JP2016211107A - シート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体及びその製造方法 - Google Patents

シート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、天然羽毛ではなく、合成樹脂材を用い、天然羽毛に模した形態に人工製造した羽毛状綿素材を利用し、寝具、例えばダウンジャケットをはじめとする各種衣類等の内容物として好適に利用できるシート形態とした詰め物用の羽毛状綿素材体を提供する。
【解決手段】本発明に係る詰め物用の羽毛状綿素材体31は、下側不織布23と上側不織布24間に合成樹脂材からなる羽毛状綿素材1を積層してシート形態とした積層羽毛状綿素材群1Aを配置してキルティング対象物21とし、このキルティング対象物21に対して多頭ミシン11によるキルティング糸cにより様々なパターンのキルティング加工処理を施し、下側不織布23、上側不織布24を除去してシート状の詰め物形態としたものである。
【選択図】図12

Description

本発明は、シート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体及びその製造方法に関し、詳しくは、合成樹脂材を用いて天然羽毛に模した形態に人工製造した羽毛状綿素材、すなわち、本出願人の開発した特有のダウンボール状の塊を備えて十分なボリューム感、嵩高を有し、動物特有の臭気を伴うことがなく、また、洗濯性、保温性、断熱性にも優れ、従来全く存在しない新規で斬新な形態のもので、羽毛に模した形態に人工製造した羽毛状綿素材で、軸糸・浮糸のフィラメント同士がエアーの散乱雰囲気中での特殊なエアー交絡により結束して絡み合い繋がってダウンボール状の塊を有しつつ一体化され、一列に連なった形態のもので、前記ダウンボール状の塊が所定の直径を有する塊状で、このダウンボール状の塊が軸糸の長さ方向に関して所定の間隔をもって連続的に配列された綿状の長繊維として形成された羽毛状綿素材を利用し、寝具類、衣類等の内容物として好適に利用できるシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体、及びその製造方法に関するものである。
従来、例えば就寝時に用いる寝具として、天然の羽毛を充填した布団類が多く用いられている。
しかし、通常、天然の羽毛を充填した羽毛布団は、キルトを施してもマス目内で1つ1つの羽毛が動いてしまい目いっぱい詰めない限り偏りがでて、保温性を損なうこと、通常、羽毛布団は洗濯をすると羽軸が布団側地を傷つけて側地の生地目が開いてしまうことで羽毛が吹き出してしまうこと、羽毛布団に使用されるダックやグースは、動物から採取するため、気候や環境等に左右され供給量が不安定であるとともに、動物特有の臭気を伴うこと等の問題点が指摘されている。
近年、動物特有の臭気等を伴う天然羽毛ではなく、合成樹脂材を用いて天然羽毛に模した形態に人工製造した寝具類への詰め物用素材も開発されている。
特許文献1には、長繊維で構成される詰め物用交絡糸であって、前記交絡糸は、芯糸と前記芯糸よりも長い花糸を含み、前記芯糸と花糸は交絡により一体化しており、前記花糸は開繊されてループ状繊維を形成している構成からなる詰め物用交絡糸が提案されている。
しかし、特許文献1の詰め物用交絡糸を含め、例えば寝具類、例えばダウンジャケットをはじめとする各種の衣類等の内容物として好適に利用できる詰め物用の羽毛状綿素材体やその製造方法の発明は見当たらないのが現状である。
特開2012−67430号公報
本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされたものであり、前述したように、天然羽毛ではなく、合成樹脂材を用いて天然羽毛に模した形態に人工製造した新規な羽毛状綿素材を利用し、寝具類、ダウンジャケットをはじめとする各種衣類等の内容物として好適に利用できるようにシート形態とした詰め物用の羽毛状綿素材体及びその製造方法を提供することを目的とするものである。
本発明に係るシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体は、合成樹脂材からなる単一層の羽毛状綿素材又は当該羽毛状綿素材を積層してシート形態の積層羽毛状綿素材群とし、当該単一層の羽毛状綿素材又は積層羽毛状綿素材群に対してミシンによるキルティング糸により様々なパターンのキルティング加工処理を施してシート状の詰め物形態としたことを最も主要な特徴とする。
請求項1、請求項2記載の発明によれば、キルティング処理により羽毛状綿素材の偏りが生じることが無く保温性に優れ、そして、前記従来例のような羽毛の吹き出し状態が軽減され、更に動物特有の臭気を伴うこともなく、掛け布団等の内容物として極めて好適な特性を発揮させることができ、布団類等の内容物として極めて好適なシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体を実現し提供することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1、請求項2記載の発明の効果を奏することに加え、直ちにジャケット等の衣服縫製用の詰め物として好適に利用することができるシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体を実現し提供することができる。
請求項4記載の発明によれば、積層羽毛状綿素材群が、横方向、縦方向、縦横方向、又は縦横方向と斜め方向との組み合わせのいずれかの状態に積層される構成としているので、布団や衣服等の作製目的物に適合した詰め物形態を容易に実現することができるシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体を実現し提供することができる。
