JP2016209554A - 可変式ボタンクランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】ボタンと布地の間隔を調整することができる可変式ボタンクランプを提供する。【解決手段】この発明の可変式ボタンクランプは、本体100と、本体100の下方両側に配置された2つのクランプ310,320と、本体100及び2つのクランプ310,320の下側に配置された布押え下板600と、本体100に設けられたねじ穴103に上側から螺挿されて布押え下板600まで達したレギュレータねじ800と、布押え下板600が本体100に対して上下に移動可能に、本体100と布押え下板600とを連結する連結ユニット900と、2つの自由端の各々を2つのクランプ310,320の側面に設けられた挿入穴324に挿入して2つのクランプ310,320の位置を定めるU字スプリング113と、本体100と布押え下板600とに連結され、布押え下板600を本体100側に付勢する引張コイルばね114とを備える。【選択図】図3

Description

この発明は、ボタンを布地に縫い付けるボタン付けミシンに関し、詳しくは、ボタンと布地の間隔を変更することができる可変式ボタンクランプに関する。
ボタン付けミシンは、ボタンを布地に縫い付ける専用自動縫いミシンであり、ボタンを保持するクランプという装置を備えている。従来のボタン付けミシンは、単純にボタンを布地に縫い付ける機能だけを備えており、ボタンを布地に縫い付ける際、クランプを布地の上に配置するので、ボタンと布地の間に隙間が無く、ボタンと布地の間にシャンク(即ちボタンと布地を結ぶ連結糸環に糸を根巻きすることで形成される脚)を付けることができなかった(特許文献1)。このような問題点を解決するために、下記の技術手段1,2が採用されている。
技術手段1では、浮かし棒をボタンの下に配置して、ボタンを布地に縫い付ける。浮かし棒の厚みは、ボタンシャンクが所定の長さに形成される厚みである。しかしながら、技術手段1によれば、縫い付け糸の張力によって、浮かし棒が変形する可能がある。また、浮かし棒の位置が制限されているので、特にボタン穴を3つ又は5つ有するボタンには対応できない。更に、浮かし棒の上昇量は固定されているので、ボタンシャンクの長さ(即ちボタンと布地の間隔)を調整することができない。
技術手段2では、ボタンと布地の間隔を確保するためにゴムをクランプの下に配置して、ボタンを布地に縫い付ける。しかしながら、技術手段2によれば、ゴムの厚みが制限されているので、ボタンシャンクの長さ(即ちボタンと布地の間隔)を調整することができない。また、ゴムがクランプの下に配置されると、クランプが布地を強く押えることができなくなるので、布地を固定し難くなり、縫い付け糸が切れる可能がある。
実開平4−83178号公報
そこで、この発明は、ボタンと布地の間隔(即ちボタンシャンクの長さ)を調整することができる可変式ボタンクランプを提供することにある。
この発明は、本体と、前記本体の下方の左右両側に配置された2つのクランプと、前記本体及び前記2つのクランプの下側に配置された布押え下板と、前記本体に設けられたねじ穴に上側から螺挿されて前記布押え下板まで達したレギュレータねじと、前記布押え下板が前記本体に対して上下に移動可能に、前記本体と前記布押え下板とを連結する連結ユニットと、2つの自由端の各々を前記2つのクランプの側面に設けられた挿入穴に挿入して前記2つのクランプの位置を定めるU字スプリングと、前記本体と前記布押え下板とに連結され、前記布押え下板を前記本体の側に付勢する引張コイルばねとを備え、前記レギュレータねじを回転させることで前記2つのクランプと前記布押え下板の間隔が可変である可変式ボタンクランプである。
この構成では、布押え下板で布地を押さえ、2つのクランプでボタンを挟んで保持する。そして、レギュレータねじを回転させることで、2つのクランプに対して布押え下板を下向きに相対移動させることができる。同時に、ボタンと布地の間隔を広げることができるので、ボタンと布地の間隔を調整することができる。レギュレータねじで布押え下板を下降調整しながら、同時に2つのクランプの水平位置を保持する必要があるが、U字スプリングが左右クランプに取り付けられているので、布押え板が下降しても、2つのクランプの位置は変動しない。更に、レギュレータねじは本体のねじ穴に螺挿されるので、レギュレータねじを回転させることで布押え下板の降下量を所望の降下量に調整することができる。また、引張コイルばねを備えるので、レギュレータねじを回す時に、布押え下板を安定して上昇させることができる。
