JP2016214479A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】保留図柄に対する遊技者の注目度を高めることが可能な遊技機を提供すること。【解決手段】遊技機1は、大当たり抽選の当否を表す特図保留の数分、大当たり当選の期待度に対応した表示態様で特図の保留図柄を表示する変動前保留図柄表示部195と、変動前保留図柄表示部195に表示された特図の保留図柄の履歴、又は、大当たり抽選の当否を報知するための図柄変動の履歴である履歴情報を表示する履歴情報表示部197と、変動前保留図柄表示部195が表示している特図の保留図柄の表示態様を、履歴情報表示部197が表示している履歴の保留図柄の表示態様に変更させる特別変更処理を実行する変更手段と、を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、遊技機に関する。
従来より、始動入賞口に玉が入賞したときに大当たり状態(特別遊技状態)の抽選を実行すると共に、図柄変動を行ってから抽選結果に対応した図柄を停止表示する遊技機が知られている。このような遊技機の多くは、始動入賞口への入賞は所定の限度数まで保留記憶し、保留記憶している数だけ保留図柄を液晶表示部に表示している。また、下記の特許文献1には、遊技に対する遊技者の注目度を高めるために、保留図柄の表示態様によって大当たり状態の抽選に当選している期待度を遊技者に報知することが記載されている。
特開2013−158556号公報
しかしながら、保留図柄によって抽選に当選している期待度を報知する遊技機が増加し、その報知に対して遊技者が慣れてきており、そのため、保留図柄に対する遊技者の注目度が低下するおそれがある。
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、保留図柄に対する遊技者の注目度を高めることが可能な遊技機を提供することを目的とする。
本発明の遊技機では、特別遊技状態の抽選に当選している期待度に対応した表示態様の保留図柄が表示されると共に、保留図柄の履歴または図柄変動の履歴である履歴情報が表示される。特に、この遊技機は、保留図柄表示手段が表示している保留図柄を、履歴情報表示手段が表示している履歴情報に対応した図柄に変更させる特別変更処理を予め定められた頻度で実行可能である。
遊技者にしてみれば、履歴情報表示手投が特別遊技状態の抽選に当選している期待度が高い履歴情報を表示している場合、特別変更処理が実行されることを期待して遊技を行うことが可能になる。つまり、履歴情報によって保留図柄が変化することを遊技者が期待し、これにより、保留図柄に対する注目度が高くなる。
この遊技機の遊技では、特別遊技状態の抽選に当選している期待度が高い保留図柄又は図柄変動が表示された際に、その保留図柄又は図柄変動で特別遊技状態の抽選に当選していなくとも、特別変更処理が実行されることを期待して遊技を行うことができる。例えば、特別遊技状態の抽選に当選している期待度が高い保留図柄、又は図柄変動が、特別遊技状態の当選に対応していなかった場合において、遊技者の失望感を軽減することができる。
このように本発明の遊技機は、保留図柄に対する遊技者の注目度を高めることができる遊技機となっている。
パチンコ遊技機を示す正面図。 パチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図。 変動履歴表示を例示する説明図。 特別変更処理による保留変化予告を例示する説明図。 事前変更処理の実行例を示す説明図。
本発明の実施の形態につき、以下の実施例を用いて具体的に説明する。
(実施例1)
本例は、所定の始動条件の成立に応じて、遊技者に有利な特別遊技状態の一例である大当たり状態の抽選を実行するパチンコ遊技機1に関する。この内容について、図1〜図5を参照して説明する。
パチンコ遊技機1は、パチンコ玉を遊技媒体として遊技される遊技機である。本例のパチンコ遊技機1は、特定の入賞口への入賞に応じて大当たり状態(特別遊技状態)の抽選(大当たり抽選)が実行され、その抽選の当否を表す図柄変動が実行される、いわゆるセブン機である。パチンコ遊技機1では、大当たり状態以外の遊技状態として、遊技者側の有利度合いが低い通常状態のほか、図柄の変動時間が短くなる時短状態や、大当たり抽選の当選確率が高くなる確変状態等が設定されている。なお、大当たり抽選は、一般に、特別図柄の判定(特図判定)とも言われる抽選である。
図1に例示のパチンコ遊技機1には、図示しない台枠に開閉扉13が取り付けられ、その内側の遊技盤面に略円形状の遊技領域130が形成されている。遊技領域130の下部両側には左右一対のスピーカ131が配置され、遊技領域130の下側には玉供給皿135が遊技者側に張り出すように設けられている。玉供給皿135の右下には、玉供給皿135の玉を遊技領域130に向けて発射するための操作ハンドル15が立設されている。
開閉扉13は、パチンコ遊技機1に対面して左側に位置するヒンジ133を介して回動可能な状態で台枠に固定されている。開閉扉13には、遊技領域130に対応する略円形状の透明窓139と、透明窓139の上部両側に配置された装飾ランプ部136と、が設けられている。
玉供給皿135は、入賞に応じて払い出された賞球や、貸玉等を受け入れるための受け皿である。玉供給皿135の玉は、図示しない供給通路を経由して発射装置341(図2を参照。)に供給されるようになっている。
遊技領域130は、遊技媒体であるパチンコ玉が流下する領域である。遊技領域130では、図柄を変動表示する表示装置19を中心として、遊技領域130を流下した玉が入賞可能な入賞部の一例をなす始動口12、通過ゲート14、大入賞装置16等が配置されている。遊技領域130の最下部には、入賞することなく流下した玉を回収するためのアウト孔138が開口している。遊技領域130の左側縁部にはLEDよりなる普図表示部181及び普図保留表示部182が配置されている。
通過ゲート14は、通過玉を検知するゲートである。玉を通過させるのみの通過ゲート14には、賞球の払い出しが設定されていない。通過ゲート14を玉が通過すると、普通図柄の当否判定(以下、普図判定という。)用の抽選用乱数が抽出され、普図判定が実行される。なお、普図当選確率は、通常状態では1/30、確変状態及び時短状態では1/1となっている。
