JP2016208082A - 電流ドライバ回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】高電源電圧が印加された場合でも、内部回路の耐圧を確保し、且つ低面積な電流ドライバ回路を提供する。【解決手段】一端に定電流源が接続され、ダイオード接続されたMOSトランジスタM2と、MOSトランジスタM2にカレントミラー接続されたMOSトランジスタM3〜M6と、外部出力端子T1とMOSトランジスタM2との間に接続される、MOSトランジスタM2及びM3〜M6より耐圧の高い高耐圧トランジスタM1と、を設け、高耐圧トランジスタM1の制御端に、MOSトランジスタM3〜M6の高耐圧トランジスタM1と接続される一端の電位が目標値となるように調整する調整電圧を入力する。MOSトランジスタM3にかかる電圧が耐圧を超えないように調整する調整電圧を入力することにより、MOSトランジスタM3に高電源電圧がかかることを回避することができる。【選択図】 図1

Description

本発明は電流ドライバ回路に関する。
各種画像センサや画像処理装置等に発光ダイオード(以下、LEDともいう。)を発光素子として用いる際、バラつきや温度変化が少なく、所望の発光強度を得ることが求められる。そうした要求に応えるべく、LEDを安定且つ高速に駆動する回路として、電流ドライバ回路が知られている。このような安定且つ所望の駆動電流を供給できる回路として、様々なものが開示・提案されている。
例えば特許文献1記載の電流ドライバ回路は、演算増幅器とトランジスタとの間で負帰還を構成している。そのため、LEDの順方向降下電圧及びトランジスタの特性が周囲温度等に起因して変動したとしても、演算増幅器の反転入力端子に繋がる帰還電圧を常に演算増幅器の非反転入力端子に繋がる基準電圧に収束させることができる。
また別の電流ドライバ回路として、図8に示す回路が知られている。この電流ドライバ回路は、トランジスタがカレントミラー回路を形成しており、直流電流源から流れる電流を所望の値に変換してLEDに印加することができる。
しかし上述したような電流ドライバ回路は、特にLEDを複数個縦続接続するような場合等に、LEDに印加される電源電圧が高くなる。そのため、LEDに電流を供給するトランジスタに、耐圧を超える電圧が印加されないようにする必要がある。
図9に示す電流ドライバ回路は、図8に示す電流ドライバ回路のトランジスタを高耐圧トランジスタで置き換えたものである。この構成によれば、LED等の外部負荷の駆動電圧が高い場合でも、電流ドライバ回路の内部のトランジスタにかかる電圧をある程度の大きさまで許容することができる。
特開2007−127912号公報
しかしながら、図9に示す電流ドライバ回路では、カレントミラー接続される全てのトランジスタを高耐圧トランジスタにする必要がある。トランジスタの端子間に印加される電圧が高くでも破壊に至らないような高耐圧トランジスタは、一般的にその耐性に応じてトランジスタサイズが大きくなるため、必然的に電流ドライバ回路の面積が大きくなってしまう。
本発明は、上記問題点に着目してなされたものであり、高電源電圧が印加された場合でも、内部回路の耐圧を確保し、且つ低面積な電流ドライバ回路を提供することを目的としている。
本発明の一態様による電流ドライバ回路は、一端に定電流源が接続され、ダイオード接続された第1のトランジスタと、当該第1のトランジスタにカレントミラー接続された第2のトランジスタと、外部出力端と前記第2のトランジスタとの間に接続される、前記第1及び第2のトランジスタよりも高耐圧の第3のトランジスタと、を備え、前記第3のトランジスタの制御端には、前記第2のトランジスタの前記第3のトランジスタと接続された一端の電位が、前記第2のトランジスタの耐圧に基づき予め設定された目標値となるように調整する調整電圧が入力されることを特徴とする。
本発明の他の態様による電流ドライバ回路は、一端に定電流源が接続され、制御端にバイアス電圧が入力されるバイアストランジスタと、一端が前記バイアストランジスタの他端と接続され、制御端に前記バイアストランジスタの前記定電流源と接続される一端が接続される第1のトランジスタと、当該第1のトランジスタにカレントミラー接続された第2のトランジスタと、外部出力端と前記第2のトランジスタとの間に接続される第3のトランジスタと、前記バイアストランジスタの他端と、前記第2のトランジスタの前記第3のトランジスタと接続される一端とが各入力端に接続され、これら入力端への入力信号が一致するように出力を調整する演算増幅器と、を備え、前記演算増幅器の出力端は前記第3のトランジスタの制御端に接続されることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、高電源電圧が印加された場合でも、内部回路の耐圧を確保し、且つ低面積な電流ドライバ回路を実現することができる。
