2の検出手段と、前記第1の検出手段により検出された前記原稿の各辺の長さと、前記第2の検出手段により検出された前記用紙幅とに基づいて、前記印刷用紙のサイズを決定する決定手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、手差し給紙により印刷を行う際の利便性を向上することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
[第1の実施形態]
図1は、画像形成装置の斜視図である。画像形成装置100は、画像読取部1と、画像形成装置本体2と、パネル操作部3と、原稿搬送部4と、カセット給紙部5と、手差し給紙部6とを含む。画像形成装置100は、スキャン機能、印刷機能、FAX機能等の複数の機能が一体化されたいわゆるMFP(Multi Functional Peripheral)である。画像読取部1は、不図示の原稿台に設置された、若しくは、原稿搬送部4(ADF:Auto Document Feeder)から1枚ずつ連続給紙された原稿を光学的に読み取り、画像データを生成する構成(スキャナエンジン)を含む。画像形成装置本体2は、画像データに基づき、カセット給紙部5や手差し給紙部6から給紙された記録媒体(印刷用紙等)に記録(印刷)を行う構成(プリンタエンジン)を含む。画像形成装置本体2は、例えば、電子写真記録方式で用いられる感光体ドラムなどを含み、画像データに応じて変調されたレーザビームによって、感光体ドラムに形成された静電潜像を記録媒体上に転写、定着することにより印刷を行う。パネル操作部3は、ハードキーやパネルを含み、コピー機能における倍率設定等、画像形成装置100が実行可能な各機能についての設定や実行指示等をユーザから受け付ける。
図1は、画像形成装置の斜視図である。画像形成装置100は、画像読取部1と、画像形成装置本体2と、パネル操作部3と、原稿搬送部4と、カセット給紙部5と、手差し給紙部6とを含む。画像形成装置100は、スキャン機能、印刷機能、FAX機能等の複数の機能が一体化されたいわゆるMFP(Multi Functional Peripheral)である。画像読取部1は、不図示の原稿台に設置された、若しくは、原稿搬送部4(ADF:Auto Document Feeder)から1枚ずつ連続給紙された原稿を光学的に読み取り、画像データを生成する構成(スキャナエンジン)を含む。画像形成装置本体2は、画像データに基づき、カセット給紙部5や手差し給紙部6から給紙された記録媒体(印刷用紙等)に記録(印刷)を行う構成(プリンタエンジン)を含む。画像形成装置本体2は、例えば、電子写真記録方式で用いられる感光体ドラムなどを含み、画像データに応じて変調されたレーザビームによって、感光体ドラムに形成された静電潜像を記録媒体上に転写、定着することにより印刷を行う。パネル操作部3は、ハードキーやパネルを含み、コピー機能における倍率設定等、画像形成装置100が実行可能な各機能についての設定や実行指示等をユーザから受け付ける。
図2は、画像読取部の構成を示す図である。図2に示すように、画像読取部1は、コンタクトガラス201を含む。コンタクトガラス201上には、ユーザにより原稿が設置される。若しくは、原稿搬送部4により原稿が、コンタクトガラス201上の読取位置に連続的に給紙される。
コンタクトガラス5の原稿が設置される側と反対側には、原稿を光学的に読み取るイメージセンサ202と、イメージセンサ202を駆動する駆動装置204とを含む。イメージセンサ202には、光源である複数のLED203が主走査方向Aに沿って配置されている。LED203が原稿に対して光を照射すると、CCDセンサなどの光電変換素子は、複数のミラーや集光レンズを介して原稿からの反射光を検知することで、原稿画像を読み取る。なお、光電変換素子は、検出した光を電気信号に変換する。また、イメージセンサ202は、そのような構造に限定されるものではなく、原稿画像を光学的に読み取る構成であるならば他の構成が用いられても良い。
また、駆動装置204は、イメージセンサ202を移動させる機構であり、モータ205と、ベルト206と、ガイドレール207とを含む。ガイドレール207は、主走査方向Aと交差する副走査方向Bに沿って配置されている。イメージセンサ202は、モータ205の駆動により、ガイドレール207に沿った副走査方向B上での往復移動が可能である。
図3は、手差し給紙部6の外観斜視図である。また、図4は、手差し給紙部6の幅規制板の機構に関わる主要部を表わす斜視図である。図3及び図4における矢印Dは、手差し給紙部6に対して用紙を供給する場合の用紙搬送方向(給紙方向)である。
