JP3161331U - インレット型電子部品 - Google Patents
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Abstract
Description
ケース81の第1の側壁部81aには、インレットソケット82が2本のネジ83を介して接続されており、該インレットソケット82内には、一対の入力端子(第1の入力端子84a,第2の入力端子84b)と第1のアース端子85が設けられている。
上記インレットソケット82は、有底角筒状の本体部86と、該本体部86の外方へ張り出す鍔部87と、上記ケース81外に突出する外方突出部88を有しており、本体部86及び鍔部87をケース81内に挿入した状態で、鍔部87をネジ83で第1の側壁部81aに接続固定するようになっている。
上記出力端子89a,89b及び第2のアース端子90の基端部は、第2の側壁部81bを貫通してケース81内に配置されている。
図示は省略するが、上記インレットソケット82内の入力端子84a,84bと、ファストン端子より成る出力端子89a,89bは、ケース81内において、各種電子部品素子で構成されたフィルタ回路と所定の電気的接続が実現されている。
このため、部品点数が多くなると共に、樹脂の充填・硬化作業が必要であることから、手間がかかっていた。
上記ケース11の第1の側壁部11aには、インレットソケット12が2本のネジ13を介して接続されており、該インレットソケット12内には、一対の入力端子(第1の入力端子14a,第2の入力端子14b)と第1のアース端子15が設けられている。
上記インレットソケット12は、有底角筒状の本体部16と、該本体部16の外方へ張り出す鍔部17と、上記ケース11外に突出する外方突出部18を有しており、本体部16及び鍔部17をケース11内に挿入した状態で、鍔部17をネジ13で第1の側壁部11aに接続固定するようになっている。
上記一対の入力端子14a,14bと第1のアース端子15は、所定の間隔を設けて、その先端側が本体部16内に突出配置されていると共に、後端側は、本体部16を貫通してケース11内に突出配置されている。
該係合突起27は、インレットソケット12の鍔部17の下端部と係合して(図25)、インレットソケット12のガタツキを防止するために形成されたものである。
また、インレットソケット12の鍔部17の下端部と係合突起27とを係合させるだけで、インレットソケット12が固定されるので、上記ノイズフィルタ80のように、樹脂の充填・硬化作業が不要となり、インレットソケット12の固定作業が容易である。
ケース内に電子部品素子を収納すると共に、上記ケースの壁部にインレットソケットを接続して成るインレット型電子部品であって、
上記インレットソケットは、有底筒状の本体部と、該本体部の外方へ張り出す鍔部と、上記本体部の開口内に配置される端子を備え、
上記インレットソケットの本体部の開口及び端子が、ケース壁部の取付開孔内に露出すると共に、インレットソケットの鍔部の底面がケース壁部の内面上に当接配置された状態で、上記鍔部をケース壁部に接続して成り、また、
上記ケースの壁部に、上記インレットソケットの鍔部の側面と当接する基端部と、鍔部の上面と当接する枝部を有する係合片を形成したことを特徴とする。
このため、ケース壁部に接続されるインレットソケットの鍔部が、該鍔部の底面と当接する「ケース壁部の内面」、鍔部の側面と当接する「係合片の基端部」、鍔部の上面と当接する「係合片の枝部」によって保持されるため、インレットソケットのガタツキを生じることなくケースへ確実に固定することができる。このため、従来のノイズフィルタ80のように、インレットソケット82のガタツキを防止するための樹脂が不要であり、部品点数の削減を図ることができる。
図1は本考案に係るインレット型電子部品としてのインレット型ノイズフィルタ40を示す正面図、図2は背面図、図3は平面図、図4は底面図、図5は右側面図、図6は左側面図、図7は斜視図、図8は、図1のA−A概略断面図である。
上記ケース42は、外面が平坦面と成された略長方形状の上壁部46、該上壁部46と所定間隔を設けて対向する外面が平坦面と成された略長方形状の底壁部48、上記上壁部46及び底壁部48の4端辺から上下方向に立設する第1の側壁部50a、第2の側壁部50b、第3の側壁部50c、第4の側壁50部dを有している。