第1実施形態における電流ドライバ回路の一例を示す回路図である。 第1実施形態における電流ドライバ回路の変形例を示す回路図である。 第1実施形態における電流ドライバ回路の変形例を示す回路図である。 第2実施形態における電流ドライバ回路の一例を示す回路図である。 第3実施形態における電流ドライバ回路の一例を示す回路図である。 第4実施形態における電流ドライバ回路の一例を示す回路図である。 第5実施形態における電流ドライバ回路の一例を示す回路図である。 従来の電流ドライバ回路の一例を示す回路図である。 従来の電流ドライバ回路の一例を示す回路図である。
以下の詳細な説明では、本発明の実施形態の完全な理解を提供するように多くの特定の細部について記載される。しかしながら、かかる特定の細部がなくても1つ以上の実施形態が実施できることは明らかである。他にも、図面を簡潔するために、周知の構造及び装置が略図で示されている。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
<第1実施形態>
まず、本発明の第1実施形態を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態における電流ドライバ回路1の一例を示す回路図であって、電流ドライバ回路1により外付けLED回路10に駆動電流を供給する。
電流ドライバ回路1は、図1に示すように、Nチャネル型の高耐圧トランジスタM1と、直列に接続された定電流源からなる電流ソースC1及びNチャネル型のMOSトランジスタM2と、このMOSトランジスタM2にカレントミラー接続される、Nチャネル型のMOSトランジスタM3〜M6と、を備える。ここで、高耐圧トランジスタM1が第3のトランジスタに対応し、MOSトランジスタM2が第1のトランジスタに対応し、MOSトランジスタM3〜M6が第2のトランジスタに対応している。
高耐圧トランジスタM1は、MOSトランジスタM2及びMOSトランジスタM3〜M6よりも耐圧の高いトランジスタであって、高耐圧トランジスタM1のドレインは、電流ドライバ回路1の外部出力端子T1に接続され、ソースはMOSトランジスタM3〜M6のドレインに接続される。また、高耐圧トランジスタM1のゲートには、上位装置等の制御装置20からの制御信号Scが入力される。
ここで高耐圧トランジスタの一例として、必要な耐性に応じてトランジスタのサイズを大きくすることで、トランジスタの端子間に印加される電圧が高くても破壊に至らないように耐圧を確保するようにしたトランジスタを用いることができる。
MOSトランジスタM2のドレイン及びゲートは共通ノードとなっており、電流ソースC1を介して高電位側電源に接続されると共に、MOSトランジスタM3〜M6のゲートに接続される。MOSトランジスタM2のソース及び、MOSトランジスタM3〜M6のソースはグラウンドに接続される。
電流ソースC1は、制御装置20からの制御信号Scによりオンオフ制御される。
外付けLED回路10は、LED10aを含んで構成され、LED10aのアノードは高電位側電源に接続され、LED10aのカソードは、外付けLED回路10の接続端子t10に接続される。
そして、電流ドライバ回路1の外部出力端子T1と外付けLED回路10の接続端子t10とを接続することによって、電流ドライバ回路1から外付けLED回路10に駆動電流が供給される。
制御装置20は、電流ソースC1に対し、電流ドライバ回路1を作動状態とするパワーオン信号及び停止状態とするパワーダウン信号を制御信号Scとして出力する。また、制御装置20は、外部出力端子T1に流れる電流量や、MOSトランジスタM2のゲート電位等に基づき、高耐圧トランジスタM1のゲート電位を調整する調整電圧を制御信号Scとして出力する。この高耐圧トランジスタM1に入力される制御信号Scは、高耐圧トランジスタM1のオン抵抗を調整することによって高耐圧トランジスタM1のソース電位を調整するための信号である。制御装置20は、高耐圧トランジスタM1のソース電位を、予めMOSトランジスタM3〜M6の耐圧に応じて設定した電位以下とし得る制御信号Scを、外部出力端子T1に流れる電流量に応じて生成する。
次に、図1を参照して第1実施形態の動作を説明する。
LED10aに電流を流さない時には、制御装置20はパワーダウン信号を電流ソースC1に出力すると共に、高耐圧トランジスタM1のゲートに、制御信号Scとしてグラウンド電位の信号を出力する。
パワーダウン信号が入力された電流ソースC1は、電流供給を停止する。また、グラウンド電位の制御信号Scが入力された高耐圧トランジスタM1は、ゲート電位がグラウンド電位に制御されオフ状態となるため、外付けLED回路10への駆動電流の供給は停止される。
LED10aに電流を流す時には、制御装置20はパワーアップ信号を電流ソースC1に供給する。
パワーアップ信号が入力された電流ソースC1は、電流供給を開始する。
電流ソースC1から電流供給が行われることから、MOSトランジスタM2のドレイン電位及びゲート電位が上昇するが、電流ソースC1の電流を流せるだけのゲート電位になった時点で上昇は止まる。
