JP2016208220A - 可変減衰器 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路の減衰量を連続的に変化させることができるとともに、移相器を縦続に接続することなく、通過位相を連続的に変化させることができる可変減衰器を得ることを目的とする。
【解決手段】抵抗4と並列に接続されているトランジスタ8と、抵抗5と並列に接続されているトランジスタ9と、一端がトランジスタ回路3と接続されて、他端が抵抗容量組合せ回路11と接続されているトランジスタ10とを設け、制御回路14が、トランジスタ8,9,10に印加するゲートバイアス電圧を調整することで、トランジスタ8,9,10のインピーダンスを制御する。
【選択図】図1

Description

この発明は、減衰量及び通過位相を可変することが可能な可変減衰器に関するものである。
以下の特許文献1には、トランジスタスイッチの開閉を制御して、回路全体のシリーズ抵抗とシャント抵抗を変化させることで、回路の減衰量を離散的に変化させることが可能な可変減衰器が開示されている。
以下の特許文献2には、スイッチング素子の開閉を制御することで、回路全体の通過位相を離散的に変化させることが可能な移相器が開示されている。
特開2006−173868号公報(図1) 特開2010−183192号公報(図1)
従来の可変減衰器は以上のように構成されているので、回路全体のシリーズ抵抗とシャント抵抗を変化させることで、回路の減衰量を離散的に変化させることができるが、回路の減衰量を連続的に変化させることができないという課題があった。
また、回路の減衰量を離散的に変化させることができても、通過位相を変化させることができないため、減衰量と同時に通過位相を変化させる必要がある場合、例えば、特許文献2に開示されているような移相器を縦続に接続する必要があり、回路の大型化を招いてしまうという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、回路の減衰量を連続的に変化させることができるとともに、移相器を縦続に接続することなく、通過位相を連続的に変化させることができる可変減衰器を得ることを目的とする。
この発明に係る可変減衰器は、入力端子と出力端子の間に接続されており、第1の抵抗とインダクタが直列に接続されている第1の回路と、一端が第1の回路と接続されて、他端がグランドに接続されており、第2の抵抗とキャパシタが並列に接続されている第2の回路と、第1の回路を構成している第1の抵抗と並列に接続されている第1のスイッチング素子と、第1の回路と第2の回路との間又は第2の回路とグランドとの間に挿入されている第2のスイッチング素子とを設け、制御回路が、第1及び第2のスイッチング素子のインピーダンスを制御するようにしたものである。
この発明によれば、第1の回路を構成している第1の抵抗と並列に接続されている第1のスイッチング素子と、第1の回路と第2の回路との間又は第2の回路とグランドとの間に挿入されている第2のスイッチング素子とを設け、制御回路が、第1及び第2のスイッチング素子のインピーダンスを制御するように構成したので、回路の減衰量を連続的に変化させることができるとともに、移相器を縦続に接続することなく、通過位相を連続的に変化させることができる効果がある。
この発明の実施の形態1による可変減衰器を示す構成図である。 この発明の実施の形態1による可変減衰器の等価回路を示す回路図である。 図1の可変減衰器を低減衰状態で使用する場合の等価回路を示す回路図である。 図1の可変減衰器を中減衰状態で使用する場合の等価回路を示す回路図である。 図1の可変減衰器を高減衰状態で使用する場合の等価回路を示す回路図である。 図1の可変減衰器における各状態での減衰量と通過位相を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による他の可変減衰器を示す構成図である。 この発明の実施の形態2による可変減衰器を示す構成図である。 この発明の実施の形態3による可変減衰器を示す構成図である。 この発明の実施の形態3による可変減衰器の等価回路を示す回路図である。 図9の可変減衰器を低減衰状態で使用する場合の等価回路を示す回路図である。 図9の可変減衰器を中減衰状態で使用する場合の等価回路を示す回路図である。 図9の可変減衰器を高減衰状態で使用する場合の等価回路を示す回路図である。 図9の可変減衰器における各状態での減衰量と通過位相を示す説明図である。 この発明の実施の形態4による可変減衰器を示す構成図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面にしたがって説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による可変減衰器を示す構成図である。
図1において、入力端子1は信号を入力する端子であり、出力端子2は信号を出力する端子である。
トランジスタ回路3は入力端子1と出力端子2の間に接続されており、第1の抵抗である抵抗4,5とインダクタ6,7が直列に接続されている第1の回路である。
抵抗4は、一端が入力端子1と接続されている入力側の抵抗である。
インダクタ6は、一端が抵抗4の他端と接続されている入力側のインダクタである。
