JP2016207696A - プリント配線板の製造方法 - Google Patents

プリント配線板の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016207696A
JP2016207696A JP2015083461A JP2015083461A JP2016207696A JP 2016207696 A JP2016207696 A JP 2016207696A JP 2015083461 A JP2015083461 A JP 2015083461A JP 2015083461 A JP2015083461 A JP 2015083461A JP 2016207696 A JP2016207696 A JP 2016207696A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
resin
metal film
wiring board
printed wiring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015083461A
Other languages
English (en)
Inventor
俊樹 古谷
Toshiki Furuya
俊樹 古谷
淳 尾崎
Atsushi Ozaki
淳 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ibiden Co Ltd filed Critical Ibiden Co Ltd
Priority to JP2015083461A priority Critical patent/JP2016207696A/ja
Publication of JP2016207696A publication Critical patent/JP2016207696A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】配線パターンのファイン化に対する導体層の密着性の維持、ならびに他の基板などとの接続部の形成の低コスト化および接続部の品質の向上。
【解決手段】プリント板の配線方法は、少なくとも一面に金属膜が設けられている支持板を準備することと、所定のパターンを有する導体層21を金属膜上に形成することと、導体層21上に導体ポスト25を形成することと、配線層21が形成されていない金属膜の表面上、および、配線層21の形成面上に未硬化状態の樹脂層を形成することと、樹脂層を貫通して配線層21の一部を露出させる開口部を形成することと、樹脂層を本硬化させることにより樹脂絶縁層30を形成することと、開口部内に導体ポスト25を形成することと、支持板と金属膜とを分離することと、金属膜を除去することとを有している。
【選択図】図1H

Description

本発明は、プリント配線板の製造方法に関する。
特許文献1は、片面回路基板の製造方法を開示している。そして特許文献1の回路基板の製造方法では、硬質の絶縁性基板の一方の面上の金属箔をパターニングして導体回路(導体層)が形成され、この導体回路に向けて絶縁性基板に他方の面の側から貫通孔が形成されている。貫通孔内に導電性ペーストを充填することにより導体回路と他の絶縁性基板などとの接続部が形成されている。
特開平10−13028号公報
特許文献1の回路基板の製造方法では、導体回路と接続される導体が絶縁性硬質基板にレーザー加工により形成される穴内に導電性ペーストを充填することにより形成される。そのため、穴の形状は、加工をする側で大きく、接続する導体回路側で小さくなると考えられる。すなわち、接続する導体(導電性ペースト)はテーパ形状になり、導体層との接続部の面積は小さくなると考えられる。しかも加工した絶縁材の残渣が残リやすいと考えられる。しかも、ペーストの埋め込みにより形成されるため、ファインピッチ化により小さい加工穴になると、より一層接続の信頼性が低下することが予想される。
本発明のプリント配線板の製造方法は、支持板の少なくとも一面に金属膜を貼着することと、所定のパターンを有する配線層を前記金属膜上に形成することと、前記金属膜の表面および前記配線層形成面上に未硬化状態の樹脂層を形成することと、前記未硬化状態の樹脂層に前記樹脂層を貫通して前記配線層の一部を露出させる開口部を形成することと、前記樹脂層を硬化させることにより樹脂絶縁層を形成することと、前記開口部内に導電性物質を充填し、前記配線層と接続する導体ポストを形成することと、前記支持板と前記金属膜とを分離することと、前記金属膜を除去することにより前記配線層と前記樹脂絶縁層とを露出させることとを有する。
本発明の実施形態のプリント配線板の製造方法によれば、信頼性の高いプリント配線板が安価に、より簡単に製造され得る。
本発明の一実施形態のプリント配線板の製造方法を示す図。 本発明の一実施形態のプリント配線板の製造方法を示す図。 本発明の一実施形態のプリント配線板の製造方法を示す図。 本発明の一実施形態のプリント配線板の製造方法を示す図。 本発明の一実施形態のプリント配線板の製造方法を示す図。 本発明の一実施形態のプリント配線板の製造方法を示す図。 本発明の一実施形態のプリント配線板の製造方法を示す図。 本発明の一実施形態のプリント配線板の製造方法を示す図。 配線層および導体ポストに表面保護膜が形成されている例を示す断面図。 レジストマスクを用いて導体ポストが形成される従来のプリント配線板の工程の一部を示す図。