前記連結ユニットは、前記本体に固定されたU字板と、前記U字板と前記布押え下板とを連結する連結軸とを備え、前記連結軸は、前記U字板と前記布押え下板に設けられた連結穴に挿通されてもよい。
この構成では、U字板及び布押え下板に設けられた連結穴に連結軸を挿通することで、U字板と布押え下板とを一体にできる。連結ユニットは、連結軸でU字板と布押え下板とをヒンジ方式で連結する。連結軸が布押え下板の近くに配置されるので、布押え下板は本体に対して変動し易い。
前記本体の下方に配置されたアームと、前記本体に前後方向に沿って設けられた長丸穴を貫通して前記アームと連結される長丸穴用ねじとを備えてもよい。
この構成では、長丸穴用ねじを長丸穴に沿って移動させることで、アームを本体に対して前後方向に移動させることができる。これにより、アームの位置を調整することができる。
前記アームの前端に、ボタンを支持する凸部が設けられてもよい。
この構成では、アームの前端の凸部でボタンを支持することができる。また、アームの位置を前後方向に変更することで、ボタンサイズに応じて凸部をボタンの位置に合わせることができる。
前記本体の上側において前記長丸穴用ねじの前側に配置されたプッシャーを備え、前記プッシャーには、ハンドルが設けられ、前記プッシャーの一端がねじで前記本体に締結され、前記プッシャーの他端が、該他端に設けられた豆形穴を貫通したねじで前記本体に締結されてもよい。
この構成では、長丸穴用ねじでプッシャーの位置が維持される。また、ハンドルを後方向に押してプッシャーを豆形穴に沿って移動させることで、プッシャーで長丸穴用ねじを長丸穴に沿って後方向に移動させることができる。
前記本体の上側に配置されたプッシャーと、前記プッシャー及び前記2つのクランプの下方に配置されたスプレッターとを備え、前記スプレッターは、ねじで前記プッシャーに連結され、前記スプレッターには、2つの切欠溝が設けられ、前記2つのクランプの後端は、前記本体に締結され、前記2つの切欠溝の各々を挿通した2つのボルトが前記2つのクランプに締結されてもよい。
この構成では、ボルトが切欠溝に沿って滑って移動することで、2つのクランプの間隔を広げることができ、これにより、ボタンの大小に応じて、2つのクランプの間隔を調整することができる。
前記2つの切欠溝の間の間隔は、前記スプレッターの後側に向けて狭くなってもよい。
この構成では、スプレッターの2つの切欠溝は互いに不平行であるので、2つの切欠溝の間の間隔をスプレッターの後側に向けて狭くなるようにできる。
前記アームの前記凸部と前記2つのクランプの前端とが水平に位置され、前記凸部及び前記2つのクランプの前記前端でボタンを支持してもよい。
この構成では、アームの凸部と2つのクランプの前端とが水平に位置されるので、アームの凸部と2つのクランプの前端でボタンを3点支持できる。
以上に述べた特徴に基づいて、この発明の可変式ボタンクランプは、どんな布の厚さでも、2つのクランプの間隔を速くて精密に調整できる。また、クランプで保持されたボタンと布押え下板で押さえられた布地の間の間隔を調整できるので、ボタンシャンクの長さを調整することができる。さらに、布押え下板が有効的に布地を押えるので、所望の長さのボタンシャンクに達する時、ボタンを布地に縫い付ける糸が切れることを防止できる。
この発明によれば、ボタンと布地の間隔を調整することができる可変式ボタンクランプを提供することができる。
この発明の実施例に係る可変式ボタンクランプの側面図。 この発明の実施例に係る可変式ボタンクランプの分解図。 この発明の実施例に係る可変式ボタンクランプの斜視図。
この発明の一実施例を、以下図面を用いて説明する。
この実施例によって、当業者は、この発明の効果や機能などを理解することができる。この実施例で表す図の設計及び比例などは、当業者の理解と読書のために記載しているが、実際の技術を制限するものではない。従って、この実施例に対してどんな構造的な修正や比例の変更や大小などの調整を行っても、この発明の機能及び目的を達成するものであれば、この発明の技術範囲に含まれる。
