JP2016214507A - イメージング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 リンパ節等の位置の特定と、その位置における腫瘍の判定とを同時に実行することが可能なイメージング装置を提供する。【解決手段】 第1光源はインドシアニングリーンを励起させるための励起光であるその波長が810nmの近赤外光を照射し、第2光源はPpIXを励起させるための励起光であるその波長が410nmの紫色光を照射し、第3光源は、白色光を照射する。撮像部20は、可視光を撮影可能な第1撮像素子31と、PpIXから放射された赤色光を撮影可能な第2撮像素子32と、インドシアニングリーンから放射された近赤外光を撮影可能な第3撮像素子33とを備える。【選択図】 図3

Description

この発明は、腫瘍の手術等に利用されるイメージング装置に関し、特に、被検者に注入された蛍光色素に対して励起光を照射し、蛍光色素から発生した蛍光を撮影するイメージング装置に関する。
近年、近赤外蛍光イメージングと呼称される手法が外科手術に利用されている。この近赤外蛍光イメージングにおいては、蛍光色素としてのインドシアニングリーン(ICG)を患部に注入する。そして、このインドシアニングリーンにその波長が810nm(ナノメータ)程度の近赤外光を励起光として照射すると、インドシアニングリーンはおおよそ845nmの波長の近赤外蛍光を発する。この蛍光を、近赤外光を検出可能な撮像素子で撮影し、その画像を液晶表示パネル等の表示部に表示する。この近赤外蛍光イメージングによれば、体表から20mm程度までの深さに存在する血管やリンパ管等の観察が可能となる。
このような近赤外蛍光イメージングは、腫瘍の手術等に利用されている。例えば、乳腺外科において乳癌の手術を行う場合には、センチネルリンパ節の位置を特定する必要がある。このセンチネルリンパ節は、癌細胞がリンパ流に乗って最初に到達するリンパ節のことである。このセンチネルリンパ節に癌細胞が発見されない場合には、腋窩リンパ節に乳癌の転移がないと判断することができ、腋窩リンパ節の郭清を省略することが可能となる。このため、近赤外蛍光イメージングにより、このセンチネルリンパ節の位置の特定を行うことは有効である。
また、同様に、胃外科において胃癌の手術を行う場合には、領域リンパ節への転移の度合いによって、癌のステージが決定される。このステージ毎に治療方法が異なることから、領域リンパ節への転移の有無を判断することにより、過剰な治療あるいは不十分な治療を未然に防ぐことが可能となる。このような場合においても、近赤外蛍光イメージングにより、領域リンパ節の位置の特定を行うことが有効となる。
特許文献1には、インドシアニングリーンが投与された生体の被検臓器に対して、インドシアニングリーンの励起光を照射して得られた、近赤外蛍光の強度分布イメージと、インドシアニングリーン投与前の被検臓器に対して、X線、核磁気共鳴または超音波を作用させて得られた、癌病巣分布イメージと、を比較し、近赤外蛍光の強度分布イメージで検出されるが、癌病巣分布イメージでは検出されない領域のデータを、癌の副病巣領域データとして収集するデータ収集方法が開示されている。
国際公開第2009/139466号
上述した近赤外蛍光イメージングによれば、必要なリンパ節等の位置を特定することは可能ではあるが、リンパ節への癌の転移の有無等の腫瘍の判定までは判断することができない。このため、術中迅速診断が必要となる。この術中迅速診断は、外科からの依頼を受けた病理診断科等で実施されるが、このような病理診断科が併設されている大規模な病院に限られる。このため、このような病理診断を実行することができない病院においては、近赤外イメージングを利用することができないという問題がある。また、このような病理診断を行う場合には、短時間で診断結果を提示する必要があることから、負担が大きなものとなる。このように、近赤外イメージングのみを実行したのでは、それにより位置を特定されたリンパ節等に癌が転移しているのか否かを特定することができないという問題がある。
一方、近年、特殊な蛍光色素を利用することにより、腫瘍を蛍光標識して手術ナビゲーションに利用する手法が、主として脳外科を中心として注目されている。このような蛍光色素(蛍光ナビゲーションに用いる診断薬)として、5−アミノレブリン酸(5−ALA/5−Aminolevulinic Acid)が使用される。この5−アミノレブリン酸(以下、これを略称するときは「5−ALA」という)を使用した場合には、被検者の体内に侵入した5−ALAが蛍光物質であるPpIX(protoporphyrinIX/プロトポルフィリンナイン)に変化する。このPpIXは、腫瘍に特異的に蓄積される性質を有する。また、この5−ALAの代謝物であるPpIXに向けて410nm程度の波長の可視光を照射すると、PpIXからおよそ630nm程度の波長の赤色の可視光が蛍光として発光される。このPpIXからの蛍光を観察することにより、癌の転移を確認することが可能となる。なお、このPpIXはPp9と記載されることもある。
この発明は、リンパ節等の位置の特定と、その位置における腫瘍の判定とを同時に実行することが可能なイメージング装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、励起光を照射することにより蛍光を放射する第1蛍光色素と、その代謝物が腫瘍に蓄積する性質を有し、励起光を照射することにより蛍光を放射する第2蛍光色素とを被検者の体内に侵入させ、前記第1蛍光色素からの蛍光と前記第2蛍光色素からの蛍光を撮影するイメージング装置において、前記被検者に対して前記第1蛍光色素を励起させる第1波長の光を照射する第1光源と、前記被検者に対して前記第2蛍光色素を励起させる第2波長の光を照射する第2光源と、前記被検者に対して白色光を照射する第3光源と、複数の撮像素子と、前記第1蛍光色素から放射された第1蛍光と、前記第2蛍光色素から放射された第2蛍光と、前記被検者で反射された可視光とを、前記複数の撮像素子に選択的に入射させるフィルターと、前記フィルターを介して前記複数の撮像素子により撮影した前記第1蛍光と、前記第2蛍光と、前記可視光とに基づいて、第1蛍光画像と、第2蛍光画像と、可視画像とを表示部に表示させる画像処理部と、を備えたことを特徴とする。
