JP2016213088A - 基板端子 - Google Patents

基板端子 Download PDF

Info

Publication number
JP2016213088A
JP2016213088A JP2015096526A JP2015096526A JP2016213088A JP 2016213088 A JP2016213088 A JP 2016213088A JP 2015096526 A JP2015096526 A JP 2015096526A JP 2015096526 A JP2015096526 A JP 2015096526A JP 2016213088 A JP2016213088 A JP 2016213088A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
wall body
bent
terminal
board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015096526A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6542573B2 (ja
Inventor
右京 大島
Ukyo Oshima
右京 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikon Kk
Original Assignee
Fujikon Kk
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikon Kk filed Critical Fujikon Kk
Priority to JP2015096526A priority Critical patent/JP6542573B2/ja
Publication of JP2016213088A publication Critical patent/JP2016213088A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6542573B2 publication Critical patent/JP6542573B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

【課題】電子機器等のリード線等の接続端子を回路基板に複数の方向から実装可能な基板端子を提供する。電子機器等のリード線等の接続端子を基板端子に固定する際の強度を高めることが可能な基板端子を提供する。【解決手段】断面が矩形の枠体とし、第一のネジ挿入口を有する第一の壁体と、前記第一の壁体に対向し、外壁面が表面実装用ハンダ付け面になっている第三の壁体と、前記第一の壁体と、前記第三の壁体との間の一方側であって、外壁面が表面実装用ハンダ付け面になっている第二の壁体と、前記第二の壁体に対向し、前記第一の壁体の端縁から折れ曲がってきた第一の折れ曲がり片部の先端側と、前記第三の壁体の端縁から折れ曲がってきた第二の折れ曲がり片部の先端側とが互いに掛合することによって形成されている第四の壁体とを備えている基板端子。【選択図】図1

