JP2016218398A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

定着装置および画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016218398A
JP2016218398A JP2015106482A JP2015106482A JP2016218398A JP 2016218398 A JP2016218398 A JP 2016218398A JP 2015106482 A JP2015106482 A JP 2015106482A JP 2015106482 A JP2015106482 A JP 2015106482A JP 2016218398 A JP2016218398 A JP 2016218398A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
cleaning member
fixing
fixing device
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015106482A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6550924B2 (ja
Inventor
健介 山地
Kensuke Yamaji
健介 山地
政己 岡本
Masami Okamoto
政己 岡本
窪田 啓介
Keisuke Kubota
啓介 窪田
健二 野沢
Kenji Nozawa
健二 野沢
菊島 祐樹
Yuki Kikushima
祐樹 菊島
文洋 廣瀬
Fumihiro Hirose
文洋 廣瀬
周太郎 湯淺
Shutaro Yuasa
周太郎 湯淺
香理 辺見
Kaori Hemmi
香理 辺見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2015106482A priority Critical patent/JP6550924B2/ja
Publication of JP2016218398A publication Critical patent/JP2016218398A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6550924B2 publication Critical patent/JP6550924B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】加圧部材をクリーニングするクリーニング部材の性能を低下させることなく、好適に加圧部材をクリーニングして、画像品質を維持する。【解決手段】ヒータ8を備えた加熱ローラ1により加熱される回転体である定着ベルト3と、定着ベルト3の少なくとも一部を押圧可能に配置され、定着ベルト3との間に定着ニップ部Nを形成する加圧ローラ4と、を備え、定着ニップ部Nに未定着トナー像を担持した記録媒体Pを搬送して、未定着トナー像を記録媒体Pに定着する定着装置20において、加圧ローラ4に当接して加圧ローラ4をクリーニングするクリーニング部材6と、加圧ローラ4を冷却する冷却手段13と、クリーニング部材6により加圧ローラ4から回収したトナーが加圧ローラ4へ再転写することを防止する再転写防止制御手段と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、定着装置および画像形成装置に関する。
複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置として、電子写真方式を利用した画像形成装置が種々考案されており公知技術となっている。その画像形成プロセスは、像担持体である感光ドラムの表面に静電潜像を形成し、感光ドラム上の静電潜像を現像剤であるトナー等によって現像して可視像化し、現像された画像を転写装置により記録媒体(記録材、用紙、記録紙ともいう)に転写して画像を担持させ、圧力や熱等を用いる定着装置によって記録媒体上の未定着トナー像を定着する過程により成立している。
定着装置としては、様々な方式のものが提案されており、定着ローラ(定着部材)と、定着ローラに圧接する加圧ローラ(加圧部材)とを備え、加圧ローラと定着ローラとの圧接によって形成された定着ニップ部(ニップ部ともいう)により、未定着トナー像を担持した記録媒体を挟持搬送しつつ加熱し、定着させるローラ定着方式が知られている。
また、加圧ローラに対向配置される定着ローラと、定着ローラと加熱ローラとの間に張架される無端状の定着ベルト(定着部材)とを備え、加圧ローラと定着ベルトとの圧接によって形成された定着ニップ部にて、定着ベルトを介して加熱ローラの熱を記録媒体に与えることで、未定着トナー像を記録媒体に加圧し、定着させるベルト定着方式が知られている。
このような定着装置において、加圧ローラに付着したオフセットトナーを除去するクリーニング部材を設けることが知られている。例えば、特許文献1には、定着手段と加圧手段により転写紙上のトナー像を定着後、定着手段から転写紙を分離するための接触式分離手段を備えた定着装置において、加圧手段に付着したオフセットトナーを除去するオフセットトナー・クリーニング手段を備えた定着装置が開示されている。
また、定着装置において、加圧部材の弾性部を肉厚にすることで、画像品質の向上やシワを低減させることが知られている。
このような肉厚の弾性部を用いる場合、弾性部の肉厚が厚いため熱膨張量が多く、外径量の制御が難しかったが、熱膨張量を低減するために、加圧部材を冷却することで画像品質の向上を図ることが知られている。
しかしながら、加圧部材を冷却する構成では、その加圧部材に当接しているクリーニング部材の性能を低下させてしまう場合があった。具体的には、クリーニング部材に付着したオフセットトナーが加圧部材に逆転写してしまうことがあり、画像品質を維持できないという問題があった。
