JP2016218038A - インジケータ - Google Patents

インジケータ Download PDF

Info

Publication number
JP2016218038A
JP2016218038A JP2015226850A JP2015226850A JP2016218038A JP 2016218038 A JP2016218038 A JP 2016218038A JP 2015226850 A JP2015226850 A JP 2015226850A JP 2015226850 A JP2015226850 A JP 2015226850A JP 2016218038 A JP2016218038 A JP 2016218038A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
indicator
end edge
main body
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015226850A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6587913B2 (ja
Inventor
敬太 菱川
Keita Hishikawa
敬太 菱川
釆山 和弘
Kazuhiro Uneyama
和弘 釆山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sakura Color Products Corp
Original Assignee
Sakura Color Products Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sakura Color Products Corp filed Critical Sakura Color Products Corp
Priority to PCT/JP2015/082819 priority Critical patent/WO2016088591A1/ja
Publication of JP2016218038A publication Critical patent/JP2016218038A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6587913B2 publication Critical patent/JP6587913B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)

Abstract

【課題】インジケータ本体を取り出し易いインジケータを提供する。【解決手段】インジケータ1は、インジケータ本体3と、インジケータ本体3の一方の面に配置される第1シート10と、インジケータ本体3の他方の面に配置される第2シート20とを備える。第1シート10及び第2シート20のいずれか一方が他方よりも曲げ弾性率が小さい。【選択図】図4

