JP2016208609A - ギヤドモータ - Google Patents

ギヤドモータ Download PDF

Info

Publication number
JP2016208609A
JP2016208609A JP2015085461A JP2015085461A JP2016208609A JP 2016208609 A JP2016208609 A JP 2016208609A JP 2015085461 A JP2015085461 A JP 2015085461A JP 2015085461 A JP2015085461 A JP 2015085461A JP 2016208609 A JP2016208609 A JP 2016208609A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
screw insertion
gear case
hole
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015085461A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6464018B2 (ja
Inventor
裕太郎 内山
Yutaro Uchiyama
裕太郎 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Precision Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Copal Corp filed Critical Nidec Copal Corp
Priority to JP2015085461A priority Critical patent/JP6464018B2/ja
Publication of JP2016208609A publication Critical patent/JP2016208609A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6464018B2 publication Critical patent/JP6464018B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

【課題】ネジ挿通孔を軸対称に設けることができない場合であっても、モータの姿勢が傾斜した状態で固定されるのを抑止する。
【解決手段】ギヤドモータ1は、ギヤケース10と、ギヤケース10に取り付けられるモータ20とを備え、ギヤケース10は、モータ10をネジ固定するためのモータ取り付け部11が設けられ、モータ取り付け部11は、モータ20の出力軸21が挿通される軸孔11Aと、軸孔11Aの周囲に設けられるネジ挿通孔11Bと、モータ20の前端面に当接して、軸孔11Aに出力軸21を挿通したモータ20の姿勢を保持する突起部12(12A,12B,12C)とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータをギヤケースに取り付けたギヤドモータに関するものである。
従来、ギヤドモータは、モータをギヤケースのモータ取り付け部に取り付けた構造を有しており、モータ取り付け部には、モータの出力軸が挿通される軸孔と、モータをモータ取り付け部に固定するためのネジ挿入孔が設けられている。これに対して、モータのケーシングには、その前端面にネジ孔が設けられ、ギヤケースの内側からネジをネジ挿通孔に通し、ネジ挿通孔を通したネジをモータケーシング前端面のネジ孔に螺合することで、ギヤケースのモータ取り付け部にモータを固定している(下記特許文献1参照)。
特開平8−205471号公報
このような従来技術では、一般に、ネジ孔がモータの出力軸に対して軸対称の位置に複数設けてあり、複数のネジでモータ取り付け部にモータを取り付けることで、モータを安定した状態で固定している。しかしながら、モータが取り付けられるギヤケースの形態は様々であり、ネジ挿通孔の位置をモータの出力軸に対して軸対称の位置に設けることができない場合がある。このような場合には、ネジ挿通孔をモータの出力軸に対して偏った位置に設けざるを得ない。しかしながら、そうした場合には、ネジによってモータ取り付け部にモータを固定すると、モータの姿勢に傾きが生じ易くなり、ギヤケース内に軸支されたギヤとモータの出力軸に装着した入力ギヤとの噛み合いが不確かになって、適正な動力伝達ができなかったり、異常な噛み合い音が発生したりするといった不具合が生じる問題があった。
本発明は、このような問題に対処することを課題の一例とするものである。すなわち、ギヤケースのモータ取り付け部にモータを取り付けるギヤドモータにおいて、ネジ挿通孔を軸対称に設けることができない場合であっても、モータの姿勢が傾斜した状態で固定されるのを抑止し、モータの出力軸に装着される入力ギヤとギヤケース内に軸支されているギヤとの適正な噛み合いを得ること、などが本発明の目的である。
このような目的を達成するために、本発明によるギヤドモータは、以下の構成を具備するものである。
ギヤケースと、該ギヤケースに取り付けられるモータとを備え、前記ギヤケースは、前記モータをネジ固定するためのモータ取り付け部が設けられ、前記モータ取り付け部は、前記モータの出力軸が挿通される軸孔と、該軸孔の周囲に設けられるネジ挿通孔と、前記モータの前端面に当接して、前記軸孔に出力軸を挿通した前記モータの姿勢を保持する突起部とを備えることを特徴とするギヤドモータ。
このような特徴を有する本発明のギヤドモータは、ネジ挿通孔を軸対称に設けることができない場合であっても、突起部の当接によって、モータの姿勢が傾斜した状態で固定されるのを抑止することができ、モータの出力軸に装着される入力ギヤとギヤケース内に軸支されているギヤとの適正な噛み合いを得ることができる。
