JP2016212736A - 操作支援装置、操作支援プログラムおよび操作支援方法 - Google Patents

操作支援装置、操作支援プログラムおよび操作支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】実際の操作内容に即した適切な支援情報を簡易かつ正確に提供すること。
【解決手段】操作履歴情報取得部12が、操作対象アプリケーション11に対する操作入力の開始から完了までの各入力項目への入力の有無を含む操作履歴情報211を取得し、操作ルール抽出部22が、操作履歴情報211から操作対象アプリケーション11に課されている操作ルール212を抽出し、操作ルール提示判定部23が、操作履歴情報211のうち、操作対象アプリケーション11に対する操作入力の現時点での操作履歴情報211である操作状況情報が操作ルール212を満たしていない場合に、該操作ルール212を支援情報として操作ルール提示部13に表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、操作支援装置、操作支援プログラムおよび操作支援方法に関する。
従来、入力画面に対するユーザの操作入力を伴うアプリケーションソフトウェア(以下、アプリケーションと略記もする)を利用する際に、ユーザの操作入力を支援する技術が知られている。例えば、アプリケーションソフトウェアそのものに誤操作を防ぐための機構を組み込んだり、操作手順を示すマニュアルを作成したりしている。また、簡易に設定可能な支援情報をもとにルールエンジン等の外部システムを用いて操作対象アプリケーションに対する操作入力内容をチェックして支援する技術が知られている(非特許文献1参照)。
Rymer.J.R., Gualtieri.M.、"Market Overview:Business Rules Platforms 2011"、[online]、2011年7月5日、Forrester Research,Inc.、[2015年5月7日検索]、インターネット<URL:http://isol.fox.proyectiva.com.ar/web/eng/brm/papers/ForresterMarket%20Overview%20Business%202011.pdf>
しかしながら、いずれの技術においても、ユーザの操作入力を支援する操作ルール等の支援情報の設定は、操作対象アプリケーションの操作者とは異なる支援情報提供者が事前に行う必要があった。そのため、支援情報を提供するユーザの範囲を任意に限定することが困難で、重要性の高い操作ルールに限定したものとせざるを得なかった。したがって、支援情報に実際に操作をしなければわからない操作方法を含めることができず、各項目に対する入力誤りの注意喚起等、実際の操作内容に即した適切な操作支援を行うことができなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、実際の操作内容に即した適切な支援情報を簡易かつ正確に提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る操作支援装置は、アプリケーションの操作入力のための支援情報を表示する操作支援装置であって、前記アプリケーションに対する操作入力の開始から完了までの各入力項目への入力の有無を含む操作履歴情報を取得する操作履歴情報取得部と、前記操作履歴情報から前記アプリケーションに課されている操作ルールを抽出する操作ルール抽出部と、前記操作履歴情報のうち、前記アプリケーションに対する操作入力の現時点での操作履歴情報である操作状況情報が前記操作ルールを満たしていない場合に、該操作ルールを支援情報として画面に表示させる操作ルール提示判定部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、実際の操作内容に即した適切な支援情報を簡易かつ正確に提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る操作支援装置の概略構成を示す模式図である。 図2は、本実施形態の操作履歴情報のデータ構成を例示する図である。 図3は、本実施形態の操作ルールのデータ構成を例示する図である。 図4は、本実施形態の操作ルールの抽出方法を説明するための説明図である。 図5は、本実施形態の操作ルールの抽出方法を説明するための説明図である。 図6は、本実施形態の操作ルール提示部に出力される画面例を示す図である。 図7は、本実施形態の操作ルール提示部に出力される画面例を示す図である。 図8は、他の実施形態の操作支援装置を説明するための説明図である。 図9は、本実施形態の操作支援処理手順を示すフローチャートである。 図10は、本実施形態の操作ルールの抽出処理手順を示すフローチャートである。 図11は、操作支援プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付して示している。
[操作支援装置の構成]
図1は、本実施形態に係る操作支援装置の概略構成を示す模式図である。図1に示すように、操作支援装置10は、ユーザ端末1と、収集サーバ2とが、LAN(Local Area Network)やインターネットなどの電気通信回線で接続されて構成される。