更に、この実施例で用いる用語、例えば「上」、「下」、「左」、「右」、「中」及び「一」等は、説明の便宜上用いるだけで、実際の実施の範囲を制限するものではない。どんな変更や調整であっても、実際の技術内容を変更しなければ、この発明の範囲に含まれる。
図1に、この発明の可変式ボタンクランプの一実施例を示す。図1では、紙面左側及び右側がそれぞれ可変式ボタンクランプの前側及び後側であり、図1中の矢印H1は、可変式ボタンクランプの前後方向を示す。
図1に示すように、この実施例の可変式ボタンクランプは、ボタンと布地を縫い付けるボタン付けミシンに搭載され、ボタンを保持する装置である。主に、本体100、クランプ300及び布押え下板600を備えており、本体100の上にプッシャー500が設けられ、本体100の下方にアーム200及びクランプ300が設けられ、クランプ300はアーム200の左右両側に配置されている。本体100及び布押え下板600は、連結ユニット900で連結されている。
レギュレータねじ800は本体100を貫通しており、アーム200は布押え下板600まで達しており、レギュレータねじ800で、布押え下板600とクランプ300の間の間隔を調整することができる。
この実施例では、クランプ300がボタンを保持し、布押え下板600が布地を押さえる。そして、レギュレータねじ800を回転させることで、布押え下板600とクランプ300の間隔を広狭することができる。
これにより、ボタンと布地の間隔を調整することができ、ボタンシャンク(即ちボタンと布地を結ぶ連結糸環に糸を根巻きすることで形成される脚)の長さを調整することができる。
図2に、この実施例の可変式ボタンクランプの分解図を示す。図2では、紙面左下側及び紙面右上側がそれぞれ可変式ボタンクランプの前側及び後側であり、矢印H1は、可変式ボタンクランプの前後方向を示す。また、図2では、紙面左上側及び紙面右下側がそれぞれ可変式ボタンクランプの左側及び右側であり、矢印H2は、可変式ボタンクランプの左右方向を示す。
図2に示すように、可変式ボタンクランプは、平板状の本体100に、複数のねじ穴が設けられている。本体100の垂直前面の下部中央には、凹部101が設けられている。
詳しくは、凹部101は、本体100の下面の左右方向の中央に凹状に設けられており、当該下面の前後方向に沿って延びている。凹部101の前端は、本体100の垂直前面で開端している。
本体100の上面の真中には、上下方向に貫通した長丸穴102が本体100の前後方向に沿って設けられており、長丸穴102の前側には、ねじ穴103が設けられており、長丸穴102の左右両側には、ねじ穴104,105が設けられており、本体100の後部には、4つのねじ穴106が設けられている。
アーム200は、前後方向に長い角棒状であり、本体100の凹部101に配置されている。アーム200の垂直前端202は下方に向かって垂直に屈曲しており、垂直前端202の下端には、ボタンの下面後側に接触してボタンを支持する凸部203が、アーム200の前方へ突出するように設けられている。
アーム200の本体201には、長丸穴204が本体201の前後方向に沿って設けられており、長丸穴204の後側には、ねじ穴205が設けられている。
アーム200の左右両側には、クランプ300を構成する左クランプ310及び右クランプ320が配置されている。左クランプ310及び右クランプ320は、前後方向に細長い板状であり、互いに左右対称に形成されている。左クランプ310の後端には、取付穴311が上下方向に貫通するように設けられており、左クランプ310の本体312には、ねじ穴313が上下方向に貫通するように設けられており、本体312の左側面には、U字スプリング113の自由端が挿入される挿入穴が設けられている。
本体312の前端には、ボタンの左端を支持する左クランプ前端315が形成されている。左クランプ前端315における右クランプ前端325との対向端面には、凹溝部が前後方向に沿って設けられており、その凹溝部にボタンの左端が係合することで、ボタンの左端が支持される。本体312における左クランプ前端315の後側には、前下方向に向かって傾斜した傾斜面が形成されている。
同様に、右クランプ320の後端には、取付穴321が上下方向に貫通するように設けられており、右クランプ320の本体322には、ねじ穴323が上下方向に貫通するように設けられており、本体322の右側面には、U字スプリング113の自由端が挿入される挿入穴324が設けられている。