インダクタ7は、一端がインダクタ6の他端と接続されている出力側のインダクタである。
抵抗5は、一端がインダクタ7の他端と接続されて、他端が出力端子2と接続されている出力側の抵抗である。
第1のスイッチング素子であるトランジスタ8は抵抗4と並列に接続されている入力側のスイッチング素子である。
第1のスイッチング素子であるトランジスタ9は抵抗5と並列に接続されている出力側のスイッチング素子である。
第2のスイッチング素子であるトランジスタ10は一端がトランジスタ回路3と接続されている。
抵抗容量組合せ回路11は一端がトランジスタ10の他端と接続されて、他端がグランド15に接続されており、第2の抵抗である抵抗12とキャパシタ13が並列に接続されている第2の回路である。
制御回路14はトランジスタ8,9,10に印加するゲートバイアス電圧を調整することで、トランジスタ8,9,10のインピーダンスを制御する。
図2はこの発明の実施の形態1による可変減衰器の等価回路を示す回路図である。
図2において、8aはトランジスタ8が持つ等価的な容量であり、8bはトランジスタ8が持つ等価的な可変抵抗である。
9aはトランジスタ9が持つ等価的な容量であり、9bはトランジスタ8が持つ等価的な可変抵抗である。
10aはトランジスタ10が持つ等価的な容量であり、10bはトランジスタ8が持つ等価的な可変抵抗である。
この実施の形態1では、トランジスタ8,9,10が、モノリシック集積回路上に形成された電界効果トランジスタで構成されているものを想定しているが、トランジスタ8,9,10が、等価的な容量8a,9a,10aと等価的な可変抵抗8b,9b,10bを持っていればよく、即ち、インピーダンスが連続的に変化するものであればよく、例えば、トランジスタ8,9,10が、ダイオードや機械式スイッチで構成されているものであってもよい。
なお、等価的な容量8a,9a,10aと等価的な可変抵抗8b,9b,10bを持っているダイオードの種類は特に問わないが、例えば、可変容量ダイオードとPINダイオードが組み合わされたようなものが考えられる。また、等価的な容量8a,9a,10aと等価的な可変抵抗8b,9b,10bを持っている機械式スイッチの種類は特に問わないが、例えば、1つ以上の抵抗とキャパシタとリレーが組み合わされたようなものが考えられる。
次に動作について説明する。
図1の可変減衰器の減衰量及び通過位相は、制御回路14が、トランジスタ8,9,10に印加するゲートバイアス電圧を調整することで制御する。
ここで、図3は図1の可変減衰器を低減衰状態で使用する場合の等価回路を示す回路図である。
この実施の形態1では、トランジスタ8,9,10が電界効果トランジスタで構成されていることを想定しており、トランジスタ8,9は、短絡に係るゲート閾値電圧Vthより大きなゲートバイアス電圧が印加されると、スイッチ的にオンになるため、可変抵抗8b,9bの抵抗値が十分に小さくなる。また、トランジスタ8,9は、開放に係るゲート閾値電圧Vthより小さなゲートバイアス電圧が印加されると、スイッチ的にオフになるため、可変抵抗8b,9bの抵抗値が十分に大きくなる。
トランジスタ8,9は、短絡に係るゲート閾値電圧Vthより小さく、かつ、開放に係るゲート閾値電圧Vthより大きなゲートバイアス電圧が印加される場合、そのゲートバイアス電圧が大きいほど、可変抵抗8b,9bの抵抗値が小さくなる。つまり、可変抵抗8b,9bの抵抗値は、そのゲートバイアス電圧に応じて連続的に変化する。なお、Vth>Vthである。
トランジスタ10についても、短絡に係るゲート閾値電圧Vthより大きなゲートバイアス電圧が印加されると、スイッチ的にオンになるため、可変抵抗10bの抵抗値が十分に小さくなる。また、トランジスタ10は、開放に係るゲート閾値電圧Vthより小さなゲートバイアス電圧が印加されると、スイッチ的にオフになるため、可変抵抗10bの抵抗値が十分に大きくなる。
トランジスタ10は、短絡に係るゲート閾値電圧Vthより小さく、かつ、開放に係るゲート閾値電圧Vthより大きなゲートバイアス電圧が印加される場合、そのゲートバイアス電圧が大きいほど、可変抵抗10bの抵抗値が小さくなる。つまり、可変抵抗10bの抵抗値は、そのゲートバイアス電圧に応じて連続的に変化する。
まず、図1の可変減衰器を低減衰状態で使用する場合、制御回路14が、トランジスタ8,9の短絡に係るゲート閾値電圧Vthより十分に大きなゲートバイアス電圧をトランジスタ8,9に印加する。また、トランジスタ10の開放に係るゲート閾値電圧Vthより十分に小さいゲートバイアス電圧をトランジスタ10に印加する。
これにより、トランジスタ8,9が持つ可変抵抗8b,9bは、抵抗値が十分に小さくなるため、図3に示すように、短絡の状態とみなすことができるようになる。
また、トランジスタ10が持つ可変抵抗10bは、抵抗値が十分に大きくなるため、図3に示すように、開放の状態とみなすことができるようになる。
このとき、可変減衰器の全体を見ると、入力端子1と出力端子2の間にシリーズに接続されている抵抗の値は小さく、シャントに接続されている容量の値は、トランジスタ10が持つ容量10aとキャパシタ13との合成になり、容量値が小さい状態になる。
次に、図4は図1の可変減衰器を中減衰状態で使用する場合の等価回路を示す回路図である。