請求項5記載の発明によれば、運動用衣服の詰め物として用いた場合、着用者の身体動に応じた円滑性、快適性を実現できるシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体を実現し提供することができる。
請求項6、請求項7記載の発明によれば、請求項1、請求項2記載の発明の優れた効果を発揮するシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体を簡略な工程の基に効率よく製造することができるシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体の製造方法を実現し提供することができる。
請求項8記載の発明によれば、請求項3記載の発明の優れた効果を発揮するシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体を簡略な工程の基に効率よく製造することができるシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体の製造方法を実現し提供することができる。
請求項9記載の発明によれば、請求項4記載の発明の布団や衣服等の作製目的物に適合した詰め物形態を実現し得るという優れた効果を発揮するシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体を簡略な工程の基に効率よく製造することができるシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体の製造方法を実現し提供することができる。
請求項10記載の発明によれば、請求項5記載の発明の着用者の身体動に応じた円滑性、快適性を実現し得るという優れた効果を発揮するシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体を簡略な工程の基に効率よく製造することができるシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体の製造方法を実現し提供することができる。
図1は本発明の実施例に係るシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体を製造するキルティング装置の全体構成を示す概略平面図である。 図2は本発明の実施例に係るシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体を製造するキルティング装置の全体構成を示す概略断面図である。 図3は本発明の実施例に係る羽毛状綿素材の概略説明図である。 図4は本実施例に係る下側不織布と上側不織布との間に合成樹脂材からなる羽毛状綿素材を積層してシート形態とした積層羽毛状綿素材群を模式的に示す概略平面図である。 図5は本実施例に係る下側不織布と上側不織布との間に合成樹脂材からなる羽毛状綿素材を積層してシート形態とした積層羽毛状綿素材群模式的に示す概略断面図である。 図6は本実施例に係るキルティング装置において積層羽毛状綿素材群に対する多頭ミシンによるキルティング加工処理前の状態を示す概略平面図である。 図7は本実施例に係るキルティング装置において積層羽毛状綿素材群に対して多頭ミシンを往方向に駆動してキルティング加工処理を実施した状態を示す概略平面図である。 図8は本実施例に係るキルティング装置において多頭ミシンを往方向に駆動して積層羽毛状綿素材群にキルティング加工処理を実施した後、積層羽毛状綿素材群を一定寸法搬送して復方向へのキルティング加工処理の準備段階を示す概略平面図である。 図9は本実施例に係るキルティング装置において積層羽毛状綿素材群に対して多頭ミシンを復方向に駆動してキルティング加工処理を実施した状態を示す概略平面図である。 図10は本実施例に係るキルティング装置によりキルティング加工処理を施した状態で下側不織布、上側不織布除去前のシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体を示す概略平面図である。 図11は本実施例に係るキルティング装置によりキルティング加工処理を施し、下側不織布、上側不織布を除去したシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体を模式的に示す概略断面図である。 図12は本実施例に係るシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体の具体例を写真形態で示す説明図である。 図13は本実施例に係る変形例としてのシート形態で衣服型紙パターン状とした詰め物用の羽毛状綿素材体の製造工程を示す概略説明図である。 図14は本実施例に係るキルティング装置の制御系を示すブロック図である。
本発明は、天然羽毛ではなく、合成樹脂材を用い、天然羽毛に模した形態に人工製造した羽毛状綿素材を利用し、寝具、例えばダウンジャケットをはじめとする各種衣類等の内容物として好適に利用できる詰め物用の羽毛状綿素材体を提供するという目的を、下側不織布と上側不織布との間に合成樹脂材からなる単一層の羽毛状綿素材又は当該羽毛状綿素材を積層してシート形態の積層羽毛状綿素材群を配置してキルティング対象物とし、このキルティング対象物に対して多頭ミシンによるキルティング糸により様々なパターンのキルティング加工処理を施し、前記下側不織布、上側不織布を除去してシート状の詰め物形態とした構成により実現した。
以下、本発明の実施例に係るシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体、及びその製造方法について図1乃至図12を参照して説明する。
まず、本実施に係る羽毛状綿素材1について図3を参照して説明する。
図3は、本実施例に係る天然の羽毛に模した形態に人工製造したダウンボール状の塊を比較的大きくし、かつ、綿状の長繊維として形成されて完成した状態の羽毛状綿素材(羽毛状綿素材)1を示すものである.
