JP2016215430A - ラベルプリンタ - Google Patents

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【課題】粘着面が剥き出しのラベルシートをカッター刃の間に自動的に通すことのできる新たなラベルプリンタを提供することを課題とする。【解決手段】台紙レスラベルに印字する印字部と、その印字部の下流側に配置されたカッター刃と、前記印字部と前記カッター刃との間のラベル移送経路に臨む位置に配置されて前記台紙レスラベルの粘着面が仮着される仮着部と、該台紙レスラベルを印字部に押し付けるプラテンローラとを備える。該プラテンローラは、仮着部に仮着されたラベルをバックフィードさせることにより仮着部から引き離し、続いてラベルを送り出すことにより、該ラベルを前記カッター刃の間に自動的に挿通させる。【選択図】図6

Description

本発明は、ラベルの粘着面に台紙(剥離紙)が貼付されていない、所謂、台紙レスラベルをプリンタに装着する際に、ラベルの先端をカッター刃の間に自動的に通すことのできるラベルプリンタに関する。
最近では、省資源化の観点から台紙レスラベルが普及し、ラベルプリンタもそれに対応したものが開発されつつある。この台紙レスラベルは、ラベルロールから繰り出された長尺状のラベルを必要な長さで切断して使用するため、カッターは必須の装備となる。
この種のカッターは、固定刃と可動刃(以下、これらを総称してカッター刃と言う。)との間に通された長尺状のラベルに対して、可動刃を高速で往復動させることによってラベルを切断するが、カッター刃の噛み合いが甘いと、刃にラベルの粘着剤が付着して切れなくなることがある。そのため、固定刃と可動刃は、下記特許文献に開示されるようにユニット化されており、それらの刃は、簡単には、分解できないようになっている。
特開2014−104567号公報
そのため、ラベルロールから繰り出された長尺状のラベルをカッター刃の狭い隙間に通して装着する時に、ラベルの粘着面がカッター刃と接触して通し難いという問題がある。また、この種のラベルプリンタでは、安全性の観点からカッター刃を露出させていないので、カッター刃の僅かな隙間を覗き見ながら、そこにラベルの先端を通すのは簡単ではない。そのため、不慣れな作業者が行うと、ラベル交換作業に時間が掛かり過ぎ、量り売りの店頭でこの種のラベルプリンターを使用する場合は、客を待たせてしまうという問題がある。
本発明は、この問題を解決して、粘着面が剥き出しのラベルシートをカッター刃の間に自動的に通すことのできる新たなラベルプリンタを提供することを課題とする。
本発明に係るラベルプリンタは、粘着面が剥き出しのラベルに印字する印字部と、該印字部の下流側に配置されて、印字されたラベルを所定長さで切断するカッター刃と、前記印字部と前記カッター刃との間のラベル移送経路に臨む位置に配置されて、前記粘着面が仮着される仮着部と、該仮着部に仮着されたラベルをバックフィードさせて該ラベルを前記仮着部から引き離した後、該ラベルを送り出すことにより、該ラベルを前記カッター刃の間に挿通させるプラテンローラとを備えたことを特徴とする。
図1〜図3は、本発明の解決原理を説明する説明図である。これらの図において、ラベルプリンタ100は、台紙レスラベルLに印字する印字部1と、該印字部1の下流側に配置され、印字されたラベルLを切断するカッター刃2と、前記印字部1と前記カッター刃2との間のラベル移送経路に臨む位置に配置されて、前記ラベルLの粘着面が仮着される仮着部3と、該仮着部3に仮着されたラベルLをバックフィードさせて該ラベルLを仮着部から引き離した後、該ラベルLを送り出すことにより、該ラベルLを前記カッター刃2の間に挿通させるプラテンローラ4とを備える。
印字部1は、例えばサーマル式の印字ヘッドやインクジェット式の印字ヘッドである。カッター刃2は、固定刃21と可動刃22で構成されるが、両方の刃が互いに近接離反する可動刃であっても良い。さらに、この印字部1は、プラテンローラ4から離反できるように構成されており、長尺状のラベルLを印字部1とプラテンローラ4の間にセットするときは、印字部1をプラテンローラ4から引き離して行う。また、仮着部3とプラテンローラ4は、フレームを介して連結され、プラテンローラ4をカッター刃2から離反させると、仮着部3もカッター刃2から離反するようになっている。