本発明の一実施形態のプリント配線板の製造方法では、まず、キャリア銅箔80a付き支持板80の少なくとも一面に金属膜81が貼着され(図1A)、この金属膜81上に所定のパターンを有する配線層21が形成される(図1B)。続いて、金属膜81の表面および配線層21の形成面上に未硬化状態の樹脂層30aが形成される(図1C)。そして、この未硬化状態の樹脂層30aに、樹脂層30aを貫通して配線層21の一部を露出させる開口部31が形成される(図1D)。未硬化状態の樹脂層30aの硬化が進められ、樹脂絶縁層30が形成される(図1E)。続いて、開口部31内に導電性物質が充填され、配線層21と接続されている導体ポスト25が形成される(図1F)。その後、支持板80(キャリア銅箔80a)と金属膜81とが分離され(図1G)た後、金属膜81が除去される。この結果、配線層21の第1面F1と樹脂絶縁層30の第1表面SF1とが露出したプリント配線板10が製造される(図1H)。すなわち、実施形態のプリント配線板10では、配線層21のパターンが形成され、そしてその周囲が樹脂絶縁層30で被覆されている。プリント配線板10のこのような構造により、ファインピッチ化に対して密着性の向上が図られる。
プリント配線板10の樹脂絶縁層30の材料としては、前述のように、未硬化状態と完全に硬化した状態とを有し得る樹脂材料が用いられる。「硬化した状態」とは、絶対的な硬度が比較的高いということより、むしろ、その後のプリント配線板10の製造工程や完成後の使用環境の中で柔軟性や流動性がさらに大きく変化しない状態を意味する。また「未硬化状態」も、液状やペースト状などに限定されない。「未硬化状態」は、「硬化した状態」よりも硬度が低い状態を意味し、製造工程中のプリント配線板上に形成される樹脂絶縁層30の樹脂材料の層(樹脂層30a)の初期状態を主に意味する。また、樹脂絶縁層30の材料は、未硬化状態と硬化した状態との間の硬化状態である1つ以上の半硬化状態(樹脂層30b、図1D参照)をとり得るものであってよい。実施形態では、未硬化の状態である樹脂層30aに開口部31が形成される。この樹脂層30aが本硬化して、開口部31を有する樹脂絶縁層30が形成される。開口部31の形成時の周囲環境の変化により樹脂層30aが半硬化して樹脂層30bに変化してもよい。未硬化状態から半硬化状態への変化、および、半硬化状態から本硬化状態への変化は、それぞれ、露光や加熱により行われてよい。そして、実施形態では、開口部31に導体ポスト25がめっきにより形成される。このため、導体ポスト25をめっきで形成するためのレジストマスクを形成する必要がない。樹脂絶縁層30の材料でレジストマスクの機能が兼用され得る。
導体ポスト25を形成するためのレジストマスクを用いる従来の方法が図3に示されている。この方法では、めっきレジスト膜85が形成される。めっきレジスト膜85の開口部85a内に導体ポスト25が形成された後、めっきレジスト膜85が除去される。そして導体ポスト25を被覆する樹脂絶縁層が、新たに形成される。この方法では、前述の特許文献1と異なり、開口部内には、穴あけ加工時に発生し得る絶縁性材料の残渣などが少ない清浄な配線層が露出するため、配線層と良好に密着している導体ポストが形成され得る。しかしながら、この方法では、めっきレジスト膜が形成され、除去されてから、改めて樹脂絶縁層が形成されるという点で、工程に無駄があると考えられる。
実施形態のプリント配線板10では、配線層21が樹脂絶縁層30の第1表面SF1側に埋め込まれている。さらに、導体ポスト25形成用の開口部を形成する部分の樹脂として、半硬化状態を経て本硬化され得る樹脂が、未硬化状態で使用される。未硬化状態の樹脂で形成される樹脂層30aに開口部31が形成される。開口部31の形成と同時に未硬化状態の樹脂層30aが半硬化され得る。半硬化状態の樹脂層30bは、さらに加熱されることなどにより本硬化されて、変形することのない堅固な樹脂絶縁層30を形成する。すなわち、樹脂層30bは、導体ポスト形成のための開口部31を有する良好なめっきレジスト膜としての役目と、プリント配線板10の完成後に樹脂絶縁層30として機能する役目との両方を果たすことができる。
このような硬化状態が変化し得る樹脂としては、モールド用の熱硬化性樹脂、または感光性樹脂などが用いられる。熱硬化性樹脂としては、例えば、フェノール樹脂、メラミン樹脂や尿素樹脂などのアミノ樹脂、エポキシ樹脂、フェノキシ樹脂、エポキシ変成ポリイミド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂、ウレタン樹脂、ジアリルフタレート樹脂などが挙げられる。これらの熱硬化性樹脂は、単独で用いられてもよいし、2種類以上の混合樹脂が用いられてもよい。
上記熱硬化性樹脂には硬化剤が用いられる。その硬化剤としては、例えば、ポリフェノール系硬化剤、ポリアミン系硬化剤、カルボン酸ヒドラジド類、ジアミノマレオニトリル類、ジシアンジアミド、イミダゾール類ポリアミンのナイロン塩およびリン酸塩、ルイス酸およびそのアミン錯体などの使用が可能である。これらの硬化剤は、単独で用いられてもよいし、2種類以上が混合されて用いられてもよい。