本実施例に係る羽毛状綿素材1は、図3に示すように、合成樹脂材からなる軸糸aと、この軸糸aよりも長い合成樹脂材からなる浮糸bを含み、前記軸糸aと浮糸bはエアー交絡により、前記浮糸bは開繊してループ状或いは綿状繊維を形成しつつ軸糸aと浮糸bが絡み合い繋がって一体化されて一列に連なり所定の大きさで所定の間隔をもったダウンボール状の塊を備えた形態であり、かつ、綿状の長繊維を形成して、全体として羽毛に模して人工製造したものである。
すなわち、羽毛状綿素材1は、前記軸糸aと浮糸bとが絡み合い繋がって詳細は後述するダウンボール状の塊が間隔を有しつつ配列され、かつ、全体として綿状の長繊維を形成しているものである。
本実施例において、ダウンボール状の塊とは、軸糸a・浮糸bのフィラメント同士が結束して絡み合い繋がって一体化され、一列に連なった形態の羽毛状綿素材1における軸糸aに対して、例えば、1〜10cmの間隔をもって連続的に配列された直径が例えば略1.0〜3.5cmの浮糸bの塊状部分を意味する。
次に前記羽毛状綿素材1を基にして製造する詰め物用の羽毛状綿素材体31及びその具体的製造方法について詳述する。
図1、図2は、本実施例に係る詰め物用の羽毛状綿素材体31を製造するためのキルティング装置21を示すものである。
本実施例に係るキルティング装置21は、平面視四角形状を呈する大型四角形状の基台2と、この基台2上に配置した大型直方体状のキルティング架台3とを有している。
なお、本実施例においては、図1に示すように、紙面横方向をX1、X2方向、紙面縦方向をY1、Y2方向とし、更にX1方向をキルティング対象物22の搬送方向とし、Y1方向を後述する多頭ミシン11の往方向とし、Y2方向を多頭ミシン11の復方向と定義して以下の説明を行う。
本発明においては、キルティング対象物22を、合成樹脂材からなる多数の羽毛状綿素材1を平面状に敷きつめた状態の単一層の羽毛状綿素材1(図示せず)としても良く、また、図4に示すように、羽毛状綿素材1を積層してシート形態の積層羽毛状綿素材群1Aとしても良い。
本実施例に係るキルティング装置21は、更に、前記キルティング架台3のX2方向側の側部にキルティング架台3と平行にキルティング対象物22用のガイドローラ4を配置し、このガイドローラ4の更に外側にキルティング対象物22用の供給ローラ5を平行配置している。
そして、前記ガイドローラ4、供給ローラ5を前記基台2上で各々回転可能に支持するように構成している。
一方、前記キルティング架台3のX1方向側の側部においては、キルティング架台3と平行にキルティング対象物22の巻取り用の巻取りローラ6を配置して、巻取りローラ6を前記基台2上で回転可能に支持するように構成している。
そして、前記巻取りローラ6を図2に示す巻取りローラ回転駆動部7により図1に示す矢印方向に回転駆動するように構成している。
本実施例に係るキルティング装置21は、更に、前記基台2上でキルティング架台3のY2方向側の外側に、このキルティング架台3上においてキルティング架台3と一定の間隔を保持したままY1,Y2方向に移動可能に略直方体状を呈する多頭ミシン11を配置している。
そして、この多頭ミシン11を前記キルティング架台3において多頭ミシン駆動部12によりY1,Y2方向に往復駆動するように構成している。
なお、多頭ミシン11の具体的支持構造及び多頭ミシン駆動部12の詳細構成は説明を省略するが公知の手段を採用したものである。
前記多頭ミシン11は、ミシン単体13の4台直列構造で、また、ミシン単体13は各々2本のキルティング針14を下向きに配置しており、これにより、前記多頭ミシン11は、合計8本のキルティング針14を所定間隔で備え、各々キルティング糸cを使用してキルティング対象物22に対して、所定間隔を有する複数条(図示する実施例では例えば8条)の例えば直線的で、かつ、Y1、Y2方向のキルティング加工処理を実行するように構成している。
前記多頭ミシン11は、図示例に限定されるものでないことは勿論である。また、本発明においては、前記多頭ミシン11におけるキルティング針14の数を実施例の数に限定するものではない。
本実施例におけるキルティング装置21は、キルティング作業等を制御して記憶されたパターンファイル内のデータに応じて様々な形のパターン配列のキルティングを行なうようにプログラムされた制御部54を具備している。そして、キルティング装置21における各駆動部は、パターンデータに応答する制御部54内のパターンプログラムに応じて制御される。