Description

この発明は、電子機器等のリード線等の接続端子をプリント基板などの回路基板へ実装するための基板端子に関する。
電子機器等の接続端子をプリント基板などの回路基板へ実装する際、基板端子が使用されている。
基板端子には接続端子を取り付ける雄ネジを装着するネジ挿入口が設けられている。ネジ挿入口としては、バーリング加工によって金属薄板に形成されたフランジの内部に雌ネジを形成したものが知られている。また、内周側に雌ネジを有するナットを、透孔を有する薄板に取り付けて形成したものも知られている。
特開2004−207162号公報 特開2012−199184号公報 特開2015−35410号公報
板状の金属板をコ字状に屈曲して枠体を成形し、当該枠体の一面を壁体が存在していないフリーな空間部にし、コ字状に形成されている3面の壁体の中の一の壁体の外側を回路基板へのハンダ付け面にしている表面実装用の基板端子が知られている。
このような従来の表面実装用の基板端子の場合、接続端子を取り付ける雄ネジを装着するネジ挿入口は、外側が回路基板へのハンダ付け面になっている壁体に対向している壁体に形成される。あるいは、フリーな空間部に対向する側の壁体、すなわち、外側が回路基板へのハンダ付け面になっている壁体に隣接している壁体にネジ挿入口を形成することもある。
いずれにしても、コ字状の枠体で、外側が回路基板へのハンダ付け面になっている壁体に対向している壁体あるいは、外側が回路基板へのハンダ付け面になっている壁体に隣接している壁体にネジ挿入口が形成されていた。
そこで、外側が回路基板へのハンダ付け面になっている壁体をハンダ付けによって回路基板にハンダ付けすると、ネジ挿入口に対して接続端子を取り付ける雄ネジは、特定された方向からのみから装着可能になっていた。
このため、一つの表面実装用の基板端子のみを用いているときに、ネジ挿入口に対して接続端子を取り付ける雄ネジを、表面実装用基板端子がハンダ付けされる回路基板表面に対して垂直に向かう方向で装着することが可能であり、また、回路基板表面に対して平行な方向で装着することも可能である、というような表面実装用の基板端子は、従来、提案されていなかった。
また、板状の金属板をコ字状に屈曲して枠体を成形し、当該枠体の一面を壁体が存在していないフリーな空間部にしている従来の表面実装用基板端子の場合、枠体の一面が壁体の存在していないフリーな空間部になっていることから強度、耐荷重性の面で改良を加える余地があった。
そこで、この発明は、一つの表面実装用の基板端子でありながら、当該基板端子のネジ挿入口に対して接続端子を取り付ける雄ネジを、表面実装用基板端子がハンダ付けされる回路基板表面に対して垂直に向かう方向で装着可能であるだけでなく、回路基板表面に対して平行な方向で装着することも可能な、表面実装用の基板端子を提案することを目的にしている。
また、この発明は、強度、耐荷重性の面で改良が加えられている表面実装用の基板端子を提案することを目的にしている。
請求項1の発明は、
断面が矩形の枠体で、
第一のネジ挿入口を有する第一の壁体と、
前記第一の壁体に対向し、外壁面が表面実装用ハンダ付け面になっている第三の壁体と、
前記第一の壁体と、前記第三の壁体との間の一方側であって、外壁面が表面実装用ハンダ付け面になっている第二の壁体と、
前記第二の壁体に対向し、前記第一の壁体の端縁から折れ曲がってきた第一の折れ曲がり片部の先端側と、前記第三の壁体の端縁から折れ曲がってきた第二の折れ曲がり片部の先端側とが互いに掛合することによって形成されている第四の壁体と
を備えている、接続端子を回路基板に接続する基板端子である。
請求項2の発明は、
断面が矩形の枠体で、
第一のネジ挿入口を有する第一の壁体と、
前記第一の壁体に対向し、外壁面が表面実装用ハンダ付け面になっている第三の壁体と、
前記第一の壁体と、前記第三の壁体との間の一方側であって、第二のネジ挿入口を有する第二の壁体と、
前記第二の壁体に対向し、前記第一の壁体の端縁から折れ曲がってきた第一の折れ曲がり片部の先端側と、前記第二の壁体の端縁から折れ曲がってきた第二の折れ曲がり片部の先端側とが互いに掛合することによって形成されている第四の壁体と
を備えている、接続端子を回路基板に接続する基板端子である。