Description

本発明は、検出結果を色変化で表示するインジケータに関する。
プラズマ、所定のガス、紫外線、電子線等の有無または濃度等を検出してこの検出を色の変化として表示するインジケータが知られている。例えば、ガスを検出するインジケータとして、特許文献1に記載の技術が知られている。
特許文献1の図2に記載のインジケータは、インジケータ本体と、インジケータ本体を包装する2枚のシートとを備える。インジケータ本体は2枚のシートにより封止される。2枚のシートはインジケータ本体を挟みかつインジケータ本体に密着する。
特開2002−309191号公報
しかし、このように、2枚のシートがインジケータ本体に密着してインジケータ本体を挟む場合、2枚のシートからインジケータ本体を取り出すのが難しい。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、インジケータ本体を取り出し易いインジケータを提供することにある。
(1)上記課題を解決するインジケータは、変色材を有するインジケータ本体と、前記インジケータ本体の一方の面に配置される第1シートと、前記インジケータ本体の他方の面に配置される第2シートとを備え、前記第1シート及び前記第2シートのいずれか一方が他方よりも曲げ弾性率が小さい。
この構成によれば、第1シート及び第2シートの一方が他方よりも曲げ易くなっているため、第1シートと第2シートとを互いに引き離すときに、一方を他方よりも大きい曲率で曲げることができる。このため、第1シート及び第2シートの他方から一方(曲げ易いシート)を引き剥がし易くなり、2枚のシートからインジケータ本体を取り出し易くなる。
(2)上記インジケータにおいて、前記第1シートの少なくとも一部分が前記第2シートから食み出る、または前記第2シートの少なくとも一部分が前記第1シートから食み出る。
この構成によれば、第1シート及び第2シートのいずれか一方が他方から食み出ているため、食み出ている部分を押さえることまたは把持することが可能であり、第1シート及び第2シートの一方だけに力を加えて湾曲させることができる。これにより、一方のシートから他方のシート及びインジケータ本体を容易に引き剥がすことができるようになる。
(3)上記課題を解決するインジケータは、変色材を有するインジケータ本体と、前記インジケータ本体の一方の面に配置される第1シートと、前記インジケータ本体の他方の面に配置される第2シートとを備え、前記第1シートの少なくとも一部分が前記第2シートから食み出る、または前記第2シートの少なくとも一部分が前記第1シートから食み出る。
この構成によれば、第1シート及び第2シートのいずれか一方が他方から食み出ているため、食み出ている部分を押さえることまたは把持することが可能であり、第1シート及び第2シートの一方だけに力を加えて湾曲させることができる。これにより、一方のシートから他方のシート及びインジケータ本体を容易に引き剥がすことができるようになる。
(4)上記インジケータにおいて、前記インジケータ本体は、基材と、前記基材の第1面に配置される前記変色材と、前記基材の第2面の少なくとも一部に設けられる本体側粘着層とを備え、前記第1シートは、シール材と、前記シール材のうちの内面に設けられるシール側粘着層とを有し、前記第1シートは、前記インジケータ本体の前記変色材側に配置され、前記第2シートは前記インジケータ本体の前記本体側粘着層側に配置される。
この構成によれば、インジケータから第2シートを剥がすと、インジケータ本体が第1シートに支持されるようになる。この状態のとき、変色材は第1シートにより封止されている。このため、インジケータ本体を貼付対象物に貼り付けるまで、インジケータ本体の変色材が道具や衣服等であって不純物付着の要因となり得る汚染物に接触することがない。これにより、貼付対象物へのインジケータ本体の貼り付け作業の困難性が軽減される。
(5)上記インジケータにおいて、前記第1シートの前記シール側粘着層は、前記インジケータ本体の前記本体側粘着層よりも粘着力が弱い。
この構成によれば、貼付対象物に対してインジケータ本体よりも第1シートが剥がれ易くなる。このため、貼付対象物にインジケータ本体を残して第1シートだけを引き剥がすときに、インジケータ本体が第1シートに貼り付いて第1シートとともにインジケータ本体が貼付対象物から剥がれるといった事態の発生を抑制することができる。また、上記構成によれば、第1シートのシール側粘着層の粘着力が弱くなることから、インジケータ本体の使用の際に第1シートをインジケータ本体から引き剥がすときに変色材の一部またはその表面部分を剥離させるような事態の発生または変色材の表面にシール側粘着層の残渣を残すような事態の発生を抑制することができる。
(6)上記インジケータにおいて、前記インジケータ本体及び前記第1シートにより構成されるインジケータ半体の周縁部の少なくとも一部分には、前記第2シートが剥離する剥離部が設けられている。
この構成によれば、剥離部においてインジケータ半体から第2シートが剥離するため、剥離部から第2シートを容易に引き剥がすことができる。また、インジケータ本体を使用した後、貼付対象物から引き剥がすときに、剥離部からインジケータ本体を容易に引き剥がすことができる。
(7)上記インジケータにおいて、前記第1シートの一端縁と前記第2シートの一端縁と前記インジケータ本体の一端縁とが一致し、前記剥離部は、前記本体側粘着層において前記インジケータ本体の前記一端縁に対応する部分であってかつ剥離材が設けられた部分として、構成されている。この構成によれば、本体側粘着層において剥離材が設けられた部分は第2シートに接着しない。このため、この部分から第2シートを容易に引き剥がすことができる。
(8)上記インジケータにおいて、前記第1シートの一端縁と前記第2シートの一端縁と前記インジケータ本体の一端縁とが一致し、前記剥離部は、前記インジケータ本体の前記一端縁において前記基材が前記本体側粘着層から露出する部分として、構成される。この構成によれば、基材が本体側粘着層から露出する部分が第2シートに接着しない。このため、この部分から第2シートを容易に引き剥がすことができる。
(9)上記インジケータにおいて、前記第1シートの一端縁と前記第2シートの一端縁とが一致し、かつ前記インジケータ本体の一端縁が前記第1シートの一端縁よりも内側に位置し、前記剥離部は、前記第1シートの前記一端縁において前記第1シートの前記シール材が前記シール側粘着層から露出する部分として、構成される。この構成によれば、第1シートのシール材がシール側粘着層から露出する部分が第2シートに接着しない。このため、この部分から第2シートを容易に引き剥がすことができる。
(10)上記インジケータにおいて、前記第1シートの前記シール側粘着層には、前記変色材に対応して開口部が設けられている。
この構成によれば、第1シートのシール側粘着層の成分が変色材に付着することを抑制することができる。
(11)上記インジケータにおいて、前記第1シートは、前記インジケータ本体の全体を覆いかつ前記インジケータ本体の端縁の少なくとも一箇所から食み出る。
この構成によれば、第1シートのうちでインジケータ本体の端縁の少なくとも一箇所から食み出ている部分を把持することができる。このため、インジケータ本体の貼り付け作業において、インジケータ本体のうちで変色材の配置側を道具や衣服等であって不純物付着の要因となり得る汚染物に接触させることなくインジケータ本体を貼付対象物に貼り付けることができる。
(12)上記インジケータにおいて、前記第2シートは、少なくとも2個のシート片に分割されている。
この構成によれば、インジケータを第2シートの分割部で曲げることにより、シート片の分割側の端縁をインジケータ本体から離れ易くすることができる。これにより、第2シートの引き剥がしが容易になる。
(13)上記インジケータにおいて、前記第2シートの曲げ弾性率は、前記第1シートの曲げ弾性率よりも小さい。この構成によれば、第2シートが第1シートよりも曲げ易くなっているため、第1シートと第2シートとを互いに引き離すときに、第2シートを第1シートよりも大きい曲率で曲げることができる。このため、第1シート及びインジケータ本体から第2シートを剥がし易くなり、2枚のシートからインジケータ本体を取り出し易くなる。
(14)上記インジケータにおいて、前記第1シートと前記第2シートとは同じ材料で形成されており、前記第2シートは、前記第1シートよりも薄い。
この構成によれば、第2シートが第1シートよりも曲げ易くなる。これにより、上述と同様の理由により、インジケータ本体が第1及び第2シートから取り出し易くなる。
(15)上記インジケータにおいて、前記第2シートは前記第1シートよりも低弾性率材料により形成されている。
この構成によれば、第2シートが第1シートよりも曲げ易くなる。これにより、上述と同様の理由により、インジケータ本体が第1及び第2シートから取り出し易くなる。
(16)上記インジケータにおいて、前記第1シートは補強材を含む。
この構成によれば、第2シートが第1シートよりも曲げ易くなる。これにより、上述と同様の理由により、インジケータ本体が第1及び第2シートから取り出し易くなる。
(17)上記インジケータにおいて、前記第1シート及び前記第2シートはともに補強材を含み、前記第1シートの補強材及び前記第2シートの補強材は同じ材料であり、前記第2シートにおける補強材の含有量が前記第1シートにおける補強材の含有量よりも小さい。この構成によれば、第2シートが第1シートよりも曲げ易くなる。これにより、上述と同様の理由により、インジケータ本体が第1及び第2シートから取り出し易くなる。
(18)上記インジケータにおいて、前記第1シート及び前記第2シートはともに補強材を含み、前記第2シートの補強材が前記第1シートの補強材よりも低弾性である。この構成によれば、第2シートが第1シートよりも曲げ易くなる。これにより、上述と同様の理由により、インジケータ本体が第1及び第2シートから取り出し易くなる。