第2の発明は、前記画像処理部は、前記第2光源が点灯しているときの第2蛍光に相当する波長の光と、前記第2光源が消灯しているときの第2蛍光に相当する波長の光との差分により、前記第2蛍光画像を作成する。
第3の発明は、前記画像処理部は、予め設定した補正パラメータにより、前記第2蛍光画像を補正する補正パラメータ処理部を備える。
第4の発明は、前記第1蛍光色素が励起光を照射することにより赤外光を蛍光として放射するものであり、前記第2蛍光色素が励起光を照射することにより可視光を蛍光として放射するものであり、前記複数の撮像素子が、可視光を撮影可能な第1撮像素子と、前記第2蛍光色素から放射された第2蛍光を撮影可能な第2撮像素子と、前記第1蛍光色素から放射された第1蛍光を撮影可能な第3撮像素子とを含み、前記フィルターが、前記被検者で反射された可視光の一部を反射させて前記第1撮像素子に入射させるハーフミラーと、前記ハーフミラーを透過した前記第1蛍光を透過させて前記第3撮像素子に入射させるとともに、前記ハーフミラーを透過した前記第2蛍光を反射させて前記第2撮像素子に入射させるダイクロイックミラーとを含み、前記画像処理部が、前記第1撮像素子により撮影した可視光を画像処理して可視画像として表示部に表示させるための可視画像処理部と、前記第2撮像素子により撮影した第2蛍光を画像処理して第2蛍光画像として前記表示部に表示させるための第2蛍光画像処理部と、前記第3撮像素子により撮影した第1蛍光を画像処理して第1蛍光画像として前記表示部に表示するための第1蛍光画像処理部とを含み、前記可視画像処理部は、前記第3光源が点灯しているときに前記被検者で反射された可視光を画像処理して可視画像として前記表示部に表示し、前記第2蛍光画像処理部は、前記第2光源が点灯しているときに前記第2蛍光色素から放射された第2蛍光を画像処理して第2蛍光画像として前記表示部に表示し、前記第1蛍光画像処理部は、前記第1光源が点灯しているときに前記第1蛍光色素から放射された第1蛍光を画像処理して第1蛍光画像として前記表示部に表示する。
第5の発明は、前記第1蛍光色素が励起光を照射することにより赤外光を蛍光として放射するものであり、前記第2蛍光色素が励起光を照射することにより可視光を蛍光として放射するものであり、前記複数の撮像素子が、青色の波長の光を撮影可能な第1撮像素子と、緑色の波長の光を撮影可能な第2撮像素子と、赤色の波長またはそれより長い波長を有する光を撮影可能な第3撮像素子とを含み、前記フィルターが、青色の波長の光を反射させて前記第1撮像素子に入射させる第1ダイクロイックミラーと、前記第1ダイクロイックミラーを透過した赤色の波長またはそれより長い波長を有する光を透過させて前記第3撮像素子に入射させるとともに、前記第1ダイクロイックミラーを透過した緑色の波長の光を反射させて前記第2撮像素子に入射させる第2ダイクロイックミラーとを含み、前記画像処理部が、前記第1、第2、第3撮像素子により撮影した光を画像処理して可視画像として表示部に表示させるための可視画像処理部と、前記第3撮像素子により撮影した第2蛍光を画像処理して第2蛍光画像として前記表示部に表示させるための第2蛍光画像処理部と、前記第2撮像素子により撮影した第1蛍光を画像処理して第1蛍光画像として前記表示部に表示するための第1蛍光画像処理部とを含み、前記可視画像処理部は、前記第3光源が点灯しているときに前記被検者で反射された可視光を画像処理して可視画像として前記表示部に表示し、前記第2蛍光画像処理部は、前記第2光源が点灯しているときに前記第2蛍光色素から放射された第2蛍光を画像処理して第2蛍光画像として前記表示部に表示し、前記第1蛍光画像処理部は、前記第1光源が点灯しているときに前記第1蛍光色素から放射された第1蛍光を画像処理して第1蛍光画像として前記表示部に表示する。
第6の発明は、前記第1蛍光色素が励起光を照射することにより赤外光を蛍光として放射するものであり、前記第2蛍光色素が励起光を照射することにより可視光を蛍光として放射するものであり、前記複数の撮像素子が、可視光を撮影可能な第1撮像素子と、赤外光を撮影可能な第2撮像素子とを含み、前記フィルターが、前記被検者で反射された可視光および前記第2蛍光色素から放射された第2蛍光を反射するとともに、前記第1蛍光色素から放射された第1蛍光を透過させるダイクロイックミラーを含み、前記画像処理部が、前記第1撮像素子により撮影した可視光を画像処理して可視画像として表示部に表示させるための可視画像処理部と、前記第1撮像素子により撮影した第2蛍光を画像処理して第2蛍光画像として前記表示部に表示させるための第2蛍光画像処理部と、前記第2撮像素子により撮影した第1蛍光を画像処理して第1蛍光画像として前記表示部に表示するための第1蛍光画像処理部とを含み、前記可視画像処理部は、前記第3光源が点灯しているときに前記被検者で反射された可視光を画像処理して可視画像として前記表示部に表示し、前記第2蛍光画像処理部は、前記第2光源が点灯しているときに前記第2蛍光色素から放射された第2蛍光を画像処理して第2蛍光画像として前記表示部に表示し、前記第1蛍光画像処理部は、前記第1光源が点灯しているときに前記第1蛍光色素から放射された第1蛍光を画像処理して第1蛍光画像として前記表示部に表示する。
第7の発明は、前記第1蛍光画像と、前記第2蛍光画像と、前記可視画像とを、前記表示部に合成して表示させる画像合成部を備える。
第8の発明は、前記第1蛍光色素は、インドシアニングリーンである、あるいは、前記第2蛍光色素は、5−アミノレブリン酸である。