普図表示部181は、普図判定結果の表示部である。普図表示部181は、LEDを点灯させることにより当選を表示し、消灯によりハズレを表示する。なお、普図の変動時間は通常状態で30秒、時短状態で1秒となっている。
普図保留表示部182は、普図保留として記憶(保留)された普図判定結果の有無を表示できるよう、4つのLEDが縦に連設された表示部である。普図保留表示部182は、LEDの点灯個数により普図保留の保留数(上限保留数4個)を表示する。
始動口12は、大当たり判定の契機となる始動入賞口(払出3玉)である。始動口12に玉が入賞すると、大当たり判定の抽選用乱数が抽出され大当たり判定が実行される。始動口12は、一対の可動羽根121を開口部120に設けた電チュー(電動チューリップ)により構成されている。
通常時の一対の可動羽根121は、隙間を空けて相互に対面するように起立する状態(図1中、点線で示す状態。)にある。この状態では、上方に向けて開口する玉1個分の隙間を介してのみ玉が入賞する可能性がある。一方、相互に離隔するように回動した一対の可動羽根121(同図中、実線で示す状態。)は、開口部120への玉の流入をガイドする受け皿のように作用する。このような開放状態では、始動口12への入賞が容易に発生する。始動口12の開放時間は、通常状態では0.2秒、確変状態では1.5秒×3回となっている。
大入賞装置16は、大入賞口160を含む、いわゆるアタッカーと呼ばれる可変入賞装置である。このアタッカー16は、始動口12の下側に配置されている。アタッカー16は、横長略矩形状を呈する大入賞口160と、この大入賞口160を封止する蓋部材161と、を有している。
平常時のアタッカー16では、遊技領域130をなす盤面と略面一をなすように蓋部材161が位置し、大入賞口160が閉鎖状態となっている。蓋部材161が手前側に回動すると大入賞口160が開放状態となり、大入賞口160に玉を導くための受け皿として蓋部材161が機能する。なお、大入賞口160に入賞したときの払出は15玉となっている。
表示装置19は、略中央に液晶表示部190が配置された装置である。液晶表示部190は、大当たり抽選の結果を報知する図柄変動手段としての機能等を備えている。なお、図柄変動手段としての液晶表示部190の構成及び動作等については後で詳しく説明する。
液晶表示部190の表示画面の下部には、9個のLED199が水平方向に配列されている。中央を除く両側4個ずつのLED199は、同じ大きさの発光面を有し、等間隔に配列されている。中央のLED199は、他よりも大径の発光面を有している。各LED199は、全て、様々な色で発光可能なマルチカラーLEDとなっている。このうち、左側の4個のLED199が変動前保留図柄表示部195を構成し、右側4個のLED199が履歴図柄表示部197を構成し、中央のLED199が変動中保留図柄表示部196を構成している。なお、各表示部195〜197の構成、機能、動作等については後で詳しく説明する。
次に、パチンコ遊技機1の電気的な構成について、図2を参照して説明する。パチンコ遊技機1は、主回路20を中心として構成されている。主回路20に対しては、玉の払出を制御する払出制御回路33、玉の打込を制御する発射制御回路34、遊技演出を制御する演出制御部35、液晶表示部190を制御する表示制御回路36、入賞玉あるいは通過玉の検出センサ311〜313、始動口12の可動羽根121を駆動する電チューソレノイド321、大入賞装置16を開放させる大入賞口ソレノイド324、普図表示部181、普図保留表示部182、外部に各種信号を出力する信号出力部38、電力供給のための電源回路328等が電気的に接続されている。
演出制御部35には、スピーカ131を駆動するアンプ351や装飾ランプ部136や変動前保留図柄表示部195等が電気的に接続されているほか、液晶表示部190の表示動作を制御する表示制御回路36が通信可能に接続されている。
入賞玉あるいは通過玉の検出センサとしては、始動入賞を検出する特図始動センサ311、通過ゲート14の通過玉を検出する普図始動センサ312、及び大入賞装置16への入賞を検出する大入賞センサ313がある。特図始動センサ311は、始動口12に入賞した玉を検出できるように開口部120に取り付けられている。大入賞センサ313は、大入賞口160に流入した入賞玉を検出できるように取り付けられている。
払出制御回路33は、始動口12あるいは大入賞装置16への玉の入賞が発生したとき、主回路20からの指示を受けて払出装置331を制御し、所定数の玉の払出により入賞に対する特典を付与する。
発射制御回路34は、操作ハンドル15の操作量に応じて発射装置341を制御することで、玉の打ち出し強さをコントロールする。
図2に示す主回路20は、CPU(Central Processing Unit)21、記憶素子であるROM(Read Only Memory)22・RAM(Random Access Memory)24、所定範囲の乱数を発生する乱数発生部27、抽選用乱数を抽出する乱数抽出部26、及び入出力インタフェースをなすI/O(Input/Output)25等を備えている。
ROM22は、CPU21に実行させる各種の処理プログラムを記憶しているほか、図示しない特図判定用の抽選テーブル及び普図判定用の抽選テーブルを記憶している。
特図判定用の抽選テーブルでは、通常状態など非確変状態での大当たり抽選の当選乱数と、確変状態での大当たり抽選の当選乱数と、が規定されている。確変状態での特図当選の当選乱数の数は、通常状態等での特図当選の当選乱数よりも多く設定され、これにより、確変状態における特図当選の確率が1/60と、通常状態及び時短状態の当選確率1/300よりも高くなっている。なお、特図当選の当選乱数の振分割合は、大当たり状態の終了後に確変状態が発生する確変大当たりが50%、通常大当たりが50%となっている。
普図判定用の抽選テーブルでは、通常状態での普図当選の当選乱数と、時短状態及び確変状態での普図当選の当選乱数と、が規定されている。通常状態での普図当選の当選乱数の数よりも、時短状態等での普図当選の当選乱数の方が多く設定され、通常状態での普図当選1/30に対して、時短状態及び確変状態での普図当選の当選確率が1/1となっている。