ユーザ端末1は、パソコン等の汎用コンピュータで実現され、操作対象アプリケーション11と、操作履歴情報取得部12と、操作ルール提示部13とを備える。
操作対象アプリーション11は、本実施形態の操作支援装置10による操作支援処理の対象となるアプリケーションソフトウェアである。操作ルール提示部13は、ディスプレイ等の表示装置で実現され、後述する操作支援処理の結果である支援情報をユーザに提示する。
操作履歴情報取得部12は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置がメモリに記憶された処理プログラムを実行することにより実現される。この操作履歴情報取得部12は、操作対象アプリケーション11に対する操作入力の開始から完了までの各入力項目への入力の有無を含む操作履歴情報211を取得する。
具体的に、操作履歴情報取得部12は、入力キー等の入力デバイスで実現される図示しない入力部を介して、操作対象アプリケーション11に対するユーザの操作入力の履歴である操作履歴情報211を取得する。操作履歴情報211には、操作対象アプリケーション11に対する操作入力の完了時点での操作履歴情報である操作完了時履歴情報と、操作入力の現時点での操作履歴情報である操作状況情報とが含まれる。また、各操作履歴情報211には、後述するように、各入力項目への入力の有無を示す入力状況が含まれる。
なお、操作履歴情報211の形式は限定されず、例えば、XMLでもよい。操作履歴情報取得部12は、取得した操作履歴情報211を収集サーバ2に送信し、収集サーバ2の記憶部21に記憶させる。
収集サーバ2は、ワークステーションやパソコン等の汎用コンピュータで実現され、記憶部21と、操作ルール抽出部22と、操作ルール提示判定部23とを備える。
記憶部21は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現され、操作履歴情報211と操作ルール212とを記憶する。なお、記憶部21は、LANやインターネットなどの電気通信回線を介して操作ルール抽出部22および操作ルール提示判定部23と通信する構成でもよい。また、操作履歴情報211と操作ルール212とが異なる記憶装置に記憶されてもよい。
操作履歴情報211は、図2に例示するように、入力項目と入力状況とを含んで構成される。入力項目とは、操作対象アプリケーション11が入力画面を介してユーザに入力を要求する項目を意味し、例えば、入力フォーム、チェックボックス、またはラジオボタン等の形式と識別番号との組み合わせで特定される。入力状況とは、各入力項目に対するユーザによる入力の有無を意味し、例えば、入力があった入力項目について「true」、入力がなかった入力項目について「false」とされる。図2では、例えば、チェックボックス1に入力がなかったことが表されている。
操作ルール212は、後述する操作支援処理において抽出された操作ルールを記憶する。操作ルールとは、各入力項目に対する入力のルールを意味する。操作ルールは、例えば、図3に示すように、複数の入力項目間の入力の要否の関係で表される。図3には、入力フォーム1および(∧)入力フォーム2のどちらにも入力が必要であることが表されている。また、チェックボックス1または(∨)チェックボックス2のいずれか一方への入力が必要であることが表されている。なお、操作者による操作ルール212の登録・削除・修正が可能に構成されてもよい。これにより、後述する操作支援処理に依らない操作ルールの登録も可能となる。
操作ルール抽出部22および操作ルール提示判定部23は、CPU等の演算処理装置がメモリに記憶された処理プログラムを実行することにより実現される。
操作ルール抽出部22は、操作履歴情報211から操作対象アプリケーション11に課されている操作ルールを抽出する。具体的に、操作ルール抽出部22は、操作履歴情報211を参照し、操作ルールを抽出する。すなわち、操作ルール抽出部22は、操作履歴情報211のうち、操作入力の完了時点での操作履歴情報である操作完了時履歴情報において、操作入力に含まれる全部でm個の入力項目のうち、k(k=1〜m)個の入力項目を選定し、以下のように操作ルールを抽出する。なお、本実施形態では、操作ルールとして、同数ルール、最小ルール、最大ルール、および条件付きルールが抽出される。
同数ルールとは、入力がある項目数が等しくX(X=0〜k)個である場合、選定されたk個の入力項目に対するルールとして、X=0の場合は、選定されたk個の入力項目への入力が必須でないとし、X=0ではない場合には、選定されたk個の入力項目のうちX個の入力項目への入力が必須とする操作ルールである。
すなわち、操作ルール抽出部22は、選定されたk個の入力項目について、入力がある項目数毎に操作完了時履歴情報を集計する。その結果、後述する所定の閾値と比較して有意な数の操作完了時履歴情報の項目数が同一で0個であった場合には、選定されたk個の入力項目への入力が必須でないとする同数ルールが抽出される。また、後述する所定の閾値と比較して有意な数の操作完了時履歴情報の項目数が同一で0ではないX個であった場合には、選定されたk個の入力項目のうち、X個の入力項目への入力が必須とする同数ルールが抽出される。