ただし、カッター刃2を有するカッターユニット全体がプラテンローラ4から離反できるように構成されているときは、仮着部3とプラテンローラ4とを連結させておく必要はない。また、これらの図では、ラベルLを上方に送り出すようにしているが、印字部1を水平方向に向け、カッター刃2を鉛直方向に向けてラベルLを水平方向に送り出すようにしても良い。
こうした構成の下で、長尺状のラベルLをセットするときは、まず、印字部1をプラテンローラ4から離反させるとともに、仮着部3とプラテンローラ4をカッター刃2から引き離す。この状態で、ラベルロールから引き出された長尺状のラベルLを印字部1とプラテンローラ4との間に通す。その際、ラベルLの印字面を印字部1側に向け、ラベルLの粘着面をプラテンローラ4側に向けておく。そうした後、ラベルLの先端縁を仮着部3に仮着させる。その際、ラベルLの先端縁を仮着部3の先端縁に一致させるのは、容易ではないから、好ましくは仮着部3の先端縁をギザ刃に成形し、そのギザ刃で、少し長めに引き出されたラベルLの先端部分を切除するように構成する。こうすれば、仮着部3の先端縁には、切除された後続ラベルLが仮着された状態で貼り付く。こうしてラベルLの先端部を仮着部3に仮着できれば、仮着部3とプラテンローラ4を元の位置に戻し、印字部1をプラテンローラ4に押し当て、ラベルLのセットを完了させる。
ラベルLのセットが完了すると、プラテンローラ4は、自動的に、或いは、図示しない空送りキーの操作によって、図2の方向F1に僅かに回転してラベルLをバックフィードさせる。これにより、仮着部3に仮着されたラベルLは、仮着部3から引き離される。続いて、プラテンローラ4は、図3に示すように、順方向F2に回転してラベルLを所定量送り出す。これにより、ラベルLの先端部分は、そのままカッター刃2の間を通って送り出される(図3参照)。
これでカッター刃2へのラベルLの挿入は完了する。このとき、ラベルLが所定量送り出された時点でカッター刃2を作動させれば、後続ラベルLの先端縁は、カッター刃2のカット位置に留まるから、次のラベル発行が可能になる。
仮着部3は、望ましくは先端縁をギザ刃としたプレートで構成しておく。そして、先端に行く程、ラベルLの移送経路に近づくように傾斜させて配置しておく。これにより、仮着部3へのラベルLの仮着が容易になり、バックフィードに際しては、ラベルLを仮着部3から簡単に引き離すことができる。また、順方向の送りに際しては、ラベルLを仮着部3に留めずにカッター刃2の間に送り出すことができる。
また、ラベルロールが装着されたカセットを利用することもできる。この場合には、ラベルが巻かれたラベルロールをカセットに装着し、該カセットには、プラテンローラと仮着部とを取り付ける。そして、カセットを前記カッター刃が備えられた本体ケース内に収納すると、仮着部が印字部とカッター刃との間のラベル移送経路に臨む位置にセットされるように構成する。これにより、粘着面が剥き出しのままの、長尺状ラベルのセットがより簡単になる。
本発明によれば、粘着面が剥き出しのラベルをカッター刃の僅かな隙間に自動的に通すことができるから、ラベルロールの交換作業が極めて簡単にできる。したがって、ラベルを交換するときの作業性が良くなるだけでなく、ラベルの粘着面がカッター刃やその回りに付着して取れなくなる問題を回避することができるから、メンテナンス性も向上する。
本発明のラベルプリンタの解決原理を説明する概略構成とラベルの初期セット状態の説明図。 図1のセット状態からラベルをバックフィードさせた状態の説明図。 図2からラベルの先端部をカッター刃の間に通した状態の説明図。 本発明のラベルプリンタを搭載した電子秤の一実施形態の外観斜視図。 上記実施形態において、操作表示部を跳ね上げ、ラベルロール用のカセットを電子秤本体から引き出した状態の外観斜視図。 図4の実施形態の側面図。 カッターユニットの外観斜視図。 前記カセットを収納する開閉扉を開け、カッター刃の僅かな隙間を下方から覗いた状態の外観斜視図。