本実施例におけるキルティング加工パターンとしては、図示する場合の他、前記多頭ミシン11の往復駆動部50による多頭ミシン11のY方向への駆動と、前記キルティング対象物22の(往復)駆動部51によるキルティング対象物22のX方向への駆動と、前記キルティング針14の動作駆動部52によるキルティング装置21のキルティング駆動との組み合わせによって、X方向のみキルティングする場合、Y方向のみキルティングする場合、X方向、Y方向の組み合わせによりキルティングする場合、X方向、Y方向の組み合わせによりキルティングした後更に斜め方向にキルティングする場合、曲線を含む様々な形のパターン配列のキルティング等、種々のキルティング加工パターンを採用して前記詰め物用の羽毛状綿素材体31を製造することができる。
すなわち、本実施例に係るキルティング装置21は、直線及び曲線の自在な線をキルティング加工するためのプログラム及び制御の基に、直線だけでなく曲線を含む様々な形のパターン配列のキルティング加工処理を実行するように構成することができる。
図14は、本実施例に係るキルティング装置21の制御系を示すものである。
前記キルティング装置21の制御系は、図14に示すように、動作プログラムを記憶したプログラムメモリ53と、前記動作プログラムに基づき各要素を制御する制御部54と、を有している。
そして、前記制御部53によって、前記キルティング装置21を直線だけでなく曲線を含む様々な形のパターン配列のキルティング加工処理を実行するように構成することができる。
各動作制御は、自在な曲線方向に駆動するキルティング針14の動作駆動部52、X方向に往復駆動するキルティング対象物22の(往復)駆動部51、Y方向に往復駆動する多頭ミシン11の往復駆動部50によりキルティング装置21の各駆動部の各動作制御を行うように構成している。
また、前記制御部54によって、操作部56からの信号入力制御、前記表示部57の表示制御を行うように構成している。
なお、多頭ミシン11の具体的支持構造及び多頭ミシン11の駆動部50を含む各駆動部の詳細構成は説明を省略するが夫々公知の手段を採用したものである。
前記キルティング架台3には、上述した多頭ミシン11の合計8本のキルティング針14の配置に対応して、図2に示すように、各キルティング針14のY1,Y2方向の移動領域に対応する長溝3aを設け、各キルティング針14によるキルティング加工処理に支障が生じないように構成している。
更に、本実施例に係るキルティング装置21は、図1、図2に示すように、前記キルティング架台3の上面とは所定間隔を有する配置で、かつ、前記多頭ミシン11のY1,Y2方向の移動に支障を来たさない位置に、Y1,Y2方向の3本の抑えバー15を所定の間隔で配置し、3本の抑えバー15の両端を各々前記基台2上で固定配置に支持している。
前記抑えバー15は、前記キルティング架台3上をX1方向に搬送されるキルティング対象物22の浮き上がり防止機能を発揮するものである。
次に、図4、図5を参照して前記キルティング対象物22について詳述する。
前記キルティング対象物22は、図4、図5に示すように、一定幅を有する長尺の下側不織布23と上側不織布24との間に、合成樹脂材からなる羽毛状綿素材1を積層(積層の数は問わない)してシート形態とした積層羽毛状綿素材群1Aを配置し、全体として長尺のシート状としたものである。なお、図4では上側不織布24を除去した状態を示している。
図示例では、キルティング対象物22を、合成樹脂材からなる羽毛状綿素材1を積層してシート形態とした積層羽毛状綿素材群1Aとして説明するが、本発明においては、キルティング対象物22を単一層の羽毛状綿素材1として実施できることは勿論である。
この場合、羽毛状綿素材1の下側不織布23、上側不織布24間における敷き詰め態様としては、X1,X2方向一方向のみに敷き詰める場合、縦横に敷き詰める場合、縦横の上に更に斜めに敷き詰める場合等各種の例を挙げることができる。
これにより、布団や衣服等の作製目的物に適合した詰め物形態を容易に実現することが可能となる。
そして、このシート形態のキルティング対象物22を、前記供給ローラ5、ガイドローラ4、及びキルティング架台3上を経て巻取りローラ6に掛け渡し、巻取りローラ回転駆動部7によりキルティング対象物22をX1方向に搬送するように構成している。