第1から第8に記載の発明によれば、第1蛍光によりリンパ節等の位置を特定し、さらに、第2蛍光により腫瘍の判定を行うことができる。すなわち、単一の装置により、リンパ節等の位置の特定と、その位置における腫瘍の判定とを同時に実行することが可能となる。
第2の発明によれば、装置が設置された室内の照明の影響を防止して、第2蛍光色素からの第2蛍光を正確に測定することが可能となる。
第3の発明によれば、予め設定した補正パラメータにより第2蛍光画像を補正することにより、腫瘍の判定の精度をより向上させることが可能となる。
第7の発明によれば、第1蛍光画像と、第2蛍光画像と、可視画像とを表示部に合成して表示させることにより、それらの相関関係を容易に特定することが可能となる。
この発明に係るイメージング装置の概要図である。 照明・撮影部12の斜視図である。 この発明の第1実施形態に係る撮像部20の概要図である。 この発明に係るイメージング装置の主要な制御系を示すブロック図である。 この発明の第1実施形態に係る撮像部20を使用してイメージングを実行するときの第1、第2、第3光源21、22、23および第1、第2、第3撮像素子31、32、33の制御動作を示すタイミングチャートである。 表示部14に表示される画像を示す模式図である。 PpIXによる赤色画像に基づいて癌の転移の有無を判定する判定表示を示す模式図である。 第2光源22が点灯しているときに第2撮像素子32により撮像した赤色光と、第2光源22が消灯しているときに第2撮像素子32により撮像した赤色光との差分をとる状態を示すグラフである。 第2光源22が点灯しているときに第2撮像素子32により撮像した赤色光と、第2光源22が消灯しているときに第2撮像素子32により撮像した赤色光との差分をとるときに表示部14に表示される赤色画像の概要図である。 この発明の第2実施形態に係る撮像部20の概要図である。 この発明の第2実施形態に係る撮像部20を使用してイメージングを実行するときの第1、第2、第3光源21、22、23および第1、第2、第3撮像素子51、52、53の制御動作を示すタイミングチャートである。 この発明の第3実施形態に係る撮像部20の概要図である。 この発明の第3実施形態に係る撮像部20を使用してイメージングを実行するときの第1、第2、第3光源21、22、23および第1、第2撮像素子61、62の制御動作を示すタイミングチャートである。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、この発明に係るイメージング装置の概要図である。
このイメージング装置は、タッチパネル等の入力部11を備え、後述する画像処理部100等を内蔵した本体10と、アーム13により移動可能に支持された照明・撮影部12と、液晶表示パネル等から構成される表示部14と、被検者17を載置する治療台16とを備える。なお、照明・撮影部12はアーム13によって支持されたものに限定されず、術者が手に携帯するものであってもよい。
図2は、上述した照明・撮影部12の斜視図である。
この照明・撮影部12は、後述する複数の撮像素子を備えた撮像部20と、この撮像部20の外周部に配設された第1光源21と、第1光源21の外周部に配設された第2光源22と、第2光源22の外周部に配設された第3光源23とを備える。第1光源21は、この発明に係る第1蛍光色素としてのインドシアニングリーンを励起させるための励起光であるその波長が810nmの近赤外光を照射する。810nmの近赤外光を照射されたインドシアニングリーンからは、ピークが845nm程度の第1の蛍光としての近赤外光が放射される。また、第2光源22は、この発明に係る第2蛍光色素としての5−ALAの代謝物である、PpIXを励起させるための励起光であるその波長が410nmの紫色光を照射する。410nmの紫色光を照射されたPpIXからは、ピークが630nm程度の第2蛍光としての赤色光が放射される。さらに、第3光源23は、白色光(可視光)を照射する。
図3は、この発明の第1実施形態に係る撮像部20の概要図である。
この撮像部20は、可視光を撮影可能な第1撮像素子31と、PpIXから放射された赤色光を撮影可能な第2撮像素子32と、インドシアニングリーンから放射された近赤外光を撮影可能な第3撮像素子33とを備える。第1撮像素子31は、可視領域のうちの430nm〜700nmの波長の光を検出可能となっている。また、第2撮像素子32は、PpIXから放射される赤色光の波長である630nmを中心にプラスマイナス20nm程度の波長の赤色光を検出可能となっている。さらに、第3撮像素子33は、インドシアニングリーンから放射される近赤外光の波長である845nmを中心にプラスマイナス20nm程度の波長の近赤外光を検出可能となっている。これらの第1、第2、第3撮像素子31、32、33は、CMOSイメージセンサー(Complementary Metal Oxide Semiconductor Image Sensor)から構成される。なお、これらの第1、第2、第3撮像素子31、32、33として、CCD等のその他の撮像素子を使用してもよい。
また、この撮像部20は、被検者17の体表面で反射された可視光の一部を反射させて第1撮像素子31に入射させるハーフミラー34と、インドシアニングリーンから放射されハーフミラー34を透過した近赤外光を透過させて第3撮像素子33に入射させるとともに、PpIXから放射されハーフミラー34を透過した赤色光を反射させて第2撮像素子32に入射させるダイクロイックミラー35とを備える。ハーフミラー34としては、その透過率が、例えば90%程度のものが使用される。また、ダイクロイックミラー35としては、その波長が700nmより長い光を透過し、その波長が700nmより短い光を反射するものが使用される。