制御装置20は、MOSトランジスタM2のドレイン及びゲートの共通ノードの電位を、図示しない電圧センサのセンサ出力に基づき監視し、共通ノードの上昇が止まった後、高耐圧トランジスタM1に制御信号Scを出力し、高耐圧トランジスタM1をオン状態にするため、ゲート電位を高電位に制御する。これにより、高耐圧トランジスタM1がオン状態となり、MOSトランジスタM3〜M6が電流を流すことが可能な状態となる。
このとき、MOSトランジスタM3〜M6のゲート・ソース電圧VGS3〜VGS6は、MOSトランジスタM2のゲート・ソース電圧VGS2と等しくなり、電流ソースC1の電流を基準に所望の電流を外付けLED回路10に流すことが可能となる。例えば、MOSトランジスタM2のサイズとMOSトランジスタM3〜M6のサイズとが等しいとき、電流ソースC1から供給される電流Iの4倍の大きさの電流4Iが外付けLED回路10に流れる。
次に、LED10aを複数個縦続接続するときのように、LED10aに印加される電源電圧が高い場合を考える。このような場合には、高耐圧トランジスタM1のゲート電位を制御することで、MOSトランジスタM3〜M6に耐圧以上の電位差がかからないようにする。
まず、電流ソースC1が大きさIの電流を流す場合、MOSトランジスタM2のサイズとMOSトランジスタM3〜M6のサイズとが等しいときには、電流ソースC1に流れる電流Iの4倍の電流4Iが外付けLED回路10に流れることになる。このとき高耐圧トランジスタM1のゲート電位を制御し、オン抵抗を所望の値に制御することで、高耐圧トランジスタM1において所望の電圧降下を引き起こすことができる。これによってMOSトランジスタM3〜M6のドレイン電位はある値以下に抑えられ、MOSトランジスタM3〜M6に耐圧以上の電圧がかかることを防ぐことができる。
つまり、制御装置20は、図示しない電流センサのセンサ出力に基づき外部出力端子T1を流れる駆動電流を監視し、この駆動電流に基づき、高耐圧トランジスタM1のソース電位が、MOSトランジスタM3〜M6の耐圧に応じて予め設定したしきい値以下となるように、高耐圧トランジスタM1のゲート電位を制御する制御信号Scを生成する。
一方、電流ソースC1が大きさI/4の電流を流す場合、MOSトランジスタM2のサイズとMOSトランジスタM3〜M6のサイズとが等しいときには、電流ソースC1から供給される電流(I/4)の4倍の電流Iが外付けLED回路10に流れることになる。このとき外付けLED回路10に大きさ4Iの電流が流れたときよりもLED10aのカソード電位は高くなるが、高耐圧トランジスタM1のゲート電位を低くすることで、オン抵抗を高くすることができる。このように高耐圧トランジスタM1のゲート電位を制御することで、高耐圧トランジスタM1に4Iの電流が流れたときよりも大きな電圧降下を引き起こすことができる。これによってMOSトランジスタM3〜M6のドレイン電圧はある値以下に抑えられ、MOSトランジスタM3〜M6に耐圧以上の電圧がかかることを防ぐことができる。
このように本発明の第1実施形態では、高電源電圧を用いて複数個縦続接続されたLED10aを制御するような場合においても、外部出力端子T1に流れる駆動電流に応じて高耐圧トランジスタM1のゲート電位を制御することにより、MOSトランジスタM2〜M6に高耐圧トランジスタを採用する必要がなくなる。
一般的に、同じ電流を流そうとしたときに、高耐圧のトランジスタのサイズは通常のトランジスタのサイズよりも大きくなってしまい、回路面積の増加につながる。しかしながら、第1実施形態における電流ドライバ回路1によれば、高耐圧トランジスタを1つ設けるだけで実現することができる。そのため、回路面積の増加を抑制し、高電源電圧が印加された場合でも内部回路の耐圧を確保し、且つ低面積な電流ドライバ回路を実現することができる。
なお、第1実施形態では、電流ソースC1の4倍の電流を駆動電流として供給する場合について説明したが、MOSトランジスタのサイズや数を変更することで、外付けLED回路10に供給する電流量を自由に設定することが可能である。
図2は、図1に示す第1実施形態における、電流ドライバ回路1の第1変形例を示したものである。
図2は、図1に示す電流ドライバ回路1において、Nチャネル型MOSトランジスタをPチャネル型MOSトランジスタに置き換えたものである。
すなわち、図2に示す第1変形例における電流ドライバ回路1aは、Pチャネル型の高耐圧トランジスタM1aと、直列に接続されたPチャネル型のMOSトランジスタM2a及び定電流源からなる電流ソースC1と、MOSトランジスタM2aにカレントミラー接続されたPチャネル型のMOSトランジスタM3a〜M6aと、を備える。
高耐圧トランジスタM1aのドレインは、電流ドライバ回路1aの外部出力端子T1に接続され、ソースはMOSトランジスタM3a〜M6aのドレインに接続される。また、高耐圧トランジスタM1aのゲートには、上位装置等の制御装置20から制御信号Scが入力される。
MOSトランジスタM2aのドレイン及びゲートは共通ノードとなっており、電流ソースC1を介してグラウンドに接続されると共に、MOSトランジスタM3a〜M6aのゲートに接続される。MOSトランジスタM2aのソース及び、MOSトランジスタM3a〜M6aのソースは高電位側電源に接続される。