図1の可変減衰器を中減衰状態で使用する場合、制御回路14が、図1の可変減衰器を低減衰状態で使用する場合にトランジスタ8,9に印加するゲートバイアス電圧より小さなゲートバイアス電圧をトランジスタ8,9に印加する。具体的には、トランジスタ8,9の短絡に係るゲート閾値電圧Vthより小さく、かつ、開放に係るゲート閾値電圧Vthより大きなゲートバイアス電圧をトランジスタ8,9に印加する。
また、図1の可変減衰器を低減衰状態で使用する場合にトランジスタ10に印加するゲートバイアス電圧より大きなゲートバイアス電圧をトランジスタ10に印加する。具体的には、トランジスタ10の短絡に係るゲート閾値電圧Vthより小さく、かつ、開放に係るゲート閾値電圧Vthより大きなゲートバイアス電圧をトランジスタ10に印加する。
これにより、トランジスタ8,9が持つ可変抵抗8b,9bは、抵抗値が図1の可変減衰器を低減衰状態で使用する場合よりも大きくなるため、図4に示すように、短絡の状態ではなくなる。
また、トランジスタ10が持つ可変抵抗10bは、抵抗値が図1の可変減衰器を低減衰状態で使用する場合よりも小さくなるため、図4に示すように、開放の状態ではなくなる。
このとき、可変減衰器の全体を見ると、入力端子1と出力端子2の間にシリーズに接続されている抵抗の値は、低減衰状態で使用する場合よりも大きく、シャントに接続されている容量の値は、トランジスタ10が持つ可変抵抗10bの抵抗値の影響で、低減衰状態で使用する場合よりも大きい状態になる。
このため、可変減衰器の減衰量は、低減衰状態で使用する場合よりも大きくなり、可変減衰器の通過位相遅れが大きい状態になる。
次に、図5は図1の可変減衰器を高減衰状態で使用する場合の等価回路を示す回路図である。
図1の可変減衰器を高減衰状態で使用する場合、制御回路14が、図1の可変減衰器を中減衰状態で使用する場合にトランジスタ8,9に印加するゲートバイアス電圧より小さなゲートバイアス電圧をトランジスタ8,9に印加する。具体的には、トランジスタ8,9の開放に係るゲート閾値電圧Vthより十分に小さなゲートバイアス電圧をトランジスタ8,9に印加する。
また、図1の可変減衰器を中減衰状態で使用する場合にトランジスタ10に印加するゲートバイアス電圧より大きなゲートバイアス電圧をトランジスタ10に印加する。具体的には、トランジスタ10の短絡に係るゲート閾値電圧Vthより十分に大きなゲートバイアス電圧をトランジスタ10に印加する。
これにより、トランジスタ8,9が持つ可変抵抗8b,9bは、抵抗値が十分に大きくなるため、図5に示すように、開放の状態とみなすことができるようになる。
また、トランジスタ10が持つ可変抵抗10bは、抵抗値が十分に小さくなるため、図5に示すように、短絡の状態とみなすことができるようになる。
このとき、可変減衰器の全体を見ると、入力端子1と出力端子2の間にシリーズに接続されている抵抗の値は、中減衰状態で使用する場合よりも大きく、シャントに接続されている容量の値は、中減衰状態で使用する場合よりも大きい状態になる。
このため、可変減衰器の減衰量は、中減衰状態で使用する場合よりも大きくなり、可変減衰器の通過位相遅れが大きい状態になる。
図6は図1の可変減衰器における各状態での減衰量と通過位相を示す説明図である。
可変減衰器が低減衰状態であれば、図6に示すように、可変減衰器の減衰量は小さいが、トランジスタ8,9,10のインピーダンスを調整することで、可変減衰器の減衰状態を連続的に変化させることができる。中減衰状態では、低減衰状態のときよりも可変減衰器の減衰量が大きくなり、高減衰状態では、さらに可変減衰器の減衰量が大きくなっている。
図6は、トランジスタ8,9,10の減衰状態を、低減衰状態から中減衰状態を経て高減衰状態へ連続的に変化させると、減衰量が連続的に増加すると同時に、通過位相遅れが連続的に増加することを表している。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、抵抗4と並列に接続されているトランジスタ8と、抵抗5と並列に接続されているトランジスタ9と、一端がトランジスタ回路3と接続されて、他端が抵抗容量組合せ回路11と接続されているトランジスタ10とを設け、制御回路14が、トランジスタ8,9,10に印加するゲートバイアス電圧を調整することで、トランジスタ8,9,10のインピーダンスを制御するように構成したので、回路の減衰量を連続的に変化させることができるとともに、移相器を縦続に接続することなく、通過位相を連続的に変化させることができる効果を奏する。
図1の例では、トランジスタ10が、インダクタ6とインダクタ7の接続点と、抵抗容量組合せ回路11との間に挿入されているものを示しているが、抵抗容量組合せ回路11とグランド15の間に挿入されているものであってもよい。
また、図1では、トランジスタ8,9及びトランジスタ回路3からなる回路と、トランジスタ10及び抵抗容量組合せ回路11からなる回路とによってT型の可変減衰器が構成されている例を示しているが、T型の可変減衰器に限るものではなく、例えば、図7に示すようなΠ型の可変減衰器が構成されているものであってもよい。この場合、トランジスタ10及び抵抗容量組合せ回路11からなる回路は、2つ実装することになる。