また、樹脂層30aの少なくとも一部に熱硬化性樹脂が用いられることを条件として、この熱硬化性樹脂の他に、他の樹脂との複合樹脂からなる層が樹脂層30aを形成していてもよい。例えば、熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂との混合樹脂が望ましい。複合樹脂中に熱硬化性樹脂が含有されているので、このような樹脂層30aは、熱硬化後に再軟化することがなく、熱硬化性樹脂と同様に上述したような利点を具えているからである。
複合樹脂における熱可塑性樹脂の混合割合としては、例えば固形分で10質量%以上であって、70質量%以下程度である。15質量%以上であって、50質量%以下がより好適である。10質量%未満の熱可塑性樹脂の混合割合では、熱可塑性樹脂を混合することで期待される強靭化の効果が得られにくい。また、熱可塑性樹脂の混合割合が70質量%を越えると、熱可塑が支配的となる可能性があり、樹脂絶縁層30として好ましい特性が得られなくなってしまうおそれがある。
上記熱可塑性樹脂としては、例えばポリエーテルスルホン、ポリスルホン、ポリエーテルイミド、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリアリレート、ポリアミドイミド、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリオキシベンゾエート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリアセタール、ポリカーボネートなどが有利に用いられる。これらの熱可塑性樹脂は、単独で用いられてもよいし、2種類以上が併用されてもよい。
また、感光性樹脂としては、例えば、アクリル樹脂等が挙げられる。また、例えば熱硬化性樹脂に感光性を付与したものも感光性樹脂として用いられ得る。例えば、熱硬化性樹脂の熱硬化基(例えば、エポキシ樹脂におけるエポキシ基)にメタクリル酸やアクリル酸等を反応させ、アクリル基を付与したもの等が挙げられる。
プリント配線板10の製造方法の一実施形態が、図面を参照しながら説明される。
図1Aに示されるように、出発材料として、支持板80、キャリア銅箔80aおよび金属膜81が準備される。支持板80の両面にキャリア銅箔80aが積層される。加圧および加熱によりキャリア銅箔80aが支持板80に接合される。支持板80には、好ましくは、プリプレグ材が用いられる。プリプレグ材はキャリア銅箔80aとの接合と共に本硬化状態となる。プリプレグ材は、例えばガラスクロスなどの芯材にエポキシなどの絶縁性樹脂が含浸されている材料などからなるが、これに限定されず、他の材料が用いられてもよい。金属膜81の材料としては、表面上に、後述の第1パターン21aおよび第2パターン21bを含む配線層21(図1B参照)が形成され得るものであって、配線層21および後述の導体ポスト25(図1F参照)の材料が溶解するエッチング液で同様に溶解し得る材料が用いられる。金属膜81は、例えば金属箔から形成される。金属箔の例は、銅箔やニッケル箔である。金属膜81の厚さは、例えば、1μm以上であって、3μm以下である。また、キャリア銅箔80aとしては、例えば、15μm以上であって、30μm以下の厚さの銅箔が用いられる。好ましい厚さは18μmである。しかし、キャリア銅箔80aの厚さは、これに限定されず、他の厚さであってもよい。
キャリア銅箔80aと金属膜81との接合方法としては、特に限定されないが、例えば、キャリア銅箔80aと金属膜81とが両者の貼り付け面の略全面において図示されない剥離し易い熱可塑性の接着剤により接着されてもよい。或いは、キャリア銅箔80aと金属膜81は、後述の配線層21(図1B参照)の配線パターンが設けられない外周付近の余白部において、接着剤または超音波接続により接合されてもよい。また、キャリア銅箔80aと金属膜81とは、キャリア銅箔80aが支持板80に貼着される前に接合されてもよい。しかし、これに限定されず、例えば、支持板80として両面銅張積層板が用いられ、その表面の銅箔をキャリア銅箔80aとして、その上に単体の金属膜81が前述の方法などを用いて接合されてもよい。
なお、図1A〜1Fの例では、支持板80の両側の面に金属膜81が貼着され、それぞれの面において、配線層21、導体ポスト25および樹脂絶縁層30が形成されている。このような方法でプリント配線板10が製造されることは、配線層21や導体ポスト25などが2つ同時に形成されるという点で好ましい。しかしながら、支持板80の一方の面だけに配線層21などが形成されてもよい。また、支持板80の両側で互いに異なる回路パターンを含む配線層などが形成されてもよい。以下の説明では、支持板80の両面に同じ回路パターンを有する例が参照されて説明される。そのため、一方の面だけについて説明され、他面側に関する説明、および、各図面における他面側の符号は省略される。