この発明によれば、一つの表面実装用の基板端子でありながら、当該基板端子のネジ挿入口に対して接続端子を取り付ける雄ネジを、表面実装用基板端子がハンダ付けされる回路基板表面に対して垂直に向かう方向で装着可能であるだけでなく、回路基板表面に対して平行な方向で装着することも可能な、表面実装用の基板端子を提供することができる。
また、この発明によれば、強度、耐荷重性の面で改良が加えられている表面実装用の基板端子を提供することができる。
本発明の第一の実施形態に係る基板端子の斜視図である。 図1図示の基板端子であって、(a)正面図、(b)背面図、(c)右側面図、(d)左側面図、(e)平面図、(f)底面図である。 図2(e)のA−A断面図である。 図1図示の基板端子の使用状態の一例を表す図であって、(a)第三の壁体を回路基板に固定した状態を表す右側面図、(b)左側面図、(c)第二の壁体を回路基板に固定した状態を表す右側面図、(d)左側面図である。 本発明の第二の実施形態に係る基板端子の斜視図である。 図5図示の基板端子であって、(a)正面図、(b)背面図、(c)右側面図、(d)左側面図、(e)平面図、(f)底面図である。 図6(e)のA−A断面図である。 図5図示の基板端子の使用状態の一例を表す図であって、(a)第三の壁体を回路基板に固定した状態を表す右側面図、(b)左側面図である。 本発明の第三の実施形態に係る基板端子の斜視図である。 図9図示の基板端子であって、(a)正面図、(b)背面図、(c)右側面図、(d)左側面図、(e)平面図、(f)底面図である。 図10(e)のA−A断面図である。 図9図示の基板端子の使用状態の一例を表す図であって、(a)第三の壁体を回路基板に固定した状態を表す右側面図、(b)左側面図、(c)第二の壁体を回路基板に固定した状態を表す右側面図、(d)左側面図である。 本発明の第四の実施形態に係る基板端子の斜視図である。 図13図示の基板端子であって、(a)正面図、(b)背面図、(c)右側面図、(d)左側面図、(e)平面図、(f)底面図である。 図14(e)のA−A断面図である。 図13図示の基板端子の使用状態の一例を表す図であって、(a)第三の壁体を回路基板に固定した状態を表す右側面図、(b)左側面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。本発明は、電子機器等のリード線等の接続端子(以下、単に「端子」という)をプリント基板などの回路基板に実装する基板実装用の基板端子である。
[第一の実施形態]
本実施形態の基板端子1aは、図1、図2図示のように、断面が矩形の枠体2である。このような、断面が矩形の枠体2からなる基板端子1aは、例えば、板状の金属薄板を屈曲して成形することができる。
枠体2は、第一の壁体3と第一の壁体3に対向する第三の壁体5及び、第一の壁体3と第三の壁体5との間の一方の側における壁体である第二の壁体4と、第二の壁体4に対向する側に位置する第四の壁体6とを備えている。
図示の基板端子1aにおいては、端子(不図示)は、第一の壁体3に取り付けられる。そこで、第一の壁体3には端子を取り付ける雄ネジ(不図示)を装着する第一のネジ挿入口7が設けられている。第一のネジ挿入口7の内周面には雌ネジ部が形成されており、ここに、雄ネジが螺入される。
なお、図示の実施形態では、第一のネジ挿入口7は、第一の壁体3の内壁面から断面が矩形の基板端子1aの内側に向かって伸びる筒状体9に連続している。筒状体9の内周面にも雌ネジ部が形成されている。第一のネジ挿入口7の内周面に形成されている雌ネジ部と、筒状体9の内周面に形成されている雌ネジ部とは連続した一つの雌ネジ部になっている。ここに、端子(不図示)を第一の壁体3に取り付ける雄ネジ(不図示)が螺入される。
図示の基板端子1aにおいては、第三の壁体5の外壁面と、第二の壁体4の外壁面とが、それぞれ、表面実装用ハンダ付け面になっている。
第四の壁体6は、第一の壁体3の端縁3aから折れ曲がってきた第一の折れ曲がり片部3bの先端側と、第三の壁体5の端縁5aから折れ曲がってきた第二の折れ曲がり片部5bの先端側とが互いに掛合することによって形成されている(図1、図2)。
図示の実施形態では、第二の折れ曲がり片部5bの先端側が掛合突片部5cとなっている。また、掛合突片部5cに対向する第一の折れ曲がり片部3bの先端側に、掛合突片部5cが嵌合される嵌合切欠き部3cが形成されている(図1、図2)。第二の折れ曲がり片部5bの先端側に形成されている掛合突片部5cが、第一の折れ曲がり片部3bの先端側に形成されている嵌合切欠き部3cに、図2(b)図示のように、嵌合する。これによって、第一の折れ曲がり片部3bの先端側と、第二の折れ曲がり片部5bの先端側とが互いに掛合する。こうして、第一の壁体3、等と同様に、板状の壁体である第四の壁体6が形成されている。