また、この撮像部20は、第1撮像素子31の前面に配設され、その波長が430nm以上の光を透過させる(すなわち、PpIXに対する励起光である410nmの紫色光を遮断する)ロングパスフィルター36と、第2撮像素子32の前面に配設され、その波長が630nm付近の光のみを透過させるバンドパスフィルター37と、第3撮像素子33の前面に配設され、その波長が810nm付近の光のみを透過させるバンドパスフィルター38とを備える。上述したハーフミラー34およびダイクロイックミラー35と、ローパスフィルター36、バンドパスフィルター37およびバンドパスフィルター38は、この発明に係るフィルターとして機能する。
さらに、この撮像部20は、ハーフミラー34に対して被検者17側に配設されたレンズ系40と、ハーフミラー34とロングパスフィルター36の間に配設されたレンズ系41と、ダイクロイックミラー35とバンドパスフィルター37の間に配設されたレンズ系42と、ダイクロイックミラー35とバンドパスフィルター38との間に配設されたレンズ系43とを備える。
図4は、この発明に係るイメージング装置の主要な制御系を示すブロック図である。
このイメージング装置は、照明・撮影部12における撮像部20により撮像した画像を表示部14に表示するための画像処理部100を備える。この画像処理部100は、照明・撮影部12における第1、第2、第3光源21、22、23および第1、第2、第3撮像素子31、32、33と接続されている。この画像処理部100は、第1、第2、第3撮像素子31、32、33により撮像した画像に基づいて表示部14に表示する可視画像を処理するための可視画像処理部101と、表示部14に表示する近赤外画像を処理するための第1蛍光画像処理部102と、表示部14に表示する赤色画像を処理するための第2蛍光画像処理部103と、可視画像と、近赤外画像と、赤色画像とを合成して表示部14に表示するための画像合成部105とを備える。また、この画像処理部100は、第2蛍光画像処理部103において赤色画像を画像処理するときに、補正パラメータを利用して画像を補正するための補正パラメータ処理部104を備える。
次に、以上のような構成を有するイメージング装置によるイメージング動作について説明する。図5は、この発明の第1実施形態に係る撮像部20を使用してイメージングを実行するときの第1、第2、第3光源21、22、23および第1、第2、第3撮像素子31、32、33の制御動作を示すタイミングチャートである。
この図に示すように、第3光源33から白色光を照射し、次に、第2光源22から波長が410nmの紫色光を照射し、次に、第1光源21から波長が810nmの近赤外光を照射する動作を、例えば、15fps(frames per second)程度のフレームレートで順次実行する。そして、第1、第2、第3光源21、22、23立ち上がり信号および立ち下がり信号をトリガ信号として、第1、第2、第3撮像素子31、32、33による撮像タイミングが制御される。
すなわち、第3光源23が点灯しているときに、第1撮像素子31により、被検者17の体表面で反射された可視光が撮影される。この可視画像は、図4に示す可視画像処理部101により画像処理される。また、第2光源22が点灯しているときに、第2撮像素子32により、PpIXから放射された赤色光が撮影される。この赤色画像は、図4に示す第2蛍光画像処理部103により画像処理される。さらに、第1光源21が点灯しているときに、第3撮像素子33により、インドシアニングリーンから放射された近赤外光が撮影される。この近赤外画像は、第1蛍光画像処理部102により画像処理される。
このとき、第1撮像素子31の前面に配設されたロングパスフィルター36の作用により、第1撮像素子31には、その波長が430nm以上の光をのみが到達し、PpIXに対する励起光である410nmの紫色光が遮断されることから、第1撮像素子31により、被検者17の可視画像が高精度で撮影される。また、第2撮像素子32の前面に配設さたれたバンドパスフィルター37の作用により、第2撮像素子32には、PpIXからの蛍光である波長が630nm付近の光のみが到達することから、第2撮像素子32によりPpIXからの赤色画像が高精度で撮影される。同様に、第3撮像素子33の前面に配設されたバンドパスフィルター38の作用により、第3撮像素子33には、インドシアニングリーンからの蛍光である波長が810nm付近の光のみが到達することから、第3撮像素子33によりインドシアニングリーンからの近赤外画像が高精度で撮影される。
可視画像処理部101、第2蛍光画像処理部103および第1蛍光画像処理部102においては、ガンマ補正、エッジ強調処理、色調処理等の画像処理がなされる。このとき、エッジ強調処理は、主としてPpIXによる赤色画像とインドシアニングリーンによる近赤外画像に対して実行される。また、色調処理においては、可視画像と、赤色画像と、近赤外画像に対して異なる単色画像とする着色処理がなされる。これらの画像は、画像合成部105により合成され、合成画像が形成される。
図6は、このときに表示部14に表示される画像を示す模式図である。
この図において、A−1およびA−2は被検者17の体表面の可視画像を模式的に示し、B−1およびB−2はインドシアニングリーンによる近赤外画像を模式的に示し、C−1およびC−2はPpIXによる赤色画像を模式的に示し、D−1およびD−2はそれらの合成(フュージョン)画像を模式的に示している。また、この図において、91a、91bは被検者17を、92a、92bはリンパ管を、93a、93bはリンパ節を模式的に示している。そして、A−1、B−1、C−1、D−1はリンパ節93aに癌の転移がある場合を、また、A−2、B−2、C−2、D−2はリンパ節93bに癌の転移がない場合を示している。
この図に示すように、インドシアニングリーンによる近赤外画像によりリンパ管の位置を確認することができ、PpIXによる赤色画像により腫瘍(癌)の有無を確認することができる。そして、それらの合成画像により、全体の位置関係を確認することが可能となる。このとき、リンパ節93aに癌の転移がある場合には、その位置にPpIXが蓄積されることから、C−1およびD−1に示すようにリンパ節93aが濃く表示され、リンパ節93bに癌の転移がない場合には、PpIXは蓄積されないことから、C−2およびD−2に示すように、リンパ節93bが薄く表示される。