外付けLED回路10はLED10aを含んで構成され、LED10aのアノードは外付けLED回路10の接続端子t10に接続され、カソードはグラウンドに接続される。
そして、電流ドライバ回路1aの外部出力端子T1と外付けLED回路10の接続端子t10とを接続することによって、電流ドライバ回路1aから外付けLED回路10に駆動電流が供給される。
上記第1実施形態における電流ドライバ回路1と同様に、図2に示す電流ドライバ回路1aにおいて、外部出力端子T1を流れる電流を監視し、電流ソースC1が流す電流量に応じて、高耐圧トランジスタM1aのゲート電位を調整し、高耐圧トランジスタM1aのオン抵抗を変化させることで、所望の電圧効果を引き起こすことができる。したがって、制御装置20が、高耐圧トランジスタM1aのソース電位が、予めMOSトランジスタM3a〜M6aの耐圧に応じて設定したしきい値以上となるように、外部出力端子T1を流れる電流に応じて、高耐圧トランジスタM1aのゲート電位を調整する制御信号Scを出力することによって、MOSトランジスタM3a〜M6aのドレイン電位をしきい値以上に維持することができ、MOSトランジスタM3a〜M6aに耐圧以上の電圧がかかることを防止することができる。
なお、この第1変形例においても、MOSトランジスタのサイズや数を変更することで、外付けLED回路10に供給する電流量を自由に設定することが可能である。
図3は、図1に示す第1実施形態における、電流ドライバ回路1の第2変形例を示したものである。
図3は、図1に示す電流ドライバ回路1において、Nチャネル型MOSトランジスタを、npn型のバイポーラトランジスタに置き換えたものである。
バイポーラトランジスタM1bは、npn型の高耐圧のバイポーラトランジスタ(以下、高耐圧トランジスタM1bともいう。)である。
図3に示す電流ドライバ回路1bにおいて、図1に示す電流ドライバ回路1と同様に、電流ソースC1が流す電流量に応じて、高耐圧トランジスタM1bのベース電位を適宜調整することで、高耐圧トランジスタM1bのオン抵抗を変化させ、所望の電圧効果を引き起こすことができる。これによってバイポーラトランジスタM3b〜M6bのドレイン電位を、バイポーラトランジスタM3b〜M6bの耐圧に応じて設定したしきい値以下に抑制することができ、バイポーラトランジスタM3b〜M8bに耐圧以上の電圧を防ぐことができる。
なお、この第2変形例においても、バイポーラトランジスタのサイズや数を変更することで、供給する電流量を自由に設定することが可能である。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
図4は、本発明の第2実施形態に係る電流ドライバ回路2の一例を示す回路図であって、電流ドライバ回路2により外付けLED回路10に駆動電流を供給する。
第2実施形態における電流ドライバ回路2は、図1に示す第1実施形態における電流ドライバ回路1において、さらに演算増幅器OP1を備えたものである。なお、図1に示す電流ドライバ回路1と同一部には同一符号を付与し、その詳細な説明は省略する。
図4に示すように、演算増幅器OP1の非反転入力端子Vaには、MOSトランジスタM2のドレイン電位が入力される。演算増幅器OP1の反転入力端子Vbには、高耐圧トランジスタM1のソース電位、すなわちMOSトランジスタM3〜M6のドレイン電位が入力される。演算増幅器OP1の出力端は、高耐圧トランジスタM1のゲートに接続される。
そして、演算増幅器OP1は、制御装置20によって作動制御される。
次に、図4に示す電流ドライバ回路2の動作を説明する。
LED10aに電流を流さない時には、制御装置20は、制御信号Scとしてパワーダウン信号を電流ソースC1及び演算増幅器OP1に出力する。
電流ソースC1はパワーダウン信号を入力すると、電流供給を停止する。また、演算増幅器OP1は、パワーダウン信号を入力すると、出力電位がグラウンド電位まで低下する。これにより高耐圧トランジスタM1がオフ状態となり、外付けLED回路10への電流供給が停止される。
LED10aに電流を流す時には、制御装置20は、制御信号Scとしてパワーアップ信号を電流ソースC1及び演算増幅器OP1に出力する。