なお、掛合突片部が第一の折れ曲がり片部3bの先端側に形成され、この掛合突片部が嵌合される嵌合切欠き部が、当該掛合突片部に対向する第二の折れ曲がり片部5bの先端側に形成されている構造にすることもできる。
第三の壁体5の外壁面をハンダ付けによって回路基板10に固定した場合、第一のネジ挿入口7に対して端子を取り付ける雄ネジを、基板端子1aがハンダ付けされる回路基板表面に対して垂直に向かう方向で装着することができる(図4(a)、(b))。
また、第二の壁体4の外壁面をハンダ付けによって回路基板10に固定した場合、第一のネジ挿入口7に対して端子を取り付ける雄ネジを、基板端子1aがハンダ付けされる回路基板表面に対して平行な方向で装着することができる(図4(c)、(d))。
このように、本実施形態の基板端子1aにおいては、断面が矩形の基板端子の一の壁体に接続端子を取り付ける雄ネジを装着するネジ挿入口を形成し、当該一の壁体に対向する壁体の外壁面及び、当該一の壁体に隣接する壁体の外壁面をいずれも表面実装用ハンダ付け面にしている。
そこで、一つの表面実装用の基板端子1aでありながら、基板端子1aのネジ挿入口に対して接続端子を取り付ける雄ネジを、基板端子1aがハンダ付けされる回路基板表面に対して垂直に向かう方向で装着可能であるだけでなく、回路基板表面に対して平行な方向で装着することも可能になっている。これによって使い勝手の良い表面実装用の基板端子を提供することができる。
また、コ字状の枠体で当該枠体の一面を壁体が存在していないフリーな空間部にしている従来の表面実装用基板端子に比較すると、この実施形態の基板端子1aでは、壁体の存在していないフリーな空間部になっている面が枠体に存在していない。そこで、強度、耐荷重性が向上したものになっている。
さらに、第一の壁体〜第三の壁体と同様に、板状の壁体である第四の壁体6が、第一の壁体3の端縁3aから折れ曲がってきた第一の折れ曲がり片部3bの先端側と、第三の壁体5の端縁5aから折れ曲がってきた第二の折れ曲がり片部5bの先端側とが互いに掛合して形成されていることによっても、強度、耐荷重性が向上した構造になっている。すなわち、第一の壁体3の端縁3aと第三の壁体5の端縁5aとを互いに接近させようとする力がかかっても十分に耐えることができ、第二の壁体4を中心として第一の壁体3の端縁3aと第三の壁体5の端縁5aとをねじる方向に力がかかっても十分に耐えることができる構造になっている。
特に、この実施形態では、第一の折れ曲がり片部3bの先端側あるいは第二の折れ曲がり片部5bの先端側が掛合突片部で、対向する第二の折れ曲がり片部5bの先端側あるいは第一の折れ曲がり片部3bの先端側に掛合突片部が嵌合される嵌合切欠き部が形成されている。そして、掛合突片部が対応する嵌合切欠き部に嵌合することで、第一の折れ曲がり片部3bの先端側と、第二の折れ曲がり片部5bの先端側とが互いに掛合し、第一の壁体3、等と同様に、板状の壁体である第四の壁体6が形成されている。このような構造を採用したことによっても、上述した強度、耐荷重性が向上している。
第一の折れ曲がり片部3bあるいは第二の折れ曲がり片部5bの先端側に形成される掛合突片部の形状、第一の折れ曲がり片部3bあるいは第二の折れ曲がり片部5bの先端側に形成される前記掛合突片部が嵌合される嵌合切欠き部の形状は図1、図2に図示したものに限られない。両者が嵌合することで、第一の壁体3の端縁3aから折れ曲がってきた第一の折れ曲がり片部3bの先端側と、第三の壁体5の端縁5aから折れ曲がってきた第二の折れ曲がり片部5bの先端側とが互いに掛合し、第一の壁体3、等と同様に、板状の壁体である第四の壁体6が形成されるものであれば、種々の形状にすることができる。
[第二の実施形態]
本実施形態の基板端子1bは、図5、図6図示のように、第一の壁体3だけでなく第二の壁体4も端子を取り付ける壁体とした点で第一の実施形態と異なる。
すなわち、第一の実施形態の基板端子1aと対比すると、外壁面が表面実装用ハンダ付け面になっているのが第三の壁体5だけであり、第一の壁体3及び、第二の壁体4に対して、それぞれ、端子(不図示)取り付け可能になっている。