図1の例では、トランジスタ回路3に対するトランジスタ10の接続位置が、インダクタ6とインダクタ7の接続点であるものを示しているが、トランジスタ回路3に対するトランジスタ10の接続位置は、インダクタ6とインダクタ7の接続点に限るものではなく、入力端子1の出力側、インダクタ6の入力側、インダクタ7の出力側、出力端子2の入力側などでもよい。
また、図1の例では、トランジスタ回路3が、2つの抵抗4,5と、2つのインダクタ6,7とから構成されているが、1つの抵抗と1つのインダクタとから構成されているものであってもよい。したがって、トランジスタ回路3が、抵抗4及びインダクタ6のみから構成されて、抵抗5及びインダクタ7がない構成や、抵抗5及びインダクタ7のみから構成されて、抵抗4及びインダクタ6がない構成でもよい。この場合、トランジスタ8,9についても、どちらか一方だけになる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、トランジスタ10とグランド15の間に接続されている抵抗容量組合せ回路11が、抵抗12とキャパシタ13が並列に接続されている線路であるものを示したが、抵抗とキャパシタが直列に接続されている線路であってもよい。
図8はこの発明の実施の形態2による可変減衰器を示す構成図であり、図8において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
抵抗容量組合せ回路21は一端がトランジスタ10の他端と接続されて、他端がグランド15に接続されており、第2の抵抗である抵抗22とキャパシタ23が直列に接続されている第2の回路である。
制御回路14の制御内容は、上記実施の形態1と同様であり、図8の可変減衰器を低減衰状態で使用する場合、トランジスタ8,9の短絡に係るゲート閾値電圧Vthより十分に大きなゲートバイアス電圧をトランジスタ8,9に印加する。また、トランジスタ10の開放に係るゲート閾値電圧Vthより十分に小さいゲートバイアス電圧をトランジスタ10に印加する。
図8の可変減衰器を中減衰状態で使用する場合、トランジスタ8,9の短絡に係るゲート閾値電圧Vthより小さく、かつ、開放に係るゲート閾値電圧Vthより大きなゲートバイアス電圧をトランジスタ8,9に印加する。また、トランジスタ10の短絡に係るゲート閾値電圧Vthより小さく、かつ、開放に係るゲート閾値電圧Vthより大きなゲートバイアス電圧をトランジスタ10に印加する。
図8の可変減衰器を高減衰状態で使用する場合、トランジスタ8,9の開放に係るゲート閾値電圧Vthより十分に小さなゲートバイアス電圧をトランジスタ8,9に印加する。また、トランジスタ10の短絡に係るゲート閾値電圧Vthより十分に大きなゲートバイアス電圧をトランジスタ10に印加する。
抵抗容量組合せ回路21が、抵抗22とキャパシタ23が直列に接続されている線路であっても、制御回路14が、トランジスタ8,9,10のインピーダンスを制御することで、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、抵抗22とキャパシタ23が直列に接続されている場合、抵抗12とキャパシタ13が並列に接続されている場合よりも、トランジスタ10からグランド15に至る線路の線路長を短くすることができる。即ち、抵抗22とキャパシタ23を直列に接続する場合、トランジスタ10と接続される線路を分岐する必要がないため、抵抗12とキャパシタ13を並列に接続する場合よりも、トランジスタ10からグランド15に至る線路の線路長を短くすることができる。このため、上記実施の形態1よりも、可変減衰器の小型化を図ることができる効果も得られる。
図8の例では、トランジスタ10が、インダクタ6とインダクタ7の接続点と、抵抗容量組合せ回路21との間に挿入されているものを示しているが、抵抗容量組合せ回路21とグランド15の間に挿入されているものであってもよい。
また、図8では、トランジスタ8,9及びトランジスタ回路3からなる回路と、トランジスタ10及び抵抗容量組合せ回路21からなる回路とによってT型の可変減衰器が構成されている例を示しているが、T型の可変減衰器に限るものではなく、例えば、Π型の可変減衰器が構成されているものであってもよい。この場合、トランジスタ10及び抵抗容量組合せ回路21からなる回路は、2つ実装することになる。
図8の例では、トランジスタ回路3に対するトランジスタ10の接続位置が、インダクタ6とインダクタ7の接続点であるものを示しているが、トランジスタ回路3に対するトランジスタ10の接続位置は、インダクタ6とインダクタ7の接続点に限るものではなく、入力端子1の出力側、インダクタ6の入力側、インダクタ7の出力側、出力端子2の入力側などでもよい。
また、図8の例では、トランジスタ回路3が、2つの抵抗4,5と、2つのインダクタ6,7とから構成されているが、1つの抵抗と1つのインダクタとから構成されているものであってもよい。したがって、トランジスタ回路3が、抵抗4及びインダクタ6のみから構成されて、抵抗5及びインダクタ7がない構成や、抵抗5及びインダクタ7のみから構成されて、抵抗4及びインダクタ6がない構成でもよい。この場合、トランジスタ8,9についても、どちらか一方だけになる。
実施の形態3.