上記インジケータによれば、インジケータ本体を取り出し易い。
第1実施形態に係るインジケータの平面図。 図1のA−A線に沿うインジケータの断面図。 第1実施形態に係るインジケータの底面図。 (a)〜(c)は、第1実施形態に係るインジケータの貼り付け作業工程を示す工程図。 第2実施形態に係るインジケータの平面図。 図5のB−B線に沿うインジケータの断面図。 第2実施形態に係るインジケータの剥離部の変形例を示す断面図。 第2実施形態に係るインジケータの剥離部の変形例を示す断面図。 第3実施形態に係るインジケータの平面図。 図9のC−C線に沿うインジケータの断面図。 第3実施形態に係るインジケータについて、第2シートを湾曲させたときのインジケータを示す図。 他の実施形態に係るインジケータの平面図。 他の実施形態に係るインジケータの平面図。
[第1実施形態]
図1〜図4を参照して、第1実施形態に係るインジケータについて説明する。本実施形態では、プラズマを検出するインジケータ1を例に挙げる。
図1及び図2に示されるように、インジケータ1は、インジケータ本体3と、第1シート10と、第2シート20とを備える。
インジケータ本体3は、第1シート10と第2シート20とに挟まれることにより封止される。すなわち、インジケータ1は、手でインジケータ本体3を触れることができないようにする封止構造を有する。
インジケータ本体3は、プラズマ発生装置のチャンバー内に配置される。インジケータ本体3が貼り付けられる物(以下、「貼付対象物100」という。)としては、例えば、ガス管、プラズマ処理の対象となるプラズマ対象物(例えば、シリコンウェハー、プリント基板、樹脂シート等。)、プラズマ対象物を載せる載置台、プラズマを発生させる電極、チャンバー壁等が挙げられる。
インジケータ本体3は、基材4と、プラズマにより変色する変色材5と、本体側粘着層6とを備える。
基材4は、可撓性を有する。基材4は、例えば、PE(ポリエチレン)樹脂、PP(ポリプロピレン)樹脂、PS(ポリスチレン)樹脂、AS(アクリロニトリルスチレン)樹脂、ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体)樹脂、ポリ塩化ビニル等のビニル樹脂、PMMA(アクリル−メタクリル)樹脂、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂、PA(ナイロン)樹脂、POM(ポリアセタール)樹脂、PC(ポリカーボネート)樹脂、PBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂、PPS(ポリフェニレンスルファイド)樹脂、PI(ポリイミド)樹脂、PEI(ポリエーテルイミド)樹脂、PSF(ポリスルフォン)樹脂、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)樹脂、PCTFE(フッ素)樹脂、PAI(ポリアミドイミド)樹脂、PF(フェノール)樹脂、UF(ユリア)樹脂、MF(メラミン)樹脂、UP(不飽和ポリエステル)樹脂、PU(ポリウレタン)樹脂、PDAP(アリル)樹脂、EP(エポキシ)樹脂、SI(シリコーン)樹脂、FF(フラン)樹脂、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ビニロン樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、等により形成される。これらの樹脂のうち特に、PI(ポリイミド)樹脂、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂が好適に用いられ得る。また、基材4は、これらを要素とする群から選択される少なくとも1つにより形成される。また、基材4は、この群から選択される所定の材料にフィラーまたはファイバーを含ませた樹脂により形成され得る。更に、基材4は、これら樹脂により形成されたシートの積層体として構成され得る。基材4の厚さ(寸法値)は、5μm以上1000μm以下の所定値に規定される。
変色材5は、基材4の第1面4aに形成される。変色材5の形状は限定されない。例えば、変色材5は、円形、楕円形、矩形、長円、平行四辺形、多角形等に形成される。
変色材5の厚さは限定されない。例えば、変色材5の厚さは、500nm以上2mm以下の厚さに規定され得る。一例として、変色材5の厚さは、10μm以上20μm以下の所定値に規定される。
変色材5は、変色層だけで構成される場合と、変色層と非変色層とにより構成される場合がある。変色層とは、プラズマにより変色する層であり、非変色層とは、プラズマにより変色しない層を示す。変色層と非変色層とは互いに隣り合うように配置されたり、両者が積層されるようにして配置されたりする。変色層の変色前の色(色相、彩度、明度。以下同じ。)、及び非変色層の色は、変色層の変色後においてその変色が視認することが可能なように設定される。
変色層の材料は、プラズマの種類に応じて選択される。
変色層は、少なくとも、プラズマにより変色する変色剤と、バインダー樹脂とを含む。変色材5には、変色促進剤として、ノニオン系界面活性剤及びカチオン系界面活性剤の一方がまたはこの両方が含まれ得る。このほか、変色材5には、消泡剤、増量剤、レベリング剤等が含まれ得る。
変色剤としては、有機系の変色剤及び無機系の変色剤のいずれも用いられ得る。
有機系の変色剤としては、例えば、アントラキノン系色素、アゾ系色素、フタロシアニン系色素、メチン系色素等が挙げられる。これらの色素は、併用可能である。
無機系の変色剤としては、プラズマにより価数が変化する金属が用いられる。このような金属として、Mo、W、Sn、V、Ce、Te、Bi等が挙げられる。例えば、変色剤として、酸化モリブデン(IV)、酸化モリブデン(VI)、酸化タングステン(VI)、酸化スズ(IV)、酸化バナジウム(II)、酸化バナジウム(III)、酸化バナジウム(IV)、酸化バナジウム(V)、酸化セリウム(IV)、酸化テルル(IV)、酸化ビスマス(III)、水酸化セリウム(IV)、水酸化ビスマス(III)、水酸化バナジウム(III)、水酸化モリブデン(V)、炭酸酸化ビスマス(III)、酸化硫酸バナジウム(IV)、モリブデン酸アンモニウム、モリブデン酸ナトリウム、モリブデン酸カリウム、タングステン酸ナトリウム、タングステン酸アンモニウム、オルトバナジン酸ナトリウム、メタバナジン酸アンモニウム、メタバナジン酸ナトリウムが挙げられる。これらは、併用可能である。すなわち、変色層は、これらの無機化合物を要素とする群から選択される少なくとも1つが含まれるように構成される。
バインダー樹脂としては、例えば、マレイン酸樹脂、ケトン樹脂、アルキルフェノール樹脂、ロジン変性樹脂、ブチラール樹脂、セルロース系樹脂、ポリエステル系樹脂、スチレンマレイン酸樹脂、スチレンアクリル酸樹脂、アクリル系樹脂等が用いられ、バインダー樹脂は、これらの樹脂群から選択される少なくとも1種により構成される。
本体側粘着層6は、基材4の第2面4bに形成される。
本体側粘着層6は、基材4の第2面4bの一部分だけを覆うように、また第2面4bの全体を覆うように形成され得る。本体側粘着層6の厚さは、例えば、0.1μm以上100μm以下の所定値に規定される。
本体側粘着層6としては、アクリル樹脂系接着剤、アクリル樹脂エマルジョン接着剤、アクリル樹脂系粘着テープ、α−オレフィン系接着剤、ウレタン樹脂系接着剤、ウレタン樹脂溶剤系接着剤、ウレタン樹脂エマルジョン接着剤、エーテル系セルロース、エチレン−酢酸ビニル樹脂エマルジョン接着剤、エポキシ樹脂系接着剤、エポキシ樹脂エマルジョン接着剤、塩化ビニル樹脂溶剤系接着剤、クロロプレンゴム系接着剤、酢酸ビニル樹脂エマルジョン接着剤、シアノアクリレート系接着剤、シリコーン系接着剤、水性高分子−イソシアネート系接着剤、スチレン−ブタジエンゴム系ラテックス接着剤、スチレン−ブタジエンゴム系ラテックス接着剤、ニトリルゴム系接着剤、ニトロセルロース接着剤、フェノール樹脂系接着剤、変成シリコーン系接着剤、ポリイミド系接着剤、ポリ酢酸ビニル樹脂溶液系接着剤、ポリスチレン樹脂溶剤系接着剤、ポリビニルアルコール系接着剤、ポリビニルピロリドン樹脂系接着剤、ポリビニルブチラール樹脂系接着剤、ポリベンズイミダソール接着剤、ポリメタクリレート樹脂溶液系接着剤、メラミン樹脂系接着剤、ユリア樹脂系接着剤、レゾルシノール系接着剤、天然ゴム系接着剤、天然ゴムラテックス接着剤、デンプン系接着剤、カゼイン接着剤等が挙げられる。このうち、アクリル樹脂系接着剤、アクリル樹脂エマルジョン接着剤、アクリル樹脂系粘着テープ、シリコーン系接着剤が好適に用いられ得る。また、特に、シリコーン系粘着剤は、耐熱性に優れていること、残渣を発生させ難いことから、高温処理が行われる装置内または高い清浄度が必要とされる装置内で用いられるインジケータ1に対して好適に用いられ得る。残渣とは、インジケータ1を使用した後にインジケータ本体3を貼付対象物100から引き剥がすときまたはインジケータ本体3の貼り直しのために貼付対象物100から引き剥がすとき、シール側粘着層12の一部が貼付対象物100に残るものを指す。
第1シート10は次のように構成される。
第1シート10は、インジケータ本体3の変色材5側に配置される。第1シート10は、基材4の第1面4a(変色材5が設けられている部分を含む)の全部を覆い、かつ基材4の端縁から食み出る部分(以下、「突出部13」)を有する。具体的には、突出部13は、基材4を囲むように設けられている。
第1シート10は、シール材11と、シール材11の内面(インジケータ本体3に向く面)に設けられるシール側粘着層12とを有する。