そこで、端子を取り付ける雄ネジ(不図示)を装着する第二のネジ挿入口8が第二の壁体4に設けられている。第二のネジ挿入口8の構造、構成は、第一の壁体3に設けられている第一のネジ挿入口7と同一である。
そこで、第一の実施形態と同じ構成については同じ符号を付し、その説明を省略する。
図示の基板端子1bでは、第三の壁体5の外壁面のみが表面実装用ハンダ付け面になっている。第三の壁体5の外壁面をハンダ付けによって回路基板10に固定すると図8(a)、(b)図示のようになる。
そこで、第一の壁体3の第一のネジ挿入口7は、基板端子1bがハンダ付けされている回路基板表面に対して、端子を取り付ける雄ネジが垂直に向かう方向で装着されるネジ挿入口となる。また、第二の壁体4の第二のネジ挿入口8は、基板端子1bがハンダ付けされている回路基板表面に対して、端子を取り付ける雄ネジが平行に向かう方向で装着されるネジ挿入口となる
このように、本実施形態の基板端子1bにおいては、断面が矩形の基板端子の一の壁体の外壁面を表面実装用ハンダ付け面にしている。そして、当該一の壁体に対向する壁体及び、当該一の壁体に隣接するどちらか一方の壁体を端子取り付け可能な壁体として、それぞれ、端子を取り付ける雄ネジ装着用のネジ挿入口を備えている壁体にしている。
そこで、一つの表面実装用の基板端子1bでありながら、基板端子1bのネジ挿入口に対して接続端子を取り付ける雄ネジを、基板端子1bがハンダ付けされる回路基板表面に対して垂直に向かう方向で装着可能であるだけでなく、回路基板表面に対して平行な方向で装着することも可能になっている。これによって使い勝手の良い表面実装用の基板端子を提供することができる。
断面が矩形の枠体2によって基板端子1bを形成していることによって発揮される強度、耐荷重性の向上は第一の実施形態で説明したことと同様である。
また、板状の壁体である第四の壁体6が、第一の壁体3の端縁3aから折れ曲がってきた第一の折れ曲がり片部3bの先端側と、第三の壁体5の端縁5aから折れ曲がってきた第二の折れ曲がり片部5bの先端側とが互いに掛合して形成されていることによる強度、耐荷重性の向上についても、第一の実施形態で説明したことと同様である。
[第三の実施形態]
本実施形態の基板端子1c(図9、図10)は、断面が矩形の基板端子の一の壁体に接続端子を取り付ける雄ネジを装着するネジ挿入口を形成し、当該一の壁体に対向する壁体の外壁面及び、当該一の壁体に隣接する壁体の外壁面をいずれも表面実装用ハンダ付け面にしているものである点で、第一の実施形態で説明した基板端子1aと共通している。
本実施形態の基板端子1cが、第一の実施形態で説明した基板端子1a(図1、図2)と相違している点は、第一の壁体3が備えている第一のネジ挿入口7が複数個である点である。
その他の構造、構成については第一の実施形態で説明した基板端子1aと同一である。そこで、第一の実施形態と同じ構成については同じ符号を付し、その説明を省略する。
図9、図10図示の基板端子1cでは、第二の壁体4と第四の壁体6とが向かい合う方向に直交する方向(図10(e)における左右方向)で、互いの間に間隔を空けて2個の第一のネジ挿入口7、7が第一の壁体3に形成されている。
第二の壁体4と第四の壁体6とが向かい合う方向に直交する方向(図10(e)における左右方向)に伸びる基板端子1c長さ(大きさ)を考慮して、第一の壁体3に形成する第一のネジ挿入口7の数を調整することができる。
第一の実施形態の図4に対応している図12で説明しているように、一つの表面実装用の基板端子1cでありながら、基板端子1cのネジ挿入口に対して接続端子を取り付ける雄ネジを、基板端子1cがハンダ付けされる回路基板表面に対して垂直に向かう方向で装着可能であるだけでなく、回路基板表面に対して平行な方向で装着することも可能になっていて、使い勝手の良い表面実装用の基板端子を提供することができる点は第一の実施形態で説明したことと同様である。
また、断面が矩形の枠体2によって基板端子1cを形成していることによって発揮される強度、耐荷重性の向上は第一の実施形態で説明したことと同様である。
更に、板状の壁体である第四の壁体6が、第一の壁体3の端縁3aから折れ曲がってきた第一の折れ曲がり片部3bの先端側と、第三の壁体5の端縁5aから折れ曲がってきた第二の折れ曲がり片部5bの先端側とが互いに掛合して形成されていることによる強度、耐荷重性の向上についても、第一の実施形態で説明したことと同様である。