なお、普図当選の当選確率が高いことに加えて、上記のように普図当選したときの始動口12の開放時間が長くなる時短状態及び確変状態は、始動口12に玉が入賞し易い高頻度入賞状態となっている。時短状態等に比べて普図当選の当選確率が低いうえ、普図当選に応じた始動口12の開放時間が短い通常状態は、始動口12に玉が入賞しにくい通常入賞状態となっている。
RAM24は、CPU21のワークエリアや一時書き込みに利用される読み書き可能な記憶素子である。RAM24の記憶エリアには、特図保留エリア241、普図保留エリア243、及び各1データ分の特図読出エリア245、普図読出エリア246が割り当てられている。
特図保留エリア241は、特図判定の当否を表す保留乱数である特図保留の記憶領域である。特図保留エリア241には、4データ分の保留エリアが設定されている。普図保留エリア243は、普図判定の保留乱数の4データ分の記憶領域である。
本例のパチンコ遊技機1は、以下の各手段としての機能を備えている。各手段のうち(1)(2)(6)の機能は、ROM22から読み出したプログラムをCPU21に実行させることにより主回路20が実現する。(3)(4)(7)の機能は、表示装置19が液晶表示部190あるいはLED199を利用して実現する。(5)(8)は、演出制御部35が実現する機能である。
(1)抽選手段:所定の始動条件の成立(本例では始動口12への入賞)に応じて、遊技者に有利な大当たり状態を発生させるか否かを決定するための大当たり抽選、及びリーチ抽選など後述する各種の演出抽選を実行する手段。
(2)記憶手段:抽選手段による大当たり抽選の抽選結果を保留情報の一例である特図保留として特図保留エリア241等に順次記憶可能な手段。保留情報には、図柄変動前で抽選結果の報知を保留している特図保留と、図柄変動中で抽選結果の報知を保留している特図保留と、が含まれている。図柄変動前の特図保留は、所定の限度数の一例である4個を限度として特図保留エリア241に記憶される。この特図保留エリア241から読み出されて図柄変動中の特図保留は、上記の特図読出エリア245に記憶される。なお、普図判定の抽選結果についても同様に普図保留エリア243、普図読出エリア246に記憶される。
(3)保留図柄表示手段:記憶手段が記憶している特図保留に対応する保留図柄を前記変動前保留図柄表示部195及び変動中保留図柄表示部196に表示する手段。この保留図柄表示手段は、特図保留エリア241に記憶された特図保留の数分、大当たり抽選に当選している期待度に対応した表示態様の保留図柄を変動前保留図柄表示部195に表示する。また、特図読出エリア245に読み出されて図柄変動中の特図保留に対応する保留図柄については、大当たり抽選に当選している期待度に対応した表示態様で変動中保留図柄表示部196に表示する。つまり、変動中保留図柄表示部196に表示される図柄についても保留図柄に対応している。
(4)図柄変動手段:上記の記憶手段が記憶した特図保留に基づく図柄変動を前記液晶表示部190を利用して実行する手段。図柄変動手段は、この図柄変動を所定時間に亘って実行した後に、その特図保留に対応した図柄を停止表示させる。なお、図柄変動には、大当たり状態の抽選に当選している期待度が高い第1図柄変動の一例であるリーチが発生する図柄変動と、この第1図柄変動よりも大当たり状態の抽選に当選している期待度が低い第2図柄変動の一例であるリーチを発生しない図柄変動と、が含まれている。さらに、リーチとしては、ノーマルリーチのほか、特に大当たり当選の期待度の高いスーパーリーチ等がある。
(5)保留情報減少手段:図柄変動手段が図柄変動を開始した場合に、保留図柄表示手段が表示している保留図柄の数を減少させる手段。保留情報減少手段は、図柄変動を開始した場合に対応する図柄変動を終了したタイミングで変動中保留図柄表示部196に表示している保留図柄を消去すると共に、図柄変動を開始したタイミングで変動前保留図柄表示部195の右端に表示している保留図柄を変動中保留図柄表示部196に移動させる。保留情報減少手段は、このような制御により図柄変動手段が図柄変動を開始した場合に、保留図柄表示手段が表示している保留図柄の数を減少させる。
(6)特別遊技状態発生手段:図柄変動手段が大当たり状態(特別遊技状態)の発生に対応した図柄である大当たり図柄を停止表示した場合に、大当たり状態を発生させる手段。
(7)履歴情報表示手段:保留情報減少手段が減少させた保留図柄の履歴である履歴情報を、履歴図柄表示部197に表示する手段。この履歴情報表示手段は、図柄変動を終了したタイミングで、変動中保留図柄表示部196に表示していた保留図柄を、履歴の保留図柄として履歴図柄表示部197に表示する。
履歴情報として、履歴の保留図柄)。
(8)変更手段:保留図柄表示手段が表示している保留図柄を、履歴情報表示手段が表示している履歴情報に対応した図柄に変更させる特別変更処理を予め定められた頻度で実行する手段。
次に、以上のように構成されたパチンコ遊技機1の基本的な動作の概要を説明し、その後、このパチンコ遊技機1の特徴をなす特図保留に関する表示動作について詳しく説明する。
パチンコ遊技機1は、操作ハンドル15が右回転方向に操作されたとき、その操作量に応じた強度で玉を発射する。発射された玉は、始動口12等が配置された遊技領域130を流下する。始動口12や大入賞装置16等に入賞しなかった玉は、遊技領域130の最下部に設けられたアウト孔138から回収される。
主回路20は、通過ゲート14を通過する玉を検出したとき、乱数発生部27が発生する乱数の中から普図判定用の抽選用乱数を抽出する抽選を実行する。主回路20は、この抽選用乱数を普図判定用の抽選テーブル(図示略)と照合し、普図判定の当否を決定する。
主回路20は、普図判定に当選したとき、普図表示部181を構成するLEDの点滅動作(普図変動)の後、LEDを点灯させる。ハズレの場合には、点滅動作の後、LEDを消灯させる。普図判定に当選すると、主回路20は、可動羽根121を外側に回動させ、これにより、始動口12を開放状態として入賞確率を高くする。
始動口12に玉が流入して始動入賞が発生した場合には、主回路20は、大当たり抽選の抽選用乱数を抽出することで大当たり抽選等を実行する。主回路20は、大当たり抽選と同時に各種の演出抽選を実行する。演出抽選としては、リーチ抽選、保留予告抽選、図柄変更抽選などがある。