また、このときには、PpIXによる赤色画像とインドシアニングリーンによる近赤外画像の位置とが比較され、両者が重複しているか否かが判定される。すなわち、赤色画像からPpIXの集積が認められても、近赤外画像によりインドシアニングリーンの集積が認められない場合には、癌の転移ではなく炎症などによる偽陽性の可能性が示唆される。一方、PpIXとインドシアニングリーンとが同一の位置で集積している場合には、癌の転移の可能性が高いと判断することができる。
図7は、PpIXによる赤色画像に基づいて癌の転移の有無を判定する判定表示を示す模式図である。
この判定表示は、表示部14に対して、図6に示す各種の画像と選択的に表示される。なお、この判定表示を、図6に示す各種の画像と重複して表示してもよい。この判定表示において、符合95はリンパ節93a、93bの領域におけるPpIXによる赤色画像の濃度を示し、符合96はその領域が癌である可能性の高さを示している。この癌であるか否かの可能性は、PpIXによる赤色画像の濃度や、上述したPpIXとインドシアニングリーンの集積位置等のパラメータに基づいて判定される。そして、符合97は、その領域が癌であるか否かの閾値の目安を示している。表示部14に対して、このような表示を実行することにより、経験の少ないオペレータによっても、癌の転移の有無を直感的に理解することが可能となる。
このとき、PpIXによる赤色画像の濃度を利用してその領域が癌であるか否かを判定する場合に、PpIXによる赤色画像の濃度は、各種のパラメータにより変動する。このため、この発明に係るイメージング装置においては、画像処理部100における補正パラメータ処理部104において、予め設定した補正パラメータに基づいてPpIXによる赤色画像を補正するようにしている。
このようなパラメータとしては、例えば、照明・撮影部12における撮像部20と被検者17との距離、単位面積・単位時間あたりの第2光源22によるPpIXへの励起光の照射強度、第2撮像素子32の仕様、後述するキャリブレーション時に測定したPpIXによる赤色画像濃度情報、予め実験的に測定された癌領域のPpIXによる赤色画像の濃度等を使用することができる。
PpIXによる赤色画像は、このイメージング装置が開腹手術等に使用される場合に、手術室の照明光の影響を受ける場合がある、すなわち、PpIXからの蛍光である波長が630nm程度の光は、手術室における蛍光灯や白色LEDからも照射される。このため、第2撮像素子32により撮影される赤色画像には、手術室の照明光の成分が重畳される。手術室を暗室とした場合には、このような問題は解決しうるが、手術自体を実行することが不可能となる。このため、この発明に係るイメージング装置においては、第2光源22が点灯しているときの赤色画像と、第2光源22が消灯しているときの赤色画像との差分により、PpIXによる赤色画像を作成する構成を採用している。
すなわち、図5に示すタイミングチャートにおいて、この発明に係るイメージング装置においては、第2撮像素子32は、第2光源22の点灯中だけではなく、図5においてハッチングで示すように、第1光源21と第2光源22とが消灯している間においてもキャリブレーションのために撮像動作を実行している。そして、画像処理部100における第2蛍光画像処理部103は、第2光源22が点灯しているときに第2撮像素子32により撮像した赤色光と、第2光源22が消灯しているときに第2撮像素子32により撮像した赤色光との差分により、赤色画像を作成する構成を採用している。
図8は、第2光源22が点灯しているときに第2撮像素子32により撮像した赤色光と、第2光源22が消灯しているときに第2撮像素子32により撮像した赤色光との差分をとる状態を示すグラフであり、図9は、そのときに表示部14に表示される赤色画像の概要図である。なお、図8においては、横軸は光の波長を示し、縦軸は蛍光強度[a.u.]を示している。
第2光源22を点灯した状態で第2撮像素子32によりPpIXによる赤色画像を撮影したときには、図8(a)および図9(a)に示すように、PpIXによる蛍光である波長が630nmをピークとする赤色光と、手術室における蛍光灯や白色LEDから照射された波長が630を含む照明光とが重畳された光が第2撮像素子32により撮影される。この状態においては、表示部14には画像Aと画像Bが表示されている。
次に、図5においてハッチングで示すように、キャリブレーションを行うために、第2光源22を消灯した状態で第2撮像素子32により赤色画像を撮影する。このときには、図8(b)および図9(b)に示すように、手術室における蛍光灯や白色LEDから照射された波長が630nmを含む照明光が撮影される。この状態においても、表示部14には画像Aと画像Bが表示されている。なお、このときには、図5に示すように、第1光源21が点灯しているが、この第1光源21からの波長が810nmの近赤外光は、ダイクロイックミラー35とバンドパスフィルター37の作用により、第2撮像素子32に到達することはない。
そして、図8(a)および図9(a)の赤色画像から図8(b)および図9(b)の赤色画像を減算することにより、図8(c)および図9(c)に示すように、PpIXからの蛍光による真の赤色画像を得ることが可能となる。この状態においては、画像Aは減算により消去され、表示部14には画像Bのみが表示されている。
このように、第2光源22が点灯しているときの赤色画像と、第2光源22が消灯しているときの赤色画像との差分により、PpIXによる赤色画像をより忠実に作成することが可能となる。
次に、この発明の他の実施形態について説明する。図10は、この発明の第2実施形態に係る撮像部20の概要図である。なお、この撮像部20以外の構成については、上述した第1実施形態と同様である。