そこで本発明は、加圧部材をクリーニングするクリーニング部材の性能を低下させることなく、好適に加圧部材をクリーニングして、画像品質を維持することができる定着装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明に係る定着装置は、加熱手段により加熱される回転体である定着部材と、該定着部材の少なくとも一部を押圧可能に配置され、前記定着部材との間に定着ニップ部を形成する加圧部材と、を備え、前記定着ニップ部に未定着トナー像を担持した記録媒体を搬送して、該未定着トナー像を前記記録媒体に定着する定着装置において、前記加圧部材に当接して該加圧部材をクリーニングするクリーニング部材と、前記加圧部材を冷却する冷却手段と、前記クリーニング部材により前記加圧部材から回収したトナーが前記加圧部材へ再転写することを防止する再転写防止制御手段と、を備えるものである。
本発明によれば、加圧部材をクリーニングするクリーニング部材の性能を低下させることなく、好適に加圧部材をクリーニングして、画像品質を維持することができる。
本発明に係る画像形成装置の一実施形態を示す概略構成図である。 本発明に係る定着装置の一実施形態を示す概略構成図である。 加圧ローラの拡大断面図である。 クリーニングウェブユニットを設けた加圧ローラの概略構成図である。 表面にトナーが付着した状態の加圧ローラの説明図である。 クリーニング部材の構成例を示す模式図である。
以下、本発明に係る構成を図1から図6に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
(画像形成装置)
本発明に係る画像形成装置の一実施形態について図1を参照して説明する。画像形成装置としては、例えばプリンタ、複写機、ファックス等、トナーを用いて画像形成を行う実施形態が挙げられ、用紙などの記録媒体に形成された未定着トナー像(未定着画像)を定着する定着装置を備えるものである。
図1に例示する画像形成装置100は、タンデム型中間転写方式のカラー複写機である。図1に示すように、画像形成装置100は、装置本体101と、装置本体101の上部に配置された画像読取装置であるスキャナ102と、該スキャナ102のさらに上部に配置された自動原稿給送装置(ADF)103とを有している。
装置本体101の下部には、複数の給紙カセット104a,104b,104c,104dを備えた給紙部104が配置されている。
装置本体101のほぼ中央部には、中間転写体としての無端状の中間転写ベルト105が配置されている。中間転写ベルト105は、複数の支持ローラ106,107,108等に掛け渡されて支持されており、駆動源により図中時計回り方向に回転駆動される。
支持ローラ108の回転方向下流側には、2次転写後に中間転写ベルト105上に残留する残留トナー等を除去する中間転写体クリーニング装置109が設けられている。
支持ローラ106と支持ローラ107との間に張り渡された中間転写ベルト105上には、その搬送方向に沿って、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4つの画像形成手段としてのプロセスカートリッジ29Y,29M,29C,29Kがこの順に並設、配置され、タンデム画像形成部30が構成されている。但し、これら4つの色順は一例であり、これに限定されるものではない。
プロセスカートリッジ29Y,29M,29C,29Kには、像担持体としてのドラム状の感光体ドラム21Y,21M,21C,21Kが配置されている。以下、プロセスカートリッジ29Y,29M,29C,29Kの構成は、露光される画像データ色に対応した現像剤中のトナー色が異なるのみで他の構成は同様のため、色を表す添え字符号を削除した符号で総括的に説明する。
プロセスカートリッジ29における感光体ドラム21の周囲には、感光体ドラム表面に像担持体保護剤を供給する保護層形成装置22、感光体ドラム表面を均一に帯電させる帯電装置23、後述する露光装置としての潜像形成装置28からの露光を受け入れる部位、感光体ドラム表面の潜像形成部分にトナーを供給してトナー可視像化する現像装置25、感光体ドラム表面のトナー画像を中間転写ベルト105に1次転写する転写ローラ26Y,26M,26C,26Kおよび転写後の感光体ドラム表面の残留トナー等をクリーニングするクリーニング装置24が配置されている。
タンデム画像形成部30の上方には、露光装置としての潜像形成装置28が配置されている。中間転写ベルト105を挟んで支持ローラ108と反対の側には、転写装置としての2次転写ローラ110が配置されている。該2次転写ローラ110により、中間転写ベルト105上のトナー画像が、給紙部104から給送されるシート状記録媒体の一例としての用紙に転写される。
2次転写ローラ110の搬送方向下流側には、用紙上に転写された転写画像を定着する本実施形態の定着装置20が配置されている。定着装置20は、定着部材としての無端ベルト状の定着ベルト3に加圧部材としての加圧ローラ4を押し当てる構成を備えている。
定着装置20の下方には、上述したタンデム画像形成部30とほぼ平行に、用紙の両面に画像を形成する場合に用紙を反転するシート反転装置112が配置されている。
画像形成のための一連のプロセスについて、ネガ−ポジプロセスで説明を行うが、色を表す符号を省略して簡明に述べる。有機光導電層を有する感光体(OPC)に代表される感光体ドラム21は、除電ランプ(図示せず)等で除電され、帯電装置23の帯電ローラで均一にマイナスに帯電される。
帯電装置23による感光体ドラム21の帯電が行われる際には、電圧印加機構から帯電装置23に、感光体ドラム21を所望の電位に帯電させるに適した、適当な大きさの電圧またはこれに交流電圧を重畳した帯電電圧が印加される。