以下、図4〜図8を参照しながら、本発明のラベルプリンタの実施形態を、それが搭載された電子秤の実施形態に基づいて説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
図4〜図8において、プリンタ付き電子はかり100は、本体ケースCと、その中に組み込まれたラベルプリンタPと、本体ケースCの上部に設置される計量部Wと、本体ケースC内に組み込まれ、前記ラベルプリンタPと計量部Wとを制御する図示しない制御ユニットと、同じく本体ケースC内に組み込まれ、ラベルプリンタPや制御ユニットに給電する電源ユニットとを備える。また、店員が操作する本体ケースCの前面側には、操作表示部Dが取り付けられ、背面側には、図示しない客側表示部が取り付けられている。
ラベルプリンタPは、向かって右側の本体ケースC内に収納され、その前面側には、開閉扉Gが設けられ、さらにその前面に設けられた操作表示部Dを跳ね上げれば、図5に示すように、開閉扉Gを下方へ開くことができる。この開閉扉Gを開放すれば、中からカセットCAを取り出すことができる。このカセットCAの前部には、取っ手Hが取り付けられており、その取っ手Hを手前に引けば、図5に示すように、カセットCA全体を本体ケースCから引き出すことができる。
ラベルプリンタPは、図6のラベルロールLRが装着されるカセットCAと、カセットCAの先端上部に設けられたプラテンローラ4と、開閉扉Gの内側に設けられた印字部1と、本体ケースCの前端上部に設けられたカッターユニット20と、プラテンローラ4の上部に取り付けられた仮着部3とを備える。
図5に示すように、カセットCAの側壁CA1には、ラベルロールLRを支持する支持部Rが片持ち状態で取り付けられ、その開放端からラベルロールLR(図6参照)の紙管が挿入できるようになっている。
ラベルロールLRは、帯状の台紙レスラベルLを紙管に巻きつけたもので、そこから引き出された台紙レスラベルLは、ガイドローラGR(図6参照)を経て、先端上部のプラテンローラ4に引き渡される。このガイドローラGRは、カセットCAの側壁CA1に片持ち状態で取り付けられ、そのガイドローラGRとカセットCAの前側フレームCA2との間に長尺状のラベルLが挿入できるようになっている。また、前側フレームCA2も側壁CA1に片持ち状態で取り付けられているから、ラベルロールLRから引き出されたラベルLは、前側フレームCA2の取っ手Hの後ろ側からプラテンローラ4の前側に届くようになっている。
台紙レスラベルLは、基材である紙の裏面には、接着剤を塗布し、表面には、熱で発色する感熱剤を積層し、その上から剥離剤としてのシリコン樹脂を積層したものである。ラベルロールLRは、この台紙レスラベルLの粘着面を内側にして紙管に巻き付けたものであるから、粘着面がプラテンローラ4と接触するように装着され、引き出される。
開閉扉Gの内側に設けられた印字部1は、サーマル式の印字ヘッドで構成され、その発熱ラインは、開閉扉Gを閉じると、収納されたカセットCAのプラテンローラ4と接するように位置決めされている(図6参照)。
図6において、開閉扉Gの内側には、印字部1が取り付けられた支持フレーム10がヒンジ11の周りに回動可能に取り付けられている。また、支持フレーム10と開閉扉Gとの間には、開閉扉Gを閉じたときに、印字部1をプラテンローラ4に押し付けるスプリング12が設けられている。
図5に戻って、カセットCAの先端上部には、プラテンローラ4が取り付けられ、その上段には、ラベルLを仮着する仮着部3が取り付けられている。また、カセットCAの側壁CA1には、プラテンローラ4を駆動するタイミングベルト40が組み込まれ、そのタイミングベルト40は、カセットCAの側壁CA1内に組み込まれたガイドローラを介して後端部の駆動ギヤ41(図6参照)のプーリーに掛け渡されている。そして、カセットCAを本体ケースCに装着すると、図6に示すように、後端部の駆動ギヤ41がモータの回転軸に取り付けられた駆動ギヤ42と噛みあってプラテンローラ4を回転させるようになっている。
プラテンローラ4の上部に取り付けられた仮着部3は、カセットCAを本体ケースC内に収納して開閉扉Gを閉じると、カッターユニット20とプラテンローラ4との間の、ラベルLの移送経路に臨む位置に位置決めされるようになっている。