次に、上述した構成からなるキルティング装置21を使用して、本実施例に係る詰め物用の羽毛状綿素材体31を製造する製造工程について図6乃至図9を参照して概略的に説明する。
まず、図6に示すように、既述した図4、図5に示すようなキルティング対象物22を作製して、このキルティング対象物22をキルティング架台3上にX1,X2方向に配置し、前記供給ローラ5、ガイドローラ4、及びキルティング架台3上を経て巻取りローラ6に掛け渡す。
次に、図7に示すように、前記多頭ミシン駆動部12により前記多頭ミシン11をY1方向に一定時間駆動する。
そして、キルティング対象物22に対して、多頭ミシン11のキルティング針14によるキルティング糸cによりY1方向の8条の直線的なキルティング加工処理を実行し、前記多頭ミシン11を一旦停止する。
なお、前記したように、本実施例に係るキルティング装置21は、直線及び曲線の自在な線をキルティング加工するためのプログラム及び制御の基に、直線だけでなく曲線を含む様々な形のパターン配列のキルティング加工処理を実行するように構成できる。
次に、図8に示すように、前記巻取りローラ回転駆動部7により巻取りローラ6を一定時間回転駆動し、前記キルティング対象物22を例えばX1方向に前記多頭ミシン11のX1,X2方向の寸法分移動させ、巻取りローラ6を停止する。
次に、図9に示すように、前記多頭ミシン駆動部12により前記多頭ミシン11をY2方向に一定時間駆動し、キルティング対象物22に対して、Y2方向の8条の直線的なキルティング加工処理を実行し、前記多頭ミシン11を停止する。
このような動作を順次繰り返すことにより、図10に示すように、Y1,Y2方向にキルティング加工処理されたシート状で、下側不織布23、上側不織布24付きのキルティング対象物22を得ることができる。
次に、上述のようにキルティング加工処理されたシート状のキルティング対象物22から前記下側不織布23、上側不織布24を手作業で剥ぎ取り等により除去することによって、図11に示すようなシート状の詰め物形態となった本実施例に係る詰め物用の羽毛状綿素材体31を製造することができる。
なお、図12は、本実施例に係るシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体31の具体例を写真形態で示すものである。
次に、図13を参照して本実施例に係る詰め物用の羽毛状綿素材体31Aを製造する製造工程の変形例について説明する。
この変形例においては、その製造工程は基本的には既述した図6乃至図9に示す場合と同様であるが、キルティング対象物22Aとして前記上側不織布24に替えて衣服型紙パターン25を付した上側不織布24Aを採用する。
そして、このキルティング対象物22Aに対して既述した場合と同様にしてキルティング加工処理を行い、次に、キルティング加工処理されたシート状のキルティング対象物22Aに対して前記上側不織布24Aに付した衣服型紙パターン25の形状に沿った切り抜きを行い、更に、前記上側不織布24A、下側不織布23を除去してシート形態で衣服型紙パターン状とした詰め物用の羽毛状綿素材体31Aを製造するものである。
なお、図13に示すように、衣服型紙パターン25の形状に沿ったキルティング加工処理を実行した後、衣服型紙パターン25のキルティング加工した部分の外周の形状に沿った切り抜きを行い、更に、前記上側不織布24A、下側不織布23を除去してシート形態で衣服型紙パターン状とした詰め物用の羽毛状綿素材体31Aを製造することもできる。
上述した実施例及び変形例において、前記多頭ミシン11に使用するキルティング糸cとしては、通常のキルティング糸cの他、伸縮性を有するゴム製の糸を使用することも可能である。
このような伸縮性を有する糸をキルティング糸cとして採用することで、詰め物用の羽毛状綿素材体31又は詰め物用の羽毛状綿素材体31Aがその伸縮性に応じて伸縮可能になり、例えば詰め物用の羽毛状綿素材体31又は詰め物用の羽毛状綿素材体31Aを運動用衣服の詰め物として用いた場合、着用者の身体動に連動して運動用衣服の各部分(例えば腕の付け根部分、脇の部分等)が問題なく伸縮することになり、身体動に応じた無理なく伸縮性、円滑性、快適性を実現できる利点がある。