リーチ抽選は、リーチを発生させるか否か、及び発生させるリーチの種類(スーパーリーチ、ノーマルリーチ等)を決定する抽選である。
保留予告抽選は、変動前保留図柄表示部195等で保留図柄を表示する際、大当たり抽選に当選している期待度を予告するか否かを決定する抽選である。なお、大当たり当選の場合、あるいはスーパーリーチが決定されている場合等では、高い確率で保留予告抽選に当選して期待度を予告する旨が決定される。
大当たり当選がハズレであったり、スーパーリーチが決定されていない場合であっても、保留予告抽選に当選する場合がある。このような場合、大当たり当選の期待度が予告されるにも関わらず、大当たり状態が発生しなかったり、スーパーリーチが発生しないという演出になる。なお、保留予告抽選で大当たり当選の期待度を予告する旨が決定された場合には、予告する際の保留図柄の表示態様が併せて決定される。
図柄変更抽選は、変動前保留図柄表示部195、変動中保留図柄表示部196、及び履歴図柄表示部197に表示された保留図柄の表示態様を変更する処理である特別変更処理、事前変更処理を実行するか否か決定するための抽選である。特別変更処理等は、この抽選結果に応じて所定の確率(頻度)で実行される。大当たり当選の場合や、スーパーリーチが決定されている場合等では、特別変更処理や事前変更処理の実行が高い確率で決定される。例えば、スーパーリーチが決定された場合に特別変更処理の実行が決定される確率は50%に設定されている。
大当たり当選がハズレであったり、スーパーリーチが決定されていない場合であっても、特別変更処理や事前変更処理が決定される場合がある。このような場合、保留図柄の表示態様の変更が実行されても、大当たり状態が発生しなかったり、スーパーリーチが発生しないという演出となる。なお、図柄変更抽選では、特別変更処理や事前変更処理を実行しない旨が決定されたとき、実際には実行しない特別変更処理の示唆演出であるハズレ演出の実行が決定される場合が設定されている。
主回路20は、大当たり抽選で抽出された抽選用乱数を図柄変動の実行前(変動前)の特図保留として4個まで記憶する。変動前の特図保留の保留数が4個となっている場合には、始動口12への入賞に応じて抽出された新たな抽選用乱数は特図保留として記憶されることなくそのまま消去される。なお、特図保留は、大当たり抽選と同時の抽選により決定されたリーチ情報(リーチを発生させるか否か、リーチの種類など)、及び演出情報(保留予告演出、特別変更処理を実行するか否か)を対応付けた状態で記憶される。
主回路20は、液晶表示部190による図柄変動が停止しており、かつ、大当たり状態の発生中でもないとき、特図保留エリア241に記憶された特図保留を1つずつ特図読出エリア245に読み出す。これにより、特図保留エリア241等に記憶する特図保留の保留数が1つ減り、変動前保留図柄表示部195のLED199の点灯個数が1つ減らされる。主回路20は、このように読み出した特図保留について、図示しない大当たり抽選用の抽選テーブルと照合して大当たり当選かハズレかを判定する。
主回路20が特図保留を読み出すと、図柄変動手段としての液晶表示部190が図柄の変動表示を開始する。液晶表示部190の表示画面上の横並びの3つの図柄(本例では数字図柄)は、左列→右列→中列の順番で停止し、最終的に停止表示された3つの図柄の組み合わせにより大当たり抽選の当否が報知される。
図柄の変動表示が継続する変動時間は、遊技状態、及びリーチが発生するか否かによって異なっている。変動表示中の中列を残して左右の列で同じ数字図柄が停止表示された状態であるリーチを発生しないハズレのときの変動時間は、通常状態で10秒程度、確変状態及び時短状態で5秒程度となっている。一方、リーチを発生する場合の変動時間は、リーチの種類によって相違している。ノーマルリーチの場合には30秒程度の変動時間が設定され、大当たり当選の期待度が高いスーパーリーチ等の場合は演出内容がより複雑になり、変動時間がさらに長くなる。
大当たり状態の契機となる大当たり当選が発生した場合は、同じ数字図柄の組み合わせである大当たり図柄が液晶表示部190の表示画面に停止表示されて、大当たり当選が報知される。なお、確変大当たりが当選した場合には例えば333や777など奇数の数字図柄による大当たり図柄が停止表示され、通常大当たりの場合は偶数の数字図柄による大当たり図柄が停止表示される。
大当たり図柄の停止表示によって大当たり当選が報知されると、主回路20は、図示しないオープニング演出の後、大当たり状態を開始させる。この大当たり状態では、大入賞口160の開口により大入賞装置16が開放されて玉が入賞可能になるラウンドが繰り返し実行される。
大当たり状態の実行中に大入賞装置16が開放されるラウンドの繰返し回数は、確変大当たり状態であるか通常大当たり状態であるかによらず15回となっている。1回のラウンドは、大入賞装置16に玉が10個入賞するか、30秒経過したときに終了する。大当たり状態においてラウンドが15回消化されると、主回路20は、図示しないエンディング演出の後、大当たり状態を終了させる。なお、ラウンド15回分の平均的な出玉(差玉=払出玉−打込玉)は約1500発となっている。
主回路20は、確変大当たり状態の終了後には、確変状態を発生させる。この確変状態は、図柄変動時間が短くなる時短状態を伴って発生し、新たな大当たり状態の発生に応じて終了する。また、通常大当たり状態の終了後には、始動口(電チュー)12が開放される電動サポート有りの時短状態が図柄変動100回転に渡って発生する。なお、主回路20は、時短状態及び確変状態の発生中には共通の特別信号を出力する。
次に、本例のパチンコ遊技機1の特徴的な動作である保留図柄の表示動作について説明する。
まず、図柄変動の履歴情報の表示を含む図3に例示の変動履歴表示の図を参照して、保留図柄の表示動作の内容を説明する。図柄変動を実行する前の特図保留(保留情報)は、表示装置19の下部に配置された変動前保留図柄表示部195を利用して特図の保留図柄として表示される。図柄変動を実行中の大当たり抽選の当否等を表す保留情報は、変動中保留図柄表示部196を利用して今回の保留図柄として表示される。そして、図柄変動を実行済みの大当たり抽選の当否等を表す履歴情報は、履歴図柄表示部197を利用して履歴の保留図柄として表示される。