図9はこの発明の実施の形態3による可変減衰器を示す構成図であり、図9において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
トランジスタ回路31は入力端子1と出力端子2の間に接続されており、第1の抵抗である抵抗4,5とキャパシタ32,33が直列に接続されている第1の回路である。
キャパシタ32は、一端が抵抗4の他端と接続されている入力側のキャパシタである。
キャパシタ33は、一端がキャパシタ32の他端と接続されている出力側のキャパシタである。
抵抗インダクタ組合せ回路34は一端がトランジスタ10の他端と接続されて、他端がグランド15に接続されており、第2の抵抗である抵抗12とインダクタ35が並列に接続されている第2の回路である。
図10はこの発明の実施の形態3による可変減衰器の等価回路を示す回路図である。
この実施の形態3では、トランジスタ8,9,10が、モノリシック集積回路上に形成された電界効果トランジスタで構成されているものを想定しているが、トランジスタ8,9,10が、等価的な容量8a,9a,10aと等価的な可変抵抗8b,9b,10bを持っていればよく、即ち、インピーダンスが連続的に変化するものであればよく、例えば、トランジスタ8,9,10が、ダイオードや機械式スイッチで構成されているものであってもよい。
次に動作について説明する。
図9の可変減衰器の減衰量及び通過位相は、制御回路14が、トランジスタ8,9,10に印加するゲートバイアス電圧を調整することで制御する。
ここで、図11は図9の可変減衰器を低減衰状態で使用する場合の等価回路を示す回路図である。
まず、図9の可変減衰器を低減衰状態で使用する場合、制御回路14が、トランジスタ8,9の短絡に係るゲート閾値電圧Vthより十分に大きなゲートバイアス電圧をトランジスタ8,9に印加する。また、トランジスタ10の開放に係るゲート閾値電圧Vthより十分に小さいゲートバイアス電圧をトランジスタ10に印加する。
これにより、トランジスタ8,9が持つ可変抵抗8b,9bは、抵抗値が十分に小さくなるため、図11に示すように、短絡の状態とみなすことができるようになる。
また、トランジスタ10が持つ可変抵抗10bは、抵抗値が十分に大きくなるため、図11に示すように、開放の状態とみなすことができるようになる。
このとき、可変減衰器の全体を見ると、入力端子1と出力端子2の間にシリーズに接続されている抵抗の値は小さくなり、シャントに接続されているインダクタ35が、トランジスタ10が持つ容量10aによって遮断されるため、インダクタンスが小さい状態になる。
次に、図12は図9の可変減衰器を中減衰状態で使用する場合の等価回路を示す回路図である。
図9の可変減衰器を中減衰状態で使用する場合、制御回路14が、図9の可変減衰器を低減衰状態で使用する場合にトランジスタ8,9に印加するゲートバイアス電圧より小さなゲートバイアス電圧をトランジスタ8,9に印加する。具体的には、トランジスタ8,9の短絡に係るゲート閾値電圧Vthより小さく、かつ、開放に係るゲート閾値電圧Vthより大きなゲートバイアス電圧をトランジスタ8,9に印加する。
また、図9の可変減衰器を低減衰状態で使用する場合にトランジスタ10に印加するゲートバイアス電圧より大きなゲートバイアス電圧をトランジスタ10に印加する。具体的には、トランジスタ10の短絡に係るゲート閾値電圧Vthより小さく、かつ、開放に係るゲート閾値電圧Vthより大きなゲートバイアス電圧をトランジスタ10に印加する。
これにより、トランジスタ8,9が持つ可変抵抗8b,9bは、抵抗値が図9の可変減衰器を低減衰状態で使用する場合よりも大きくなり、図12に示すように、短絡の状態ではなくなる。
また、トランジスタ10が持つ可変抵抗10bは、抵抗値が図9の可変減衰器を低減衰状態で使用する場合よりも小さくなり、図12に示すように、開放の状態ではなくなる。
このとき、可変減衰器の全体を見ると、入力端子1と出力端子2の間にシリーズに接続されている抵抗の値は、低減衰状態で使用する場合よりも大きく、シャントに接続されているインダクタンスは、低減衰状態で使用する場合よりも大きい状態になる。
このため、可変減衰器の減衰量は、低減衰状態で使用する場合よりも大きくなり、可変減衰器の通過位相進みが大きい状態になる。
次に、図13は図9の可変減衰器を高減衰状態で使用する場合の等価回路を示す回路図である。