電流ソースC1及び演算増幅器OP1はパワーアップ信号を入力すると起動される。電流ソースC1からの電流供給が開始されることから、MOSトランジスタM2のドレイン電位およびゲート電位が上昇するが、電流ソースC1の電流を流せるだけのゲート電位になった時点で上昇は止まる。MOSトランジスタM2とM3〜M6のゲートは共通ノードのため、MOSトランジスタM3〜M6も電流を流そうとするが、パワーアップ信号が供給された瞬間は演算増幅器OP1の出力が低い電位にあるため、高耐圧トランジスタM1はオフ状態であり電流を流せない。従って、高耐圧トランジスタM1のソース及びMOSトランジスタM3〜M6のドレイン電位は接地レベルまで下がる。その結果、演算増幅器OP1の非反転入力端子Va及び反転入力端子Vb間に電位差が生じ、演算増幅器OP1の出力電位が上昇する。これにより、高耐圧トランジスタM1がオン状態となり、MOSトランジスタM3〜M6が電流を流すことが可能になる。このとき、演算増幅器OP1には負帰還がかかっているため、演算増幅器OP1の非反転入力と反転入力とが等しくなるように演算増幅器OP1の出力電位が調整される。その結果、MOSトランジスタM3〜M6のゲート・ソース電圧VGS3〜VGS6とドレイン・ソース電圧VDS3〜VDS6は、MOSトランジスタM2のゲート・ソース電圧VGS2とドレイン・ソース電圧VDS2と等しくなり、電流ソースC1の供給電流を基準に所望の電流を外付けLED回路10に流すことが可能となる。例えば、MOSトランジスタM2のサイズとMOSトランジスタM3〜M6のサイズとが等しいとき、電流ソースC1の供給電流の4倍の電流が外付けLED回路10に流れる。
次に、LED10aを複数個縦続接続するときのように、LED10aに印加される電源電圧が高い場合を考える。このような場合には、高耐圧トランジスタM1のゲート電位を制御することで、MOSトランジスタM3〜M6に耐圧以上の電位差がかからないようにする必要がある。
まず、電流ソースC1がある大きさIの電流を流す場合、MOSトランジスタM2のサイズとMOSトランジスタM3〜M6のサイズとが等しいときには、電流ソースC1の供給電流Iの4倍の電流4Iが外付けLED回路10に流れることになる。このとき高耐圧トランジスタM1のゲート電位を制御し、高耐圧トランジスタM1のオン抵抗を、MOSトランジスタM3〜M6の耐圧に応じて、高耐圧トランジスタM1のソース電位が予め設定したしきい値となるように制御することで、高耐圧トランジスタM1において所望の電圧降下を引き起こし、MOSトランジスタM2のドレイン電位とMOSトランジスタM3〜M6のドレイン電位と一定に保つことができる。これによって、MOSトランジスタM3〜M6に耐圧以上の電圧がかかることを防ぐことができる。
次に、電流ソースC1が大きさI/4の電流を流す場合には、MOSトランジスタM2のサイズとMOSトランジスタM3〜M6のサイズとが等しいときには、電流ソースC1の供給電流I/4の4倍の電流Iが外付けLED回路10に流れることになる。このとき外付けLED回路10に大きさ4Iの電流が流れたときよりも、LED10aのカソード電位は高いため、高耐圧トランジスタM1のソース電位は上昇しようとする。しかし、高耐圧トランジスタM1のソース電位、つまり演算増幅器OP1の反転入力端子Vbへの入力が上がると、演算増幅器OP1の出力が下がるため、結果的に、高耐圧トランジスタM1のゲート電位が下がるように制御される。それにより、高耐圧トランジスタM1のオン抵抗を高くし、電流ソースC1が大きさIの電流を流した時と同様に、MOSトランジスタM2のドレイン電位とMOSトランジスタM3〜M6のドレイン電位とを一定に保つことができる。これによってMOSトランジスタM3〜M6に耐圧以上の電圧がかかることを防ぐことができる。
このように第2実施形態では、高電源電圧を用いて複数個縦続接続されたLED10aを制御するような場合においても、外付けLED回路10への供給電流に応じて演算増幅器OP1が高耐圧トランジスタM1のゲート電位を制御することにより、MOSトランジスタM2〜M6に高耐圧トランジスタを採用する必要がなくなる。つまり、カレントミラー接続されるトランジスタによる占有面積を抑制することができ、低面積で高精度な電流ドライバ回路を実現することができる。
なお、図4に示す電流ドライバ回路2では、電流ソースC1の4倍の電流を、外付けLED回路10に供給する場合について説明したが、MOSトランジスタのサイズや数を変更することで、外付けLED回路10に供給する電流を自由に設定することが可能である。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態を説明する。
図5は、本発明の第3実施形態に係る電流ドライバ回路3の一例を示す回路図であって、電流ドライバ回路3により外付けLED回路10に駆動電流を供給する。
第3実施形態における電流ドライバ回路3は、図4に示す第2実施形態における電流ドライバ回路2において、さらにスイッチング素子SW1を備えたものである。なお、図4に示す電流ドライバ回路2と同一部には同一符号を付与し、その詳細な説明は省略する。
図5に示すように、スイッチング素子SW1は、一端が、MOSトランジスタM3〜M6のドレイン、高耐圧トランジスタM1のソース及び、演算増幅器OP1の反転入力端子に接続され、他端がグラウンドに接続される。
そして、スイッチング素子SW1は、制御装置20によって制御される。
次に、第3実施形態の動作を説明する。
LED10aに電流を流さない時には、制御装置20は、制御信号Scとして、パワーダウン信号を、電流ソースC1及び演算増幅器OP1に出力すると共に、LEDオフ信号をスイッチング素子SW1に出力する。