変動前保留図柄表示部195では、特図の保留図柄が右詰めで表示され、新たに記憶された特図保留に対応する特図の保留図柄は空き(消灯中)のLED199のうちの右端にて表示される。履歴図柄表示部197では、図柄変動の終了に応じて、各LED199が表示する履歴の保留図柄(履歴情報)が左側に1つずつ移動し、終了直後の図柄変動に関する履歴の保留図柄が空いた左端のLED199に表示される。なお、LED199に代えて、液晶表示部190の表示画面上に各表示部195〜197を描画表示しても良い。
変動前保留図柄表示部195は、上記の保留予告抽選に当選している特図保留に対応する特図の保留図柄を表示する際には、大当たり当選の期待度を表す表示態様でその保留図柄を表示する。本例では、大当たり当選の期待度に対応する表示態様として、保留図柄を表すLED199の点灯色が採用されている。保留図柄の色は、赤の点灯色が最も大当たり当選の期待度が高く、赤⇒緑⇒青⇒白の順番で期待度が低くなるように設定されている。大当たり当選の期待度は、保留図柄が赤の場合が30%、緑の場合が約15%、青の場合が約3%である。この大当たり当選の期待度は、スーパーリーチの発生期待度と関連性を有し、この発生期待度についても赤が最も高く、赤⇒緑⇒青⇒白の順番で期待度が低くなっている。本例では、大当たり当選の期待度が高い保留図柄の第1表示態様として赤、緑、青の表示態様が設定され、これら第1表示態様よりも大当たり当選の期待度が低い第2表示態様として白の表示態様が設定されている。
変動前保留図柄表示部195による特図保留の表示態様によれば、始動口12への入賞に応じて特図保留が新たに記憶されたタイミングで、大当たり抽選の当否や、スーパーリーチの発生有無等を判断できる(一般的な保留予告の機能)。なお、上記の保留予告抽選では、第1表示態様である赤か緑か青のうちのいずれの表示態様(色)で保留図柄を表示するか等、予告する際の表示態様が併せて決定される。保留予告抽選に当選した際には、保留予告抽選時に決定された色(表示態様)で保留図柄が表示される。
なお、保留図柄の表示態様は一定とは限らず点灯色が変化する場合が設定されている。保留図柄の表示態様である色は、上記の図柄変更抽選により特別変更処理や事前変更処理等が決定された場合に変化する。ただし、上記の特図の保留図柄の各点灯色の大当たり当選の期待度については、上記の特別変更処理によって点灯色の変化が発生する場合を含めたものとなっている。
例えば図3(a)は、特図保留エリア241に変動前の4個の特図保留が記憶されている状況において、変動前保留図柄表示部195の右端の特図の保留図柄に対応する記憶時点が最も古い特図保留について、保留予告抽選に当選している旨の演出情報が対応付けられているときの表示例である。同図の例では、変動前保留図柄表示部195の右端の特図の保留図柄の表示態様が、大当たり当選の期待度が最も高い赤色となっている。なお、変動中の特図保留に対応して変動中保留図柄表示部196が表示する今回の保留図柄、及び履歴図柄表示部197による4つの履歴の保留図柄を含め、変動前保留図柄表示部195の右端を除く他の保留図柄は全て白色となっている。
図3(a)で変動中の図柄変動が終了すると、記憶時点の最も古い特図保留、すなわち変動前保留図柄表示部195の右端の赤の特図の保留図柄に対応する特図保留が読み出される。特図保留が読み出されると、同図(b)のように、特図保留の保留数が1つ減ると共に、読み出された特図保留に対応する保留図柄が今回の保留図柄として変動中保留図柄表示部196に表示される。同図(b)の場合、読み出された特図保留に対応する特図の保留図柄が赤色であったことから、変動中保留図柄表示部196にはそのまま赤の保留図柄が今回の保留図柄として表示されている。
図3(b)における赤の今回の保留図柄に対応する図柄変動が終了すると、履歴図柄表示部197に表示されていた履歴の保留図柄が右側に1つずつ順送りに移動し、右端の保留図柄が表示されなくなると共に、左端のLED199に空きができる。図柄変動が終了した赤の保留図柄は、図3(c)のごとく、履歴図柄表示部197の空きになった左端に履歴の保留図柄として表示される。
このように変動前保留図柄表示部195、変動中保留図柄表示部196、履歴図柄表示部197では、各特図保留が、変動前保留図柄表示部195の左側から現れて、図柄変動が消化される毎に1つずつ右側に位置が流れていき、図柄変動の順番がくると今回の保留図柄として変動中保留図柄表示部196に表示される。そして、対応する図柄変動が終了すると、履歴図柄表示部197の左端に履歴の保留図柄として表示され、その後、図柄変動が消化される毎に右側に1つずつ位置が流れていくように表示状態が遷移する。
次に、パチンコ遊技機1の特徴的な動作である保留図柄の表示態様を変更する処理について説明する。図4の例は、変動前保留図柄表示部195に表示された特図の保留図柄の表示態様を、履歴図柄表示部197に表示されたいずれかの履歴の保留図柄の表示態様に変更させる特別変更処理の実行例である。図5の例は、この特別変更処理を実行し易くするために、変動前保留図柄表示部195の特図保留の表示態様を事前に変更する事前変更処理の実行例である。
図4は、図3(c)の遊技状況を起点として、保留図柄の表示態様を変更する特別変更処理の流れを例示している。図4(a)が、図3(c)に対応しており、大当たり当選が報知されることなく赤の保留図柄に対応する図柄変動が終了して次回の図柄変動が開始され、これにより、履歴図柄表示部197の左端に赤の保留図柄(履歴の保留図柄)が移動した状況を例示している。
赤の保留図柄に後続する保留図柄に対応する次回の図柄変動の開始時には、液晶表示部190の表示画面上に演出キャラクタ190Cが出現し、図柄変動が終了した直後の赤の履歴の保留図柄を今回の保留図柄に適用しようと試みる演出が実行される(図4(b))。この演出は、図柄変動のスタートに応じて開始され、いずれか最先の列の図柄変動が停止するよりも前のタイミングで終了される。
上記の演出の結果としては、今回の保留図柄の表示態様が赤の履歴の保留図柄の表示態様に変わる成功ケース(図4(c1))と、演出キャラクタ190Cが登場しても今回の保留図柄の表示態様が変わらない失敗ケース(図4(c2))と、がある。成功ケースは、変動中の特図保留に対する上記の図柄変更抽選により特別変更処理を実行する旨が決定されている場合に発生する。失敗ケースは、図柄変更抽選により特別変更処理ではなく上記のハズレ演出の実行が決定されている場合に発生する。