この仮着部3は、プラテンローラ4を支持する支持フレーム41の前面側に取り付けられた長方形状のステンレス板で構成され、その長手方向の先端縁には、ギザ刃31が形成され、このギザ刃31で長尺状のラベルLを切断するようになっている。
カッターユニット20は、図7に示すように、固定刃21と可動刃22とを備え、可動刃22は、カッターユニット20内の図示しないクランク機構に連結され、そのクランク機構は、ユニット20内のDCモータによって駆動されるように構成されなっている。これにより、可動刃22は、固定刃21との間を水平方向に往復運動する。
図8は、カセットCAを収納する開閉扉Gを開け、カッター刃2の僅かな隙間を下方から覗いた状態の外観斜視図を示す。この図8に示すように、カッターユニット20は、向かって右側上部の、特にカセットCAのプラテンローラ4の上方に取り付けられている。
また、このカッター刃2の上方には、ガイドローラ42が設けられているが、これは、カットされたラベルLを一時的に保持すものである。このガイドローラ42は、図6のガイドローラGRと同様、回転自在なシャフトに一定ピッチでOリングを取り付けたもので、この複数のOリングでカットされたラベルLの粘着面を保持するようになっている。
計量部Wは、機械的歪みを電気信号に変換する周知構成のロードセルと、ロードセル出力を増幅してデジタル信号に変換する信号処理回路と、デジタル信号を本体ケースC内の制御ユニットに無線で送信する通信モジュールと、これらに給電するバッテリーユニットを備える。また、本体ケースC内には、計量部Wから送信されたデジタル信号を受信する通信モジュールと、受信した信号を質量に変換し、それと設定された単位質量当りの単価とを掛けて価格を算出し、それを操作表示部Dや客側表示部に表示する制御ユニットと、ラベルプリンタP及びこれらのユニットに給電する電源ユニットが収納されている。
なお、この実施形態では、計量部Wから制御ユニットに無線で重量信号を送信するようにしているが、これに代えて有線で送信するようにしても良い。
図4に戻って、操作表示部Dは、タッチパネルD1と固定キーD2とで構成され、制御ユニットの制御により、プリンタ付き電子秤100の操作に必要な基本的情報がタッチパネルD1に表示されるようになっている。また、固定キーD2には、料金秤として必要な「単価」キー、「定額」キー、「風袋」キー、「印字」キー、「呼出」キー等があり、これらが数字キーとともに適宜に配置されている。そして、「呼出」キーを操作し、表示された項目にタッチして計量対象商品の登録情報を読み出した後、商品を計量部Wに載置すれば、重量、価格、商品名等がタッチパネルD1と客側表示部に表示されるようになっている。また、客側表示部も液晶ディスプレイで構成され、重量、価格の他に商品に関する種々の広告メッセージが表示されるようになっている。
使用に際しては、「呼出」キーを押し、商品を計量部W上に載せる。あるいは、その商品名をタッチパネルD1で指定する。すると、当該商品の重量、価格、商品名等がタッチパネルD1と客側表示部に表示される。そして「印字」キーを操作すると、プラテンローラ4が逆回転して、切断位置まで送り出されたラベルLをバックフィードしながらラベルLの先端縁を印字部1の発熱ラインまで戻す。続いてプラテンローラ4が順方向に回転してラベルLを送り出しながら、重量、価格、商品情報等を所定のフォーマットで印字していく。その間に送り出されたラベルLは、固定刃21と可動刃22との間を通って上昇していく。そして、印字終了後も、プラテンローラ4は、さらにラベルLの後端縁が切断位置に到達するまで回転して停止する。
プラテンローラ4が停止すると、カッターユニット20が作動して可動刃22がラベルLを切断する。切断されたラベルLは、その粘着面がガイドローラ42に接着するので、作業者は、それを手に取って商品に貼り付ける。
次に、ラベルロールLRの交換作業について説明する。
まず、図4において、前面側の操作表示部Dを上方に跳ね上げ、次に開閉扉Gの前面に設けられたロック解除ボタンLBを押す。すると、開閉扉Gの図示しないロック機構が解除されて、図5のように下方に開く。