載置トレイ304は、用紙を搭載する。給紙ローラ301は、不図示のモータから所定のタイミングで回転駆動力が伝達されて回転する。給紙ローラ301の回転方向は、用紙搬送方向Dに対応する。中板303は、載置トレイ304上に載置された用紙の用紙搬送方向先端部を給紙ローラ301に押圧する。分離パッド302は、給紙ローラ301に対して所定の圧力で押圧されており、高い摩擦抵抗力を生じることが可能である。載置トレイ304上に載置された用紙は、その先端部が中板303により給紙ローラ301に押圧され、所定のタイミングで給紙ローラ301が回転すると、用紙の先端が給紙ローラ301と分離パッド302の間に侵入する。その際、侵入した用紙が2枚以上である場合、分離パッド302と接する側の用紙は、用紙と分離パッド302の間に生じる摩擦力により進行が阻止されることで、給紙ローラ301と接する側の用紙のみが搬送され、その結果、用紙は、1枚ずつ分離される。
手差しフレーム309は、手差し給紙部6の主な構成要素を一体的にユニット化するための枠を構成する。サイド規制板305とサイド規制板307は、載置トレイ304上に用紙を載置する際に、用紙搬送方向Dに交差する用紙幅方向の位置を規制する。サイド規制板305の規制面306と、サイド規制板307の規制面308とは、サイド規制板305とサイド規制板307の間に用紙を載置した際に、用紙側端の位置を規制する。
図4のラック401は、サイド規制板305と一体的に設けられ、ラック402は、サイド規制板307と一体的に設けられている。連結ギヤ403は、ラック401とラック402との両方に噛み合うように構成されている。サイド規制板305が矢印C1の方向に移動すると、サイド規制板307は、連結ギヤ403により、矢印C2の方向に連動して移動する。また、サイド規制板305が矢印C2の方向に移動すると、サイド規制板307は、連結ギヤ403により、矢印C1の方向に連動して移動する。また、サイド規制板307が矢印C1の方向に移動すると、サイド規制板305は、連結ギヤ403により、矢印C2の方向に連動して移動する。また、サイド規制板307が矢印C2の方向に移動すると、サイド規制板305は、連結ギヤ403により、矢印C1の方向に連動して移動する。そのような構成により、ユーザが、規制面306と規制面308を用紙幅に合わせるためにサイド規制板305若しくはサイド規制板307を移動すると、用紙搬送方向Dと交差する用紙幅方向の位置が規制面306と規制面308により規制される。また、規制面306及び規制面308は、用紙が画像形成装置本体2に供給される際に、用紙幅方向の側端をガイドする役割も果たす。
図5は、画像形成装置100の制御系周辺のブロック構成を示す図である。CPU501は、画像形成装置100の各部を統括的に制御する。RAM502は、CPU501の作業領域や各種データの一時記憶領域として用いられる。ROM503は、画像形成装置100を動作させるためのファームウェアプログラムや、ファームウェアプログラムを制御するためのブートプログラムを記憶する。画像形成装置100の動作は、例えば、CPU501がROM503に記憶されたプログラムをRAM502に読み出して実行することにより実現される。
通信インタフェース(I/F)504は、ホストコンピュータ等の外部装置とLAN等のネットワークを介して接続し、各種データの転送が可能である。例えば、画像形成装置100は、ネットワークを介して外部装置から画像データを取得して印刷処理することができる。また、画像メモリ512には、印刷対象の画像データが保存される。パネル操作部505は、図1の操作パネル3に対応する。画像読取部507は、図1の画像読取部1に対応する。画像読取部507により読み取られて生成された画像データは、画像処理部506で所定の画像処理が実行される。所定の画像処理とは、例えば、境界処理やエッジ処理、スムージング処理である。所定の画像処理が実行された画像データは、画像形成部510で、用紙に対して印刷されるよう処理される。画像形成部510は、例えば、上述した感光体ドラム等に対応する。画像形成部510による処理の後、定着部511による用紙への定着処理が行われ、定着処理された用紙が装置外に排出される。図5に示すCPU501〜画像メモリ512は、システムバス500を介して相互に通信可能に接続される。
図6は、手差し給紙部6を使用するユーザが主に等倍コピーをする際のサイズ判定処理を示すフローチャートである。図6の各処理は、例えば、CPU501がROM503からプログラムをRAM502に読み出して実行することにより実現される。
S601において、ユーザが画像形成装置100の画像読取部1の原稿台に原稿を設置すると、CPU501は、原稿台に設置された原稿サイズを検知する。その際、サイズ検知センサ等、一般的に知られている構成により原稿サイズが検知される。S601では、原稿の主走査方向の長さAと副走査方向の長さBとが検知される。S602において、ユーザが用紙を手差し給紙部6に載置すると、CPU501は、載置された用紙の主走査方向の長さCを検知する。その際、サイド規制板305及び307により長さCが検知される。以下の説明において、原稿台に設置された原稿に対して、手差し給紙部6に載置された用紙を手差し用紙と呼ぶ。
S603において、CPU501は、原稿の一辺、即ち主走査方向の長さAと、手差し用紙の主走査方向の長さCとを比較し、同じであるか否かを判定する。ここで、同じであると判定された場合にはS605に進み、同じでないと判定された場合にはS604に進む。