帯電された感光体ドラム21は、レーザ光学系等の潜像形成装置28によって照射されるレーザ光で潜像形成が行われる。レーザ光は半導体レーザから発せられて、高速で回転する多角柱の多面鏡(ポリゴンミラー)等により感光体ドラム21の表面を、感光体ドラム21の回転軸方向に走査する。
このようにして形成された潜像が、現像装置25にある現像剤担持体である現像スリーブ(現像ローラ)上に供給されたトナー粒子、またはトナー粒子およびキャリア粒子の混合物からなる現像剤により現像され、トナー可視像が形成される。潜像の現像時には、電圧印加機構から現像スリーブに、感光体ドラム21の露光部と非露光部の間にある、適当な大きさの電圧またはこれに交流電圧を重畳した現像バイアスが印加される。
各色に対応した感光体ドラム21上に形成されたトナー像は、転写装置を構成する転写ローラ26Y,26M,26C,26Kにて中間転写ベルト105上に転写され、給紙部104から給送され、あるいは手差しトレイ113から給送された紙などのシート状記録媒体上に、2次転写ローラ110により重ね合わされたトナー像(カラー画像)が一括転写される。その後、中間転写ベルト105は、感光体ドラム21から分離され、転写像が得られる。
感光体ドラム21上に残存するトナー粒子は、クリーニング装置24内のクリーニングブレード等によって回収される。画像転写後の未定着のトナー像を担持した用紙は、中継搬送ユニット111によって定着装置20へと搬送され、定着ローラ2に巻き掛けられた定着ベルト3と加圧ローラ4とのニップ部で熱と圧力を加えられて転写画像を定着される。
定着された用紙は、排紙ローラ対115により排紙トレイ116上に排出・スタックされる。あるいは、切換爪で搬送路を切り換えられてシート反転装置112に搬送され、そこで反転されて再び転写位置へと導かれ、裏面にも画像を形成された後に、排紙ローラ対115により排紙トレイ116上に排出・スタックされる。画像転写後の中間転写ベルト105は、中間転写体クリーニング装置109により残留トナー等を除去され、タンデム画像形成部30による再度の画像形成に備える。
(定着装置)
本実施形態に係る定着装置は、加熱手段(ヒータ8を備えた加熱ローラ1)により加熱される回転体である定着部材(定着ベルト3)と、該定着部材の少なくとも一部を押圧可能に配置され、定着部材との間に定着ニップ部(定着ニップ部N)を形成する加圧部材(加圧ローラ4)と、を備え、定着ニップ部に未定着トナー像を担持した記録媒体(記録媒体P)を搬送して、該未定着トナー像を記録媒体に定着する定着装置(定着装置20)において、加圧部材に当接して該加圧部材をクリーニングするクリーニング部材(クリーニング部材6)と、加圧部材を冷却する冷却手段(冷却手段13)と、クリーニング部材により加圧部材から回収したトナーが加圧部材へ再転写することを防止する再転写防止制御手段(制御部50)と、を備えるものである。なお、括弧内は実施形態での符号、適用例を示す。
図2は、本実施形態に係る定着装置20の構成例を示しており、加圧ローラ4の軸方向での概略側面図である。また、定着装置20の制御部50を併せて示している。また、図2は、定着ニップ部Nが形成された通紙状態の定着装置20を示している。
定着装置20は、加熱ローラ1と、定着ローラ2と、加熱ローラ1、定着ローラ2およびテンションローラ11に張架される無端状の回転体である定着ベルト3と、定着ベルト3および定着ローラ2を押圧して、定着ニップ部Nを形成する加圧ローラ4等を備えている。また、加熱ローラ1は、熱源としてのヒータ8を内部に有している。
定着装置20は、定着ローラ2と加圧ローラ4との圧接によって形成される定着ベルト3と加圧ローラ4との定着ニップ部Nに未定着トナー像を担持した記録媒体Pを通紙して加熱定着を行うものである。なお、加熱ローラ1、定着ローラ2及び加圧ローラ4は、定着装置20の筐体19の長手方向に回転可能に軸支される。
本実施形態では、回転駆動を加圧ローラ駆動にて行い、加圧ローラ4の回転駆動により、定着ベルト3、定着ローラ2および加熱ローラ1が連れまわる構成としている。加圧ローラ4はモータなどの駆動部12によって回転駆動される。駆動部12は制御部50の駆動制御部51により制御されるとともに、駆動制御部51は、駆動部12の駆動トルクを監視している。なお、定着ローラ2を駆動部12により回転駆動させる定着ローラ駆動の構成であっても良い。
制御部50(コントローラ)は、駆動制御部51、加圧制御部52、接離制御部53を備えている。制御部50は、演算部としてのCPU、記憶部としてのROMやRAM、入出力部としてのI/Oインターフェース等を包含するマイクロコンピュータから構成される。なお、本実施形態では、制御部50を、定着装置20に設ける構成としているがこれに限られず、装置本体101内の制御部が、制御部50を兼ねるものであってもよい。
加熱ローラ1は、芯金部とテフロン(登録商標)等の表面離型層とからなる。芯金部は、例えば、金属材料からなる薄肉の円筒体であって、その円筒体の内部には熱源としてのヒータ8が固設されている。
ヒータ8としては、例えば、ハロゲンヒータやカーボンヒータ等を用いることができる。また、ヒータ8の両端部は、定着装置20の筐体19に固定されている。また、ヒータ8は、加熱ローラ1を外部から加熱する誘導加熱手段(IH加熱手段)であっても良い。
ヒータ8は、装置本体101の電源部(交流電源)により出力制御され、このヒータ8からの輻射熱によって加熱ローラ1が加熱される。さらに加熱ローラ1によって加熱された定着ベルト3の表面から記録媒体P上の未定着トナー像に熱が加えられる。ヒータ8の出力制御は、定着ベルト3の表面に対向する位置に設けられるサーモパイル等の温度センサ9によるベルト表面温度の検知結果に基づいてなされる。このように温度センサ9の検知結果に基づいて、定着ベルト3の温度制御がなされる。