図4(c1)に例示の成功ケースの場合には、演出キャラクタ190Cが喜びを表す演出と共に、履歴図柄表示部197の左端の赤の履歴の保留図柄が変動中保留図柄表示部196に移動し、今回の保留図柄が赤に変更される。この変更処理は、前記変更手段により実行される特別変更処理であり、前記保留図柄表示手段が表示している今回の保留図柄の表示態様を、履歴情報表示手段が表示している保留図柄の表示態様に変更させる処理である。なお、この特別変更処理が実行されると、履歴図柄表示部197の中の左端の元の赤の履歴の保留図柄は、元の白の今回の保留図柄との入れ替えにより白の履歴の保留図柄に変更される。
一方、図4(c2)に例示する失敗ケースの場合には、演出キャラクタ190Cががっかりした様子を表すハズレ演出が実行されるのみで、赤の履歴の保留図柄が今回の保留図柄に変更されることなくそのまま演出が終了される。
次に、図5を参照して事前変更処理について説明する。この事前変更処理は、例えば、大当たり当選に対応する特図保留、あるいは期待度が高いスーパーリーチが発生する第1図柄変動に対応する特図保留が記憶され、かつ、その特図保留について上記の図柄変更抽選により特別変更処理の実行が決定されている場合に実行される変更処理である。なお、本例では、スーパーリーチに対応する特図保留が記憶された場合に特別変更処理の実行が決定される確率(頻度)が上記の通り50%に設定されている。また、特別変更処理を実行しないと決定された場合であっても事前変更処理の実行が決定される場合が設定されており、これにより、特別変更処理を伴わない事前変更処理のみの単独実行パターンが生じるようになっている。本例では、事前変更処理が実行されたとき、90%の確率で特別変更処理が実行され、残りの10%については事前変更処理のみの単独実行パターンとなる。したがって、事前変更処理が実行された場合には、その後、90%の確率で特別変更処理の実行を期待できる。
この事前変更処理は、大当たり当選に対応する特図保留による図柄変動の際に図4(c1)に例示する特別変更処理を実行できるように、事前に赤の履歴の保留図柄を生成するための変更処理である。なお、大当たり当選に対応する特図保留に代えて、スーパーリーチに対応する特図保留であっても図5を参照してこれから説明する事前変更処理と同様の変更処理を実行可能である。
図5(a)に例示する通り、3つの特図の保留図柄が全て白の表示態様であるほか、今回及び履歴の保留図柄が全て白の表示態様である遊技状況を起点として、事前変更処理の例を説明する。
図5(b)は、始動口12への入賞を契機とした大当たり抽選に当選して大当たり当選に対応する特図保留が新たに記憶されると共に、この特図保留について、上記の図柄変更抽選に当選して特別変更処理を実行する旨が決定された状況の例示である。なお、同図中、大当たり当選に対応する特図の保留図柄を斜線のハッチングで図示しているが、この特図の保留図柄の実際の表示態様は白であり、斜線のハッチングは説明上の目印に過ぎない。
ここで、履歴図柄表示部197に表示された履歴の保留図柄が全て白(第2表示態様)の場合、図4(c1)に例示した特別変更処理の実行が不可能となる。そこで、ある特図の保留図柄について特別変更処理の実行が決定される一方、その特図の保留図柄よりも記憶時点の古い4つの特図の保留図柄が全て白の場合には、これら4つの特図の保留図柄のうちのいずれかの保留図柄の表示態様を赤等の第1表示態様に変更する事前変更処理を実行する旨が併せて決定される。
つまり、上記の変更手段により実行されるこの事前変更処理は、大当たり当選に対応する特図保留(保留情報)が記憶されており、履歴図柄表示部(履歴情報表示手段)197に赤か緑か青の第1表示態様の保留図柄が表示されていない場合、変動前保留図柄表示部(保留図柄表示手段)195に表示されている特図の保留図柄のうち、大当たり当選に対応する特図保留の図柄変動が実行されるよりも前に実行される図柄変動に対応する保留図柄を第2表示態様である白以外の第1表示態様(図5(c)では赤への変更を例示。)に変更させる処理である。
図5(c)は、この事前変更処理の実行例を示している。同図は、大当たり当選に対応する特図保留が新たに記憶された後、次回の図柄変動が新たに開始されて継続中の状況を例示している。ここでは、大当たり当選に対応する特図の保留図柄が、変動前保留図柄表示部195において右から3番目に表示されている。本例の事前変更処理では、大当たり当選の保留図柄に対応する図柄変動よりも2回前の図柄変動に対応する特図の保留図柄(図5(c)では変動前保留図柄表示部195の右端)の色(表示態様)を白から赤に変更している。
この事前変更処理では、リーチが発生せず大当たり当選の期待度が低い第2図柄変動に対応する特図保留が存在している場合、その特図保留に対応する保留図柄の色(表示態様)が優先して変更される。そして、このように事前変更処理により第2図柄変動に対応する保留図柄を赤(第1表示態様)に変更させた場合であっても、リーチが発生しない第2図柄変動の実行をそのまま維持し、リーチが発生しない図柄変動を実行する。
図5(c)に例示する事前変更処理の場合、変動前保留図柄表示部195の右端の次回の図柄変動に対応する保留図柄を白(第2表示態様)から赤(第1表示態様)に変更している。そのため、次回の図柄変動では、赤の保留図柄に対応する図柄変動であるにも関わらず、リーチが発生しない図柄変動(第2図柄変動)が実行されることになる。
図5(d)は、図5(c)を起点として2回転後の図柄変動の例示である。ここでは、大当たり当選に対応する特図保留が変動前保留図柄表示部195の右端に位置し、大当たり当選を報知する図柄変動が次回となる一方、履歴図柄表示部197の左端に赤の履歴の保留図柄が表示される。
図5(d)に例示する場合であれば、履歴図柄表示部197に赤の履歴の保留図柄が表示されているため、次回の図柄変動において、図4を参照して上述した特別変更処理を実行可能となる。なお、本例では、事前変更処理に起因する赤の今回の保留図柄が変動中保留図柄表示部196に表示されたにも関わらずリーチが発生しなかった場合、その後、特別変更処理が実行される期待度が上記の通り90%となっている。