最小ルールとは、入力がある項目数が異なるものがある場合、該項目数の最小値を算定し、選定されたk個の入力項目に対するルールとして、少なくとも最小値の入力項目に入力されなければならないとする操作ルールである。
すなわち、操作ルール抽出部22は、選定されたk個の入力項目について、入力がある項目数毎に操作完了時履歴情報を集計する。その結果、後述する所定の閾値と比較して有意な数の操作完了時履歴情報の項目数が同一ではなく、項目数の最小値がminであった場合に、選定されたk個の入力項目のうち、少なくともmin個の入力項目への入力が必須とする最小ルールが抽出される。
最大ルールとは、入力がある項目数が異なるものがある場合、該項目数の最大値を算定し、選定されたk個の入力項目に対するルールとして、多くとも最大値の入力項目に入力されなければならないとする操作ルールである。
すなわち、操作ルール抽出部22は、選定されたk個の入力項目について、入力がある項目数毎に操作完了時履歴情報を集計する。その結果、後述する所定の閾値と比較して有意な数の操作完了時履歴情報の項目数が同一ではなく、項目数の最大値がmaxであった場合に、選定されたk個の入力項目のうち、多くともmax個の入力項目への入力が必須とする最大ルールが抽出される。
なお、操作ルール抽出部22は、最小ルールの最小値や最大ルールの最大値として、操作完了時履歴情報を参照して導出された値を適用してもよいし、予め設定された値を適用してもよい。
また、同一の入力項目について、異なる操作ルールが同時に成立する場合もあり得る。例えば、2つの入力項目(k=2)について、入力は必須ではないが、入力がある場合にはいずれか一方でなければならないという操作ルールが成立している場合、X=0の同数ルールとX=1の同数ルールとが同時に成立していることになる。
条件付きルールとは、抽出された同数ルール、最小ルール、最大ルールのいずれか、あるいはその組み合わせを前件および後件とする前後関係を考慮し、選定されたk個の入力項目について同数ルール、最小ルール、最大ルールのいずれか、あるいはその組み合わせが成立している場合にのみ、k個の入力項目とは完全には一致しない、選定されたK個の入力項目について同数ルール、最小ルール、最大ルールのいずれか、あるいはその組み合わせが成立するとする操作ルールである。
すなわち、操作ルール抽出部22は、選定されたk個の入力項目について、入力がある項目数毎に操作完了時履歴情報を集計する。そして、操作ルール抽出部22は、k個の入力項目について、同数ルール、最小ルール、最大ルールのいずれか、あるいはその組み合わせからなる所定の前件が成立している操作完了時履歴情報を抽出する。操作ルール抽出部22は、抽出された操作完了時履歴情報について、先に選定されたk個の入力項目とは一部または全部が異なるK個の入力項目を選定する。そして、選定されたK個の入力項目について、同数ルール、最小ルール、最大ルールのいずれか、あるいはその組み合わせからなる後件が成立している場合に、前件および後件からなる前後関係が成立するとする条件付きルールが抽出される。
例えば、あるk個の入力項目のうち、y個が入力されるためには、それらとは一部が異なるK個の入力項目のうちm個が入力されなければならない、とする条件付きルールが例示される。この例では、前件、後件ともに同数ルールで構成されている。
操作ルール抽出部22は、具体的に、以下の手順で操作ルールを抽出する。すなわち、操作ルール抽出部22は、操作履歴情報211のうち、N個の操作入力の完了時点での操作履歴情報である操作完了時履歴情報において、操作入力に含まれる全部でm個の入力項目のうち、選定されたk(k=1〜m)個の入力項目について、入力がある項目数t(t=0〜k)毎の操作完了時履歴情報の数z(z<=N)を求める。そして、操作ルール抽出部22は、各zについて、Nとの比であるz/N、あるいは選定されたk個の入力項目のいずれかに入力がある操作完了時履歴情報の数に基づいて決定されるNの部分集合n(n⊂N)との比であるz/nの少なくともいずれかを算定する。算定したz/Nまたはz/nが所定の閾値以下または該閾値を下回る場合に、該操作完了時履歴情報を棄却した上で、選定されたk個の入力項目に対して成立する操作ルールを抽出する。
つまり、操作ルール抽出部22は、操作履歴情報211のうち、全部でm個の入力項目があるN個の操作完了時履歴情報に対して、k個の入力項目を選定し、入力がある項目数t毎に操作完了時履歴情報の数zを集計する。そして、操作ルール抽出部22は、項目数t毎に、母集合に対する割合を算定する。ここで、母集合をN個の操作完了時履歴情報とする場合には、z/Nが算定される。選定されたk個の入力項目のいずれかに入力がある操作完了時履歴情報に基づいて決定されるn個の操作完了時履歴情報、すなわちN個の操作完了時履歴情報の部分集合を母集合とする場合には、z/nが算定される。操作ルール抽出部22は、z/N、z/nの双方を算定してもよい。