図9の可変減衰器を高減衰状態で使用する場合、制御回路14が、図9の可変減衰器を中減衰状態で使用する場合にトランジスタ8,9に印加するゲートバイアス電圧より小さなゲートバイアス電圧をトランジスタ8,9に印加する。具体的には、トランジスタ8,9の開放に係るゲート閾値電圧Vthより十分に小さなゲートバイアス電圧をトランジスタ8,9に印加する。
また、図9の可変減衰器を中減衰状態で使用する場合にトランジスタ10に印加するゲートバイアス電圧より大きなゲートバイアス電圧をトランジスタ10に印加する。具体的には、トランジスタ10の短絡に係るゲート閾値電圧Vthより十分に大きなゲートバイアス電圧をトランジスタ10に印加する。
これにより、トランジスタ8,9が持つ可変抵抗8b,9bは、抵抗値が十分に大きくなるため、図13に示すように、開放の状態とみなすことができるようになる。
また、トランジスタ10が持つ可変抵抗10bは、抵抗値が十分に小さくなるため、図13に示すように、短絡の状態とみなすことができるようになる。
このとき、可変減衰器の全体を見ると、入力端子1と出力端子2の間にシリーズに接続されている抵抗の値は、中減衰状態で使用する場合よりも大きく、シャントに接続されているインダクタンスは、中減衰状態で使用する場合よりも大きい状態になる。
このため、可変減衰器の減衰量は、中減衰状態で使用する場合よりも大きくなり、可変減衰器の通過位相進みが大きい状態になる。
図14は図9の可変減衰器における各状態での減衰量と通過位相を示す説明図である。
可変減衰器が低減衰状態であれば、図14に示すように、可変減衰器の減衰量は小さいが、トランジスタ8,9,10のインピーダンスを調整することで、可変減衰器の減衰状態を連続的に変化させることができる。中減衰状態では、低減衰状態のときよりも可変減衰器の減衰量が大きくなり、高減衰状態では、さらに可変減衰器の減衰量が大きくなっている。
図14は、トランジスタ8,9,10の減衰状態を、低減衰状態から中減衰状態を経て高減衰状態へ連続的に変化させると、減衰量が連続的に増加すると同時に、通過位相進みが連続的に増加することを表している。
以上で明らかなように、この実施の形態3によれば、抵抗4と並列に接続されているトランジスタ8と、抵抗5と並列に接続されているトランジスタ9と、一端がトランジスタ回路31と接続されて、他端が抵抗インダクタ組合せ回路34と接続されているトランジスタ10とを設け、制御回路14が、トランジスタ8,9,10に印加するゲートバイアス電圧を調整することで、トランジスタ8,9,10のインピーダンスを制御するように構成したので、回路の減衰量を連続的に変化させることができるとともに、移相器を縦続に接続することなく、通過位相を連続的に変化させることができる効果を奏する。
図9の例では、トランジスタ10が、キャパシタ32とキャパシタ33の接続点と、抵抗インダクタ組合せ回路34との間に挿入されているものを示しているが、抵抗インダクタ組合せ回路34とグランド15の間に挿入されているものであってもよい。
また、図9では、トランジスタ8,9及びトランジスタ回路31からなる回路と、トランジスタ10及び抵抗インダクタ組合せ回路34からなる回路とによってT型の可変減衰器が構成されている例を示しているが、T型の可変減衰器に限るものではなく、例えば、Π型の可変減衰器が構成されているものであってもよい。この場合、トランジスタ10及び抵抗インダクタ組合せ回路34からなる回路は、2つ実装することになる。
図9の例では、トランジスタ回路31に対するトランジスタ10の接続位置が、キャパシタ32とキャパシタ33の接続点であるものを示しているが、トランジスタ回路31に対するトランジスタ10の接続位置は、キャパシタ32とキャパシタ33の接続点に限るものではなく、入力端子1の出力側、キャパシタ32の入力側、キャパシタ33の出力側、出力端子2の入力側などでもよい。
また、図9の例では、トランジスタ回路31が、2つの抵抗4,5と、2つのキャパシタ32,33とから構成されているが、1つの抵抗と1つのキャパシタとから構成されているものであってもよい。したがって、トランジスタ回路31が、抵抗4及びキャパシタ32のみから構成されて、抵抗5及びキャパシタ33がない構成や、抵抗5及びキャパシタ33のみから構成されて、抵抗4及びキャパシタ32がない構成でもよい。この場合、トランジスタ8,9についても、どちらか一方だけになる。
実施の形態4.