定着ベルト3は、定着ローラ2、加熱ローラ1およびテンションローラ11の周囲に掛けまわされ、加熱ローラ1および定着ローラ2に密着している。
加圧ローラ4は定着ベルト3を介して定着ローラ2に加圧機構にて脱圧/圧接が可能に配置されており、定着ベルト3の定着ローラ2に対応する箇所に加圧ローラ4を押し当てることで、定着ニップ部Nが形成される。常に圧接させている状態では、定着ローラ2、定着ベルト3および加圧ローラ4が常に接触変形している状態になり、画像品質や耐久性に影響を与えるため、通紙時以外は加圧ローラ4を定着ベルト3から離間させるようにしている。
加圧機構は、例えば、加圧ローラ4の軸方向の端部において加圧ローラ4の芯金に当接する加圧レバーと、加圧レバーに当接して回転するカム等で構成される。加圧機構は、制御部50の加圧制御部52により制御されることで、加圧ローラ4が定着ベルト3に圧接した状態と脱圧した状態とに変位させる。
定着ベルト3は、例えば、PI(ポリイミド)樹脂からなる所定の層厚のベース層上に、シリコーンゴムなどの弾性層、離型層が順次積層された多層構造の無端ベルトである。
定着ベルト3の弾性層は、シリコーンゴム、フッ素ゴム、発泡性シリコーンゴム等の弾性材料で形成されている。また、定着ベルト3の離型層は、PFA(4フッ化エチレンバーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂)、ポリイミド、ポリエーテルイミド、PES(ポリエーテルサルファイド)等で形成されている。定着ベルト3の表層に離型層を設けることにより、トナー(トナー像)に対する離型性(剥離性)が確保されることになる。
定着ベルト3は、例えば、ベース層としてPI層、弾性層としてシリコーンゴム層、離型層としてPFA樹脂層を用い、各層厚はPI層:80μm、シリコーンゴム層350μm、PFA樹脂層20μm等で構成される。
定着ローラ2は、熱源を有しておらず、金属(鉄やアルミ)などの剛性の高い芯金を、厚い弾性層、例えば、数十mm厚のシリコーンゴム層で覆ったものである。
図3は、加圧ローラの拡大断面図であって、(A)は弾性層の厚みが大きい肉厚の加圧ローラの例、(B)は弾性層の厚みが通常の厚みの加圧ローラを示している。
図3に示すように、加圧ローラ4は、SUS304等の芯金41上に、数mm厚の弾性層42(例えば、シリコーンゴム層)を形成している。また、表層にトナー離型性が良く、導電性のある導電性PFAチューブ等を被覆することも好ましい。
本実施形態に係る定着装置20が備える肉厚の加圧ローラ4は、弾性層42の厚さが大きく、例えば、10mm〜15mm程度である。これにより、芯金41の径も小さくなる。一方、通常の加圧ローラの弾性層42の厚さは、例えば、2mm程度である。
加圧ローラ4には、加圧ローラ4の表面に対向する位置にサーモパイル等の温度センサ7(加圧部材温度検知手段)が設けられ、加圧ローラ4の温度を検知する。検知結果は制御部50に入力される。なお、温度センサ9の設置位置および設置数は、図2の例に限られるものではなく、定着ローラ2の温度を検知する温度センサ等を設けてもよい。
加圧ローラ4には、加圧ローラ4に接触し、オフセットしたトナー等を回収するクリーニング部材6が設けられている。クリーニング部材6は、例えば、クリーニングパッドやクリーニングローラなどである。図2は、クリーニング部材6がクリーニングローラである例を示している。
また、図4に示すように、加圧ローラ4のクリーニング部材6としてクリーニングウェブユニット60を用いることもできる。図4に示すクリーニングウェブユニット60は、加圧ローラ4にクリーニングウェブ64を介して当接する当接ローラ61と、新品のクリーニングウェブ64を供給する供給ローラ63と、クリーニングウェブ64を巻き取り回収する巻取りローラ62とを有している。
クリーニング部材6は、常に加圧ローラ4に当接させておいてもよいが、クリーニング部材6を加圧ローラ4に常に接触させている状態では、クリーニング部材6および加圧ローラ4が常に接触変形している状態になり、耐久性に影響を与える。このため、クリーニング部材6を加圧ローラ4から離間させる接離機構(接離手段)を有していることが好ましい。
接離機構は、クリーニング部材6(例えば、クリーニングローラ)の軸方向の端部においてクリーニング部材6の軸芯に当接するレバーと、レバーに当接して回転するカム等で構成される。接離機構は、制御部50の接離制御部53により制御されることで、クリーニング部材6が加圧ローラ4に接触した状態と離間した状態とに変位させることができる。これにより必要に応じて、クリーニング部材6を加圧ローラ4に接触させて、クリーニング動作を実行することができる。また、後述するように、必要に応じて、クリーニング部材6を加圧ローラ4に接触させることで、加圧ローラ4からクリーニング部材6へ熱を伝え、クリーニング部材6表面温度を上昇させることができる。
また、定着装置20は、肉厚の弾性層42を有する加圧ローラ4を冷却して、加圧ローラ4の外径形状を制御することで、異常画像の発生を抑制するものである。このため、加圧ローラ4を冷却する冷却手段13を備えている。
冷却手段13は、冷却ダクト14および冷却用ブロア15を備え、冷却用ブロア15により吹き出した冷却風を、冷却ダクト14を介して加圧ローラ4まで誘導し、加圧ローラ4に吹き付けることで、加圧ローラ4を冷却している。図2に示す冷却手段13の構成は一例であって、これに限られるものではない。
定着ニップ部Nの搬送方向上流側には、記録媒体Pを定着ニップ部Nへと案内する定着入口ガイド板5が配置されている。2次転写後に送り出された記録媒体Pは、定着入口ガイド板5に導入され、定着入口ガイド板5の搬送面を沿いながら定着ニップ部Nへ導入される。定着ニップ部Nを記録媒体Pが通過することでトナーを記録媒体Pに定着させる。
定着ニップ部Nの下流側の定着ベルト3外周には分離部材10(例えば、分離板または分離爪)が配置されている。定着ニップ部Nを通過した記録媒体Pは、分離部材10により定着ベルト3から剥離され、排紙装置へと送り出される。