そして、本体322の前端には、ボタンの右端を支持する右クランプ前端325が形成されている。右クランプ前端325における左クランプ前端315との対向端面には、ボタンの右端を支持する凹溝部が前後方向に沿って設けられており、その凹溝部にボタンの右端が係合することで、ボタンの右端が支持される。本体322における右クランプ前端325の後側には、前下方向に向かって傾斜した傾斜面が形成されている。
左右クランプ前端315,325の各凹溝部でボタンの左右両端が支持されると共にアーム200の凸部203でボタンの下面後側が支持されることで、ボタンが水平に保持される。
アーム200及び左右クランプ310,320の下側には、平板状のスプレッター400が配置されている。スプレッター400の前部中央には、ねじ穴401が上下方向に貫通するように設けられており、ねじ穴401の左右両側には、2つの切欠溝(左切欠溝402及び右切欠溝403)が左右対称に設けられている。
左切欠溝402及び右切欠溝403は、スプレッター400を上下方向に貫通しており、スプレッター400の前後方向に延びている。左切欠溝402及び右切欠溝403の前端は、スプレッター400の前面で開端しており、左切欠溝402と右切欠溝403の間隔は、スプレッター400の後側に向かって漸次狭くなっている。
本体100の上側には、ボタンの大きさに応じて左右クランプ前端315,325の間隔及びアーム200の凸部の位置を調整するためのプッシャー500が配置されている。プッシャー500は、平面視略T字状に形成されている。プッシャー500の一端には、ねじ穴501が設けられており、プッシャー500の他端には、豆形穴502が設けられている。
豆形穴502は、ねじ穴501を円弧の中心点とした円弧状の長丸穴である。ねじ穴501が設けられた一端と豆形穴502が設けられた他端の間には、掛け橋503が設けられている。プッシャー500の豆形穴502側の端部には、プッシャー500の位置を調整するための垂直ハンドル504が設けられている。
布押え下板600は、前後方向に細長い板状に形成されている。布押え下板600の後部には、連結穴601が左右方向に貫通するように設けられており、布押え下板600の横部(例えば左横部)には、コイルばね114が取り付けられる取付穴602が上下方向に貫通するように設けられており、布押え下板600の前面には、凹部603が設けられている。凹部603の隙間は、左右クランプ前端315,325が互いに最も接近したときの左右クランプ前端315,325の間隔と同じ寸法である。
布押え下板600における凹部603の後側には、前方下側に向かって傾斜した傾斜面が設けられており、布押え下板600の当該傾斜面の傾斜度は、左右クランプ310,312の前記傾斜面の傾斜度と略同じである。
詳しくは、布押え下板600の当該傾斜面の傾斜度は、左右クランプ310,312の前記傾斜面の傾斜度よりも若干緩やかである。なお、この実施例では、布押え下板600及び左右クランプ310,320の各傾斜面の傾斜度は、略同じであるが、同じであってもよい。布押え下板600の当該傾斜面の上部には、ねじナット604が固定されている。
この実施例では、可変式ボタンクランプの各部品は、主にねじで取り付けられる。以下、各部品の取り付け方を説明する。
段付きねじ701が上側からプッシャー500のねじ穴501を貫通して本体100のねじ穴104に螺合して、プッシャー500がねじ穴104を中心に回動可能に本体100に連結される。
レギュレータねじ800の外周面におけるねじ軸方向の中央付近には、規制部が、径方向に突出するように周方向全体に亘って周設されている。レギュレータねじ800は、上側から本体100のねじ穴103に螺挿され、アーム200の長丸穴204を貫通して、布押え下板600のねじナット604に螺合される。
なお、レギュレータねじ800は、前記規制部が本体100に当接するまで、ねじ穴103に螺挿することができる。プッシャー500の掛け橋503は、レギュレータねじ800とねじ702の間(即ちねじ702の前側)に配置される。