図1Bに示されるように、金属膜81上に配線層21が形成される。配線層21の形成方法としては特に限定されないが、例えば電解めっき法が用いられる。金属層を安価で容易に形成することができる。金属膜81上にレジスト材(図示せず)が全面に塗布または積層される。レジスト材のパターニングにより、配線層21が形成される部分以外の所定の領域にめっきレジスト膜(図示せず)が形成される。続いて、めっきレジスト膜が形成されていない金属膜81上に、金属膜81をシード層として、例えば、電解めっきによるめっき層が形成される。その後、めっきレジスト膜が除去される。その結果、図1Bに示されるように、第1パターン21aおよび第2パターン21bを含む配線層21が所定の回路パターンで金属膜81上に形成される。配線層21は、好ましくは後述の導体ポストと同じ材料で形成される。好ましくは、配線層21は銅で形成される。また、配線層21は、好ましくは10μm以上であって、30μm以下の厚さに形成され得るが、これに限定されない。なお、配線層21は、後述のように、後の工程で金属膜81側の面(第1面F1)側がエッチングされ得る。エッチング後の厚さについては後述される。
図1Cに示されるように、配線層21が形成されていない金属膜81の表面上、すなわち第1パターン21aと第2パターン21bとの間および第2パターン21b同士の間、ならびに、配線層21の形成面、すなわち配線層21の金属膜81側の面(第1面F1)と反対側の面(第2面F2)および側面が、絶縁性樹脂組成物で覆われる。金属膜81の表面および配線層21の形成面を被覆する未硬化状態の樹脂層30aが形成される。
樹脂層30aの形成方法は特に限定されず、未硬化状態の樹脂層30aで配線層21と金属膜81を被覆し得るあらゆる方法が用いられ得る。例えば、フィルム状の樹脂組成物が配線層21上に積層されたうえで加熱される。そして加熱により軟化した樹脂を配線層21の側面や金属膜81上に流動させることにより、配線層21および金属膜81の露出面全てを覆う樹脂層30aが形成されてよい。また、樹脂層30aは、溶剤を含む樹脂組成物をロールコーター、カーテンコーターなどにより配線層21および金属膜81上に塗布することにより配線層21および金属膜81の露出面全てを覆うように形成されてもよい。また、樹脂層30aは、モールド成形に適した樹脂を用いた金型モールド成形法により形成されてもよい。いずれの方法においても、樹脂層30aは、未硬化状態で配線層21および金属膜81の露出面を覆うように形成される。
次いで、樹脂層30aに開口部31が形成される。露光および現像により開口部31が形成される場合、配線層21の導体ポスト25が形成される部分上の樹脂層30aを現像により除去するために、露光マスクが形成される。露光マスクを介して、紫外線、可視光性、放射線などの活性光線が樹脂層30aに照射される。現像液で現像されることにより開口部31が形成され得る。すなわち、感光性樹脂は光照射によって不溶化するネガ型であっても、光照射によって可溶化するポジ型であってもよい。ネガ型の場合に使用されるマスクは、導体ポスト25が形成される部分以外の領域の樹脂層30aを露光させる。ポジ型の場合に使用されるマスクは、導体ポスト25が形成される部分の樹脂層30aを露光させる。この結果、図1Dに示されるように、導体ポスト25が形成される部分の配線層21を露出している開口部31が形成される。
開口部31の形成は、未硬化の状態の樹脂層30aの導体ポスト25が形成される部分にレーザー光を照射することにより行われてもよい。使用するレーザーとしては、例えば、炭酸ガスレーザー、エキシマレーザー、UVレーザー、YAGレーザー等が挙げられる。
樹脂層30aは未硬化状態なので、露光および現像、ならびに、レーザー光の照射のいずれの方法で開口部31が形成されても、開口部31が形成される部分の樹脂層30aが容易に除去され得る。このため、開口部31内に樹脂残渣が生じ難いと考えられる。後述する開口部31内のデスミア処理などが容易または省略可能になることがある。
なお、開口部31の平面形状は、円形、楕円形、正方形、矩形、菱形、または格子状など、あらゆる形状にされてよい。樹脂層30aを露光および現像することにより開口部が形成される場合は、前述の露光マスクを所望の開口部の形状に合わせて形成することにより、任意の平面形状の開口部31が形成され得る。例えば開口部31の幅は、50〜250μmである。ここで、開口部31の幅とは、平面形状が円形の場合は直径、四角形の場合は対角線、楕円の場合は長軸および短軸の長さを意味する。
未硬化状態の樹脂層30aは、開口部31の形成における樹脂層30aの露光により硬化が進むかもしれない。それにより、図1Dに示されるように、半硬化状態の樹脂層30bが形成されてよい。また、樹脂層30aは、開口部31が形成された後に、一旦、取扱いの容易な好ましい半硬化状態の樹脂層30bとなるように、樹脂材料に応じて加熱、露光、および/または、乾燥されてもよい。
その後、例えば、ベーキング等により樹脂層30bは完全に硬化(本硬化)した状態にされる。図1Eに示されるように、樹脂絶縁層を貫通して配線層21の一部を露出させる開口部31を有する樹脂絶縁層30が形成される。