nは、例えば、選定されたk個の入力項目のうち、少なくとも1つに入力がある操作完了時履歴情報の数p(p<=N)とすればよい。あるいは、N個の操作完了時履歴情報のうち、選定されたk個の入力項目のそれぞれに対して入力がある操作完了時履歴情報の数q1、q2、・・・(<=N)のうちの最小値q_minとしてもよい。
各zについて算定されたz/N、またはz/nが予め決められた閾値以下または閾値より小さい場合には、操作ルール抽出部22は、該当する操作完了時履歴情報の割合が母集合に対して少ないものとして棄却して、操作ルール抽出の対象から除外する。そして、操作ルール抽出部22は、残った操作完了時履歴情報を対象に、選定されたk個の入力項目についての操作ルールを抽出する。
また、操作ルール抽出部22は、具体的に、以下の手順で条件付きルールを抽出する。すなわち、N個の操作完了時履歴情報のうち、選定されたk個の入力項目について同数ルール、最小ルール、最大ルールのいずれか、あるいはその組み合わせが成立しているr(r<=N)個の操作完了時履歴情報において、選定されたk個の入力項目とは完全には一致しない、選定されたK個の入力項目について、入力がある項目数t(t=0〜K)毎の操作完了時履歴情報の数z(z<=r)について、rとの比であるz/rを算定し、該z/rが所定の閾値以下または該閾値を下回る場合に、該操作完了時履歴情報を棄却した上で、選定されたk個の入力項目と選定されたK個の入力項目との間に成立する条件付きルールを抽出する。
つまり、操作ルール抽出部22は、N個の操作完了時履歴情報に対して、k個の入力項目を選定し、選定されたk個の入力項目について同数ルール、最小ルール、最大ルールのいずれか、あるいはその組み合わせが成立している操作完了時履歴情報の数rを集計する。次に、操作ルール抽出部22は、r個の操作完了時履歴情報について、先に選定されたk個の入力項目とは完全には一致しないK個の入力項目を選定し、入力がある項目数t毎に操作完了時履歴情報の数zを集計し、各zについてz/rを算定する。算定されたz/rが予め決められた閾値以下または閾値より小さい場合には、操作ルール抽出部22は、該当の操作完了時履歴情報の割合が、前件が成立する操作完了時履歴情報に対して少ないものとして棄却して、条件付きルール抽出の対象から除外する。そして、操作ルール抽出部22は、残った操作完了時履歴情報を対象にK個の入力項目について同数ルール、最小ルール、最大ルールのいずれか、あるいはその組み合わせが成立しているものを抽出する。これにより、選定されたk個の入力項目と選定されたK個の入力項目との間に成立する条件付きルールを抽出する。
このように、注目する入力項目に対する入力が必須か否かは、該当の入力項目に入力がある操作完了時履歴情報の、全操作完了時履歴情報に対する割合で判定することができる。また、注目する入力項目に入力がある操作完了時履歴情報のみを対象とすれば、当該入力項目への入力が必須でなくても成立する操作ルールを抽出することができる。例えば、ある入力項目Aに入力がある操作完了時履歴情報のみを対象に、別の入力項目Bへの入力がある操作完了時履歴情報の数を集計すれば、入力項目Bが入力されるには、入力項目Aの入力が必須である、というような条件付きルールを抽出することができる。
なお、操作ルール抽出部22が抽出する操作ルールは、操作上の有意性や計算量を考慮して、目的に応じて抽出する操作ルールの種類を限定してもよい。
ここで、操作ルール抽出部22は、上記に例示したように、操作ルールの成立を推定して抽出する際に、所定の閾値を設定している。
図4は、全操作完了時履歴情報数に対する割合の閾値を0.7として、操作ルールを抽出する方法を説明するための図である。図4に例示する4つの入力画面(a)〜(d)のそれぞれに対応する操作完了時履歴情報について、サービスAのチェックボックス、サービスBのチェックボックスという注目する2つの入力項目について、いずれか1つに入力されなければならないと推定される操作ルールが成立するか否かを確認する。図4に示す例では、(a)〜(c)に対応する3つの操作完了時履歴情報について、この操作ルールが成立している。操作ルールの成立数の全操作完了時履歴情報数に対する割合は3/4=0.75と算出され、閾値0.7を超えることから、上記の操作ルールが成立するとみなすことができる。これにより、2つの入力項目のうちいずれか1つに対して入力されなければならないとする操作ルールを抽出することができる。
上記の閾値は、操作完了時履歴情報数を指定するものでもよいし、全操作完了時履歴情報数Nに対する割合や、注目するk個の入力項目に対する入力がある操作完了時履歴情報に対する割合を指定するものでもよい。また、閾値は、自動で算出されるようにしておいてもよい。また、閾値は、目的に応じて、例えば目標とする精度に応じて、複数段階に設定されてもよい。
例えば、同数ルールにおいて、入力がある項目数Xが0であること、すなわち入力が必須の入力項目がないと推定される操作ルールの成立は、操作ルールが成立する操作完了時履歴情報数の、全操作完了時履歴情報数Nに対する割合の閾値で判定する必要がある。