なお、ここまで説明した定着装置20の構成、各部材の材料等は、一例であって、目的、用途等によって種々の構成、材料の組み合わせがあることは勿論である。
(再転写防止制御)
ここまで説明したように、本実施形態に係る定着装置20は、加圧ローラ4を冷却する冷却手段13を備えるとともに、加圧ローラ4にクリーニング部材6を当接させて、オフセットしたトナー等を回収している。しかしながら、加圧ローラ4からクリーニング部材6に転写させたトナーが、再度、加圧ローラ4に転写してしまう(再転写という)現象が発生することがある。
これは、クリーニング部材6で回収するトナーが固体形状のまま回収され、また、クリーニング部材6上で軟化せず、クリーニング部材6に馴染まない状態であることで発生する。以下に詳細を説明する。
図5は加圧ローラ4の長手方向から見た正面図であって、表面にトナーT1,T2が付着している様子を示している。
ここで、トナーT1は、熱を帯びていて軟化した状態であるのに対し、トナーT2は、温度が低い状態(トナー軟化温度未満)で軟化していない状態とする。
このような状態にある加圧ローラ4に対して、クリーニング部材6を当接させて、トナーT1,T2を回収する場合、軟化していないトナーT2は、クリーニング部材6に馴染まず、回収後に再度、加圧ローラ4に再転写してしまう可能性がある。
そこで、本実施形態に係る定着装置20は、クリーニング部材6の表面に付着したクリーニング済みトナーをクリーニング部材に馴染ませる、すなわち、クリーニング部材6上で溶かして固着させて、加圧ローラ4への逆転写し難くするように、クリーニング部材6を制御する再転写防止制御手段(制御部50)を備えるものである。
<配置>
先ず、加圧ローラ4に対するクリーニング部材6と冷却手段13の好ましい配置について説明する。
図2の例では、冷却手段13による加圧ローラ4の冷却位置は、加圧ローラ4の回転方向において定着ニップ部Nの上流側であって、クリーニング部材6の当接位置は、定着ニップ部Nの下流側である。
加圧ローラ4の回転方向において、クリーニング部材6の加圧ローラ4への当接位置と、冷却手段13による加圧ローラ4の冷却位置は、特に限られるものではないが、加圧ローラ4の回転方向において、クリーニング部材6の当接位置を冷却手段13による冷却位置の下流側、好ましくは直下流側とすることも好ましい(例えば、図2におけるAで示す範囲)。
このような配置位置として、冷却手段13による冷却直後の位置でクリーニング部材6を当接させてクリーニングを行うことで、加圧ローラ4からのトナーの拭き取りを容易にし、好適にクリーニングを行うことができる。なお、このような配置位置とする理由は、冷却手段13による冷却直後の位置ではクリーニングがし易くなるという知見に基づくものである。クリーニングをする位置の直前で冷却手段13により冷却をしても、加圧ローラ4の熱容量は大きいため、冷却後に加圧ローラ4の温度が直ぐに変化するものではない。
以下、再転写防止制御手段の制御について説明する。
<接離制御>
加圧ローラ4は、温度センサ7により表面温度が検知されている。ここで、温度センサ7の検知温度に応じた再転写防止制御をすることが好ましい。
すなわち、温度センサ7による検知結果により、加圧ローラ4の温度がトナーの軟化温度より高い状態であれば、クリーニング部材6で回収する際、トナーは溶けた状態で、クリーニング部材6へ転写させることが可能なため、回収したトナーはそのままクリーニング部材6に馴染み、クリーニング部材6から加圧ローラ4への再転写することは発生しにくい。
したがって、この場合は、逆転写は発生しないものとして、特に再転写防止のための制御は行わない。この場合は、生産性を優先させることができる。
一方、温度センサ7による検知結果により、加圧ローラ4の温度がトナーの軟化温度より低い状態であれば、クリーニング部材6で回収する際、トナーは軟化していない状態(固形状態)でクリーニング部材6へ転写するため、回収したトナーが加圧ローラ4に再転写する可能性がある。例えば、定着装置20の電源オン直後などにおいては、加圧ローラ4の温度が上がりにくい場合があり、加圧ローラ4の温度がトナーの軟化温度より低い状態となっていることがある。
したがって、この場合は、再転写防止のための制御を行う。このとき、トナーの回収前に、または回収後に、クリーニング部材6の表面温度を高い状態とすることで、回収したトナーをクリーニング部材6上で馴染ませることができ、加圧ローラ4への再転写を防止することができる。
上記のように、定着装置20は、クリーニング部材6を加圧ローラ4に対して接触および離間させることができる接離機構を有し、必要に応じてクリーニング動作の実行を可能としている。
そして、クリーニング部材6を加圧ローラ4に接触させた状態では、加圧ローラ4からクリーニング部材6に熱が伝熱し、クリーニング部材6の表面温度は昇温する。
そこで、上記のように温度センサ7による検知結果により、加圧ローラ4の温度がトナーの軟化温度より低い状態にある場合には、クリーニング動作の実行時に限らず、通常の通紙中などにおいて、クリーニング部材6を加圧ローラ4に所定時間、当接させることで、加圧ローラ4からクリーニング部材6に伝熱させて、クリーニング部材6の表面温度を昇温させることができる。
また、例えば、記録媒体Pの画像や、用紙の種別等の通紙条件によるが、トナーの定着が厳しい条件の場合には、記録媒体Pの通紙前に、予めクリーニング部材6を加圧ローラ4に当接させて、クリーニング部材6の温度を上げておくことが好ましい。
このように、通紙前に予めクリーニング部材6の温度を上げておくことで、加圧ローラ4が冷却手段13により冷却される構成であっても、回収したトナーをクリーニング部材6上で溶かして馴染ませることが可能となる。