続いて、図5のように、カセットCAを本体ケースCから取り出し、支持部RにラベルロールLRの紙管を挿入する(図6参照)。そして、ラベルロールLRから引き出された長尺状のラベルLをガイドローラGRとカセットCAの前側フレームCA2との間に通してプラテンローラ4まで引き出し、さらにラベルLの先端部分を、仮着部3より後側(ラベルロールLR側)に反らしながら、仮着部3のギザ刃31を支点としてラベルLの先端部分を切除する。すると、切断された後続ラベルLの先端縁が仮着部3に貼り付くから、その状態でカセットCAを本体ケースC内に収納する。続いて開閉扉Gを閉じてロック機構を効かせる。これで、長尺状ラベルLのセットが完了する。
続いて作業者は、タッチパネルD1に表示された空送りキーをタッチする。すると、プラテンローラ4が図2の矢印方向F1に僅かな量だけ回転して止まる。これにより、仮着部3に貼り付いたラベルLの先端部分が引き離される。続いてプラテンローラ4は、図3の矢印方向F2に反転してラベルLを所定量送り出して停止する。これにより、ラベルLの先端部分が固定刃21と可動刃22との間を通って外部へ送り出される。
続いて、カッターユニット20が作動して、カッター刃2から突き出たラベルLの先端部分を後続ラベルLから切り離す。切り離された先端部分は、ガイドローラ42に貼り付くから、作業者はそれを取り除いて破棄する。これにより、何時でも台紙レスラベルLが発行できる状態になる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、この実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態も採用可能である。例えば、上記実施形態では、空送りキーを操作することによってラベルをバックフィードさせたが、これに代えて、開閉扉Gが閉じられ、ロック機構が作動すると、それをセンサで検出するように構成し、その検出信号でもって、プラテンローラ4によるラベルLのバックフィードと、それに続くラベルの送り出しとを自動的に行わせるようにしても良い。こうすれば、作業性を一段と向上させることができる。
また、以上の実施形態では、本体ケースCに対して、着脱できるカセットCAを使用したが、これに代えて、引き出し式のカセットCAを使用することも可能である。この場合には、印字部を上段に設け、カセットCA側にプラテンローラと仮着部3を設けて、カセットCAを本体ケースCから引き出すと、印字部が上方へ跳ね上がって、印字部とプラテンローラとの間にラベルが挿通できるように構成すれば良い。
本発明によれば、台紙レスラベルをプリンタに自動的にセットすることができるから、台紙レスラベルを使用するスーパーマーケット等において広く利用可能である。
1 印字部
2 カッター刃
3 仮着部
4 プラテンローラ
31 ギザ刃
L ラベル
C 本体ケース
CA カセット
LR ラベルロール

Claims (3)

  1. 粘着面が剥き出しのラベルに印字する印字部と、該印字部の下流側に配置されて、印字されたラベルを所定長さで切断するカッター刃と、前記印字部と前記カッター刃との間のラベル移送経路に臨む位置に配置されて、前記粘着面が仮着される仮着部と、該仮着部に仮着されたラベルをバックフィードさせて該ラベルを前記仮着部から引き離した後、該ラベルを送り出すことにより、該ラベルを前記カッター刃の間に挿通させるプラテンローラとを備えたことを特徴とするラベルプリンタ。
  2. 前記仮着部は、先端をギザ刃とした薄いプレートで構成され、前記ギザ刃がラベルの移送経路に臨むように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のラベルプリンタ。
  3. 前記ラベルが巻かれたラベルロールがカセットに装着され、該カセットには、前記プラテンローラと仮着部とが備えられ、該カセットを前記カッター刃が備えられた本体ケース内に収納すると、前記仮着部が前記印字部と前記カッター刃との間のラベル移送経路に臨む位置にセットされることを特徴とする請求項1又は2に記載のラベルプリンタ。
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