樹脂層30aの材料は、前述のように、未硬化状態から、露光などにより硬化状態が変化する樹脂であれば、特に限定されない。前述の熱硬化樹脂や感光性樹脂の他に、一般的なプリント配線板の樹脂絶縁層に用いられる材料が用いられてもよい。例えば、ガラス繊維などの芯材を含まない樹脂組成物であってよい。樹脂組成物としては、例えば、熱硬化性樹脂組成物、例えばエポキシ樹脂などが用いられ得る。また、シリカなどの無機フィラーが30質量%以上であって、80質量%以下で含有されているエポキシ樹脂が用いられてもよい。しかしながら、樹脂層30aの材料はこれらに限定されず、他の組成の樹脂が用いられてもよい。また、無機フィラーはシリカ系フィラーに限られず任意である。樹脂層30aの厚さは、特に限定されないが、配線板への薄型化の要求に対応しつつ、取扱いが容易な一定の剛性を併せもつ点で、100μm以上であって、200μm以下程度である。
樹脂絶縁層30が形成された後、好ましくは、バフ研磨が行われ、樹脂絶縁層30の形成時に生じたバリが除去される。なお、ベーキング等による樹脂層30bの本硬化は、後述の導体ポスト25の形成後に行われてもよい。この場合、開口部31を有する半硬化状態の樹脂層30bがめっきレジストとして使用されて、電解めっきにより導体ポスト25が形成される。その後、半硬化状態の樹脂層30bが除去されることなく本硬化され、樹脂絶縁層30に転化される。
開口部31にデスミア処理、例えば、酸や過マンガン酸、クロム酸などの酸化剤などに浸漬する化学的除去方法、あるいは、プラズマ放電やコロナ放電などを用いた物理的除去方法による処理が行われてもよい。デスミア処理により、開口部31内で配線層21の表面がより清浄な状態で露出され、樹脂残渣の少ない清浄な配線層21に、後述のように直接導体ポスト25が接続され得る。接続不良などが抑制される。配線層21と導体ポスト25との接合が非常に確実な接合となり得る。接合部に応力が加わっても、クラックが入ったり、ひび割れが入ったりすることが少ないと考えられる。開口部31のデスミア処理は、樹脂絶縁層30が未硬化状態(樹脂層30a)、および/または、半硬化状態(樹脂層30b)のときに行われてもよい。樹脂の硬化が進行していないため、開口部31内の樹脂残渣が、例えば化学エッチングなどにより容易に除去されると考えられる。
つぎに、開口部31内に導電性物質が充填される。配線層21の第1パターン21a上に導体ポスト25が形成される。導体ポスト25は、配線層21と同様に、例えば電解めっき法により形成される。金属膜81をシード層として、電解めっき処理により、開口部31内にめっき層が形成される。その結果、図1Fに示されるように、第1パターン21aの第2面F2上に電解めっきによるめっき層からなる導体ポスト25が形成される。導体ポスト25は、好ましくは配線層21と同じ材料で形成される。好ましくは、導体ポスト25は銅で形成される。開口部内への導電性物質の充填は、導電性ペーストの充填により行われてもよい。導電性ペーストとしては、銀、銅、金、ニッケルなどから選ばれる一または二以上の金属粒子などからなる導電性ペーストが使用され得る。
導体ポストの形成のための導電性物質の充填において、導電性物質は、樹脂絶縁層30の表面SF2よりも低く、または表面SF2と略同じ高さまで充填され得る。または、導電性物質は、表面SF2を超える高さまでさらに堆積されてもよい。したがって、導体ポストの配線層と反対側の端面25aは、樹脂絶縁層30の表面SF2より凹むか、略面一か、または該表面SF2よりも突出し得る。図1Fの例では、端面25aは表面SF2と略面一である。導体ポスト25の高さは、例えば30μm以上であって、180μm以下である。なお、導体ポスト25の先端部分は、後述のように、後の工程でエッチングされ得る。
導体ポスト25は、例えば、配線層21の第2パターン21bなどに接続される図示されていない半導体素子の所定の電極と他のプリント配線板などとを接続する接続部として用いられ得る。例えば、図示されていない半導体素子の電極数に相当する数の導体ポスト25が、プリント配線板10(図1H参照)の一方の面の外周部に、または全面に亘って設けられていてもよい。
導体ポスト25の形成工程後、樹脂絶縁層30は、図1Fに示されるように、第1パターン21aの側面および導体ポスト25が形成されていない部分の第2面F2、第2パターン21bの側面および第2面F2、ならびに導体ポスト25の側面を覆っている。実施形態では、樹脂絶縁層30は、開口部31を有するめっきレジストとして導体ポスト25の電解めっきによる形成において使用される半硬化状態の樹脂層30bが本硬化されることにより形成される。このため、前述の従来の方法のような、電解めっきにより導体ポストを形成するためのめっきレジストを、導体ポスト形成後に除去する工程が不要になる。また、新たに樹脂材料を供給して樹脂絶縁層30を形成するという工程が不要になる。さらに、めっきレジストを形成する材料も不要となり得る。工程面および材料面の無駄が削減され得る。この結果、プリント配線板10が安価に製造され得る。
つぎに、支持板80およびキャリア銅箔80aと、金属膜81とが分離される。図1Fに示されている配線板の工程途上品10aが加熱される。キャリア銅箔80aと金属膜81とを接合している図示されていない熱可塑性接着剤が軟化する。この状態で、支持板80およびキャリア銅箔80aに、金属膜81との界面に沿う方向の力が加えられ、キャリア銅箔80aと金属膜81とが引き離される。或いは、前述のように、両者が外周付近の余白部において接着剤または超音波接続により接合されている場合は、接合箇所よりも内周側で、キャリア銅箔80a、金属膜81、および支持板80が樹脂絶縁層30などと共に切断される。接着剤などによる接合箇所が切除されることにより、キャリア銅箔80aと金属膜81とが分離される。その結果、配線板の工程途上品10aは、2つの個別の工程途上品となる。この状態が図1Gに示されている。なお、図1Gには、図1Fにおいて支持板80の下面側に示されている配線板の工程途上品10aだけが示されている。
続いて、金属膜81が、例えばエッチングなどにより除去される。このエッチング液には、金属膜81、配線層21および導体ポスト25それぞれの構成材料がいずれも溶解され得るものが用いられてよい。この場合、金属膜81がエッチングで除去される時、樹脂絶縁層30の第2表面SF2と略面一か、または表面SF2よりも突出している導体ポスト25の先端部分が金属膜81と共にエッチングされる。また、金属膜81が略除去されて金属膜81の下の配線導体層21の第1面F1が露出してからも、第1パターン21aなどが隣接パターンと完全に電気的絶縁状態となるように、エッチングプロセスが継続されてもよい。これにより、金属膜81の除去により露出される配線層21の第1面F1側が、樹脂絶縁層30の第1表面SF1と面一の状態から、第1表面SF1より凹むようにエッチングされる。それと同時に、金属膜81がエッチングで除去されている時と同様に、導体ポスト25の先端部分も引き続きエッチングされる。金属膜81の除去後の、導体ポスト25の先端部分のエッチングの程度は任意である。導体ポスト25の端面25aが、樹脂絶縁層30の第2表面SF2よりも凹むまでエッチングされてもよく、或いは、第2表面SF2と面一か、第2表面SF2よりも突出した状態を維持する程度にエッチングされてもよい。図1Hに示される例では、配線層21の第1面F1が樹脂絶縁層30の第1表面SF1よりも凹み、導体ポスト25の端面25aが樹脂絶縁層30の第2表面SF2よりも凹んでいる。
図1Hに示されるように、配線層21の第1面F1が樹脂絶縁層30の第1表面SF1よりも凹んでいると、図示されない半導体素子などが、接合材などにより第2パターン21bなどに接続される場合に、第2パターン21b間の樹脂絶縁層30の部分により壁が形成される。電極が狭ピッチで配置されていても、隣接する第2パターン21b間で接合材などが接触して電気的にショート状態となることが防止され得る。また、図1Hに示されるように、導体ポスト25の端面25aが樹脂絶縁層30の第2表面SF2よりも凹んでいると、導体ポスト25の端面25a上における他のプリント配線板などとの接続において、樹脂絶縁層30の部分が壁となり、隣接する導体ポスト25間などで接合材などが接触して電気的にショート状態となることが防止され得る。
導体ポスト25の端面25aは、前述のように、樹脂絶縁層30の第2表面SF2と略面一か、または第2表面SF2よりも突出していてもよい。導体ポスト25がそのまま接合材として使用され得る。導体ポスト25と外部のマザーボードなどとを接合する接合材などからなる接合材層形成の必要がない。
金属膜81のエッチングが終了した後の樹脂絶縁層30の第1表面SF1から配線層21の第1面F1までの距離は、例えば0.1μm以上であって、5μm以下である。金属膜81の除去後に継続されるエッチング時間があまり長くならず、かつ、前述のように、第2パターン21b間での接合材の接触が防止され得る。導体ポスト25の端面25aが第2表面SF2よりも凹んでいる場合、樹脂絶縁層30の第2表面SF2から導体ポスト25の端面25aまでの距離は、例えば3μm以上であって、20μm以下である。導体ポスト25の先端部のエッチング中に同時にエッチングされる金属膜81が適度な薄さになり得る。かつ、接合材の接触が防止される。導体ポスト25の端面25aは樹脂絶縁層30の第2表面SF2よりも突出していてもよく、この場合、樹脂絶縁層30の第2表面SF2から導体ポスト25の端面25aまでの距離は例えば、0μm以上であって、10μm以下の長さである。導体ポスト25と外部のマザーボードなどとを接合する接合材として導体ポスト25自体が機能し得る。配線層21の厚さは、例えば10μm以上であって、30μm以下である。一定の導電性が確保されつつ、電解めっき法において比較的短い時間で配線層21が形成され得る。導体ポスト25の高さは、配線層21と、樹脂絶縁層30の第2表面SF2側で接続されるマザーボードなどとを接続できる高さであればよい。例えば30μm以上であって、180μm以下である。導体ポスト25がこのような高さに形成されると、数多く用いられている100μm程度の厚さの樹脂絶縁層に適用され得る点で好ましい。しかしながら、これら樹脂絶縁層30の第1表面SF1から配線層21の第1面F1までの距離、樹脂絶縁層30の第2表面SF2から導体ポスト25の端面25aまでの距離、配線層21の厚さ、および導体ポスト25の高さは、それぞれ、前述された範囲を上回る、もしくは下回る距離、厚さ、または高さであってもよい。
金属膜81の除去後に、図2に示されるように、表面保護膜28が、配線層21の第1面F1および導体ポスト25の端面25aに形成されてもよい。表面保護膜は、酸化などの腐食に対して配線層21や導体ポスト25を保護する。表面保護膜は、ハンダなどの接合材やボンディングワイヤなどとの良好な接合性を得るために第1面F1や端面25a上に形成される膜であってもよい。表面保護膜28の形成は、Ni/Au、Ni/Pd/Au、またはSnなどの複数または単一の金属膜をめっき法により形成することにより行われてよい。また、液状の保護材料内への浸漬や保護材料の吹付けなどにより有機保護膜(OSP)が形成されてもよい。表面保護膜は、配線層21の第1面F1と導体ポスト25の端面25aとの両方に形成されてよく、いずれか一方だけに形成されてもよい。また、配線層21の第1面F1と導体ポスト25の端面25aとで、異なる材料の表面保護膜が形成されてもよい。
また、表面保護膜の形成に加えて、または表面保護膜が形成されずに、導体ポスト25の端面25a上にさらに、導体ポスト25と外部のマザーボードなどとを接合する接合材からなる接合材層(図示せず)が形成されてもよい。接合材層の材料としては好ましくはハンダが用いられる。接合材層は、ペースト状のハンダの塗布やハンダボールを配置して一旦溶融後硬化させたり、めっき法を用いたりして形成され得る。しかしながら、接合材層の材料や形成方法は、特に限定されず、他の材料および方法が用いられ得る。
以上の工程を経ることにより、図1Hに示される配線板10が完成する。完成した配線板10には、第2パターン21b上に図示されていない半導体素子が接続され得る。また、導体ポスト25の端面25aは、配線板10を用いる電子機器などのマザーボードなどに接続されてよく、或いは、図示されていない他のプリント配線板に接続されて多層プリント配線板を形成してもよい。
実施形態の配線板10の製造方法では、樹脂絶縁層30が、第1表面SF1に配線層21を埋め込むように形成されているので、配線板10が薄く形成され得る。配線層21にファインな配線パターンが形成されても、配線層21と樹脂絶縁層30との密着性が維持され得る。
実施形態のプリント配線板の製造方法によれば、未硬化状態の樹脂層30aが、露光や加熱などにより硬化して、導体ポスト25形成用のめっきレジストとして用いられる。導体ポスト25が内部に形成されるめっきレジストの開口部31は未硬化状態の樹脂層30aに形成される。テーパ度合いの少ない、すなわち所定の大きさを有する開口部31が容易に形成されると考えられる。開口部31内の樹脂残渣も少ないと考えられる。導体ポスト25が配線層21と強固に密着して形成される。プリント配線板10がその使用時に周囲の温度変化などに晒されても、配線層21と導体ポスト25との結合部分にクラックが生じることが少ないと考えられる。非常に信頼性の高いプリント配線板を得ることができる。また、導体ポスト25の形成後、めっきレジストとして用いられた硬化後の樹脂層が、そのまま樹脂絶縁層30とされる。めっきレジストの除去および樹脂絶縁層30の形成工程が不要になる。また、めっきレジストを形成する材料も不要となり得る。プリント配線板10を安価に製造することが可能となり得る。
一実施形態の配線板の製造方法および他の実施形態の配線板の製造方法は、図1A〜1Hを参照して説明された方法に限定されず、その条件や順序などは任意に変更され得る。また、特定の工程が省略されてもよく、別の工程が追加されてもよい。
10 プリント配線板
21 配線層
21a 第1パターン
21b 第2パターン
25 導体ポスト
25a 導体ポストの端面
28 表面保護膜
30 樹脂絶縁層
30a 未硬化状態の樹脂層
30b 半硬化状態の樹脂層
31 開口部
80 支持板
80a キャリア銅箔
81 金属膜
F1 配線層の第1面
F2 配線層の第2面
SF1 樹脂層の第1表面
SF2 樹脂層の第2表面

Claims (9)

  1. プリント配線板の製造方法であって、
    支持板の少なくとも一面に金属膜を貼着することと、
    所定のパターンを有する配線層を前記金属膜上に形成することと、
    前記金属膜の表面および前記配線層形成面上に未硬化状態の樹脂層を形成することと、
    前記未硬化状態の樹脂層に前記樹脂層を貫通して前記配線層の一部を露出させる開口部を形成することと、
    前記樹脂層を硬化させることにより樹脂絶縁層を形成することと、
    前記開口部内に導電性物質を充填し、前記配線層と接続する導体ポストを形成することと、
    前記支持板と前記金属膜とを分離することと、
    前記金属膜を除去することにより前記配線層と前記樹脂絶縁層とを露出させること
    とを有する。
  2. 請求項1記載のプリント配線板の製造方法であって、
    前記樹脂層として感光性樹脂が用いられ、未硬化状態の該感光性樹脂に前記開口部が形成される。
  3. 請求項2記載のプリント配線板の製造方法であって、
    前記樹脂層への開口が露光および現像することにより行われる。
  4. 請求項3記載のプリント配線板の製造方法であって、
    前記未硬化状態の感光性樹脂を露光により半硬化状態とすることを含んでいる。
  5. 請求項4記載のプリント配線板の製造方法であって、
    さらに、前記半硬化状態の樹脂層を加熱により本硬化することを含んでいる。
  6. 請求項1記載のプリント配線板の製造方法であって、
    前記樹脂層への開口がレーザー光照射により行われる。
  7. 請求項1記載のプリント配線板の製造方法であって、
    前記樹脂層が、無機フィラーを30〜80質量%含有するエポキシ樹脂からなる。
  8. 請求項1記載のプリント配線板の製造方法であって、
    前記導体ポストの形成において、前記導電性物質が、前記樹脂の表面と略同じ高さまで充填される、または、該表面を超える高さまでさらに堆積されることにより、前記配線層と反対側の端面が前記樹脂絶縁層の表面と略面一か、または該表面よりも突出する前記導体ポストが形成され、
    前記導体ポストの前記端面が前記樹脂絶縁層の表面よりも凹むように、前記金属膜がエッチングにより除去される。
  9. 請求項1記載のプリント配線板の製造方法であって、
    前記導体ポストの高さが30〜180μmであり、幅が50〜250μmである。
JP2015083461A 2015-04-15 2015-04-15 プリント配線板の製造方法 Pending JP2016207696A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015083461A JP2016207696A (ja) 2015-04-15 2015-04-15 プリント配線板の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015083461A JP2016207696A (ja) 2015-04-15 2015-04-15 プリント配線板の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016207696A true JP2016207696A (ja) 2016-12-08

Family

ID=57487355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015083461A Pending JP2016207696A (ja) 2015-04-15 2015-04-15 プリント配線板の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016207696A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112119101A (zh) * 2018-06-14 2020-12-22 捷恩智株式会社 聚合性组合物、墨水、转印铸模及电极构件的制造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112119101A (zh) * 2018-06-14 2020-12-22 捷恩智株式会社 聚合性组合物、墨水、转印铸模及电极构件的制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8238114B2 (en) Printed wiring board and method for manufacturing same
JP4126038B2 (ja) Bgaパッケージ基板及びその製作方法
JP6711509B2 (ja) プリント回路基板、半導体パッケージ及びその製造方法
US20060060558A1 (en) Method of fabricating package substrate using electroless nickel plating
CN105813403A (zh) 多层刚-柔性印刷电路板
JP2006032887A (ja) 受動素子チップ内蔵型の印刷回路基板の製造方法
JP2009099649A (ja) 配線基板の製造方法
JP6385635B2 (ja) 配線基板の製造方法
TWI481329B (zh) 貫通孔形成方法及配線電路基板的製造方法
JP2007173727A (ja) 配線基板の製造方法
JP2016207696A (ja) プリント配線板の製造方法
JP4456834B2 (ja) レーザ加工方法およびこれに用いるキャリア付金属箔
JP2004055777A (ja) 複合多層配線基板の製造方法
JP2001060769A (ja) 配線板の製造方法
JP4491159B2 (ja) 多層配線基板の製造方法
JP2004087697A (ja) 配線基板の製造方法
JP2011100792A (ja) 配線基板の製造方法
JP2000294933A (ja) 多層回路基板及びその製造方法
JP6219787B2 (ja) 配線基板の製造方法
JP2016167621A (ja) 配線基板
JP2022115401A (ja) 配線基板及び配線基板の製造方法
JPH11126803A (ja) Tabテープの製造方法
JP3327189B2 (ja) 多層配線tabテープの製造方法
KR101682555B1 (ko) 미세 패턴 제조방법
JP2019161104A (ja) プリント配線板およびその製造方法