なお、透孔になっている開口部11を、基板端子1cの第二の壁体4、第三の壁体5、第四の壁体6に設けることができる。図示の実施形態では、第二の壁体4と第四の壁体6とが向かい合う方向に直交する方向(図10(e)における左右方向)における第二の壁体4、第三の壁体5、第四の壁体6のそれぞれの中央部に開口部11を形成している。
上記で説明した、断面が矩形の枠体2からなる基板端子1cの強度、耐荷重性に影響を与えない範囲で、第二の壁体4、などに開口部11を形成することができる。
これによって、回路基板10へのハンダ付けの面積を調節したり、基板端子1cの重量、使用材料の量の調整などを行うことができる。
[第四の実施形態]
本実施形態の基板端子1d(図13、図14)は、断面が矩形の基板端子の一の壁体の外壁面を表面実装用ハンダ付け面にし、当該一の壁体に対向する壁体及び、当該一の壁体に隣接するどちらか一方の壁体を端子取り付け可能な壁体として、それぞれ、端子を取り付ける雄ネジ装着用のネジ挿入口を備えている壁体にしているものである点で、第二の実施形態で説明した基板端子1bと共通している。
本実施形態の基板端子1dが、第二の実施形態で説明した基板端子1b(図5、図6)と相違している点は、第一の壁体3が備えている第一のネジ挿入口7が複数個で、第二の壁体4が備えている第二のネジ挿入口8が複数個である点である。
その他の構造、構成については第二の実施形態で説明した基板端子1bと同一である。そこで、第二の実施形態と同じ構成については同じ符号を付し、その説明を省略する。
図13、図14図示の基板端子1dでは、第二の壁体4と第四の壁体6とが向かい合う方向に直交する方向(図14(e)における左右方向)で、互いの間に間隔を空けて2個の第一のネジ挿入口7、7が第一の壁体3に形成されている。同様に、第二の壁体4と第四の壁体6とが向かい合う方向に直交する方向(図14(a)における左右方向)で、互いの間に間隔を空けて2個の第二のネジ挿入口8、8が第二の壁体4に形成されている。
第二の壁体4と第四の壁体6とが向かい合う方向に直交する方向(図14(a)、(e)における左右方向)に伸びる基板端子1d長さ(大きさ)を考慮して、第一の壁体3、第二の壁体4に形成する第一のネジ挿入口7、第二のネジ挿入口8の数を調整することができる。
第二の実施形態の図8に対応している図16で説明しているように、一つの表面実装用の基板端子1dでありながら、基板端子1dのネジ挿入口に対して接続端子を取り付ける雄ネジを、基板端子1dがハンダ付けされる回路基板表面に対して垂直に向かう方向で装着可能であるだけでなく、回路基板表面に対して平行な方向で装着することも可能になっていて、使い勝手の良い表面実装用の基板端子を提供することができる点は第二の実施形態で説明したことと同様である。
また、断面が矩形の枠体2によって基板端子1dを形成していることによって発揮される強度、耐荷重性の向上は第一の実施形態で説明したことと同様である。
更に、板状の壁体である第四の壁体6が、第一の壁体3の端縁3aから折れ曲がってきた第一の折れ曲がり片部3bの先端側と、第三の壁体5の端縁5aから折れ曲がってきた第二の折れ曲がり片部5bの先端側とが互いに掛合して形成されていることによる強度、耐荷重性の向上についても、第一、第二の実施形態で説明したことと同様である。
この実施形態の基板端子1dでは、透孔になっている開口部11を、基板端子1cの第三の壁体5と第四の壁体6とに設けている。
第三の壁体5と第四の壁体6に開口部11を設ける意義については、第三の実施形態で基板端子1cの第二の壁体4、第三の壁体5、第四の壁体6に開口部11を形成したことと共通するので説明を省略する。
以上、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載から把握される技術的範囲において種々の形態に変更可能である。
1(1a、1b、1c、1d) 基板端子
2 枠体
3 第一の壁体
3a 第一の壁体の端縁
3b 第一の折れ曲がり片部
3c 嵌合切欠き部
4 第二の壁体
5 第三の壁体
5a 第三の壁体の端縁
5b 第二の折れ曲がり片部
5c 嵌合突片部
6 第四の壁体
7 第一のネジ挿入口
8 第二のネジ挿入口
9 雌ネジ
10 回路基板
11 開口部