S605において、CPU501は、コピー倍率が100%以下(等倍以下)であるか否かを判定する。ここで、コピー倍率が100%以下であると判定された場合には、原稿と手差し用紙が同じサイズであり且つ用紙の給紙は横送り(長手側が進行方向先頭)であるとみなし、原稿の副走査方向の長さBと手差し用紙の副走査方向の長さDも同じであると判断する。ここで、コピー倍率が100%以下の縮小コピーであっても、原稿サイズと同じサイズの手差し用紙であれば、印刷対象の画像がはみ出すことなく印刷可能となる。
S605でコピー倍率が100%より大きいと判定された場合には、手差し用紙は原稿サイズより大きいとみなし、手差し用紙の副走査方向の長さDは、原稿の副走査方向の長さBの2倍であると判断する。つまり、S605でコピー倍率が大きいとは拡大設定であり、拡大を指示しつつユーザが小さいサイズの用紙を手差し給紙部6に載置することはないので、手差し用紙の副走査方向の長さDを上記のように判断する。
S603で同じでないと判定された場合にはS604に進む。S604において、CPU501は、原稿の他辺、即ち副走査方向の長さBと、手差し用紙の主走査方向の長さCとを比較し、同じであるか否かを判定する。ここで、同じであると判定された場合にはS606に進み、同じでないと判定された場合にはS611に進む。
S606において、CPU501は、コピー倍率が100%以下であるか否かを判定する。ここで、コピー倍率が100%以下であると判定された場合には、原稿と手差し用紙が同じサイズであり且つ用紙の給紙は縦送り(短手側が進行方向先頭)であるとみなし、原稿の主走査方向の長さAと手差し用紙の副走査方向の長さDが同じであると判断する。ここで、コピー倍率が100%以下の縮小コピーであっても、原稿サイズと同じサイズの手差し用紙であれば、印刷対象の画像を画像処理部506において90度回転することで、はみ出すことなく印刷可能となる。
S606でコピー倍率が100%より大きいと判定された場合には、手差し用紙の副走査方向の長さDにかかわらず、画像がはみ出してしまうので、原稿と手差し用紙のサイズ不一致(手差し用紙の方が小さい)旨をパネル操作部505に警告表示する。その表示は、例えば、ユーザに対して手差し用紙の交換を促すものであっても良い。
S604で同じでないと判定された場合にはS611に進む。S611では、原稿と異なるサイズの手差し用紙が手差し給紙部6に載置されていることになる。従って、S611において、CPU501は、等倍コピーで行うことの前提を取り消し、手差し用紙が縦置きの場合と横置きの場合の2つの倍率候補からユーザがコピー倍率を選択可能な画面をパネル操作部505に表示する。
図7は、コピー倍率の選択画面の一例を示す図である。図7は、原稿がA4サイズの縦置き(横210mm×縦297mm)であり、手差し用紙の主走査方向の長さCがB4/B5相当の長さ(257mm)である場合に表示される選択画面の一例である。つまり、その場合には、原稿をB5サイズの手差し用紙に縮小するか、若しくは、原稿をB4サイズの手差し用紙に拡大するかの選択を受付可能である。図7(a)は、A4からB5に縮小することがユーザにより選択された図であり、図7(b)は、A4からB4に拡大することがユーザにより選択された図である。
S607〜S609、S611において手差し用紙のサイズが決定されると、図6の処理を終了し、その後はコピー倍率に従って印刷を行う。
図6は、手差し給紙部6を使用するユーザが主に等倍コピーをする際のサイズ判定処理を示すフローチャートとして説明した。その際、ユーザは、画像形成装置100を図6の処理を行うモードに設定しておく。例えば、画像形成装置100の起動後に、パネル操作部505に表示されるメイン画面上で、ユーザは、図6の処理を行うモードを選択し、画像形成装置100をそのモードに設定するようにしても良い。画像形成装置100は、そのモードの設定により、手差し給紙部6に載置された手差し用紙は横送り印刷と縦送り印刷の両方の可能性があるとして認識する。そして、その上で、図6で説明したように、原稿と手差し用紙との長さの比較と、コピー倍率の設定とに基づいて、手差し用紙のサイズを決定する。
以上のように、本実施形態によれば、手差し給紙部6を主に等倍コピーで使用するユーザに対して、原稿と手差し用紙を画像形成装置にセットした場合に、ユーザが手差し用紙サイズの入力を行う工程を省くことができる。この時、手差し用紙の向き(縦送りまたは横送り)をユーザが意識する必要はなく、等倍コピーに特化した処理が可能になる。また、サイズ不一致で印刷不良の可能性がある手差し用紙を手差し給紙部6に載置した場合でも、ユーザは倍率候補選択画面から選択するだけですみ、ユーザの利便性が向上する。
[第2の実施形態]
本実施形態では、手差し給紙部を使用するユーザが変倍コピー(拡大コピーまたは縮小コピー)を主に使用することを前提としている。例えば、画像形成装置100の起動後に、パネル操作部505に表示されるメイン画面上で、ユーザは、本実施形態の図8の処理を行うモードを選択し、画像形成装置100をそのモードに設定するようにしても良い。画像形成装置100は、そのモードの設定により、手差し給紙部6に載置された手差し用紙は縦送り印刷(主走査方向より副走査方向が長い)するとして認識し、その上で、原稿と手差し用紙との長さの比較に基づいて、手差し用紙のサイズを決定する。