以上説明した本実施例の詰め物用の羽毛状綿素材体31によれば、キルティング処理により羽毛状綿素材1の偏りが生じることが無く、保温性に優れ、前記従来例のような羽毛の吹き出し現象を軽減でき、更に動物特有の臭気を伴うこともなく、掛け布団等の内容物として極めて好適な特性を発揮させることができる。
また、本実施例の詰め物用の羽毛状綿素材体31の製造方法によれば、上記優れた特性を発揮するシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体31を既述した簡略な工程の基に効率よく製造することができる。
更に、変形例の詰め物用の羽毛状綿素材体31Aによれば、キルティング処理により羽毛状綿素材1の偏りが生じることが無く、保温性に優れ、前記従来例のような羽毛の吹き出し現象を軽減でき、更に動物特有の臭気を伴うことが無いとともに、シート形態で衣服型紙パターン状に構成しているので、直ちにジャケット等の衣服縫製用の詰め物として好適に利用することができる。
また、変形例の詰め物用の羽毛状綿素材体31Aの製造方法によれば、上記優れた特性を発揮するシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体31Aを既述した簡略な工程の基に効率よく製造することができる。
本発明に係る詰め物用の羽毛状綿素材体は、掛け布団の内容物として適用できる他、敷き布団、枕、大小のクッション類、枕類、例えばダウンジャケットをはじめとする各種の衣類等の内容物として広範に適用可能である。
1 羽毛状綿素材
1A 積層羽毛状綿素材群
2 基台
3 キルティング架台
3a 長溝
4 ガイドローラ
5 供給ローラ
6 巻取りローラ
7 巻取りローラ回転駆動部
11 多頭ミシン
12 多頭ミシン駆動部
13 ミシン単体
14 キルティング針
15 抑えバー
21 キルティング装置
22 キルティング対象物
22A キルティング対象物
23 下側不織布
24 上側不織布
24A 上側不織布
25 衣服型紙パターン
31 詰め物用の羽毛状綿素材体
31A 詰め物用の羽毛状綿素材体
50 多頭ミシンの往復駆動部
51 キルティング対象物の往復駆動部
52 キルティング針の動作駆動部
53 プログラムメモリ
54 制御部
56 操作部
57 表示部
a 軸糸
b 浮糸
c キルティング糸

Claims (10)

  1. 合成樹脂材からなる単一層の羽毛状綿素材又は当該羽毛状綿素材を積層してシート形態の積層羽毛状綿素材群とし、当該単一層の羽毛状綿素材又は積層羽毛状綿素材群に対して、キルティング装置のキルティング糸により、直線、曲線、又は直線と曲線の組み合わせのいずれかのパターン配列のキルティング加工処理を施してシート状の詰め物形態としたことを特徴とするシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体。
  2. 下側不織布と上側不織布との間に、合成樹脂材からなる単一層の羽毛状綿素材又は当該羽毛状綿素材を積層してシート形態の積層羽毛状綿素材群を配置してキルティング対象物とし、このキルティング対象物に対して、キルティング装置のキルティング糸により、直線、曲線、又は直線と曲線の組み合わせのいずれかのパターン配列のキルティング加工処理を施した後、前記下側不織布、上側不織布を除去してシート状の詰め物形態としたことを特徴とするシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体。
  3. 衣服型紙パターンを付した上側不織布と下側不織布との間に、合成樹脂材からなる単一層の羽毛状綿素材又は当該羽毛状綿素材を積層してシート形態の積層羽毛状綿素材群を配置してキルティング対象物とし、このキルティング対象物に対して、キルティング装置のキルティング糸により、直線、曲線、又は直線と曲線の組み合わせのいずれかのパターン配列のキルティング加工処理を施した後、当該キルティング加工処理を施したキルティング対象物に対して前記上側不織布に付した衣服型紙パターンのキルティング部分の外周形状に沿って切り抜きを行い、前記上側不織布、下側不織布を除去してシート形態で衣服型紙パターン状としたことを特徴とする詰め物用の羽毛状綿素材体。