段付きのねじ702は、上側から長丸穴102及び各ねじ穴205,401を貫通し、ねじ702の下端は、スプレッター400の底部においてボルトと締結され、ねじ702の頭部は、プッシャー500の掛け橋503の後縁に係合される。この結果、ねじ702で、プッシャー500、本体100、アーム200及びスプレッター400が連結される。
ねじ702が長丸穴102に沿って前後方向に移動することで、アーム200及びスプレッター400が本体100に対して前後方向に移動する。アーム200が本体100に対して前後方向に移動することで、アーム200の凸部203が前後方向に移動する。
なお、垂直ハンドル504を後方向に押してプッシャー500を豆形穴502に沿って後方向に移動させることで、プッシャー500で、ねじ702を長丸穴102に沿って後方向に移動させることができる。
段付きのねじ703は、プッシャー500の豆形穴502を貫通して本体100のねじ穴105に螺合される。これにより、プッシャー500の回動範囲は、豆形穴502の円弧長に制限される。左クランプ310の取付穴311を本体100のねじ穴106(例えば4つのねじ穴106のうちの左後側のねじ穴106)に合わせて、ねじを取付穴311を貫通させて当該ねじ穴106に螺合することで、左クランプ310の後端が当該ねじ穴106を中心に回動可能に本体100に締結される。
同様に、ねじで右クランプ320の後端がねじ穴106(例えば4つのねじ穴106のうちの右後側のねじ穴106)を中心に回動可能に本体100に締結される。左右クランプ310,320の位置を定めると、左右クランプ前端315,325がアーム200の凸部203と同じ水平位置に配置される。詳しくは、左右クランプ前端315,325の前記凹溝部の下側内面が、凸部203の上面と同じ水平位置に配置される。
ボルト705は、下側からスプレッター400の右切欠溝403を貫通して右クランプ320のねじ穴323に螺合して、スプレッター400と右クランプ320とを連結する。スプレッター400が本体100に対して前後方向に相対移動したときにボルト705が右切欠溝403に沿って滑って移動することで、ボルト705が右クランプ320の左右方向の位置を調整する。
同様に、ボルトが下側からスプレッター400の左切欠溝402を貫通して左クランプ310のねじ穴313に螺合して、スプレッター400と左クランプ320とを連結する。スプレッター400が本体100に対して前後方向に相対移動したときにボルトが左切欠溝402に沿って滑って移動することで、ボルトが左クランプ310の左右方向の位置を調整する。
このように、スプレッター400で左クランプ310と右クランプ320の間隔の広狭を調整することができるので、どんな大きさのボタンにも適用できる。
本体100の後面には、U字板110が2つのねじで固定される。詳しくは、U字板110には、連結穴111及び2つの取付穴が設けられており、前記2つのねじがU字板110の2つの取付穴を貫通して本体100の後面に締結されることで、U字板110は本体100の後面に固定される。
連結軸112がU字板110の連結穴111と布押え下板600の連結穴601に挿通されることで、連結軸112及びU字板110で、本体100と布押え下板600とがヒンジ結合して一体になる。
連結穴601及び連結穴111の上側に配置するU字スプリング113の2つの自由端の各々は、左右クランプ310,320の後方から、左クランプ310の左側面の挿入穴及び右クランプ320の右側面の挿入穴324に挿入される。U字スプリング113で、左クランプ310及び右クランプ320の位置が定められる。
引張コイルばね114は、本体100の左側面(即ち取付穴602と同側の側面)と布押え下板600の取付穴602とに連結される。引張コイルばね114は、布押え下板600を本体100側に引っ張り、布押え下板600が上昇する時、布押え下板600を安定して本来の位置に復帰させる。
次に図3を参照して、可変式ボタンクランプの操作原理について説明する。
図3は、可変式ボタンクランプの各部品を取り付けた完成図である。可変式ボタンクランプをボタン付けミシンに搭載した状態で、布押え下板600の下側で布地を押え、アーム200の凸部203、左クランプ310及び右クランプ320でボタンを保持する。レギュレータねじ800が布押え下板600まで達しており、U字スプリング113が左クランプ310及び右クランプ320の位置を定めている。