本実施形態では、手差し給紙部を使用するユーザが変倍コピー(拡大コピーまたは縮小コピー)を主に使用することを前提としている。例えば、画像形成装置100の起動後に、パネル操作部505に表示されるメイン画面上で、ユーザは、本実施形態の図8の処理を行うモードを選択し、画像形成装置100をそのモードに設定するようにしても良い。画像形成装置100は、そのモードの設定により、手差し給紙部6に載置された手差し用紙は縦送り印刷(主走査方向より副走査方向が長い)するとして認識し、その上で、原稿と手差し用紙との長さの比較に基づいて、手差し用紙のサイズを決定する。
図8は、手差し給紙部6を使用するユーザが主に変倍コピーをする際のサイズ判定処理を示すフローチャートである。図6の各処理は、例えば、CPU501がROM503からプログラムをRAM502に読み出して実行することにより実現される。S801において、ユーザが画像形成装置100の画像読取部1の原稿台に原稿を設置すると、CPU501は、原稿台に設置された原稿サイズを検知する。その際、サイズ検知センサ等、一般的に知られている構成により原稿サイズが検知される。S801では、原稿の主走査方向の長さAと副走査方向の長さBとが検知される。S802において、ユーザが手差し用紙を手差し給紙部6に載置すると、CPU501は、載置された手差し用紙の主走査方向の長さCを検知する。その際、サイド規制板305及び307により長さCが検知される。
S803において、CPU501は、原稿の一辺、即ち副走査方向の長さBと、手差し用紙の主走査方向の長さCとを比較し、同じであるか否かを判定する。ここで、同じであると判定された場合にはS804に進み、同じでないと判定された場合にはS805に進む。
S804において、CPU501は、原稿と手差し用紙が同じサイズであり且つ原稿の主走査方向の長さAと手差し用紙の副走査方向の長さDも同じであると認識し、コピー倍率100%を設定する。その後、図8の処理を終了し、設定されたコピー倍率に従って印刷を行う。
S803で同じでないと判定された場合、S805で、CPU501は、手差し用紙は「原稿の主走査方向の長さA:原稿の副走査方向の長さB=手差し用紙の副走査方向の長さD:手差し用紙の主走査方向の長さC」の比率を満たすようなサイズとみなす。そして、CPU501は、その決定したサイズに従って、コピー倍率を設定する。例えば、原稿がA4縦置き(横210mm×縦297mm)であり、手差し用紙の主走査長さがB4/B5相当(257mm)である場合には、本実施形態では手差し用紙が縦送りであると仮定しているので、A4からB4への拡大コピーに設定する。但し、比率から求めた手差し用紙のサイズが、その装置で給紙できないサイズである場合(小さすぎるなどで非対応の場合)には、サイズの不一致等をパネル操作部505に警告表示しても良い。S805の後は、図8の処理を終了し、設定されたコピー倍率に従って印刷を行う。
以上のように、本実施形態によれば、手差し給紙部6を主に変倍コピーで使用するユーザに対して、原稿と手差し用紙を画像形成装置に載置した場合に、ユーザが手差し用紙サイズの入力を行う工程とコピー倍率の設定を行う工程を省くことができる。この時、ユーザは手差し用紙の向き(縦送り)だけ意識すれば、上記工程を省くことができ、利便性が向上する。
100 画像形成装置: 501 CPU: 502 RAM: 503 ROM
Claims (15)
- 原稿を光学的に読み取って生成された画像データに基づいて、手差しトレイから給紙された印刷用紙に印刷可能な画像形成装置であって、
前記原稿の各辺の長さを検出する第1の検出手段と、
前記手差しトレイに設置された印刷用紙の給紙方向に対する用紙幅を検出する第2の検出手段と、
前記第1の検出手段により検出された前記原稿の各辺の長さと、前記第2の検出手段により検出された前記用紙幅とに基づいて、前記印刷用紙のサイズを決定する決定手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記原稿を光学的に読み取って生成された画像データを印刷処理する際の倍率設定を取得する取得手段、をさらに備え、
前記決定手段は、前記第1の検出手段により検出された前記原稿の各辺の長さと、前記第2の検出手段により検出された前記用紙幅と、前記取得手段により取得された前記倍率設定とに基づいて、前記印刷用紙のサイズを決定する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記決定手段は、前記用紙幅と前記原稿の一辺の長さとを比較し、当該比較の結果と前記倍率設定とに基づいて、前記印刷用紙のサイズを決定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記決定手段は、前記用紙幅と前記原稿の一辺の長さとが同じであるか否かを判定し、