また、クリーニング部材6を昇温のために、加圧ローラ4に当接させるタイミングは、通紙前に限られるものではなく、例えば、通紙後の冷却手段13による冷却前であっても良い。加圧ローラ4を冷却させる前にクリーニング部材6を蓄熱させておくことで、次の通紙前までに加圧ローラ4上に堆積したトナーをクリーニング部材6で回収し、クリーニング部材6上で溶かして馴染ませることが可能となる。
<加熱制御>
また、図6に示すように、クリーニング部材6が、専用の熱源であるクリーニング部材加熱手段16を備えることも好ましい。これにより、クリーニング部材6を加圧ローラ4との接触をさせることなく所定のタイミングで加熱した後に、加圧ローラ4に当接させてクリーニング動作を実行することができる。
クリーニング部材加熱手段16を備えることにより、クリーニング部材6の表面温度を上げることで、クリーニング部材6に回収したトナーを馴染ませて加圧ローラ4への再転写を防止することができる。なお、クリーニング部材加熱手段16は、制御部50により加熱制御される。
クリーニング部材加熱手段16としては、比較的熱容量の小さいハロゲンヒータやカーボンヒータ等を用いることができる。また、クリーニング部材6を外部から加熱するものであってもよい。
なお、定着装置20は、加圧ローラ4を冷却する冷却手段13を備える構成であるが、定着部材側からの熱の授受を考えると、クリーニング部材6に熱源を備えるようにしても機能には影響しないレベルであり、問題無く使用することが可能である。
また、クリーニング部材加熱手段16によるクリーニング部材6の加熱制御と、上述したクリーニング部材6の加圧ローラ4への接離制御を併せて行うようにしてもよい。
<その他の制御>
また、図6に示すように、クリーニング部材6に対向する位置にサーモパイル等のクリーニング部材6の温度を検知する温度センサ17(クリーニング部材温度検知手段)を備えることも好ましい。検知結果は制御部50に入力される。
温度センサ17の検知結果が、トナーの軟化温度未満の場合に、クリーニング部材6を、
上記の加熱制御や接離制御により昇温させることも好ましい。その他の制御内容は、加圧ローラ4の温度センサ7による検知結果に基づく場合と同様である。
また、実際に通紙している記録媒体Pの紙種や形成される画像(画像形成条件)、また設定される印刷モード等を考慮して、再転写防止制御の実行可否の判断や、制御内容を変更してもよい。また、実行可否を判断する温度等の閾値を変動させるようにしてもよい。
例えば、記録媒体Pの厚みが大きくなればなるほど、トナーを定着させることが難しくなり、クリーニングの必要性が増える。また、定着させる画像についてもトナー同士の結合が弱いようなチャートでは、連続して通紙するほど、クリーニングの必要性が増える。
また、クリーニング部材6の特性も使用開始の初期と経時では、同じ性能を発揮できるものでは無いため、使用開始からの経過時間(使用時間)を検知し、該経過時間に応じて、再転写防止制御の実行可否を判断や、制御内容を変更してもよい。また、実行可否を判断する温度等の閾値を変動させるようにしてもよい。
使用開始からの経過時間とは、例えば、クリーニングウェブの場合は、クリーニングウェブの回転時間であり、クリーニングローラの場合はクリーニングローラの回転時間である。クリーニングローラの場合は回転数であってもよい。
また、クリーニング部材6がクリーニングウェブユニット60である場合(図4)、クリーニングウェブ64を巻き取りながら行う加圧ローラ4のクリーニング動作中に、上述した再転写の防止のための制御を行うことが好ましい。これにより、クリーニング不足を解消させるとともに、時間のロスを無くすことができる。
上記説明した制御内容は、それぞれ単独で実施してもよいが、複数の制御内容を組み合わせて最適な条件にて実施するようにすればよい。また、印刷モードごとに制御内容を変えることで生産性を維持することができる。
以上説明した本実施形態に係る定着装置によれば、クリーニング部材6の表面に加圧ローラ4から回収したトナー等のクリーニング対象物を馴染ませて、加圧ローラ4から再転写することを防止することができる。よって、加圧ローラ4をクリーニングするクリーニング部材6の性能を低下させることなく、好適に加圧ローラ4をクリーニングして、高品質の画像を維持することができる
尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
例えば、上記実施形態では、ベルト定着方式の定着装置を例に説明したが、本発明の構成を適用可能な定着装置は、これに限られるものではなく、例えば、加圧ローラと定着ローラとの圧接によってニップ部を形成するローラ定着方式の装置等であってもよい。
1 加熱ローラ
2 定着ローラ
3 定着ベルト
4 加圧ローラ
5 定着入口ガイド板
6 クリーニング部材
7 温度センサ
8 ヒータ
9 温度センサ
10 分離部材
11 テンションローラ
12 駆動部
13 冷却手段
14 冷却ダクト
15 冷却用ブロア
16 クリーニング部材加熱手段
17 温度センサ
19 筐体
20 定着装置
21Y,21M,21C,21K 感光体ドラム
22 保護層形成装置
23 帯電装置
24 クリーニング装置
25 現像装置
26Y,26M,26C,26K 転写ローラ
28 潜像形成装置(露光装置)
29Y,29M,29C,29K プロセスカートリッジ
30 タンデム画像形成部
41 芯金
42 弾性層
50 制御部
51 駆動制御部
52 加圧制御部
53 接離制御部
60 クリーニングウェブユニット
61 当接ローラ
62 巻取りローラ
63 供給ローラ
64 クリーニングウェブ
100 画像形成装置
101 装置本体
102 スキャナ
103 自動原稿給送装置(ADF)
104 給紙部
104a,104b,104c,104d 給紙カセット
105 中間転写ベルト
106,107,108 支持ローラ
109 中間転写体クリーニング装置