一方、入力が必須ではない入力項目に対して推定される特定の操作ルールの成立は、操作ルールが成立する操作完了時履歴情報数の、注目する入力項目に入力がある操作完了時履歴情報に対する割合の閾値で判定する。例えば、入力が必須ではないが入力される場合には2つの入力項目のうちいずれか一方でなければならない等の操作ルールを、より精度高く抽出できる。
例えば、図5は、サービスAのチェックボックス、サービスBのチェックボックスの2つの入力項目(k=2)がある120個(N=120)の入力画面に対応する操作完了時履歴情報についての操作ルールの成立を推定する方法を説明するための図である。図5に例示する入力画面に対して、120個の操作完了時履歴情報のうち、サービスAのチェックボックスにのみに入力がある操作完了時履歴情報が10個、サービスBのチェックボックスにのみ入力がある操作完了時履歴情報が10個、いずれにも入力がない操作完了時履歴情報が100個であることになる。この場合に、2つの入力項目への入力は必須ではないこと、すなわち同数ルール(k=2、X=0)および、2つの入力項目に入力がある場合には、いずれか一方にのみが入力されること、すなわち同数ルール(k=2、X=1)の成立が推定される。
ここで、全操作完了時履歴情報数(N=120)に対する、いずれかの入力項目に入力されている操作完了時履歴情報数の割合は、20/120と非常に小さい。このことから、入力が必須ではないとみなすことができる。すなわち、同数ルール(k=2、X=0)が抽出される。このように、入力が必須の入力項目がないと推定される操作ルールを抽出するためには、操作ルール抽出部22は、推定される操作ルールが成立する操作完了時履歴情報数の全操作完了時履歴情報数Nに対する割合の閾値で判定する。
一方、全操作完了時履歴情報数(N=120)に対する、いずれか一方の入力項目に入力がある操作完了時履歴情報数の割合は、20/120と非常に小さい。この場合には、成立している操作ルールを正確に抽出することができない可能性が高い。
これに対し、少なくともいずれか一方の入力項目に入力がある操作完了時履歴情報数に対する、いずれか一方の入力項目に入力がある操作完了時履歴情報数の割合は、20/20と高い。これは、いずれの入力項目にも入力がない操作完了時履歴情報を除外して操作ルールを抽出することを意味する。この場合には、正確に同数ルール(k=2、X=1)が抽出される。このように入力が必須ではない入力項目に対して推定される特定の操作ルールの成立は、操作ルール抽出部22は、操作ルールが成立する操作完了時履歴情報数の、注目する入力項目に入力がある操作完了時履歴情報に対する割合の閾値で判定する。
操作ルール提示判定部23は、操作履歴情報211のうち、操作対象アプリケーション11に対する操作入力の現時点での操作履歴情報である操作状況情報が操作ルール212を満たしていない場合に、該操作ルールを支援情報として操作ルール提示部13に表示させる。
具体的に、操作ルール提示判定部23は、記憶部21から操作入力の現時点での操作履歴情報211である操作状況情報を取得して、操作ルール212と比較して、ユーザに提示する支援情報を決定する。例えば、操作状況情報が操作ルール212を満たしていない場合に、その操作ルール212を支援情報とする。支援情報には、操作状況情報が満たしている操作ルール212を含めてもよい。
そして、操作ルール提示判定部23は、操作ルール提示部13の画面上に、図6(a)に例示する支援情報を、図6(b)に例示する操作対象アプリケーション11の入力画面の表示に合わせて表示させる。例えば、支援情報と入力画面とを並列に表示させてもよいし、支援情報を入力画面にオーバーレイ表示させてもよい。支援情報と入力画面とを別のウィンドウまたは別の画面に切り替えて表示させてもよい。支援情報は、テキスト表示でもよいし、GUIを使って画像表示としてもよい。支援情報の表示は、ユーザの操作に連動させて行ってもよいし、ユーザの指示入力があった際等に提示するようにしてもよい。
ユーザは、提示された支援情報を参照して、操作ルールを満たすように操作入力を行うことができる。これにより、各入力項目への入力順の自由度にかかわらず正しい操作入力への支援を行うことができる。また、一連の操作入力手順の中の局所的な入力項目間の関係をもとに抽出された操作ルールが提示されるため、複数通りの正しい操作入力手順が存在する場合にも適切に操作入力への支援が行われる。さらに、誤入力に対して操作ルールを提示することができるので、ユーザが修正すべき箇所を容易に見つけることができる。
なお、図7(a)〜(c)に例示するように、操作対象アプリケーション11の入力画面が複数のウィンドウにまたがる場合もあり得る。その場合には、全ウィンドウの入力項目を含んだ操作履歴情報211を取得することで、同様に操作ルール212を抽出することが可能となる。
また、操作支援装置10において、ユーザ端末1が上記実施形態の収集サーバ2の機能を備えてもよい。あるいは、操作支援装置10におけるユーザ端末1は1台に限定されず、図8に例示するように複数台のユーザ端末1が備わっていてもよい。図8の例では、1台の収集サーバ2が複数のユーザ端末1の操作履歴情報211を収集して操作ルール212を抽出する。抽出された操作ルール212は、複数のユーザ端末1の操作状況情報に照らして提示される。したがって、特に、操作履歴情報211が蓄積されていない新規のユーザであるユーザCに対しても、他のユーザA,Bの操作履歴情報211を基に抽出された操作ルール212が適切に提示され得る。これにより、ユーザの範囲を任意に限定して支援情報を提供することが可能となる。