前記決定手段は、前記用紙幅と前記原稿の一辺の長さとが同じであると判定し、且つ、前記倍率設定が等倍以下である場合に、前記印刷用紙のサイズは前記原稿と同じサイズであると決定することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記決定手段は、前記倍率設定が拡大設定である場合に、前記印刷用紙の給紙方向の長さは、前記原稿において当該給紙方向に対応する辺よりも長いと決定することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記決定手段は、前記用紙幅と前記原稿の一辺の長さとが同じでないと判定した場合に、さらに、前記用紙幅と、前記原稿の他辺の長さとが同じであるか否かを判定し、
前記決定手段は、前記用紙幅と前記原稿の他辺の長さとが同じであると判定し、且つ、前記倍率設定が等倍以下である場合に、前記印刷用紙のサイズは前記原稿と同じサイズであると決定することを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。 - 前記決定手段により前記用紙幅と前記原稿の他辺の長さとが同じであると判定され、且つ、前記倍率設定が拡大設定である場合に、サイズ不一致の警告を表示する第1の表示手段、をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
- 前記決定手段により前記用紙幅と前記原稿の他辺の長さとが同じでないと判定された場合、前記原稿の各辺の長さと前記用紙幅とから実行可能な倍率設定を表示する第2の表示手段、をさらに備えることを特徴とする請求項6又は7に記載の画像形成装置。
- 前記原稿の一辺の長さは、前記印刷用紙を横送りで印刷する場合の印刷される画像について、前記用紙幅に対応する辺の長さであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記決定手段は、前記用紙幅と前記原稿の一辺の長さとを比較し、当該比較の結果に基づいて、前記印刷用紙のサイズを決定し、
前記原稿の一辺の長さは、前記印刷用紙を縦送りで印刷する場合の印刷される画像について、前記用紙幅に対応する辺の長さであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記決定手段は、前記用紙幅と前記原稿の一辺の長さとが同じであると判定した場合に、前記印刷用紙のサイズは前記原稿と同じサイズであると決定し、
前記画像データは、等倍で印刷処理されることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。 - 前記決定手段は、前記用紙幅と前記原稿の一辺の長さとが同じでないと判定した場合に、前記用紙幅と前記原稿の一辺の長さとの比率から前記印刷用紙のサイズを決定し、
前記画像データは、当該比率に従って印刷処理されることを特徴とする請求項10又は11に記載の画像形成装置。 - 前記決定手段によりサイズが決定された前記印刷用紙に対して前記画像データを印刷処理する印刷手段、をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 原稿を光学的に読み取って生成された画像データに基づいて、手差しトレイから給紙された印刷用紙に印刷可能な画像形成装置において実行される画像形成方法であって、
前記原稿の各辺の長さを検出する第1の検出工程と、
前記手差しトレイに設置された印刷用紙の給紙方向に対する用紙幅を検出する第2の検出工程と、
前記第1の検出工程において検出された前記原稿の各辺の長さと、前記第2の検出工程において検出された前記用紙幅とに基づいて、前記印刷用紙のサイズを決定する決定工程と、
を有することを特徴とする画像形成方法。 - 請求項1乃至13の記載の画像形成装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018058211A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-12 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置、画像形成システムの制御方法、及びプログラム |
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2014
- 2014-06-30 JP JP2014135114A patent/JP2016012112A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018058211A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-12 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置、画像形成システムの制御方法、及びプログラム |
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