シール材11は、可撓性を有する。シール材11は、PE(ポリエチレン)樹脂、PP(ポリプロピレン)樹脂、PS(ポリスチレン)樹脂、AS(アクリロニトリルスチレン)樹脂、ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体)樹脂、ポリ塩化ビニル等のビニル樹脂、PMMA(アクリル−メタクリル)樹脂、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂、PA(ナイロン)樹脂、POM(ポリアセタール)樹脂、PC(ポリカーボネート)樹脂、PBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂、PPS(ポリフェニレンスルファイド)樹脂、PI(ポリイミド)樹脂、PEI(ポリエーテルイミド)樹脂、PSF(ポリスルフォン)樹脂、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)樹脂、PCTFE(フッ素)樹脂、PAI(ポリアミドイミド)樹脂、PF(フェノール)樹脂、UF(ユリア)樹脂、MF(メラミン)樹脂、UP(不飽和ポリエステル)樹脂、PU(ポリウレタン)樹脂、PDAP(アリル)樹脂、EP(エポキシ)樹脂、SI(シリコーン)樹脂、FF(フラン)樹脂、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ビニロン樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、等により形成される。これらの樹脂のうち特に、PI(ポリイミド)樹脂、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂が好適に用いられ得る。また、シール材11は、これらを要素とする群から選択される少なくとも1つにより形成される。または、シール材11は、この群から選択される所定の材料にフィラーまたはファイバーを含ませた樹脂により形成され得る。または、シール材11は、これらを要素とする群から選択される少なくとも1つにより形成される。また、シール材11は、この群から選択される所定の材料にフィラーまたはファイバーを含ませた樹脂により形成され得る。更に、シール材11は、これら樹脂により形成されたシートの積層体として構成され得る。
シール材11は、透明であっても不透明であってもよいが、透明または半透明であることがより好ましい。インジケータ本体3が視認されるようにするためである。シール材11の厚さは、0.1μm以上1000μm以下の所定値に規定される。
シール側粘着層12は、例えば、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤により形成される。シール側粘着層12には、変色材5に対応するところに開口部14が設けられている。変色材5に、シール側粘着層12の成分が付着することを抑制するためである。開口部14の形状は、変色材5を外形線の内側に配置し得る形状であれば、特に限定されない。例えば、開口部14の形状は、円形、楕円形、矩形、長円、平行四辺形、多角形に構成される。
シール側粘着層12は、本体側粘着層6よりも粘着力が弱くなるように構成される。粘着力とは、貼付対象物100に対する接着力(剥離強度)を示す。更に、シール側粘着層12は、第2シート20に対しては接着するように、構成される。
シール側粘着層12の厚さは、0.1μm以上100μm以下の所定値に規定される。
シール側粘着層12は、透明であっても不透明であってもよいが、透明または半透明であることがより好ましい。この理由は、シール材11が透明または半透明であることが好ましいのと同様の理由である。
第2シート20は次のように構成される。
第2シート20は、インジケータ本体3の本体側粘着層6側に配置される。第2シート20は可撓性を有する。第2シート20は、第1シート10のシール材11と同様の材料により形成される。また、第2シート20は、シール材11と同様に透明であっても不透明であってよい。また、第1シート10及び第2シート20のうちの一方だけを透明または半透明にする、または、両者を共に透明または半透明にすることもできる。透明にするか、半透明にするか、不透明にするかは、インジケータ本体3の取り出し易さだけでなく、変色材5の耐光性をも考慮され得る。なお、第1シート10と第2シート20とは同じ材料で形成されてもよく、また異なる材料により形成されてもよい。
第2シート20の厚さは、0.1μm以上1000μm以下の所定値に規定される。
第2シート20の外形は、第1シート10の外形と等しい。そして、第2シート20の周縁と第1シート10の周縁とが一致するように、第2シート20は、第1シート10とインジケータ本体3との積層体(以下、「インジケータ半体2」という。)に重ねられる。第2シート20の中央部は、インジケータ本体3の本体側粘着層6に接触し、第2シート20の周縁部は、第1シート10のシール側粘着層12に接触する。
第2シート20は、2個のシート片21に分割されている。第2シート20の分割部22は、変色材5から外れたところに形成されている。後述するように、第2シート20を引き剥がすときにインジケータ1は第2シート20の分割部22で曲げられるため、このときに、変色材5に応力が加わり難くするためである。
第2シート20は、第1シート10よりも曲げ弾性率が小さい。すなわち、第2シート20は、第1シート10よりも曲げ易い。
以下に、第2シート20の構成例を挙げる。第2シート20が第1シート10と同材料により形成される場合には、第2シート20の厚さが、第1シート10の厚さよりも小さい寸法に規定される。あるいは、第2シート20の厚さと第1シート10との厚さが等しい場合は、第2シート20は、第1シート10の形成材料よりも低弾性率材料により形成される。
あるいは、第1シート10及び第2シート20のうちで第1シート10だけが補強材により補強される。補強材としては、例えば、フィラー、またはファイバー、またはシール材11よりも弾性率が高い樹脂シート、またはファイバーシート等が挙げられる。
あるいは、第1シート10と第2シート20との両シートが同種の補強材により補強される場合は、第2シート20における補強材の含有量が、第1シート10における補強材の含有量よりも小さくなるように構成される。
あるいは、第1シート10と第2シート20との両シートが補強材により補強されて、第2シート20に第1シート10の補強材よりも低弾性率の補強材が配合されるか、または第2シート20に第1シート10の補強材よりも低弾性率のシート状補強材が配置される。
図4を参照して、インジケータ1の貼り付け方を説明する。
図4(a)に示されるように、第2シート20の分割部22のあたりでインジケータ1を曲げる。そうすると、シート片21の分割部22側の端縁がインジケータ本体3から離れる。作業者は、シート片21のうちで剥離した部分を外側に向けて曲げて引っ張る。第2シート20は、第1シート10よりも曲げ弾性率が小さいため、第1シート10を大きく曲げずに(曲率を大きくせずに)、第2シート20を大きく曲げることが可能である。これにより、第1シート10とインジケータ本体3とのインジケータ半体2から第2シート20を容易に引き剥がすことができる。また、第1シート10が大きく曲げずとも第2シート20を引き剥すことが可能であることから、第1シート10からインジケータ本体3が剥がれることが抑制される。
次に、図4(b)に示されるように、インジケータ1から第2シート20が剥がされたもの(すなわち、インジケータ半体2)を貼付対象物100に貼り付ける。インジケータ半体2は、ピンセット等の道具で挟まれて運ばれるが、変色材5は第1シート10に覆われているため、貼り付け作業において変色材5に不純物が付くことはない。
次に、図4(c)に示されるように、インジケータ半体2から第1シート10を剥がす。具体的には、第1シート10の突出部13(インジケータ本体3から食み出ている部分)をピンセットで挟んで、第1シート10を引き剥がす。第1シート10のシール側粘着層12は、インジケータ本体3の本体側粘着層6よりも粘着力が弱いため、インジケータ本体3を貼付対象物100に貼り付けた状態で残して、インジケータ半体2から第1シート10を容易に剥がすことができる。
また、図4(a)〜図4(c)に示されたように、インジケータ本体3の変色材5及び基材4の第1面4aには一切触れずに、インジケータ本体3を貼付対象物100に貼り付けることが可能である。これは、インジケータ本体3が第1及び第2シート10,20により挟まれていること、及び第1シート10に突出部13が設けられていることにより実現されている。
次に、本実施形態に係るインジケータ1の効果を説明する。
(1)本実施形態では、第1シート10及び第2シート20のいずれか一方が他方よりも曲げ弾性率が小さい。
この構成によれば、第1シート10及び第2シート20の一方が他方よりも曲げ易くなっているため、第1シート10と第2シート20とを互いに引き離すときに、一方を他方よりも大きい曲率で曲げることができる。このため、第1シート10及び第2シート20の他方から一方(曲げ易いシート)を引き剥がし易くなり、2枚のシートからインジケータ本体3を取り出し易くなる。
(2)本実施形態では、第1シート10は、シール材11と、シール材11のうちの内面に設けられるシール側粘着層12とを有する。そして、第1シート10は、インジケータ本体3の変色材5側に配置され、第2シート20はインジケータ本体3の本体側粘着層6側に配置される。
この構成によれば、インジケータ1から第2シート20を剥がすと、インジケータ本体3が第1シート10に支持されるようになる。この状態のとき、変色材5は第1シート10により封止されている。このため、インジケータ本体3を貼付対象物100に貼り付けるまで、インジケータ本体3の変色材5が道具や衣服等であって不純物付着の要因となり得る汚染物に接触することがない。これにより、貼付対象物100へのインジケータ本体3の貼り付け作業の困難性(例えば、変色材5が汚染物に触れないように注意しながらチャンバー内に貼り付ける作業の困難性)が軽減される。
(3)本実施形態では、シール側粘着層12は本体側粘着層6よりも粘着力が弱い。