本発明の実施形態に係るギヤドモータの説明図(部分断面図)である。 本発明の実施形態に係るギヤドモータにおけるギヤケースの正面図である。 本発明の実施形態に係るギヤドモータの説明図(分解斜視図)である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1〜図3は、本発明の実施形態に係るギヤドモータを示している。ギヤドモータ1は、ギヤケース10と、ギヤケース10に取り付けられるモータ20とを備えている。
ギヤケース10は、例えば図3に示すように、下ケース10Aと上ケース10Bからなり、その内部に図示省略したギヤトレーンが配備されている。ギヤケース10には、モータ20をネジ固定するためのモータ取り付け部11が設けられている。図示の例では、モータ取り付け部11は、ギヤケース10における下ケース10Aの正面壁外側に設けられている。モータ取り付け部11に取り付けられるモータ20は、入力ギヤ22を備える出力軸21を備えており、そのケーシング23の前端面にネジ孔24が設けられている。
モータ取り付け部11は、モータ20の出力軸21が挿通される軸孔11Aと、軸孔11Aの周囲に設けられるネジ挿通孔11Bを備えている。ネジ挿通孔11Bは、軸孔11Aの周りに軸対称で設けられておらず、図示の例では軸孔11Aの上側に偏って配置されている。
ギヤケース10が下ケース10Aと上ケース10Bに分割可能な場合には、ネジ挿通孔11Bを軸孔11Aの上側に設けることでネジを通しやすくなるが、その逆に、軸孔11Aの下側にネジ挿通孔11Bを設けるとネジ止めの作業をするのが困難になる。このため、図示の例では、軸孔11Aの上側のみにネジ挿通孔11Bを設けており、モータ20がギヤケース10に固定された状態では、ネジ13が出力軸21の周りに軸対称に設けられていない。
このように、軸孔11Aの周りに軸対称でネジ挿通孔11Bが設けられていない場合には、ネジ固定のみで出力軸21が傾斜すること無くモータ20をモータ取り付け部11に取り付けることが困難になる。そこで、本発明の実施形態に係るギヤドモータ1は、ギヤケース10におけるモータ取り付け部11に、モータ20の前端面に当接して、軸孔11Aに出力軸21を挿通したモータ20の姿勢を保持する突起部12が設けている。
突起部12は、軸孔11Aの周囲に3箇所以上設けることで、モータ20の姿勢を傾斜すること無く安定して保持することができる。図示の例では、軸孔11Aの上側の2箇所に突起部12A,12Bを設け、軸孔11Aの下側に1箇所、突起部12Cを設けている。突起部12(12A,12B,12C)は、面一の当接面12mを有しており、その当接面12mにモータ20の前端面を当接させることで、出力軸21を当接面12mに対して垂直に保持することができる。
ネジ挿通孔11Bは、このような突起部12(12A,12B,12C)の配置に対して、それらの内側に設けることが好ましい。すなわち、複数配置される突起部12(12A,12B,12C)を結ぶ直線で囲まれた範囲内にネジ挿通孔11Bが設けられることが好ましい。ネジ挿通孔11Bと突起部12(12A,12B,12C)との配置関係をこのように規制することで、軸孔11Aに対してネジ挿通孔11Bを偏った位置に配置しても、突起部12(12A,12B,12C)に加わる圧力をバランス良く分散させることができる。
また、突起部12(12A,12B,12C)は、ネジ挿通孔11Bから遠い位置にある突起部12の当接面積が、ネジ挿通孔11Bに近い位置にある突起部12の当接面積より大きいことが好ましい。図示の例では、ネジ挿通孔11Bに近い位置に設けた突起部12A,12Bの当接面積(当接面12mの面積)に対して、ネジ挿通孔11Bから離れた位置に設けた突起部12Cの当接面を大きくしている。これによって、ネジ締め付け後のモータ20の固定状態を安定化させることができる。
図3によって、ギヤケース10に対してモータ20を取り付ける際の取り付け作業を説明する。下ケース10Aに設けられる軸孔11Aは上側が開放されており、モータ20の出力軸21に入力ギヤ22を装着した状態で、出力軸21を軸孔11Aに挿入することができるようになっている。出力軸21を軸孔11Aに挿入した後、モータ20の前端面を取り付け部11における突起部12(12A,12B,12C)に当接させた状態で、下ケース10Aの内側からネジ13をネジ挿通孔11Bに挿通し、更にネジ13をモータ20の前端面に設けられるネジ孔24にネジ込む。モータ20のネジ固定が完了した後に、下ケース10Aと上ケース10Bとを結合する。
以上説明したように、本発明の実施形態に係るギヤドモータ1は、モータ取り付け部11に突起部12を設けることで、モータ取り付け部11に設けられるネジ挿通孔11Bが軸孔11Aに対して偏った位置に配置された場合であっても、モータ20を安定した状態でネジ固定することができ、モータ20の出力軸21が傾斜するのを抑止することができる。これによって、モータ20の出力軸21に装着される入力ギヤ22とギヤケース10内に軸支されているギヤとの適正な噛み合いを得ることができる。なお、前述した実施形態では、ネジ挿通孔11Bが2個であり、ネジ13が2個の例を示しているが、これに限定されるものではなく、例えば、ネジ挿通孔11B及びネジ13がそれぞれ1個の場合であってもよい。
1:ギヤドモータ,
10:ギヤケース,10A:下ケース,10B:上ケース,
11:モータ取り付け部,11A:軸孔,11B:ネジ挿通孔,
12(12A,12B,12C):突起部,12m:当接面,
13:ネジ,
20:モータ,21:出力軸,22:入力ギヤ,23:ケーシング,
24:ネジ孔