電流ソースC1は、パワーダウン信号が入力されると、電流供給を停止する。演算増幅器OP1は、パワーダウン信号が入力されると、出力電位がグラウンド電位まで低下する。このため、高耐圧トランジスタM1がオフ状態となり、外付けLED回路10への電流供給が停止される。
LEDオフ信号が入力されたスイッチング素子SW1は、接続状態となる。そのため、MOSトランジスタM3〜M6のドレイン電位がグラウンド電位まで低下する。
LED10aに電流を流す時には、制御装置20は、まず、LEDオン信号をスイッチング素子SW1に出力する。スイッチング素子SW1は、LEDオン信号を入力すると、遮断状態となる。そして、制御装置20が、パワーアップ信号を電流ソースC1及び演算増幅器OP1に出力する。
これにより、電流ソースC1及び演算増幅器OP1が起動され、以後、上記第2実施形態と同様の動作を行う。
このように第3実施形態における電流ドライバ回路3は、MOSトランジスタM2に、カレントミラー接続されたMOSトランジスタM3〜M6のドレイン及びソース間に、スイッチング素子SW1を並列に設け、LED10aに電流を流さないときには、スイッチング素子SW1を導通状態としている。このため、外付けLED回路10への電流供給を停止している期間中、MOSトランジスタM3〜M6のドレイン電位を確実にグラウンド電位まで低下させることができる。そのため、仮に、高耐圧トランジスタM1のオフリーク電流が大きい場合でも、MOSトランジスタM3〜M6のドレイン電位が上昇することを回避し、MOSトランジスタM3〜M6を保護することができる。
なお、第3実施形態においては、第2実施形態における電流ドライバ回路2において、スイッチング素子SW1をさらに設けた場合について説明したが、図1〜図3に示す第1実施形態における電流ドライバ回路1、1a、1bに設けた場合であっても、同等の作用効果を得ることができる。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態を説明する。
図6は、本発明の第4実施形態に係る電流ドライバ回路4の一例を示す回路図であって、電流ドライバ回路4により外付けLED回路10に駆動電流を供給する。
第4実施形態における電流ドライバ回路4は、図5に示す第3実施形態における電流ドライバ回路3において、スイッチング素子SW1に替えて、第4のトランジスタとして、ダイオード接続されたトランジスタMD1を設けたものである。なお、図5に示す電流ドライバ回路3と同一部には同一符号を付与し、その詳細な説明は省略する。
トランジスタMD1は、Nチャネル型MOSトランジスタで構成される。トランジスタMD1のドレイン及びゲートは共通ノードとなっており、高耐圧トランジスタM1のソース、演算増幅器OP1の反転入力端子Vb、及びMOSトランジスタM3〜M6のドレインに接続され、ソースはグラウンドに接続される。
次に、第4実施形態の動作を説明する。
LED10aに電流を流さない時には、制御装置20は、制御信号Scとして、パワーダウン信号を電流ソースC1及び演算増幅器OP1に出力する。
電流ソースC1は、パワーダウン信号を入力したことから電流供給を停止し、演算増幅器OP1は、出力電位がグラウンド電位まで低下する。そのため、高耐圧トランジスタM1がオフ状態となり、外付けLED回路10への電流供給が停止する。
さらにこのとき、MOSトランジスタM3〜M6のドレイン及びソース間に、ダイオード接続されたトランジスタMD1が接続されているため、トランジスタMD1が電流を流せなくなる電位まで、トランジスタMD1のゲート・ドレイン電位が低下する。
LED10aに電流を流す時には、制御装置20は、制御信号Scとしてパワーアップ信号を電流ソースC1及び演算増幅器OP1に出力する。
これにより、電流ソースC1及び演算増幅器OP1が起動され、以後、上記第2実施形態と同様の動作を行う。また、このとき、MOSトランジスタM3〜M6と共に、ダイオード接続されたトランジスタMD1にもミラー電流が流れる。
このように、第4実施形態における電流ドライバ回路4は、第3実施形態における電流ドライバ回路3と同様に、外付けLED回路10への電流供給を停止している期間中、MOSトランジスタM3〜M6のドレイン電位を確実に耐圧以下のレベルまで下げることが可能となる。そのため、仮に高耐圧トランジスタM1のオフリーク電流が大きい場合でも、MOSトランジスタM3〜M6のドレイン電位は耐圧以上に上がらずにMOSトランジスタM3〜M6を保護することができる。
さらに第4実施形態における電流ドライバ回路4は、電源投入直後といった各制御信号が正常に動作していない状況においても、トランジスタMD1が電流を流せなくなるレベルまでゲート・ドレイン電位を下げるため、電源投入直後にも、MOSトランジスタM3〜M6のドレイン電位を確実に耐圧以下のレベルまで下げ、MOSトランジスタM3〜M6を保護するという効果も得ることができる。
なお、第4実施形態における電流ドライバ回路4では、MOSトランジスタM2〜M6を保護する素子としてダイオード接続されたトランジスタMD1を採用しているが、トランジスタMD1を、抵抗素子に置き換えてもよい。