Claims (5)

  1. 断面が矩形の枠体で、
    第一のネジ挿入口を有する第一の壁体と、
    前記第一の壁体に対向し、外壁面が表面実装用ハンダ付け面になっている第三の壁体と、
    前記第一の壁体と、前記第三の壁体との間の一方側であって、外壁面が表面実装用ハンダ付け面になっている第二の壁体と、
    前記第二の壁体に対向し、前記第一の壁体の端縁から折れ曲がってきた第一の折れ曲がり片部の先端側と、前記第三の壁体の端縁から折れ曲がってきた第二の折れ曲がり片部の先端側とが互いに掛合することによって形成されている第四の壁体と
    を備えている、接続端子を回路基板に接続する基板端子。
  2. 断面が矩形の枠体で、
    第一のネジ挿入口を有する第一の壁体と、
    前記第一の壁体に対向し、外壁面が表面実装用ハンダ付け面になっている第三の壁体と、
    前記第一の壁体と、前記第三の壁体との間の一方側であって、第二のネジ挿入口を有する第二の壁体と、
    前記第二の壁体に対向し、前記第一の壁体の端縁から折れ曲がってきた第一の折れ曲がり片部の先端側と、前記第二の壁体の端縁から折れ曲がってきた第二の折れ曲がり片部の先端側とが互いに掛合することによって形成されている第四の壁体と
    を備えている、接続端子を回路基板に接続する基板端子。
  3. 前記第二の壁体が備えている前記第二のネジ挿入口は複数個であることを特徴とする請求項2記載の基板端子。
  4. 前記第一の壁体が備えている前記第一のネジ挿入口は複数個であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の基板端子。
  5. 前記第一の折れ曲がり片部の先端側あるいは前記第二の折れ曲がり片部の先端側が掛合突片部で、対向する前記第二の折れ曲がり片部の先端側あるいは前記第一の折れ曲がり片部の先端側に前記掛合突片部が嵌合される嵌合切欠き部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の基板端子。
JP2015096526A 2015-05-11 2015-05-11 基板端子 Active JP6542573B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015096526A JP6542573B2 (ja) 2015-05-11 2015-05-11 基板端子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015096526A JP6542573B2 (ja) 2015-05-11 2015-05-11 基板端子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016213088A true JP2016213088A (ja) 2016-12-15
JP6542573B2 JP6542573B2 (ja) 2019-07-10