[操作支援処理]
次に、図9のフローチャートを参照して、操作支援装置10における操作支援処理手順について説明する。図9のフローチャートは、例えば、操作者が図示しない入力部を操作して処理開始の指示入力を行ったタイミングで開始となる。
まず、操作履歴情報取得部12が、操作対象アプリケーション11に対する操作入力の開始から完了までの各入力項目への入力の有無を含む操作履歴情報211を取得する(ステップS1)。そして、操作履歴情報取得部12は、取得した操作履歴情報211を、記憶部21に記憶させる。取得される操作履歴情報211には、前述したように、操作対象アプリケーション11に対する操作入力の完了時点での操作履歴情報である操作完了時履歴情報と、操作入力の現時点での操作履歴情報である操作状況情報とが含まれる。
次に、操作ルール抽出部22が、操作履歴情報211から操作対象アプリケーション11に課されている操作ルールを抽出する(ステップS2)。ステップS2の処理の詳細については後述する。
次に、操作ルール提示判定部23が、操作履歴情報211のうち、操作対象アプリケーション11に対する操作入力の現時点での操作履歴情報である操作状況情報と操作ルール212とを比較して、支援情報として提示する操作ルールを決定する(ステップS3)。
次に、操作ルール提示部13が、支援情報をユーザに提示する(ステップS4)。これにより、一連の操作支援処理は終了する。
次に、図10のフローチャートを参照して、ステップS2の操作ルールの抽出処理手順について説明する。
まず、操作ルール抽出部22は、同数ルール、最小ルール、最大ルール、または条件付きルール等のうち、注目する操作ルールの種類を決定する(ステップS21)。
また、操作ルール抽出部22は、操作対象アプリケーション11上の入力項目のうち、注目する入力項目あるいは複数の入力項目の組み合わせを決定する(ステップS22)。
次に、操作ルール抽出部22は、操作履歴情報211を参照して、注目する入力項目あるいは入力項目の組み合わせについて、注目する種類の操作ルールのうち推定される操作ルールが成立している操作完了時履歴情報数を集計する(ステップS23)。
操作ルール抽出部22は、集計した操作完了時履歴情報数が所定の閾値を超えているか否かを確認し(ステップS24)、閾値を超えている場合(Yes)、ステップS25に処理を進め、閾値を超えていない場合(No)、ステップS26に処理を進める。
ステップS25の処理では、操作ルール抽出部22は、注目する入力項目あるいは入力項目の組み合わせについて、推定される操作ルールが成立するとみなして、この操作ルールを抽出する。
ステップS26の処理では、操作ルール抽出部22は、想定される入力項目あるいは入力項目の組み合わせのすべてについて、操作ルールの成立を調べたかを確認する。操作ルール抽出部22は、調べた場合(Yes)にはステップS27に処理を進め、調べていない場合(No)には、ステップS22に処理を戻す。
ステップS27の処理では、操作ルール抽出部22は、想定(推定)される操作ルールのすべてについて成立を調べたか否かを確認する。操作ルール抽出部22は、調べていない場合(No)には、ステップS21に処理を戻し、調べた場合(Yes)には、一連の操作ルールの抽出処理を終了させる。
なお、操作ルール抽出部22は、定期的に操作履歴情報211を参照して、操作ルールの抽出処理を開始するようにしてもよい。あるいは、操作者による指示入力があったタイミングに操作ルールの抽出処理を開始してもよい。
以上、説明したように、本実施形態の操作支援装置10では、操作履歴情報取得部12が、操作対象アプリケーション11に対する操作入力の開始から完了までの各入力項目への入力の有無を含む操作履歴情報211を取得する。次に、操作ルール抽出部22が、操作履歴情報211から操作対象アプリケーション11に課されている操作ルール212を抽出する。そして、操作ルール提示判定部23が、操作履歴情報211のうち、操作対象アプリケーション11に対する操作入力の現時点での操作履歴情報である操作状況情報が操作ルール212を満たしていない場合に、該操作ルール212を支援情報として操作ルール提示部13に表示させる。
これにより、本実施形態の操作支援装置10は、操作履歴情報211から操作ルール212を自動的に抽出して蓄積するため、支援情報を自動的に刷新することができる。これにより支援情報の更新の手間を低減し、操作入力を正確に支援して誤操作を防ぐことができる。特に、操作実績のある過去の操作履歴情報から支援情報を取得するため、操作対象アプリケーションの仕様に依存しない、実際の操作に必要な支援情報による操作支援が可能となる。また、任意に限定されたユーザの範囲内で適切な支援情報を提供することができるため、より適切に操作支援を行って誤操作を防ぐことができる。このように、本実施形態の操作支援装置10の操作支援処理によれば、実際の操作内容に即した適切な支援情報を簡易かつ正確に提供することができる。