この第2実施形態に係る撮像部20は、その波長が450nmを中心にプラスマイナス20nm程度の青色(B)光を撮影可能な第1撮像素子51と、その波長が550nmプラスマイナス20nm程度の緑色(G)光を撮影可能な第2撮像素子52と、その波長が600nm〜900nm程度の赤色(R)光から近赤外光を撮影可能な第3撮像素子53とを備える。
また、この撮像部20は、被検者17から照射される光のうち、その波長が480nmより長い光を透過させるとともに、その波長が480nmより短い光を反射させて第1撮像素子51に入射させるダイクロイックミラー54と、ダイクロイックミラー54を通過した光のうち、その波長が580nmより長い光を透過させて第3撮像素子53に入射させるとともに、その波長が580nmより短い光を反射させて第2撮像素子52に入射させるダイクロイックミラー55とを備える。
また、この撮像部20は、第1撮像素子51の前面に配設され、その波長が450nm付近の光のみを透過させるバンドパスフィルター56と、第2撮像素子52の前面に配設され、その波長が550nm付近の光のみを透過させるバンドパスフィルター57と、第3撮像素子53の前面に配設され、その波長が600nm以上の光のみを透過させるロングパスフィルター58とを備える。上述したダイクロイックミラー54およびダイクロイックミラー55と、バンドパスフィルター56、バンドパスフィルター57およびロングパスフィルター58は、この発明に係るフィルターとして機能する。
さらに、この撮像部20は、ダイクロイックミラー54に対して被検者17側に配設されたレンズ系44と、ダイクロイックミラー54とバンドパスフィルター56の間に配設されたレンズ系45と、ダイクロイックミラー55とバンドパスフィルター57の間に配設されたレンズ系46と、ダイクロイックミラー55とロングパスフィルター58との間に配設されたレンズ系47とを備える。
図11は、図10に示すこの発明の第2実施形態に係る撮像部20を使用してイメージングを実行するときの第1、第2、第3光源21、22、23および第1、第2、第3撮像素子51、52、53の制御動作を示すタイミングチャートである。
この図に示すように、第3光源23から白色光を照射し、次に、第2光源22から波長が410nmの紫色光を照射し、次に、第1光源21から波長が810nmの近赤外光を照射する動作を、例えば、15fps程度のフレームレートで順次実行する。そして、第1、第2、第3光源21、22、23立ち上がり信号および立ち下がり信号をトリガ信号として、第1、第2、第3撮像素子51、52、53による撮像タイミングが制御される。但し、この第2実施形態においては、第1光源21を消灯した後、第3光源23を点灯するまでの間に、キャリブレーションのためのラグタイムを設けている。
この第2実施形態に係る撮像部20においては、第3光源23が点灯しているときに、第1撮像素子51により被検者17の体表面で反射された可視光のうちの青色(B)成分が撮影され、第2撮像素子52により被検者17の体表面で反射された可視光のうちの緑色(G)成分が撮影され、第3撮像素子53により被検者17の体表面で反射された可視光のうちの赤色(R)成分が撮影される。これらの可視画像の測定値は、図4に示す可視画像処理部101により画像処理される。
また、第2光源22が点灯しているときに、第3撮像素子53により、PpIXから放射された赤色光が撮影される。この赤色画像は、図4に示す第2蛍光画像処理部103により画像処理される。さらに、第1光源21が点灯しているときに、第3撮像素子53により、インドシアニングリーンから放射された近赤外光が撮影される。この近赤外画像は、第1蛍光画像処理部102により画像処理される。
このとき、第1撮像素子51の前面に配設されたバンドパスフィルター56の作用により、第1撮像素子51には、その波長が450nm付近の光をのみが到達し、第2撮像素子52の前面に配設さたれたバンドパスフィルター57の作用により、第2撮像素子52には、その波長が550nm付近の光のみが到達し、第3撮像素子53の前面に配設されたロングパスフィルター58の作用により、第3撮像素子53には、その波長が600nm以上の光のみが到達することから、可視画像と、PpIXによる赤色画像と、インドシアニングリーンによる近赤外画像が撮影される。
また、この第2実施形態においては、第1、第2、第3光源21、22、23が消灯している状態において、図11においてハッチングで示すように、キャリブレーションを行うために、第2撮像素子32により赤色画像を撮影する。そして、上述した第1実施形態と同様、第2光源22が点灯しているときの赤色画像と、第1、第2、第3光源21、22、23が消灯しているときの赤色画像との差分により、PpIXによる赤色画像を作成する構成を採用している。これにより、第1実施形態と同様、PpIXによる赤色画像をより忠実に作成することが可能となる。
次に、この発明のさらに他の実施形態について説明する。図12は、この発明の第3実施形態に係る撮像部20の概要図である。なお、この撮像部20以外の構成については、上述した第1、第2実施形態と同様である。
この第3実施形態に係る撮像部20は、430nm〜700nmの波長の光を撮影可能な第1撮像素子61と、インドシアニングリーンから放射された近赤外光の波長である845nmを中心にプラスマイナス20nm程度の光を検出可能な第2撮像素子62とを備える。
また、この撮像部20は、被検者17から照射される光のうち、その波長が700nmより長い光を透過させて第2撮像素子62に入射させるとともに、その波長が700nmより短い光を反射させて第1撮像素子61に入射させるダイクロイックミラー64を備える。