第1の側壁部50aと第2の側壁部50b、第3の側壁部50cと第4の側壁部50dは、それぞれ対向配置されている。また、第1の側壁部50a、第2の側壁部50bと第3の側壁部50c、第4の側壁部50dとは、直交方向に配置されている。
尚、上記一対の出力コード端子54の先端はコネクタ58に接続されており、該コネクタ58を介して、上記出力コード端子54と他の電子部品の外部端子(図示せず)との電気的接続が行われるようになっている。
また、上壁部46の他端側には、下方へ延設された垂下片62が形成されており、該垂下片62は、上記第1の側壁部50aの開口52の一部を閉塞している。
上記インレットソケット64及びインレットソケット64内の入力端子66は、図8に示すように、上壁部46の外面と直交方向に配置されている。
上記インレットソケット64内の入力端子66は、ケース42内において、フィルタ回路56と所定の電気的接続が実現されている。
また、抵抗器Rと第1のXコンデンサC1が、一対の入力端子66,66間に接続され、さらに、第2のXコンデンサC2は、一対の出力コード端子54,54間に接続される。
さらに、第1のYコンデンサC3は、一方の出力コード端子54とアース間に接続されるものであり、第2のYコンデンサC4は、他方の出力コード端子54とアース端子32間に接続されるものである。
尚、図9に示す回路構成は一例を示したものに過ぎず、これに限定されるものではない。
インレットソケット64の外方突出部64cを、ケース42の上壁部46に形成した略矩形状の取付開孔46a(図12参照)からケース42外に露出させると共に、本体部64a及び鍔部64bをケース42内に配置させた状態で、鍔部64bに形成したネジ孔64dと、ケース42の上壁部46に形成したネジ孔46bにネジ(図示省略)を挿通することにより、インレットソケット64をケース42の上壁部46に接続固定するようになっている。
上記一対の入力端子66は、所定の間隔を設けて、その先端側がインレットソケット64の本体部64aの開口64a1内に突出配置されている(図1及び図7)と共に、後端側は、本体部64aを貫通してケース42内に突出配置される。
上記係合片67は、上壁部46の略矩形状の取付開孔46aの対向する長端辺の近傍にそれぞれ2個づつの合計4個形成されており(図12)、上壁部46から垂直に立設し、インレットソケット64の鍔部64bの側面64b2と当接する基端部67aと、該基端部67aの上端から取付開孔46aの内方側へ略90度屈曲して延設され、鍔部64bの上面64b3と当接する枝部67bを有している。
図13に示すように、インレットソケット64の取付前においては、上壁部46に形成した係合片67の枝部67bは、取付開孔46aの内方側へ屈曲されてはいない。
図14に示すように、先ず、 インレットソケット64の外方突出部64cを、ケース42の上壁部46に形成した略矩形状の取付開孔46aからケース42外に露出させると共に、本体部64a及び鍔部64bをケース42内に配置させた状態で、鍔部64bの底面64b1を上壁部46の内面上に当接配置する。
その後、図15に示すように、上壁部46の係合片67の枝部67bを、取付開孔46aの内方側へ略90度屈曲させ、該枝部67bをインレットソケット64の鍔部64bの上面64bcに当接させる。
最後に、インレットソケット64の鍔部64bに形成したネジ孔64dと、ケース42の上壁部46に形成したネジ孔46bにネジ(図示省略)を挿通することにより、インレットソケット64がケース42の上壁部46に接続固定されるのである。
このため、ケース上壁部46に接続されるインレットソケット64の鍔部64bが、該鍔部64bの底面64b1と当接する「ケース上壁部46の内面」、鍔部64bの側面64b2と当接する「係合片67の基端部67a」、鍔部64bの上面64b3と当接する「係合片67の枝部67b」によって保持されるため、インレットソケット64のガタツキを生じることなくケース42へ確実に固定することができる。このため、従来のノイズフィルタ80のように、インレットソケット82のガタツキを防止するための樹脂が不要であり、部品点数の削減を図ることができる。
インレット型ノイズフィルタ40は、外面が平坦面と成された上壁部46が、ガラスパネル69と平行となる鉛直方向に沿って薄型テレビ68の背面板73上へ載置固定されると共に、該上壁部46に接続されたインレットソケット64が、薄型テレビ68の背面板73に形成した孔部73aから外部に露出するようにして実装されている。