[他の実施形態]
[プログラム]
上記実施形態に係る操作支援装置10が実行する処理をコンピュータが実行可能な言語で記述したプログラムを作成することもできる。この場合、コンピュータがプログラムを実行することにより、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、係るプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み込ませて実行することにより上記実施形態と同様の処理を実現してもよい。以下に、操作支援装置10と同様の機能を実現する操作支援プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。
図11に示すように、操作支援プログラムを実行するコンピュータ1000は、例えば、メモリ1010と、CPU1020と、ハードディスクドライブインタフェース1030と、ディスクドライブインタフェース1040と、シリアルポートインタフェース1050と、ビデオアダプタ1060と、ネットワークインタフェース1070とを有する。これらの各部は、バス1080によって接続される。
メモリ1010は、ROM(Read Only Memory)1011およびRAM1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、ハードディスクドライブ1031に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、ディスクドライブ1041に接続される。ディスクドライブ1041には、例えば、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が挿入される。シリアルポートインタフェース1050には、例えば、マウス1051およびキーボード1052が接続される。ビデオアダプタ1060には、例えば、ディスプレイ1061が接続される。
ここで、図11に示すように、ハードディスクドライブ1031は、例えば、OS1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093およびプログラムデータ1094を記憶する。上記実施形態で説明した各テーブルは、例えばハードディスクドライブ1031やメモリ1010に記憶される。
また、操作支援プログラムは、例えば、コンピュータ1000によって実行される指令が記述されたプログラムモジュール1093として、ハードディスクドライブ1031に記憶される。具体的には、上記実施形態で説明した操作支援装置10が実行する各処理が記述されたプログラムモジュールが、ハードディスクドライブ1031に記憶される。
また、操作支援プログラムによる情報処理に用いられるデータは、プログラムデータ1094として、例えば、ハードディスクドライブ1031に記憶される。そして、CPU1020が、ハードディスクドライブ1031に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出して、上述した各手順を実行する。
なお、操作支援プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1031に記憶される場合に限られず、例えば、着脱可能な記憶媒体に記憶されて、ディスクドライブ1041等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、操作支援プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等のネットワークを介して接続された他のコンピュータに記憶され、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、本実施形態による本発明の開示の一部をなす記述および図面により本発明は限定されることはない。すなわち、本実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例および運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
10 操作支援装置
1 ユーザ端末
11 操作対象アプリケーション
12 操作履歴情報取得部
13 操作ルール提示部
2 収集サーバ
21 記憶部
211 操作履歴情報
212 操作ルール
22 操作ルール抽出部
23 操作ルール提示判定部

Claims (6)

  1. アプリケーションの操作入力のための支援情報を表示する操作支援装置であって、
    前記アプリケーションに対する操作入力の開始から完了までの各入力項目への入力の有無を含む操作履歴情報を取得する操作履歴情報取得部と、
    前記操作履歴情報から前記アプリケーションに課されている操作ルールを抽出する操作ルール抽出部と、
    前記操作履歴情報のうち、前記アプリケーションに対する操作入力の現時点での操作履歴情報である操作状況情報が前記操作ルールを満たしていない場合に、該操作ルールを支援情報として画面に表示させる操作ルール提示判定部と、