また、この撮像部20は、第1撮像素子61の前面に配設され、その波長が430nm以上の光のみを透過させるロングパスフィルター66と、第2撮像素子62の前面に配設され、その波長が845nm付近の光のみを透過させるバンドパスフィルター67とを備える。上述したダイクロイックミラー64と、ロングパスフィルター66およびバンドパスフィルター67は、この発明に係るフィルターとして機能する。
さらに、この撮像部20は、ダイクロイックミラー64に対して被検者17側に配設されたレンズ系48と、ダイクロイックミラー64とロングパスフィルター66の間に配設されたレンズ系49と、ダイクロイックミラー64とバンドパスフィルター67の間に配設されたレンズ系50とを備える。
図13は、図12に示すこの発明の第3実施形態に係る撮像部20を使用してイメージングを実行するときの第1、第2、第3光源21、22、23および第1、第2撮像素子61、62の制御動作を示すタイミングチャートである。
この図に示すように、第3光源33から白色光を照射し、次に、第2光源22から波長が410nmの紫色光を照射し、次に、第1光源21から波長が810nmの近赤外光を照射する動作を、例えば、15fps程度のフレームレートで順次実行する。そして、第1、第2、第3光源21、22、23立ち上がり信号および立ち下がり信号をトリガ信号として、第1、第2撮像素子61、62による撮像タイミングが制御される。
この第3実施形態に係る撮像部20においては、第3光源23が点灯しているときに、第1撮像素子61により被検者17の体表面で反射された可視光が撮影さる。この可視画像の測定値は、図4に示す可視画像処理部101により画像処理される。また、第2光源22が点灯しているときに、第1撮像素子61のR成分から、PpIXから放射された赤色光が撮影される。この赤色画像は、図4に示す第2蛍光画像処理部103により画像処理される。さらに、第1光源21が点灯しているときに、第2撮像素子62により、インドシアニングリーンから放射された近赤外光が撮影される。この近赤外画像は、第1蛍光画像処理部102により画像処理される。
このとき、第1撮像素子61の前面に配設されたロングパスフィルター66の作用により、第1撮像素子61には、その波長が430nm以上の光のみが到達し、PpIXの励起光である410nmの紫色光が遮断される。また、第2撮像素子62の前面に配設さたれたバンドパスフィルター67の作用により、第2撮像素子62には、その波長が845nm付近の光のみが到達する。このため、可視画像と、PpIXによる赤色画像と、インドシアニングリーンによる近赤外画像が高精度で撮影される。
また、この第3実施形態においては、第2、第3光源22、23が消灯している状態において、図13においてハッチングで示すように、キャリブレーションを行うために、第1撮像素子61のR成分により赤色画像を撮影する。そして、上述した第1、第2実施形態と同様、第2光源22が点灯しているときの赤色画像と、第2、第3光源22、23が消灯しているときの赤色画像との差分により、PpIXによる赤色画像を作成する構成を採用している。これにより、第1、第2実施形態と同様、PpIXによる赤色画像をより忠実に作成することが可能となる。
12 照明・撮影部
14 表示部
17 被検者
20 撮像部
21 第1光源
22 第2光源
23 第3光源
31 第1撮像素子
32 第2撮像素子
33 第3撮像素子
34 ハーフミラー
35 ダイクロイックミラー
36 ロングパスフィルター
37 バンドパスフィルター
38 バンドパスフィルター
51 第1撮像素子
52 第2撮像素子
53 第3撮像素子
54 ダイクロイックミラー
55 ダイクロイックミラー
56 バンドパスフィルター
57 バンドパスフィルター
58 ロングパスフィルター
61 第1撮像素子
62 第2撮像素子
64 ダイクロイックミラー
66 ロングパスフィルター
67 バンドパスフィルター
100 画像処理部
101 可視画像処理部
102 第1蛍光画像処理部
103 第2蛍光画像処理部
104 補正パラメータ処理部
105 画像合成部

Claims (8)

  1. 励起光を照射することにより蛍光を放射する第1蛍光色素と、その代謝物が腫瘍に蓄積する性質を有し、励起光を照射することにより蛍光を放射する第2蛍光色素とを被検者の体内に侵入させ、前記第1蛍光色素からの蛍光と前記第2蛍光色素からの蛍光を撮影するイメージング装置において、
    前記被検者に対して前記第1蛍光色素を励起させる第1波長の光を照射する第1光源と、
    前記被検者に対して前記第2蛍光色素を励起させる第2波長の光を照射する第2光源と、
    前記被検者に対して白色光を照射する第3光源と、
    複数の撮像素子と、
    前記第1蛍光色素から放射された第1蛍光と、前記第2蛍光色素から放射された第2蛍光と、前記被検者で反射された可視光とを、前記複数の撮像素子に選択的に入射させるフィルターと、
    前記フィルターを介して前記複数の撮像素子により撮影した前記第1蛍光と、前記第2蛍光と、前記可視光とに基づいて、第1蛍光画像と、第2蛍光画像と、可視画像とを表示部に表示させる画像処理部と、
    を備えたことを特徴とするイメージング装置。
  2. 請求項1に記載のイメージング装置において、
    前記画像処理部は、前記第2光源が点灯しているときの第2蛍光に相当する波長の光と、前記第2光源が消灯しているときの第2蛍光に相当する波長の光との差分により、前記第2蛍光画像を作成するイメージング装置。
  3. 請求項2に記載のイメージング装置において、
    前記画像処理部は、予め設定した補正パラメータにより、前記第2蛍光画像を補正する補正パラメータ処理部を備えるイメージング装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のイメージング装置において、
    前記第1蛍光色素が励起光を照射することにより赤外光を蛍光として放射するものであり、前記第2蛍光色素が励起光を照射することにより可視光を蛍光として放射するものであり、