また、第4実施形態では、第2実施形態における電流ドライバ回路2において、ダイオード接続されたトランジスタMD1や抵抗素子を追加した構成としているが、第1実施形態における電流ドライバ回路1、1a、1bに適用することも可能であって、この場合も同等の作用効果を得ることができる。
<第5実施形態>
次に、本発明の第5実施形態を説明する。
図7は、本発明の第5実施形態に係る電流ドライバ回路5の一例を示す回路図であって、電流ドライバ回路5により外付けLED回路10に駆動電流を供給する。
第5実施形態における電流ドライバ回路5は、第2実施形態における電流ドライバ回路2において、バイアストランジスタM7が追加されたものである。なお、図4に示す第2実施形態における電流ドライバ回路2と同一部には同一符号を付与し、その詳細な説明は省略する。
バイアストランジスタM7は、Nチャネル型MOSトランジスタで構成される。図7に示すように、バイアストランジスタM7は、電流ソースC1の一端と、MOSトランジスタM2のドレインとの間に介挿される。電流ソースC1の他端は、高電位側電源に接続され、MOSトランジスタM2のソースはグラウンドに接続される。
そして、バイアストランジスタM7のドレインとMOSトランジスタM2のゲートとが共通ノードとなり、MOSトランジスタM2にカレントミラー接続されるMOSトランジスタM3〜M6のゲートに接続される。
バイアストランジスタM7のソースつまりMOSトランジスタM2のドレインは演算増幅器OP1の非反転入力端子Vaに接続され、バイアストランジスタM7のゲートにはバイアス電圧Vbiasが入力される。
演算増幅器OP1の反転入力端子VbにはMOSトランジスタM3〜M6のドレイン及び高耐圧トランジスタM1のソースが接続される。
演算増幅器OP1の出力端は高耐圧トランジスタM1のゲートに接続される。高耐圧トランジスタM1のドレインは、電流ドライバ回路5の外部出力端子T1に接続される。
電流ソースC1及び演算増幅器OP1は、制御装置20によって作動制御される。
一方、外付けLED回路10は、LED10aを含んで構成され、LED10aのアノードは高電位側電源に接続され、カソードは、接続端子t10に接続される。そして、電流ドライバ回路5の外部出力端子T1と外付けLED回路10の接続端子t10とが接続されることにより、電流ドライバ回路5から外付けLED回路10に駆動電流が供給される。
次に、図7に示す電流ドライバ回路5の動作を説明する。
LED10aに電流を流さない時の動作は、図2に示す第2実施形態における電流ドライバ回路2の動作と同様であって、制御装置20は、制御信号Scとしてパワーダウン信号を電流ソースC1及び演算増幅器OP1に出力する。
パワーダウン信号を入力すると、電流ソースC1は電流供給を停止し、演算増幅器OP1は、出力電位がグラウンド電位まで低下する。これにより高耐圧トランジスタM1がオフ状態となり、外付けLED回路10への電流供給が停止される。
LED10aに電流を流す時には、制御装置20は、制御信号Scとしてパワーアップ信号を電流ソースC1及び演算増幅器OP1に出力する。パワーアップ信号が入力された電流ソースC1及び演算増幅器OP1は起動し、電流ソースC1からの電流を受けて、バイアストランジスタM7のドレイン電位が上昇する。バイアストランジスタM7のゲートはバイアス電位Vbiasに制御されているため、バイアストランジスタM7がオンとなり、バイアストランジスタM7のソース電位が上昇する。これにより、MOSトランジスタM2のドレイン電位及びゲート電位が上昇するが、電流ソースC1の電流を流せるだけのゲート電位になった時点で上昇は止まる。このとき、バイアストランジスタM7のサイズ及びゲート電位(つまりバイアス電圧Vbias)を適切に与えることで、MOSトランジスタM2のドレイン電位をVON2(=VGS2−Vth2)まで低下させることができる。ここでVGS2はMOSトランジスタM2のゲート・ソース間電圧、Vth2はMOSトランジスタM2のしきい値電圧を表す。
MOSトランジスタM2とMOSトランジスタM3〜M6のゲートは共通ノードのため、MOSトランジスタM3〜M6も電流を流そうとするが、パワーアップ信号が供給された瞬間は演算増幅器OP1の出力が低い電位にあるため、高耐圧トランジスタM1はオフ状態であり電流を流せない。したがって、高耐圧トランジスタM1のソース及びMOSトランジスタM3〜M6のドレイン電位はグラウンド電位まで低下する。
その結果、演算増幅器OP1の非反転入力端子Va及び反転入力端子Vb間に電位差が生じ、演算増幅器OP1の出力レベルが上昇する。これにより、高耐圧トランジスタM1がオン状態となり、MOSトランジスタM3〜M6が電流を流すことが可能になる。