以上のような構成の本例のパチンコ遊技機1は、大当たり当選の期待度に対応した表示態様で特図保留を表示すると共に、大当たり当選を報知するために実行される図柄変動の履歴情報を表す履歴の保留図柄を表示する。このパチンコ遊技機1では、実行前の図柄変動に対応する特図の保留図柄の表示態様を、履歴の保留図柄(履歴情報に対応する図柄)の表示態様に変更する特別変更処理が実行される場合が設定されている。
遊技者にしてみれば、大当たり当選の期待度が高い赤や青や緑の表示態様で履歴の保留図柄が表示されているとき、特別変更処理が実行されることを期待して遊技できるようになる。つまり、履歴の保留図柄との入替えにより今回の保留図柄の表示態様が変化することを遊技者が期待するようになり、表示装置19で表示される保留図柄に対する注目度が高くなる。
また、大当たり当選の期待度が高い特図保留あるいは今回の保留図柄が表示された場合、対応する図柄変動で大当たり当選が報知されていなくても、その後、特別変更処理が実行されることを期待しながら遊技を継続できるようになる。これにより、大当たり当選の期待度が高い保留図柄又は図柄変動が大当たり当選ではなかった場合の遊技者の失望感、がっかり感を軽減できる。
パチンコ遊技機1では、特図保留に対応する図柄変動が終了した後、対応する履歴の保留図柄が履歴図柄表示部197に表示され、この履歴の保留図柄の表示態様が、図柄変動前の特図保留の保留図柄の表示態様に置き換えられる場合がある。したがって、大当たり当選の期待度が高い保留図柄が変動前保留図柄表示部195に表示された後、その保留図柄に対応する図柄変動で大当たり当選が報知されなくても、その後の特別変更処理の実行を期待して遊技者が遊技を継続でき、大当たり当選の期待度が高い保留図柄が表示されたのに大当たり当選が確定しなかった際の遊技者の失望感を軽減できる。
パチンコ遊技機1では、保留図柄の表示態様として、大当たり当選の期待度が高い赤、青、緑の第1表示態様と、第1表示態様よりも大当たり当選の期待度が低い白の第2表示態様が設定されている。大当たり当選の特図保留が記憶されている一方、履歴図柄表示部197に第1表示態様の保留図柄が表示されていない場合、変動前保留図柄表示部195に表示中の特図保留の保留図柄のうち大当たり当選の特図保留よりも早く実行される図柄変動に対応する保留図柄を、第1表示態様に変更する事前変更処理が実行される場合がある。
大当たり当選の特図保留を記憶しているときにこの事前変更処理を実行すれば、大当たり当選の特図保留よりも早く図柄変動が開始される特図保留の保留図柄を第1表示態様に変更できる。この保留図柄の図柄変動は、上記の大当たり当選の特図保留よりも先に大当たり当選を報知することなく終了し、そのまま第1表示態様の履歴の保留図柄となる。したがって、事前変更処理を実行すれば、大当たり当選の特図保留が図柄変動を待機しているとき、赤や青等の第1表示態様の履歴の保留図柄が履歴図柄表示部197に表示されている状況の発生頻度を高くできる。そして、このような状況の発生頻度が高くなれば、特図保留の保留図柄の表示態様を、履歴の保留図柄の表示態様に変更する上記の特別変更処理を実行する機会を増やすことが可能になる。
パチンコ遊技機1が実行する図柄変動には、大当たり当選の期待度が高いリーチが発生する第1図柄変動と、大当たり当選の期待度が低くリーチが発生しない第2図柄変動と、が含まれている。上記の事前変更処理では、リーチが発生しない第2図柄変動に対応した特図の保留図柄を赤や青や緑などの第1表示態様に変更している。そして、このように特図の保留図柄の表示態様を赤などに変更した場合であっても、その保留図柄に対応する図柄変動としてリーチを発生しない第2図柄変動の実行を維持する。
保留図柄の表示態様が大当たり当選の期待度が高い第1表示態様に変更されたにも関わらず、実際の図柄変動で大当たり当選の期待度が低いリーチが発生しない図柄変動が実行された場合、その後、特別変更処理の実行を遊技者が期待して遊技を継続できる。このようにパチンコ遊技機1によれば、大当たり当選の期待度が高い特図保留の保留図柄が表示されたにも関わらず、実際の図柄変動で期待度が低い図柄変動が実行されたことに対する遊技者の失望感を軽減できる。
以上の通り、本例のパチンコ遊技機1は、特図保留等の保留図柄に対する遊技者の注目度を高めることが可能な遊技機となっている。
本例の構成に代えて、あるいは加えて以下のような構成を採用することも良い。また、以下の各構成を適宜組み合わせて採用することも良い。
本例では、上皿である玉供給皿135に玉を補充しながら遊技を行うパチンコ遊技機を例示したが、その他の遊技機に本発明の構成を適用しても良い。例えば、玉が封入してあり、得点を消費して玉を発射する封入式パチンコ遊技機に適用することが可能である。
また、保留情報が存在するスロットマシンに適用することも可能である。この場合、始動条件として、ゲームを開始するためのレバー操作が適切に操作されたこと等の条件を設定すると良い。
変動前の特図保留の上限保留数である所定の限度数として4個を例示しているが、3個以下としても良いし5個以上としても良い。また、履歴図柄表示部197に表示可能な保留図柄の数も任意に変更しても良い。
保留図柄の表示態様を変更する例として、色を変更する構成を例示しているが、形や明るさなど色以外の表示態様や、対応する特図保留の大当たり当選期待度を任意に変更しても良い。例えば、大当たり当選の期待度をパーセントの数字で表示する構成や、リーチ演出発生など図柄変動の内容を表示する様にしても良い。また、LEDランプ等が点灯し、その点灯態様(点滅や色)で期待度を報知する構成を採用することも可能である。このようにLEDランプを点灯する構成であっても、保留図柄の表示に該当する。
特別変更処理を実行した場合、変動中の図柄変動に対応する今回の保留図柄を変更する構成を例示したが、変動前の特図の保留図柄を、履歴図柄表示部197に表示された履歴の保留図柄に変更する構成としても良い。
特別変更処理を実行するか否かを上記の図柄変更抽選により決定する構成を例示したが、これに代えて、所定回数の図柄変動を消化する毎に1回、特別変更処理を実行する構成を採用することも良い。