110 2次転写ローラ
111 中継搬送ユニット
112 シート反転装置
113 手差しトレイ
115 排紙ローラ対
116 排紙トレイ
N 定着ニップ部
P 記録媒体
特開2006−251591号公報

Claims (10)

  1. 加熱手段により加熱される回転体である定着部材と、
    該定着部材の少なくとも一部を押圧可能に配置され、前記定着部材との間に定着ニップ部を形成する加圧部材と、を備え、
    前記定着ニップ部に未定着トナー像を担持した記録媒体を搬送して、該未定着トナー像を前記記録媒体に定着する定着装置において、
    前記加圧部材に当接して該加圧部材をクリーニングするクリーニング部材と、
    前記加圧部材を冷却する冷却手段と、
    前記クリーニング部材により前記加圧部材から回収したトナーが前記加圧部材へ再転写することを防止する再転写防止制御手段と、
    を備えることを特徴とする定着装置。
  2. 前記加圧部材の温度を検知する加圧部材温度検知手段を備え、
    前記再転写防止制御手段は、前記加圧部材温度検知手段の検知結果が、トナーの軟化温度未満の場合に、前記クリーニング部材を昇温させることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記クリーニング部材の温度を検知するクリーニング部材温度検知手段を備え、
    前記再転写防止制御手段は、前記クリーニング部材温度検知手段の検知結果が、トナーの軟化温度未満の場合に、前記クリーニング部材を昇温させることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  4. 前記クリーニング部材を前記加圧部材に対して接触および離間をさせる接離手段を備え、
    前記再転写防止制御手段は、前記接離手段を制御し、前記クリーニング部材を前記加圧部材に所定のタイミングで接触させて、前記加圧部材からの伝熱により前記クリーニング部材を昇温させることを特徴とする請求項2または3に記載の定着装置。
  5. 前記再転写防止制御手段は、前記記録媒体の通紙前の所定のタイミングで、前記クリーニング部材を前記加圧部材に当接させて、前記クリーニング部材を昇温させることを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
  6. 前記クリーニング部材を加熱するクリーニング部材加熱手段を備えることを特徴とする請求項1から5までのいずれかに記載の定着装置。
  7. 前記再転写防止制御手段は、画像形成条件または前記クリーニング部材の使用時間に応じて、制御内容を変更することを特徴とする請求項1から6までのいずれかに記載の定着装置。
  8. 前記クリーニング部材は、クリーニングウェブユニットであって、
    前記再転写防止制御手段は、クリーニングウェブを巻回しつつおこなう前記加圧部材のクリーニング中に、再転写を防止することを特徴とする請求項1から7までのいずれかに記載の定着装置。
  9. 前記加圧部材に対するクリーニング部材の当接位置は、前記加圧部材の回転方向において、前記冷却手段による冷却位置の下流側であることを特徴とする請求項1から8までのいずれかに記載の定着装置。
  10. 請求項1から9までのいずれかに記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
JP2015106482A 2015-05-26 2015-05-26 定着装置および画像形成装置 Expired - Fee Related JP6550924B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015106482A JP6550924B2 (ja) 2015-05-26 2015-05-26 定着装置および画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015106482A JP6550924B2 (ja) 2015-05-26 2015-05-26 定着装置および画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016218398A true JP2016218398A (ja) 2016-12-22
JP6550924B2 JP6550924B2 (ja) 2019-07-31

Family

ID=57582006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015106482A Expired - Fee Related JP6550924B2 (ja) 2015-05-26 2015-05-26 定着装置および画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6550924B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6167071A (ja) * 1984-09-10 1986-04-07 Hitachi Metals Ltd 加熱定着装置
JP2000112288A (ja) * 1998-10-05 2000-04-21 Canon Inc 定着装置および画像形成装置
JP2004271556A (ja) * 2003-03-05 2004-09-30 Ricoh Co Ltd 熱定着装置、および画像形成装置
US20090297234A1 (en) * 2008-05-27 2009-12-03 Cahill David F Pressure roller interframe oil cleaning device and method
JP2010139881A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Canon Inc 画像形成装置