    を有することを特徴とする操作支援装置。
  2. 前記操作ルールは、
    前記操作履歴情報のうち、操作入力の完了時点での操作履歴情報である操作完了時履歴情報において、操作入力に含まれる全部でm個の入力項目のうち、選定されたk(k=1〜m)個の入力項目について、
    入力がある項目数が等しくX(X=0〜k)個である場合、選定されたk個の入力項目に対するルールとして、X=0の場合は、選定されたk個の入力項目への入力が必須でないとし、X=0ではない場合には、選定されたk個の入力項目のうちX個の入力項目への入力が必須とする同数ルールと、
    入力がある項目数が異なるものがある場合、該項目数の最小値を算定し、選定されたk個の入力項目に対するルールとして、少なくとも前記最小値の入力項目に入力されなければならないとする最小ルールと、
    入力がある項目数が異なるものがある場合、該項目数の最大値を算定し、選定されたk個の入力項目に対するルールとして、多くとも前記最大値の入力項目に入力されなければならないとする最大ルールと、
    抽出された前記同数ルール、前記最小ルール、前記最大ルールのいずれか、あるいはその組み合わせを前件および後件とする前後関係を考慮し、選定されたk個の入力項目について前記同数ルール、前記最小ルール、前記最大ルールのいずれか、あるいはその組み合わせが成立している場合にのみ、前記k個の入力項目とは完全には一致しない、選定されたK個の入力項目について前記同数ルール、前記最小ルール、前記最大ルールのいずれか、あるいはその組み合わせが成立するとする条件付きルールと、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の操作支援装置。
  3. 前記操作ルール抽出部は、
    前記操作履歴情報のうち、N個の操作入力の完了時点での操作履歴情報である操作完了時履歴情報において、操作入力に含まれる全部でm1個の入力項目のうち、選定されたk1(k1=1〜m1)個の入力項目について、入力がある項目数t(t=0〜k1)毎の操作完了時履歴情報の数z(z<=N)について、
    前記Nとの比であるz/N、あるいは前記選定されたk1個の入力項目のいずれかに入力がある操作完了時履歴情報の数に基づいて決定される前記Nの部分集合n(n⊂N)との比であるz/nの少なくともいずれかを算定し、該z/Nまたは該z/nが所定の閾値以下または該閾値を下回る場合に、該操作完了時履歴情報を棄却した上で、選定されたk1個の入力項目に対して成立する前記操作ルールを抽出する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の操作支援装置。
  4. 前記操作ルール抽出部は、
    N1個の前記操作完了時履歴情報のうち、前記選定されたk個の入力項目について前記同数ルール、前記最小ルール、前記最大ルールのいずれか、あるいはその組み合わせが成立しているr(r<=N1)個の操作完了時履歴情報において、前記選定されたk個の入力項目とは完全には一致しない、前記選定されたK個の入力項目について、入力がある項目数t1(t1=0〜K)毎の操作完了時履歴情報の数z1(z1<=r)について、前記rとの比であるz1/rを算定し、該z1/rが所定の閾値以下または該閾値を下回る場合に、該操作完了時履歴情報を棄却した上で、前記選定されたk個の入力項目と前記選定されたK個の入力項目との間に成立する前記条件付きルールを抽出する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の操作支援装置。
  5. アプリケーションの操作入力のための支援情報を表示する操作支援プログラムであって、
    前記アプリケーションに対する操作入力の開始から完了までの各入力項目への入力の有無を含む操作履歴情報を取得する操作履歴情報取得ステップと、
    前記操作履歴情報から前記アプリケーションに課されている操作ルールを抽出する操作ルール抽出ステップと、
    前記操作履歴情報のうち、前記アプリケーションに対する操作入力の現時点での操作履歴情報である操作状況情報が前記操作ルールを満たしていない場合に、該操作ルールを支援情報として画面に表示させる操作ルール提示判定ステップと、
    をコンピュータに実行させるための操作支援プログラム。
  6. アプリケーションの操作入力のための支援情報を表示する操作支援装置で実行される操作支援方法であって、
    前記アプリケーションに対する操作入力の開始から完了までの各入力項目への入力の有無を含む操作履歴情報を取得する操作履歴情報取得工程と、
    前記操作履歴情報から前記アプリケーションに課されている操作ルールを抽出する操作ルール抽出工程と、
    前記操作履歴情報のうち、前記アプリケーションに対する操作入力の現時点での操作履歴情報である操作状況情報が前記操作ルールを満たしていない場合に、該操作ルールを支援情報として画面に表示させる操作ルール提示判定工程と、
    を含んだことを特徴とする操作支援方法。
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