また、図柄変動前の特図の保留図柄の表示態様と、図柄変動後の履歴の保留図柄の表示態様と、が完全に一致している必要はない。例えば、図柄変動前の特図の保留図柄が色で期待度を表す一方、履歴の保留図柄が図柄変動の内容を表すようにしても良い。また、履歴情報としてリーチ演出の内容を表示しておき、特別変更処理として、リーチ演出の内容に応じて履歴の保留図柄の色(期待度)を変化させる構成としても良い。
本例では、特図の保留図柄の履歴を履歴情報として履歴図柄表示部197が表示する構成を例示しているが、これに代えて、リーチやスーパーリーチなどの図柄変動の履歴を履歴情報として表示する構成であっても良い。
本例では、事前変更処理を実行する場合、リーチ演出が発生する第1図柄変動に対応した保留図柄よりも、リーチ演出が発生しない第2図柄変動に対応した保留図柄を優先して変更する構成を例示している。これに代えて、リーチ演出が発生する第1図柄変動に対応した保留図柄を優先して変更するようにしても良いし、リーチ演出発生の有無に関わらず、いずれの保留図柄に対して事前変更処理を実行するか決定するようにしても良い。
また、事前変更処理で保留図柄を変更した場合、その保留図柄に対応した図柄変動ではリーチ演出が発生するように、図柄変動の内容を変更するようにしても良い。
図柄変動が終了したときに対応する保留図柄を履歴図柄表示部197に移動する構成としたが、これに代えて、図柄変動が開始したときに対応する保留図柄を履歴図柄表示部197に移動させる構成を採用することもできる。
本例では、図柄変動が終了したタイミングで変動中保留図柄表示部196に表示している保留図柄を消去し、履歴図柄表示部197に移動させる制御を例示している。保留図柄を消去したり表示を開始するタイミングは本例に限定されない。例えば、図柄変動を開始してから所定期間が経過した場合に変動中保留図柄表示部196の保留図柄を消去する等、保留図柄の表示を図柄変動の途中で終了する構成や、図柄変動が終了する前に変動中保留図柄表示部196に表示している保留図柄を履歴図柄表示部197に表示する構成を採用することも良い。
以上、実施形態を参照して本発明の具体例を詳細に説明したが、これらの具体例は、特許請求の範囲に包含される技術の一例を開示しているにすぎない。言うまでもなく、具体例の構成や数値等によって、特許請求の範囲が限定的に解釈されるべきではない。特許請求の範囲は、公知技術や当業者の知識等を利用して前記具体例を多様に変形、変更あるいは適宜組み合わせた技術を包含している。
1 パチンコ遊技機(遊技機)
12 始動口
130 遊技領域
190 液晶表示部(図柄変動手段)
195 変動前保留図柄表示部(保留図柄表示手段)
196 変動中保留図柄表示部(保留図柄表示手段)
197 履歴図柄表示部(履歴情報表示手段)
199 LED
20 主回路(抽選手段、記憶手段、特別遊技状態発生手段)
35 演出制御部(変更手段、保留情報減少手段)

Claims (5)

  1. 所定の始動条件の成立に応じて、遊技者に有利な特別遊技状態の抽選を実行する抽選手段と、
    その抽選手段による抽選結果を保留情報として所定の限度数まで順次記憶可能な記憶手段と、
    前記記憶手段が記憶している前記保留情報の数分、当該保留情報が前記特別遊技状態の抽選に当選している期待度に対応した表示態様で保留図柄を表示する保留図柄表示手段と、
    前記記憶手段が記憶した前記保留情報に基づく図柄変動を所定時間実行した後に、当該保留情報に対応した図柄を停止表示する図柄変動手段と、
    前記図柄変動手段が前記図柄変動を開始した場合に、前記保留図柄表示手段が表示している保留図柄の数を減少させる保留情報減少手段と、
    前記図柄変動手段が前記特別遊技状態の発生に対応した図柄を停止表示した場合に、前記特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段と、
    前記保留情報減少手段が減少させた前記保留図柄の履歴、又は、前記図柄変動手段が実行した前記図柄変動の履歴である履歴情報を表示する履歴情報表示手段と、
    前記保留図柄表示手段が表示している保留図柄を、前記履歴情報表示手段が表示している前記履歴情報に対応した図柄に変更させる特別変更処理を予め定められた頻度で実行する変更手段と、を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記変更手段は、前記保留図柄表示手段が表示している前記保留図柄を、前記履歴情報表示手段が表示している前記保留図柄に変更させることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記保留図柄の表示態様として、前記特別遊技状態の抽選に当選している期待度が高い第1表示態様と、
    当該第1表示態様よりも前記特別遊技状態の抽選に当選している期待度が低い第2表示態様と、が設けられており、
    前記変更手段は、前記特別遊技状態の抽選に当選した前記保留情報を前記記憶手段が記憶しており、前記履歴情報表示手段が前記第1表示態様の前記保留図柄を表示していない場合、前記保留図柄表示手段が表示している前記保留図柄のうち、前記特別遊技状態の抽選に当選した前記保留情報に対応した前記図柄変動が実行されるよりも前に実行される前記図柄変動に対応した前記保留図柄を、前記第1表示態様に変更させる事前変更処理を実行することを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記図柄変動には、前記特別遊技状態の抽選に当選している期待度が高い第1図柄変動と、当該第1図柄変動よりも前記特別遊技状態の抽選に当選している期待度が低い第2図柄変動と、が含まれるものであり、
    前記変更手段は、前記事前変更処理を実行する場合、前記第2図柄変動に対応した保留図柄を、前記第1表示態様に変更させることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記図柄変動手段は、前記変更手段が前記事前変更処理として前記第2図柄変動に対応した保留図柄を前記第1表示態様に変更させた場合、当該保留図柄に対応した図柄変動として前記第2図柄変動の実行を維持することを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
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