Claims (3)

  1. ギヤケースと、該ギヤケースに取り付けられるモータとを備え、
    前記ギヤケースは、前記モータをネジ固定するためのモータ取り付け部が設けられ、
    前記モータ取り付け部は、前記モータの出力軸が挿通される軸孔と、該軸孔の周囲に設けられるネジ挿通孔と、前記モータの前端面に当接して、前記軸孔に出力軸を挿通した前記モータの姿勢を保持する突起部とを備えることを特徴とするギヤドモータ。
  2. 前記突起部は、前記軸孔の周囲に3箇所以上設けられ、前記突起部を結ぶ直線で囲まれた範囲内に前記ネジ挿通孔が設けられることを特徴とする請求項1記載のギヤドモータ。
  3. 前記突起部は、前記ネジ挿通孔から遠い位置にある突起部の当接面積が、前記ネジ挿通孔に近い位置にある突起部の当接面積より大きいことを特徴とする請求項1又は2記載のギヤドモータ。
JP2015085461A 2015-04-17 2015-04-17 ギヤドモータ Expired - Fee Related JP6464018B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015085461A JP6464018B2 (ja) 2015-04-17 2015-04-17 ギヤドモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015085461A JP6464018B2 (ja) 2015-04-17 2015-04-17 ギヤドモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016208609A true JP2016208609A (ja) 2016-12-08
JP6464018B2 JP6464018B2 (ja) 2019-02-06

Family

ID=57487376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015085461A Expired - Fee Related JP6464018B2 (ja) 2015-04-17 2015-04-17 ギヤドモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6464018B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63195334U (ja) * 1987-05-29 1988-12-15
JPH02104751U (ja) * 1989-02-07 1990-08-21
JP3011034U (ja) * 1994-11-10 1995-05-16 国産電機株式会社 減速機
JP2007074863A (ja) * 2005-09-08 2007-03-22 Nidec Copal Corp ギヤドモータ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63195334U (ja) * 1987-05-29 1988-12-15
JPH02104751U (ja) * 1989-02-07 1990-08-21
JP3011034U (ja) * 1994-11-10 1995-05-16 国産電機株式会社 減速機
JP2007074863A (ja) * 2005-09-08 2007-03-22 Nidec Copal Corp ギヤドモータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP6464018B2 (ja) 2019-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4842369B2 (ja) 補聴器に導体を取付けるための交換式取付手段
TW201317479A (zh) 螺絲結構
JP6590680B2 (ja) ガスメーター用無線モジュール及びガスメーター
WO2009141862A1 (ja) 電子機器用の高さ調整機構およびこれを備えた電子機器
JP6102411B2 (ja) 電気機器および電気機器用取付具
JP6464018B2 (ja) ギヤドモータ
JP2015161780A (ja) 防水ケース
JP5922486B2 (ja) スライド型電子機器
JP2008244908A (ja) スピーカ固定構造及びその固定方法
JP6655463B2 (ja) 電気接続箱
JP2009207214A (ja) 筺体の構造
JP2009041871A (ja) 電動バルブユニット装置
JP2008107741A (ja) 携帯機器の外装筐体
JP2014075448A (ja) プリント基板の固定構造
JP6661970B2 (ja) スピーカユニット取り付け用ブラケットおよび該ブラケットを用いた設備用スピーカ
JP4873221B2 (ja) パネル計器
JP2007166717A (ja) 電気機器収納箱
JP7025709B2 (ja) ステーパイプの固定構造
JP2018206973A (ja) 回路基板収容筐体、および電子装置
KR101524310B1 (ko) 액츄에이터의 출력샤프트 구조
JP2018074037A (ja) 情報分電盤用箱体
JP6094324B2 (ja) 電源装置
JP7013082B2 (ja) 電気機器収納箱用ルーバー
JP2010238398A (ja) 吊下げ用調光制御ボックス
JP2008023804A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180731

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6464018

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees