JP2016207839A - 光照射装置 - Google Patents

光照射装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016207839A
JP2016207839A JP2015087891A JP2015087891A JP2016207839A JP 2016207839 A JP2016207839 A JP 2016207839A JP 2015087891 A JP2015087891 A JP 2015087891A JP 2015087891 A JP2015087891 A JP 2015087891A JP 2016207839 A JP2016207839 A JP 2016207839A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
light emitting
base substrate
light
connectors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015087891A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6675151B2 (ja
Inventor
信宏 鳥井
Nobuhiro Torii
信宏 鳥井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikkiso Co Ltd
Original Assignee
Nikkiso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikkiso Co Ltd filed Critical Nikkiso Co Ltd
Priority to JP2015087891A priority Critical patent/JP6675151B2/ja
Publication of JP2016207839A publication Critical patent/JP2016207839A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6675151B2 publication Critical patent/JP6675151B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Planar Illumination Modules (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

【課題】発光素子の実装密度を高めたモジュール型の光照射装置を提供する。【解決手段】光照射装置10は、発光素子14を表側に有し、複数のコネクタ22a,22bを裏側に有する発光ユニット12と、複数のコネクタ32a,32bが主面30a上に設けられるベース基板30と、を備える。発光ユニット12は、主面30a上に配置され、発光ユニット12の複数のコネクタ22a,22bのそれぞれがベース基板30の対応するコネクタ32a、32bに接続され、ベース基板30のコネクタの少なくとも一つを介して電力が供給される。発光ユニット12は、電源コネクタ22aに接続される第1コネクタ32aを介して電力が供給され、放熱コネクタ22bに接続される第2コネクタ32bを介して放熱されてもよい。【選択図】図2

Description

本発明は光照射装置に関し、特にモジュール型の光照射装置に関する。
近年、LED(Light Emitting Diode)などの発光素子を光源とする光照射装置が実用化されている。このような光照射装置では、所望の光量を得るために複数の発光素子が基板上に並んで実装されてモジュール化される。また、複数の発光素子が含まれる発光モジュールを組み合わせることで発光素子数をさらに増やした発光装置も用いられる(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2004−253364号公報 特開2006−156829号公報
発光モジュールを用いる発光装置では、使用する発光モジュールの数や配置を調整することで、用途に応じた大きさや光量の発光装置を組み立てることができる。その一方で、複数のモジュールを並べて配置するには各モジュールの周縁部に固定や配線のためのスペースが必要となるため、発光素子を実装できない領域が生じてしまう。その結果、発光装置全体として均一に発光素子を配置することが難しくなり、照度ムラの原因につながりうる。仮に、周縁部のスペースを考慮して発光素子を等間隔に配置すると、発光素子の実装密度が下がり、得られる光量が低下してしまう。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その例示的な目的のひとつは、発光素子の実装密度を高めたモジュール型の光照射装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の光照射装置は、発光素子を表側に有し、複数のコネクタを裏側に有する発光ユニットと、複数のコネクタが主面上に設けられるベース基板と、を備える。発光ユニットは、主面上に配置され、発光ユニットの複数のコネクタのそれぞれがベース基板の対応するコネクタに接続され、ベース基板のコネクタの少なくとも一つを介して電力が供給される。
この態様によると、発光ユニットをベース基板に固定するためのコネクタが発光素子と反対側の裏側に設けられ、裏側のコネクタを介して電力が供給されるため、発光ユニットを隣接させて隙間がないように配置できる。これにより、発光素子の実装密度を高めることができる。また、ベース基板の大きさを変えることで、用途に応じた数の発光ユニットが配置された光照射装置を提供できる。
発光ユニットの複数のコネクタの少なくとも一つは、電源コネクタであり、発光ユニットの複数のコネクタの少なくとも一つは、放熱コネクタであってもよい。発光ユニットは、電源コネクタに接続されるベース基板の第1コネクタを介して電力が供給され、放熱コネクタに接続されるベース基板の第2コネクタを介して放熱されてもよい。
ベース基板を挟んで発光ユニットの反対側に設けられる放熱板をさらに備えてもよい。ベース基板の第2コネクタは、ベース基板を貫通する放熱孔を有してもよい。放熱板は、放熱孔を通って放熱コネクタに向けて延びる放熱端子を有してもよい。
ベース基板と放熱板の間に設けられる配線基板をさらに備えてもよい。配線基板は、当該配線基板を貫通して放熱孔と通じる連通孔を有してもよい。ベース基板の第1コネクタは、ベース基板を貫通する配線孔を有してもよい。配線基板は、配線孔を通って電源コネクタに向けて延びる電源端子を有してもよい。
放熱板を冷やすための冷却機構をさらに備えてもよい。
放熱コネクタは、電源コネクタと異なる形状を有してもよい。
発光ユニットが有する放熱コネクタの数は、当該発光ユニットが有する電源コネクタの数よりも多くてもよい。
本発明の光照射装置によれば、発光素子の実装密度を高めることができる。
実施の形態に係る光照射装置の構成を示す上面図である。 光照射装置の構成を概略的に示す断面図である。 発光ユニットの構成を概略的に示す下面図である。 ベース基板の構成を概略的に示す斜視図である。 配線基板の構成を概略的に示す斜視図である。 放熱板の構成を概略的に示す斜視図である。 光照射装置を組み立てる様子を模式的に示す断面図である。 変形例に係る光照射装置の構成を示す上面図である。 変形例に係る光照射装置の構成を示す上面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。なお、説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
図1は、実施の形態に係る光照射装置10の構成を示す上面図である。光照射装置10は、複数の発光ユニット12を備える。発光ユニット12は、複数の発光素子14と、ユニット基板20とを有する。光照射装置10は、複数の発光ユニット12が並んで配置されるモジュール型の発光装置である。
本実施の形態では、例示として、一つの発光ユニット12が3×3=9個の発光素子14を有し、このような発光ユニット12が2×4=8個設けられる場合を示す。他の実施の形態においては、発光ユニット12に含まれる発光素子数が9個以外であってもよいし、光照射装置10が備える発光ユニット12の数が8個以外であってもよい。例えば、他の実施の形態においては、一つの発光ユニット12が2×2=4個の発光素子14を有してもよいし、4×4=16個の発光素子14を有してもよい。
光照射装置10は、図示しない外部電源に接続するための電源線48を有する。電源線48は、端部領域46に設けられる。端部領域46および電源線48については、図5を参照しながら後述する。
図2は、光照射装置10の構成を概略的に示す断面図であり、図1のA−A線断面を示す。光照射装置10は、複数の発光ユニット12に加えて、ベース基板30と、配線基板40と、放熱板50を備える。発光ユニット12、ベース基板30、配線基板40および放熱板50は、順に積層されている。
ユニット基板20は、銅(Cu)やアルミニウム(Al)等の放熱性の高い金属で構成されるメタル基板である。ユニット基板20の表面20aには、複数の発光素子14が実装される。複数の発光素子14は、放射光の面強度分布が均一となるように等間隔で配置される。複数の発光素子14は、ユニット基板20の表面20aにおいて、四方格子状または六方格子状に配置される。
発光素子14は、LED(Light Emitting Diode)であり、特に紫外光を発するLEDである。本実施の形態では、発光素子14として、放射光の中心波長またはピーク波長が約200nm〜300nmの紫外領域に含まれるLEDを用いる。光照射装置10を紫外光照射による殺菌用途に用いる場合、殺菌効率の高い波長である260nm付近の紫外光を発するものを用いることが好ましい。このような紫外光LEDとして、例えば、窒化アルミニウムガリウム(AlGaN)を用いたものが知られている。なお、樹脂硬化など他の用途に用いる場合には、用途に適した波長の紫外光を発する光源を選択すればよい。また、照明などの他の用途に用いる場合には、発光素子14として可視光や赤外光を発するLEDを用いてもよい。
ユニット基板20の裏面20bには、ユニット側コネクタ22a,22b(以下、総称して、ユニット側コネクタ22ともいう)が設けられる。ユニット側コネクタ22は、ベース基板30の基板側コネクタ32a,32b(以下、総称して基板側コネクタ32ともいう)と接続する。ユニット側コネクタ22は、基板側コネクタ32と接続してベース基板30の主面30aの上に配置される発光ユニット12をベース基板30に固定する。
ユニット側コネクタ22は、電源コネクタ22aと放熱コネクタ22bの二種類を含む。電源コネクタ22aは、ベース基板30の基板側第1コネクタ32aと係合する第1溝部24aと、配線基板40の電源端子42と接続される電源パッド26aを有する。電源パッド26aは、ユニット基板20の内部で発光素子14の電極と電気的に接続されている。電源パッド26aは、発光素子14の駆動に必要な電力の供給を配線基板40から受けるための接続端子である。
放熱コネクタ22bは、ベース基板30の基板側第2コネクタ32bと係合する第2溝部24bと、放熱板50の放熱端子52と接続される放熱パッド26bを有する。放熱パッド26bは、ユニット基板20の内部で発光素子14と熱的に接続されている。放熱パッド26bは、発光素子14の駆動により生じた熱を放熱板50に伝えるための接続端子である。
ベース基板30は、複数の発光ユニット12を固定するための部材であり、例えば、樹脂材料や金属材料で構成される。ベース基板30は、加工性が優れており、コストの低い樹脂材料で成形されることが望ましい。ベース基板30は、主面30aの上に設けられる複数の基板側コネクタ32を有する。基板側コネクタ32は、電源コネクタ22aに接続される基板側第1コネクタ32aと、放熱コネクタ22bに接続される基板側第2コネクタ32bの二種類を含む。
基板側第1コネクタ32aは、電源コネクタ22aの第1溝部24aに係合する第1突起部34aと、第1突起部34aの位置においてベース基板30を貫通する配線孔36aとを有する。配線孔36aには、配線基板40の電源端子42が挿通される。
基板側第2コネクタ32bは、放熱コネクタ22bの第2溝部24bに係合する第2突起部34bと、第2突起部34bの位置においてベース基板30を貫通する放熱孔36bとを有する。放熱孔36bには、放熱板50の放熱端子52が挿通される。
なお、第1突起部34aと第2突起部34bは同様の構造を有し、配線孔36aと放熱孔36bも同様の構造を有する。したがって、基板側第1コネクタ32aと基板側第2コネクタ32bは同様の構造を有している。
配線基板40は、複数の発光ユニット12のそれぞれに発光素子14の駆動に必要な電力を供給するための配線層である。配線基板40は、電源端子42と、連通孔44を有する。電源端子42は、ユニット基板20の電源コネクタ22aに向けて延びる柱状の部材である。電源端子42は、基板側第1コネクタ32aの配線孔36aに挿通され、先端部において電源パッド26aと接続する。連通孔44は、放熱コネクタ22bに対応する位置において配線基板40を貫通してベース基板30の放熱孔36bと通じる貫通孔である。連通孔44には、放熱板50の放熱端子52が挿通される。
放熱板50は、発光素子14の駆動により生じた熱を放熱させるための部材であり、銅などの熱伝導率の高い部材で構成される。放熱板50は、放熱端子52を有する。放熱端子52は、ユニット基板20の放熱コネクタ22bに向けて延びる柱状の部材である。放熱端子52は、配線基板40の連通孔44および基板側第2コネクタ32bの放熱孔36bに挿通され、先端部において放熱パッド26bと接続する。
放熱板50は、発光ユニット12と反対側に設けられる冷却機構(不図示)と熱的に接続されてもよい。この冷却機構は、ヒートシンクであってもよいし、ファンなどを含む空冷装置であってもよいし、冷却水を循環させるポンプなどを含む水冷装置であってもよい。また、冷却機構は、ヒートシンクなどと接続されるヒートパイプを含んでもよいし、ペルチェ式の冷却装置を含んでもよい。
図3は、発光ユニット12の構成を概略的に示す下面図であり、ユニット基板20を裏面20bから見た場合の平面図を示す。電源コネクタ22aは、円筒状の側壁で囲われる第1溝部24aと、第1溝部24aの底部に露出する電源パッド26aを有する。同様に、放熱コネクタ22bは、円筒状の側壁で囲われる第2溝部24bと、第2溝部24bの底部に露出する放熱パッド26bを有する。
本実施の形態において、ユニット基板20は、3×3=9個のユニット側コネクタ22を有する。9個のユニット側コネクタ22のうち、2個は電源コネクタ22aであり、残りの7個は放熱コネクタ22bである。二つの電源コネクタ22aの一方は、プラス側の電源コネクタであり、他方はマイナス側の電源コネクタである。例えば、三行三列の配置において、二列目の上側に配置される電源コネクタ22aがプラス(+)側であり、二列目の下側に配置される電源コネクタ22aがマイナス(−)側である。このような配置とすることで、放熱コネクタ22bをH型に配置でき、発光ユニット12を均一に放熱できる。また、放熱コネクタ22bの数を電源コネクタ22aの数よりも多くして、放熱性を高めることができる。
本実施の形態では、電源コネクタ22aおよび放熱コネクタ22bを三行三列の配置としているが、他の実施の形態においては、異なる配置としてもよい。また、電源コネクタ22aおよび放熱コネクタ22bを合計したユニット側コネクタ22の数が9個以外であってもよい。
図4は、ベース基板30の構成を概略的に示す斜視図である。ベース基板30は、光照射装置10が備える発光ユニット12の数に対応した大きさを有する。本実施の形態では、8個の発光ユニット12が配置可能となるように、8個の発光ユニット12のそれぞれが配置される八つの領域C1〜C8が主面30aに設けられる。八つの領域C1〜C8のそれぞれには、2個の基板側第1コネクタ32aと7個の基板側第2コネクタ32bが設けられる。基板側第1コネクタ32aおよび基板側第2コネクタ32bは、図3に示した電源コネクタ22aおよび放熱コネクタ22bのそれぞれに対応して接続可能となるように、主面30aの上に設けられる。
基板側第1コネクタ32aの第1突起部34aは、電源コネクタ22aの形状に対応する円筒形状を有する。また、基板側第1コネクタ32aの配線孔36aは、円筒状の側壁により形成される。同様に、基板側第2コネクタ32bの第2突起部34bは、放熱コネクタ22bの形状に対応する円筒形状を有し、基板側第2コネクタ32bの配線孔36aは、円筒状の側壁により形成される。
図5は、配線基板40の構成を概略的に示す斜視図である。配線基板40は、所定数の発光ユニット12に対応した大きさを有し、本実施の形態では、4個の発光ユニット12に対応した大きさを有する。配線基板40には、4個の発光ユニット12のそれぞれに対応する四つの領域D1〜D4が設けられ、四つの領域D1〜D4のそれぞれには、2個の電源端子42と、7個の連通孔44が設けられる。電源端子42および連通孔44は、ベース基板30の基板側コネクタ32の位置に対応して設けられる。電源端子42は、電源コネクタ22aおよび基板側第1コネクタ32aの形状に対応する円柱形状を有する。また、連通孔44は、放熱コネクタ22bおよび基板側第2コネクタ32bの形状に対応する円筒状の側壁で囲われる。
配線基板40は、発光ユニット12に対応する領域D1〜D4の外に端部領域46を有する。端部領域46は、配線基板40をベース基板30と組み合わせたときにベース基板30と接しない領域である。端部領域46には、図示しない外部電源と接続される電源線48との接続箇所が設けられる。ベース基板30と接しない端部領域46に電源線48との接続箇所を設けることで、ベース基板30と電源線48が干渉しないようにすることができる。
図6は、放熱板50の構成を概略的に示す斜視図である。放熱板50は、所定数の発光ユニット12に対応した大きさを有し、本実施の形態では、配線基板40と同様に、4個の発光ユニット12に対応した大きさを有する。放熱板50には、4個の発光ユニット12のそれぞれに対応する四つの領域E1〜E4が設けられ、四つの領域E1〜E4のそれぞれには、7個の放熱端子52が設けられる。放熱端子52は、ベース基板30の基板側第2コネクタ32bの位置に対応して設けられる。放熱端子52は、放熱コネクタ22b、基板側第2コネクタ32bおよび連通孔44の形状に対応する円柱形状を有する。
図7は、光照射装置10を組み立てる様子を模式的に示す断面図であり、図1のB−B線断面に対応する。光照射装置10は、8個の発光ユニット12、1枚のベース基板30、二枚の配線基板40(40a,40b)および二枚の放熱板50(50a,50b)を組み合わせることによりできあがる。第1の配線基板40aおよび第1の放熱板50aは、ベース基板30の領域C1に第1の配線基板40aの領域D1と第1の放熱板50aの領域E1が重なるように配置される。第2の配線基板40bおよび第2の放熱板50bはベース基板30の領域C5に第2の配線基板40bの領域D1と第2の放熱板50bの領域E1が重なるように配置される。
電源端子42は、配線孔36aに挿通されて電源パッド26aに接続される。放熱端子52は、連通孔44および放熱孔36bに挿通されて放熱パッド26bに接続される。発光ユニット12は、基板側第1コネクタ32aに電源コネクタ22aが係合し、基板側第2コネクタ32bに放熱コネクタ22bが係合してベース基板30に固定される。これにより、光照射装置10ができあがる。
以上の構成によれば、発光ユニット12は、裏面20bに設けられる複数のユニット側コネクタ22によって固定され、基板側第1コネクタ32aを介して電力が供給され、基板側第2コネクタ32bを介して放熱される。したがって、発光ユニット12は、固定や配線のための構造が裏面20bに設けられており、周縁部に固定や配線のためのスペースを必要としない。そのため、本実施の形態によれば、発光ユニット12の表面20aに設けられる発光素子14の実装密度を高めることができる。また、隣接する発光ユニット12の間の発光素子14の間隔も小さくできる。これにより、光照射装置10の全体にわたって発光素子14の実装密度を高めることができる。また、複数の発光素子14を均一な間隔で配置でき、照度ムラの小さい光照射装置10とすることができる。
本実施の形態によれば、複数の発光ユニット12がベース基板30に固定されて一体化されるため、ベース基板30の大きさを調整することで光照射装置10のサイズを変更できる。仮に、光照射装置の用途に応じた大きさの配線基板や放熱板を用意して発光素子を実装する場合には、光照射装置の仕様ごとに配線基板や放熱板を設計しなければならない。一方、本実施の形態によれば、あらかじめ用意された配線基板40や放熱板50を組み合わせて所望の大きさの光照射装置10を組み立てることができるため、一つずつカスタム品を製作する場合と比べてコストを下げることができる。
本実施の形態によれば、発光素子14が複数の発光ユニット12に分割されてベース基板30の上に配置されるため、一部の発光素子14が点灯しなくなった場合であっても該当する発光ユニット12を交換するだけで光照射装置10を修理できる。仮に、一つの配線基板上に全ての発光素子14が実装される場合には、はんだ付け等で固定された発光素子14を剥がす必要があり修理に手間がかかる。場合によっては、修理のために発光素子14を剥がす工程で実装基板を破損させてしまい、実装基板を含めて交換しなければならなくなるかもしれない。一方、本実施の形態によれば、点灯しなくなった発光素子14を発光ユニット12の単位で容易に交換できるため、光照射装置10のメンテナンスにかかるコストを下げることができる。
本実施の形態によれば、放熱板50が光照射装置10の最下層に設けられるため、放熱板50の下面を露出させて放熱板50を冷却しやすい構造にできる。また、放熱板50の下面が露出しているため、放熱板50を冷やすための冷却機構を取り付けしやすい。これにより、発光素子14の放熱性を高めて発光素子14の動作を安定化させるとともに、熱影響により発光素子14の寿命が短くなるのを防ぐことができる。
(変形例1)
図8は、変形例に係る光照射装置110の構成を示す上面図である。本変形例では、ベース基板130を上述の実施の形態に係るベース基板30よりも大型化することにより、より多くの発光ユニット12を配置できるようにしている。具体的には、4×8=32個の発光ユニット12を配置できるような大きさを有するベース基板130としている。光照射装置110は、8枚の配線基板40a〜40gと8枚の放熱板50を備える。本変形例によれば、ベース基板130の大きさを変えることで、上述の実施の形態に係る発光ユニット12、配線基板40および放熱板50を流用してサイズの異なる光照射装置110を提供することができる。
(変形例2)
図9は、別の変形例に係る光照射装置210の構成を示す上面図である。本変形例では、ベース基板230の形状を細長くすることにより、上述の実施の形態とは異なる形状の光照射装置210としている。具体的には、8個の発光ユニット12が一列に配置できるような形状のベース基板230としている。光照射装置210は、二枚の配線基板40a,40bと二枚の放熱板50を備える。本変形例によれば、ベース基板230の形状を変えることで、上述の実施の形態に係る発光ユニット12、配線基板40および放熱板50を流用して形状の異なる光照射装置210を提供することができる。
以上、本発明を実施例にもとづいて説明した。本発明は上記実施の形態に限定されず、種々の設計変更が可能であり、様々な変形例が可能であること、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは、当業者に理解されるところである。
上述の実施の形態においては、ユニット側コネクタ22および基板側コネクタ32が円筒形状であり、電源端子42および放熱端子52がこれらに対応する円柱形状である場合を示した。さらなる変形例においては、ユニット側コネクタ22および基板側コネクタ32の軸方向に直交する断面が三角形、四角形または六角形などの多角形で構成されてもよく、電源端子42および放熱端子52がこれらに対応する多角柱形状であってもよい。
上述の実施の形態においては、電源コネクタ22aおよび放熱コネクタ22bが同一形状であり、これらと接続される基板側第1コネクタ32aおよび基板側第2コネクタ32bも同一形状である場合を示した。さらなる変形例においては、電源コネクタ22aと放熱コネクタ22bが異なる形状を有してもよい。例えば、電源コネクタ22aが角形である場合、放熱コネクタ22bが円形であってもよい。さらに、プラス側の電源コネクタ22aとマイナス側の電源コネクタ22aとが異なる形状であってもよい。このように、コネクタの種類に応じてその形状を異ならせることにより、ユニット側コネクタ22と基板側コネクタ32が誤接続されることを防ぐことができる。
上述の実施の形態においては、ユニット側コネクタ22が溝部を有するメス型コネクタであり、基板側コネクタ32が突起部を有するオス型コネクタである場合を示した。さらなる変形例においては、ユニット側コネクタが突起部を有するオス型コネクタであり、基板側コネクタ32が溝部を有するメス型コネクタであってもよい。また、電源コネクタ22aをオス型コネクタとする一方、放熱コネクタ22bをメス型コネクタとするように、コネクタの種類によってコネクタ形状を異ならせてもよい。
上述の実施の形態においては、ユニット側コネクタ22が電源コネクタ22aまたは放熱コネクタ22bのいずれか一方である場合を示した。さらなる変形例においては、複数のユニット側コネクタ22の一部が制御コネクタであってもよい。発光ユニット12は、発光素子14の動作を制御するための制御回路を有してもよく、制御コネクタを通じて発光素子14の動作を制御するための信号を送受信してもよい。制御コネクタは、配線基板から発光ユニットの制御コネクタに向けて延びるように構成される制御端子と接続されてもよい。
上述の実施の形態においては、ベース基板30、配線基板40、放熱板50の順に積層される場合を示したが、さらなる変形においては、ベース基板、放熱板、配線基板の順に積層されるように光照射装置を構成してもよい。この場合、配線基板に連通孔を設けず、放熱板に配線基板の電源端子を挿通するための連通孔を設けてもよい。
上述の実施の形態においては、配線基板40と放熱板50が別体として形成される場合を示した。さらなる変形例においては、配線基板40と放熱板50が一体となっていてもよい。この場合、配線機能と放熱機能を有する基板から上述の電源端子および放熱端子が発光ユニット12に向けて延びてもよい。
上述の実施の形態においては、ベース基板30と配線基板40が別体として形成される場合を示した。さらなる変形例においては、ベース基板30と配線基板40が一体となっていてもよい。この場合、電源コネクタ22aに接続される基板側コネクタとして、上述の第1突起部34aと電源端子42の機能を兼ね備える基板側第1コネクタが設けられてもよい。
10…光照射装置、12…発光ユニット、14…発光素子、22…ユニット側コネクタ、22a…電源コネクタ、22b…放熱コネクタ、30…ベース基板、30a…主面、32…基板側コネクタ、36a…配線孔、36b…放熱孔、40…配線基板、42…電源端子、44…連通孔、50…放熱板、52…放熱端子。

Claims (7)

  1. 発光素子を表側に有し、複数のコネクタを裏側に有する発光ユニットと、
    複数のコネクタが主面上に設けられるベース基板と、を備え、
    前記発光ユニットは、前記主面上に配置され、前記発光ユニットの複数のコネクタのそれぞれが前記ベース基板の対応するコネクタに接続され、前記ベース基板のコネクタの少なくとも一つを介して電力が供給されることを特徴とする光照射装置。
  2. 前記発光ユニットの複数のコネクタの少なくとも一つは、電源コネクタであり、
    前記発光ユニットの複数のコネクタの少なくとも一つは、放熱コネクタであり、
    前記発光ユニットは、前記電源コネクタに接続される前記ベース基板の第1コネクタを介して電力が供給され、前記放熱コネクタに接続される前記ベース基板の第2コネクタを介して放熱されることを特徴とする請求項1に記載の光照射装置。
  3. 前記ベース基板を挟んで前記発光ユニットの反対側に設けられる放熱板をさらに備え、
    前記ベース基板の第2コネクタは、前記ベース基板を貫通する放熱孔を有し、
    前記放熱板は、前記放熱孔を通って前記放熱コネクタに向けて延びる放熱端子を有することを特徴とする請求項2に記載の光照射装置。
  4. 前記ベース基板と前記放熱板の間に設けられる配線基板をさらに備え、
    前記配線基板は、当該配線基板を貫通して前記放熱孔と通じる連通孔を有し、
    前記ベース基板の第1コネクタは、前記ベース基板を貫通する配線孔を有し、
    前記配線基板は、前記配線孔を通って前記電源コネクタに向けて延びる電源端子を有することを特徴とする請求項3に記載の光照射装置。
  5. 前記放熱板を冷やすための冷却機構をさらに備えることを特徴とする請求項3または4に記載の光照射装置。
  6. 前記放熱コネクタは、前記電源コネクタと異なる形状を有することを特徴とする請求項2から5のいずれか一項に記載の光照射装置。
  7. 前記発光ユニットが有する前記放熱コネクタの数は、当該発光ユニットが有する前記電源コネクタの数よりも多いことを特徴とする請求項2から6のいずれか一項に記載の光照射装置。
JP2015087891A 2015-04-22 2015-04-22 光照射装置 Active JP6675151B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015087891A JP6675151B2 (ja) 2015-04-22 2015-04-22 光照射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015087891A JP6675151B2 (ja) 2015-04-22 2015-04-22 光照射装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016207839A true JP2016207839A (ja) 2016-12-08
JP6675151B2 JP6675151B2 (ja) 2020-04-01