上記実施の形態3では、トランジスタ10とグランド15の間に接続されている抵抗インダクタ組合せ回路34が、抵抗12とインダクタ35が並列に接続されている線路であるものを示したが、抵抗とインダクタが直列に接続されている線路であってもよい。
図15はこの発明の実施の形態4による可変減衰器を示す構成図であり、図15において、図9と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
抵抗インダクタ組合せ回路41は一端がトランジスタ10の他端と接続されて、他端がグランド15に接続されており、第2の抵抗である抵抗42とインダクタ43が直列に接続されている第2の回路である。
制御回路14の制御内容は、上記実施の形態3と同様であり、図15の可変減衰器を低減衰状態で使用する場合、トランジスタ8,9の短絡に係るゲート閾値電圧Vthより十分に大きなゲートバイアス電圧をトランジスタ8,9に印加する。また、トランジスタ10の開放に係るゲート閾値電圧Vthより十分に小さいゲートバイアス電圧をトランジスタ10に印加する。
図15の可変減衰器を中減衰状態で使用する場合、トランジスタ8,9の短絡に係るゲート閾値電圧Vthより小さく、かつ、開放に係るゲート閾値電圧Vthより大きなゲートバイアス電圧をトランジスタ8,9に印加する。また、トランジスタ10の短絡に係るゲート閾値電圧Vthより小さく、かつ、開放に係るゲート閾値電圧Vthより大きなゲートバイアス電圧をトランジスタ10に印加する。
図15の可変減衰器を高減衰状態で使用する場合、トランジスタ8,9の開放に係るゲート閾値電圧Vthより十分に小さなゲートバイアス電圧をトランジスタ8,9に印加する。また、トランジスタ10の短絡に係るゲート閾値電圧Vthより十分に大きなゲートバイアス電圧をトランジスタ10に印加する。
抵抗インダクタ組合せ回路41が、抵抗42とインダクタ43が直列に接続されている線路であっても、制御回路14が、トランジスタ8,9,10のインピーダンスを制御することで、上記実施の形態3と同様の効果を得ることができる。
また、抵抗42とインダクタ43が直列に接続されている場合、抵抗12とインダクタ35が並列に接続されている場合よりも、トランジスタ10からグランド15に至る線路の線路長を短くすることができる。即ち、抵抗42とインダクタ43を直列に接続する場合、トランジスタ10と接続される線路を分岐する必要がないため、抵抗12とインダクタ35を並列に接続する場合よりも、トランジスタ10からグランド15に至る線路の線路長を短くすることができる。このため、上記実施の形態3よりも、可変減衰器の小型化を図ることができる効果も得られる。
図15の例では、トランジスタ10が、キャパシタ32とキャパシタ33の接続点と、抵抗インダクタ組合せ回路41との間に挿入されているものを示しているが、抵抗インダクタ組合せ回路41とグランド15の間に挿入されているものであってもよい。
また、図15では、トランジスタ8,9及びトランジスタ回路31からなる回路と、トランジスタ10及び抵抗インダクタ組合せ回路41からなる回路とによってT型の可変減衰器が構成されている例を示しているが、T型の可変減衰器に限るものではなく、例えば、Π型の可変減衰器が構成されているものであってもよい。この場合、トランジスタ10及び抵抗インダクタ組合せ回路41からなる回路は、2つ実装することになる。
図15の例では、トランジスタ回路31に対するトランジスタ10の接続位置が、キャパシタ32とキャパシタ33の接続点であるものを示しているが、トランジスタ回路31に対するトランジスタ10の接続位置は、キャパシタ32とキャパシタ33の接続点に限るものではなく、入力端子1の出力側、キャパシタ32の入力側、キャパシタ33の出力側、出力端子2の入力側などでもよい。
また、図15の例では、トランジスタ回路31が、2つの抵抗4,5と、2つのキャパシタ32,33とから構成されているが、1つの抵抗と1つのキャパシタとから構成されているものであってもよい。したがって、トランジスタ回路31が、抵抗4及びキャパシタ32のみから構成されて、抵抗5及びキャパシタ33がない構成や、抵抗5及びキャパシタ33のみから構成されて、抵抗4及びキャパシタ32がない構成でもよい。この場合、トランジスタ8,9についても、どちらか一方だけになる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 入力端子、2 出力端子、3 トランジスタ回路(第1の回路)、4 抵抗(第1の抵抗、入力側の抵抗)、5 抵抗(第1の抵抗、出力側の抵抗)、6 インダクタ(入力側のインダクタ)、7 インダクタ(出力側のインダクタ)、8 トランジスタ(第1のスイッチング素子、入力側のスイッチング素子)、8a 等価的な容量、8b 等価的な可変抵抗、9 トランジスタ(第1のスイッチング素子、出力側のスイッチング素子)、9a 等価的な容量、9b 等価的な可変抵抗、10 トランジスタ(第2のスイッチング素子)、10a 等価的な容量、10b 等価的な可変抵抗、11 抵抗容量組合せ回路(第2の回路)、12 抵抗(第2の抵抗)、13 キャパシタ、14 制御回路、15 グランド、21 抵抗容量組合せ回路(第2の回路)、22 抵抗(第2の抵抗)、23 キャパシタ、31 トランジスタ回路(第1の回路)、32 キャパシタ(入力側のキャパシタ)、33 キャパシタ(出力側のキャパシタ)、34 抵抗インダクタ組合せ回路(第2の回路)、35 インダクタ、41 抵抗インダクタ組合せ回路(第2の回路)、42 抵抗(第2の抵抗)、43 インダクタ。