  4. 前記積層羽毛状綿素材群は、横方向、縦方向、縦横方向、又は縦横方向と斜め方向との組み合わせのいずれかの状態に積層されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体。
  5. 前記キルティング糸は、伸縮性を有する糸であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体。
  6. 合成樹脂材からなる単一層の羽毛状綿素材又は当該羽毛状綿素材を積層して一定の幅を有するシート形態の積層羽毛状綿素材群とする工程と、
    前記単一層の羽毛状綿素材又はシート形態の積層羽毛状綿素材群を、供給ローラ、巻取りローラに掛け渡し、巻取りローラの回転駆動により一方向に移送可能とする工程と、
    前記供給ローラ、巻取りローラに掛け渡した単一層の羽毛状綿素材又はシート形態の積層羽毛状綿素材群に対して、巻取りローラによる移送駆動と、キルティング装置のキルティング糸により直線、曲線、又は直線と曲線の組み合わせのいずれかのパターン配列のキルティング加工処理駆動との組み合わせでキルティング加工されたシート状の詰め物を得る工程と、
    を含むことを特徴とするシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体の製造方法。
  7. 下側不織布と上側不織布との間に、合成樹脂材からなる単一層の羽毛状綿素材又は当該羽毛状綿素材を積層して一定の幅を有するシート形態のキルティング対象物とする工程と、
    前記シート形態のキルティング対象物を、供給ローラ、巻取りローラに掛け渡し、巻取りローラの回転駆動により一方向に移送可能とする工程と、
    前記供給ローラ、巻取りローラに掛け渡したキルティング対象物に対して、巻取りローラによる移送駆動と、キルティング装置のキルティング糸により直線、曲線、又は直線と曲線の組み合わせのいずれかのパターン配列のキルティング加工処理駆動との組み合わせでキルティング加工されたシート状のキルティング対象物を得る工程と、
    前記キルティング加工処理されたシート状のキルティング対象物から前記下側不織布、上側不織布を除去してシート状の詰め物形態とする工程と、
    を含むことを特徴とするシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体の製造方法。
  8. 衣服型紙パターンを付した上側不織布と下側不織布との間に、合成樹脂材からなる単一層の羽毛状綿素材又は当該羽毛状綿素材を積層して一定の幅を有するシート形態のキルティング対象物とする工程と、
    前記シート形態のキルティング対象物を、供給ローラ、巻取りローラに掛け渡し、巻取りローラの回転駆動により一方向に移送可能とする工程と、
    前記供給ローラ、巻取りローラに掛け渡したキルティング対象物に対して、巻取りローラによる移送駆動と、キルティング装置のキルティング糸により直線、曲線、又は直線と曲線の組み合わせのいずれかのパターン配列のキルティング加工処理駆動との組み合わせでキルティング加工されたシート状のキルティング対象物を得る工程と、
    前記キルティング加工処理されたシート状のキルティング対象物に対して、前記上側不織布に付した衣服型紙パターンのキルティング部分の外周形状に沿って切り抜きを行う工程と、
    前記上側不織布、下側不織布を除去してシート形態で衣服型紙パターン状とした詰め物形態とする工程と、
    を含むことを特徴とするシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体の製造方法。
  9. 前記積層羽毛状綿素材群は、横方向、縦方向、縦横方向、又は縦横方向と斜め方向との組み合わせのいずれかの状態に積層されていることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載のシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体の製造方法。
  10. 前記キルティング糸は、伸縮性を有する糸であることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載のシート形態にした詰め物用の羽毛状綿素材体の製造方法。
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