Family

ID=57490348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015087891A Active JP6675151B2 (ja) 2015-04-22 2015-04-22 光照射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6675151B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018156796A (ja) * 2017-03-16 2018-10-04 テイ・エス テック株式会社 照明装置
KR101923414B1 (ko) * 2017-11-27 2019-02-27 고상희 진공브레이징을 이용한 수냉식 led전등장치
JP2019057632A (ja) * 2017-09-21 2019-04-11 東芝ライテック株式会社 紫外線照射装置
US11135971B2 (en) 2017-03-16 2021-10-05 Ts Tech Co., Ltd. Illuminating device
WO2022146075A1 (ko) * 2020-12-31 2022-07-07 주식회사 비아트론 레이저 발광 소자를 이용한 평판 기판 가열 장치
WO2023128607A1 (ko) * 2021-12-30 2023-07-06 주식회사 비아트론 Vcsel 모듈을 구비하는 평판 기판 가열 장치

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002232009A (ja) * 2001-01-30 2002-08-16 Harison Toshiba Lighting Corp 発光ダイオードアレイ及び光源装置
JP2003092428A (ja) * 2001-09-17 2003-03-28 Ccs Inc 発光パネル装置
JP2005209865A (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Keyence Corp 面発光型紫外線照射装置
JP2009289772A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Rohm Co Ltd Ledランプ
JP2012160528A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Nikkiso Co Ltd 半導体パッケージ
WO2013154151A1 (ja) * 2012-04-11 2013-10-17 株式会社リキッド・デザイン・システムズ 照明装置及び液晶表示装置
JP2015038808A (ja) * 2010-12-01 2015-02-26 シャープ株式会社 面発光照明装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002232009A (ja) * 2001-01-30 2002-08-16 Harison Toshiba Lighting Corp 発光ダイオードアレイ及び光源装置
JP2003092428A (ja) * 2001-09-17 2003-03-28 Ccs Inc 発光パネル装置
JP2005209865A (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Keyence Corp 面発光型紫外線照射装置
JP2009289772A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Rohm Co Ltd Ledランプ
JP2015038808A (ja) * 2010-12-01 2015-02-26 シャープ株式会社 面発光照明装置
JP2012160528A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Nikkiso Co Ltd 半導体パッケージ
WO2013154151A1 (ja) * 2012-04-11 2013-10-17 株式会社リキッド・デザイン・システムズ 照明装置及び液晶表示装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018156796A (ja) * 2017-03-16 2018-10-04 テイ・エス テック株式会社 照明装置
US11135971B2 (en) 2017-03-16 2021-10-05 Ts Tech Co., Ltd. Illuminating device
JP2019057632A (ja) * 2017-09-21 2019-04-11 東芝ライテック株式会社 紫外線照射装置
TWI756383B (zh) * 2017-09-21 2022-03-01 日商東芝照明技術股份有限公司 紫外線照射裝置
KR101923414B1 (ko) * 2017-11-27 2019-02-27 고상희 진공브레이징을 이용한 수냉식 led전등장치
WO2022146075A1 (ko) * 2020-12-31 2022-07-07 주식회사 비아트론 레이저 발광 소자를 이용한 평판 기판 가열 장치
KR20220097750A (ko) * 2020-12-31 2022-07-08 주식회사 비아트론 레이저 발광 소자를 이용한 평판 기판 가열 장치
KR102454304B1 (ko) * 2020-12-31 2022-10-17 주식회사 비아트론 레이저 발광 소자를 이용한 평판 기판 가열 장치
WO2023128607A1 (ko) * 2021-12-30 2023-07-06 주식회사 비아트론 Vcsel 모듈을 구비하는 평판 기판 가열 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP6675151B2 (ja) 2020-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6675151B2 (ja) 光照射装置
US9434151B2 (en) LED unit
KR20100047339A (ko) Led 하우징
JP2006261039A (ja) 照明装置および多点光源ユニット
JP6640544B2 (ja) 発光モジュール、灯具および発光素子用回路基板
US10273022B2 (en) Aircraft LED light unit
US9874662B2 (en) Illumination device
KR20180005331A (ko) 엘이디모듈 pcb의 방열패턴
JP3193192U (ja) 共通端子を有する照明モジュール
WO2013099145A1 (ja) 発光モジュールおよび車両用灯具
EP2856008B1 (en) Linear led lighting fixture with improved viewing angle
JP2011096649A (ja) 照明装置
KR101167415B1 (ko) 조명장치
JP3116836U (ja) 発光ダイオード・モジュール、及び該発光ダイオード・モジュールを備えた車両用灯具
JP2012054104A (ja) 円形照明装置
KR101167413B1 (ko) 조명장치
US11676991B2 (en) Semiconductor light emitting device
KR20180073292A (ko) 방열성이 향상된 엘이디 소자 배열용 인쇄회로기판
JP5406540B2 (ja) 光源モジュール、車輌用灯具及び光源モジュールの製造方法
KR101167416B1 (ko) 조명장치
KR101753120B1 (ko) 육각형 led모듈
KR20090021983A (ko) 발광 유닛
KR101167421B1 (ko) 조명장치
KR20150088487A (ko) 직하형 평판모듈
KR20120048973A (ko) 조명장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180627

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190305

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191009

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200303

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200310

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6675151

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250