Family

ID=57549769

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015096526A Active JP6542573B2 (ja) 2015-05-11 2015-05-11 基板端子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6542573B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7359682B2 (ja) 2019-12-20 2023-10-11 ファナック株式会社 バスバーを有するモータ駆動装置

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56104072U (ja) * 1980-01-09 1981-08-14
JPS61113382U (ja) * 1984-12-25 1986-07-17
JPS62137569U (ja) * 1986-02-24 1987-08-29
JPH0344867U (ja) * 1989-09-08 1991-04-25
JPH08195234A (ja) * 1994-09-08 1996-07-30 At & T Corp 回路素子の相互接続素子及びその応用方法
JP2000243473A (ja) * 1998-12-22 2000-09-08 Matsushita Electric Works Ltd ピラー端子
JP2003007365A (ja) * 2001-06-20 2003-01-10 Yaskawa Electric Corp 端子台
JP2007087930A (ja) * 2005-08-25 2007-04-05 Kyoshin Kogyo Co Ltd ねじ端子
US20100159737A1 (en) * 2008-12-19 2010-06-24 Weidmuller Interface Gmbh & Co. Kg Connector arrangement for brainded conductors
JP2016004644A (ja) * 2014-06-16 2016-01-12 Kyb株式会社 部品搭載基板および端子台

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56104072U (ja) * 1980-01-09 1981-08-14
JPS61113382U (ja) * 1984-12-25 1986-07-17
JPS62137569U (ja) * 1986-02-24 1987-08-29
JPH0344867U (ja) * 1989-09-08 1991-04-25
JPH08195234A (ja) * 1994-09-08 1996-07-30 At & T Corp 回路素子の相互接続素子及びその応用方法
JP2000243473A (ja) * 1998-12-22 2000-09-08 Matsushita Electric Works Ltd ピラー端子
JP2003007365A (ja) * 2001-06-20 2003-01-10 Yaskawa Electric Corp 端子台
JP2007087930A (ja) * 2005-08-25 2007-04-05 Kyoshin Kogyo Co Ltd ねじ端子
US20100159737A1 (en) * 2008-12-19 2010-06-24 Weidmuller Interface Gmbh & Co. Kg Connector arrangement for brainded conductors
JP2016004644A (ja) * 2014-06-16 2016-01-12 Kyb株式会社 部品搭載基板および端子台

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7359682B2 (ja) 2019-12-20 2023-10-11 ファナック株式会社 バスバーを有するモータ駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6542573B2 (ja) 2019-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3146843U (ja) 電気コネクタ
US7484997B2 (en) Coaxial plug-in connector for fitting to coaxial cable
US9780471B2 (en) Printed circuit board arrangement and method for mounting a product to a main printed circuit board
JPH0512831B2 (ja)
US20150093930A1 (en) Lead wire connection structure and electronic device including the same
US20170150619A1 (en) Electronic circuit unit
JP6542573B2 (ja) 基板端子
JP2014011351A (ja) プリント基板の保持構造
JP2016213180A (ja) 電子装置及びコネクタ
US7601016B2 (en) Connector substrate and speaker input terminal connection structure
WO2012063714A1 (ja) スペーサ装置
JP2007165217A (ja) 同軸コネクタ
JP5044533B2 (ja) コーナーキャビネットの構造及びその組み立て方法
KR101254309B1 (ko) 기판결합형 커넥터 및 이를 사용한 커넥터와 기판의 결합장치
JP2014154705A (ja) 基板対基板接続用コネクタによる接続構造
JP2018078239A (ja) スペーサー
JP2018206973A (ja) 回路基板収容筐体、および電子装置
JP3159076U (ja) ケース外装型電子部品
JP4278504B2 (ja) 連結金具
JP5334655B2 (ja) 圧着端子及び圧着端子の取付け構造
JP4742895B2 (ja) シャーシへの金具の取付構造
JPH039637B2 (ja)
JP6199161B2 (ja) 基板端子金物
JP3161331U (ja) インレット型電子部品
JP4450002B2 (ja) 取付金具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180410

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190613

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6542573

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250