このとき、演算増幅器OP1には負帰還がかかっているため、演算増幅器OP1の非反転入力端子Vaと反転入力端子Vbとが等しくなるように演算増幅器OP1の出力を調整する。その結果、MOSトランジスタM3〜M6のゲート・ソース電圧VGS3〜VGS6及びドレイン・ソース電圧VDS3〜VDS6は、MOSトランジスタM2のゲート・ソース電圧VGS2及びドレイン・ソース電圧VDS2と等しくなり、電流ソースC1の電流を基準に所望の電流を外付けLED回路10に流すことが可能となる。
上述したように、第5実施形態における電流ドライバ回路5によれば、LED10aに電流供給を行うときに、MOSトランジスタM2のドレイン電位及びMOSトランジスタM3〜M6のドレイン電位をVON2まで下げることができる。これは、図4〜図6に示す、第2〜第4実施形態における電流ドライバ回路2〜4に比較して、MOSトランジスタM2のドレイン電位をVth2相当だけ下げることができることになる。
つまり、MOSトランジスタM3〜M6のドレイン電位をVth2相当だけ下げることができることになり、高耐圧トランジスタM1のドレイン電位を下げることが可能となることから、LED10aを駆動するための電源電圧を従来よりも低くすることができる。或いは、従来よりも順方向電圧のばらつきが大きい安価なLED10aを使用することができる。
以上、特定の実施形態を参照して本発明を説明したが、これら説明によって発明を限定するものではない。本発明の説明を参照することにより、当業者には、開示された実施形態の種々の変形例とともに本発明の別の実施形態も明らかである。従って、特許請求の範囲は、本発明の範囲及び要旨に含まれるこれらの変形例又は実施形態も網羅すると解すべきである。
本発明の電流ドライバ回路は、特に、ディスプレイ制御、複写機・複合機の発光制御等に用いられる電流ドライバ回路として利用することができる。
1、1a、1b、2〜5 電流ドライバ回路
10 外付けLED回路
10a LED
20 制御装置
C1 電流ソース
M1 高耐圧トランジスタ
M2 MOSトランジスタ
M3〜M6 MOSトランジスタ
M7 バイアストランジスタ
MD1 トランジスタ
OP1 演算増幅器
SW1 スイッチング素子
T1 外部出力端子
t10 接続端子

Claims (7)

  1. 一端に定電流源が接続され、ダイオード接続された第1のトランジスタと、
    当該第1のトランジスタにカレントミラー接続された第2のトランジスタと、
    外部出力端と前記第2のトランジスタとの間に接続される、前記第1及び第2のトランジスタよりも高耐圧の第3のトランジスタと、を備え、
    前記第3のトランジスタの制御端には、前記第2のトランジスタの前記第3のトランジスタと接続された一端の電位が、前記第2のトランジスタの耐圧に基づき予め設定された目標値となるように調整する調整電圧が入力される電流ドライバ回路。
  2. 前記第1のトランジスタの前記定電流源と接続される一端と、前記第2のトランジスタの前記第3のトランジスタと接続される一端とが各入力端に接続され、これら入力端への入力信号が一致するように出力を調整する演算増幅器を備え、
    前記演算増幅器の出力端は前記第3のトランジスタの制御端に接続される請求項1に記載の電流ドライバ回路。
  3. 一端に定電流源が接続され、制御端にバイアス電圧が入力されるバイアストランジスタと、
    一端が前記バイアストランジスタの他端と接続され、制御端に前記バイアストランジスタの前記定電流源と接続される一端が接続される第1のトランジスタと、
    当該第1のトランジスタにカレントミラー接続された第2のトランジスタと、
    外部出力端と前記第2のトランジスタとの間に接続される第3のトランジスタと、
    前記バイアストランジスタの他端と、前記第2のトランジスタの前記第3のトランジスタと接続される一端とが各入力端に接続され、これら入力端への入力信号が一致するように出力を調整する演算増幅器と、を備え、
    前記演算増幅器の出力端は前記第3のトランジスタの制御端に接続される電流ドライバ回路。
  4. 前記第2のトランジスタは、前記第1のトランジスタにカレントミラー接続される複数のトランジスタを含むことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電流ドライバ回路。
  5. 前記第2のトランジスタの両端間に接続されるスイッチング素子を備え、
    前記スイッチング素子は、電流供給停止時に導通状態に制御される請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電流ドライバ回路。
  6. 前記第2のトランジスタの両端間に接続され、ダイオード接続された第4のトランジスタを備える請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電流ドライバ回路。
  7. 前記第2のトランジスタM3の両端間に接続される抵抗素子を備える請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電流ドライバ回路。
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