ノイズフィルタ40の露出したインレットソケット64には、電源コード74のアウトレット75が接続され、ノイズフィルタ40でノイズが除去された後、電源が薄型テレビ68に供給されるようになっている。
このため、インレット型ノイズフィルタ40の上壁部46の外面を鉛直方向に沿って配置すると、上壁部46に接続されたインレットソケット64及びインレットソケット64内の入力端子66が水平方向に配置されることとなる(図16参照)。従って、ケース42の高さ(ケース42の底壁部48から上壁部46迄の距離)dに相当する空間をノイズフィルタ40実装用に確保すれば、電源コード74のアウトレット75を水平方向に接続することができ、電源コード86の自重の影響によるアウトレット75の抜け落ちを防止できる。
42 ケース
46 ケースの上壁部
46a 上壁部の取付開孔
46b 上壁部のネジ孔
48 ケースの底壁部
50a ケースの第1の側壁部
50b ケースの第2の側壁部
50c ケースの第3の側壁部
50d ケースの第4の側壁部
52 第1の側壁部の開口
54 出力コード端子
56 フィルタ回路
58 コネクタ
60 上壁部の孔
62 上壁部の垂下片
64 インレットソケット
64a インレットソケットの本体部
64a1 インレットソケットの本体部の開口
64b インレットソケットの鍔部
64b1 鍔部の底面
64b2 鍔部の側面
64b3 鍔部の上面
64c インレットソケットの外方突出部
64d 鍔部のネジ孔
66 インレットソケットの入力端子
67 係合片
67a 係合片の基端部
67b 係合片の枝部
68 薄型テレビ
69 ガラスパネル
70 電子回路部
71 スピーカー
72 基板
73 背面板
73a 背面板の孔部
74 電源コード
75 電源コードのアウトレット
L コモンモードチョークコイル
C1 第1のXコンデンサ
C2 第2のXコンデンサ
C3 第1のYコンデンサ
C4 第2のYコンデンサ
R 抵抗器
d ケースの高さ
Claims (1)
- ケース内に電子部品素子を収納すると共に、上記ケースの壁部にインレットソケットを接続して成るインレット型電子部品であって、
上記インレットソケットは、有底筒状の本体部と、該本体部の外方へ張り出す鍔部と、上記本体部の開口内に配置される端子を備え、
上記インレットソケットの本体部の開口及び端子が、ケース壁部の取付開孔内に露出すると共に、インレットソケットの鍔部の底面がケース壁部の内面上に当接配置された状態で、上記鍔部をケース壁部に接続して成り、また、
上記ケースの壁部に、上記インレットソケットの鍔部の側面と当接する基端部と、鍔部の上面と当接する枝部を有する係合片を形成したことを特徴とするインレット型電子部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010003157U JP3161331U (ja) | 2010-05-14 | 2010-05-14 | インレット型電子部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010003157U JP3161331U (ja) | 2010-05-14 | 2010-05-14 | インレット型電子部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3161331U true JP3161331U (ja) | 2010-07-29 |
Family
ID=54864263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010003157U Expired - Lifetime JP3161331U (ja) | 2010-05-14 | 2010-05-14 | インレット型電子部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3161331U (ja) |
-
2010
- 2010-05-14 JP JP2010003157U patent/JP3161331U/ja not_active Expired - Lifetime
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