この構成によれば、貼付対象物100に対してインジケータ本体3よりも第1シート10が剥がれ易くなる。このため、貼付対象物100にインジケータ本体3を残して第1シート10だけを引き剥がすときに、インジケータ本体3が第1シート10に貼り付いて第1シート10とともにインジケータ本体3が貼付対象物100から剥がれるといった事態の発生を抑制することができる。
また、上記構成によれば、次の効果がある。インジケータ本体3の本体側粘着層6の粘着力は、インジケータ本体3を貼付対象物100から剥がれ落ちることがない程度の強さに設定される。このため、第1シート10のシール側粘着層12の粘着力とインジケータ本体3の本体側粘着層6の粘着力とが同程度に設定されると、インジケータ本体3から第1シート10が剥がれ難くなる程度に第1シート10のシール側粘着層12とインジケータ本体3の変色材5とが互いに接着するおそれがある。そうすると、インジケータ本体3の使用の際において第1シート10をインジケータ本体3から引き剥がすとき、変色材5の一部またはその表面部分が剥離したり、または変色材5の表面にシール側粘着層12の残渣が残ったりするおそれがある。この点、上記構成によれば、シール側粘着層12の粘着力が本体側粘着層6の粘着力よりも弱いため、このような事態(変色材5の剥離及び変色材5へのシール側粘着層12の残渣の付着)の発生が抑制されるようになる。これにより、変色材5の剥離または変色材5へのシール側粘着層12の残渣の付着に起因してプラズマについて精確な検出ができなくなるといった事態の発生が抑制されるようになる。
(4)本実施形態では、第1シート10のシール側粘着層12には、変色材5に対応して開口部14が設けられている。
この構成によれば、第1シート10のシール側粘着層12の成分が変色材5に付着することを抑制することができる。
(5)本実施形態では、第1シート10は、インジケータ本体3の全体を覆いかつインジケータ本体3の端縁の少なくとも一箇所から食み出る。
この構成によれば、第1シート10のうちでインジケータ本体3の端縁の少なくとも一箇所から食み出ている部分(すなわち突出部13)を把持することができる。このため、インジケータ本体3の貼り付け作業において、インジケータ本体3のうちで変色材5の配置側を汚染物(道具や衣服等であって不純物付着の要因となり得る物)に接触させることなくインジケータ本体3を貼付対象物100に貼り付けることができる。
(6)本実施形態では、第2シート20は、少なくとも2個のシート片21に分割されている。
この構成によれば、インジケータ1を第2シート20の分割部22で曲げることにより、シート片21の分割側の端縁をインジケータ本体3から離れ易くすることができる。これにより、第2シート20の引き剥がしが容易になる。
(7)本実施形態では、第2シート20の曲げ弾性率は、第1シート10の曲げ弾性率よりも小さい。
このため、第2シート20が第1シート10よりも曲がり易くなっているため、第1シート10と第2シート20とを互いに引き離すときに、第2シート20を第1シート10よりも大きい曲率で曲げることができる。このため、第1シート10及びインジケータ本体3から第2シート20を剥がし易くなり、第1及び第2シート10,20からインジケータ本体3を取り出し易くなる。
(8)本実施形態では、第1シート10と第2シート20とは同じ材料で形成され、かつ第2シート20が第1シート10よりも薄くなるように構成され得る。
または、第1シート10と第2シート20とは同じ厚さとされ、かつ第2シート20は第1シート10よりも低弾性率材料により形成され得る。
または、第1シート10だけが補強材を含むように構成され得る。
または、第1シート10と第2シート20とがともに同種の補強材を含むように構成され、第2シート20における補強材の含有量が第1シート10における補強材の含有量よりも小さくなるように規定される。
または、第1シート10及び第2シート20がともに補強材を含むように構成され、かつ第2シート20の補強材として第1シート10の補強材よりも低弾性の材料が用いられる。
これらの構成によれば、第2シート20が第1シート10よりも曲がり易くなる。
これにより、インジケータ本体3が第1及び第2シート10,20から取り出し易くなる。
[第2実施形態]
図5〜図7を参照して、第2実施形態に係るインジケータ1xについて説明する。なお、第1実施形態と同じ構成に同一符号を付す。
第2実施形態に係るインジケータ1xは、インジケータ本体3の一端縁3aにおいて、第1シート10の一端縁10aと第2シート20の一端縁20aとインジケータ本体3の一端縁3aとが一致する点で、第1実施形態と異なる。
更に、第2実施形態に係るインジケータ1xは、第2シート20をインジケータ半体2から引き剥がすための構造が異なる。第1実施形態では、第2シート20を引き剥がし易くするために第2シート20が分割されている。これに対して、第2実施形態では、第2シート20を引き剥がし易くするために、第2シート20が接着しない剥離部30が設けられている。
図5及び図6に示されるように剥離部30は、インジケータ本体3の一端縁3aの本体側粘着層6において剥離材31が貼り付けられた部分として構成される。剥離材31は、本体側粘着層6よりも粘着力が弱い材料、または第2シート20と接着しない材料により形成される。このため、この剥離部30から第2シート20が剥がれる。
次に、本実施形態に係るインジケータ1xの効果を説明する。
(1)本実施形態は、第1実施形態と同様、第2シート20が第1シート10よりも曲げ弾性率が小さい。すなわち、第2シート20が第1シート10よりも曲がり易くなっている。このため、第1シート10から第2シート20を剥がし易く、第1及び第2シート10,20からインジケータ本体3を取り出し易くなる。
(2)本実施形態では、インジケータ本体3及び第1シート10により構成されるインジケータ半体2の周縁部の少なくとも一部分には、第2シート20が剥離する剥離部30が設けられている。
この構成によれば、剥離部30においてインジケータ半体2から第2シート20が剥離するため、剥離部30から第2シート20を容易に引き剥がすことができる。また、インジケータ本体3の使用後、貼付対象物100から引き剥がすときに、剥離部30からインジケータ本体3を容易に引き剥がすことができる。
(3)具体的には、図6に示されるように、第1シート10の一端縁10aと第2シート20の一端縁20aとインジケータ本体3の一端縁3aとが一致し、剥離部30は、本体側粘着層6においてインジケータ本体3の一端縁3aに対応する部分であってかつ剥離材31が設けられた部分として、構成されている。この構成によれば、本体側粘着層6において剥離材31が設けられた部分は第2シート20に接着しない。このため、この部分から第2シート20を容易に引き剥がすことができる。
図7を参照して、剥離部30の変形例を説明する。
図7に示されるように、第1シート10の一端縁10aと第2シート20の一端縁20aとインジケータ本体3の一端縁3aとが一致する。
剥離部30は、インジケータ本体3の一端縁3aにおいて基材4が本体側粘着層6から露出する部分4cとして構成される。露出する部分4cは第2シート20と重なる。なお、図7では、基材4と第2シート20との間には隙間があるが、実際には、基材4と第2シート20とは互いに接触する。
この構成によれば、基材4が本体側粘着層6から露出する部分4cが第2シート20に接着しない。このため、この部分4cから第2シート20を容易に引き剥がすことができる。
図8を参照して、剥離部30について別の変形例を説明する。
この変形例では、第1シート10の突出部13が基材4を囲むように形成される。そして、第1シート10の一端縁10aと第2シート20の一端縁20aとが一致する。一方、インジケータ本体3の一端縁3aが第1シート10の一端縁10aよりも内側に位置する。
図8に示されるように、剥離部30は、第1シート10の一端縁10aにおいてシール材11がシール側粘着層12から露出する部分11aとして構成される。なお、図8では、シール材11と第2シート20との間には隙間があるが、実際には、シール材11と第2シート20とは互いに接触する。
この構成によれば、第1シート10がシール側粘着層12から露出する部分11aが第2シート20に接着しない。このため、この部分11aから第2シート20を容易に引き剥がすことができる。
なお、本実施形態では、第1シート10のシール側粘着層12に開口部14が設けられず、変色材5と第1シート10のシール材11との間にもシール側粘着層12の層が存在する(図6では、この層は省略されている。)。
[第3実施形態]
図9〜図11を参照して、第3実施形態に係るインジケータ1vについて説明する。なお、第3実施形態に係るインジケータ1vの構成のうち第1実施形態と同じ構成には、同一符号を付す。
第3実施形態に係るインジケータ1vは、第2シート20の引き剥し構造に関して、第1実施形態と異なる。第1実施形態では、第2シート20を引き剥がし易くするために第2シート20が分割されている。これに対して、本実施形態では、第2シート20を引き剥がし易くするために、第2シート20には、第1シート10から食み出る部分が設けられている。
具体的には、第1実施形態に係るインジケータ1では、図1に示されるように、第1シート10の周縁と第2シート20の周縁とが平面視で一致しているが、第3実施形態に係るインジケータ1vでは、第2シート20の周縁の少なくとも一部分が第1シート10の周縁よりも外側に配置される。すなわち、第3実施形態に係るインジケータ1vでは、第2シート20の少なくとも一部分が第1シート10から食み出ている。以下、第2シート20において、第1シート10から食み出ている部分を突出部23という。