    前記複数の撮像素子が、可視光を撮影可能な第1撮像素子と、前記第2蛍光色素から放射された第2蛍光を撮影可能な第2撮像素子と、前記第1蛍光色素から放射された第1蛍光を撮影可能な第3撮像素子とを含み、
    前記フィルターが、前記被検者で反射された可視光の一部を反射させて前記第1撮像素子に入射させるハーフミラーと、前記ハーフミラーを透過した前記第1蛍光を透過させて前記第3撮像素子に入射させるとともに、前記ハーフミラーを透過した前記第2蛍光を反射させて前記第2撮像素子に入射させるダイクロイックミラーとを含み、
    前記画像処理部が、前記第1撮像素子により撮影した可視光を画像処理して可視画像として表示部に表示させるための可視画像処理部と、前記第2撮像素子により撮影した第2蛍光を画像処理して第2蛍光画像として前記表示部に表示させるための第2蛍光画像処理部と、前記第3撮像素子により撮影した第1蛍光を画像処理して第1蛍光画像として前記表示部に表示するための第1蛍光画像処理部とを含み、
    前記可視画像処理部は、前記第3光源が点灯しているときに前記被検者で反射された可視光を画像処理して可視画像として前記表示部に表示し、
    前記第2蛍光画像処理部は、前記第2光源が点灯しているときに前記第2蛍光色素から放射された第2蛍光を画像処理して第2蛍光画像として前記表示部に表示し、
    前記第1蛍光画像処理部は、前記第1光源が点灯しているときに前記第1蛍光色素から放射された第1蛍光を画像処理して第1蛍光画像として前記表示部に表示する、イメージング装置。
  5. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のイメージング装置において、
    前記第1蛍光色素が励起光を照射することにより赤外光を蛍光として放射するものであり、前記第2蛍光色素が励起光を照射することにより可視光を蛍光として放射するものであり、
    前記複数の撮像素子が、青色の波長の光を撮影可能な第1撮像素子と、緑色の波長の光を撮影可能な第2撮像素子と、赤色の波長またはそれより長い波長を有する光を撮影可能な第3撮像素子とを含み、
    前記フィルターが、青色の波長の光を反射させて前記第1撮像素子に入射させる第1ダイクロイックミラーと、前記第1ダイクロイックミラーを透過した赤色の波長またはそれより長い波長を有する光を透過させて前記第3撮像素子に入射させるとともに、前記第1ダイクロイックミラーを透過した緑色の波長の光を反射させて前記第2撮像素子に入射させる第2ダイクロイックミラーとを含み、
    前記画像処理部が、前記第1、第2、第3撮像素子により撮影した光を画像処理して可視画像として表示部に表示させるための可視画像処理部と、前記第3撮像素子により撮影した第2蛍光を画像処理して第2蛍光画像として前記表示部に表示させるための第2蛍光画像処理部と、前記第2撮像素子により撮影した第1蛍光を画像処理して第1蛍光画像として前記表示部に表示するための第1蛍光画像処理部とを含み、
    前記可視画像処理部は、前記第3光源が点灯しているときに前記被検者で反射された可視光を画像処理して可視画像として前記表示部に表示し、
    前記第2蛍光画像処理部は、前記第2光源が点灯しているときに前記第2蛍光色素から放射された第2蛍光を画像処理して第2蛍光画像として前記表示部に表示し、
    前記第1蛍光画像処理部は、前記第1光源が点灯しているときに前記第1蛍光色素から放射された第1蛍光を画像処理して第1蛍光画像として前記表示部に表示する、イメージング装置。
  6. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のイメージング装置において、
    前記第1蛍光色素が励起光を照射することにより赤外光を蛍光として放射するものであり、前記第2蛍光色素が励起光を照射することにより可視光を蛍光として放射するものであり、
    前記複数の撮像素子が、可視光を撮影可能な第1撮像素子と、赤外光を撮影可能な第2撮像素子とを含み、
    前記フィルターが、前記被検者で反射された可視光および前記第2蛍光色素から放射された第2蛍光を反射するとともに、前記第1蛍光色素から放射された第1蛍光を透過させるダイクロイックミラーを含み、
    前記画像処理部が、前記第1撮像素子により撮影した可視光を画像処理して可視画像として表示部に表示させるための可視画像処理部と、前記第1撮像素子により撮影した第2蛍光を画像処理して第2蛍光画像として前記表示部に表示させるための第2蛍光画像処理部と、前記第2撮像素子により撮影した第1蛍光を画像処理して第1蛍光画像として前記表示部に表示するための第1蛍光画像処理部とを含み、
    前記可視画像処理部は、前記第3光源が点灯しているときに前記被検者で反射された可視光を画像処理して可視画像として前記表示部に表示し、
    前記第2蛍光画像処理部は、前記第2光源が点灯しているときに前記第2蛍光色素から放射された第2蛍光を画像処理して第2蛍光画像として前記表示部に表示し、
    前記第1蛍光画像処理部は、前記第1光源が点灯しているときに前記第1蛍光色素から放射された第1蛍光を画像処理して第1蛍光画像として前記表示部に表示する、イメージング装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載のイメージング装置において、
    前記第1蛍光画像と、前記第2蛍光画像と、前記可視画像とを、前記表示部に合成して表示させる画像合成部を備えるイメージング装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載のイメージング装置において、
    前記第1蛍光色素は、インドシアニングリーンである、あるいは、前記第2蛍光色素は、5−アミノレブリン酸であるイメージング装置。
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