Claims (9)

  1. 入力端子と出力端子の間に接続されており、第1の抵抗とインダクタが直列に接続されている第1の回路と、
    一端が前記第1の回路と接続されて、他端がグランドに接続されており、第2の抵抗とキャパシタが並列に接続されている第2の回路と、
    前記第1の回路を構成している前記第1の抵抗と並列に接続されている第1のスイッチング素子と、
    前記第1の回路と前記第2の回路との間又は前記第2の回路と前記グランドとの間に挿入されている第2のスイッチング素子と、
    前記第1及び第2のスイッチング素子のインピーダンスを制御する制御回路と
    を備えた可変減衰器。
  2. 入力端子と出力端子の間に接続されており、第1の抵抗とインダクタが直列に接続されている第1の回路と、
    一端が前記第1の回路と接続されて、他端がグランドに接続されており、第2の抵抗とキャパシタが直列に接続されている第2の回路と、
    前記第1の回路を構成している前記第1の抵抗と並列に接続されている第1のスイッチング素子と、
    前記第1の回路と前記第2の回路との間又は前記第2の回路と前記グランドとの間に挿入されている第2のスイッチング素子と、
    前記第1及び第2のスイッチング素子のインピーダンスを制御する制御回路と
    を備えた可変減衰器。
  3. 前記第1の回路を構成している前記第1の抵抗は、入力側の抵抗と出力側の抵抗からなり、
    前記第1の回路を構成している前記インダクタは、入力側のインダクタと出力側のインダクタからなり、
    前記第1のスイッチング素子は、入力側のスイッチング素子と出力側のスイッチング素子からなり、
    前記入力側の抵抗は、一端が前記入力端子と接続され、
    前記入力側のインダクタは、一端が前記入力側の抵抗の他端と接続され、
    前記出力側のインダクタは、一端が前記入力側のインダクタの他端と接続され、
    前記出力側の抵抗は、一端が前記出力側のインダクタの他端と接続されて、他端が前記出力端子と接続され、
    前記入力側のスイッチング素子は、前記入力側の抵抗と並列に接続され、
    前記出力側のスイッチング素子は、前記出力側の抵抗と並列に接続されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の可変減衰器。
  4. 入力端子と出力端子の間に接続されており、第1の抵抗とキャパシタが直列に接続されている第1の回路と、
    一端が前記第1の回路と接続されて、他端がグランドに接続されており、第2の抵抗とインダクタが並列に接続されている第2の回路と、
    前記第1の回路を構成している前記第1の抵抗と並列に接続されている第1のスイッチング素子と、
    前記第1の回路と前記第2の回路との間又は前記第2の回路と前記グランドとの間に挿入されている第2のスイッチング素子と、
    前記第1及び第2のスイッチング素子のインピーダンスを制御する制御回路と
    を備えた可変減衰器。
  5. 入力端子と出力端子の間に接続されており、第1の抵抗とキャパシタが直列に接続されている第1の回路と、
    一端が前記第1の回路と接続されて、他端がグランドに接続されており、第2の抵抗とインダクタが直列に接続されている第2の回路と、
    前記第1の回路を構成している前記第1の抵抗と並列に接続されている第1のスイッチング素子と、
    前記第1の回路と前記第2の回路との間又は前記第2の回路と前記グランドとの間に挿入されている第2のスイッチング素子と、
    前記第1及び第2のスイッチング素子のインピーダンスを制御する制御回路と
    を備えた可変減衰器。
  6. 前記第1の回路を構成している前記第1の抵抗は、入力側の抵抗と出力側の抵抗からなり、
    前記第1の回路を構成している前記キャパシタは、入力側のキャパシタと出力側のキャパシタからなり、
    前記第1のスイッチング素子は、入力側のスイッチング素子と出力側のスイッチング素子からなり、
    前記入力側の抵抗は、一端が前記入力端子と接続され、
    前記入力側のキャパシタは、一端が前記入力側の抵抗の他端と接続され、
    前記出力側のキャパシタは、一端が前記入力側のキャパシタの他端と接続され、
    前記出力側の抵抗は、一端が前記出力側のキャパシタの他端と接続されて、他端が前記出力端子と接続され、
    前記入力側のスイッチング素子は、前記入力側の抵抗と並列に接続され、
    前記出力側のスイッチング素子は、前記出力側の抵抗と並列に接続されていることを特徴とする請求項4または請求項5記載の可変減衰器。
  7. 前記第1及び第2のスイッチング素子は、モノリシック集積回路上に形成された電界効果トランジスタで構成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の可変減衰器。
  8. 前記第1及び第2のスイッチング素子は、ダイオードで構成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の可変減衰器。
  9. 前記第1及び第2のスイッチング素子は、機械式スイッチで構成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の可変減衰器。
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