例えば、図9に示されるように、第2シート20の周縁が第1シート10の周縁よりも外側に配置される。第2シート20において第1シート10から食み出ている部分(突出部23)の面積は、少なくとも、ピンセットの先端部が当接し得る程度の大きさであり、好ましくは、指先で挟むことができる程度の大きさに設定される。
第2シート20の突出部23は、第1シート10の突出部13の端縁から突出するように設けられることが好ましい。すなわち、第1シート10の突出部13の端縁よりも外側に、第2シート20の突出部23の端縁が配置されていることが好ましい。
第1シート10の突出部13は、上述したように第1シート10の引き剥がしのときに把持される。すなわち、第1シート10の突出部13は、第2シート20からインジケータ半体2(第1シート10及びインジケータ本体3)を剥がすときに、ピンセット等の道具で挟まれる部分になる。このため、第1シート10の突出部13は、挟まれ易い構造になっていることが好ましい。第1シート10の突出部13の端縁が第2シート20の端縁と一致していると、第1シート10と第2シート20との間にピンセット等の道具の先端を差し入れ難い。このため、作業者は、第1シート10の突出部13を容易に挟むことができない。この点、上記構成の場合、第2シート20の突出部23の表面(第1シート10側の表面)に沿ってピンセット等の道具の先端を滑らせて、第1シート10の突出部13の端縁に当接させて、ピンセット等の道具の先端を第1シート10と第2シート20との間に差し入れることができる。このため、突出部13をピンセット等の道具で容易に挟むことができる。
また、次の点で、第1実施形態に係るインジケータ1と異なる。
第1実施形態に係るインジケータ1では、第2シート20が、第1シート10よりも曲げ弾性率が小さい。これに対して、本実施形態では、第1シート10の弾性率と第2シート20の弾性率との関係では規定されない。一方、湾曲した貼付対象物100への貼り付け易さの観点から、第1シート10として可撓性が高いものが好適に用いられる。これは、湾曲した貼付対象物100にインジケータ半体2(インジケータ本体3と第1シート10との積層体)を貼り付けるときインジケータ半体2を貼付対象物100に沿うように曲げられるからである。
第1シート10のシール側粘着層12について説明する。
インジケータ本体3に対する第1シート10のシール側粘着層12の粘着力は、貼付対象物100に対するインジケータ本体3の本体側粘着層6の粘着力よりも弱いことが好ましい。これは、インジケータ半体2を貼付対象物100に貼り付けた後、インジケータ本体3を貼付対象物100に貼り付けた状態で残して、インジケータ半体2から第1シート10が引き剥がすことができるようにするためである。
第1シート10の突出部13の面積が大きい場合、例えば、突出部13がインジケータ本体3を囲むように設けられている場合は、第1実施形態と同様に、第1シート10のシール側粘着層12は、本体側粘着層6よりも粘着力が弱くなるように構成される。ここでの粘着力とは、貼付対象物100に対する接着力(剥離強度)を示す。
図11を参照して、インジケータ1vの貼り付け方を説明する。
まず、インジケータ1vの第2シート20を台等に固定または指で把持する。次に、第2シート20だけに力を加えて第2シート20を湾曲させる。特に、第2シート20において、インジケータ本体3の端縁付近及び第1シート10の突出部13付近で曲げることが好ましい。具体的には、第2シート20の突出部23を曲げる。
第2シート20の突出部23が曲げられることにより、次の作用によってインジケータ本体3及び第1シート10が第2シート20から剥離する。すなわち、第2シート20が曲がると、第2シート20の湾曲とともにインジケータ本体3及び第1シート10が湾曲する。第2シート20の曲率が大きくなると、インジケータ本体3の基材4の湾曲に起因して復元力(応力)が大きくなる。この復元力が基材4と第2シート20との間の密着力よりも大きくなると、基材4の端縁及び第1シート10の突出部13が第2シート20から剥離する(図11参照)。
次に、第2シート20から離れた第1シート10の突出部13を、ピンセット等の道具で把持し、第1シート10を第2シート20から引き剥がす。そうすると、インジケータ本体3が第1シート10に密着した状態で、第2シート20が剥がれる。次に、インジケータ半体2を貼付対象物100に貼り付けて、インジケータ半体2から第1シート10を引き剥がす。
次に、本実施形態に係るインジケータ1vの効果を説明する。
(1)本実施形態では、第2シート20の少なくとも一部分が第1シート10から食み出る。
この構成によれば、第2シート20が第1シート10から食み出ているため、食み出ている部分を押さえることまたは把持することが可能であり、第2シート20だけに力を加えて第2シート20を湾曲させることができる。これにより、第2シート20から第1シート10及びインジケータ本体3を容易に引き剥がすことができるようになる。
(2)本実施形態では、第1シート10は、インジケータ本体3の全体を覆いかつインジケータ本体3の端縁の少なくとも一箇所から食み出る。
この構成によれば、第1シート10のうちでインジケータ本体3の端縁の少なくとも一箇所から食み出ている部分(すなわち突出部13)を把持することができる。このため、インジケータ本体3の貼り付け作業において、インジケータ本体3のうちで変色材5の配置側を汚染物(道具や衣服等であって不純物付着の要因となり得る物)に接触させることなくインジケータ本体3を貼付対象物100に貼り付けることができる。
[その他の実施形態]
図12及び図13を参照して、他の実施形態に係るインジケータ1y,1zについて説明する。
・上記第1、第2及び第3実施形態では、変色材5は基材4の一箇所にだけ設けられているが、変色材5は、基材4の複数箇所に設けられ得る。
例えば、図12に示されるように、インジケータ1yはテープ状に形成される。インジケータ本体3は、第1シート10と第2シート20により挟まれる。基材4は矩形に形成される。変色材5は、基材4の長手方向に等間隔で配置される。第1シート10のシール側粘着層12には変色材5のそれぞれに対応して開口部14が設けられる。変色材5を切断する断面構造は、第1実施形態に係るインジケータ1と同様である。このようなインジケータ1yをプラズマ装置に配置することにより、インジケータ1yの長手方向に沿うプラズマ密度変化を検出することが可能である。
また、図13に示されるように、インジケータ1zはテープ状に形成される。インジケータ本体3は、第1シート10と第2シート20により挟まれる。基材4は矩形に形成される。変色材5は、基材4の長手方向に沿うように延長される。第1シート10のシール側粘着層12には変色材5のそれぞれに対応して開口部14が設けられる。変色材5を切断する断面構造は、第1実施形態に係るインジケータ1と同様である。このような構成によって、図12に示されたインジケータ1yと同様の効果が得られる。
・上記第1実施形態では、シール側粘着層12と変色材5とが接触しないように、第1シート10のシール側粘着層12に開口部14が設けられているが、シール側粘着層12と変色材5との接触を抑制する構造としてはこれに限定されない。例えば、変色材5の周囲に変色材5よりも厚いスペーサ層が設けられ得る。この場合、第1シート10は、スペーサ層を介してインジケータ本体3に積層される。
・上記第3実施形態では、第2シート20の少なくとも一部分が第1シート10から食み出るように構成されているが、この構成とは反対に、インジケータ1vは、第1シート10の少なくとも一部分が第2シート20から食み出るように構成され得る。この構成の場合、第1シート10だけに力を加えて第1シート10を湾曲させることができる。これにより、第1シート10及びインジケータ本体3から第2シート20を容易に引き剥がすことができるようになる。なお、この構成の場合、第1シート10を湾曲させると、インジケータ本体3の復元力により、第1シート10からインジケータ本体3が剥がれるおそれがある。従って、この構成は、インジケータ本体3の基材4の曲げ弾性率が小さく、復元力が小さいものに対して適用される。
・上記第3実施形態では、第2シート20の弾性率は規定されていないが、例えば、第2シート20の曲げ弾性率は第1シート10よりも曲げ弾性率よりも大きくし得る。また、これとは逆に、第1実施形態と同様に、第2シート20の曲げ弾性率は第1シート10よりも曲げ弾性率よりも小さくし得る。この場合、第1実施形態の上記(7)に準じた効果が得られる。
・上記第3実施形態に係るインジケータ1vでは、第2シート20は分割されていないが、第1実施形態と同様に、第2シート20を少なくとも2個のシート片21に分割され得る。
・上記第3実施形態に係るインジケータ1vには、第2実施形態に示されるような剥離部30が設けられていないが、剥離部30が設けられ得る。例えば、第1シート10の突出部13に対応して剥離部30が設けられ得る。
・上記第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態、及びその他の実施形態では、プラズマを検出するためのインジケータについて本技術を適用したが、本技術は、他のインジケータにも適用可能である。すなわち、インジケータ本体の変色材はプラズマを検出するものに限定されない。例えば、変色材の例として、プラズマを含むガスを検出するもの、X線を検出するもの、電子線を検出するもの、紫外線を検出するもの、特定のガス(例えば、毒性を有するガス、またはオゾン等の活性ガスを検出するもの)、ラジカルを検出するもの等が挙げられる。
1,1x,1y,1z,1v…インジケータ、2…インジケータ半体、3…インジケータ本体、3a…一端縁、4…基材、4a…第1面、4c…部分、4b…第2面、5…変色材、6…本体側粘着層、10…第1シート、10a…一端縁、11…シール材、11a…部分、12…シール側粘着層、13…突出部、14…開口部、20…第2シート、20a…一端縁、21…シート片、22…分割部、23…突出部、30…剥離部、31…剥離材、100…貼付対象物。

Claims (18)

  1. 変色材を有するインジケータ本体と、前記インジケータ本体の一方の面に配置される第1シートと、前記インジケータ本体の他方の面に配置される第2シートとを備え、
    前記第1シート及び前記第2シートのいずれか一方が他方よりも曲げ弾性率が小さい、インジケータ。
  2. 前記第1シートの少なくとも一部分が前記第2シートから食み出る、または前記第2シートの少なくとも一部分が前記第1シートから食み出る
    請求項1に記載のインジケータ。
  3. 変色材を有するインジケータ本体と、前記インジケータ本体の一方の面に配置される第1シートと、前記インジケータ本体の他方の面に配置される第2シートとを備え、
    前記第1シートの少なくとも一部分が前記第2シートから食み出る、または前記第2シートの少なくとも一部分が前記第1シートから食み出る、インジケータ。
  4. 前記インジケータ本体は、基材と、前記基材の第1面に配置される前記変色材と、前記基材の第2面の少なくとも一部に設けられる本体側粘着層とを備え、
    前記第1シートは、シール材と、前記シール材のうちの内面に設けられるシール側粘着層とを有し、
    前記第1シートは、前記インジケータ本体の前記変色材側に配置され、前記第2シートは前記インジケータ本体の前記本体側粘着層側に配置される
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のインジケータ。
  5. 前記第1シートの前記シール側粘着層は、前記インジケータ本体の前記本体側粘着層よりも粘着力が弱い
    請求項4に記載のインジケータ。
  6. 前記インジケータ本体及び前記第1シートにより構成されるインジケータ半体の周縁部の少なくとも一部分には、前記第2シートが剥離する剥離部が設けられている
    請求項4または請求項5に記載のインジケータ。
  7. 前記第1シートの一端縁と前記第2シートの一端縁と前記インジケータ本体の一端縁とが一致し、
    前記剥離部は、前記本体側粘着層において前記インジケータ本体の前記一端縁に対応する部分であってかつ剥離材が設けられた部分として、構成されている
    請求項6に記載のインジケータ。
  8. 前記第1シートの一端縁と前記第2シートの一端縁と前記インジケータ本体の一端縁とが一致し、
    前記剥離部は、前記インジケータ本体の前記一端縁において前記基材が前記本体側粘着層から露出する部分として、構成される
    請求項6に記載のインジケータ。
  9. 前記第1シートの一端縁と前記第2シートの一端縁とが一致し、かつ前記インジケータ本体の一端縁が前記第1シートの一端縁よりも内側に位置し、
    前記剥離部は、前記第1シートの前記一端縁において前記第1シートの前記シール材が前記シール側粘着層から露出する部分として、構成される
    請求項6に記載のインジケータ。
  10. 前記第1シートの前記シール側粘着層には、前記変色材に対応して開口部が設けられている
    請求項4〜請求項9のいずれか一項に記載のインジケータ。
  11. 前記第1シートは、前記インジケータ本体の全体を覆いかつ前記インジケータ本体の端縁の少なくとも一箇所から食み出る
    請求項4〜請求項10のいずれか一項に記載のインジケータ。
  12. 前記第2シートは、少なくとも2個のシート片に分割されている
    請求項4〜請求項11のいずれか一項に記載のインジケータ。
  13. 前記第2シートの曲げ弾性率は、前記第1シートの曲げ弾性率よりも小さい
    請求項4〜請求項12のいずれか一項に記載のインジケータ。
  14. 前記第1シートと前記第2シートとは同じ材料で形成されており、前記第2シートは、前記第1シートよりも薄い
    請求項13に記載のインジケータ。
  15. 前記第2シートは前記第1シートよりも低弾性率材料により形成されている
    請求項13に記載のインジケータ。
  16. 前記第1シートは補強材を含む
    請求項13〜請求項15のいずれか一項に記載のインジケータ。
  17. 前記第1シート及び前記第2シートはともに補強材を含み、前記第1シートの補強材及び前記第2シートの補強材は同じ材料であり、前記第2シートにおける補強材の含有量が前記第1シートにおける補強材の含有量よりも小さい
    請求項13〜請求項15のいずれか一項に記載のインジケータ。
  18. 前記第1シート及び前記第2シートはともに補強材を含み、前記第2シートの補強材が前記第1シートの補強材よりも低弾性である
    請求項13〜請求項15のいずれか一項に記載のインジケータ。
JP2015226850A 2014-12-02 2015-11-19 インジケータ Active JP6587913B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2015/082819 WO2016088591A1 (ja) 2014-12-02 2015-11-24 インジケータ

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014244224 2014-12-02
JP2014244224 2014-12-02
JP2015116559 2015-06-09
JP2015116559 2015-06-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016218038A true JP2016218038A (ja) 2016-12-22
JP6587913B2 JP6587913B2 (ja) 2019-10-09

Family

ID=56985083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015226850A Active JP6587913B2 (ja) 2014-12-02 2015-11-19 インジケータ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6587913B2 (ja)
TW (1) TW201625928A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6163618B1 (ja) * 2017-01-16 2017-07-12 パナック株式会社 自己粘着フィルム及びその製造方法

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04151556A (ja) * 1990-10-16 1992-05-25 Dainippon Printing Co Ltd 酸素インジケーターラベル
US5974003A (en) * 1990-03-12 1999-10-26 Pedicano; Ernest A. Hidden message indicator
JP2001081424A (ja) * 1999-09-14 2001-03-27 Nitto Denko Corp 印刷用粘着シート、ラベル及び離型処理剤組成物
JP2002309191A (ja) * 2001-04-06 2002-10-23 Otsuka Pharmaceut Factory Inc 経時インジケータ付きテープ
JP2006225313A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Nitto Denko Corp 剥離補助貼付材及び剥離補助貼付材の使用方法
JP2007293287A (ja) * 2006-03-31 2007-11-08 Sumitomo Chemical Co Ltd インジケーター
JP2007331375A (ja) * 2006-03-29 2007-12-27 Brother Ind Ltd 印字用カセットと印字テープ
JP2009045789A (ja) * 2007-08-17 2009-03-05 Polymatech Co Ltd シート積層体及びシート状成形体の装着方法
JP2010090344A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Sharp Corp 両面粘着テープ、表示装置、貼り合わせ基板の製造方法及び表示装置の製造方法
JP2013066518A (ja) * 2011-09-20 2013-04-18 Kao Corp 吸収性物品
JP2013066517A (ja) * 2011-09-20 2013-04-18 Kao Corp 吸収性物品
JP2013132535A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Daio Paper Corp テープタイプ使い捨ておむつ
JP2013135713A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Daio Paper Corp 使い捨ておむつ
JP2014177522A (ja) * 2013-03-14 2014-09-25 Mitsubishi Plastics Inc 光学基材用粘着シート

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5974003A (en) * 1990-03-12 1999-10-26 Pedicano; Ernest A. Hidden message indicator
JPH04151556A (ja) * 1990-10-16 1992-05-25 Dainippon Printing Co Ltd 酸素インジケーターラベル
JP2001081424A (ja) * 1999-09-14 2001-03-27 Nitto Denko Corp 印刷用粘着シート、ラベル及び離型処理剤組成物
JP2002309191A (ja) * 2001-04-06 2002-10-23 Otsuka Pharmaceut Factory Inc 経時インジケータ付きテープ
JP2006225313A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Nitto Denko Corp 剥離補助貼付材及び剥離補助貼付材の使用方法
JP2007331375A (ja) * 2006-03-29 2007-12-27 Brother Ind Ltd 印字用カセットと印字テープ
JP2007293287A (ja) * 2006-03-31 2007-11-08 Sumitomo Chemical Co Ltd インジケーター
JP2009045789A (ja) * 2007-08-17 2009-03-05 Polymatech Co Ltd シート積層体及びシート状成形体の装着方法
JP2010090344A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Sharp Corp 両面粘着テープ、表示装置、貼り合わせ基板の製造方法及び表示装置の製造方法
JP2013066518A (ja) * 2011-09-20 2013-04-18 Kao Corp 吸収性物品
JP2013066517A (ja) * 2011-09-20 2013-04-18 Kao Corp 吸収性物品
JP2013132535A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Daio Paper Corp テープタイプ使い捨ておむつ
JP2013135713A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Daio Paper Corp 使い捨ておむつ
JP2014177522A (ja) * 2013-03-14 2014-09-25 Mitsubishi Plastics Inc 光学基材用粘着シート

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
"エマルジョン技術を利用した「安価」で「確実」な温度履歴インジケーター", 食品機械装置, vol. 第46巻、第5号, JPN6019022990, 1 May 2009 (2009-05-01), pages 52 - 59, ISSN: 0004111691 *

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6163618B1 (ja) * 2017-01-16 2017-07-12 パナック株式会社 自己粘着フィルム及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
TW201625928A (zh) 2016-07-16
JP6587913B2 (ja) 2019-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6048460B2 (ja) 保護フィルム複合体及び保護フィルムの貼付方法
EP3228675A1 (en) A screen protector for a mobile electronic device with a touch screen
JP6587913B2 (ja) インジケータ
WO2016088591A1 (ja) インジケータ
JP2014026337A (ja) タッチパネルの製造方法及びタッチパネル
WO2013021825A1 (ja) シート貼付方法およびシート貼付治具
JP2006509903A (ja) マスター加工作業を行うデバイスおよび方法
US12111509B2 (en) Bobbin for winding optical fiber
JP2010090344A (ja) 両面粘着テープ、表示装置、貼り合わせ基板の製造方法及び表示装置の製造方法
KR20170004763A (ko) 정보 보안용 라벨
JP2014215350A (ja) 剥離検知ラベル
JP2016080993A (ja) 光学部材用保護フィルム、及び光学部材の検査方法
JP2010120277A (ja) 配送用ラベル伝票
JP6163618B1 (ja) 自己粘着フィルム及びその製造方法
KR101022677B1 (ko) 병(甁) 라벨 취거(取去) 및 보관(保管)용 필름 및, 병(甁) 라벨 취거(取去) 및 보관(保管) 방법
JP2016080879A (ja) シール、シール作製装置およびシール作製方法
JP6310338B2 (ja) 保護材付保護フィルム、保護材、及び保護フィルムの粘着方法
JP5863845B2 (ja) シート貼付方法およびシート付き貼付治具
WO2016002316A1 (ja) 粘着シートおよび粘着シートの製造方法
JP2009028943A (ja) 転写印刷シート
JP6620080B2 (ja) パネル体の製造方法、パネル体
JP6435632B2 (ja) 封緘体
JP2021155051A (ja) パッケージ
JP2017105128A (ja) 補強材および補強材付樹脂部材
JP2009294065A (ja) 放射線インジケータ構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190625

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190910

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190911

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6587913

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150