このため、布押え下板600の下側に配置された布地と、左クランプ310及び右クランプ320で挟まれたボタンとの間の間隔を広げることができる。即ち、レギュレータねじ800を回転させることで、ボタンと布地の間の間隔(即ちボタンシャンクの長さ)を調整することができる。
このように、可変式ボタンクランプでボタンと布地の間隔を所望の間隔に設定した状態で、ボタン付けミシンで、ボタンと布地を縫い付けると共にボタンシャンクを形成する。これにより、ボタンシャンクが所望の長さになるようにボタンと布地とを縫い付けることができる。
上記に述べた好適な実施例は、発明の構造及び機能を説明することを目的とするものであり、発明の技術を制限するものではない。当業者は、この発明の思想及び範囲に違背しないで、この発明に対して修正及び改変を行うことができる。この発明の思想及び技術を満たす限り、当業者がどんな修正及び改変を行っても、この発明の特許請求の範囲に含まれる。
100…本体
102…長丸穴
110…U字板
111…連結穴
112…連結軸
113…U字スプリング
114…引張コイルばね
200…アーム
203…凸部
310…左クランプ
320…右クランプ
400…スプレッター
402…左切欠溝
403…右切欠溝
500…プッシャー
502…豆形穴
504…垂直ハンドル
600…布押え下板
601…連結穴
702…ねじ
703…ねじ
705…ボルト
800…レギュレータねじ
900…連結ユニット

Claims (8)

  1. 本体と、
    前記本体の下方の左右両側に配置された2つのクランプと、
    前記本体及び前記2つのクランプの下側に配置された布押え下板と、
    前記本体に設けられたねじ穴に上側から螺挿されて前記布押え下板まで達したレギュレータねじと、
    前記布押え下板が前記本体に対して上下方向に移動可能に、前記本体と前記布押え下板とを連結する連結ユニットと、
    2つの自由端の各々を前記2つのクランプの側面に設けられた挿入穴に挿入して前記2つのクランプの位置を定めるU字スプリングと、
    前記本体と前記布押え下板とに連結され、前記布押え下板を前記本体の側に付勢する引張コイルばねとを備え、
    前記レギュレータねじを回転させることで前記2つのクランプと前記布押え下板の間隔が可変である
    可変式ボタンクランプ。
  2. 前記連結ユニットは、
    前記本体に固定されたU字板と、
    前記U字板と前記布押え下板とを連結する連結軸とを備え、
    前記連結軸は、前記U字板と前記布押え下板に設けられた連結穴に挿通された請求項1に記載の可変式ボタンクランプ。
  3. 前記本体の下方に配置されたアームと、
    前記本体に前後方向に沿って設けられた長丸穴を貫通して前記アームと連結される長丸穴用ねじとを備えた
    請求項1に記載の可変式ボタンクランプ。
  4. 前記アームの前端に、ボタンを支持する凸部が設けられた
    請求項3に記載の可変式ボタンクランプ。
  5. 前記本体の上側において前記長丸穴用ねじの前側に配置されたプッシャーを備え、
    前記プッシャーには、ハンドルが設けられ、
    前記プッシャーの一端がねじで前記本体に締結され、前記プッシャーの他端が、該他端に設けられた豆形穴を貫通したねじで前記本体に締結された
    請求項4に記載の可変式ボタンクランプ。
  6. 前記本体の上側に配置されたプッシャーと、
    前記プッシャー及び前記2つのクランプの下方に配置されたスプレッターとを備え、
    前記スプレッターは、ねじで前記プッシャーに連結され、
    前記スプレッターには、2つの切欠溝が設けられ、
    前記2つのクランプの後端は、前記本体に締結され、
    前記2つの切欠溝の各々を挿通した2つのボルトが前記2つのクランプに締結された
    請求項1に記載の可変式ボタンクランプ。
  7. 前記2つの切欠溝の間の間隔は、前記スプレッターの後側に向けて狭くなる
    請求項6に記載の可変式ボタンクランプ。
  8. 前記アームの前記凸部と前記2つのクランプの前端とが水平に位置され、前記凸部及び前記2つのクランプの前記前端でボタンを支持する
    請求項4または請求項6に記載の可変式ボタンクランプ。
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