JP2011081136A (ja) * 2009-10-06 2011-04-21 Canon Inc 定着装置
JP2013120374A (ja) * 2011-12-09 2013-06-17 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置および画像形成装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6167071A (ja) * 1984-09-10 1986-04-07 Hitachi Metals Ltd 加熱定着装置
JP2000112288A (ja) * 1998-10-05 2000-04-21 Canon Inc 定着装置および画像形成装置
JP2004271556A (ja) * 2003-03-05 2004-09-30 Ricoh Co Ltd 熱定着装置、および画像形成装置
US20090297234A1 (en) * 2008-05-27 2009-12-03 Cahill David F Pressure roller interframe oil cleaning device and method
JP2010139881A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Canon Inc 画像形成装置
JP2011081136A (ja) * 2009-10-06 2011-04-21 Canon Inc 定着装置
JP2013120374A (ja) * 2011-12-09 2013-06-17 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置および画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6550924B2 (ja) 2019-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5768507B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP4988880B2 (ja) 定着装置と、これを用いる画像形成装置と定着装置の制御方法
JP2009271246A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2009186891A (ja) 画像形成装置
JP5679100B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP6176981B2 (ja) 画像加熱装置及び画像形成装置
JP5495892B2 (ja) 定着装置
JP2015028582A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP5495112B2 (ja) 定着装置、及び画像形成装置
JP2013024895A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4701051B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6550924B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2016020944A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2004093842A (ja) 加熱装置および画像形成装置
JP2014032374A (ja) 定着装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2013044868A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2016212185A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2012098654A (ja) 複連式画像形成装置
JP2014026176A (ja) 定着装置、画像形成装置
JP5743052B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP4645262B2 (ja) 定着装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2013003190A (ja) 定着装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2017126001A (ja) 定着装置およびこれ用いた画像形成装置
JP2017211468A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP6486057B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181016

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190327

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190604

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190617

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6550924

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees